JPH0338096Y2 - - Google Patents

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JPH0338096Y2
JPH0338096Y2 JP18026085U JP18026085U JPH0338096Y2 JP H0338096 Y2 JPH0338096 Y2 JP H0338096Y2 JP 18026085 U JP18026085 U JP 18026085U JP 18026085 U JP18026085 U JP 18026085U JP H0338096 Y2 JPH0338096 Y2 JP H0338096Y2
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JP
Japan
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solution container
soap
container
solution
storage dish
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JP18026085U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、重ねて使用することができるように
した重ね容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、入浴に際しては、石鹸の他にシヤンプ
ーとリンスが用いられるが、銭湯に行く場合に
は、これらの用具を個別に持ち運ぶことは面倒で
あり、また、住宅の浴室等に置いては、これらの
用具が広い置き場所を占領し、頗る不便である。
そこで、シヤンプーとリンスとを収納する容器
として、重ね容器を利用することにより、上記し
た不便を緩和することができる。
この種の重ね容器としては、第4図に示す実開
昭58−126943号公報、第5図に示す実開昭59−
85114号公報、第6図し示す実開昭59−141038号
公報等に記載されたものがある。
これらは、基本的には、第1の容器20の底部
に、第2の容器21の頭部22が嵌合する凹部2
3を形成したものであり、特に第6図に示すもの
は、容器を多段に重ねることができるようになつ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記した従来の容器においては、単
にシヤンプーとリンスとを一体的に収容すること
ができるに過ぎず、石鹸については別体となるた
め、持ち運びに不便であるのは勿論、スペースフ
アクターもそれ程改善されず、満足すべきもので
はない。
本考案は、前記した点に鑑みてなされたもので
あり、シヤンプーを収納した容器とリンスを収納
した容器とを重合すると共に、これに石鹸をも収
容せしめてスペースフアクターを更に向上させた
重ね容器とすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記した問題点を解決するために、
一方の溶液用容器1の底部に、他方の溶液用容器
3の上部に形成された凸部4を嵌合するための嵌
合凹部5が形成されている重ね容器において、以
下の構成とした。
即ち、前記他方の溶液用容器の底部2には石鹸
10を収納するための石鹸収納皿11を配置し、
その石鹸収納皿の上縁部12には、前記溶液用容
器の底部13に嵌合する溝14を形成する。更
に、この石鹸収納皿には、水平方向にスライドす
る引き出し部16を設け、収納されている石鹸1
0を容易に取り出せるようになつている。
〔作 用〕
石鹸収納皿11の上面に他方の溶液用容器3を
載置し、更にその他方の溶液用容器3の上面に、
一方の溶液用容器1を載置することにより、これ
ら石鹸収納皿11と溶液用容器1,3は一体的に
連結される。
また、石鹸収納皿11の上縁部12に形成され
た溝14に前記他方の溶液用容器3の底部13を
嵌合せしめることにより、両者の位置ずれは防止
される。
更に、引き出し部16を水平方向にスライドさ
せることにより、石鹸10を取り出すことができ
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明する。
図中、1は一方の溶液用容器を示し、この溶液
用容器1の底部2には他方の溶液用容器3の上部
に形成された凸部4を嵌合するための嵌合凹部5
が形成されている。
前記溶液用容器1の底部2と溶液用容器3の凸
部4とは、同一の形状になつている。凸部4は溶
液用容器3の上面から少許突出させた丘部6に口
部7を突設し、これにキヤツプ8を螺合すること
により構成され、前記溶液用容器1の底部2と溶
液用容器3の凸部4とは、同一の形状になつてい
る。
一方、嵌合凹部5の中央部には前記キヤツプ8
の頂部に嵌合する丸型凹部9が形成されており、
両溶液用容器1,3の嵌合時に位置ずれが生じな
いようになつている。
また、前記嵌合凹部5は溶液用容器1の厚み方
向の両側壁に開口するようアーチ型に形成されて
いる。
前記他方の溶液用容器3の底部には、石鹸10
を収納するための石鹸収納皿11が配置されてお
り、その石鹸収納皿11の上縁部12には、前記
他方の溶液用容器3の底部13に嵌合する溝14
が形成されている。
この溝14は、他方の溶液用容器3の側壁部分
を支持する支持壁15を上縁部12に周設するこ
とにより形成されている。この石鹸収納皿11に
は引き出し部16が設けられており、この引き出
し部16上に載置した石鹸10を外部に引き出し
得るようになつている。この引き出し部16には
石鹸収納皿11に形成されたスライド溝17に係
合するレール部18が突成されていると共に、こ
の底部には水切り孔19が数多穿設されている。
上記構成になる重ね容器を使用するに際して
は、両溶液用容器1,3に予めシヤンプーとリン
スを充填しておき、石鹸収納皿11上に重ねて置
く。石鹸10を使用する場合には、前記嵌合凹部
5に指を入れて、引き出し部16に指を掛け、水
平方向に引き出せば良い。
なお、この実施例では嵌合凹部5を溶液用容器
側面に開口させて引き出し部16に指が掛け易く
なるように構成したが、必ずしもこれに限るもの
でなく、嵌合凹部5が溶液用容器側面に開口しな
いように形成しても良い。この場合には引き出し
部16の前壁上面に指掛け溝等を形成すれば操作
性が良好となる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、溶液用容器にシヤンプーとリ
ンスを収容することにより、入浴に必要な用具一
式を一体化することができる。
したがって、持ち運びに至便であるのは勿論、
石鹸箱と同一の占有面積に用具一式を置くことが
できるため、浴室内のスペースを有効利用するこ
とができる。
また、石鹸は溶液用容器を取り外すことなく、
引き出し部をスライドさせるだけで容易に取り出
すことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は一部切欠した正面図、第2図は全体の斜
視図、第3図は引き出し部を引き出した状態を示
す要部の斜視図、第4図乃至第6図は従来の重ね
容器を示す断面図である。 1…一方の溶液用容器、3…他方の溶液用容
器、4…凸部、5…嵌合凹部、10…石鹸、11
…引き出し部、12…上縁部、13…底部、14
…溝、16…引き出し部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の溶液用容器1の底部に、他方の溶液用容
    器3の上部に形成された凸部4を嵌合するための
    嵌合凹部5が形成されている重ね容器において、 前記他方の溶液用容器の底部2には、石鹸10
    を収納するための石鹸収納皿11が配置されてお
    り、その石鹸収納皿の上縁部12には、前記他方
    の溶液用容器3の底部13に嵌合する溝14が形
    成され、石鹸収納皿11には水平方向にスライド
    する引き出し部16が設けられていることを特徴
    とする重ね容器。
JP18026085U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH0338096Y2 (ja)

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JP18026085U JPH0338096Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP18026085U JPH0338096Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6287023U JPS6287023U (ja) 1987-06-03
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JP5002235B2 (ja) * 2006-10-19 2012-08-15 麒麟麦酒株式会社 スタッキングボトル

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JPS6287023U (ja) 1987-06-03

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