JP3276775B2 - 機能拡張用ボックス - Google Patents
機能拡張用ボックスInfo
- Publication number
- JP3276775B2 JP3276775B2 JP10989394A JP10989394A JP3276775B2 JP 3276775 B2 JP3276775 B2 JP 3276775B2 JP 10989394 A JP10989394 A JP 10989394A JP 10989394 A JP10989394 A JP 10989394A JP 3276775 B2 JP3276775 B2 JP 3276775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- hook
- mounting portion
- electronic device
- portable electronic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
電子機器の機能拡張用ボックスに関する。
に開示されているように、いわゆるノートブック型パソ
コン、ラップトップ型パソコン等の携帯型電子機器の携
帯性を確保し、かつ、その機能をデスクトップ型のパソ
コンと同等もしくはそれ以上にまで拡張するために、機
能を拡張するための回路を収納した機能拡張用ボックス
を設け、このボックスに携帯型電子機器を着脱すること
が提案されている。
とは、例えば携帯型電子機器に設けられた雄コネクタを
機能拡張用ボックスに設けた雌コネクタに差し込むこと
で電気的に接続するようにしてあり、又、これらコネク
タが不用意に抜けないようにするため、コネクタの挿抜
方向への両者の相対的移動を禁止する手段が設けられて
いる。
機能拡張用ボックスでは、コネクタの挿抜方向への両者
の相対的移動の禁止しか考慮されておらず、上記挿抜方
向と直交する例えば垂直方向への移動については何ら考
慮されていなかった。このため、機能拡張用ボックスと
携帯型電子機器との接続時、携帯型電子機器を垂直方向
に持ち上げようとするとその応力は上記接続コネクタに
集中し、このコネクタが破壊される危惧があった。
携帯型電子機器の着脱はユーザが人力により行うもので
あるので正確にコネクタの挿抜方向に両者を相対的に移
動できるとは限らず、コネクタのピンやレセプタの変形
が生じ易くなり、接触不良の発生原因となっていた。
てなされたもので、第1の特徴は、載置部と、該載置部
後端において上記載置部上面と直交する立壁を有する収
納部と、上記立壁と直交する方向にスライド可能に上記
載置部上面に配置されたトレーと、上記立壁面に取り付
けられ上記トレーの所定位置に携帯型電子機器を載置し
た状態で上記トレーを上記立壁方向にスライドさせた際
上記携帯型電子機器の背面に配された外部接続端子と接
続されるコネクタと、上記両コネクタの接続のための上
記トレーのスライドに連動して上記携帯型電子機器の上
記載置部上面と直交する方向への移動を禁止する手段と
を備えたことにある。
端が上記載置部上面に突出可能であると共に上記立壁及
び載置部上面と直交する面内で回転可能に一端が上記載
置部内に軸支されたフック手段と、該フック手段先端の
鉤状部が上記載置部表面に突出可能とするために上記載
置部上面に穿設された第1の開口部と、上記鉤状部が上
記載置部表面に突出するように常時上記フック手段を付
勢する手段と、上記トレーが上記両コネクタが接続され
る位置にある時上記第1の開口部直上に位置するように
上記トレーに穿設された第2の開口部とを備え、上記ト
レーが上記両コネクタが接続される位置にスライドされ
ると上記第1、第2の開口部を介して上記フック手段の
鉤状部が上記トレー上に載置された携帯型電子機器裏面
に形成されている係止部に係止し、一方上記両コネクタ
の接続が解除される方向に上記トレーがスライドされる
と上記フック手段は上記付勢手段の付勢力に坑する上記
トレーのスライド力により上記トレー下に回倒されるよ
うに構成したことにある。
と携帯型電子機器との接続時、垂直方向への相対的移動
を防止できると共に、機能拡張用ボックスと携帯型電子
機器とのコネクタの挿抜方向への両者の相対的移動はト
レーをスライドさせることにより行える。また、第2の
特徴によれば、トレーのスライドと連動して機能拡張用
ボックスと携帯型電子機器との接続時のみ自動的に両者
の垂直方向への相対的移動を防止できる。
器の機能拡張用ボックス(1)を示す外観斜視図であ
る。
該載置部(2)後端において上記載置部(2)上面と直
交する立壁(3)を有する収納部(4)とからなる。上
