JPH0750975Y2 - コード取り出し部を設けた机 - Google Patents

コード取り出し部を設けた机

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JPH0750975Y2
JPH0750975Y2 JP1990006597U JP659790U JPH0750975Y2 JP H0750975 Y2 JPH0750975 Y2 JP H0750975Y2 JP 1990006597 U JP1990006597 U JP 1990006597U JP 659790 U JP659790 U JP 659790U JP H0750975 Y2 JPH0750975 Y2 JP H0750975Y2
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JP
Japan
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cap
cord
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desk
frame
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Inventor
道晴 田崎
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共栄工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天板の奥端縁にコード取り出し部を設けた机
に関するもので、このコード取り出し部の内部に収納し
てある電話線、あるいは、OA機器用配線等を机上に取り
出し、机上の電話器、電気器具等に接続し得るもので、
しかも、コード取り出し部用のキャップを取り除いて、
他の場所に放置する必要のないものである。
(従来の技術) 従来、この種のコード収納部は、通常、机天板上面の中
央部もしくは、後部寄り横幅方向に溝を設けて、この溝
にカバーを取付け、この溝内にコードを通す方式が存在
している。
また、机天板の後縁上部に開口を有する枠体をねじ止め
等により着脱自在に固定して、該枠体内部にコード収納
部を形成し、その上部開口に合成樹脂等のキャップを取
付けたものが存在する(実開昭62-183723号公報参
照)。
(本考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記の従来技術においては、天板の奥行
方向の使用部分が狭くなり、また、天板に対して溝が造
り付けであるため、不使用の際には邪魔になる等の不便
な点があり、さらに、また机本体とは別体で製作するの
で、見栄えのするものにするためには、机本体を含めて
コード収納部の枠体の構造が、複雑で製作に困難を生ず
る問題点があった。
本考案は、この点に鑑み、簡単な構成により天板での執
務使用範囲が狭くなることがなく、またコードを使用中
も不使用の際にも邪魔になることがなく、しかも、机本
体とは別体のコード取り出し用の枠体を製作し、机本体
に固定してあり、またキャップはコード使用中でも、略
中央部に一体的に蝶番機能を持たせた薄肉部を形成して
あるので、コード取り出し部が枠体から離れることもな
く、キャップの置く場所を考慮する必要がない極めてシ
ンプルなコード取り出し部を設けた机を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、コード取り出し部の枠体にキャップを係止す
る前後方向に2個所の係止部を設け、キャップは、上記
枠体の2個所の係止部に係合する係止部と、略中央部に
蝶番機能を持った薄肉部を形成したことによって、前記
の課題の解決を図った。さらに、具体化したものとして
は、天板(1)の奥端縁に幅方向に対して略全長に渡
り、コード取り出し部(5)を形成し、該コード取り出
し部(5)は、枠体(7)とキャップ(6)とからな
り、枠体(7)前後と、キャップ(6)の前後に係合部
(11)(11′)を設け、上記キャップ(6)の前後どち
らか一端を、上記枠体(7)の前後どちらか一方に着脱
自在に取付けられ、上記キャップ(6)は、略中央部に
一体的に蝶番機能を持たせた薄肉部(8)を形成したこ
とを特徴とするコード取り出し部を設けた机」を「天板
(1)の奥端縁に幅方向に対して略全長に渡り、コード
取り出し部(5)を形成し、該コード取り出し部(5)
は、枠体(7)とキャップ(6)とからなり、枠体
(7)の前後に枠体係止凹部(11)を形成し、キャップ
(6)の前後にキャップ係止凸部(11′)を設け、上記
キャップ(6)の前後どちらか一端のキャップ係止凸部
(11′)を、上記枠体(7)の前後どちらか一方の枠体
係止凹部(11)に着脱自在に取付け、上記キャップ
(6)は、略中央部に一体的に蝶番機能を持たせた薄肉
部(8)を形成したコード取り出し部を設けた机が挙げ
られる。
(作用) 本考案は、以上の構成を採用することにより、簡単な構
成で、コードを使用する際は、左右方向どちらの、どの
位置にも取り出せるし、しかも、前後のうち都合の良い
方向より取り出せて、キャップも略中央部の一体的に蝶
番機能を持った薄肉部を利用して、前後のどちら側かに
開放でき、しかも、一体的なキャップなので取外すこと
もなく、キャップの置き場所を考慮する必要がなく邪魔
にもならない。また、見栄えの良い机を得ることが可能
となった。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面で詳細に説明する。
まず、第1図〜第3図に示した本考案の1実施例につい
て説明すると、第1図は、本考案の一実施例を示す概略
全体図で、(1)は机天板、(2)は脚、(3)は幕
板、(4)は袖引出、(5)はコード取り出し部、
(6)はキャップである。
本考案のコード取り出し部(5)の具体的な実施例を第
