JPH0531178Y2 - - Google Patents

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JPH0531178Y2
JPH0531178Y2 JP17739986U JP17739986U JPH0531178Y2 JP H0531178 Y2 JPH0531178 Y2 JP H0531178Y2 JP 17739986 U JP17739986 U JP 17739986U JP 17739986 U JP17739986 U JP 17739986U JP H0531178 Y2 JPH0531178 Y2 JP H0531178Y2
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door
handle
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latch
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、配電盤や冷蔵庫等の扉を開閉操作す
るレバー型ハンドルを備え、扉を箱本体等の固定
枠体に対し錠止する掛金を備えたハンドル装置に
関するものである。
(従来の技術) 実開昭58−153664号公報に開示された従来のレ
バーハンドル装置では、ハンドルと連動する掛金
は扉の正面側に露出しており、これに対応して固
定枠体側の受金部も外側に大きく突出している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このように掛金と受金部が正面
側に突出している構造では、機能美の増進の観点
から扉の固定枠体の正面側にある不体裁の突出物
を極力減らして行くという最近の設計思想に適合
することができないと共に、正面側に掛金と受金
部が露出していると、ハンドルを受座に対し南京
錠等でいくら施錠しても、掛金や受金部を切断破
壊等することによつて扉が不正解錠され易い。
従つて本考案の目的は、掛金と受金部が扉と固
定枠体の背面側に収容されているため、機能美に
優れた外観を容易に設計できると共に、不正解錠
に対して強いレバーハンドル装置を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面の参照符号を用いて説明すると
本考案のレバーハンドル装置の主たる構成部品
は、扉1の前面側に配置される外側受座2と、扉
1の後面側に配置される内側受座3と、外側受座
2に枢着されたハンドル4と、内側受座3に枢着
された掛金6と、掛金6とハンドル4に枢着され
た中間リンク8と、ハンドル4を倒伏位置に回転
付勢する捻りバネ11である。
外側受座2には、扉1の前面1aに直角であつ
て互いに平行な一対の側面壁23,23と、該側
面壁23,23の両端に連設された二つの端面壁
12,22によつて、前後面が開放された空洞部
21を設けてある。外側受座2は、該空洞部21
が扉1のスロツト20に連通するように扉1の前
面1aに固着される。固定枠体14の受金部13
に近い方の端面壁12の内側面には、ストツパー
面部12aを設けてあり、該端面壁12と対面す
る他方の端面壁22の内側面にはバネ受け面部2
2aを設け、前記側面壁23の前面部に軸受壁部
23aを突設してある。
内側受座3は、外側受座2のストツパー面部1
2aを設けた方の端面壁12の裏側に当たる位置
において、扉1の後面1bに固着され、扉1の後
面1bに直角な軸受壁部3aを後方に突設してあ
る。
ハンドル4の基端握り部4aは扉1の前面側に
突出している。ハンドル4の中間部4bは扉1の
前面1aと平行な第1固定軸5によつて外側受座
2の前記軸受壁部23aに枢着される。ハンドル
4には、該中間部4bより内側受座3に向かつて
先端アーム部4cが突設され、該先端アーム部4
cは外側受座2の前記空洞部21内に回転可能に
挿入されている。
掛金6の基端部6aは扉1の後面1bと平行な
第2固定軸7によつて内側受座3の前記軸受壁部
3aに枢着されている。掛金6の先端部6bは固
定枠体14に設けた受金部13の後面13aに接
離する。
中間リンク8は扉1の前記スロツト20を通つ
て外側受座2の前記空洞部21に挿入され、中間
リンク8の前端部8aは、扉1の前面1aと平行
な第1可動軸9によつてハンドル4の先端アーム
部4cに枢着されている。扉1の後面側に突出し
た中間リンク8の後端部8bは、扉1の後面1b
と平行な第2可動軸10によつて掛金6の基端部
6aに枢着されている。
捻りバネ11のコイル部11cは第1固定軸5
に嵌合され、一方の直線端部11aは外側受座2
の前記バネ受け面部22aに当接し、他方の直線
端部11bはハンドル4のバネ受け部4dに当接
している。これによつて捻りバネ11は、先端ア
ーム部4cが外側受座2の前記ストツパー面部1
2aに当接し、基端握り部4aが扉1の前面1a
に沿つて倒伏するようにハンドル4を回転付勢し