記載置部(2)上面には図1及び図2中に矢印Aで示す
方向にスライド可能にトレー(5)が載置されている。
該トレー(5)表面には、A4サイズのノート型パソコ
ン(以下、A4PCと称す)とA4サイズより小さなサ
イズのサブノート型パソコン(以下、サブPCと称す)
とを選択的に載置可能である。
表面には上記A4PC及びサブPCの載置位置を規定す
るための第1〜第5規制部材(6)〜(10)が装着さ
れている。第1規制部材(6)はトレー(5)表面の左
辺中程においてトレー(5)のスライド方向(図中矢印
A方向)と平行に延在し、図3中一点鎖線で示すA4P
C(11)及び二点鎖線で示すサブPC(12)の左端
位置を規定する。第2規制部材(7)はトレー(5)表
面の右辺に沿って延在し、A4PC(11)の右端位置
を規定する。第3規制部材(8)はトレー(5)表面の
前縁略中央より右辺方向に延在し、かつ、その平面形状
は左から右に向って上昇する階段状となっている。そし
て、その第1段目(13)はサブPC(12)の前端位
置を規定し、2段目(14)はA4PC(11)の前端
位置を規定する。第4規制部材(9)は、図3中トレー
(5)の左下角より左辺に沿って延在する固定部(1
5)と該固定部(15)中央において上記トレー(5)
のスライド方向と平行に延在する軸(16)を中心に回
動保持された回動片(17)とを備える。上記固定部
(15)の右側面は第1規制部材(6)の右側面と同一
平面上に位置し、従って固定部(15)も第1規制部材
(6)と同様にA4PC(11)及びサブPC(12)
の左端位置を規定する。上記回動片(17)は、図3中
破線で示す如くトレー(5)表面上に回倒させると第1
規制部材(6)と対向する面が第3規制部材(8)の2
段目(14)と面一となりA4PC(11)の前端位置
を規定することとなる。また、上記回動片(17)を回
倒させた状態では、サブPC(12)の所定位置への載
置が妨げられる。第5規制部材(10)はトレー(5)
に穿設された逆L字状開口(18)内に配され、かつ、
この開口と相似形を有する。そして、トレー(5)の裏
面側を示した図4に明示する如くその長辺が軸(19)
により回転自在に軸支され、かつ、板バネ(20)によ
りトレー(5)表面側に常時付勢される。この結果、上
記付勢力に抗する力が作用しない限り、図1及び図2に
示す如く第5規制部材(10)の表面はトレー(5)表
面よりわずかに突出する。また、上記第5規制部材(1
0)の裏面には図4中紙面垂直方向に延在する突起(2
1)が形成されている。
1)及びサブPC(12)の共通載置位置にはトレー
(5)のスライド方向に延在する長孔(22)が穿設さ
れ、かつ、トレー(5)の左辺端には切欠(23)が形
成されている。この切欠(23)は図3においてトレー
(5)のスライド方向と直交する辺と、この辺のトレー
(5)中央側よりトレー(5)の左辺前縁側に向って傾
斜するテーパ辺とを有する。
如く、トレー(5)スライド用のローラ(24)(2
4)、トレー(5)のスライド範囲を規制する第1スト
ッパ(25)、トレー(5)の略中央においてトレー
(5)のスライド方向に延在する一対の第1のガイドリ
ッジ(26)(26)、該ガイドリッジ(26)(2
6)により囲繞された溝(27)内に配された第1スプ
リング(28)を有する。該スプリング(28)はその
一端がトレー(5)の後端近傍(図1及び図2において
立壁(3)に近接する位置)に固定されている。
スプリング(28)の他端は載置部(2)表面の前端側
に形成された係止部(29)に係止される。この係止部
(29)はトレー(5)のスライド方向に延在する一対
の第2のガイドリッジ(30)(30)により囲繞され
た溝(31)内に位置する。また、上記第2ガイドリッ
ジ(30)(30)間の溝幅aはトレー(5)裏面の第
1ガイドリッジ(26)(26)の幅b(図4中に明
示)より大となり、トレー(5)の載置部(2)上への
装着時上記第1ガイドリッジ(26)(26)は第2ガ
イドリッジ(30)(30)間に位置する。従って、上
記トレー(5)は上記各リッジ(26)(26)(3
0)(30)の延在方向に沿って第1スプリング(2
8)の付勢力により常時載置部(2)の前端方向に付勢
される。
ー(5)のスライドを助けるローラ(32)(32)、
マイクロスイッチ(33)、フック手段(34)及び第
2ストッパ(35)を有する。上記スイッチ(33)は
図2に示す如くトレー(5)が載置部(2)の前端まで
完全に引出された状態(以下、リリース状態という)の
時にトレー(5)上の第5規制部材(10)の突起(2
1)直下に位置し、第5規制部材(10)が板バネ(2
