JPH0524479Y2 - - Google Patents

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JPH0524479Y2
JPH0524479Y2 JP1986034323U JP3432386U JPH0524479Y2 JP H0524479 Y2 JPH0524479 Y2 JP H0524479Y2 JP 1986034323 U JP1986034323 U JP 1986034323U JP 3432386 U JP3432386 U JP 3432386U JP H0524479 Y2 JPH0524479 Y2 JP H0524479Y2
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JP
Japan
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handle
stopper piece
pin
frame
tip
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は紙用穴明けパンチを包装箱等に収納す
るに際し、穴明けパンチのハンドルを押下げ位置
に保持するハンドルロツク装置に関する。
(従来技術) 一般に、紙用穴明けパンチのハンドルの端部は
基台に対して跳ね上つて傾いているので、包装箱
に収納するときはハンドルを基台とほぼ平行とな
る位置まで押下げた方が包装効率がよいので、従
来は第6図に示すように基台21にストツパ部材
22を枢着しておき、包装時にはストツパ部材2
2を回動して押下げられたハンドル23の端部に
係合させてロツクしていた。
しかしながら、このようなパンチは、ストツパ
部材22が外部に露出しているため、外観、体裁
が悪くなるほか、外部からの力が加わりやすい。
したがつて、包装箱の輸送時等において振動、衝
撃などの際にストツパ部材22が動いてロツクが
外れてしまうことがある。包装箱内でロツクが外
れると、包装箱が膨出して破損し、商品価値を損
なうことがある。
(考案の技術的課題) 本考案は上記欠点を解決し、特に外部から不用
意な力が加わることがなく、ロツク操作も簡単な
紙用穴明けパンチのハンドルロツク装置を提供す
ることをその技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案に係る紙用
穴明けパンチのハンドルロツク装置は、基台上に
設置されたフレームにハンドルを回動操作可能に
支持する一方、該ハンドルの回動と連動して上下
移動するピンに抜き歯を下向きにして連結し、上
記ハンドルの回動操作によつて上記ピンとともに
抜き歯を上下動させるパンチにおいて、上記フレ
ームの側壁に沿つてストツパ片を摺動可能に支持
させるとともに、該ストツパ片の先端部を前記フ
レームの上壁と、ハンドルと抜き歯を連結してい
るピンの間に挿入することにより、ハンドルを押
し下げ位置に保持するとともに、保持状態におい
て前記ピンと係合してストツパ片の復帰方向への
移動を阻止する突部をストツパ片の先端部に設け
たことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 上述の構成によれば、穴明けパンチの包装時等
にはハンドルを押し下げて抜き歯の連結ピンを下
動させた後、ストツパ片を摺動させてその先端部
を上記フレームの上壁とピンとの間に挿入する。
これによりピンはストツパ片に係合してその上動
は阻止されるから、ピンに連動するハンドルの上
動もロツクされ、ハンドルは押し下げ位置に保持
される。
ロツクを解除するときは、ハンドルをさらに押
し下げてストツパ片を元の位置に摺動させればよ
い。
このように、本考案によればストツパ片をフレ
ームの側壁に沿つて摺動するという簡単な作業に
よつてロツク操作することができるほか、ストツ
パ片はフレームの側壁に支持される構造であるか
ら、外部に露出することがなく、したがつて外部
から不用意な力が加わりにくく、しかも従来品に
比べて外観、体裁が向上する。
また、ハンドル下げ状態に保持したときには、
ストツパ片の突出部の先端下部に形成された突部
はピンを越えた位置に移動しているので、何らか
の原因でストツパ片を元の位置に復帰させようと
する力が働いても、上記突部はピンに係合し、ス
トツパ片の移動は確実に阻止される。したがつ
て、包装箱に詰められた穴明けパンチに対し輸送
途中等で振動、衝撃等の外力が加えられても、ス
トツパ片のロツクが不用意に解除されることはな
い。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
図において符号Aは紙用穴明けパンチを示す。
この穴明けパンチAは、基台1上に設置されたフ
