JP3659536B2 - 衣裳ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は合成樹脂材等で一定規格に成型した天板や引き出しユニット等からなる組立式の衣裳ケースの改良に関し、特に衣類の防虫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から衣類等を整理・収納するための組立式の多段の衣裳ケースは公知である。その基本的構成は、例えば一定規格の大きさの枠体とその枠体に挿脱自在な引き出しとで構成された引き出しユニットを任意の段数だけ積層して最上段は天板で閉塞するようにしたもので、下端面には必要に応じてキャスター等を取り付けたものである。
【0003】
ところで、衣類等の保管の際の虫喰い等を防止するため例えばタブレット状の防虫剤を投入するのであるが、防虫剤の出し入れの簡便のために、たとえば一段のみからなる引き出し式収納ケースの場合、引き出し前面の引き手部分の内側に防虫剤の収納容器を装着するようにしたものが既に開示されている(実開平4−65789号公報参照)。また、上面開口の箱体を上蓋で閉止するようにした衣裳ケースの場合は、上蓋裏面に防虫剤の収納容器を着脱自在に装着したものが開示されている(実開平6−20291号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらは防虫剤の出し入れには便利であるが、特に上蓋裏面に容器を装着している場合、衣類の出し入れの作業中に放置した上蓋から幼児がいたずらに防虫剤を取り出して誤って口に入れてしまう危険性があった。また、一般に防虫剤の効果は長期間に渡って継続し季節の変わり目などの衣替えの時期に交換すれば十分であるから、頻繁に交換を必要とするものでもない。
【0005】
そして、いずれにしてもこれらの技術は単体の容器についてのもので、多段に組み立て可能な衣裳ケースにおいて各引き出しごとに防虫剤を効率よく収納するようにしたものはなく、また特に積み重ねた下段の引き出しに対して防虫効果を発揮させるような構造のものは提案されていなかった。
【0006】
本発明は、多段に構成する組立式の衣裳ケースにおいて、各段の引き出し内に広く防虫効果を及ぼすことを目的としたもので、併せて、幼児等の手に触れないようにして安全性を考慮したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため本発明は、引き出しが摺動可能な底板および側枠からなる枠体とその枠体に挿脱自在な引き出しとで構成する引き出しユニットを複数積層する組立式の衣裳ケースにおいて、枠体の上記底板に多数の透孔を有するポケットを凹設するという手段を採用したものである。
【0008】
又、上記ポケットに下段の引き出し内に突出する係止板を設けるという手段、ポケット自体を下段の引き出し内に突出する大きさとするという手段も併せて採用した。
【0009】
上記構成を採用したことで、各段のポケットに収納した防虫剤の昇華ガスは、積み重ねた下段の引き出しユニットの引き出し内に万遍なく降下・充満し、衣類を虫喰いの被害から守るものである。
また、下段の引き出し内に突出するようにして設けた係止板あるいはポケット自体は下段に挿入された引き出しの背面板を係止して、引き出しの抜け落ちを防止し衣類の出し入れの際に有用である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる衣裳ケースの好ましい一例を図面に示す実施の形態に基づいて詳述する。図1において、1は天板、2は底板2aと側枠2bからなる引き出しユニットの枠体であって、任意個数の枠体2、2…を互いに嵌合して積み重ねると共に最上段は天板1で閉塞して組立式の衣裳ケースを構成するものである。この枠体2は上面を引き出しが摺動可能であって一定高さ(厚さt)を有する底板2aの四隅に側枠2b、2b…を立設したものであるが、底板2aの裏面四隅に下段となる引き出しユニットの枠体2の各側枠2b、2b…の上端を嵌入させることで任意の段数だけ積み重ね可能としたものである。なお、引き出しの図示は省略している。
【0011】