0)の付勢力に抗して載置部(2)表面側に押入まれた
時オンとなる。また、フック手段(34)は図6及び図
7にその詳細を示す如く載置部(2)内部において軸
(36)に軸支されると共にバネ(37)からなる付勢
手段により先端が載置部(2)表面に穿設された開口
(38)を介して載置部(2)表面上に突出するよう付
勢される。上記開口(38)は図1に示すトレー(5)
のセット状態時トレー(5)に穿設された長孔(22)
直下に位置するので、上記フック手段(34)の先端は
図1からも明らかなようにトレー(5)表面に突出す
る。この時フック手段(34)の先端鉤状部(39)は
立壁(3)と対向する。また、この鉤状部(39)と軸
(36)の中間に形成され立壁(3)方向に突出する当
接部(40)は上記長孔(22)の立壁(3)側壁面に
当接する。更に、上記鉤状部(39)はトレー(5)上
の所定位置に載置されたA4PC(11)又はサブPC
(12)の底面に形成された係止部(41)に係止され
る。この結果、トレー(5)のセット状態でのA4PC
(11)又はサブPC(12)の取外しを防止する。一
方、上記トレー(5)が立壁(3)より離間する方向へ
スライドすると図7に示す如く上記スライド力がフック
手段(34)の当接部(40)を介してバネ(37)の
付勢力に対する抗力として作用し、トレー(5)のスラ
イドに従って載置部(2)内方に回倒され、その結果A
4PC(11)又はサブPC(12)の係止部(41)
に対する鉤状部(39)の係止も解除され、トレー
(5)上からA4PC(11)又はサブPC(12)の
取外しを可能とする。尚、上記トレー(5)の立壁
(3)から離間する方向へのスライドは上記第1、第2
ストッパ(25)(35)により規制される。即ち、上
記離間方向へのスライドは第1、第2ストッパ(25)
(35)が当接する位置まであり、その位置は図2に示
す如くトレー(5)の後端が載置部(2)の略中央に位
置する位置であり、この状態が上述のリリース状態であ
る。
(2)の左右端は中央部より若干高い段部(42)(4
2)となり、かつ、該段部(42)(42)より載置部
(2)中央に向って突き出した庇部(43)(43)を
有する。この庇部(43)(43)はトレー(5)の左
右両端の一部を覆い、トレー(5)の載置部(2)表面
垂直方向への取外しを防止する。
一列に第1〜第3角孔(44)〜(46)が形成されて
いる。この各角孔(44)〜(46)からは載置部
(2)左側壁に配された第1レバー(47)に連動して
第1〜第3押出部材(48)〜(50)が載置部(2)
上部に突出可能となっている。上記第2、第3角孔(4
5)(46)の略中央にはA4PC(11)との電気的
接続を行なうための第1コネクタ(51)が装着されて
いる。また、第1、第2角孔(44)(46)間には立
壁(3)から載置部(2)表面に亘て穿設された開口
(52)が位置する。該開口(52)からは収納部
(4)側壁の第2レバー(53)に連動して後述のサブ
コネクタ部(54)(図1、2には図示せず)が載置部
(2)表面上に昇出可能となっている。
出部材(48)〜(50)との連動機構及び第2レバー
(53)とサブコネクタ部(54)との連動機構を示す
上面図、図9及び図10はこれら連動機構を示す斜視図
であり、以下では図8〜図10に基づいて各連動機構を
説明する。
夫々第1〜第3のクランク部材(55)〜(57)に回
動可能に軸支されている。また、上記クランク部材(5
5)〜(57)の夫々の一端は収納部(4)内に回動可
能に軸支された第1シャフト(58)に固定されてい
る。従って、該第1シャフト(58)の回動に伴なって
第1〜第3押出部材(48)〜(50)は上記トレー
(5)のスライド方向(図中矢印A方向)にスライド可
能である。
連結ピン(59)を介してスライド板(60)が連結さ
れている。このスライド板(60)は載置部(2)の左
端においてトレー(5)のスライド方向に延在する。ま
た、このスライド板(60)の略中央には開口(61)
が穿設され(図9及び図10参照)、かつ、該開口(6
1)の載置部(2)前端側において第1レバー(47)
が軸(62)により回動自在に軸支されている(図8参
照)。
部(2)内方に突出した突片(63)を有する。該突片
(63)の先端は載置部(2)内において軸(64)に
回動自在に保持された揺動板(65)の一端外方に装着
された案内板(66)に当接する。
7)により図8中反時計方向に常時付勢されると共にソ
レノイド(68)を駆動することにより上記スプリング
(67)の付勢力に抗して時計方向にも回動する。上記
ソレノイド(68)の駆動は図1及び図2に示すスイッ
