JP3763362B2 - 家具における抽斗のロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は家具における抽斗のロック装置に関し、更に詳しくは、施錠キーによる全抽斗のキーロックと、1つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を収納位置にロックする安全ロックの両機能を備えたロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、前面が開口したキャビネット本体の左右内側面に上下に間隔を開けてレール体を設け、各レール体に抽斗を出し入れ自在に支持したファイルキャビネット等の家具が用いられている。この種の家具においては、一般に、各抽斗の外側面にストッパが突設され、一方、キャビネット本体の内側には鍵棒が回動可能に縦設され、各ストッパに対応して鍵棒には複数個のフックが突設され、キャビネット本体に設けた施錠装置で鍵棒を回動させることにより、各フックを対応するストッパに対し係脱させるように構成されている。したがって、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック方向に回動させると、全てのフックが対応するストッパに係合するので、全ての抽斗を収納位置にロックすることができる。また、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック解除方向に回動させると全てのフックが対応するストッパから離脱するので、全ての抽斗が引き出し自在となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の家具においては、1つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗がロック解除状態にあるため、同時に複数個の抽斗が引き出されて家具の重量バランスが崩れ、家具が転倒する虞れがあった。
【0004】
本出願人による特願平5−352164号には、1つの抽斗が引き出されたときにフックを備えた鍵棒をロック方向に回動させることにより、他の抽斗を収納位置にロックするロック装置が開示されている。この開示構成によればフックを備えた鍵棒を用いて、施錠装置による全抽斗のキーロックと、1つの抽斗が引き出されたときの他の抽斗の安全ロックとを行うことができるので、簡素な構造で家具の安全性を高めることができる。
【0005】
しかし、上記特願平5−352164号記載のロック装置は、抽斗の側壁又はレール体に係合穴を形成し、抽斗が収納位置にあるときに鍵棒に設けられたアーム片をばね力で該係合穴に係合させることにより鍵棒をロック解除方向に回動させる構成であるため、抽斗を家具本体から引き出すときに係合穴から脱出したアーム片が抽斗の側壁面又はレール体の移動レールの壁面に押し当てられることとなり、抽斗の出し入れ動作中に上記アーム片の押当て力が常に抵抗力となって作用するため、抽斗の出し入れ操作が重くなるという難点がある。また、レール体に係合穴を形成することは、レール体の強度を低下させる原因となる。さらに、抽斗の側壁に直接係合穴を形成した場合、係合穴に係合したアーム片が抽斗の内部に突出して抽斗内のファイル等の収納物を傷つける虞れがあり、また、抽斗の内部に収納物が詰め込まれているとアーム片を十分に係合穴に係合させることができなくなるという問題が生じる。
【0006】
したがって、本発明の目的は、施錠装置でロック及びロック解除操作される鍵棒を利用した簡単な構成で、強度低下を招くことなく、1つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を確実に収納位置に安全にロックすることができ、しかも、抽斗の出し入れ操作を楽に行うことができる家具における抽斗のロック装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、家具本体に出し入れ自在に収容された複数の抽斗の外側面にそれぞれストッパを突設し、前記家具本体の内側に回動可能に縦設した鍵棒に前記ストッパに係合可能なフックを設け、前記家具本体に設けた施錠装置で前記鍵棒を回動させることにより、前記フックを前記ストッパに対し係脱させるようにした家具における抽斗のロック装置において、前記鍵棒にカム部材を設け、前記各抽斗には該抽斗が家具本体より引き出されるときにカム部材に当接し前記鍵棒を前記ストッパに対し前記フックの係合する方向に回動させる係接片を設け、前記施錠装置は解錠位置とキーでロック可能な施錠位置との間を前後に移動可能な作動板を有し、前記鍵棒はその一端より略水平に延びて前記作動板に形成された係合孔に係合するアームを有し、前記作動板の係合孔は、前記作動板が解錠位置にあるとき前記アームが該係合孔内を前後に移動して前記鍵棒のフックが前記ストッパに対し係脱し得るように前後方向に長穴状に形成され、前記係合孔の中央部には前記アームを該係合孔の前端又は後端に係止するためのくびれ部が形成され、前記アームは前記くびれ部または該くびれ部と対向する前記係合孔の壁部の弾性変形により前記くびれ部を通過可能であることを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1記載のロック装置においては、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック方向に回動させると、全てのフックが対応するストッパに係合するので、全ての抽斗を家具本体内の収納位置にロック(キーロック)することができる。