JPH049861Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049861Y2 JPH049861Y2 JP8931287U JP8931287U JPH049861Y2 JP H049861 Y2 JPH049861 Y2 JP H049861Y2 JP 8931287 U JP8931287 U JP 8931287U JP 8931287 U JP8931287 U JP 8931287U JP H049861 Y2 JPH049861 Y2 JP H049861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer box
- storage case
- engagement groove
- periphery
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は衣装等を収納したりする引き出し付き
の収納ケースの構造に関するものである。
の収納ケースの構造に関するものである。
［背景技術］
一般に衣装ケースのような収納ケースは押し入
れ内に多段に積んで収納され、収納ケース内に収
納物を出し入れするとき引き出しを引き出し操作
して行つているが、引き出しを引き出すときの力
や振動等で上下に積み重ねた収納ケースがずれた
り引き出した引き出しの重量で収納ケースが前に
倒れたりする虞れがある。従来、この収納ケース
の外箱が動かないようにするためには、実公昭52
−26033号公報に見られるように外箱の上面に前
端を除く前部から背端に至るように係合溝を設
け、外箱の下面に前端を除く前部から後端に至る
ように係合突起を設け、係合溝と係合突起とを係
合させていた。かかる従来例にあつては係合溝と
係合突起との係合にて上下に重ねた収納ケースの
外箱が動かないようにできるが、収納ケース全体
を押し入れから取り出すとき取り出そうとする収
納ケースを収納ケースの前後方向の長さだけ背方
に動かさないと上下に重ねた収納ケースの係合を
外すことができず、狭い押し入れでの収納ケース
の取り扱いが困難であるという欠点があり、しか
も押し入れの奥行きが収納ケースの前後方向の長
さの２倍以上ないと収納ケースの取り出しができ
なく、奥行きのある押し入れにしか使用できない
と共に押し入れの奥方がデツドスペースとなると
いう欠点があつた。
れ内に多段に積んで収納され、収納ケース内に収
納物を出し入れするとき引き出しを引き出し操作
して行つているが、引き出しを引き出すときの力
や振動等で上下に積み重ねた収納ケースがずれた
り引き出した引き出しの重量で収納ケースが前に
倒れたりする虞れがある。従来、この収納ケース
の外箱が動かないようにするためには、実公昭52
−26033号公報に見られるように外箱の上面に前
端を除く前部から背端に至るように係合溝を設
け、外箱の下面に前端を除く前部から後端に至る
ように係合突起を設け、係合溝と係合突起とを係
合させていた。かかる従来例にあつては係合溝と
係合突起との係合にて上下に重ねた収納ケースの
外箱が動かないようにできるが、収納ケース全体
を押し入れから取り出すとき取り出そうとする収
納ケースを収納ケースの前後方向の長さだけ背方
に動かさないと上下に重ねた収納ケースの係合を
外すことができず、狭い押し入れでの収納ケース
の取り扱いが困難であるという欠点があり、しか
も押し入れの奥行きが収納ケースの前後方向の長
さの２倍以上ないと収納ケースの取り出しができ
なく、奥行きのある押し入れにしか使用できない
と共に押し入れの奥方がデツドスペースとなると
いう欠点があつた。
［考案の目的］
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは収納ケースを積
み重ねた状態で確実に動かないようにでき、しか
も上下の収納ケースを動かないようにできるもの
でありながら、収納ケースだけを取り出すときは
上下の収納ケースの係合を収納ケースの少しの背
方への移動にて外すことができて狭い押し入れで
も収納ケースの取り扱いがしやすい収納ケースを
提供するにある。
て、本考案の目的とするところは収納ケースを積
み重ねた状態で確実に動かないようにでき、しか
も上下の収納ケースを動かないようにできるもの
でありながら、収納ケースだけを取り出すときは
上下の収納ケースの係合を収納ケースの少しの背
方への移動にて外すことができて狭い押し入れで
も収納ケースの取り扱いがしやすい収納ケースを
提供するにある。
［考案の開示］
本考案収納ケースＡは、引き出し１を出し入れ
自在に装着した外箱２の上面の周縁手前に全周に
亘つて段部３を設けて段部３より外周側を凸面部
４とすると共に段部３より外周側を凸面部４より
低い載置部５とし、外箱２の下面の周縁に上記載
置部５に載置し得る脚部６を垂下し、外箱２の上
面の背部側で段部３に水平方向に係合溝７を設
け、外箱２の下面の背部側で脚部６の内面より水
平方向に突出して上記係合溝７に係合し得る爪部
８を突設したものであつて、上述のように構成す
ることにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、上記のように構成したことにより、
上下に収納ケースＡを積み重ねたとき、外箱２の
脚部６が載置部５に載置されると共に爪部８が係
合溝７に係合されるものであつて、引き出し１を
出し入れする外力等にて外箱２が水平方向や上下
方向に動かないように止めることができるように
なり、しかも外箱２の上面の背部側で段部３に水
平方向に設けた係合溝７と外箱２の下面の背部側
で脚部６の内面より水平方向に突出させた爪部８
とが係合しているため収納ケースＡを取り出すと
き収納ケースＡを背方に少し移動するだけで係合
溝７と爪部８との係合を外して収納ケースＡを取
