JP3108915B2 - 盗難防止用施錠具 - Google Patents

盗難防止用施錠具

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JP3108915B2 JP14306197A JP14306197A JP3108915B2 JP 3108915 B2 JP3108915 B2 JP 3108915B2 JP 14306197 A JP14306197 A JP 14306197A JP 14306197 A JP14306197 A JP 14306197A JP 3108915 B2 JP3108915 B2 JP 3108915B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータなどの
盗難防止物に、予め穿設されている係止用錠孔に対し、
ロック本体のシリンダー錠に係る鍵操作で回動自在な引
っ掛け回動軸を差し入れた後、当該鍵操作により、引っ
掛け回動軸の先端係止部が係止用錠孔から引き抜き不能
状態となるようロックしてしまい、この際、ロック本体
から延設されているワイヤーロープ等による縛用索を、
室内の柱などの被縛体に縛持状態としておくことで、当
該コンピュータなどの搬出による盗取を阻止するように
した盗難防止用施錠具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の施錠具は既に市販されているも
の(USP,No.5,327,752)もあり、各種
の提案がなされているが、従来の提案にあっては図7に
開示の如く、ロック本体1と、これより延出された縛用
索2とからなり、当該縛用索2の索条2aにあって、そ
の先端部には固定具2bを介してループ索条2cを形成
し、このループ索条2cに、ロック本体1を挿通するな
どして、図示しない柱などの被縛体に上記の索条2aを
回装縛持させ、ロック本体1は、コンピュータなどの盗
難防止物Bに穿設されている係止用錠孔Hに、後述の如
く引き抜き不能状態となるようロックしてしまうこと
で、当該コンピュータなどの搬出による窃取を防止しよ
うとしている。
【0003】そして、ロック本体1は、シリンダー外筒
1aとシリンダー内筒1bおよび内装されてはいるが、
明示されていないピンタンブラー1cとからなる周知の
シリンダー錠1Aと、シリンダー外筒1aの後部に被嵌
されて軸線方向へ所定延出長Sだけ摺動自在である整合
用キャップ3を具備しており、さらに、上記シリンダー
内筒1bの後端からは、図示例の場合、一体に形成され
た引っ掛け回動軸1dが軸線方向へ突設されている。
【0004】上記の引っ掛け回動軸1dには、図示の如
くシリンダー内筒1bの鍵穴1eに対する鍵操作によ
り、所定の規制角度例えば90°だけ回動自在にして、
整合用キャップ3の後端壁軸孔3aから、ロック本体1
の軸心位置に存する軸心杆1fの先端側と、これに直交
状にて連設された先端係止部1gとが突出されている。
【0005】さらに、上記引っ掛け回動軸1dの軸心杆
1fを挟んで、整合用キャップ3の後端壁軸孔3aか
ら、上記先端係止部1gの直前まで延出されている一対
の回り止め腕4a、4bが、当該先端係止部1gの長さ
Lと略同寸法の外法を有していると共に、当該回り止め
腕4a、4bに直交状で整合用キャップ3内に配設さ
れ、かつシリンダー外筒1aの後端壁面1hから突設の
後部規制突部1iに係当して、回動が所定の範囲内に阻
止される周縁板部4cとにより形成された回り止め具4
を具有しており、そして、この周縁板部4cと、前記整
合用キャップ3における後端壁内面3bとの間には、ス
プリング5が介装されている。
【0006】前記の如く鍵操作により、シリンダー内筒
1bを所定規制角度だけ回動自在とするため、図7の場
合にはシリンダー内筒1bの後部にあって、角度規制カ
ム6がシリンダー内筒1bと共に回動するよう係嵌され
ており、当該角度規制カム6に設けた図示されていない
二箇所の係止突起が、シリンダー外筒1aにおける前記
の後部規制突起1iに衝当することで、所定規制角度範
囲の回動だけが許容されるようになっている。
【0007】従って、上記の角度規制カム6における後
側周面6aには、前記スプリング5によって押圧されて
いる回り止め具4の周縁板部4cが押当されていると共
に、整合用キャップ3は同上スプリング5によって、シ
リンダー外筒1aから突設したストッパー1jに、整合
