JPS628282Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628282Y2 JPS628282Y2 JP4613582U JP4613582U JPS628282Y2 JP S628282 Y2 JPS628282 Y2 JP S628282Y2 JP 4613582 U JP4613582 U JP 4613582U JP 4613582 U JP4613582 U JP 4613582U JP S628282 Y2 JPS628282 Y2 JP S628282Y2
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- JP
- Japan
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- shelf
- shelf board
- receiving
- wall panel
- locking
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浴室等にあつて、所望箇所に棚板を配
装するための装置に関する。
装するための装置に関する。
従来、浴室等の棚板aは、第1図に示した如
く、壁パネルbに設けた棚板収納凹部cの両側壁
d,dから受承突片e,eを突出し、当該突片
e,e上に載置するようにするか、第3図のよう
に、棚板収納凹部cの両側壁d,dに、別途用意
したダボf,f……をビスg止めにより固定し、
当該ダボf,f……の溝hに第4図の如く棚板a
を係合し、これをネジiにより止めることで固定
していた。
く、壁パネルbに設けた棚板収納凹部cの両側壁
d,dから受承突片e,eを突出し、当該突片
e,e上に載置するようにするか、第3図のよう
に、棚板収納凹部cの両側壁d,dに、別途用意
したダボf,f……をビスg止めにより固定し、
当該ダボf,f……の溝hに第4図の如く棚板a
を係合し、これをネジiにより止めることで固定
していた。
しかし、前者によると、受承突片e,e上に載
置されているだけの棚板が、振動により脱落し易
いだけでなく、浴室等が合成樹脂にて成形される
場合は、第2図に示すように凸型jと凸型kを用
いて成形することになるから、当該両型j,kの
嵌装により形成されるコ字状挟隙部分eが、樹脂
の流れを阻害して、良好な成形ができなくなつた
り、さらにまた、凸型jの肉薄である突出部分
j′が破損し易い難点もあつた。
置されているだけの棚板が、振動により脱落し易
いだけでなく、浴室等が合成樹脂にて成形される
場合は、第2図に示すように凸型jと凸型kを用
いて成形することになるから、当該両型j,kの
嵌装により形成されるコ字状挟隙部分eが、樹脂
の流れを阻害して、良好な成形ができなくなつた
り、さらにまた、凸型jの肉薄である突出部分
j′が破損し易い難点もあつた。
又、後者によると、別部材のダボf,f……を
固定するので高価につくばかりでなく、壁パネル
bにダボf……をビスg止めする為、そのビス孔
から漏水を生ずる欠陥があつた。
固定するので高価につくばかりでなく、壁パネル
bにダボf……をビスg止めする為、そのビス孔
から漏水を生ずる欠陥があつた。
そこで本考案は上述従来の問題に鑑み壁パネル
の適所に、棚板嵌合凹部と特異形状の棚板受承係
止突部とを、適切な相対配置にて設けることによ
り、棚板をがたつきなく配装し得ると共に、当該
壁パネルを反転して異趣の浴室等を構成しようと
する場合にも、当該棚板の配装が可能となるよう
配慮されたものである。
の適所に、棚板嵌合凹部と特異形状の棚板受承係
止突部とを、適切な相対配置にて設けることによ
り、棚板をがたつきなく配装し得ると共に、当該
壁パネルを反転して異趣の浴室等を構成しようと
する場合にも、当該棚板の配装が可能となるよう
配慮されたものである。
以下本考案を図示の浴室に係る実施例に基づい
て詳述すれば、第5図ないし第7図に示したよう
に、浴室の一部を構成する壁パネル1(ニツチ
(Niche)壁パネル)は、既知の如く棚部1aと
鏡部1b等に分かれており、この鏡部1bは、こ
