JP2001073597A - 平面ハンドル装置 - Google Patents
平面ハンドル装置Info
- Publication number
- JP2001073597A JP2001073597A JP24641999A JP24641999A JP2001073597A JP 2001073597 A JP2001073597 A JP 2001073597A JP 24641999 A JP24641999 A JP 24641999A JP 24641999 A JP24641999 A JP 24641999A JP 2001073597 A JP2001073597 A JP 2001073597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock unit
- operation handle
- handle
- fixed case
- handle device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バールなどの工具によって錠前ユニットの錠
止手段が暴力破壊されることがない平面ハンドル装置を
提供する。 【課題を解決するための手段】 基端部の横断枢軸３を
中心に出没回転可能に操作ハンドル２が固定ケース１に
収容され、操作ハンドル２の先端側に設けた錠前ユニッ
ト４によって操作ハンドル２が倒伏位置に錠止される平
面ハンドル装置において、横断枢軸３に関して錠前ユニ
ット４よりも先端側の操作ハンドル２の部分に錠前ユニ
ット４の錠止手段よりも機械強度の低い脆弱部５を形成
する。
止手段が暴力破壊されることがない平面ハンドル装置を
提供する。 【課題を解決するための手段】 基端部の横断枢軸３を
中心に出没回転可能に操作ハンドル２が固定ケース１に
収容され、操作ハンドル２の先端側に設けた錠前ユニッ
ト４によって操作ハンドル２が倒伏位置に錠止される平
面ハンドル装置において、横断枢軸３に関して錠前ユニ
ット４よりも先端側の操作ハンドル２の部分に錠前ユニ
ット４の錠止手段よりも機械強度の低い脆弱部５を形成
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、各種機器類の収
納ボックスなどの扉の施錠と開閉操作に使用される平面
ハンドル装置に関するものである。
納ボックスなどの扉の施錠と開閉操作に使用される平面
ハンドル装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 基端部の横断枢軸を中心に出没回転可
能に操作ハンドルが固定ケースに収容され、操作ハンド
ルの先端側に設けた錠前ユニットによって操作ハンドル
が倒伏位置に錠止される平面ハンドル装置としては、各
種構造のものが既に知られている。このような平面ハン
ドル装置を自動販売機に適用した場合、暴力的な盗犯者
が操作ハンドルの先端部と固定ケースの間に残された隙
間にバールなどの工具を差込み、梃子の作用によって倍
加した力を操作ハンドルの先端部にかけることによっ
て、操作ハンドルを先端部側から抉じ開け、固定ケース
の受溝部と係合している錠前ユニットの錠止手段を暴力
的に破壊することが報告されている。
能に操作ハンドルが固定ケースに収容され、操作ハンド
ルの先端側に設けた錠前ユニットによって操作ハンドル
が倒伏位置に錠止される平面ハンドル装置としては、各
種構造のものが既に知られている。このような平面ハン
ドル装置を自動販売機に適用した場合、暴力的な盗犯者
が操作ハンドルの先端部と固定ケースの間に残された隙
間にバールなどの工具を差込み、梃子の作用によって倍
加した力を操作ハンドルの先端部にかけることによっ
て、操作ハンドルを先端部側から抉じ開け、固定ケース
の受溝部と係合している錠前ユニットの錠止手段を暴力
的に破壊することが報告されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、バールなどの工具によって錠前ユニットの錠止
手段が暴力破壊されることがない平面ハンドル装置を提
供することである。
目的は、バールなどの工具によって錠前ユニットの錠止
手段が暴力破壊されることがない平面ハンドル装置を提
供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の要旨は、基端部の
横断枢軸３を中心に出没回転可能に操作ハンドル２が固
定ケース１に収容され、操作ハンドル２の先端側に設け
た錠前ユニット４によって操作ハンドル２が倒伏位置に
錠止される平面ハンドル装置において、横断枢軸３に関
して錠前ユニット４よりも先端側の操作ハンドル２の部
分に錠前ユニット４の錠止手段よりも機械強度の低い脆
弱部５を形成したことである。
照符号を用いて説明すると、本発明の要旨は、基端部の
横断枢軸３を中心に出没回転可能に操作ハンドル２が固
定ケース１に収容され、操作ハンドル２の先端側に設け
た錠前ユニット４によって操作ハンドル２が倒伏位置に
錠止される平面ハンドル装置において、横断枢軸３に関
して錠前ユニット４よりも先端側の操作ハンドル２の部
分に錠前ユニット４の錠止手段よりも機械強度の低い脆
弱部５を形成したことである。
【０００５】このように構成された平面ハンドル装置で
は、盗犯者が図５に示したようにバールなどの工具６を
操作ハンドル２の先端部と固定ケース１間の隙間に差込
み、梃子の作用によって倍加した力を操作ハンドル２の
先端部にかけて、操作ハンドル２を先端部側から抉じ開