チ(69)の押下後所定時間(本実施例では10秒間)
行われるように図示しない電気回路により行われる。
(65)との関係を図11〜図13を用いて説明する。
い時の状態を示す。この時揺動板(65)はスプリング
(67)により反時計方向に付勢されるので、第1レバ
ー(47)の突片(63)が案内板(66)に当設する
位置関係にあると、第1レバー(47)は完全に載置部
(2)内方に収納される(非操作位置)。一方、図12
に示す如くソレノイド(68)が駆動すると、スプリン
グ(67)の付勢力に抗して揺動板(65)は時計方向
に回動し、その結果第1レバー(47)は載置部(2)
外方に突び出す(操作位置)。これにより、上記第1レ
バー(47)によるスライド板(60)の載置部(2)
前端方向へのスライド操作が容易となる。また、上記ソ
レノイド(68)の駆動は所定時間保持され、この間案
内板(66)はスライド板(60)と略平行に保持され
るので図13に示す如く、上記案内板(66)は上記第
1レバー(47)の姿勢保持及びガイド役として作用す
る。
は、上記トレー(5)のロック作用がある。即ち、図1
に示す如きトレー(5)のセット状態においてソレノイ
ド(68)が駆動されていない時には、図11に一点鎖
線で示す如くトレー(5)の切欠(23)が揺動板(6
5)の案内板(66)近傍において図11中紙面垂直方
向に延在し、かつ、その断面形状が上記切欠(23)と
相似のロック部材(70)に係止される。従って、図1
1の状態ではトレー(5)がセット状態位置に固定され
る。一方、図12又は図13に示す如くソレノイド(6
8)が駆動された状態では切欠(23)とロック部材
(70)との係止は解除されるため、トレー(5)はス
ライド可能となる。
の駆動をスイッチ(69)の押下後所定時間以内とした
が、これはスイッチ(69)の誤操作による上記切欠
(23)とロック部材(70)との係止解除状態期間を
極力短くし、不所望なトレー(5)のスライドを防止す
るためである。上記不所望なトレー(5)のスライドが
パソコンの使用中に生じると後述するようにパソコンと
拡張ボックス(1)との電気的接続がオープンとなり誤
動作の原因となる。一方、上記ソレノイド(68)の駆
動を上記スイッチ(69)の押下後、上記トレー(5)
がセット状態位置より移動するまでは上記駆動状態を解
除しないように構成することも可能である。但し、この
時には上記ソレノイド(68)の駆動とは無関係に上記
トレー(5)をセット状態位置にロック可能とする機構
を備えることにより上記誤動作の発生を防止する。
(55)は第3スプリング(71)により常時収納部
(4)後方に付勢されている。従って、各押出部材(4
8)〜(50)及びスライド板(60)も上記第3スプ
リング(71)の付勢力により収納部(4)後方方向へ
付勢される。
おいて上記第1シャフト(58)と平行に軸支された第
2シャフト(72)と、該第2シャフト(72)に一端
が固定されたサブマウント(76)と、該サブマウント
(76)の他端左右に固定された第1、第2の補助押出
部材(74)(75)と、該補助押出部材(74)(7
5)間のサブマウント(76)上に配された第2コネク
タ(73)とを有する。また、上記サブコネクタ(5
4)は第2シャフト(72)の一端に固定された第2レ
バー(53)の操作により上記第1、第2の補助押出部
材(74)(75)及び第2コネクタ(73)が図1、
図2に示す開口(52)より載置部(2)表面に昇出す
るように第2シャフト(72)を軸として回動する。図
9は補助押出部材(74)(75)及び第2コネクタ
(73)が収納部(4)内に収納されている状態を示
し、図10は載置部(2)表面に昇出している状態を示
す。この昇出状態では第1、第2補助押出部材(74)
(75)は夫々第1、第2押出部材(48)(49)の
前方に位置する。また、上記第1、第2押出部材(7
4)(75)は共に図14に示す如く第4スプリング
(77)により図中左方向(図10中では第2シャフト
(72)方向)に付勢され、かつ、両端に穿設された開
孔と連通する連通通路内をスライド可能な押出棒(7
8)(79)を有する。この押出棒(78)(79)は
図10に示す状態よりスライド板(60)のスライドに
伴なって第1、第2押出部材(48)(49)が載置部
(2)方向に押出されると、その先端が押出棒(78)
(79)の第2シャフト(72)側に当接し、この押出
棒(78)(79)の他端を載置部(2)前端方向に突
出させる。
(50)等の作用について、図15〜図18を用いて説
明する。
ス状態においてトレー(5)上の第1〜第4規制部材
(6)〜(9)で規定される所定位置にA4PC(1
