JP2513788Y2 - 整理棚 - Google Patents

整理棚

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JP2513788Y2
JP2513788Y2 JP1993014457U JP1445793U JP2513788Y2 JP 2513788 Y2 JP2513788 Y2 JP 2513788Y2 JP 1993014457 U JP1993014457 U JP 1993014457U JP 1445793 U JP1445793 U JP 1445793U JP 2513788 Y2 JP2513788 Y2 JP 2513788Y2
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JP1993014457U
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JPH0672428U (ja
Inventor
勝利 小島
Original Assignee
小島工芸株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば衣類等の被収納
物を整理収納する整理棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば衣類等の被収納物を整理収
納する整理棚は、整理棚本体の前面開口部が複数に区切
られている。この区切られた各部分には、上側に開口す
る箱型の引出部が、前記開口部に対して前後方向に摺動
自在に嵌挿されている。そして、この引出部を前方に引
き出し、その内部に被収納物を整理収納するものが知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の整理棚では、引出部の上側が常時開口している
ために、被収納物に害虫や埃が付いてしまい、これを防
ぐことができないという問題があった。また、被収納物
を引出部内部に重ねて収納する場合、底に収納してある
被収納物の確認が困難であるという問題もあった。そし
て、上側が常時開口していることにより、最上部に収納
した被収納物が引出部分の高さよりも若干はみ出す場合
があり、引出部分を整理棚本体に嵌挿する際に、このは
み出した被収納物を上側の引出部との間に挟んでしま
い、被収納物が痛むという問題もあった。
【0004】そこで本考案は、上記課題を解消するため
に、被収納物に付く害虫や埃を防ぐことができ、底に収
納してある被収納物を容易に確認することのできる整理
棚を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案による整理棚は、棚板2によって仕切られた複数
の開口部を有する整理棚本体1と、前記棚板2で仕切ら
れた所定の開口部を塞ぐように当該開口部の前方下側に
垂直閉鎖位置から水平開放位置に開閉自在に設けられ、
開口部を開放した際に、前記棚板2と面一となるように
水平開放位置に設定される片開き扉3と、透明または有
色透明な材料で形成され任意の面が開口した箱体6およ
び、透明または有色透明な材料で形成され該箱体6の開
口部分に対して開閉自在な蓋7を備え、前記片開き扉3
とは別体に設けられて前記棚板2上に載置され、面一と
された前記棚板2と水平開放位置にある前記片開き扉3
とに対して片開き扉3の上面に摺動引き出し可能な収納
部5とを具備したことを特徴としている。
【0006】
【作用】棚板2に仕切られた所定の開口部は、片開き扉
3を垂直閉鎖位置から水平開放位置に開けることによっ
て開放される。また、開口部を開放させた際には、棚板
2と片開き扉3とが面一となる。そして、棚板2上に載
置された収納部5は、面一とされた棚板2と水平開放位
置にある片開き扉3とに対して片開き扉3の上面に摺動
引き出されて、蓋7が開放されるとによって箱体6内部
の被収納物の整理収納が行われる。被収納物は、蓋7に
よって閉じられた箱体6内にはみ出すことなく整理収納
されるので、害虫および埃が付くことがない。また、前
記収納部5を構成する箱体6と蓋7とが透明または有色
透明な材料で形成されているので、片開き扉3を開いた
だけで収納部5内部の被収納物を容易に確認することが
可能である。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図1(a)は本考案による整理棚の一
実施例を示す正面図、図1(b)は図1(a)における
A−A線断面図、図2は動作を示す断面図である。図1
(a)(b)に示すように、この実施例による整理棚
は、枠体の背面に背面板1aを設けた整理棚本体1の内
部に、棚板2によって複数に仕切られた開口部が設けら
れている。そして、この開口部(図中下2段)には、前
記開口部を塞ぐように片開き扉3が設けられている。こ
の片開き扉3には、扉板3aの下側縁の任意の位置と前
記棚板2との間を連結する図示しない蝶番等が配設され
ており、前方下側に開閉自在に構成されている。また、
片開き扉3の扉板3aは、整理棚本体1の側板1bに設
けられたスライド蝶番4と連結している。
【0008】また、整理棚本体1内部の棚板2には、片
開き扉3とは別体で取り出し可能に載置される収納部5
が配設されている。この収納部5は、上側に開口した箱
体6を基部とし、その開口部には開閉着脱自在な蓋7が
設けられている。そして、前記箱体6および蓋7は、外
部から内部の被収納物を確認できる程度の透明または有
色透明な材料、例えばアクリル,合成樹脂等で形成され
ている。
【0009】上述した構成の整理棚は、図2に示すよう
に、片開き扉3が、扉板3a外面に設けられた把手3b
を前方に引くことによって前方下側に開閉し、開放状態
においては、前記スライド蝶番4によって棚板2と扉板
