JPH068208Y2 - 錠機構付き抜差しハンドル装置 - Google Patents
錠機構付き抜差しハンドル装置Info
- Publication number
- JPH068208Y2 JPH068208Y2 JP5732386U JP5732386U JPH068208Y2 JP H068208 Y2 JPH068208 Y2 JP H068208Y2 JP 5732386 U JP5732386 U JP 5732386U JP 5732386 U JP5732386 U JP 5732386U JP H068208 Y2 JPH068208 Y2 JP H068208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- blade
- plate portion
- pin
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、軸方向ピンタンブラ型の錠機構を内蔵したハ
ンドル抜差し型の扉用ハンドル装置に関するものであ
る。
ンドル抜差し型の扉用ハンドル装置に関するものであ
る。
（従来の技術） 例えば、実公昭５９−２７５０２号公報に開示された従
来の装置は、受座本体の正面盤やハンドル取付盤にはハ
ンドル取付盤の鍵溝をハンドル不使用時に閉塞する部材
が装備されていない。
来の装置は、受座本体の正面盤やハンドル取付盤にはハ
ンドル取付盤の鍵溝をハンドル不使用時に閉塞する部材
が装備されていない。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、このように鍵溝が開いたままの状態で
は、ドライバーなどを鍵溝から挿入することによって、
ハンドル装置が不正解錠される恐れがある。
は、ドライバーなどを鍵溝から挿入することによって、
ハンドル装置が不正解錠される恐れがある。
従って本考案の目的は、ハンドル取付盤の鍵溝を塞ぐ閉
塞プレートの正面側起立板部を受座本体に固定されたヒ
ンジの受孔に挿通して、該正面側起立板部に南京錠を取
付け、該閉塞プレートを前記ヒンジの第２翼板で被覆す
ることにより、錠機構が不正解錠されるのを防止する錠
機構付き抜差しハンドル装置を提供することである。
塞プレートの正面側起立板部を受座本体に固定されたヒ
ンジの受孔に挿通して、該正面側起立板部に南京錠を取
付け、該閉塞プレートを前記ヒンジの第２翼板で被覆す
ることにより、錠機構が不正解錠されるのを防止する錠
機構付き抜差しハンドル装置を提供することである。
（問題点を解決するための手段） 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考
案の錠機構付き抜差しハンドル装置は、扉パネル１の取
付孔２に嵌挿される軸筒部３と、該軸筒部３の前端に連
設され、扉正面に締着される正面盤４より成る受座本体
５と、前記軸筒部３と正面盤４に回転可能に嵌挿され、
前記正面盤４の前面に当接するハンドル取付盤７と、該
ハンドル取付盤７を前端に設けた施錠軸６と、受座本体
５の軸方向ピン孔２５と施錠軸６の大径部６ａの軸方向
ピン孔２６に挿入され、バネ２７で前方に摺動付勢され
た従動ピン２８及び駆動ピン２９と、前記ハンドル取付
盤７背面の横断方向の鍵溝８に挿脱され、前記駆動ピン
２９と従動ピン２８を押込む板状鍵部９を先端に設けた
ハンドル１０と、前記受座本体５の正面盤４と扉パネル
１との間に回転不能に固定され、正面盤４の側方に配置
される立上り板部１４を設けたベースプレート１５と、
該立上り板部１４に第１翼板１７が固着され、第２翼板
１９がハンドル取付盤７の前面側に配置されるように枢
軸ピン１６によって第１翼板１７に連結され、第２翼板
１９の先端に背面側折返し板部１９ａを設けたヒンジ２
０と、前記ハンドル取付盤７の鍵溝８に挿入され、前記
第２翼板１９の折返し板部１９ａの内側に配置される背
面側折返し板部２１と、前記第２翼板１９に設けた受孔
１８に挿通され、南京錠３０のフック棒３１の挿入用透
孔２２を設けた正面側起立板部２３を有する閉塞プレー
ト２４とから成るものである。
案の錠機構付き抜差しハンドル装置は、扉パネル１の取
付孔２に嵌挿される軸筒部３と、該軸筒部３の前端に連
設され、扉正面に締着される正面盤４より成る受座本体
５と、前記軸筒部３と正面盤４に回転可能に嵌挿され、
前記正面盤４の前面に当接するハンドル取付盤７と、該
ハンドル取付盤７を前端に設けた施錠軸６と、受座本体
５の軸方向ピン孔２５と施錠軸６の大径部６ａの軸方向
ピン孔２６に挿入され、バネ２７で前方に摺動付勢され
た従動ピン２８及び駆動ピン２９と、前記ハンドル取付
盤７背面の横断方向の鍵溝８に挿脱され、前記駆動ピン
２９と従動ピン２８を押込む板状鍵部９を先端に設けた
ハンドル１０と、前記受座本体５の正面盤４と扉パネル
１との間に回転不能に固定され、正面盤４の側方に配置
される立上り板部１４を設けたベースプレート１５と、
