JPH0513220Y2 - - Google Patents

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JPH0513220Y2
JPH0513220Y2 JP1987127279U JP12727987U JPH0513220Y2 JP H0513220 Y2 JPH0513220 Y2 JP H0513220Y2 JP 1987127279 U JP1987127279 U JP 1987127279U JP 12727987 U JP12727987 U JP 12727987U JP H0513220 Y2 JPH0513220 Y2 JP H0513220Y2
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JP
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inner box
side walls
locking
pieces
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JP1987127279U
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JPS6432326U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、野菜等の食料品、書類及び衣類その
他を収納するための物品収納ケースに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のこの種の収納ケースは、箱状の外枠内部
に多数の引出しを設けたものであり、高さが一定
であるため、家庭で使用する場合には、設置場所
が狭すぎて置くことができないとか、反対に、収
納ケースの上方に空間ができすぎて具合が悪い、
といつた問題を生じていた。
本考案は、上記問題点を解決した物品収納ケー
スを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、相互に積重ね及び分離可能であつて
手前及び上方に開放状の外枠と、該外枠に収納可
能かつ手前方向へ引出し自在に設けられた内箱
と、を備えた物品収納ケースに於て、上記外枠の
左右の側壁の上端縁に外方へ水平状に突出する係
止片部を形成すると共に、該外枠の左右の側壁の
下端縁に断面横倒L字状の突設片部を外方へ突設
して下方開口状の嵌入凹溝を形成し、下方の外枠
の係止片部への上方の外枠の嵌入凹溝の上下方向
からの嵌合を可能とし、かつ、上記内箱の高さ寸
法を上記外枠の深さの約半分とすると共に、該外
枠の側壁の内面の手前端部に、上記内箱の側壁の
上端面が摺接乃至近接する浮き上がり防止用突設
片を設け、さらに、該内箱の取手部付前壁の上面
から略横倒コの字状の引出し取手を立設したもの
である。
〔作用〕
外枠の上に別の外枠を順次載せてゆけば、所望
の高さに外枠を積重ねることができ、逆に、上段
の外枠から順次分離することができる。
内箱の高さ寸法を外枠の深さよりも十分小さく
設定しているので、内箱と、これに対面する上方
の外枠の底壁との間に隙間が形成され、これによ
り、収納物品を外部から見分けることができる。
内箱を引出す際には、内箱は外枠の浮き上がり
防止用突設片にガイドされ、引き出しやすく、し
かし、内箱の手前側が下傾することがない。
さらに、引出し取手により、収納物品の手前へ
の落下が防止される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図乃至第3図に於て、1は本考案に係る物
品収納ケースであつて、上方向に複数段に積重ね
た外枠2…と、該外枠2…内部に設けられた内箱
3…とを、備えている。上記外枠2…は、相互に
積重ね及び分離可能であり、上方及び手前側が
夫々開口状とされている。また、上記内箱3…
は、該外枠2…に収納可能であり、かつ、手前方
向Aへ引出し自在として外枠2…内部に配設され
ている。外枠2…は、具体的には、左右側壁4,
4と、後壁5と、底壁6と、からなり、該左右側
壁4,4の上端縁には、水平状に外方へ突出する
係止片部7,7が長手方向に沿つて形成されてい
る。また、左右側壁4,4の下端縁には、長手方
向に沿つて断面横倒L字状の突設片部25,25
が外方へ突設され、これにより、下方開口状の嵌
込凹溝8,8を形成している。
そして、左右側壁4,4の内面の手前端部に
は、浮き上がり防止用突設片10,10が内方突
出状として形成されている。11,11は左右側
壁4,4の上端縁の手前側9に形成されたは係止
凹所である。なお、底壁6には略矩形の適数の貫
孔24…が形成される。26は底壁6の手前側9
に左右方向に形成された上方開口状の凹溝である
(第8図を参照)。外枠2…を相互に積重ねたとき
(下方の外枠2の係止片部7が上方の外枠2の嵌
込凹溝8に嵌合している。)、後壁5の下端縁は上
端縁の内周側に嵌合するので、第9図に示すよう
に、左右側壁4,4のうち後壁5側の部分は、そ
の下端部が若干短く形成されている。
内箱3…は、上方開口状であつて、第4図と第
5図に示すように、底板12、及び周壁部13か
らなる。底板12の下面には複数の摺動用突状1
4…が付設され、内箱3…の差込み及び引出時に
は該突状14…のみが外枠2の底壁6上面と摺接
する。上記浮き上がり防止用突設片10,10
は、第5図に示すように、内箱3の周壁部13上
端より僅かに高位置に設けられる。即ち、内箱3
の側壁30,30の上端面が該突設片10,10
に摺接乃至近接するように設定され、この突設片
10,10は、内箱3…を引出し過ぎたときなど
に内箱3…の手前側が落下するのを防止する。周
壁部13の前壁15には、引出し取手16が付設
されており、具体的には、第7図に示すように、
前壁15は、内壁部31と取手取付部17と該内
壁部31をカバーするカバー22と、からなり、
内壁部31と取手取付部17とカバー22とは一