3aとが面一になるように設定されている。そして、こ
の面一な部分に対して前記収納部5が摺動されて整理棚
本体1の外部に引き出され、蓋7を開けて被収納物の整
理収納が行われる。
【0010】したがって、この様に構成された整理棚で
は、開放時に棚板2と扉板3aとが面一に設定され、棚
板2によって仕切られた開口部を塞ぐ片開き扉3と、前
記棚板2に載置され片開き扉3と別体に設けられた収納
部5とを備え、さらに、この収納部5は、上側に開口す
る箱体6と、該箱体6の開口部分に対して開閉自在な蓋
7とを有するとともに、内部の被収納物を確認できる程
度の透明または有色透明な材料で形成されていることに
より、被収納物に付く害虫や埃を防ぐことができ、収納
部5内部の被収納物を容易に確認することができる。ま
た、蓋7を設けたことで、被収納物が箱体よりはみ出す
ことがないので、被収納物を片開き扉3に挟むことがな
い。
【0011】ところで、上述した実施例の収納部5は、
被収納物を収めた状態で持ち運びができるので、例え
ば、衣類等を収納した場合、衣替えや引っ越し等での出
し入れが容易に行なうことができる。さらに、収納部5
の箱体6は、上側に開口した形状に限定することなく、
側面が開口しており、この側面の開口部分に蓋7が設け
られていてもよい。また、収納部5は1つの箱体6を基
部とした形状にとらわれることなく、例えば、左右およ
び上下に分割可能なものを用いることによって、整理棚
として種々の用途での使用が可能となる。
【0012】なお、上述した実施例では、箱体6および
蓋7が、外部から内部の被収納物を確認できる透明また
は有色透明な材料で形成されていると説明したが、収納
部5を整理棚本体1の棚板2上に載置した状態で、少な
くとも前記片開き扉3の開放時に見ることのできる面が
透明または有色透明な材料で形成されていれば、上述し
た実施例の効果を得ることができる。
【0013】また、図1(a)(b)で示す整理棚は、
上側2段に引出部8を備えた構成とされているが、この
ように複合した構成の整理棚により、多種の被収納物に
対して整理収納する箇所を対応させることにより、多種
多様な使用をすることができる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案による整理棚
は、整理棚本体が棚板によって複数の開口部をもって仕
切られていて、その開口部には垂直閉鎖位置から水平開
放位置に開閉自在な片開き扉が開口部を開放した際に棚
板と面一となるように設けられ、棚板上には箱体と蓋と
を備えて片開き扉とは別体に設けられた収納部が水平開
放位置にある片開き扉の上面に摺動引き出し可能に載置
されているので、被収納物の整理収納は、収納部を棚板
と面一にされた水平開放位置にある片開き扉の上面に片
開き扉とは別体に摺動させて引き出して行うことがで
き、収納部においては、蓋によって被収納物をはみ出す
ことなく箱体内に収納し、害虫および埃の進入を防ぐこ
とができる。さらに、収納部の箱体および蓋は、それぞ
れ透明または有色透明な材料で形成されていることによ
り、片開き扉を開けるだけで内部の被収容物を容易に確
認することができるという効果がある。また、収納部は
片開き扉とは別体に設けられているので、被収納物を収
めた状態で取り出すことが可能であり、収納部ごとの交
換や被収納物の持ち運びを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案による整理棚の一実施例を示す正
面図。 (b)図1(a)におけるA−A線断面図。
【図2】動作を示す断面図。
【符号の説明】
1…整理棚本体、2…棚板、3…片開き扉、5…収納
部、6…箱体、7…蓋。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板(2)によって仕切られた複数の開
    口部を有する整理棚本体(1)と、 前記棚板で仕切られた所定の開口部を塞ぐように当該開
    口部の前方下側に垂直閉鎖位置から水平開放位置に開閉
    自在に設けられ、開口部を開放した際に前記棚板と面一
    となるように水平開放位置に設定される片開き扉(3)
    と、 透明または有色透明な材料で形成され任意の面が開口し
    た箱体(6)および、透明または有色透明な材料で形成
    され該箱体の開口部分に対して開閉自在な蓋(7)を備
    え、前記片開き扉とは別体に設けられて前記棚板上に載
    置され、面一とされた前記棚板と水平開放位置にある前
    記片開き扉とに対して片開き扉の上面に摺動引き出し可
    能な収納部(5)とを具備したことを特徴とする整理
    棚。
JP1993014457U 1993-03-26 1993-03-26 整理棚 Expired - Lifetime JP2513788Y2 (ja)

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JPH0672428U JPH0672428U (ja) 1994-10-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569245U (ja) * 1979-06-30 1981-01-27
JPS57174388U (ja) * 1981-04-30 1982-11-04
JPS6282909A (ja) * 1985-10-04 1987-04-16 加藤電機株式会社 サイドスライド機構
JPH0188822U (ja) * 1987-12-02 1989-06-12
JP3116122U (ja) * 2005-08-26 2005-11-24 伸 住野 移動式グリズリーフィーダー車

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