JP3013871U - 学習机 - Google Patents

学習机

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JP3013871U
JP3013871U JP1994014205U JP1420594U JP3013871U JP 3013871 U JP3013871 U JP 3013871U JP 1994014205 U JP1994014205 U JP 1994014205U JP 1420594 U JP1420594 U JP 1420594U JP 3013871 U JP3013871 U JP 3013871U
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JP1994014205U
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English (en)
Inventor
種夫 奥本
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株式会社奥本木工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品収納受皿を使用し易くすることができる
と共に、使用後の整理整頓もたやすく行うことができ、
さらに、物品収納受皿に取付けられる蓋体が邪魔になら
ないようにできる学習机を提供する。 【構成】 天板上に設けられた書棚に飾りパネル4を保
持する枠体5を着脱可能に取付ける。枠体5の下辺部
に、文房具等の物品を収納する物品収納受皿8を着脱自
在に取付ける。物品収納受皿8に、左半部又は右半部を
施蓋する蓋体19を、左右スライド自在かつ着脱自在に取
付ける。蓋体19の上面に、小突片部20を突設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、学習机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小学校低学年の児童等を対象とした学習机では、一般に、飾りパネルと それを保持する枠体が、天板上の書棚の後壁部に取付けられていた。
【0003】 また、その枠体の下辺部には、筆記具等を収納する横長の受皿が、一体に形成 され、かつ、その受皿に、上下に揺動して開閉自在とされた蓋体が取付けられて いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような学習机では、受皿内に収納した筆記具等を取出す場合、 体から遠い位置にまで手を伸ばす必要があるため、受皿は利用されないことが多 かった。
【0005】 また、上下に揺動して開閉自在とされた蓋体を上方へ揺動させて開けた場合、 その蓋体が飾りパネルの前面に重なって邪魔となっていた。
【0006】 そこで、本考案は、上述の問題を解決して、物品収納受皿を使用し易くするこ とができると共に、使用後の整理整頓もたやすく行い得る学習机を提供すること を目的とする。
【0007】 また、物品収納受皿に取付けられる蓋体が邪魔にならないように使用できる学 習机を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するために本考案に係る学習机は、天板上に書棚が設けられ ると共に、該書棚に飾りパネルを保持する枠体が着脱可能に取付けられた学習机 に於て、上記枠体の下辺部に、文房具等の物品を収納する物品収納受皿を着脱自 在に取付けると共に、該物品収納受皿に、左半部又は右半部を施蓋する蓋体を、 左右スライド自在かつ着脱自在に取付けたものである。
【0009】 なお、物品収納受皿の前壁部の上端面と後壁部の上端面に、左右方向の上方開 口凹溝を、凹設し、かつ、蓋体の前端縁と後端縁に、上記凹溝に上方から挿脱自 在に挿入される小突片を、突設するも好ましい。また、蓋体の上面に、小突片部 を、突設するも望ましい。
【0010】
【作用】
(請求項1によれば)枠体に物品収納受皿を着脱自在に取付けたので、枠体か ら物品収納受皿を取り外して、それを手が届き易い位置に置けば、筆記具等を容 易に出し入れすることができる。そして、使用後に、物品収納受皿を枠体に取付 ければ、素早く整理整頓できる。また、蓋体を左右にスライドさせれば、受皿の 左半分又は右半分を開くことができるため、蓋体が上方へ展開せず、邪魔になら ない。
【0011】 (請求項2によれば)物品収納受皿の左右方向の凹溝に蓋体の小突片が挿入さ れるため、蓋体を左右にスライドさせるのみでは、受皿から蓋体が外れることは ない。また、蓋体を上方へ持ち上げれば、受皿の凹溝から蓋体の小突片が離脱し て、受皿から蓋体を取り外すことができる。(請求項3によれば)蓋体上面の小 突片部に指を掛ければ、蓋体を容易に左右にスライドさせることができる。また 、その小突片部を指で摘んで蓋体全体を持ち上げて受皿から蓋体を取り外し得る 。
【0012】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0013】 図5は本考案に係る学習机の一実施例を示し、この学習机は、左右の脚板1, 1にて支持される天板2上に、書棚3が設けられると共に、その書棚3に飾りパ ネル4を保持する枠体5が着脱可能に取付けられたものである。
【0014】 書棚3は、2段状として形成され、下段に棚板6a及びその左右の段違い状の 棚板6b,6bを有すると共に、上段に棚板6cを有する。また、下段中央の棚 板6aの下側には、引き出し7,7が設けられる。
【0015】 枠体5は、樹脂にて正面視ロの字状として一体成形される。そして、その枠体 5の矩形状の開口部9を塞ぐ状態で裏面側から飾りパネル4が着脱自在に嵌め込 まれる(図4参照)。
【0016】 枠体5の上部後方には、上方へ突出状の係止片10が一体形成される。また、書 棚3の後方鉛直壁部11の上部には、下方開口状の左右方向の溝部12を有する突片 13が固着される。この突片13の溝部12に枠体5の係止片10を嵌め込むと共に、枠 体5の下端面を棚板6aの上面にて支持することにより、枠体5が書棚3の鉛直 壁部の前面に取付けられる(図4参照)。なお、図示省略したが、枠体5の下辺 部を前方へ引けば、上端の係止片10が突片13の溝部12から離脱するため、枠体5 を容易に取り外すことができる。
