JP3098867B2 - 蓋開閉装置 - Google Patents

蓋開閉装置

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JP3098867B2
JP3098867B2 JP04214122A JP21412292A JP3098867B2 JP 3098867 B2 JP3098867 B2 JP 3098867B2 JP 04214122 A JP04214122 A JP 04214122A JP 21412292 A JP21412292 A JP 21412292A JP 3098867 B2 JP3098867 B2 JP 3098867B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のコンソ
ールボックスの蓋を両側(運転席側と助手席側と)から
開閉可能とする蓋開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置に関して、出願人は
既に、特願平4−67041号により、蓋体を開く操作
によって蓋体が外れてしまう可能性が少なく、操作力や
操作ストロークの設定が容易な蓋開閉装置を提案した。
これは、出没自在なヒンジピンを蓋体の両側に設け、蓋
体の各ヒンジピンに対応して二つ設けた操作ボタンのい
ずれかを押込むと、対応するヒンジピンが引張りケーブ
ルを介して引っ張られて蓋体内に没し、蓋体を一方側に
開くことができる構成としたものである。
【0003】そして、この装置は、ヒンジピンが没した
状態を維持すべく押込まれた操作ボタンに係合する係合
手段を有し、一方の操作ボタンを所定量押込んで蓋体を
開けた後は、前記係合手段とロッドとの相互作用によっ
て他の操作ボタンの操作ができなくなり、蓋体の外れが
防止されるという優れた効果を奏するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
閉装置では、ヒンジピンが没してその軸受穴への嵌合が
解除されたときに、前記係合手段が操作ボタンに係合す
る構成となっており、現物的に前記嵌合解除と前記係合
とが全く同時に行なわれるようにすることは無理である
から、厳密にはヒンジピンの嵌合解除から前記係合手段
の係合までに若干操作ボタンをさらに押込まなければな
らないものであった。
【0005】このため、きわめて微妙な操作ではある
が、操作ボタンの押込み量によっては、ヒンジピンの嵌
合は解除されているが前記係合手段が係合していないと
いう状態が生じることがあり、この場合蓋を開けて操作
ボタンから手を離すと操作ボタンは元の状態に戻るの
で、蓋体を一方に開けた状態で他の操作ボタンを押込む
ことが可能となり、他方のヒンジピンの嵌合も解除され
て蓋体が外れてしまうことがあり得た。
【0006】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、蓋体を開く操作によって蓋体が外れてしま
う事態を確実に防止することができる蓋開閉装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]蓋体(2)を左右両側から開閉可能とする蓋開閉
装置であって、蓋体(2)の前後の両端面における左端
に、互いに軸線を一致させて出没自在に設けられ、突出
状態において蓋体(2)が取り付く開口の前後両内面に
おける左端に形成された軸受穴(40)に回転自在に嵌
合して、蓋体(2)を右側から開ける際の揺動軸となる
1対の左側ヒンジピン(11a,11b)と、蓋体
(2)の前後の両端面における右端に、互いに軸線を一
致させて出没自在に設けられ、突出状態において蓋体
(2)が取り付く開口の前後両内面における右端に形成
された軸受穴(40)に回転自在に嵌合して、蓋体
(2)を左側から開ける際の揺動軸となる1対の右側ヒ
ンジピン(12a,12b)と、蓋体(2)に設けられ
前記左側ヒンジピン(11a,11b)及び右側ヒンジ
ピン(12a,12b)をそれぞれ突出方向に付勢する
付勢部材(13a,13b,14a,14b)と、前記
左側ヒンジピン(11a,11b)及び右側ヒンジピン
(12a,12b)が前記軸受穴(40)にそれぞれ嵌
合した蓋体(2)が閉状態にあるとき初期位置となり、
