JPH0611555Y2 - 電子装置の収納装置 - Google Patents
電子装置の収納装置Info
- Publication number
- JPH0611555Y2 JPH0611555Y2 JP3705289U JP3705289U JPH0611555Y2 JP H0611555 Y2 JPH0611555 Y2 JP H0611555Y2 JP 3705289 U JP3705289 U JP 3705289U JP 3705289 U JP3705289 U JP 3705289U JP H0611555 Y2 JPH0611555 Y2 JP H0611555Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic device
- storage device
- lock
- receiving slide
- pressing lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、電子装置例えばポケットベルのような小型の
受信装置を頻繁に出し入れしても傷などを付ける虞れな
く収納することの可能な収納装置に関する。
受信装置を頻繁に出し入れしても傷などを付ける虞れな
く収納することの可能な収納装置に関する。
（従来の技術とその問題点） 従来、この種の装置の設計において、電子装置と収納装
置とを同時に設計する場合には電子装置が頻繁に出し入
れされても傷が付かないように配慮して電子装置と収納
装置の両者を設計することが可能である。しかし、電子
装置の方が先に製品となっていて、後から収納装置を設
計する場合には傷の付かないような収納装置を設計する
のに相当の苦労が伴うものであった。また、既存のかつ
種々のタイプの電子装置などを収納するのに、傷をなる
べく付けずに出し入れ出来、さらに簡便に収納できるよ
うな収納装置は従来存在しなかった。
置とを同時に設計する場合には電子装置が頻繁に出し入
れされても傷が付かないように配慮して電子装置と収納
装置の両者を設計することが可能である。しかし、電子
装置の方が先に製品となっていて、後から収納装置を設
計する場合には傷の付かないような収納装置を設計する
のに相当の苦労が伴うものであった。また、既存のかつ
種々のタイプの電子装置などを収納するのに、傷をなる
べく付けずに出し入れ出来、さらに簡便に収納できるよ
うな収納装置は従来存在しなかった。
（問題点を解決するための手段） 本考案は、前に述べた従来技術の問題点を解決すること
を目的とし、電子装置などを頻繁に出し入れしてもそれ
に因る傷など付き難いような、かつ既存のどのようなタ
イプの電子装置でも簡便に収納することの可能な収納装
置として、『電子装置を収納して摺動し得る受スライド
と、該受スライドの一部において回動可能に支持された
押さえ蓋と、該押さえ蓋の一部に設けられたカム突起
と、前記収納装置の一部に設けられた前記カム突起と接
触係合して前記押さえ蓋を押圧するための押さえ棒と、
前記受スライドが前記電子装置を収納した位置において
前記受けスライドを保持するためのロック手段と、及び
前記受スライドを復帰させるためのばね手段とを具備し
たことを特徴とする電子装置の収納装置』を提供するも
のである。
を目的とし、電子装置などを頻繁に出し入れしてもそれ
に因る傷など付き難いような、かつ既存のどのようなタ
イプの電子装置でも簡便に収納することの可能な収納装
置として、『電子装置を収納して摺動し得る受スライド
と、該受スライドの一部において回動可能に支持された
押さえ蓋と、該押さえ蓋の一部に設けられたカム突起
と、前記収納装置の一部に設けられた前記カム突起と接
触係合して前記押さえ蓋を押圧するための押さえ棒と、
前記受スライドが前記電子装置を収納した位置において
前記受けスライドを保持するためのロック手段と、及び
前記受スライドを復帰させるためのばね手段とを具備し
たことを特徴とする電子装置の収納装置』を提供するも
のである。
（実施例） 以下、図面に示す本考案の一実施例につき詳説する。
第１図及び第２図において、１０は電子装置例えばポケ
ットベルなどの小型受信装置を収納するための収納装置
である。収納物としての電子装置３０は、この収納装置
１０の内部に設けられた受スライド２０の内側左右に設
けられたレール１１及び１２に案内されて矢印Ａ−Ａ′
方向に挿入されたり取り出されたりする。即ち、電子装
置３０はこの受スライド２０に収納されたまま収納装置
内に挿入される。この収納装置１０には押さえ蓋２１が
回動可能に設けられていて、この押さえ蓋２１の上に
は、収納装置１０に固定された押さえ棒１３が設けられ
ている。後で詳しく述べるが、この押さえ棒１３は押さ
え蓋２１の両者の一部に設けられたカム突起２４と当接
して押さえ蓋２１押し下げる役目を有する。受スライド
２０の下部には、受スライド２０と収納装置１０の一部
との間にばね手段としてのスプリング１４が設けられて
いて、受スライド２０を収納装置１０の前方に常時引き
戻すような力が作用している。第２図に示されるよう
に、ロック手段１５は、受スライド２０の後方に設けら
れたロック１５Ａとそのロック突起部１５Ａと当接して
ロック作用を行う繋止部材１５Ｂとから構成される。こ
のロック手段１５は、ロック突起１５Ａが繋止部材１５