体形成される。
即ち、取手取付部17に形成された孔18,1
8に、略横倒コの字状の引出し取手16の両端部
19,19を圧入することにより、この引出し取
手16を、前壁15の上面32から立設させてい
る。なお、該孔18,18に引出し取手16の両
端部19,19を接着するようにするもよい。ま
た、図例では、カバー22の下端に、手を掛け易
いように弯曲状とした取手部23を一体形成した
場合を示す。なお、内箱3…を外枠2内に収納し
た状態では、該取手部23のみが外枠2より手前
方向Aに突出するように各部の寸法を定める。引
出し取手16の他、該取手部23を用いて内箱3
…を引出し多可能である。実施例では、内箱3…
の高さ寸法Hを外枠2の深さDの約半分とした場
合を示す(第3図と第5図を参照)。このように
寸法を設定したのは、物品を収納するのに内箱3
…の周壁部13の高さを越えた状態で収納しても
何の不都合もなく、また収納物品を外から容易に
見えるようにするためである。
外枠2…を相互に積重ねるには、順次上側に載
せてゆけばよく、具体的には、第6図に示すよう
に、最上段の外枠2の係止片部7,7に、重ねよ
うとする別の外枠2の嵌込凹溝8,8を嵌合させ
るだけでよい。外枠2…の左右側壁4,4の上端
部に付設した前記係止凹所11には、積重ね状態
における左右側壁4,4の対応位置に設けた係止
凸部21,21か夫々嵌入、係止する。これによ
り外枠2…が前後方向にずれたりすることはな
い。図例では、該係止凸部21,21は嵌込凹溝
8,8内に設けた場合を示す。なお、嵌込凹溝8
と係止片部7との間隙Cは2〜3mm程度設ける
が、これを零としてもよい。
図示省略するが、内箱3…を外枠2…内に収納
した後、ストツパーを内箱3…の周壁部13に螺
着し、このストツパーが外枠2の前記突設片1
0,10に当接した時内箱3…が停止するように
してもよい。
上記のように、外枠2…の左右側壁4,4の上
端縁に係止片部7,7を形成し、該係止片部7,
7が係止する嵌込凹溝8,8を左右側壁4,4の
下端縁に下方開口状に形成したことより、外枠2
…を他の外枠2…の上側に載せるだけで極めて容
易かつ迅速に積重ねることができる。該係止片部
7,7及び嵌込凹溝8,8を左右側壁4,4に沿
つて形成したので、積重ねたとき外枠2…相互が
左右方向にずれたりすることはない。前後方向の
ずれについては、左右側壁4,4の上端つまり係
止片部7,7に係止凹所11を形成し、これと係
止する係止突部21,21を左右側壁4,4の突
設片部25,25に形成したので、確実に阻止す
ることができる。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、全体の高さを所望
のものとすることができ、設置しようとする場所
の状況、特に高さ方向のスペースに応じて全体の
高さを定めることができる。従つて、設置場所の
空間内にたいした過不足もなく納めることができ
る。積重ねた外枠2…から任意の内箱3を自由に
引出して使い得ると共に、単数個の外枠2と単数
個の内箱3とを組合わして、使つても、物品の出
し入れのしやすい使いやすいものとなる(第2図
参照)。内箱3の高さ寸法Hを外枠2の深さDよ
りも十分に小さく設定しているので、内箱3内
へ、衣類・ビン類・食品等を山型に収納したとし
ても、容易に引出しが可能である。しかも、積重
ねた状態で、何を収納してあるかを外部から一目
で見分けることができ、所望の物品を捜すのに好
都合である。
さらに、内箱3の前壁15の上面32に引出し
取手16が立設されているので、該内箱3に各種
の物品を収納しても、収納物品が手前へ落ちるこ
とを有効に防止することができる。
しかも、外枠2の側壁4,4の突設片10,1
0により、内箱3を引き出す際には引き出しやす
く、引き出し後には、該内箱3が手前側に下傾す
ることがなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、
第2図は内箱を収納した状態を示す外枠の斜視
図、第3図は外枠の斜視図、第4図は内箱の斜視
図、第5図は第2図の−要部拡大断面部、第
6図は第1図の−要部拡大断面図、第7図は
内箱の縦断面図、第8図は第3図の−要部拡
大断面図、第9図は第3図の−要部拡大断面
図である。 2……外枠、3……内箱、A……手前方向。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互に積重ね及び分離可能であつて手前及び上
    方に開放状の外枠2…と、該外枠2…に収納可能
    かつ手前方向Aへ引出し自在に設けられた内箱3
    …と、を備えた物品収納ケースに於て、 上記外枠2の左右の側壁4,4の上端縁に外方
    へ水平状に突出する係止片部7,7を形成すると
    共に、該外枠2の左右の側壁4,4の下端縁に断
    面横倒L字状の突設片部25,25を外方へ突設
    して下方開口状の嵌込凹溝8,8を形成し、下方
    の外枠2の係止片部7への上方の外枠2の嵌込凹
    溝8の上下方向からの嵌合を可能とし、かつ、上
    記内箱3の高さ寸法Hを上記外枠2の深さDの約
    半分とすると共に、該外枠2の側壁4,4の内面
    の手前端部に、上記内箱3の側壁30,30の上
    端面が摺接乃至近接する浮き上がり防止用突設片
    10,10を設け、さらに、該内箱3の取手部2
    3付前壁15の上面32から略横倒コの字状の引
    出し取手16を立設したことを特徴とする物品収
    納ケース。
JP1987127279U 1987-08-20 1987-08-20 Expired - Lifetime JPH0513220Y2 (ja)

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JPS6432326U JPS6432326U (ja) 1989-02-28
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