該初期位置の際に操作可能であり、該操作により前記付
勢部材(13a,13b,14a,14b)の付勢力に
抗して、前記左側ヒンジピン(11a,11b)あるい
は右側ヒンジピン(12a,12b)を選択的に蓋体
(2)内に没するまで移動させる開操作手段(15,1
6,17a,17b,18a,18b)と、前記開操作
手段(15,16,17a,17b,18a,18b)
の操作により、前記左側ヒンジピン(11a,11b)
あるいは右側ヒンジピン(12a,12b)を選択的に
蓋体(2)内に没するまで移動させる途中で、前記左側
ヒンジピン(11a,11b)あるいは右側ヒンジピン
(12a,12b)が前記軸受穴(40)から外れる手
前で開操作手段(15,16,17a,17b,18
a,18b)に係合し、この係合位置よりも開操作手段
(15,16,17a,17b,18a,18b)が元
の初期位置側に戻る方向への移動を、蓋体(2)が閉状
態に戻されるまで阻止する係合手段(19,20)とよ
りなることを特徴とする蓋開閉装置。
【0008】[2]蓋体(2)が取り付く開口の前後両
内面に、その上端側から前記軸受穴(40)がある下方
へ向かって張り出すように傾斜して、前記軸受穴(4
0)から外れる手前の位置分だけ蓋体(2)外に突出し
た前記左側ヒンジピン(11a,11b)及び右側ヒン
ジピン(12a,12b)の先端がそれぞれ当接しつつ
前記軸受穴(40)に案内される傾斜面(42)を形成
したことを特徴とする[1]記載の蓋開閉装置。
【0009】[3]前記左側ヒンジピン(11a,11
b)及び右側ヒンジピン(12a,12b)が前記軸受
穴(40)にそれぞれ嵌合した蓋(2)の閉状態におい
て、蓋体(2)をさらに閉じ方向に僅かに押し下げられ
るよう、前記軸受穴(40)の下面側を上下動自在で上
方に付勢された保持部材(50)により構成し、前記係
合手段(19,20)は、前記開操作手段(15,1
6,17a,17b,18a,18b)の下側で一端側
あるいは他端側が相対的に上下逆向きに揺動自在に蓋体
(2)に設けられた揺動部材から成り、該揺動部材はそ
の一端側が上方へ付勢され、前記開操作手段(15,1
6,17a,17b,18a,18b)により、前記左
側ヒンジピン(11a,11b)あるいは右側ヒンジピ
ン(12a,12b)を前記軸受穴(40)から外れる
手前の位置まで移動させたときに、該開操作手段(1
5,16,17a,17b,18a,18b)に前記揺
動部材の一端側が付勢力により係合する一方、蓋体
(2)が前記保持部材(50)を下降させて押し下げら
れたときに、蓋体(2)が取付く開口端面に前記揺動部
材の他端側が上方へ押されて前記一端側が下方へ揺動す
ることで、前記一端側の係合が解除するように構成した
ことを特徴とする[1]または[2]記載の蓋開閉装
置。
【0010】
【作用】本発明の蓋開閉装置であると、蓋体(2)が開
口に取付き、2対のヒンジピン(11a,11b,12
a,12b)がそれぞれ前記開口縁部(1a)の軸受穴
(40)に嵌合した状態にあるときには、これらヒンジ
ピンを嵌合する側に付勢する付勢部材(13a,13
b,14a,14b)の力により、この蓋体(2)が開
口を閉じている状態は保持される。
【0011】そして、蓋体(2)を開ける場合には、開
操作手段(15,16,17a,17b,18a,18
b)によって、前記付勢部材(13a,13b,14
a,14b)の付勢力に抗して前記左側ヒンジピン(1
1a,11b)あるいは右側ヒンジピン(12a,12
b)の対を、それぞれ選択的に蓋体(2)内に没するよ
うに移動させればよい。
【0012】例えば蓋体(2)の右側を左側に向けて開
けようとする場合には、開操作手段(15,16,17
a,17b,18a,18b)によって、右側ヒンジピ
ン(12a,12b)のみを蓋体(2)内に没入させれ
ば、左側ヒンジピン(11a,11b)を揺動軸として
蓋体(2)を右側から開くことができる。
【0013】しかも、残りのヒンジピンは、開操作手段
(15,16,17a,17b,18a,18b)を再
び操作しない限り、付勢手段(14a,14b又は13
a,13b)の作用によって、蓋体(2)が取り付く開
口縁部の軸受穴(40)に嵌合したままとなっており、