用キャップ3のスライド用長孔3cにおける左端縁が衝
当するまで、所定延出長Sだけ後方へ向けて突出された
状態となっている。
【0008】上記構成による盗難防止用施錠具によると
きは、ロック本体1をループ索条2cに挿通して、索条
2aにより柱等に縛用索2を回装縛持させた後、図7の
ように回り止め具4における一対の回り止め腕4a、4
bと、引っ掛け回動軸1dにおける先端係止部1gと
を、引き揃えられた並装状態である解錠の態勢として、
当該先端係止部1gから盗難防止物Bの係止用錠孔Hに
嵌装し、一対の回り止め腕4a、4bは、その先端部が
係止用錠孔Hに係嵌状態とすることで、ロック本体1が
不本意に回動してしまわないようになし、この際、引っ
掛け回動軸1dの先端係止部1gが係止用錠孔Hを通過
した突出状態とするのである。
【0009】上記の通過状態は、盗難防止物Bのボデイ
板厚dに、大小のばらつきがあっても、整合用キャップ
3は、スプリング5の弾力に抗して軸線方向へ変動自在
であることから、常に当該ボディ板厚dの大小に追随さ
せることができ、このとき図示しない鍵操作によって、
シリンダー内筒1bを所定規制角度(図示例では90
°)だけ回動されれば、先端係止部1gが、係止用錠孔
H従って回り止め腕4a、4bと直交状態となってロッ
クの状態が確保されるに至り、この結果、ロック本体1
は盗難防止物Bから引き抜くことができなくなり、コン
ピュータなどの搬出による窃取が不能となる。尚ここで
図7の7は内筒抜けどめを示し、シリンダー内筒1bに
あって、シリンダー外筒1aの後端壁面1hに当接する
よう係嵌されている。
【0010】なお、上記の図7にあって、縛用索2の基
端部2dは、ロック本体1の前端部側に回動自在なるよ
う被嵌されたリング部2eから突設の回転連結部2fに
あって、ロック本体1の軸線方向と直交状に穿設した連
結用孔2gに貫通固定されている。そして、上記の固定
手段として図示されているものは、基端部2dに被着し
た連結筒2hの下端に、抜け止め縁2iを形成し、当該
連結筒2hを前記連結用孔2gに嵌合することにより、
上記の抜け止め縁2i、リング部2eに欠設した抜け止
め切欠部2jに係嵌することにより構成されている。
【0011】ここで、図8に示されているものは、上記
した図7の場合、一対の回り止め腕4a、4bが、整合
用キャップ3内から、その後端壁軸孔3aを介して延出
されているのに対して、整合用キャップ3の後端壁から
突設される場合を示している。従って図8(A)の如き
状態から、前記のようにシリンダー錠1Aの鍵操作によ
り、軸心杆1fと先端係止端1gとによりT字状となっ
ている引っ掛け回動軸1dが、90゜回動のロック状態
となることで、同上図(B)に示す如く、先端係止端1
gが、係止用錠孔Hと直交状態となり、ロック本体1が
盗難防止物Bに対して抜け止め不能の状態となる。
【0012】また、上記した盗難防止物Bにあって図9
の如く、その壁部B1などに、前記の係止用錠孔Hが穿
設されているのであるが、これには同上図9(A)に示
される如く整合用キャップ3が嵌装できる凹陥部B2
に、係止用錠孔Hを横向きに穿設したり、また同図
(B)のように縦向きの係止用錠孔Hが、盗難防止物B
の可成り低所、すなわち、底面B3近くに達するまで穿
設されている等各種の盗難防止物がすでに市場に出回っ
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来の盗
難防止用施錠具によるときは、確かにロック本体1から
突出している2本の回り止め腕4a、4bを、盗難防止
用錠孔Hに嵌挿し、この状態で当該両回り止め腕4a、
4bの間に設けられている軸心杆1fを、鍵操作により
所定回動角度だけ回動すれば、軸心杆1fに対してT字
状となるように連設の先端係止部1gが、係止用錠孔H
の長手方向から、幅方向へ回動変異して抜け止め状態が
確保されるに至り、盗難防止本来の目的を達成すること
ができる。
【0014】ところが、ロック本体1からは2本の回り
止め腕4a、4bが突設され、しかも引っ掛け回動軸1
dはT字状に形成されていることから、その構成部材が
嵩んで、低廉化に満足すべき結果が得難いこととなる。
さらに、前記の図9(A)の如き係止用錠孔Hの場合に
はよいが、同図(B)のように縦向きに穿設されている
ような場合には、当該係止用錠孔Hの下端縁H1と、盗
難防止物Bにおける底面B3との距離hが可成り小さい
ものもあり、このような場合には当該係止用錠孔Hによ