該立上り板部１４に第１翼板１７が固着され、第２翼板
１９がハンドル取付盤７の前面側に配置されるように枢
軸ピン１６によって第１翼板１７に連結され、第２翼板
１９の先端に背面側折返し板部１９ａを設けたヒンジ２
０と、前記ハンドル取付盤７の鍵溝８に挿入され、前記
第２翼板１９の折返し板部１９ａの内側に配置される背
面側折返し板部２１と、前記第２翼板１９に設けた受孔
１８に挿通され、南京錠３０のフック棒３１の挿入用透
孔２２を設けた正面側起立板部２３を有する閉塞プレー
ト２４とから成るものである。
（作用） ハンドル１０をハンドル取付盤７の鍵溝８に挿入して受
座本体５に対する施錠軸６の錠止を解くには、先ず最初
に閉塞プレート２４の正面起立板部２３の透孔２２にフ
ック棒３１を挿入してある南京錠３０を解錠する。その
後、枢軸ピン１６を中心としてヒンジ２０の第２翼板１
９を回転させ、第２翼板の受孔１８から閉塞プレート２
４の正面側起立板部２３を抜脱させる。そして、最後に
閉塞プレート２４の背面側折返し板部２１を鍵溝８から
抜取る。
座本体５に対する施錠軸６の錠止を解くには、先ず最初
に閉塞プレート２４の正面起立板部２３の透孔２２にフ
ック棒３１を挿入してある南京錠３０を解錠する。その
後、枢軸ピン１６を中心としてヒンジ２０の第２翼板１
９を回転させ、第２翼板の受孔１８から閉塞プレート２
４の正面側起立板部２３を抜脱させる。そして、最後に
閉塞プレート２４の背面側折返し板部２１を鍵溝８から
抜取る。
（実施例） 図示の実施例では、ベースプレート１５に受座本体５が
嵌合する受孔１２と、受座本体５の回転止め用ボスが嵌
合する凹部１３を設けてあり、ベースプレート１５は受
座本体５の締付用ナット１１で締付ることによって受座
本体５の正面盤４と扉パネル１との間に回転不能に固定
される。
嵌合する受孔１２と、受座本体５の回転止め用ボスが嵌
合する凹部１３を設けてあり、ベースプレート１５は受
座本体５の締付用ナット１１で締付ることによって受座
本体５の正面盤４と扉パネル１との間に回転不能に固定
される。
（考案の効果） 以上のように本考案では、受座本体５の正面盤４と扉パ
ネル１との間にベースプレート１５を回転不能に固定
し、該ベースプレート１５の立上り板部１４にヒンジ２
０の第１翼板を固着し、枢軸ピン１６で第１翼板１７に
連結され、前記ハンドル取付盤７の前面側に配置される
第２翼板１９に、閉塞プレート２４の正面側起立板部２
３の受孔１８を設け、閉塞プレート２４の背面側折返し
板部２１をハンドル取付盤７の錠溝８に挿入し、該閉塞
プレート２４の正面側起立板部２３を前記受孔１８に挿
通し、正面側起立板部２３に南京錠３０を取付けると共
に、第２翼板１９の背面側折返し板部１９ａを閉塞プレ
ート２４の背面側折返し板部２１の外側に配置して、閉
塞プレート２４への接近を困難にしたので、錠機構の不
正解錠をより的確に防止できる。
ネル１との間にベースプレート１５を回転不能に固定
し、該ベースプレート１５の立上り板部１４にヒンジ２
０の第１翼板を固着し、枢軸ピン１６で第１翼板１７に
連結され、前記ハンドル取付盤７の前面側に配置される
第２翼板１９に、閉塞プレート２４の正面側起立板部２
３の受孔１８を設け、閉塞プレート２４の背面側折返し
板部２１をハンドル取付盤７の錠溝８に挿入し、該閉塞
プレート２４の正面側起立板部２３を前記受孔１８に挿
通し、正面側起立板部２３に南京錠３０を取付けると共
に、第２翼板１９の背面側折返し板部１９ａを閉塞プレ
ート２４の背面側折返し板部２１の外側に配置して、閉
塞プレート２４への接近を困難にしたので、錠機構の不
正解錠をより的確に防止できる。
第１図は本考案の一実施例に係る錠機構付き抜差しハン
ドル装置の施錠時の右側面図、第２図は該装置の施錠時
の正面図である。第３図は該装置のベースプレートの正
面図、第４図は第３図のＡ−Ａ線断面図である。 第５図は該装置のベースプレートの平面図、第６図は該
装置のヒンジの正面図である。第７図は該装置の閉塞プ
レートの右側面図である。第８図は閉塞プレートを除去
してハンドルを挿入した時の該装置の右側面図である。 １…扉パネル、３…軸筒部、４…正面盤、５…受座本
体、６…施錠軸、７…ハンドル取付盤、８…鍵溝、９…
板状鍵部、１０…ハンドル、１１…締付用ナット、１２
…本体の受孔、１４…ベースプレートの立上り板部、１
５…ベースプレート、１６…枢軸ピン、１７…第１翼
板、１８…受孔、１９…第２翼板、１９ａ…第２翼板の
背面側折返し板部、２０…ヒンジ、２１…閉塞プレート
の背面側折返し板部、２２…透孔、２３…正面側起立板
部、２４…閉塞プレート、２５…軸方向ピン孔、２６…
軸方向ピン孔、２７…バネ、２８…従動ピン、２９…駆
動ピン、３０…南京錠、３１…フック棒
ドル装置の施錠時の右側面図、第２図は該装置の施錠時
の正面図である。第３図は該装置のベースプレートの正
面図、第４図は第３図のＡ−Ａ線断面図である。 第５図は該装置のベースプレートの平面図、第６図は該