蓋体(2)が容易に外れることはない。
【0014】また、前記左側ヒンジピン(11a,11
b)あるいは右側ヒンジピン(12a,12b)の対を
それぞれ選択的に蓋体(2)内に没するように移動させ
る際、前記左側ヒンジピン(11a,11b)あるいは
右側ヒンジピン(12a,12b)の対がそれぞれ対応
する前記軸受穴(40)から外れる手前の位置で開操作
手段(15,16,17a,17b,18a,18b)
に係合手段(19,20)が係合する。このため、蓋体
(2)が開けられた後、開操作手段(15,16,17
a,17b,18a,18b)が不用意に元の初期位置
に戻ることはなく、蓋体(2)が外れてしまう可能性は
なくなる。
【0015】また、蓋体(2)が取り付く開口の前後両
内面に、その上端側から前記軸受穴(40)がある下方
へ向かって張り出すように傾斜して、前記軸受穴(4
0)から外れる手前の位置分だけ蓋体(2)外に突出し
た前記左側ヒンジピン(11a,11b)及び右側ヒン
ジピン(12a,12b)の先端がそれぞれ当接しつつ
前記軸受穴(40)に案内される傾斜面(42)を形成
した場合には、蓋体(2)を閉じる際にヒンジピン(1
1a,11b,12a,12b)の先端が開口周縁に引
っ掛かることがなく、円滑に蓋体(2)を閉じることが
できる。
【0016】また、閉状態の蓋体(2)を閉じ方向に僅
かに押し下げられるよう、前記軸受穴(40)の下面側
を上下動自在で上方に付勢された保持部材(50)によ
り構成するとともに、前記係合手段(19,20)を、
蓋体(2)が僅かに押し下げられたときに開口端部(1
b)に他端側が押されて揺動し係合が解除する揺動部材
(19,20)から構成した場合には、蓋体(2)を閉
じてさらに押し下げるという操作だけで、自動的に開操
作手段(15,16,17a,17b,18a,18
b)の係合手段(19,20)による保持状態が解除さ
れて、ヒンジピン(11a,11b,12a,12b)
が完全に突出して開口縁部の軸受穴(40)に嵌合し、
2対のヒンジピン(11a,11b,12a,12b)
が嵌合した状態(前記閉状態)に自動的に戻る。
【0017】
【実施例】以下、図1〜6に基づき本発明の一実施例を
説明する。図1,2は、本実施例の蓋開閉装置を適用し
たコンソールボックスの上面図である。このコンソール
ボックスは、例えば合成樹脂よりなるもので、図5に示
すように、直方体状のボックス本体1と、このボックス
本体1の上部開口を塞ぐ蓋体2とよりなる。
【0018】そして、この蓋開閉装置は、蓋体2の前後
方向(図1における上下方向)の両端面における左端に
軸線を一致させて出没自在に設けられた左側ヒンジピン
11a,11bと、前記両端面における右端に軸線を一
致させて出没自在に設けられた右側ヒンジピン12a,
12bと、これらヒンジピンをそれぞれ突出方向に付勢
する圧縮コイルバネ13a,13b,14a,14b
(付勢部材)と、前記ヒンジピンの各対に対応して摺動
自在に蓋体に設けられた左側操作ボタン15あるいは右
側操作ボタン16と、これらの操作ボタン15,16と
対応する二つのヒンジピンとをそれぞれ連結する引張り
ケーブル17a,17b,18a,18bとを、蓋体2
に有するものである。ここで左側操作ボタン15、右側
操作ボタン16、引張りケーブル17a,17b,18
a,18bは開操作手段を構成する。
【0019】また、蓋開閉装置は、後述する係合位置ま
で押込まれた操作ボタン15,16にそれぞれ係合して
戻り方向への摺動を阻止する左側揺動部材19あるいは
右側揺動部材20と、前記二つの操作ボタン15,16
の間に摺動自在に配置され同時操作を防止するロッド2
1と、を蓋体2に有するものである。ここで左側揺動部
材19及び右側揺動部材20は係合手段を構成する。
【0020】また、この蓋開閉装置は、図3,4に示す
ように、ボックス本体1における上部開口の前後に位置
する縁部1aの両内面に、前記ヒンジピン11a,11
b,12a,12bがそれぞれ嵌合する四つの軸受穴4
0を有するもので、これら軸受穴40の下面側が上下動
自在なリッドホルダ50(保持部材)により構成されて
いるものである。
【0021】左側ヒンジピン11a,11bあるいは右
側ヒンジピン12a,12bは、突出状態においてボッ