ってロック本体1をロック状態にしようとしても、当該
ロック本体1の外形に比し、上記距離hが小さく形成さ
れていると、ロック本体1が盗難防止物Bの載置されて
いる机上面等に、ロック本体1が衝当してしまい、この
結果、実際上施錠不能となる欠陥がある。
【0015】本発明では上記従来例の難点に鑑み、請求
項1によるときは、ロック本体から突設の回り止め腕
を、前記従来例のように2本ではなく1本のみとし、こ
れと引っ掛け回動軸とを、盗難防止物の係止用錠孔に対
して、がたつきの生じないようにして嵌挿することで、
当該ロック本体を係止用錠孔に回り止め状態となるよう
にする。そして、さらに上記引っ掛け回動軸は従来例の
如く軸心杆と先端係止部とによってT字状に形成するの
ではなしに、軸心杆から一片側へのみ先端係止部を延出
してL字状に形成するのである。
【0016】上記構成により構成部材点数を減ずると共
に、部材の減量化を可能として、コストの削減をはかる
だけでなく、図9(B)により説示したように盗難防止
物の底面よりまで、係止用錠孔が縦向きに穿設されてい
るような場合にあっても、軸心杆の下位に突設された1
本の回り止め腕が、係止用錠孔の下端縁に載接された状
態となることから、当該回り止め腕よりロック本体の外
周部が下方へ突出する長さは、前記従来例に比して格段
に小さくなり、このことで、机上から係止用錠孔の下端
縁までの距離が短くとも、ロック本体を盗難防止物に対
し支障のない安定した施錠状態でロックできるようにし
ようとしている。
【0017】そして、請求項2では上記の請求項1にお
いて、直杆状である回り止め腕を用い、その部材につき
減量化を図ると共に、回り止め腕の突出長と、引っ掛け
回動軸の先端係止部とを略同長に形成することで、回り
止め腕と先端係止部とを係止用錠孔に嵌挿し易く、か
つ、回り止め腕を長く形成することで、盗難防止物のボ
ディ板厚が大であるときでも、ロックを可能にしようと
している。
【0018】請求項3にあっても、前記の請求項1にお
いて、回り止め腕を基盤部と、その外面から突設した突
出部とにより形成することで、請求項2の場合よりも回
り止め腕の強度を向上させるようにしており、請求項4
では、これまた請求項3における突出部を回り止め腕か
ら除去してしまうことで、軽量化を図り、さらに係止用
錠孔への嵌挿操作を容易にしようとしている。
【0019】次に、請求項5の場合には、上記の請求項
1〜4と同じく、1本の引っ掛け回動軸とを用いる点で
は同じであるが、当該両者を盗難防止物の係止用錠孔に
前記の如く嵌挿させた際、当該係止用錠孔に残余空所が
存して遊嵌状態となるようにし、しかも軸心杆に対して
回りの止め腕が近設させている点で構成上の相違を有し
ている。このように構成することで、請求項1と同じく
コストの低下を可能にすると共に、係止用錠孔への嵌挿
操作を容易とし、しかも、上記残余空所を利用して、ロ
ック本体を係止用錠孔に対し、左右方向とか上方へ移動
させ得るようにし、このことで前掲縦向きの係止用錠孔
に対しても、ロック本体を上向きに移動させることで、
支障のない施錠を実施し得るようにしている。
【0020】そして、請求項6では、請求項5において
直杆状である回り止め腕の先端上面に、軸心杆から片側
へ曲突した引っ掛け回動軸の先端係止部を近装延出する
ことで、係止用錠孔への嵌装を容易としており、請求項
7にあっては、これまた請求項5において、回り止め腕
を直杆状にして長く突出させることで、盗難防止物のボ
ディ板厚が大であっても、これに対応できるようにし、
軸心杆から曲突の先端係止部は、請求項6と逆方向に曲
突することで、回り止め腕と引っ掛け回動軸との係止用
錠孔への嵌挿を可能としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、ロック本体から延出されている縛用索
を、被縛体に縛持状態とし、当該ロック本体から併装状
態で突設された引っ掛け回動軸と回り止め腕とを、盗難
防止物に穿設した係止用錠孔に嵌挿して、上記引っ掛け
回動軸を、ロック本体のシリンダー錠に係る鍵操作によ
って、所定角度だけ回動することにより、上記の係止用
錠孔を貫通した当該引っ掛け回動軸の軸心杆より曲設さ
れた先端係止部が、当該係止用錠孔から引き抜き不能と
なるようにした施錠具において、解錠状態では、上記引
っ掛け回動軸の軸心杆と一つの回り止め腕とが、夫々係
止用錠孔の長手方向各端縁側にあって回り止め状態で嵌