ている。
第1固定軸5と第2固定軸7と第1可動軸9と
第2可動軸10は互いに平行に配置される。ま
た、ハンドル4を倒伏して掛金6の先端部6bを
受金部13の後面13aに係合させた扉施錠状態
において、第2可動軸10が第1可動軸9の後方
位置にあり、第1可動軸9と第2固定軸7が第1
固定軸5と第2可動軸10を結ぶ直線Lに関して
外側受座2の前記ストツパー面部12aの側にあ
り、中間リンク8の前端部8aとハンドル4の先
端アーム部4cが該ストツパー面部12aに当接
するように各軸間の距離が設定されている。
(作用) このレバーハンドル装置では第1図に示した扉
施錠状態において、ハンドル4の基端握り部4a
を握り、捻りバネ11の回転付勢に抗して、ハン
ドル4を第1固定軸5を中心に時計回り方向に引
張り回転させると、ハンドル4に連動した中間リ
ンク8に牽引されて掛金6が第2固定軸7を中心
に時計回り方向に回転し、第2図に示したように
掛金6の先端部6bが固定枠体14側の受金部1
3の後面13aから離脱し、受金6の全体が扉1
の後面側に退没する。これによつて固定枠体14
に対する扉1の錠止が解かれたため、扉1はハン
ドル4の基端握り部4aを更に手前に引くことに
よつて開放される。
所要の作業を終了後、扉1を閉鎖するに当つて
は、第2図に示したようにハンドル4を手前に引
くことによつて、掛金6の全体が扉1の後面側に
退没した状態を保つ。扉1を完全に閉鎖して掛金
6を固定枠体14内に入り込ませた後、ハンドル
4の基端握り部4aから手を離すと、捻りバネ1
1の付勢によつてハンドル4が第1固定軸5を中
心に反時計回り方向に回転する。このハンドル4
の倒伏回転に追随して、中間リンク8に押動かさ
れた掛金6が第2固定軸7を中心に反時計回り方
向に回転する。
第1可動軸9が第1固定軸5と第2可動軸10
を結ぶ直線Lを、外側受座2のストツパー面部1
2aの側に越えて、中間リンク8の前端部8aが
当該ストツパー面部12aに当接したとき、ハン
ドル4の倒伏回転が停止する。この段階では、掛
金6の先端部6bが受金部13の後面13aと再
び係合し、扉1を固定枠体14に対し錠止する。
この扉施錠状態において、外部衝撃や振動、固
定枠体14の内部圧力等によつて掛金6に対し第
2固定軸7を中心とする時計回り方向の回転モー
メントが働いたとき、該回転モーメントは第2可
動軸10を中心に中間リンク8を時計回り方向に
回転させようとする力として働く。
しかし、このとき中間リンク8の前端部8aが
外側受座2のストツパー面部12aに当接してい
るので、中間リンク8の当該方向への回転は不可
能であり、これに連結された掛金6は受金部13
から離脱し得ない。即ち、扉の錠止を解こうとす
る力は扉の錠止を維持する方向に転化して逆利用
されるのであり、この自己締付機構によつて扉の
施錠状態は堅固に維持される。
(実施例) 図示の実施例では、外側受座2の側面壁23,
23には南京錠等の外付け錠の装着孔15を設け
てあり、ハンドル4にも対応位置に該外付け錠の
装着孔16を設けてある。扉1を閉鎖した後、必
要に応じて外付け錠のフツク棒等の係合部材を該
装着孔15,16に挿通することによつて、ハン
ドル4を外側受座2に錠止し、ハンドル4の回転
操作を阻止する。
外側受座2は扉1の前面1a側からの取外しを
阻止するため、背面の螺子孔17に螺子込まれる
ビス18によつて、扉1の後面1a側から扉1に
固着されている。同様に扉1の前面1a側からの
取外しを阻止するため、内側受座3は丸頭部付き
ビス19によつて扉1に固着されている。尚、内
側受座や外側受座は扉に溶接固着することもでき
る。受金部13は固定枠体14の開口端縁部それ
自体によつて構成されている。
(考案の効果) 以上のように本考案のレバーハンドル装置で
は、受座が扉1の前面1aに固着される外側受座
2と扉1の後面1bに固着される内側受座3とに
分割して構成され、第1固定軸5でハンドル4の
中間部4bを外側受座2の側面壁23の軸受壁部
23aに枢着し、第2固定軸7で掛金6の基端部
6aを内側受座3の軸受壁部3aに枢着し、中間
リンク8の前端部8aを第1可動軸9でハンドル
4の先端アーム部4cに枢着し、中間リンク8の
後端部8bを第2可動軸10で掛金6の基端部6
aに枢着し、捻りバネ11でハンドル4を倒伏方
向に回転付勢し、掛金6の先端部6bを受金部1
3の後面13aに係合させた扉施錠状態におい
て、第2可動軸10が第1可動軸9の後方位置に
あり、第1可動軸9と第2固定軸7が第1固定軸
5と第2可動軸10を結ぶ直線Lに関して外側受
座2のストツパー面部12aの側にあり、中間リ
ンク8の前端部8aとハンドル4の先端アーム部
4cが該ストツパー面部12aに当接するように
各軸間の距離が設定したものであり、掛金6と受
金部13が扉1と固定枠体14の背面側に隠蔽さ
れているため、機能美に優れた外観を容易に設計
できる。
また、扉1の前面1a側に掛金6と受金部13