クス本体1における前記軸受穴40に回転自在に嵌合す
るもので、それぞれ同一軸線上に配置され、図3に示す
ようにその先端下面側が斜めにカットされた形状となっ
ている。
【0022】左側操作ボタン15あるいは右側操作ボタ
ン16は、蓋体2の左右の端部のうち、対応するヒンジ
ピンが設けられた側の端部に(左側操作ボタン15は左
端に、右側操作ボタン16は右端に)配置され、摺動方
向を蓋体の上面に沿う左右方向とされている。すなわ
ち、蓋体2の左右両端の下面側には、蓋体2の前後方向
の同一位置に位置して、蓋体2の上面に沿って内方に伸
びる断面四角形の凹部3,4が形成され、各操作ボタン
15,16は、この凹部3,4にそれぞれ摺動自在に嵌
込まれている。
【0023】これら左側操作ボタン15あるいは右側操
作ボタン16の奥側の端面の両端には、凹部3,4の奥
側の壁を貫通して伸びる摺動軸22,23が形成され、
これら摺動軸22,23の先端の大径部は、凹部3,4
の奥側の壁に当接することにより操作ボタン15,16
が蓋体2の左右の端面よりも突出しないよう、これら操
作ボタン15,16の外方への摺動ストロークを規制す
るストッパ24,25を構成している。
【0024】そして、摺動軸22,23の周囲であっ
て、操作ボタン15,16と凹部3,4の奥側の壁との
間には、圧縮コイルバネ26,27が取付けられ、操作
ボタン15,16を外方に付勢している。また、これら
左側操作ボタン15あるいは右側操作ボタン16の両側
面からは、それぞれ凹部3,4の側壁を貫通して伸びる
突起28a,28b,29a,29bがそれぞれ形成さ
れ、それぞれ引張りケーブル17a,17b,18a,
18bの一端が固定されるようになっている。なお、凹
部3,4の側壁において、突起28a,28b,29
a,29bが貫通する部分には、操作ボタン15,16
の摺動方向に長穴(図示略)が形成され、干渉が起きな
いようになっている。
【0025】また、この操作ボタン15,16の摺動ス
トロークは、各ヒンジピンが前記軸受穴40から完全に
抜けて蓋体2内に没するためのストローク以上の値に設
定され、この各ヒンジピンが前記軸受穴40から完全に
抜けて蓋体2内に没したときの操作ボタン15,16の
位置が嵌合解除位置となっている。すなわち、操作ボタ
ン15,16の先端が図2において符号Xで示す一点
鎖線の位置(嵌合解除位置)まで押込まれたときには、
各ヒンジピンの先端が図3において符号Yで示す位置
まで引き込まれる設定となっている。
【0026】そして、これら操作ボタン15,16の下
面側には、左側揺動部材19あるいは右側揺動部材20
が配置される凹部15a,16aがそれぞれ形成され、
これら凹部15a,16a内には、左側揺動部材19あ
るいは右側揺動部材20が係合する段部15b,16b
が形成されている。
【0027】引張りケーブル17a,17b,18a,
18bは、対応するヒンジピンの嵌合を解除するための
操作ボタン15,16の操作方向がこれらを蓋体2の内
部に押込む方向となるよう、蓋体15,16の左右の端
部側から引き回されて操作ボタン15,16の前記突起
28a,28b,29a,29bに取付けられている。
【0028】すなわち、蓋体2の左右の端部における、
凹部3,4のそれぞれ両側には、前記突起28a,28
b,29a,29bよりも蓋体2の端部側に位置して、
引張りケーブル17a,17b,18a,18bにそれ
ぞれ摺接する摺接ピン30a,30b,31a,31b
が設けられ、引張りケーブル17a,17b,18a,
18bは、それぞれこれら摺接ピン30a,30b,3
1a,31bに巻回されて引き回され、蓋体2の端部側
から前記突起28a,28b,29a,29bに取付け
られている。
【0029】なお、このように引張りケーブル17a,
17b,18a,18bを敷設する手段としては、上記
の如く摺接ピンに限らず、例えば回転自在な滑車を使用
してもよい。また、引張りケーブル17a,17b,1
8a,18bの長さは、左側ヒンジピン11a,11b
あるいは右側ヒンジピン12a,12bが前記軸受穴4
0に嵌合し、左側操作ボタン15あるいは右側操作ボタ
ン16が自由状態(ストッパ24,25が効いており、
左側操作ボタン15あるいは右側操作ボタン16の端面