また、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック解除方向に回動させると全てのフックが対応するストッパから離脱するので、全ての抽斗が引き出し自在となる。さらに、1つの抽斗が家具本体より引き出されるときに抽斗の外側面に設けられている係接片がカム部材に当接し鍵棒をロック方向に回動させるので、他の抽斗を収納位置に安全にロック(安全ロック)することができる。そして、抽斗が家具本体より引き出されるときに、抽斗の外側面に設けられている係接片がカム部材に当接し鍵棒をロック方向に回動させた後は、カム部材が引き出された抽斗および係接片に対し切り離し状態となるので、抽斗を軽い力で出し入れ操作することができる。また、抽斗或いは抽斗を案内するレール手段にロック用の窓部を開設する必要がないので、それらの強度低下を防止することができると共に、抽斗内の収納空間を安全に最大限利用することができる。
【0009
また、施錠装置と一体に設けられた作動板には前後方向に長穴状の係合孔が形成され、該係合孔の中央部には鍵棒のアームを該係合孔の前端又は後端に係止するためのくびれ部が形成され、さらに、アームは、該くびれ部または該くびれ部と対向する係合孔の壁部の弾性変形により該くびれ部を通過可能であるので、施錠装置が解錠位置にあるとき、鍵棒のアームは係合孔内のくびれ部によって係合孔内の前端または後端に安定に係止され得ると共に、適度の外力を受けたときはくびれ部または該くびれ部と対向する係合孔の壁部を弾性変形させつつ該くびれ部を通過することができる。したがって、作動板の前後移動によるキーロックおよび解除と、抽斗の出し入れに伴う他の抽斗の安全ロックおよび解除とをそれぞれ確実に行い得る抽斗のロック装置を提供することができる。すなわち、施錠装置の作動板がロック解除のために解錠位置へと移動されると、鍵棒の一端のアームは作動板の係合孔の前端に係止されたままロック解除方向に回動変位される。そして、このとき、アームはくびれ部によって作動板の係合孔の前端に係止されるので、アームが不用意に係合孔の後端側すなわちロック方向に移動することを防止できる。また、その後何れかの抽斗が引き出されると、アームは作動板の係合孔のくびれ部または該くびれ部と対向する係合孔の壁部を弾性変形させることによって該くびれ部を通過し、解錠位置に保たれている作動板の係合孔の前端から後端へと移動するが、このとき、アームはくびれ部によって作動板の係合孔の後端に係止されるので、アームが不用意に係合孔の前端側すなわちロック解除方向に移動することを防止できる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する図1から図7までは本発明をファイルキャビネットに適用した場合の第1実施例を示したものであり、図1はキャビネットの全体斜視図、図2は抽斗とレール手段とロック装置の構成を示す要部斜視図、図3(a),(b)はそれぞれロック装置の要部横断面図および要部縦断面側面図、図4はロック装置の要部縦断面図正面図、図5(a),(b)はそれぞれロック装置の要部斜視図、図6および図7はそれぞれロック装置の動作説明図である。
【0011
はじめに図1を参照すると、前面が開口したキャビネット本体1には上下3段の抽斗2が出し入れ自在に収納されている。図2に示すように、各抽斗2を支持するレール手段は、キャビネット本体1の左右内側面(片側内側面のみ図示)に固定した断面略コ字形の本体固定レール3と、この本体固定レール3内に挿入されて支持される断面略コ字形の中間移動レール4と、抽斗2の外側面に固定された抽斗固定レール7とを有している。中間移動レール4の後端には本体固定レール3の上面部3aの下面に当接するローラ5が軸支されており、また、中間移動レール4の前端近傍及び後端近傍にはそれぞれ本体固定レール3の底面部3bの上面に当接するローラ6が軸支されている。一方、抽斗2の抽斗固定レール7はローラ6の上面で支持されるようになっている。
【0012
上述したレール手段によれば、中間移動レール4を介して抽斗2をキャビネット本体1の前方に大きく引き出すことができるが、中間移動レールを省略したいわゆるシングルサスペンション形態のレール手段を用いてもよい。
【0013
図1〜図5に示すように、キャビネット本体1の片側の内側には鍵棒8が回動可能に縦設されており、各抽斗2の外側面に突設したストッパ9に対応して鍵棒8にはU字状の曲杆からなるフック10が溶接によって固着されている。
【0014
図2及び図3(b)に示すように、キャビネット本体1には施錠装置11が設けられている。この施錠装置11はキャビネット本体1の天板1aの上前面部と天板1aの内側に固設された前補強板1bとに支持されて前後に移動可能となっている。図2及び図3(b)はこの施錠装置11がキャビネット本体1の前方に突出した解錠状態を示している。この施錠装置11を後方に押し、施錠装置11のキー差込部11aに差し込んだキー(図示せず)を回すと、施錠装置11はその押し込まれた施錠位置にロックされるようになっている。施錠装置11には後方に延びる作動板12が一体に設けられている。この作動板12は金属製のフレーム13とその後端部に取り付けられた樹脂製のブロック片14とからなっており、ブロック片14に設けられたばね係止部15とキャビネット本体1の前補強板1bとの間に作動板12および施錠装置11を前方に付勢する引張ばね16が取り付けられている。
【0015
図3(b)および図5(a)に示すように、作動板12のブロック片14には係合孔14aが形成されており、鍵棒8はその上端より略水平に延びてブロック片14の係合孔14aに係合するアーム8aを有する。係合孔14aは、作動板12が解錠位置(前進位置)にあるときアーム8aが該係合孔14a内を前後に移動して鍵棒8のフック10がストッパ9に対し係脱し得るように前後方向に長穴状に形成されている。係合孔14aの中央部にはアーム8aを該係合孔14aの前端又は後端に係止するためのくびれ部14bが形成されている。また、くびれ部14bと対向する係合孔14aの壁部14cは撓み変形し得るように薄肉に形成されている。したがって、アーム8aはくびれ部14bによって係合孔14aの前端又は後端に係止されるが、該アーム8aに適度の力が加えられると、ブロック片13の壁部14cを撓み変形させつつくびれ部14bを通過することができる。
【0016
図3(a)および図5(a)に示すように、鍵棒8のアーム8aの先端部には該アーム8aが係合孔14aから不用意に抜け出ることを防止するための突起8bが設けられている。
【0017
図2,図3(a),図4および図5(a),(b)を参照すると、鍵棒8には樹脂製のカム部材17が固設されており、各抽斗2には該抽斗2がキャビネット本体1より引き出されるときにカム部材17に当接して前記鍵棒8をロック方向すなわちストッパ9に対しフック10の係合する方向に回動させる係接片18が設けられている。カム部材17は山形カム面17aを有し、係接片18はこの山形カム面17aに当接可能なピン18aを有する。また、カム部材17は鍵棒8の外周に弾接嵌合する嵌合部17bを有しており、また、図4から判るように、カム部材17の下面部に形成された係合溝にフック10が係合することにより、カム部材17は鍵棒8およびフック10に対し止着されている。
【0018
図5(b)に示すように、この実施例においては、係接片18は抽斗2の外側面に固着された保持片19に挿抜可能に装着されている。保持片19には係合穴19aが形成されており、係接片18にはこの係合穴19aの上縁に係止して係接片18を保持片19に係止する爪部18bが設けられている。
【0019
上記構成を有するロック装置においては、施錠装置11をキーで操作して鍵棒8をロック方向に回動させると、図6に示すように、全てのフック10が対応する抽斗2のストッパ9に係合するので、全ての抽斗2をキャビネット本体1内の収納位置にロック(キーロック)することができる。また、施錠装置11をキーで操作して鍵棒8をロック解除方向に回動させると、図3(a)に示すように、全てのフック10が対応する抽斗2のストッパ9から離脱するので、全ての抽斗2が引き出し自在となる。さらに、1つの抽斗2がキャビネット本体1より引き出されると、図3および図7から判るように、その抽斗2の外側面に設けられている係接片18のピン18aがカム部材17の山形カム面17aに当接し鍵棒をロック方向に回動させるので、他の抽斗2を収納位置に安全にロック(安全ロック)することができる。そして、抽斗2がキャビネット本体1より引き出されるときに、その抽斗2の外側面に設けられている係接片18がカム部材17に当接し鍵棒8をロック方向に回動させた後は、カム部材17は抽斗2および係接片18に対し切り離し状態となるので、抽斗2を軽い力で出し入れ操作することができる。また、抽斗2或いは抽斗2を案内するレール手段にロック用の窓部を開設する必要がないので、それらの強度低下を防止することができると共に、抽斗2内の収納空間を安全に最大限利用することができる。
【0020
また、上記構成のロック装置においては、施錠装置11と一体に設けられた作動板12のブロック片14には前後方向に長穴状の係合孔14aが形成され、該係合孔14aの中央部には鍵棒8のアーム8aを該係合孔14aの前端又は後端に係止するためのくびれ部14bが形成され、さらに、アーム8aは、該くびれ部14bまたは該くびれ部14bと対向する係合孔の壁部14cの弾性変形により該くびれ部14bを通過可能であるので、施錠装置11が解錠位置にあるとき、鍵棒8のアーム8aは係合孔14a内のくびれ部14bによって係合孔14a内の前端または後端に安定に係止され得ると共に、適度の外力を受けたときはくびれ部14bと対向する係合孔14aの壁部14cを弾性変形させつつ該くびれ部14bを通過することができる。したがって、作動板12の前後移動によるキーロックおよび解除と、抽斗2の出し入れに伴う他の抽斗2の安全ロックおよび解除とをそれぞれ確実に行うことができる。