次に、3は各枠体2の底板2aの前辺(引き出し口)寄りに凹設したポケットであって、ポケット底面に多数の透孔3aを設ける。このポケットに防虫剤のタブレット(T)等を投入して透孔3aから下方に防虫剤の昇華ガスを漏出させるものである。即ち、ガスは引き出しユニットの下段に積み重ねた別の引き出しユニットに挿入されている引き出し内に充満することになる。従って、最も下の引き出しユニットのポケットには防虫剤を入れる必要はない。なお、上記透孔3aの形状は図示したスリット状の他、昇華ガスが漏出するものであれば丸穴、網目状など任意に選択できる。
【0012】
上記ポケット3は、通常は互いに嵌合する引き出しユニットの間、即ち底板2aの厚さt内に設けるが、例えば図2に示すように係止板4をポケット3の底面から下段の引き出し5内に突出させて設けることもある。この係止板4は図示するように、下段の引き出し5の背面板5aを係止して、引き出し5が完全に抜け落ちることを防止するものである。また、ポケット3全体を下段の引き出し内に突出するように形成して、ポケット自体で引き出しの背面板を係止するようにしてもよい。
【0013】
次に6は天板ポケットであって、防虫剤のタブレット(T)等が収納可能な箱体に多数の透孔6aを設けたものであるが、箱体側面に突設した係止爪6bを天板1の裏面に設けた支持板1a等に係合させて天板1の裏面に着脱自在に装着したものである。これによって最上段の引き出し5内にも防虫剤の昇華ガスを充満させることができる。
【0014】
なお、上記実施形態においては引き出しユニットの底板として一定高さで中央部分が開放された四辺の枠体を図示しているが、これに限定されるものでなく中央部が開放されていない平板のものや中央に枠杆を設けたものなど従来から利用されている各種引き出しユニットに本発明を適用することができる。また、側枠も図示したものに限定するものではない。要するに、枠体の底板の形態に応じて防虫剤を投入するポケットを任意の位置に設けることが可能で、下段の引き出し内にポケットの透孔を通して防虫剤の昇華ガスが漏出、充満するような構造であればよい。
【0015】
ただし、ポケットにさらに係止板を設けるなどして引き出しの抜け落ちを防止する場合にあっては、衣類等の出し入れが行える程度に引き出しの引き出し量を確保する必要があるから、ポケット(係止板)の位置は引き出しユニットの前辺に近い位置に設けることが好ましく、そのことによって前面からの防虫剤の取り替え等が便利となる。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、各引き出しユニットの枠体に設けたポケットに防虫剤を入れておけば、透孔を通して下段の引き出し内に防虫剤の昇華ガスが降下・充満するので、引き出し内に整理・収納した各種の衣類の虫喰いを防止することができる。特に衣類の上方から昇華ガスが降下するので、衣類に万遍なく防虫効果を及ぼすことができる。また、引き出しを全部抜き取らないと防虫剤を取り出すことができないので、幼児等がいたずらに取り出して誤って飲み込んでしまうといった心配がなく、安全である。
【0017】
さらに、ポケットに係止板を設けることで引き出しの抜け落ちを防止することができるから、引き出しを途中まで引き出した状態で衣類の出し入れができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣裳ケースの構成を、引き出しを省略して示す分解斜視図である。
【図2】衣裳ケースの引き出しを引き出した状態の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 天板
2 枠体
2a 底板
2b 側枠
3 ポケット
3a 透孔
4 係止板
5 引き出し
6 天板ポケット
6a 透孔

Claims (3)

  1. 引き出しが摺動可能な底板および側枠からなる枠体とその枠体に挿脱自在な引き出しとで構成する引き出しユニットを複数積層する組立式の衣裳ケースにおいて、枠体の上記底板に多数の透孔を有するポケットを凹設したことを特徴とする衣裳ケース。
  2. ポケットに下段の引き出し内に突出する係止板を設けた請求項1記載の衣裳ケース。
  3. ポケットが下段の引き出し内に突出する大きさである請求項1記載の衣裳ケース。
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