が蓋体2の端面の位置に一致している状態)にある場合
に、図1に示すごとく、各引張りケーブルがたるみなく
緊張するような値に設定されている。さらに、この引張
りケーブル17a,17b,18a,18bの材質とし
ては、十分な柔軟性があるとともに伸びの少ないもので
あれば各種のものが使用でき、例えば、鋼線,ピアノ
線,絹糸等を使用することができる。
【0030】左側揺動部材19あるいは右側揺動部材2
0は、それぞれ、鋼線等の引張りケーブルを細長くルー
プ状に曲げ、この引張りケーブルの両端を横方向に平行
に伸ばした形状とされたもので、前記凹部3,4の底面
に形成された突起32,33の二つの横穴に各端部が挿
入されて支持され、全体の変形を伴いつつ上下方向に揺
動するものである。
【0031】この左側揺動部材19あるいは右側揺動部
材20は、ループ状部分の外側の一端が、図3,5に示
す如くボックス本体1の開口端面1bに向かって下方に
折曲しており、自然状態(変形していない状態)におい
ては、この一端が蓋体2の下面から下方に伸び、内側の
他端が上向くように、突起32,33への取付け位置等
が設定されている。これにより、左側操作ボタン15あ
るいは右側操作ボタン16が所定の係合位置まで押込ま
れると、自動的にこの左側揺動部材19あるいは右側揺
動部材20の他端が前記段部15b,16bに係合する
ようになっている。
【0032】ここで、係合位置とは、ヒンジピンの嵌合
が外れる前記嵌合解除位置の手前の位置である。すなわ
ち、図2に示す如く操作ボタン15,16の先端が符号
で示す位置(係合位置)まで押込まれたときには、
各ヒンジピンの先端が図3において符号Yで示す位置
にあり、各ヒンジピンがいまだ前記軸受穴40に嵌合し
ている設定となっている。
【0033】ロッド21は、前記凹部3,4の奥側の壁
を両端部がそれぞれ貫通した状態に配置され、操作ボタ
ン15,16と同方向に摺動自在とされて、操作ボタン
15,16の一方が係合位置に摺動すると、両端がこれ
ら二つの操作ボタン15,16の内側の端面に略当接す
る長さのものである。なお、このロッド21の一端と凹
部4の奥面を構成する壁との間には圧縮ばね35が配設
されて、このロッド21のがたつきを防止している。な
お、ここで、略当接する長さとは、かならずしも接触す
る必要はないことを意味し、少なくとも、一方の操作ボ
タンが前記係合位置に押込まれて、前記係合手段によっ
て戻り方向への摺動を阻止されている状態においては、
他方の操作ボタンがその嵌合解除位置に摺動する前にロ
ッド21の端面に当接することを意味する。
【0034】リッドホルダ50は、この場合図3,4に
示すように、直方体形の嵌合部51と、この嵌合部51
の上端一側部からL字状に伸びる支持部52とからな
る。このリッドホルダ50は、ボックス本体1の開口端
面1bにおける各軸受穴40に隣接する位置に形成され
た角形の凹部41にその嵌合部51が嵌込まれることに
よって上下動自在とされ、その支持部52がボックス本
体1の縁部1aの壁面内に伸びて前記軸受穴40の下面
を形成しているものである。また、このリッドホルダ5
0は、嵌合部51を貫通し前記凹部41の底部にねじ込
まれたネジ53によりその上方への移動ストロークを規
制され、このネジ53の外周であって前記嵌合部51と
凹部41の底面間に配された圧縮バネ54により上方に
付勢されている。
【0035】なお、このリッドホルダ50の上下動によ
って軸受穴40の上下方向の大きさが変化するが、リッ
ドホルダ50が最上方位置にあるときにヒンジピン11
a,11b,12a,12bが僅かな隙間でがたつきな
く嵌り込む大きさとなるよう、このリッドホルダ50の
最上方位置がネジ53のねじ込み量等により設定されて
いる。
【0036】また、このリッドホルダ50の下降動作に
より閉状態にある蓋体2の下方への微動が可能となる
が、この蓋体2の下方への移動ストロークを決定するリ
ッドホルダ50又は蓋体2と前記開口端面1bとの隙間
又はD(図3に示す)は、蓋体2が前記リッドホ
ルダ50を下降させて押し下げられたときに係合手段1
9,20が前記開口端面1bに押されて揺動し前記操作
ボタン15,16への係合が解除するのに十分な大きさ
とされている。
【0037】さらに、ボックス本体1における縁部1a