挿されると共に、前記の先端係止部が、上記回り止め腕
への片側に向けて延出され、施錠状態では、当該片側延
出の先端係止部が、係止用錠孔の幅方向一側縁から引き
抜き不能となるよう延出される寸法に形成されているこ
とを特徴とする盗難防止用施錠具を提供しようとしてい
る。
【0022】そして、請求項2では、上記請求項1にお
ける解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回り止め腕と
を係止用錠孔に嵌挿することにより、引っ掛け回動軸の
片側延出である先端係止部が、直杆状である回り止め腕
の先端部内面に近装されていること、請求項3では、当
該請求項1における解錠状態にあって、引っ掛け回動軸
と回り止め腕とを係止用錠孔に嵌挿することにより、引
っ掛け回動軸の片側延出である先端係止部が、基盤部の
外面側から延出された回り止め腕の突出部にあって、そ
の内面に近装されていること、さらに請求項4では、同
上請求項1における解錠状態にあって、引っ掛け回動軸
と回り止め腕とを係止用錠孔に嵌挿することにより、引
っ掛け回動軸の片側延出である先端係止部が、係止用錠
孔に内装の回り止め腕における盤上面に近装延出されて
いることを、夫々その内容としている。
【0023】請求項5にあっては、前記の目的を達成す
るためロック本体から延出されている縛用索を、被縛体
に縛持状態とし、当該ロック本体から併装状態で突設さ
れた引っ掛け回動軸と回り止め腕とを、盗難防止物に穿
設した係止用錠孔に嵌挿して、上記引っ掛け回動軸を、
ロック本体のシリンダー錠に係る鍵操作によって、所定
角度だけ回動することにより、上記の係止用錠孔を貫通
した当該引っ掛け回動軸の軸心杆より曲設された先端係
止部が、当該係止用錠孔から引き抜き不能となるように
した施錠具において、解錠状態では、上記引っ掛け回動
軸の軸心杆と、これに近装の回り止め腕とが、係止用錠
孔に回り止め状態で残余空所を存して遊挿されると共
に、前記の先端係止部が、上記係止用錠孔の長手方向片
側へ向けて延出され、施錠状態では、当該片側延出の先
端係止部が係止用錠孔の幅方向一側縁から引き抜き不能
となるよう延出される寸法に形成されていることを特徴
とする盗難防止用施錠具を提供しようとしている。
【0024】そして、請求項6では、上記請求項5にお
ける解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回り止め腕と
を係止用錠孔に遊挿することにより、引っ掛け回動軸の
片側延出である先端係止部が、直杆状である回り止め腕
における先端上面に近装延出されていること、そして請
求項7では、当該請求項5における解錠状態にあって、
引っ掛け回動軸と回り止め腕とを係止用錠孔に遊挿する
ことにより、引っ掛け回動軸の片側延出である先端係止
部が、直杆状である回り止め腕の係止用錠孔から延出す
る先端部とは反対方向へ延出されていることを、夫々そ
の内容としている。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明につき図1ないし図6によ
って詳記するが、次に説示する構成は、前記図7の盗難
防止用施錠具と実質的に同一の内容を具有しており、同
一部材については同一符号が用いられている。すなわ
ち、ロック本体1から延出されている縛用索2を、柱な
どの被縛体に縛持状態とし、当該ロック本体1から併装
状態で突設された引っ掛け回動軸10と回り止め腕11
とを、盗難防止物Bに穿設した係止用錠孔Hに嵌挿し
て、上記引っ掛け回動軸10を、ロック本体1のシリン
ダー錠1Aに係る鍵操作によって、所定角度(90゜)
だけ回動することにより、上記の係止用錠孔Hを貫通し
た当該引っ掛け回動軸10にあって、その軸心杆10a
から曲設された先端係止部10bが、当該係止用錠孔H
から引き抜き不能となるよう構成されている。
【0026】本願発明の実施に際しては、従来例として
図7により説示した引っ掛け回動軸1dのように、シリ
ンダ内筒1bから一体に後部側へ向けて突設されるよう
にしてもよいが、図1の引っ掛け回動軸10の如く、シ
リンダ内筒1bとは別体に形成し、図2により理解され
るように、軸心杆10aの前端に共転用係嵌部10cが
連設され、これにより平面I字状に形成された単独部品
となっており、この際シリンダー内筒1bの素材よりも
強度の大きなステンレス鋼などを選定して、充分な強度
を保有させるのが望ましい。
【0027】上記共転用係嵌部10cは、シリンダー内