けようとするとき、錠前ユニット４の錠止手段が破壊さ
れる前の段階で、前記脆弱部５が破壊され、操作ハンド
ル２の先端部が錠前ユニット４の手前で破断されること
になる。そのため、錠前ユニット４による固定ケース１
に対する操作ハンドル２の主体部分の錠止機能は、依然
として有効に保持されることになり、盗犯者は操作ハン
ドル２を固定ケース１から突出回転させて、固定枠体に
対する扉の施錠を解除することができない。
は、盗犯者が図５に示したようにバールなどの工具６を
操作ハンドル２の先端部と固定ケース１間の隙間に差込
み、梃子の作用によって倍加した力を操作ハンドル２の
先端部にかけて、操作ハンドル２を先端部側から抉じ開
けようとするとき、錠前ユニット４の錠止手段が破壊さ
れる前の段階で、前記脆弱部５が破壊され、操作ハンド
ル２の先端部が錠前ユニット４の手前で破断されること
になる。そのため、錠前ユニット４による固定ケース１
に対する操作ハンドル２の主体部分の錠止機能は、依然
として有効に保持されることになり、盗犯者は操作ハン
ドル２を固定ケース１から突出回転させて、固定枠体に
対する扉の施錠を解除することができない。
【０００６】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、図４と図６
に示したように固定ケース１は、本体部分を扉７の取付
孔８に正面側から嵌め込んで、前面鍔部９を扉７の前面
に突き当て、背面側から固定ケース１の本体部分に嵌め
た断面Ｕ字形の座金板１０を扉７の背面に突き当て、座
金板１０の透孔１１からビス１２を固定ケース１の背面
壁部の固着孔１３にねじ込むことによって、扉７に締付
け固着されている。固定ケース２の基端部に前後方向に
突出形成した軸受筒部１４には、後端部に止め金板１５
を固着した主軸１６が回転可能に嵌挿されている。主軸
１６の前端部は操作ハンドル２の基端部の背面空所１７
に挿入され、横断枢軸３によって操作ハンドル２と主軸
１６が連結されている。
に示したように固定ケース１は、本体部分を扉７の取付
孔８に正面側から嵌め込んで、前面鍔部９を扉７の前面
に突き当て、背面側から固定ケース１の本体部分に嵌め
た断面Ｕ字形の座金板１０を扉７の背面に突き当て、座
金板１０の透孔１１からビス１２を固定ケース１の背面
壁部の固着孔１３にねじ込むことによって、扉７に締付
け固着されている。固定ケース２の基端部に前後方向に
突出形成した軸受筒部１４には、後端部に止め金板１５
を固着した主軸１６が回転可能に嵌挿されている。主軸
１６の前端部は操作ハンドル２の基端部の背面空所１７
に挿入され、横断枢軸３によって操作ハンドル２と主軸
１６が連結されている。
【０００７】図３に仮想線で示したように操作ハンドル
２を横断枢軸３を中心に固定ケース１から斜めに突出回
転させ、操作ハンドル２を握って主軸１６を所定方向に
回転操作すると、止め金板１５が固定枠体１８側の受金
部１９から離脱するため、固定枠体１８に対する扉７の
施錠が解除され、扉７は操作ハンドル２を手前に引くこ
とによって開放される。錠前ユニット４は公知のシリン
ダー錠で構成されており、ロータ２０の内端部に連動装
備したカムに形成した、あるいはロータ２０自体に形成
した偏心突起２１が、錠止手段であるラッチボルト２２
の受動孔２３に挿入されている。所定の鍵２４によって
錠前ユニット４のロータ２０を回すと、ラッチボルト２
２が上下方向にスライドして、固定ケース１の背面壁部
の受溝部２５に係脱する。
２を横断枢軸３を中心に固定ケース１から斜めに突出回
転させ、操作ハンドル２を握って主軸１６を所定方向に
回転操作すると、止め金板１５が固定枠体１８側の受金
部１９から離脱するため、固定枠体１８に対する扉７の
施錠が解除され、扉７は操作ハンドル２を手前に引くこ
とによって開放される。錠前ユニット４は公知のシリン
ダー錠で構成されており、ロータ２０の内端部に連動装
備したカムに形成した、あるいはロータ２０自体に形成
した偏心突起２１が、錠止手段であるラッチボルト２２
の受動孔２３に挿入されている。所定の鍵２４によって
錠前ユニット４のロータ２０を回すと、ラッチボルト２
２が上下方向にスライドして、固定ケース１の背面壁部
の受溝部２５に係脱する。
【０００８】ラッチボルト２２の先端部が受溝部２５に
係合することによって、操作ハンドル２は固定ケース１
内の倒伏位置に錠止される。脆弱部５は、操作ハンドル
２の錠前ユニット収納部２６よりも先端側の背面部分
を、前方に向かってＶ字形に凹み形成することによって
得られている。操作ハンドル２の最先端部分は指掛け部
として固定ケース１の下側に突出している。
係合することによって、操作ハンドル２は固定ケース１
内の倒伏位置に錠止される。脆弱部５は、操作ハンドル
２の錠前ユニット収納部２６よりも先端側の背面部分
を、前方に向かってＶ字形に凹み形成することによって
得られている。操作ハンドル２の最先端部分は指掛け部
として固定ケース１の下側に突出している。
【０００９】
【発明の効果】 以上のように本発明では、横断枢軸３
を中心に出没回転可能に操作ハンドル２を固定ケース１
に収容し、操作ハンドル２の先端側に設けた錠前ユニッ
ト４によって操作ハンドル２を倒伏位置に錠止し、横断
枢軸３に関して錠前ユニット４よりも先端側の操作ハン
ドル２の部分に、錠前ユニット４の錠止手段よりも機械
強度の低い脆弱部５を形成したので、バールなどの工具
によって操作ハンドル２の先端部を抉じ開けようとした
とき、当該先端部が錠前ユニット４の錠止手段に先行し