レーム2,2にハンドル3を回動操作可能に支持
する一方、該ハンドル3の回動と連動して上下移
動するピン4,4に抜き歯5,5を下向きにして
連結し、上記ハンドル3の回動操作によつて上記
ピン4とともに抜き歯5,5を上下動させるさせ
るもので、フレーム2は底部片2aの両側に側壁
2b,2bを立上げ形成し、側壁2b,2bの上
端部に底部片2aと平行に上片2cを形成したも
ので、基台1の端部両側に設けられている。フレ
ーム2,2と基台1との間には穴明け用紙材の差
込み間隙6が設けられ、該差込み間隙6をはさん
で各フレーム2の底部片2aと基台1には抜き歯
5の案内孔7a,7bが形成されている。抜き歯
5は下向きに設けられ、上記案内孔7a,7bに
沿つて上下動するようにピン4によつて連結支持
され、上部はフレーム2の上片2cに形成された
支持孔8に支持されている。ピン4は抜き歯5,
5に直交して設けられ、フレーム2の側壁2b,
2bに上下方向に形成された案内溝9a,9aに
沿つて上下移動可能に設けられている。
また、ハンドル3はU字形に曲形成され、その
各基端部の上壁10aの両側端下部には一対の側
片10b,10bが対向形成されている。そし
て、これらの側片10b,10bはそれぞれ両側
のフレーム2,2の側壁2b,2bに設けられた
案内溝9a,9aに直交する方向に穿設された案
内溝9b,9bに前後移動可能に設けられた連結
軸11に支持されているとともに、バネ12によ
り曲側が跳ね上るように付勢されている。さら
に、ハンドル3の側片10b,10bの長孔1
3,13には上記抜き歯5の連結ピン4が支持さ
れている。
上記構成において、ハンドル3をバネ12に抗
して下方に回動操作させると、これに連動してピ
ン4は案内溝9a,9aに沿つて押し下げられる
から、同様に抜き歯5も押し下げられ、フレーム
2の案内孔7aから差込み間隙6内に差込まれた
紙材14を貫通して基台1の案内孔7bに案内さ
れて移動する。ハンドル3から手を離すと、ハン
ドル3はバネ12の力によつて上方に回動し、抜
き歯5,5は上動し、穴明け済みの紙材14を差
込み間隙6から取出すことができる。
ところで、上記穴明けパンチAにはハンドル3
を押下げ位置に保持するロツク装置が設けられて
いる。このハンドルロツク装置は、上記フレーム
2の側壁2bに沿つて摺動するストツパ片15を
設けるとともに、該ストツパ片15の先端部を前
記フレーム2の上片2cと、ハンドル3と抜き歯
5,5を連結しているピン4との間に挿入可能に
構成されている。
すなわち、ストツパ片15はフレーム2の内側
に収まる程度の大きさで、基部15aには前後に
長い案内溝16が穿設され、また手動操作用の指
掛け部15cが屈曲成され、該基部15aから斜
め上方に突出部15bが形成されている。この突
出部15bの先端部17の上端はフレーム2の上
片2cよりもわずかに高く、下端はハンドル3を
ほぼ水平位置まで押し下げたときのピン4の上端
位置と同じか又はそれよりもわずか高くなるよう
に設定され、また先端部17にはフレーム2,2
の上片2cの受け溝18が形成されている。さら
に、上記先端部17の先端下部には突部19が形
成されている。フレーム2,2の側壁2b,2b
には抜け止め20aを有する支軸20が形成さ
れ、この支軸20はストツパ片15の案内溝16
に係合している。このためストツパ片15は案内
溝16に沿つて摺動可能となる。
次に、上記構成のロツク装置を作動態様につい
て説明する。通常の場合、ピン4はフレーム2の
上片2cの直下に位置しているので、ストツパ片
15の先端部17はピン4に当接し、ストツパ片
15はそれ以上移動することはできない。これに
対し、穴明けパンチを包装箱に包装する場合はハ
ンドル3を押し下げると、ピン4の位置はストツ
パ片15の先端部17よりも下がるので、ストツ
パ片15がフレーム側壁2bに沿つて前方に摺動
することによりフレーム上片2cはストツパ片1
5の受け溝18内に収まり、先端部17はピン4
とハンドル3の上壁10aとの間に挿入される。
ストツパ片15がこのように摺動した後は、ハン
ドル3から手を離しても、ピン4はストツパ片1
5の突出部15bの下端に係合するので、その上
動は阻止され、したがつて、ハンドル3はロツク
されて水平位置に保持される。ロツク時にはピン
4を上方に付勢するバネ12の力によりストツパ
片15とピン4とは圧接するため、一度ロツクす
ると、簡単に外れることはない。
ロツクを解除するときは、ハンドル3をさらに
押し下げてピン4とフレーム上片2cとの間隙を
あけ、ストツパ片15を後退させ、元の位置に復
帰摺動させればよい。
上述のように、ストツパ片15をフレーム側壁
2bに沿つて摺動するという簡単な作業によつて
ロツク操作することができるほか、ストツパ片1
5はフレーム側壁2bに支持される構造であるか
ら、外部に露出することがなく、したがつて外部