Ｂと最初に当接するとロック突起１５Ａがロックされ、
次にロック突起１５Ａが押されるとそのロックが解除さ
れように構成されている。
ットベルなどの小型受信装置を収納するための収納装置
である。収納物としての電子装置３０は、この収納装置
１０の内部に設けられた受スライド２０の内側左右に設
けられたレール１１及び１２に案内されて矢印Ａ−Ａ′
方向に挿入されたり取り出されたりする。即ち、電子装
置３０はこの受スライド２０に収納されたまま収納装置
内に挿入される。この収納装置１０には押さえ蓋２１が
回動可能に設けられていて、この押さえ蓋２１の上に
は、収納装置１０に固定された押さえ棒１３が設けられ
ている。後で詳しく述べるが、この押さえ棒１３は押さ
え蓋２１の両者の一部に設けられたカム突起２４と当接
して押さえ蓋２１押し下げる役目を有する。受スライド
２０の下部には、受スライド２０と収納装置１０の一部
との間にばね手段としてのスプリング１４が設けられて
いて、受スライド２０を収納装置１０の前方に常時引き
戻すような力が作用している。第２図に示されるよう
に、ロック手段１５は、受スライド２０の後方に設けら
れたロック１５Ａとそのロック突起部１５Ａと当接して
ロック作用を行う繋止部材１５Ｂとから構成される。こ
のロック手段１５は、ロック突起１５Ａが繋止部材１５
Ｂと最初に当接するとロック突起１５Ａがロックされ、
次にロック突起１５Ａが押されるとそのロックが解除さ
れように構成されている。
以上、述べたような構成の本考案収納装置の動作につき
第２図(a)から(e)を参照して以下のべる。また、電子装
置３０が受スライド２０内に挿入されそのまま押し込ま
れると、電子装置３０は、(b),(c)に示すように受スラ
イド２０をスプリング１４のばね力に抗して図面の右方
向に押し込まれる。(d)に示すような位置まで押し込ま
れると、ロック手段１５が作用して受スライド２０は固
定される。この時、押さえ棒１３がカム突起２４を押し
下げるので、電子装置３０は、押さえ蓋２１の下面に設
けられた緩衝材としてのクッション材２２を介して、傷
など付くとなく保持される。この時ロック突起１５Ａと
繋止部材１５Ｂとをロック係合状態とするために、最初
両者が押し付けられたとき両者間の距離はＤとなり、そ
の押し付けがなくなりロック状態が形成された時には距
離Ｄ′となる。
第２図(a)から(e)を参照して以下のべる。また、電子装
置３０が受スライド２０内に挿入されそのまま押し込ま
れると、電子装置３０は、(b),(c)に示すように受スラ
イド２０をスプリング１４のばね力に抗して図面の右方
向に押し込まれる。(d)に示すような位置まで押し込ま
れると、ロック手段１５が作用して受スライド２０は固
定される。この時、押さえ棒１３がカム突起２４を押し
下げるので、電子装置３０は、押さえ蓋２１の下面に設
けられた緩衝材としてのクッション材２２を介して、傷
など付くとなく保持される。この時ロック突起１５Ａと
繋止部材１５Ｂとをロック係合状態とするために、最初
両者が押し付けられたとき両者間の距離はＤとなり、そ
の押し付けがなくなりロック状態が形成された時には距
離Ｄ′となる。
次に、電子装置３０を収納装置１０から取り出す時に
は、(e)の状態において電子装置３０を両者間距離がＤ
となるように少し押すと、ロック手段１５のロックは解
除され、電子装置３０はスライド２０とともに手前に取
り出すことが可能となる。
は、(e)の状態において電子装置３０を両者間距離がＤ
となるように少し押すと、ロック手段１５のロックは解
除され、電子装置３０はスライド２０とともに手前に取
り出すことが可能となる。
（考案の効果） 以上述べた通り、本考案によれば、例えばポケットベル
のような小型の電子装置を頻繁に出し入れしても傷など
の付く虞れのない収納装置が得られ、かつ多くの種類の
電子装置に対しても広く適用可能な収納装置が提供され
る。
のような小型の電子装置を頻繁に出し入れしても傷など
の付く虞れのない収納装置が得られ、かつ多くの種類の
電子装置に対しても広く適用可能な収納装置が提供され
る。
第１図及び第２図は、本考案の一実施例を示すもので、
第１図は本考案収納装置の全体を示す斜視図、第２図は
電子装置の挿入動作及び取り出し動作を説明するための
概略側面図である。 １０……収納装置、１１，１２……レール、 １３……押さえ棒、１４……スプリング、 １５……ロック手段、１５Ａ……ロック突起、 １５Ｂ……繋止部材、２０……受スライド、 ２１……押さえ蓋、２２……クッション材、 ２３……ねじりバネ、２４……カム突起、 Ｄ……最初にロック突起を押し込んだときの距離、Ｄ′
……ロック係合が形成されたときの距離。
第１図は本考案収納装置の全体を示す斜視図、第２図は
電子装置の挿入動作及び取り出し動作を説明するための
概略側面図である。 １０……収納装置、１１，１２……レール、 １３……押さえ棒、１４……スプリング、 １５……ロック手段、１５Ａ……ロック突起、 １５Ｂ……繋止部材、２０……受スライド、 ２１……押さえ蓋、２２……クッション材、 ２３……ねじりバネ、２４……カム突起、 Ｄ……最初にロック突起を押し込んだときの距離、Ｄ′
……ロック係合が形成されたときの距離。
Claims (3)
- 【請求項１】電子装置を収納して摺動し得る受スライド