筒1bの後端部に設けられたT字状の被係嵌部1k(図
2参照)にあって、その一字状箇所に係嵌されること
で、シリンダー内筒1bの回動により引っ掛け回動軸1
0が共転するようになっている。さらに、シリンダー外
筒1aの後端壁面1hに押当するように、共転用係嵌部
10cに形成された係嵌段縁10dと、図2に示されて
いるシリンダー内筒1bの段周縁1m(図2参照)とに
被嵌された角度規制カム12が設けられ、図示例では軸
孔12aに突設した係止突片12bが、前記の被係嵌部
10dにおける一字状箇所に係嵌され、これまたシリン
ダー内筒1bの回動と共転し得るよう構成されている。
【0028】そして、この角度規制カム12における外
周には、二箇所にカム係止端12c、12d(図2参
照)が形成されており、これらがシリンダー外筒1aの
後部規制突部1iに係当することで、図7のものと実質
的に同じく鍵操作によりシリンダー内筒1bが、90゜
等所定規制角度だけ回動自在となっている。さらに、上
記角度規制カム12が、後方へ離脱するのを阻止するた
め図示例ではC字状(図2)の内筒抜け止め13が、当
該角度規制カム12の後端側面に当接した状態で、シリ
ンダー内筒1bの後端部にあって、その係嵌周溝1n
(図2参照)に係嵌されている。
【0029】さらに、図1に開示の回り止め腕11につ
いては、これまた図7の如き構成であってもよいが、整
合用キャップ3の後端壁軸孔3aから突出させるのでは
なく、整合用キャップ3の後端壁外面3dから直接に、
後方へ向けて突設されており、本願発明では何れにして
も、当該回り止め腕11が一対設けられるのではなく、
1本だけの設定となっていることと、前記したロック本
体1にあって、その軸心に設けた引っ掛け回動軸10の
構成および、これと上記の回り止め腕11との相関配設
構成の点で、以下の如く従来例と相違している。
【0030】すなわち、請求項1にあっては、図1
(A)(B)ないし図4によって理解される通り、解錠
状態では、上記した引っ掛け回動軸10の軸心杆10a
と、一つの回り止め腕11とが、夫々係止用錠孔Hの長
手方向端縁H2、H3にあって、回り止め状態となるよ
う嵌挿されている。従って、当該嵌挿状態にあっては、
丁度嵌合してがたつきが、できるだけない状態とするの
が望ましく、さらに、当該解錠状態では引っ掛け回動軸
10の先端係止部10bが、回り止め腕11へ向けて片
側だけに延出されており、従って前記従来例では、引っ
掛け回動軸1dが全体としてT字状であったのに対し、
軸心杆10aと先端係止部10bとにより、L字状に形
成されている点で相違している。
【0031】そして、施錠状態にあっては、上記片側延
出の先端係止部10bが、前掲シリンダー錠1Aの鍵操
作により回動されることとなり、これにより当該先端係
止部10bが、図1(C)の如く係止用錠孔Hの幅方向
一側縁H4から、引き抜き不能となるのに充分な延出寸
法となるよう形成されている。
【0032】ここで、上記請求項1に係る第1実施態様
につき、図1(B)(C)に示す請求項2の内容を説示
すると、ロック本体1の軸心位置から後方へ延出してい
る引っ掛け回動軸10と1本の回り止め腕11とは、図
3、図4により後述されるものに比し大きく離間して立
設されており、しかも回り止め腕11は直杆状にて長く
突設されている。従って解錠状態にあって前記の如く引
っ掛け回動軸10と回り止め腕11とを係止用錠孔Hに
嵌挿する際には、片側延出の先端係止部10bが、回り
止め腕11の先端部内面11aに対向して近装されるこ
とになる。そして図1(C)にあって、仮想線で印した
矢印R1は、解錠状態から施錠状態となる際に、先端係
止部10bが描く90゜の回動軌跡である。
【0033】このため、請求項2によるときは、1本の
直杆状である回り止め腕11の採択で減量化を図れるだ
けでなく、回り止め腕11と先端係止部10bの突出高
さを略同一にしたことから、回り止め腕11と引っ掛け
回動軸10との係止用錠孔Hへの嵌挿操作が行い易くな
り、回り止め腕11が充分な強度で長く形成できること
から、盗難防止物Bのボディ板厚dが大であるときに
も、これに対応可能となる。
【0034】そして、本発明でさらに重要なことは、図
1の(B)によって理解し易いように、請求項1、従っ
て当該請求項2および後述の請求項3、4にあって共通
する特徴として、係止用錠孔Hがロック本体1の外周に
対して偏心しており、従って係止用錠孔Hの長手方向端