の上端部内面には、図3,4に示すように、前記符号Y
で示す位置にある各ヒンジピンの先端下面が当接する
位置に、下方に向かって張出すように傾斜する傾斜面4
2が形成されている。また、ボックス本体1の開口端面
1bには、例えば発泡性の樹脂等よりなり伸縮性に富む
クッション材55が取付けられ、係合手段19,20が
接触する箇所等を除くほとんどの部分において前記符号
で示す隙間を埋めている。
【0038】次に、上記実施例の作用を説明する。ま
ず、図1に示すように、蓋体2がボックス本体1の上部
開口に取付き、左側ヒンジピン11a,11b及び右側
ヒンジピン12a,12bがそれぞれ開口縁部1aの軸
受穴40に嵌合した状態にあるときには、これらヒンジ
ピンを嵌合する側に付勢するばね13a,13b,14
a,14bの力により、左側操作ボタン15あるいは右
側操作ボタン16が押されない限り、蓋体2が開口を閉
じている状態は保持される。このとき、左側揺動部材1
9あるいは右側揺動部材20は、その内側の端部が各左
側操作ボタン15あるいは右側操作ボタン16の段部1
5b,16bに乗り上げた状態にあり、変形状態となっ
ている。また、リッドホルダ50は最上位置にあり各ヒ
ンジピンはがたつきなく保持されている。
【0039】そして、例えば蓋体2を右側から開けよう
とする場合には、蓋体2の右端の右側操作ボタン16の
ある付近に手をかけて、この手の指で右側操作ボタン1
6を押して引けば、ワンタッチで開くことができる。す
なわち、右側操作ボタン16を図2に示す嵌合解除位置
2 まで押込むと、右側ヒンジピン12a,12bのみ
が引張りケーブル18a,18bを介して引かれてそれ
ぞれ蓋体2内の前記符号Y2 の位置に引き込まれるの
で、左側ヒンジピン11a,11bを揺動軸として蓋体
2を右側から開くことができる。
【0040】一方、蓋体2の左端の左側操作ボタン15
のある付近に手をかけて、この手の指で左側操作ボタン
15を嵌合解除位置まで押して引けば、同様に左側ヒン
ジピン11a,11bのみが引張りケーブル17a,1
7bを介して引かれてそれぞれ蓋体2内に引き込まれる
ので、図6に示す如く右側ヒンジピン12a,12bを
揺動軸として蓋体2を左側からワンタッチで開くことが
できる。
【0041】この際、例えば蓋体2を左側から開くべ
く、左側操作ボタン15が嵌合解除位置まで押込まれた
ときには、必ずこの左側操作ボタン15は係合位置を通
過するから、この係合位置において図3,5に示す如く
左側揺動部材19が左側操作ボタン15に係合する。す
なわち、図5に示す如く左側揺動部材19がその変形状
態からの復元力により自動的に反時計回りに揺動し、こ
の左側揺動部材19の内側の端部が左側操作ボタン15
の段部15bに自動的に係合して、左側操作ボタン15
の係合位置よりも外側への戻りを阻止する。また、ロッ
ド21は、二つの操作ボタン15,16の間に介在し
て、たとえ右側操作ボタン16に押込み方向の外力が加
わってもこの右側操作ボタン16を嵌合解除位置よりも
内側に摺動させない。
【0042】このため、蓋体2を一旦いずれかの側に開
くと、一旦引き込まれた開いた側のヒンジピンは係合位
置に対応する位置(Y)よりも外側に突出せず、ま
た、蓋体2を支持している残りのヒンジピンが引き込ま
れて蓋体2が外れてしまう可能性は全く無い。このこと
は、蓋体2を右側から開くときも全く同様であり、この
場合も、右側操作ボタン16を押込む過程でかならず係
合位置を通過し、図2に示す如く右側揺動部材20が右
側操作ボタン16に係合し、ロッド21が同様に作用す
る。
【0043】次に、蓋体2を元の状態に閉じるには、単
に開いた蓋体2を倒して閉じ、さらにボックス本体1の
上部開口端面1bに当接するまで(あるいはリッドホル
ダ50の支持部52が開口端面1bに当接するまで)押
し下げればよい。すると、まず閉じられる過程で、前記
符号Yで示す位置(係合位置に対応する位置)まで突
出している開いた側のヒンジピンが、前記ボックス本体
1の傾斜面42に当接してこの傾斜に従って一旦押込ま
れ、そして軸受穴40の位置で再び突出するという動作
をして、滑らかに軸受穴40に自動的に嵌合する。
【0044】そして、この位置からリッドホルダ50の
下降を伴ってさらに蓋体2を押し下げると、開いた側の
