JPH0753550Y2 - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JPH0753550Y2
JPH0753550Y2 JP1991013139U JP1313991U JPH0753550Y2 JP H0753550 Y2 JPH0753550 Y2 JP H0753550Y2 JP 1991013139 U JP1991013139 U JP 1991013139U JP 1313991 U JP1313991 U JP 1313991U JP H0753550 Y2 JPH0753550 Y2 JP H0753550Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
front door
container body
cabinet
door
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991013139U
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English (en)
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JPH04104936U (ja
Inventor
正雄 東
Original Assignee
東正金属株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主としてカセットケース
とかビデオテープを整列状態として前後出し入れ自在
収納させるキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】キャビネットには、例えばカードキャビ
ネットとかファイリングキャビネットなど多くの形式の
ものが知られているが、通常は、引出しや、たなをそろ
えた収納家具の総称のことで、これらは収納とともに、
内容物を展示するための機能も要求されるので、ガラス
戸をはめた引き戸や開き戸を付けたものが多い(東洋経
済情報社発行の「商品大辞典」より)のであり、然して
その多くは、収納ケースを箱形の容器本体からガイドレ
ール及び戸車のような小車輪を案内として出し入れさせ
る構成が採用されているのである。
【0003】その他、これはキャビネットではないが、
家具形式の例えば実開平2−125642号に示す収納
棚、あるいは実開昭51−135024号における押し
入れ整理台のように、前部扉を箱状体の下部前端に蝶着
し、この前部扉を略90度開 かせた状態で該扉の内面上
へ上記箱状体内の収納箱を取り出すようにした収納庫が
知られているのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記前者の
キャビネットの類に属するものは引出しの出し入れを軽
快ならしめるため、一般に容器本体と引き出し形収納ケ
ースの対接部にガイドレール及びベアリング式の転動車
を備えしめているので大型になるばかりか、重量も増大
し、カセットケースなどを収納させる小型の家具調タイ
プのキャビネットに採用するには高価になって不適当で
ある。また、後者の実用新案として公開されている収納
棚などは、出し入れさせる収納箱の底面に戸車のような
小車輪を備えしめているのであり、これでは取扱い時に
際して不慮に前後動し、かつ移動時に金属音の生じる欠
点、その他当該収納箱を外部に引き出して例えば卓上な
どに載置させたときの安定性を損なわせる弊害を有して
いるのである。
【0005】本考案は、かかる実情に対処すべくなした
もので、即ち、カセットテープなどを整理収納するキャ
ビネットに関し、収納箱となる中底板を前後に滑動可能
とするにもかかわらず該中底板を容器本体外に取出した
際での安定載置ができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、容器本体に設
けしめ、かつ主要部前面を透明板とした前部扉を、下端
の丁番を基準として該扉の内面が上記容器本体の底板内
面と略同一平面となるよう前部下方へ開かせるようにな
すと共に、上記容器本体の底板上に脚部を介して載置し
た中底板を、上記前部扉と底板の各内面とにわたり前後
方向に形成した左右平行な凹溝により該前部扉がわへ移
動させるようにしたキャビネットにおいて、上記中底板
下面の上記凹溝に対応して前後左右の各部に設ける脚部
を側面からみて半円形状に隆出するよう該中底板の下面
へ一体に形成せしめたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案は、容器本体の底板の上部面上に脚部を
介して載置した中底板上へ例えば前後二列としてカセッ
トケースなどを夫々立てかけた並列状態で収納させるの
であり、然して前列に並べられたケースの側面に表示の
表題は前部扉の透明板を通して判読しうるとともにその
取出しも前部扉を開くことで行いうるのである。
【0008】次にキャビネット内における上記後部がわ
ケースの表題を判読したり、これら前後のカセットケー
ス、特に後部がわのケースを取出すに際しては前部扉を
手前がわへ略90度開かせると、該扉は内面が容器本体
の底板内面と同一平面を占めることになるのである。
このためケース類を載せた状態で中底板を凹溝に沿わせ
て前部扉の内面に向けて引出すように移動させると、上
記後部がわケースが手前がわへ移動することになって該
ケースの表題判読はもとよりこれら前後二列として収納
されている各ケース類の取出しが容易に行えるのであ
る。また、上記中底板下面の脚部は、該中底板から半円
形状として隆出するよう一体に突設して形成したもので
あるから、中底板の容器本体内での自由な移動、ガタつ
きをなくし、しかもカセットケース類を載置させた該中
底板の全体を外部の例えば卓台上に取出しても該卓台上
で勝手に滑り動くことなく、家具調風の安定した状態で
載置させうるのである。
【0009】
【実施例】次に本考案の実施例を図面により説明する
と、1は前部を開放1′させた箱形状の容器本体で、上
記開放がわの前部には下端に備えしめた蝶着用の丁番2
により上端を前方手前がわへ開かせるようにした前部扉
3が設けられている。この前部扉3は主要部前面が透明
板3′とされていると共に、上記開放時において該扉3
の内面3aが容器本体1における底板4の内面4aと同