装置のヒンジの正面図である。第７図は該装置の閉塞プ
レートの右側面図である。第８図は閉塞プレートを除去
してハンドルを挿入した時の該装置の右側面図である。 １…扉パネル、３…軸筒部、４…正面盤、５…受座本
体、６…施錠軸、７…ハンドル取付盤、８…鍵溝、９…
板状鍵部、１０…ハンドル、１１…締付用ナット、１２
…本体の受孔、１４…ベースプレートの立上り板部、１
５…ベースプレート、１６…枢軸ピン、１７…第１翼
板、１８…受孔、１９…第２翼板、１９ａ…第２翼板の
背面側折返し板部、２０…ヒンジ、２１…閉塞プレート
の背面側折返し板部、２２…透孔、２３…正面側起立板
部、２４…閉塞プレート、２５…軸方向ピン孔、２６…
軸方向ピン孔、２７…バネ、２８…従動ピン、２９…駆
動ピン、３０…南京錠、３１…フック棒
Claims (1)
- 【請求項１】扉パネル１の取付孔１ａに嵌挿される軸筒
部３と、該軸筒部３の前端に連設され、扉正面に締着さ
れる正面盤４より成る受座本体５と、前記軸筒部３と正
面盤４に回転可能に挿入され、前記正面盤４の前面に当
接するハンドル取付盤７を前端に設けた施錠軸６と、受
座本体５の軸方向ピン孔２５と施錠軸６の大径部６ａの
軸方向ピン孔２６に挿入され、バネ２７で前方に摺動付
勢された従動ピン２８及び駆動ピン２９と、前記ハンド
ル取付盤７背面の横断方向の鍵溝８に挿脱され、前記駆
動ピン２９と従動ピン２８を押込む板状鍵部９を先端に
設けたハンドル１０と、前記受座本体５の正面盤４と扉
パネル１との間に回転不能に固定され、正面盤４の側方
に配置される立上り板部１４を設けたベースプレート１
５と、該立上り板部１４に第１翼板１７が固着され、第
２翼板１９がハンドル取付盤７の前面側に配置されるよ
うに枢軸ピン１６によって第１翼板１７に連結され、第
２翼板１９の先端に背面側折返し板部１９ａを設けたヒ
ンジ２０と、前記ハンドル取付盤７の鍵溝８に挿入さ
れ、前記第２翼板１９の折返し板部１９ａの内側に配置
される背面側折返し板部２１と、前記第２翼板１９に設
けた受孔１８に挿通され、南京錠３０のフック棒３１の
挿入用透孔２２を設けた正面側起立板部２３を有する閉
塞プレート２４とから成る錠機構付き抜差しハンドル装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5732386U JPH068208Y2 (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 錠機構付き抜差しハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5732386U JPH068208Y2 (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 錠機構付き抜差しハンドル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62169157U JPS62169157U (ja) | 1987-10-27 |
| JPH068208Y2 true JPH068208Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30886926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5732386U Expired - Lifetime JPH068208Y2 (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 錠機構付き抜差しハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068208Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146645A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Schneider Electric Industries Sas | 錠止可能な回転式操作ハンドル |
-
1986
- 1986-04-16 JP JP5732386U patent/JPH068208Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146645A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Schneider Electric Industries Sas | 錠止可能な回転式操作ハンドル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62169157U (ja) | 1987-10-27 |
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