係合手段の外側の端部がボックス本体1の開口端面1b
に押されて揺動し、その内側の端部と操作ボタンの前記
段部との係合が外れて、ヒンジピンは符号Yで示す完
全に嵌合した位置に戻り、また手を離せばバネ54の復
元力によって蓋体2も前記通常の閉じ位置に戻る。
【0045】すなわち、例えば左側から開いた蓋体2を
閉じた場合には、左側揺動部材19がその外側の端部に
おいてボックス本体1の開口端面1bに押されて図5に
おいて時計回りに揺動し、この左側揺動部材19の外側
の端部と段部15bとの係合が外れる。このため、左側
操作ボタン15あるいは左側ヒンジピン11a,11b
は、バネ13a,13bあるいはバネ26の復元力によ
り元の位置X又はY (図1,3に示す)に戻る。
【0046】このように、上記蓋開閉装置であると、蓋
体2を左右いずれの側にもワンタッチで開けて閉めるこ
とができ、しかもこの際蓋体2が外れてしまう可能性は
全く無い。なぜなら、左側操作ボタン15あるいは右側
操作ボタン16は左右に別個に設けられ、いずれかの側
に蓋体2を開くために反対側の操作ボタンも押してしま
う可能性は極めて低く、またたとえ反対側の操作ボタン
を押したとしても、前述の左側揺動部材19あるいは右
側揺動部材20とロッド21の作用によりこの操作ボタ
ンが嵌合解除位置に摺動することは不可能であり、左側
ヒンジピン11a,11bあるいは右側ヒンジピン12
a,12bのうち両方とも引き込んだ状態になることは
あり得ないからである。
【0047】また、上記蓋開閉装置であると、左側操作
ボタン15あるいは右側操作ボタン16の必要ストロー
ク(嵌合解除位置までの摺動距離)は、引張りケーブル
17a,17b,18a,18bの引き回しにより一義
的に決まり(上記実施例の場合は、各ヒンジピンのスト
ロークに等しい)、また、左側操作ボタン15あるいは
右側操作ボタン16を摺動させるために必要な押圧力
は、バネ13a,13bあるいはバネ26の復元力に略
等しい(特に、摺接ピン28a,29a等の代りに滑車
を使用した場合には、摩擦による抵抗力はほとんど無く
なる)。このため、操作ストロークと操作力とを設計に
よりそれぞれ最適な値に設定することが極めて容易とな
る。
【0048】また、各ヒンジピン11a,11b,12
a,12bや操作ボタン15,16は、蓋体2を開いた
ときにも常時内部に収納されて外部に露出しないため見
栄えも良い。さらに、ヒンジを出没させるための操作力
伝達部材として引張りケーブル17a,17b,18
a,18bを使用する構成であるため、構造の簡単化及
び軽量化が図れる。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限られず、各
種変形が有り得る。例えば、前記摺接ピン28a,28
b,29a,29bの代りに滑車を設けてもよいし、ま
た、引張りケーブル17a,17b,18a,18bの
引き回しを変えて、各ヒンジピンと各操作ボタンの移動
量の関係を例えば2対1とし、各ヒンジピンを引き込む
ための操作ボタンの操作ストロークを低減することもで
きる。また、係合手段を、バネにより係合方向に付勢さ
れたリンクにより構成してもよい。さらに、係合手段の
端部が蓋体2の下面から突出しない構成とするととも
に、ボックス本体1の開口端面1bに突起を形成して、
蓋体2を押し下げたときにこの突起が蓋体2内に入り込
んで係合手段の端部を押すようにしてもよい。このよう
にすれば、蓋体2の裏側の美観も向上させることができ
る。
【0050】
【発明の効果】本発明の蓋開閉装置によれば、開操作手
段の操作により一方側のヒンジピンの嵌合のみを解除し
て、蓋体を左右いずれの側にもワンタッチで開けること
ができるのであって、しかも蓋体を開けたときには係合
手段が開操作手段に係合することによって、他方のヒン
ジピンの嵌合解除が確実に阻止されて、蓋体を開ける際
に蓋体が外れてしまうことを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である蓋開閉装置を示す平面
図である。
【図2】本発明の一実施例である蓋開閉装置を示す平面
図である。
【図3】図1のA断面図である。
【図4】本発明の一実施例の蓋開閉装置における軸受穴