こに鏡を取付けなければ模様パネル部となるよう
形成されている。
て詳述すれば、第5図ないし第7図に示したよう
に、浴室の一部を構成する壁パネル1(ニツチ
(Niche)壁パネル)は、既知の如く棚部1aと
鏡部1b等に分かれており、この鏡部1bは、こ
こに鏡を取付けなければ模様パネル部となるよう
形成されている。
上記壁パネル1の棚部1aには、棚板収納凹部
2が形成されてあり、当該収納凹部2の後壁2a
と左右の両側壁2b,2bには、夫々棚板3を収
納する為の棚板嵌合凹部4と、棚板受承係止突部
5,5とが第6図のように上下配置で所望段だけ
設けられている。
2が形成されてあり、当該収納凹部2の後壁2a
と左右の両側壁2b,2bには、夫々棚板3を収
納する為の棚板嵌合凹部4と、棚板受承係止突部
5,5とが第6図のように上下配置で所望段だけ
設けられている。
そして上記棚板嵌合凹部4の溝幅Lは、上記棚
板受承係止突部5,5の上面及び下面の何れに対
しても、棚板3を収納載置可能なるように、棚板
受承係止突部5,5の縦幅と、棚板3の2枚分
の板厚2′との加算値+2′より僅かに大き
く形成してある。
板受承係止突部5,5の上面及び下面の何れに対
しても、棚板3を収納載置可能なるように、棚板
受承係止突部5,5の縦幅と、棚板3の2枚分
の板厚2′との加算値+2′より僅かに大き
く形成してある。
つまり、第7図に示した如く棚板嵌合凹部4
は、上述の溝幅Lを有して、棚板受承係止突部
5,5が、当該溝幅の中央に位置する如く配設さ
れ、かくして当該棚板受承係止突部5,5の上面
及び下面を延長した線の上下に、夫々上記板厚
′より僅かに大きい幅″が確保されるようにな
つている。
は、上述の溝幅Lを有して、棚板受承係止突部
5,5が、当該溝幅の中央に位置する如く配設さ
れ、かくして当該棚板受承係止突部5,5の上面
及び下面を延長した線の上下に、夫々上記板厚
′より僅かに大きい幅″が確保されるようにな
つている。
さらに上記棚板受承係止突部5,5は、棚板3
が安定的に載置可能なるよう同高位置に対設さ
れ、その上下両面の適所、図示例では前端部に棚
板3の脱落防止用係合部6が夫々設けられてい
る。
が安定的に載置可能なるよう同高位置に対設さ
れ、その上下両面の適所、図示例では前端部に棚
板3の脱落防止用係合部6が夫々設けられてい
る。
一方上記棚板3は、第7図,第8図に示したよ
うに、前記棚板嵌合凹部4に対応する挿入部3a
と、上記突部5,5に載置される側縁部3b,3
bと、上記係合部6に対応する係止部3c,3c
とを備えて平板状に形成されている。
うに、前記棚板嵌合凹部4に対応する挿入部3a
と、上記突部5,5に載置される側縁部3b,3
bと、上記係合部6に対応する係止部3c,3c
とを備えて平板状に形成されている。
こゝで、上記脱落防止用係合部6と係止部3c
は、相互に係嵌されるよう一方は凹部に、他方を
凸部に形成するから、これらを合成樹脂で成形す
る場合、通常の型成形では脱型困難となるので、
真空成形法によるのがよく、かゝる真空成形によ
るときは、突出した脱落防止用係合部6を具備す
る棚板受承係止突部5,5を壁パネル1と一体に
成形することができる。
は、相互に係嵌されるよう一方は凹部に、他方を
凸部に形成するから、これらを合成樹脂で成形す
る場合、通常の型成形では脱型困難となるので、
真空成形法によるのがよく、かゝる真空成形によ
るときは、突出した脱落防止用係合部6を具備す
る棚板受承係止突部5,5を壁パネル1と一体に
成形することができる。
而して上記構成において、棚板3を装填するに
は、第7図に二点破線で示した如く斜め上方から
棚板3を棚板収納凹部2に装入して、その棚板嵌
合凹部4に同板3の挿入部3aを係嵌したならば
棚板3を水平状態とすることにより、棚板受承係
止突部5,5に支承せしめると同時に脱落防止用
係合部6と棚板3の係止部3cとを係嵌させるの
である。
は、第7図に二点破線で示した如く斜め上方から
棚板3を棚板収納凹部2に装入して、その棚板嵌
合凹部4に同板3の挿入部3aを係嵌したならば
棚板3を水平状態とすることにより、棚板受承係
止突部5,5に支承せしめると同時に脱落防止用
係合部6と棚板3の係止部3cとを係嵌させるの