【0017】 しかして、図1に示すように、枠体5の下辺部に、文房具等の物品を収納する 物品収納受皿8を、着脱自在に取付ける。
【0018】 物品収納受皿8は、樹脂にて一体成形される。その左右方向の中間部には、中 間隔壁14が形成され、複数の上方開口状の収納部15, 16, 17, 18を左右に2分し ている。具体的には、中間隔壁14の左側に3つの比較的小さい収納部15, 16, 17 が形成され、右側に1つの横長の大きい収納部18が形成される。また、物品収納 受皿8には、左半部又は右半部を施蓋する蓋体19が、左右スライド自在かつ着脱 自在に取付けられる。
【0019】 即ち、図2の断面側面図に示すように、物品収納受皿8の前壁部40の上端面と 後壁部41の上端面には、夫々、左右方向の上方開口凹溝21, 22が、凹設される。 かつ、蓋体19の、前端縁と後端縁に、物品収納受皿8の上記凹溝21, 22に上方か ら挿脱自在に挿入される小突片23, 24が、突設される。さらに、蓋体19の上面に 、小突片部20, 20が、突設される。
【0020】 このように構成したことにより、小突片部20, 20に指を掛けて蓋体19を左右何 れか一方へ押せば、蓋体19の左半分又は右半分を開くことができると共にその反 対側を閉じることができる。また、小突片部20, 20を指で摘んで上方へ持ち上げ れば、受皿8から蓋体19を容易に取り外すことができる。
【0021】 また、図2と図3に示すように、物品収納受皿8の後面側の上部には、後方へ 突出する短片部25と、その短片部25の後端を下方へ垂下して形成された垂下片部 26と、から成る係止片27が一体に形成される。なお、図3では、物品収納受皿8 の一端側(正面から見て左側)の部分があらわれていないが、その一端側端部に も係止片27が形成される。
【0022】 しかして、図4に示すように、枠体5の下片部に、物品収納受皿8を着脱自在 に取付ける。即ち、枠体5の下部の前面側には、物品収納受皿8の係止片27を係 止する左右方向の帯状片部28と、その帯状片部28の後方かつやや上方に位置する 左右方向の水平状片部29と、が形成される。
【0023】 帯状片部28と水平状片部29との間には間隙部Sが形成され、この間隙部Sに物 品収納受皿8の係止片27が挿入される。
【0024】 上述のように構成したことにより、枠体5から物品収納受皿8を取り外して、 その物品収納受皿8を、手が届き易い場所に載置して、筆記用具などを出し入れ することができる。また、使用後は、物品収納受皿8を枠体5に取付ければ、迅 速に整理整頓を行うことができる。また、蓋体19を左右何れかにスライドさせれ ば、右側の収納部18又は左側の収納部15,16,17が開状態となり、反対側が閉状 態となる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0026】 請求項1記載の学習机によれば、(枠体5から物品収納受皿8を取り外すこと により)物品収納受皿8を使用し易くすることができると共に、(枠体5に物品 収納受皿8を取付けることにより)使用後の整理整頓もたやすく行い得る。また 、物品収納受皿8に取付けられる蓋体19を、邪魔にならないように開閉でき、か つ、開閉操作が容易となる。さらに、(物品収納受皿8から蓋体19を取外すこと により)物品収納受皿8が一層使用し易くなる。
【0027】 請求項2記載の学習机によれば、請求項1記載のものと同様の効果を奏すると 共に、物品収納受皿8に、蓋体19を、左右スライド自在かつ着脱自在に取付ける ための構造を簡単なものとすることができ、製造が容易となる。また、受皿8か ら蓋体19を容易に取り外しできる。
【0028】 請求項3記載の学習机によれば、請求項1又は2記載のものと同様の効果を奏 すると共に、(蓋体19の小突片部20, 20を指で摘むことにより)受皿8から蓋体 19を容易に取り外すことができる。また、受皿8に蓋体19取り付けることも容易 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の学習机の要部斜視図である。
【図2】物品収納受皿と蓋体の断面側面図である。
【図3】物品収納受皿の要部背面図である。
【図4】要部断面側面図である。
【図5】正面図である。
【符号の説明】
2 天板 3 書棚 4 飾りパネル 5 枠体 8 物品収納受皿 19 蓋体 20 小突片部 21 上方開口凹溝 22 上方開口凹溝 23 小突片 24 小突片 40 前壁部 41 後壁部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板2上に書棚3が設けられると共に、
    該書棚3に飾りパネル4を保持する枠体5が着脱可能に
    取付けられた学習机に於て、上記枠体5の下辺部に、文
    房具等の物品を収納する物品収納受皿8を着脱自在に取
    付けると共に、該物品収納受皿8に、左半部又は右半部
    を施蓋する蓋体19を、左右スライド自在かつ着脱自在に
    取付けたことを特徴とする学習机。
  2. 【請求項2】 物品収納受皿8の前壁部40の上端面と後
    壁部41の上端面に、左右方向の上方開口凹溝21, 22が、
    凹設され、かつ、蓋体19の前端縁と後端縁に、上記凹溝
    21, 22に上方から挿脱自在に挿入される小突片23, 24
    が、突設されている請求項1記載の学習机。
  3. 【請求項3】 蓋体19の上面に、小突片部20, 20が、突
    設されている請求項1又は2記載の学習机。
JP1994014205U 1994-10-21 1994-10-21 学習机 Expired - Lifetime JP3013871U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000176A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 株式会社岡村製作所 組み合わせ家具

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