り出すことができるようになり、さらに収納ケー
スＡを背方に少し動かすだけで収納ケースＡを取
り出すことができるため押し入れ９の奥行きが狭
くても使用できると共に取り扱いがしやすいよう
になつた。
自在に装着した外箱２の上面の周縁手前に全周に
亘つて段部３を設けて段部３より外周側を凸面部
４とすると共に段部３より外周側を凸面部４より
低い載置部５とし、外箱２の下面の周縁に上記載
置部５に載置し得る脚部６を垂下し、外箱２の上
面の背部側で段部３に水平方向に係合溝７を設
け、外箱２の下面の背部側で脚部６の内面より水
平方向に突出して上記係合溝７に係合し得る爪部
８を突設したものであつて、上述のように構成す
ることにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、上記のように構成したことにより、
上下に収納ケースＡを積み重ねたとき、外箱２の
脚部６が載置部５に載置されると共に爪部８が係
合溝７に係合されるものであつて、引き出し１を
出し入れする外力等にて外箱２が水平方向や上下
方向に動かないように止めることができるように
なり、しかも外箱２の上面の背部側で段部３に水
平方向に設けた係合溝７と外箱２の下面の背部側
で脚部６の内面より水平方向に突出させた爪部８
とが係合しているため収納ケースＡを取り出すと
き収納ケースＡを背方に少し移動するだけで係合
溝７と爪部８との係合を外して収納ケースＡを取
り出すことができるようになり、さらに収納ケー
スＡを背方に少し動かすだけで収納ケースＡを取
り出すことができるため押し入れ９の奥行きが狭
くても使用できると共に取り扱いがしやすいよう
になつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
収納ケースＡは第１図、第２図、第３図に示す
ように外箱２に引き出し１を出し入れ自在に装着
して形成されている。外箱２は上本体２ａと下本
体２ｂと口枠２ｃとを組み立てて一端を開口せる
直方体箱状に形成され、この一端の開口を前にし
て開口から引き出し１を出し入れ自在にしてあ
る。引き出し１の前端下部には取つ手部１０を設
けてある。外箱２の上面には外箱２の周縁より手
前に控えて段部３を全周に亘つて設けてあり、段
部３より内周側が凸面部４となつており、段部３
より外周側が載置部５となつている。外箱２の下
面の周縁には全周に亘つて脚部６を設けてあり、
この脚部６が収納ケースＡを積み重ねたとき載置
部５に載置できるようになつている。外箱２の上
面の背部で段部３には係合溝７を凹設してあり、
この係合溝７に連続するように載置部５にガイド
凹溝１１を設けてある。外箱１の下面の背部で脚
部６の内面には爪部８を突設してあり、収納ケー
スＡを上下に積み重ねたとき爪部８が係合溝７に
係合するようになつている。
ように外箱２に引き出し１を出し入れ自在に装着
して形成されている。外箱２は上本体２ａと下本
体２ｂと口枠２ｃとを組み立てて一端を開口せる
直方体箱状に形成され、この一端の開口を前にし
て開口から引き出し１を出し入れ自在にしてあ
る。引き出し１の前端下部には取つ手部１０を設
けてある。外箱２の上面には外箱２の周縁より手
前に控えて段部３を全周に亘つて設けてあり、段
部３より内周側が凸面部４となつており、段部３
より外周側が載置部５となつている。外箱２の下
面の周縁には全周に亘つて脚部６を設けてあり、
この脚部６が収納ケースＡを積み重ねたとき載置
部５に載置できるようになつている。外箱２の上
面の背部で段部３には係合溝７を凹設してあり、
この係合溝７に連続するように載置部５にガイド
凹溝１１を設けてある。外箱１の下面の背部で脚
部６の内面には爪部８を突設してあり、収納ケー
スＡを上下に積み重ねたとき爪部８が係合溝７に
係合するようになつている。
上記のように構成せる収納ケースＡは次のよう
に使用される。第６図に示すように収納ケースＡ
は通常押し入れ９内に収納され、押し入れ９内で
上下に多段に積載される。このとき上下に隣合う
収納ケースＡ間では載置部５に脚部６が載置さ
れ、係止溝７に爪部８が係合される。従つてこの
状態で引き出し１を出し入れしても外箱２が上
下、前後、左右にがたついたりしない。つまり、
係合溝７と爪部８との係合にて背部が上方に浮き
上がるのが防止され、係合溝７と爪部８との係合
及び脚部６の載置部５への載置にて前後及び左右
に動くのが阻止される。係合溝７に爪部８を係合
するときガイド凹溝１１があるので爪部８がガイ
ドされて係合溝７に係合し、目に見えないところ
で係合させるのもスムーズにできる。収納ケース
Ａごと取り出す場合は上の収納ケースＡを背方に
少し押して係合溝７と爪部８との係合を外し、上
方に持ち上げると共に手前に引つ張り出す。
に使用される。第６図に示すように収納ケースＡ
は通常押し入れ９内に収納され、押し入れ９内で
上下に多段に積載される。このとき上下に隣合う
収納ケースＡ間では載置部５に脚部６が載置さ
れ、係止溝７に爪部８が係合される。従つてこの
状態で引き出し１を出し入れしても外箱２が上
下、前後、左右にがたついたりしない。つまり、
係合溝７と爪部８との係合にて背部が上方に浮き
上がるのが防止され、係合溝７と爪部８との係合
及び脚部６の載置部５への載置にて前後及び左右
に動くのが阻止される。係合溝７に爪部８を係合
するときガイド凹溝１１があるので爪部８がガイ
ドされて係合溝７に係合し、目に見えないところ
で係合させるのもスムーズにできる。収納ケース
Ａごと取り出す場合は上の収納ケースＡを背方に
少し押して係合溝７と爪部８との係合を外し、上
方に持ち上げると共に手前に引つ張り出す。
［考案の効果］
本考案収納ケースは、叙述のように構成されて
いるので、上下に収納ケースを積み重ねたとき、
外箱の脚部が載置部に載置されると共に爪部が係
合溝に係合されるものであつて、引き出しを出し