一平面を形成しうるようその開き角度が略直角となるよ
うに定められているのである。5は下面の前後左右四隅
近くにおいて、側面からみて半円形状に隆出するよう一
体に形成した脚部6を介して上記容器本体の底板4上へ
略平行に載置させるようにした中底板で、該中底板5
は、前記のように前部扉3を底板内面4aと同一平面を
呈すように開かしめたとき該底板内面4aと前部扉の
内面3aとにわたる前後方向へ連続させて左右平行に連
設した凹溝7により前部扉の内面3a上に向けて移動
しうるようになされているのである。8は中底板5上の
前後部に立設したカセットケース類の衝立板、9,9′
は中底板5に対する前後のストッパーで、夫々前部扉3
の内面3aと容器本体1の内奥部に各設けられている。
10,10′は前部扉3と中底板5に各備えた把手を
す。
【0010】上記構成によるときは、所要のカセットケ
ース類を中底板5上に例えば図例のように前後列状とし
て夫々書架式に並べて収納しうるのであり、従って前列
がわのカセットケースを取出す際は前部扉3を開くこと
で行いうるのであるが、この状態で内部がわケースの表
題を判読したり、ケースそのものを外部へ取出す際には
上記前部がわケースの存在により不都合を来たすのであ
るが、このとき前部扉3を内面3aが底板4の内面4a
同一平面を呈する限度位置まで丁番2を基準として
手前がわへ開かせ、次いで把手10′により中底板5を
同じく手前がわへ引出させると、該中底板は脚部6によ
り上記底板と前部扉の各内面4a,3aの前後間にわた
り連続して形成されている凹溝7に案内されて図1,2
に示すように中底板5の前部分が前部扉3の内面3a上
へ移動することにより前記内部がわケースの判読、取出
しが容易に行えるのである。そして、上記脚部6は側面
からみて中底板3から半円形状に隆出させるよう一体に
設けているので、脚部として小車輪を用いるのと異な
り、該中底板を所定位置間にて静かに、かつ安全に移動
させうると共に、車輪をつけたように濫りに移動するこ
とがないので該中底板を外部へ例えば卓台上に取出させ
た際、安定した載置が可能となるのである。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案によるときは、中底
板の下面に設ける脚部を、側面からみて該中底板下面よ
り半円形状に隆出させることにより一体に形成したの
で、この中底板自体を容器本体内の収容位置と該本体に
対して開かせた主要部前面が透明板である前部扉の内面
との間に設けた凹溝を案内として支障なく、かつ静かに
移動させうると#に、該中底板は上記脚部と凹溝とによ
って生じる摩擦によって容 器本体内で濫りに移動するの
が阻止されるのである。また上記中底板を例えば卓台上
に取り出した際における該中底板の不慮の滑動と移動を
なくし、しかも上記中底板を含むキャビネットの全体を
家具調風に構成しうることと相まって、音響機器の附属
品としてのカセットテープの収納用キャビネットとして
好適ならしめうるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案キャビネットの一部切欠斜面図。
【図2】 同キャビネットの縦断側面図。
【符号の説明】
1 容器本体 3 前部扉 3a 同内面 4 底板 4a 同内面 5 中底板 6 脚部 7 凹溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体1に設けしめ、かつ主要部前面
    を透明板3′とした前部扉3を、下端の丁番2を基準と
    して該扉の内面3aが上記容器本体の底板内面4aと略
    同一平面となるよう前部下方へ開かせるようになすと共
    に、上記容器本体の底板4上に脚部6を介して載置した
    中底板5を、上記前部扉3と底板4の各内面とにわたり
    前後方向に形成した左右平行な凹溝7により該前部扉が
    わへ移動させるようにしたキャビネットにおいて、上記
    中底板5下面の上記凹溝7に対応して前後左右の各部に
    設ける前記脚部6を、側面よりみて半円形状に隆出する
    よう該中底板5の下面へ一体に形成せしめたことを特徴
    とするキャビネット。
JP1991013139U 1991-02-15 1991-02-15 キャビネット Expired - Lifetime JPH0753550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991013139U JPH0753550Y2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 キャビネット

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JP1991013139U JPH0753550Y2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04104936U JPH04104936U (ja) 1992-09-09
JPH0753550Y2 true JPH0753550Y2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=31747420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991013139U Expired - Lifetime JPH0753550Y2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 キャビネット

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JP (1) JPH0753550Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135024U (ja) * 1975-04-19 1976-11-01
JPH02125642U (ja) * 1989-03-29 1990-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04104936U (ja) 1992-09-09

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