て破断するため、錠前ユニットの機能を保全することが
でき、防犯性において優れている。
を中心に出没回転可能に操作ハンドル２を固定ケース１
に収容し、操作ハンドル２の先端側に設けた錠前ユニッ
ト４によって操作ハンドル２を倒伏位置に錠止し、横断
枢軸３に関して錠前ユニット４よりも先端側の操作ハン
ドル２の部分に、錠前ユニット４の錠止手段よりも機械
強度の低い脆弱部５を形成したので、バールなどの工具
によって操作ハンドル２の先端部を抉じ開けようとした
とき、当該先端部が錠前ユニット４の錠止手段に先行し
て破断するため、錠前ユニットの機能を保全することが
でき、防犯性において優れている。
【図１】 本発明の一実施例に係る平面ハンドル装置の
正面図であり、扉は施錠状態にある。
正面図であり、扉は施錠状態にある。
【図２】 該平面ハンドル装置の背面図である。
【図３】 該平面ハンドル装置の左側面図である
【図４】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】 操作ハンドルの先端部側から抉じ開けようと
する状態を示した断面図である
する状態を示した断面図である
【図６】 図１のＢ−Ｂ線断面図である。
１ 固定ケース ２ 操作ハンドル ３ 横断枢軸 ４ 錠前ユニット ５ 脆弱部
Claims (1)
- 【請求項１】 基端部の横断枢軸３を中心に出没回転可
能に操作ハンドル２が固定ケース１に収容され、操作ハ
ンドル２の先端側に設けた錠前ユニット４によって操作
ハンドル２が倒伏位置に錠止される平面ハンドル装置に
おいて、横断枢軸３に関して錠前ユニット４よりも先端
側の操作ハンドル２の部分に錠前ユニット４の錠止手段
よりも機械強度の低い脆弱部５を形成したことを特徴と
する平面ハンドル装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24641999A JP2001073597A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 平面ハンドル装置 |
| TW089210383U TW471517U (en) | 1999-08-31 | 2000-06-17 | Flush handle assembly |
| CN00120476A CN1286344A (zh) | 1999-08-31 | 2000-07-12 | 平面手柄装置 |
| KR10-2000-0047082A KR100437426B1 (ko) | 1999-08-31 | 2000-08-16 | 평면핸들장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24641999A JP2001073597A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 平面ハンドル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001073597A true JP2001073597A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17148209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24641999A Pending JP2001073597A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 平面ハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001073597A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102995960A (zh) * | 2012-12-04 | 2013-03-27 | 山东国强五金科技有限公司 | 一种推拉窗用隐形执手 |
| JP2014227672A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | タキゲン製造株式会社 | ポップアウト型扉用ロックハンドル装置 |
| JP2018119331A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | タキゲン製造株式会社 | マンホール蓋の鍵孔用溝付閉塞栓錠装置 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24641999A patent/JP2001073597A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102995960A (zh) * | 2012-12-04 | 2013-03-27 | 山东国强五金科技有限公司 | 一种推拉窗用隐形执手 |
| JP2014227672A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | タキゲン製造株式会社 | ポップアウト型扉用ロックハンドル装置 |
| JP2018119331A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | タキゲン製造株式会社 | マンホール蓋の鍵孔用溝付閉塞栓錠装置 |
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