1)を載置し(図3参照)、その後上記トレー(5)を
図1に示す如きセット状態位置にスライドさせると図1
5に示すように第1コネクタ(51)はA4PC(1
1)の背面に配された外部接続コネクタ(80)に接続
される。また、この状態では図11に示す如くトレー
(5)の切欠(23)とロック部材(70)とは係止状
態にあり、トレー(5)のスライドを禁止する。更に、
図6に示す如くフック手段(34)の鉤状部(39)が
A4PC(11)底面の係止部(41)に係止されるの
で、A4PC(11)に対して上向きの力が働いたとし
てもA4PC(11)がトレー(5)から離脱されるこ
とはない。
9)が操作されるとソレノイド(68)が駆動し、図1
2に示す如く揺動板(65)を時計方向に回動させ、第
1レバー(47)を載置部(2)側面に突出させると共
に切欠(23)とロック部材(70)との係止状態が解
除される。この係止状態が解除されると、第1スプリン
グ(28)の付勢力によりトレー(5)はリリース状態
位置方向に付勢されることとなるが、実際には第1コネ
クタ(51)と外部接続コネクタ(80)との接続力が
上記第1スプリング(28)の付勢力より大となるた
め、図15に示す位置関係は保持されたままとなる。
す如く載置部(2)前端方向にスライドさせると、この
スライドに連動して第1〜第3押出部材(48)〜(5
0)が載置部(2)方向に突出し、図16に示す如くA
4PC(11)の背面を載置部(2)の前端方向に押出
し、第1コネクタ(51)と外部接続コネクタ(80)
との接続が解除される。尚、この時第1コネクタ(5
1)は第2、第3押出部材(49)(50)間の中央に
位置するため、上記コネクタに対する応力は均等に加わ
り、コネクタを構成するピン等の損傷を防ぐことができ
る。
外部接続コネクタ(80)との接続が解除されると、ト
レー(5)のスライドは自由となり、A4PC(11)
自身が重くとも第1スプリング(28)の付勢力により
容易にトレー(5)をリリース状態位置までスライドさ
せることが可能となる。
(12)をトレー(5)上の第1、第3〜第5規制部材
(6)(8)〜(10)により規定される所定位置(図
3参照)に載置させ、かつ、トレー(5)をセット状態
位置(図1参照)にスライド移動させる際には、図17
に示す如く第1、第2補助押出部材(74)(75)及
び第2コネクタ(73)が載置部(2)表面に露出する
ように予め第2レバー(53)を操作しておくことによ
り、図17に示す如くセット状態位置にトレー(5)が
到達した時点で第2コネクタ(73)はサブPC(1
2)背面に配された外部接続コネクタ(82)と接続さ
れる。
(69)が操作されない限り、図15に示したA4PC
(11)と同様にフック手段(34)によりサブPC
(12)の上方向への離脱が防止されると共に、ロック
部材(70)と切欠(23)との係止によりトレー
(5)のスライドも禁止される。このような状態におい
てスイッチ(69)が操作されると上記係止は解除され
トレー(5)のスライドは自由となるが第2コネクタ
(73)と外部接続コネクタ(82)との接続力により
図17に示す位置関係が保持される。その後、第1レバ
ー(47)を図13に示す如く載置部(2)前端方向に
スライドさせると、このスライドに連動して第1〜第3
押出部材(48)〜(50)が載置部(2)方向に突出
するが、サブPC(12)背面と収納部(4)の立壁
(3)とは離間し、従って第1レバー(47)を最大限
載置部(2)前端方向に操作しても第1〜第3押出部材
(48)〜(50)の先端が直接サブPC(12)の背
面に当接することはない。しかし、サブPC(12)と
第1、第2押出部材(48)(49)との間に位置する
第1、第2補助押出部材(74)(75)の押出棒(7
8)(79)が上記第1、第2押出部材(48)(4
9)の突出に伴なってサブPC(12)方向に突出しサ
ブPC(12)背面を載置部(2)前端方向に押出すこ
ととなるので、図18に示す如く第2コネクタ(73)
と外部接続コネクタ(82)との接続が解除されてトレ
ー(5)のスライドが自由に行なえるようになる。尚、
上記第2コネクタ(73)と外部接続コネクタ(82)
との接続の解除時、サブPC(12)のコネクタ(8
2)に与えられる応力は、上記コネクタ(82)が第
1、第2補助押出部材(74)(75)の中央に位置す
るため均等となり、コネクタのピン等を損傷することは
ない。
(33)は上述した如くトレー(5)にA4PC(1
1)が載置され、かつ、このトレー(5)がリリース状
態にある時のみオンする。また、上記第2操作レバー
(53)の操作位置は図示しないマイクロスイッチ等の