すなわち、施錠装置11の作動板12がロック解除のために解錠位置へと移動されると、鍵棒8の一端のアーム8aは作動板12のブロック片14の係合孔14aの前端に係止されたままロック解除方向に回動変位される。そして、このとき、アーム8aはくびれ部14bによって係合孔14aの前端に係止されるので、アーム8aが不用意に係合孔14aの後端側すなわちロック方向に移動することを防止できる。また、その後何れかの抽斗2が引き出されると、アーム8aは係合孔14aのくびれ部14bと対向する係合孔の壁部14cを弾性変形させることによって該くびれ部14bを通し、解錠位置に保たれている作動板12の係合孔14aの前端から後端へと移動するが、このとき、アーム8aはくびれ部14bによって係合孔14aの後端に係止されるので、アーム8aが不用意に係合孔14aの前端側すなわちロック解除方向に移動することを防止できる。
【0021
さらに、上記構成のロック装置においては、係接片18が抽斗2の外側面に固着された保持片19に装着されているので、抽斗2の外側面に複雑形状の打抜き、切り起こし等の加工を施すことなく、保持片19を介して係接片18を容易に抽斗2の外側面に取り付けることができる。
【0022
図8は係接片18の取付構造の変形例を示したものである。同図を参照すると、この変形例では、係接片18が抽斗2の外側面に切り起こし形成された保持片20に装着されている。また、抽斗2の外側面には係接片18の爪部18bを係止する係合穴21が形成されている。したがって、この変形例の場合、最小限の部品点数で係接片18を抽斗2の外側面に取り付けることができる。
【0023
以上、図示実施例につき説明したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されるものではない。例えば、上記実施例においてはフック10とカム部材17は別部材からなるが、フック10をカム部材17と一体に樹脂で作ることも可能である。
【0024
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、鍵棒にカム部材を設け、各抽斗には該抽斗が家具本体より引き出されるときにカム部材に当接し鍵棒をロック方向に回動させる係接片を設けたから、施錠装置でロック及びロック解除操作される鍵棒を利用した簡単な構成で、強度低下を招くことなく、1つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を確実に収納位置に安全にロックすることができ、しかも、抽斗の出し入れ操作を楽に行うことができる家具における抽斗のロック装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をファイルキャビネットに適用した場合の一実施例を示すキャビネットの全体斜視図である。
【図2】 図1のキャビネットの抽斗とレール手段とロック装置の構成を示す要部斜視図である。
【図3】 (a),(b)はそれぞれ解錠位置にあるロック装置の要部横断面図および要部縦断面側面図である。
【図4】 図1のキャビネットの要部縦断面図正面図である。
【図5】 (a),(b)はそれぞれ図1のキャビネットにおけるロック装置の要部斜視図である。
【図6】 施錠装置を解錠位置に移動させたときのロック装置の動作説明図である。
【図7】 抽斗を引き出したときのロック装置の動作説明図である。
【図8】 係接片の取付構造の変形例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体
2 抽斗
8 鍵棒
8a アーム
9 ストッパ
10 フック
11 施錠装置
12 作動板
14 ブロック片
14a 係合孔
14b くびれ部
14c 壁部
16 引張りばね
17 カム部材
17a 山形カム面
18 係接片
18a ピン
18b 爪部
19 保持片
19a 係合穴
20 保持片

Claims (1)

  1. 家具本体に出し入れ自在に収容された複数の抽斗の外側面にそれぞれストッパを突設し、前記家具本体の内側に回動可能に縦設した鍵棒に前記ストッパに係合可能なフックを設け、前記家具本体に設けた施錠装置で前記鍵棒を回動させることにより、前記フックを前記ストッパに対し係脱させるようにした家具における抽斗のロック装置において、
    前記鍵棒にカム部材を設け、前記各抽斗には該抽斗が家具本体より引き出されるときにカム部材に当接し前記鍵棒を前記ストッパに対し前記フックの係合する方向に回動させる係接片を設け
    前記施錠装置は解錠位置とキーでロック可能な施錠位置との間を前後に移動可能な作動板を有し、前記鍵棒はその一端より略水平に延びて前記作動板に形成された係合孔に係合するアームを有し、前記作動板の係合孔は、前記作動板が解錠位置にあるとき前記アームが該係合孔内を前後に移動して前記鍵棒のフックが前記ストッパに対し係脱し得るように前後方向に長穴状に形成され、前記係合孔の中央部には前記アームを該係合孔の前端又は後端に係止するためのくびれ部が形成され、前記アームは前記くびれ部または該くびれ部と対向する前記係合孔の壁部の弾性変形により前記くびれ部を通過可能である
    ことを特徴とする家具における抽斗のロック装置。
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