縁H3(図9(B)の下端縁H1に相当する)から、ロ
ック本体1の外周までの離間距離gが、図8によって説
示した従来例における離間距離Gに対して、かなり(図
面上1/2以下に短縮化されている)小さくなることで
ある。この結果、図9(B)の如き縦向きの係止用錠孔
Hが穿設されているような場合でも、コンピュータなど
の盗難防止物Bに対し、ロック本体1が机上面に衝当し
てしまい使用できないといった問題を解消し得ることに
なる。
【0035】次に図3に示されている請求項1の第2実
施態様としての請求項3につき説示すると、ここでは前
記の如き解錠状態で、係止用錠孔Hに引っ掛け回動軸1
0と回り止め腕11とを嵌装した際、片側延出の先端係
止部10bが、軸心杆10aから僅かに離間して突設さ
れた回り止め腕11の基盤部11bにあって、その外面
側から延設された突出部11cの内面11dに対向して
近装されるようにしてある。従って、このようにした場
合には、回り止め腕11が基盤部11bと突出部11c
とにより形成されることで、上記の請求項2よりも回り
止め腕11の強度を大きくでき、かつ、引っ掛け回動軸
10における先端係止部10bの長さを、より大きくで
きるので、ロック本体1の盗難防止物Bに対する抜け止
め効果を向上することができる。そして、もちろん前記
の如く離間距離gを前掲Gに比し大幅に削減できる点は
同じであり、図3にあって矢印R2は、前記同様にし
て、先端係止部10bが鍵操作によって施錠状態となる
際の回動軌跡を示している。
【0036】さらに、請求項4に係る請求項1の第3実
施態様につき、これを説示すると、図4に示す如く引っ
掛け回動軸10の片側延出である先端係止部10bが、
解錠状態にあって、係止用錠孔Hに内装の回り止め腕1
1における盤上面11eに近装延出されている。この結
果、当該請求項4によるときは、請求項3の突出部11
cを回り止め11から除去してしまうこととなり、従っ
て軽量化をさらに助長でき、しかも係止用錠孔Hへの嵌
装操作を容易に行うことが可能となる。そして図中R3
は、先端係止部10bの回動軌跡を示している。
【0037】次に説示する請求項5の構成では、前掲請
求項1の場合と以下のような相違を有しており、当該発
明による実施態様としての請求項6と請求項7に係る図
面が、図5と図6によって開示されている。当該請求項
5の構成は、図5と図6を参照して理解される通り、前
記請求項1と相違して、解錠状態にあって上記引っ掛け
回動軸10の軸心杆10aと、これに近装の回り止め腕
11とが、係止用錠孔Hに対し回り止め状態嵌挿される
が、この際残余空間HAが形成されることとなり、従っ
て当該両者10、11を係止用錠孔Hの長手方向へ動か
すことのできる遊嵌状態となるのであり、さらに上記し
た先端係止部10bが、係止用錠孔Hの長手方向へ片側
延出となっている。そして施錠状態では、上記片側延出
の先端係止部10bが、係止用錠孔Hの幅方向一側縁H
4から引き抜き不能なるよう延出される寸法に形成され
ている。
【0038】そこで、上記請求項5に係る第1実施態様
としての図5に示された請求項6の内容をここで説示す
ると、解錠状態にあっては、引っ掛け回動軸10と1本
の回り止め腕11とを係止用錠孔Hに遊挿することとな
るが、引っ掛け回動軸10が先端係止部10bが、直杆
状である回り止め腕11における先端上面11fに近装
延出されるよう構成されている。そして同上図5の矢印
R4は、前説と同様に先端係止部10bの解錠状態から
施錠状態への回動軌跡を示している。
【0039】従って、図5によって理解される通り係止
用錠孔Hの長手方向端縁H3が下位にあり、図9(B)
の下端縁H1に相当するような場合、回り止め腕11
は、長手方向端縁H3に載装されることになるが、当該
図示の状態からロック本体1に対して上向きの力が加え
られれば、当該ロック本体1を、軸心杆10aが上位で
ある長手方向端縁H2に当接するまで上動することがで
きる。従って前説の如く縦向きの係止用錠孔Hで、図9
(B)の距離hが小さいような場合でも、当該盗難防止
用施錠具を支障なく使用することができることとなる。
【0040】また、上記図5に示された請求項5の第1
実施態様である請求項6によるときは、直杆状である回
り止め腕11の先端上面11fに、軸心杆10aから曲
突の先端係止部10bが重装されているので、係止用錠
孔Hへの遊嵌を容易に行うことができる
【0041】次いで、請求項7につき図6により、これ