検出手段により検出される。従って、第2コネクタ(7
3)等が載置部(2)表面に露出し、かつ、A4PC
(11)がトレー(5)上に載置された状態は上記マイ
クロスイッチ(33)と検出手段の検出結果に基づいて
判別し、ユーザに報知できるので、A4PC(11)と
第2コネクタ(73)等の不所望な衝突による損傷は回
避できる。
線で示すCRT載置台(83)を重畳した様子を示す。
この載置台(83)は収納部(4)の後端から載置部
(2)前端方向に延在する平坦部(84)を備える。こ
の平坦部(84)の前縁(85)はトレー(5)がリリ
ース状態にある時のトレー(5)の後端と略一致する。
を載置した状態に置いてもトレー(5)上へのパソコン
の着脱を容易に行なえる。
ボックス(1)内には上述の機能の他に音声、映像等の
マルチメディアデータを処理及び出力するための回路、
CD−ROM駆動回路、電源回路等の種々の機能拡張用
の回路が収納される。
携帯型電子機器とのコネクタの挿抜方向への両者の相対
的移動はトレーをスライドさせることにより正確に行え
るので、上記両者間の着脱時にコネクタのピンやレセプ
タが変形することを防止できる。また、機能拡張用ボッ
クスと携帯型電子機器との接続時、フック手段により上
記携帯型電子機器は上記機能拡張用ボックスの載置部上
に固定できるので、不所望な垂直方向への相対的移動を
防止できる。更には、上記フック手段はトレーのスライ
ドと連動して機能拡張用ボックスと携帯型電子機器との
接続時のみ自動的に両者の垂直方向への相対的移動を禁
止するので、この相対的移動の禁止のための別途操作が
不要となるため操作性が高まる。
するための平面図である。
図である。
図である。
面上面図である。
面上面図である。
面上面図である。
面図である。
である。
である。
である。
である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 載置部と、該載置部後端において上記載
置部上面と直交する立壁を有する収納部と、上記立壁と
直交する方向にスライド可能に上記載置部上面に配置さ
れたトレーと、上記立壁面に取り付けられ上記トレーの
所定位置に携帯型電子機器を載置した状態で上記トレー
を上記立壁方向にスライドさせた際上記携帯型電子機器
の背面に配された外部接続端子と接続されるコネクタ
と、上記両コネクタの接続のための上記トレーのスライ
ドに連動して上記携帯型電子機器の上記載置部上面と直
交する方向への移動を禁止する手段とを備え、上記禁止
手段は、先端が上記載置部上面に突出可能であると共に
上記立壁及び載置部上面と直交する面内で回転可能に一
端が上記載置部に軸支されたフック手段と、該フック手
段先端の鉤状部が上記載置部表面に突出可能とするため
に上記載置部上面に穿設された第1の開口部と、上記鉤
状部が上記載置部表面に突出するように常時上記フック
手段を付勢する手段と、上記トレーが上記両コネクタが
接続される位置にある時上記第1の開口部直上に位置す
るように上記トレーに穿設された第2の開口部とからな
り、上記トレーが上記両コネクタが接続される位置にス
ライドされると上記第1、第2の開口部を介して上記フ
ック手段の鉤状部が上記トレー上に載置された携帯型電
子機器裏面に形成されている係止部に係止し、一方上記
両コネクタの接続が解除される方向に上記トレーがスラ
イドされると上記フック手段は上記付勢手段の付勢力に
抗する上記トレーのスライド力により上記トレー下に回
倒されることを特徴とする機能拡張用ボックス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10989394A JP3276775B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 機能拡張用ボックス |
US08/413,777 US5737541A (en) | 1994-03-30 | 1995-03-30 | Box for functional expansion of a portable electronic equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10989394A JP3276775B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 機能拡張用ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07319584A JPH07319584A (ja) | 1995-12-08 |