と、該受スライドの一部において回動可能に支持された
押さえ蓋と、押さえ蓋の一部に設けられたカム突起と、
前記収納装置の一部に設けられ前記カム突起と接触係合
して前記押さえ蓋を押圧するための押さえ棒と、前記受
スライドが前記電子装置を収納した位置において前記受
スライドを保持するためのロック手段と、及び前記受ス
ライドを復帰させるためのばね手段とを具備したことを
特徴とする電子装置の収納装置。 - 【請求項２】請求項第１項において、前記ロック手段
は、前記受スライドに設けられたロック突起と、前記収
納装置に設けられた該ロック突起をロックするための繋
止部材とから構成され、前記ロック突起と前記繋止部材
との最初の当接でロックが行われ、次の当接でそのロッ
クが解除されることを特徴とする電子装置の収納装置。 - 【請求項３】請求項第１項において、前記カム突起が前
記押さえ蓋の上面に設けられ、かつその押さえ蓋の下面
には緩衝材が設けられることを特徴とする電子装置の収
納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3705289U JPH0611555Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 電子装置の収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3705289U JPH0611555Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 電子装置の収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127076U JPH02127076U (ja) | 1990-10-19 |
| JPH0611555Y2 true JPH0611555Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31543818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3705289U Expired - Lifetime JPH0611555Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 電子装置の収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611555Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP3705289U patent/JPH0611555Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127076U (ja) | 1990-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100400874B1 (ko) | 도난 방지 컨테이너 | |
| US20020038769A1 (en) | Apparatus for holding a disc-like article | |
| JP2666104B2 (ja) | ペーパーカセットの支持装置 | |
| JP3836887B2 (ja) | 特にコンパクトディスク、音楽カセット、ビデオカセットなどのための縮小架高盗難防止ケース | |
| US6202454B1 (en) | Anti-theft security case | |
| CA1094022A (en) | Container for tape cassette | |
| JPH0611555Y2 (ja) | 電子装置の収納装置 | |
| JPH0825587B2 (ja) | 偏平な物品特に硬貨のための容器 | |
| US6086170A (en) | Combination compact disk storage box | |
| HUT63709A (en) | Storing device for record carriers | |
| JP2588680B2 (ja) | フロッピーディスクケース | |
| JP3143701B2 (ja) | 光ディスク収納体 | |
| JPH0794785B2 (ja) | かばん用錠 | |
| JP3342350B2 (ja) | ケース入りｃｄ等の収納容器 | |
| JPH0941748A (ja) | 被収納物体の収納安全装置 | |
| JPH061913Y2 (ja) | 車輪錠 | |
| JPH0524479Y2 (ja) | ||
| JP3851381B2 (ja) | 小型インプリンター | |
| JP2601073Y2 (ja) | 荷物等自動受け渡しボックス | |
| JP2650012B2 (ja) | 車輌用収納装置 | |
| JPS6223370Y2 (ja) | ||
| JP3690755B2 (ja) | 家具における抽斗のロック装置 | |
| JP2562682Y2 (ja) | 収納ケース | |
| JPS6117710Y2 (ja) | ||
| JPS5935009Y2 (ja) | 物品収納部の蓋装置 |