2図、第3図によって説明すると、(7)は上面が開口
した、ほぼ天板(1)と同じ長さの横長矩形状の枠体
で、枠体(7)は、その適当個所に断面が略逆L字形状
の補強板(9)の垂直板部(9a)を、上記天板(1)後
部の支持補強板(10)に適宜の固定手段、例えば、固定
ナットにねじ止めし、机天板(1)の後縁に固定され、
さらに、その枠体下部にコード収納部(14)が形成され
ている。
枠体(7)の固定は、ボルト、ナットによる固定だけで
なく、他の公知の固定手段、例えばスポット溶接等を採
用することができることはいうまでもない。
また、枠体(7)は、天板(1)の後面に適宜の固定手
段によって固着してもよいし、さらに、枠体(7)の下
方には後部幕板(13)が設けられて、前部の幕板(3)
と2重構造になっている。後部幕板(13)は、枠体
(7)の底板部(7a)と前部の幕板(3)と補強取付板
(12)とにより嵌合固定されている。
(6)は枠体(7)の上面開口を覆うように取付けられ
た合成樹脂製のキャップで、枠体(7)の後部内面と前
部内面に形成した係止凹部(11)を形成し、キャップ
(6)の両端部に係止凸部(11′)を形成して、上記枠
体の係止凹部(11)に差し込み着脱可能に係止できるよ
うになっている。
このキャップ(6)は、略中央部に一体的に蝶番機能を
持った薄肉部(8)が形成され、開閉をこの薄肉部
(8)を介して行なうことができるので、コードを不使
用の場合は、第2図の実線で示すように、キャップ
(6)は枠体に係止して平坦状態にでき、使用時には、
第2図の点線で示すように手前側か後側のどちらか最適
な方を、上記薄肉部(8)を介して折り上げ開放できる
ように構成されている。また、必要に応じて蓋付のコン
セント、あるいは、ペントレー等文房具の収納部を設け
たり、一体の長尺のものでなく分割して短尺のものにす
ることもできる。また、枠体(7)の側端部に同様にし
て取付けた合成樹脂製のエンドキャップ(15)を設け、
これには、電気スタンドあるいは、棚等の支柱の取付け
孔(16)が設けられている。
この机は、上記の如き構造であるから、枠体(7)の上
面部からキャップ(6)の前、後側のどちらかを適宜選
択して係止を解除して他の側は係止したままで、この解
除した側の間隙を利用してコードを引き出し、机上の機
器類に配線することができ、また、コンセント等にも配
線することができる。さらに、この枠体部分にペントレ
ーを設けておけば筆記用具等を収納することができる。
なお、枠体(7)、キャップ(6)の材料としては、合
成樹脂製だけでなく、金属製等適宜の材料を選択すれば
よいし、枠体(7)とキャップ(6)との係止部の形状
は、第3図に示したものとは、逆に枠体(7)に凸部、
キャップ(6)に凹部を形成する等、簡単に着脱できる
ものであれば良く、種々設計できるものである。
(考案の効果) 本考案は以上の構成に基づき次の効果を得ることができ
る。
(1)コードを取り出す場合、キャップの略中央部に蝶
番機能を持った薄肉部を介して前、後側のどちらか一方
を簡単に枠体から持ち上げ係止を取外し、他側は、枠体
に係止しておくことができるので、キャップを別な場所
に置くことを考慮する必要がなく、また、紛失して捜す
こともなくなる。
(2)キャップと枠体の前、後側に係止部を形成し、キ
ャップの略中央部に蝶番機能を持った薄肉部を設けるこ
とにより、簡単な構造で、コード取り出し部の開閉が容
易にでき、しかも、天板本来の面積がこれにより狭めら
れることもない。
(3)天板の奥端縁のうちでもキャップを前側か、後側
のどちらかを薄肉部を境にして開閉できるので、手前側
か後側のどちらかにコードを取り出す選択が可能にな
り、使用する機器の構造に合わせることができる。
(4)コード取り出し部を複数個に分割したので、最適
な位置のコード取り出し部を着脱係止してコードを引き
出し使用することができるので、天板上に露出されるコ
ードが最小限で良く、天板本来の面積が確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である机全体を示す斜視
図、第2図は本考案のコード取り出し部の一部拡大断面
図、第3図は本考案のコード取り出し部の一部拡大平面
図である。 (1)……天板,(2)……脚,(3),(13)……幕
板,(4)……袖引出,(5)……コード取り出し部,
(6)……キャップ,(7)……枠体,(8)……薄肉
部,(11)……枠体係止凹部,(11′)……キャップ係
止凸部,

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板(1)の奥端縁に幅方向に対して略全
    長に渡り、コード取り出し部(5)を形成し、該コード
    取り出し部(5)は、枠体(7)とキャップ(6)とか
    らなり、枠体(7)の前後に枠体係止凹部(11)を形成
    し、キャップ(6)の前後にキャップ係止凸部(11′)
    を設け、上記キャップ(6)の前後どちらか一端のキャ
    ップ係止凸部(11′)を、上記枠体(7)の前後どちら
    か一方の枠体係止凹部(11)に着脱自在に取付け、上記
    キャップ(6)は、略中央部に一体的に蝶番機能を持た
    せた薄肉部(8)を形成したことを特徴とするコード取
    り出し部を設けた机。
  2. 【請求項2】上記コード取り出し部(5)が、適数個に
    分割して形成されてなる、実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のコード取り出し部を設けた机。
JP1990006597U 1990-01-27 1990-01-27 コード取り出し部を設けた机 Expired - Fee Related JPH0750975Y2 (ja)

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