の周辺構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例である蓋開閉装置を示す側面
図である。
【図6】本発明の一実施例である蓋開閉装置を示す側面
図である。
【符号の説明】
2…蓋体 11a,11b…左側ヒンジピン 12a,12b…右側ヒンジピン 13a,13b,14a,14b…付勢部材 15…左側操作ボタン 16…右側操作ボタン 17a,17b,18a,18b…引張りケーブル (15,16,17a,17b,18a,18b…開操
作手段) 19…左側揺動部材 20…右側揺動部材 (19,20…係合手段) 21…ロッド 40…軸受穴 50…保持部材(リッドホルダ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体を左右両側から開閉可能とする蓋開閉
    装置であって、 蓋体の前後の両端面における左端に、互いに軸線を一致
    させて出没自在に設けられ、突出状態において蓋体が取
    り付く開口の前後両内面における左端に形成された軸受
    穴に回転自在に嵌合して、蓋体を右側から開ける際の揺
    動軸となる1対の左側ヒンジピンと、 蓋体の前後の両端面における右端に、互いに軸線を一致
    させて出没自在に設けられ、突出状態において蓋体が取
    り付く開口の前後両内面における右端に形成された軸受
    穴に回転自在に嵌合して、蓋体を左側から開ける際の揺
    動軸となる1対の右側ヒンジピンと、 蓋体に設けられ前記左側ヒンジピン及び右側ヒンジピン
    をそれぞれ突出方向に付勢する付勢部材と、 前記左側ヒンジピン及び右側ヒンジピンが前記軸受穴に
    それぞれ嵌合した蓋体が閉状態にあるとき初期位置とな
    り、該初期位置の際に操作可能であり、該操作により前
    記付勢部材の付勢力に抗して、前記左側ヒンジピンある
    いは右側ヒンジピンを選択的に蓋体内に没するまで移動
    させる開操作手段と、 前記開操作手段の操作により、前記左側ヒンジピンある
    いは右側ヒンジピンを選択的に蓋体内に没するまで移動
    させる途中で、前記左側ヒンジピンあるいは右側ヒンジ
    ピンが前記軸受穴から抜け出る手前で開操作手段に係合
    し、この係合位置よりも開操作手段が元の初期位置側に
    戻る方向への移動を、蓋体が閉状態に戻されるまで阻止
    する係合手段とよりなることを特徴とする蓋開閉装置。
  2. 【請求項2】蓋体が取り付く開口の前後両内面に、その
    上端側から前記軸受穴がある下方へ向かって張り出すよ
    うに傾斜して、前記軸受穴から外れる手前の位置分だけ
    蓋体外に突出した前記左側ヒンジピン及び右側ヒンジピ
    ンの先端がそれぞれ当接しつつ前記軸受穴に案内される
    傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1記載の蓋開
    閉装置。
  3. 【請求項3】前記左側ヒンジピン及び右側ヒンジピンが
    前記軸受穴にそれぞれ嵌合した蓋の閉状態において、蓋
    体をさらに閉じ方向に僅かに押し下げられるよう、前記
    軸受穴の下面側を上下動自在で上方に付勢された保持部
    材により構成し、 前記係合手段は、前記開操作手段の下側で一端側あるい
    は他端側が相対的に上下逆向きに揺動自在に蓋体に設け
    られた揺動部材から成り、該揺動部材はその一端側が上
    方へ付勢され、 前記開操作手段により、前記左側ヒンジピンあるいは右
    側ヒンジピンを前記軸受穴から抜け出る手前まで移動さ
    せたときに、該開操作手段に前記揺動部材の一端側が付
    勢力により係合する一方、蓋体が前記保持部材を下降さ
    せて押し下げられたときに、蓋体が取付く開口端面に前
    記揺動部材の他端側が上方へ押されて前記一端側が下方
    へ揺動することで、前記一端側の係合が解除するように
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載の蓋開
    閉装置。
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