JP3276775B2 true JP3276775B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=14521837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10989394A Expired - Lifetime JP3276775B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-05-24 | 機能拡張用ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3276775B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3248712B2 (ja) * | 1996-11-05 | 2002-01-21 | 富士通株式会社 | 情報処理装置用機能拡張装置 |
JP2018138333A (ja) | 2017-02-24 | 2018-09-06 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10989394A patent/JP3276775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07319584A (ja) | 1995-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3383514B2 (ja) | 電子処理システム | |
US6788532B2 (en) | Portable computer of multifunction type | |
US7095607B2 (en) | Electronic apparatus with a removable component | |
US5738537A (en) | External extension apparatus for extending the function of a portable electronic apparatus | |
EP1628191A2 (en) | Portable Computer | |
EP0441400A2 (en) | Expansion device for expanding functions of compact electronic apparatus | |
US6606241B2 (en) | Ejection bay structure for portable computers | |
JPH0896089A (ja) | Icカード情報処理装置 | |
JPH0895669A (ja) | 電子機器システム | |
WO2011038686A1 (zh) | 便携终端及其控制方法,便携设备及其控制方法 | |
JPH08106954A (ja) | ガイド装置 | |
TW200418236A (en) | Device and method for circuit board insertion and removal | |
JP2003122476A (ja) | コンピュータ装置、キーボード、キーボード用ユニット、ベゼル | |
JP3388995B2 (ja) | 拡張装置およびこれを備えた電子処理システム | |
JP3276775B2 (ja) | 機能拡張用ボックス | |
US7161800B2 (en) | Electronic apparatus and unit mounting mechanism | |
JP2940792B2 (ja) | 機能拡張用ボックス | |
US6648231B1 (en) | Electronic apparatus having an interlocking device for locking releasably a keyboard device to a host module | |
JP2911366B2 (ja) | 機能拡張用ボックス | |
JPH0683484A (ja) | 電子機器システム | |
JPH09293974A (ja) | 電子機器 | |
JPH07319580A (ja) | 機能拡張用ボックス | |
JPH07271925A (ja) | 携帯形電子機器 | |
KR100202063B1 (ko) | 노트북용 드라이버조립체 록킹장치 | |
JP2003142205A (ja) | カードコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |