JPH0614581Y2 - 引き出し容器 - Google Patents
引き出し容器Info
- Publication number
- JPH0614581Y2 JPH0614581Y2 JP1990095317U JP9531790U JPH0614581Y2 JP H0614581 Y2 JPH0614581 Y2 JP H0614581Y2 JP 1990095317 U JP1990095317 U JP 1990095317U JP 9531790 U JP9531790 U JP 9531790U JP H0614581 Y2 JPH0614581 Y2 JP H0614581Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- directions
- guide
- ribs
- guide ridges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、衣類や、食品、玩具、雑貨類又はその他の
小物類などを入れるようにした引き出しを出し入れして
使用する引き出し容器の改良に関するものである。
小物類などを入れるようにした引き出しを出し入れして
使用する引き出し容器の改良に関するものである。
従来、引き出しを複数方に出し入れ可能とした引き出し
容器としては、特願平2−103682号に記載の物品
収納ケースのような、引き出しを前後左右に出し入れす
るものが知られている。
容器としては、特願平2−103682号に記載の物品
収納ケースのような、引き出しを前後左右に出し入れす
るものが知られている。
しかし、この従来の引き出し容器では、引き出しを出し
入れする際一旦引き出しを傾ける必要があり、スムーズ
に出し入れできず不便である。
入れする際一旦引き出しを傾ける必要があり、スムーズ
に出し入れできず不便である。
また、引き出しを取り外して引き出しそのもの向きを変
えて、適宜の方向から出し入れするようにはなっていな
い。
えて、適宜の方向から出し入れするようにはなっていな
い。
〔考案が解決しようとする課題〕 そこでこの考案は、引き出しを複数方に挿脱可能とし、
しかもスムーズに出し入れすることが出来る引き出し容
器を提供しようとするものである。
しかもスムーズに出し入れすることが出来る引き出し容
器を提供しようとするものである。
そのため、この考案の引き出し容器は、引き出しと、引
き出しを複数方から挿脱可能に開放したスペース及び座
部を有する枠体から成り、座部に案内突条を四方に形成
し、さらに引き出しの底の後部と左右部にリブを有し、
後部のリブが案内突条の内側に位置しながら左右部のリ
ブが案内突条に従い引き出しの前後方向のみに摺動する
ようにしたことを特徴とする。
き出しを複数方から挿脱可能に開放したスペース及び座
部を有する枠体から成り、座部に案内突条を四方に形成
し、さらに引き出しの底の後部と左右部にリブを有し、
後部のリブが案内突条の内側に位置しながら左右部のリ
ブが案内突条に従い引き出しの前後方向のみに摺動する
ようにしたことを特徴とする。
そして、案内突条を正方形状に形成してもよい。
また、枠体が引き出しを複数方から挿脱可能に開放した
スペース及び座部を複数個分含むようにして実施しても
よい。
スペース及び座部を複数個分含むようにして実施しても
よい。
この考案の引き出し容器は、上述の構成とすることによ
り、引き出しは枠体の開放したスペース及び座部に対し
て前後方向又は左右方向のうちの少なくともいずれかの
方向から挿脱操作可能とすることができ、しかも引き出
しは案内突条に案内されるため、引き出しの出し入れ角
度が常に正しく保たれて出し入れ操作がスムーズに行わ
れる。そして、引き出しの底の後部のリブが案内突条の
内側に位置することにより、引き出しの引き出し時にお
いて(あるいは引き出しの挿入時においても)、この後
部のリブが案内突条に係止されることとなり、引き出し
の前後方向への抜けを防止することができる。
り、引き出しは枠体の開放したスペース及び座部に対し
て前後方向又は左右方向のうちの少なくともいずれかの
方向から挿脱操作可能とすることができ、しかも引き出
しは案内突条に案内されるため、引き出しの出し入れ角
度が常に正しく保たれて出し入れ操作がスムーズに行わ
れる。そして、引き出しの底の後部のリブが案内突条の
内側に位置することにより、引き出しの引き出し時にお
いて(あるいは引き出しの挿入時においても)、この後
部のリブが案内突条に係止されることとなり、引き出し
の前後方向への抜けを防止することができる。
そして、案内突条を正方形状とすることにより、対向す
る案内突条間の各間隔が同一となるため、引き出しは四
方から挿脱操作可能にすることができる。
る案内突条間の各間隔が同一となるため、引き出しは四
方から挿脱操作可能にすることができる。
以下、この考案の構成を一実施例として示した図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
引き出し(1)は、枠体(2)に形成されている四方に
開放したスペース(3)から出し入れ可能にされてい
る。
開放したスペース(3)から出し入れ可能にされてい
る。
枠体(2)は、引き出し(1)を載置する座部(4)と
支柱(5)を組み合わせて成っており、座部(4)には
案内突条(6)を形成している。
支柱(5)を組み合わせて成っており、座部(4)には
案内突条(6)を形成している。
案内突条(6)は、座部の外周に沿うようにして四方に
形成され、その角部を切欠状(7)としている。
形成され、その角部を切欠状(7)としている。
さらに、引き出し(1)の底には、前記案内突条(6)
に沿って摺動するリブ(8)が、四角形状に連続的に形
成されている。なお、前部即ち手前側のリブ(8)はな
くとも、また、案内突条(6)同様、角部を切欠状とし
てもよい。
に沿って摺動するリブ(8)が、四角形状に連続的に形
成されている。なお、前部即ち手前側のリブ(8)はな
くとも、また、案内突条(6)同様、角部を切欠状とし
てもよい。
引き出し(1)をスペース(3)に挿入した状態に於い
て、左右部の各リブ(8)は、引き出し(1)の前後方
向に平行な案内突条(6)に前後動の案内をされるよう
にしているが、案内突条(6)の角部が切欠状(7)で
あるため、左右部の各リブ(8)はこの切欠状(7)部
分に嵌まり込んで座部(4)上面を引き出し(1)の前
後方向に摺動する。
て、左右部の各リブ(8)は、引き出し(1)の前後方
向に平行な案内突条(6)に前後動の案内をされるよう
にしているが、案内突条(6)の角部が切欠状(7)で
あるため、左右部の各リブ(8)はこの切欠状(7)部
分に嵌まり込んで座部(4)上面を引き出し(1)の前
後方向に摺動する。
よって、引き出し(1)は、枠体(2)に対して、少な
くとも前後方向又は左右方向のうちのいずれかの方向か
ら挿脱可能とすることができることとなる。
くとも前後方向又は左右方向のうちのいずれかの方向か
ら挿脱可能とすることができることとなる。
なお、案内突条(6)を正方形状とすると、対向する案
内突条(6)の各間隔が同一となるため、引き出し
(1)を四方から出し入れ可能にすることができる。
内突条(6)の各間隔が同一となるため、引き出し
(1)を四方から出し入れ可能にすることができる。
第5図に示されるように、後部のリブ(8)は、引き出
し(1)が摺動する際、前記案内突条(6)の内側に位
置しているので、この後部のリブ(8)は、引き出し
(1)の挿入時にはその外側面が後方の案内突条(6)
の内側面に係止され、引き出し(1)の引き出し時には
その内側面が前方の案内突条(6)の内側面に係止され
ることとなり、引き出し(1)の前後方向への抜けを防
止することができる。
し(1)が摺動する際、前記案内突条(6)の内側に位
置しているので、この後部のリブ(8)は、引き出し
(1)の挿入時にはその外側面が後方の案内突条(6)
の内側面に係止され、引き出し(1)の引き出し時には
その内側面が前方の案内突条(6)の内側面に係止され
ることとなり、引き出し(1)の前後方向への抜けを防
止することができる。
なお、この第5図に示した実施例では、リブ(8)も正
方形状に形成されているので、前部のリブ(8)も、引
き出し(1)の挿入時に、その内側面が前方の案内突条
(6)の外側面に係止されることとなり、抜け止め防止
の効果がより高まる。
方形状に形成されているので、前部のリブ(8)も、引
き出し(1)の挿入時に、その内側面が前方の案内突条
(6)の外側面に係止されることとなり、抜け止め防止
の効果がより高まる。
さらに、この考案の引き出し容器は、枠体(2)がスペ
ース(3)及び座部(4)を1個分だけ含むようにして
実施できる他、第1図及び第2図に示すように、枠体
(2)を上下方向に2段、3段などの多段式に構成した
り、左右方向に連接したりして、枠体(2)が引き出し
(1)を出し入れ可能としたスペース(3)及び座部
(4)を複数個分含むようにして実施することもでき
る。
ース(3)及び座部(4)を1個分だけ含むようにして
実施できる他、第1図及び第2図に示すように、枠体
(2)を上下方向に2段、3段などの多段式に構成した
り、左右方向に連接したりして、枠体(2)が引き出し
(1)を出し入れ可能としたスペース(3)及び座部
(4)を複数個分含むようにして実施することもでき
る。
引き出し(1)を出し入れ可能としたスペース(3)及
び引き出し(1)を1列に構成した場合には引き出し
(1)は枠体(2)に対して四方から出し入れ可能にで
きるが、2列構成の場合には、枠体(2)自体は四方か
らの出し入れ形式になるが、各引き出し(1)は第1図
及び第2図のように3方からの出し入れ形式となる。
び引き出し(1)を1列に構成した場合には引き出し
(1)は枠体(2)に対して四方から出し入れ可能にで
きるが、2列構成の場合には、枠体(2)自体は四方か
らの出し入れ形式になるが、各引き出し(1)は第1図
及び第2図のように3方からの出し入れ形式となる。
尚、図中の符号(9)は天板、(10)はキャスター、(11)
は開口で座部(4)の中央部を穴形状にしたものであ
る。
は開口で座部(4)の中央部を穴形状にしたものであ
る。
この考案は、上述のような構成を有するものであり、従
って、衣類や食品などの収容物を入れた引き出し(1)
を、定位置に設置したままの枠体(2)から、必要な方
向にスムーズに出し入れ操作できる。
って、衣類や食品などの収容物を入れた引き出し(1)
を、定位置に設置したままの枠体(2)から、必要な方
向にスムーズに出し入れ操作できる。
第1図はこの考案の引き出し容器の実施例で、複数の引
き出しを複数方に引き出した状態の図。第2図は引き出
しを収納した状態の斜視図。第3図は座部を示す枠体の
部分斜視図。第4図は引き出しの底を示す斜視図。第5
図は案内突条とリブの関係を示す座部の平面図。 (1)……引き出し、(3)……スペース (4)……座部、(6)……案内突条 (8)……リブ
き出しを複数方に引き出した状態の図。第2図は引き出
しを収納した状態の斜視図。第3図は座部を示す枠体の
部分斜視図。第4図は引き出しの底を示す斜視図。第5
図は案内突条とリブの関係を示す座部の平面図。 (1)……引き出し、(3)……スペース (4)……座部、(6)……案内突条 (8)……リブ
Claims (3)
- 【請求項1】引き出しと、引き出しを複数方から挿脱可
能に開放したスペース及び座部を有する枠体から成り、
座部に案内突条を四方に形成し、さらに引き出しの底の
後部と左右部にリブを有し、後部のリブが案内突条の内
側に位置しながら左右部のリブが案内突条に従い引き出
しの前後方向のみに摺動するようにしたことを特徴とす
る引き出し容器。 - 【請求項2】案内突条を正方形状に形成している請求項
1記載の引き出し容器。 - 【請求項3】枠体が引き出しを複数方に挿脱可能に開放
したスペース及び座部を複数個分有している請求項1又
は2記載の引き出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990095317U JPH0614581Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 引き出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990095317U JPH0614581Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 引き出し容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451247U JPH0451247U (ja) | 1992-04-30 |
JPH0614581Y2 true JPH0614581Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31833961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990095317U Expired - Lifetime JPH0614581Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 引き出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614581Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6050956B2 (ja) * | 2012-05-29 | 2016-12-21 | 株式会社岡村製作所 | 収納什器 |
TWI542300B (zh) | 2014-08-13 | 2016-07-21 | Li-Chen Chien | Adjustable drawer assembly model drawer cabinet |
JP7344542B2 (ja) * | 2019-07-12 | 2023-09-14 | 三進金属工業株式会社 | 収納ケースおよび仕分け収納ラック |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5614302Y2 (ja) * | 1975-08-18 | 1981-04-03 | ||
JPS5443949U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-26 | ||
JPH042303A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-07 | Nichiere Kk | 物品収納ケース |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP1990095317U patent/JPH0614581Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451247U (ja) | 1992-04-30 |
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