から不用意な力が加わりにくく、しかも従来品に
比べて外観、体裁が向上する。
なお、ロツク時にはストツパ片15の突出部1
5bの先端下部に形成された突部19はピン4を
越えた位置に移動しているので、なんらかの原因
でストツパ片15を元の位置に復帰させようとす
る力が働いても、上記突部19はピン4に係合
し、ストツパ片15の移動は確実に阻止される。
したがつて、包装箱に詰められた穴明けパンチA
に対し輸送途中等で振動、衝撃等の外力が加えら
れても、ストツパ片15のロツクが不用意に解除
されることはない。
また、ストツパ片15の先端部17はロツク時
にハンドル上壁と抜き歯5のピン4との間に挿入
される構成であればよく、必ずしも上述の例に限
定されない。例えば、先端部17がピン4とフレ
ーム上片2cとの間に挿入するものであつてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る穴明けパンチの斜視図、
第2図は上記穴明けパンチの中央縦断面図、第3
図はハンドル押し下げ時の上記穴明けパンチの中
央断面図、第4図及び第5図はそれぞれ第2図及
び第3図のX−X線及びY−Y線上の断面図であ
り、第6図は従来の穴明けパンチの説明図であ
る。 符号A……穴明けパンチ、1……基台、2……
フレーム、2b……側壁、3……ハンドル、4…
…ピン、5……抜き歯、10a……上壁、12…
…バネ、14……穴明け用紙材、15……ストツ
パ片、15b……突出部、15c……指掛け部、
17……先端部、19……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上に設置されたフレームにハンドルを回動
    操作可能に支持する一方、該ハンドルの回動と連
    動して上下移動するピンに抜き歯を下向きにして
    連結し、上記ハンドルの回動操作によつて上記ピ
    ンとともに抜き歯を上下動させるパンチにおい
    て、上記フレームの側壁に沿つてストツパ片を摺
    動可能に支持させるとともに、該ストツパ片の先
    端部を前記フレームの上壁と、ハンドルと抜き歯
    を連結しているピンの間に挿入することにより、
    ハンドルを押し下げ位置に保持するようにすると
    ともに、保持状態において前記ピンと係合してス
    トツパ片の復帰方向への移動を阻止する突部をス
    トツパ片の先端部に設けたことを特徴とする紙用
    穴明けパンチのハンドルロツク装置。
JP1986034323U 1986-03-10 1986-03-10 Expired - Lifetime JPH0524479Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986034323U JPH0524479Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986034323U JPH0524479Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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Publication Number Publication Date
JPS62147500U JPS62147500U (ja) 1987-09-17
JPH0524479Y2 true JPH0524479Y2 (ja) 1993-06-22

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ID=30842760

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503675B2 (ja) * 1989-08-07 1996-06-05 コクヨ株式会社 穿孔器用ロック部材

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212391B2 (ja) * 1972-10-02 1977-04-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212391U (ja) * 1975-07-16 1977-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212391B2 (ja) * 1972-10-02 1977-04-06

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JPS62147500U (ja) 1987-09-17

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