を説示すると請求項5において、解錠状態で引っ掛け回
動軸10と回り止め腕11とを係止用錠孔Hに遊嵌した
際、引っ掛け回動軸10の片側延出である先端係止部1
0bが、直杆状である回り止め腕11の係止用錠孔Hか
ら延出する先端部11gの反対方向へ延出するように構
成されている。
【0042】従って、請求項6につき既設の如く図9
(B)の係止用錠孔Hにも支障なく使用でるきのはもち
ろん、さらに、回り止め腕11を長く突出させること
で、盗難防止物Bのボディ板厚dが大きくとも対応で
き、先端係止部10bは、請求項6と逆方向へ曲突する
ことにより、回り止め腕11と引っ掛け回動軸10との
係止用錠孔Hへの嵌挿が可能となり、かつ当該引っ掛け
回動軸10を長く突出できるので、係止用錠孔Hに対す
る抜け止め作用を、より確実なものとすることができ
る。そして、図6にあって矢印R5は、前説と同様に先
端係止部10bに係る施錠状態への回動軌跡を示してい
る。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているか
ら、請求項1による盗難防止用施錠具によるときは、ロ
ック本体の軸心に突設した引っ掛け回動軸と、1本の回
り止め腕を偏心位置に立設し、かつ、当該両者を盗難防
止物の係止用錠孔に、解錠状態で丁度嵌合できるように
したから、特に縦向きの係止用錠孔がコンピュータなど
の下位に穿設していても、ロック本体が机上面に衝当し
て、実際上施錠ができなくなるといった欠陥を解消する
ことができ、係止用錠孔にあって引っ掛け回動軸や回り
止め腕が、がたつくこともない。
【0044】しかも、請求項2、3、4によって明示し
たように構成することができるので、引っ掛け回動軸や
回り止め腕の軽量化とコンタクトダウンの目的をも達成
でき、係止用錠孔に対する引っ掛け回動軸と回り止め腕
の嵌合操作性も従来品に比し低下してしまうことなく、
前掲効果を充分な信頼性をもって確保することができ
る。
【0045】さらに、請求項5にあっては、引っ掛け回
動軸の軸心杆と回り止め腕とを近装状態にて立設し、当
該両者を係止用錠孔に対して、遊嵌状態としたことか
ら、当該嵌挿操作が極めて行い易く、上記遊嵌状態に基
づく残余空間を活用することで、前記請求項1の場合と
同じく、縦向きの係止用錠孔に対する支障ない施錠の実
施を、高い信頼性をもってなし得ることとなる。そし
て、請求項6と請求項7のような具体的構成を選択する
ことで、係止用錠孔への遊嵌操作を容易とし、盗難防止
物のボディ板厚に対する対応にも、その許容度を広くで
きると共に、先端係止部が軸心杆から片側へのみの延出
であっても、充分な信頼性をもった施錠を保有させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の請求項1に係る盗難防止用施
錠具を示す使用状態の一部を切欠した側面図、(B)は
請求項2に係る一実施態様を示した使用状態における要
部側面図で、(C)は当該施錠具の後部側面図である。
【図2】図1(A)に係る施錠具のロック本体を示した
分解斜視図である。
【図3】(A)は請求項3に係る一実施態様を示した使
用状態における要部側面図で、(B)は当該施錠具の後
部側面図である。
【図4】(A)は請求項4に係る一実施態様を示した使
用状態における要部側面図で、(B)は当該施錠具の後
部側面図である。
【図5】請求項5に係る一実施態様を示した請求項6の
施錠具を示し、(A)はその使用状態における要部側面
図で、(B)は当該施錠具の後部側正面図である。
【図6】請求項5に係る他の実施態様を示した請求項7
の施錠具を示し、(A)はその使用状態における要部側
面図で、(B)は当該施錠具の後部側正面図である。
【図7】従来の盗難防止用施錠具を示す一部切欠の側面
図である。
【図8】(A)は従来の盗難防止用施錠具に係る他例を
示した使用状態における要部側面図で、(B)は当該施
錠具の後部側面図である。
【図9】(A)は盗難防止物に予め穿設された係止用施
錠孔の一例を示した要部斜視図で、(B)は他例を示す
要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ロック本体 1A シリンダー錠 2 縛用索 10 引っ掛け回転軸 10a 軸心杆 10b 先端係止部 11 回り止め腕 11a 先端部内面 11b 基盤部 11c 突出部 11d 内面 11e 盤上面 11f 先端上面 11g 先端部 B 盗難防止物 H 係止用錠孔 H2 長手方向端縁 H3 長手方向端縁 H4 幅方向一側縁 HA 残余空所