入れする外力等にて外箱が水平方向や上下方向に
動かないように止めることができるものであり、
しかも外箱の上面の背部側で段部に水平方向に設
けた係合溝と外箱の下面の背部で脚部の内面より
水平方向に突出させた爪部とが係合しているため
収納ケースを取り出すとき収納ケースを背方に少
し移動するだけで係合溝と爪部との係合を外して
収納ケースを取り出すことができるものであり、
さらに収納ケースを背方に少し動かすだけで収納
ケースを取り出すことができるため押し入れの奥
行きが狭くても使用できると共に取り扱いがしや
すいものである。
いるので、上下に収納ケースを積み重ねたとき、
外箱の脚部が載置部に載置されると共に爪部が係
合溝に係合されるものであつて、引き出しを出し
入れする外力等にて外箱が水平方向や上下方向に
動かないように止めることができるものであり、
しかも外箱の上面の背部側で段部に水平方向に設
けた係合溝と外箱の下面の背部で脚部の内面より
水平方向に突出させた爪部とが係合しているため
収納ケースを取り出すとき収納ケースを背方に少
し移動するだけで係合溝と爪部との係合を外して
収納ケースを取り出すことができるものであり、
さらに収納ケースを背方に少し動かすだけで収納
ケースを取り出すことができるため押し入れの奥
行きが狭くても使用できると共に取り扱いがしや
すいものである。
第１図は本考案収納ケースの一実施例の上面側
の前部側から見た斜視図、第２図は同上の上面側
の背部側から見た外箱の斜視図、第３図は同上の
分解斜視図、第４図は同上の係合溝を爪部とを示
す斜視図、第５図は同上の係合溝と爪部とを示す
断面図、第６図は収納ケースを押し入れに収納し
た状態の断面図であつて。 Ａは収納ケース、１は引き出し、２は外箱、３
は段部、４は凸面部、５は載置部、６は脚部、７
は係合溝、８は爪部である。
の前部側から見た斜視図、第２図は同上の上面側
の背部側から見た外箱の斜視図、第３図は同上の
分解斜視図、第４図は同上の係合溝を爪部とを示
す斜視図、第５図は同上の係合溝と爪部とを示す
断面図、第６図は収納ケースを押し入れに収納し
た状態の断面図であつて。 Ａは収納ケース、１は引き出し、２は外箱、３
は段部、４は凸面部、５は載置部、６は脚部、７
は係合溝、８は爪部である。
Claims (1)
- 引き出しを出し入れ自在に装着した外箱の上面
の周縁手前に全周に亘つて段部を設けて段部より
内周側を凸面部とすると共に段部より外周側を凸
面部より低い載置部とし、外箱の下面の周縁に上
記載置部に載置し得る脚部を垂下し、外箱の上面
の背部側で段部に水平方向に係合溝を設け、外箱
の下面の背部側で脚部の内面より水平方向に突出
して上記係合溝に係合し得る爪部を突設して成る
収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8931287U JPH049861Y2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8931287U JPH049861Y2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63197434U JPS63197434U (ja) | 1988-12-20 |
| JPH049861Y2 true JPH049861Y2 (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=30948191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8931287U Expired JPH049861Y2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049861Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501681Y2 (ja) * | 1989-08-14 | 1996-06-19 | コクヨ株式会社 | 収納ケ―ス |
| JP2501680Y2 (ja) * | 1989-08-14 | 1996-06-19 | コクヨ株式会社 | 収納ケ―ス |
| JP3806309B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2006-08-09 | 渡口 善明 | 収納箱の連結構造 |
| JP2006187518A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Grosse Japan Kk | 什器用台座及び該台座に組み合わせる陳列ケース |
| JP5531523B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2014-06-25 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体素子用収容器 |
| JP6010648B2 (ja) * | 2015-02-28 | 2016-10-19 | 株式会社サンカ | 収納ケース |
| JP6873068B2 (ja) * | 2018-01-31 | 2021-05-19 | グリーンパル株式会社 | 収納ケース |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP8931287U patent/JPH049861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63197434U (ja) | 1988-12-20 |
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