が露出していないため、掛金6や受金部13を切
断破壊等することによつて扉1が不正解錠される
危険性がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係る掛金隠蔽型レバ
ーハンドル装置を示し、第1図は扉施錠状態にお
ける縦断平面図であり、第2図は扉解錠状態の縦
断平面図である。 1……扉、2……外側受座、3……内側受座、
3a……軸受壁部、4……ハンドル、5……第1
固定軸、6……掛金、7……第2固定軸、8……
中間リンク、9……第1可動軸、10……第2可
動軸、11……捻りバネ、12……ストツパー面
部、12……端面壁、13……受金部、14……
固定枠体、20……扉のスロツト、21……外側
受座の空洞部、22……側面壁、22a……バネ
受け面部、23……側面壁、23a……軸受壁
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉1の前面1aに直角であつて互いに平行な一
    対の側面壁23,23と、該側面壁23,23の
    両端に連設された二つの端面壁12,22によつ
    て、前後面が開放された空洞部21を形成し、該
    空洞部21が扉1のスロツト20に連通するよう
    に扉1の前面1aに固着され、固定枠体14の受
    金部13に近い方の端面壁12の内側面にストツ
    パー面部12aを設け、該端面壁12と対面する
    他方の端面壁22の内側面にバネ受け面部22a
    を設け、前記側面壁23の前面部に軸受壁部23
    aを突設した外側受座2と; 外側受座2のストツパー面部12aを設けた方
    の端面壁12の裏側に当たる位置において、扉1
    の後面1bに固着され、扉1の後面1bに直角な
    軸受壁部3aを後方に突設した内側受座3と; 基端握り部4aが扉1の前面側に突出し、中間
    部4bが扉1の前面1aと平行な第1固定軸5に
    よつて外側受座2の前記軸受壁部23aに枢着さ
    れ、該中間部4bより内側受座3に向かつて突設
    された先端アーム部4cが、外側受座2の前記空
    洞部21に回転可能に挿入されるハンドル4と; 基端部6aが扉1の後面1bと平行な第2固定
    軸7によつて内側受座3の前記軸受壁部3aに枢
    着され、先端部6bが固定枠体14の受金部13
    の後面13aに接離する掛金6と; 扉1の前記スロツト20を通つて外側受座2の
    前記空洞部21に挿入された前端部8aが、扉1
    の前面1aと平行な第1可動軸9によつてハンド
    ル4の先端アーム部4cに枢着され、扉1の後面
    側に突出した後端部8bが、扉1の後面1bと平
    行な第2可動軸10によつて掛金6の基端部6a
    に枢着される中間リンク8と; コイル部11cが第1固定軸5に嵌合され、一
    方の直線端部11aが外側受座2の前記バネ受け
    面部22aに当接し、他方の直線端部11bがハ
    ンドル4のバネ受け部4dに当接することによつ
    て、先端アーム部4cが外側受座2の前記ストツ
    パー面部12aに当接し、基端握り部4aが扉1
    の前面1aに沿つて倒伏するようにハンドル4を
    回転付勢する捻りバネ11とから成り、 第1固定軸5と第2固定軸7と第1可動軸9と
    第2可動軸10を互いに平行に配置し、ハンドル
    4を倒伏して掛金6の先端部6bを受金部13の
    後面13aに係合させた扉施錠状態において、第
    2可動軸10が第1可動軸9の後方位置にあり、
    第1可動軸9と第2固定軸7が第1固定軸5と第
    2可動軸10を結ぶ直線Lに関して外側受座2の
    前記ストツパー面部12aの側にあり、中間リン
    ク8の前端部8aとハンドル4の先端アーム部4
    cが該ストツパー面部12aに当接するように各
    軸間の距離を設定した掛金隠蔽型レバーハンドル
    装置。
JP17739986U 1986-11-18 1986-11-18 Expired - Lifetime JPH0531178Y2 (ja)

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JPS6383367U JPS6383367U (ja) 1988-06-01
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JP6779567B2 (ja) * 2016-07-08 2020-11-04 日東工業株式会社 電気電子機器収納用箱に固定される鎖錠装置

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JPS6383367U (ja) 1988-06-01

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