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック本体から延出されている縛用索
    を、被縛体に縛持状態とし、当該ロック本体から併装状
    態で突設された引っ掛け回動軸と回り止め腕とを、盗難
    防止物に穿設した係止用錠孔に嵌挿して、上記引っ掛け
    回動軸を、ロック本体のシリンダー錠に係る鍵操作によ
    って、所定角度だけ回動することにより、上記の係止用
    錠孔を貫通した当該引っ掛け回動軸の軸心杆より曲設さ
    れた先端係止部が、当該係止用錠孔から引き抜き不能と
    なるようにした施錠具において、解錠状態では、上記引
    っ掛け回動軸の軸心杆と一つの回り止め腕とが、夫々係
    止用錠孔の長手方向各端縁側にあって回り止め状態で嵌
    挿されると共に、前記の先端係止部が、上記回り止め腕
    への片側に向けて延出され、施錠状態では、当該片側延
    出の先端係止部が、係止用錠孔の幅方向一側縁から引き
    抜き不能となるよう延出される寸法に形成されているこ
    とを特徴とする盗難防止用施錠具。
  2. 【請求項2】 解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回
    り止め腕とを係止用錠孔に嵌挿することにより、引っ掛
    け回動軸の片側延出である先端係止部が、直杆状である
    回り止め腕の先端部内面に近装されている請求項1記載
    の盗難防止用施錠具。
  3. 【請求項3】 解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回
    り止め腕とを係止用錠孔に嵌挿することにより、引っ掛
    け回動軸の片側延出である先端係止部が、基盤部の外面
    側から延出された回り止め腕の突出部にあって、その内
    面に近装されている請求項1記載の盗難防止用施錠具。
  4. 【請求項4】 解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回
    り止め腕とを係止用錠孔に嵌挿することにより、引っ掛
    け回動軸の片側延出である先端係止部が、係止用錠孔に
    内装の回り止め腕における盤上面に近装延出されている
    請求項1記載の盗難防止用施錠具。
  5. 【請求項5】 ロック本体から延出されている縛用索
    を、被縛体に縛持状態とし、当該ロック本体から併装状
    態で突設された引っ掛け回動軸と回り止め腕とを、盗難
    防止物に穿設した係止用錠孔に嵌挿して、上記引っ掛け
    回動軸を、ロック本体のシリンダー錠に係る鍵操作によ
    って、所定角度だけ回動することにより、上記の係止用
    錠孔を貫通した当該引っ掛け回動軸の軸心杆より曲設さ
    れた先端係止部が、当該係止用錠孔から引き抜き不能と
    なるようにした施錠具において、解錠状態では、上記引
    っ掛け回動軸の軸心杆と、これに近装の回り止め腕と
    が、係止用錠孔に回り止め状態で残余空所を存して遊挿
    されると共に、前記の先端係止部が、上記係止用錠孔の
    長手方向片側へ向けて延出され、施錠状態では、当該片
    側延出の先端係止部が係止用錠孔の幅方向一側縁から引
    き抜き不能となるよう延出される寸法に形成されている
    ことを特徴とする盗難防止用施錠具。
  6. 【請求項6】 解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回
    り止め腕とを係止用錠孔に遊挿することにより、引っ掛
    け回動軸の片側延出である先端係止部が、直杆状である
    回り止め腕における先端上面に近装延出されている請求
    項5記載の盗難防止用施錠具。
  7. 【請求項7】 解錠状態にあって、引っ掛け回動軸と回
    り止め腕とを係止用錠孔に遊挿することにより、引っ掛
    け回動軸の片側延出である先端係止部が、直杆状である
    回り止め腕の係止用錠孔から延出する先端部とは反対方
    向へ延出されている請求項5記載の盗難防止用施錠具。
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