である。
これにより棚板3は第7図の実線位置に収納さ
れるが、かゝる収納状態では、上記挿入部3aの
上面が棚板嵌合凹部4の上面4aに支持され、又
側縁部3b,3bの下面は棚板受承係止突部5,
5の上面に支持され、更に前記係合部6と係止部
3cの係嵌によつて前後方向の移動が阻止される
ことゝなり、また棚板3は棚板収納凹部2の両側
壁2b,2bによつて、その左右動が阻止される
から、上下、左右、前後何れの方向にも移動する
ことなく安定的に配装される。
れるが、かゝる収納状態では、上記挿入部3aの
上面が棚板嵌合凹部4の上面4aに支持され、又
側縁部3b,3bの下面は棚板受承係止突部5,
5の上面に支持され、更に前記係合部6と係止部
3cの係嵌によつて前後方向の移動が阻止される
ことゝなり、また棚板3は棚板収納凹部2の両側
壁2b,2bによつて、その左右動が阻止される
から、上下、左右、前後何れの方向にも移動する
ことなく安定的に配装される。
以上説明したように本考案に係る浴室等の棚板
配装装置によれば、壁パネル1に形成された棚板
収納凹部2の後壁2aには棚板嵌合凹部4を、左
右の両側壁2b,2bには棚板受承係止突部5,
5を夫々設けると共に、上記棚板嵌合凹部4は、
棚板受承係止突部5,5の上下各面に載置収納の
棚板3が係合可能なる溝幅Lに形成され、当該棚
板受承係止突部5,5には、その上下各面に棚板
3の係止部3,3cと係合自在な脱落防止用係合
部6を夫々設けて構成したものであるから、棚板
3斜め上方から装入して、前記嵌合凹部4に挿入
部3aを挿入した後、同板を下すだけの操作で、
当該突部5,5により下面は支持されると共に、
上記係合部6と係止部3cとが係嵌され、棚板3
を上下、左右、前後何れの方向に対しても移動さ
せないから、従来例の如く振動等による棚板3の
脱落や、ビス孔からの漏水といつた問題点を解消
することができるだけでなく、前記突部5,5も
真空成形によつて壁パネル1と一体に成形できる
ものであるから、第1図の従来例における問題も
生ずることなく、更に本考案では棚板嵌合凹部4
が上記突部5,5の上下各面に棚板3を収納でき
る溝幅Lに形成してあるので、壁パネル1を転倒
配置にて使用することが可能となり、浴室等の各
種バリエーシヨンに対応することができる。
配装装置によれば、壁パネル1に形成された棚板
収納凹部2の後壁2aには棚板嵌合凹部4を、左
右の両側壁2b,2bには棚板受承係止突部5,
5を夫々設けると共に、上記棚板嵌合凹部4は、
棚板受承係止突部5,5の上下各面に載置収納の
棚板3が係合可能なる溝幅Lに形成され、当該棚
板受承係止突部5,5には、その上下各面に棚板
3の係止部3,3cと係合自在な脱落防止用係合
部6を夫々設けて構成したものであるから、棚板
3斜め上方から装入して、前記嵌合凹部4に挿入
部3aを挿入した後、同板を下すだけの操作で、
当該突部5,5により下面は支持されると共に、
上記係合部6と係止部3cとが係嵌され、棚板3
を上下、左右、前後何れの方向に対しても移動さ
せないから、従来例の如く振動等による棚板3の
脱落や、ビス孔からの漏水といつた問題点を解消
することができるだけでなく、前記突部5,5も
真空成形によつて壁パネル1と一体に成形できる
ものであるから、第1図の従来例における問題も
生ずることなく、更に本考案では棚板嵌合凹部4
が上記突部5,5の上下各面に棚板3を収納でき
る溝幅Lに形成してあるので、壁パネル1を転倒
配置にて使用することが可能となり、浴室等の各
種バリエーシヨンに対応することができる。
第1図,第3図は従来の浴室における棚板配装
装置の異種例を示した各横断平面図、第2図は第
1図における受承突片の成形状態を例示した断面
図、第4図は第3図における−線拡大断面
図、第5図は本考案に係る浴室等の棚板配装装置
を示した横断平面図、第6図は同装置の縦断側面
図、第7図は同装置の棚板装填状態を示す拡大縦
断側面図、第8図は同装置の棚板を示す平面図で
ある。 1……壁パネル、2……棚板収納凹部、2a…
…棚板収納凹部の後壁、2b,2b……棚板収納
凹部の側壁、3……棚板、3c……係止部、4…
…棚板嵌合凹部、5,5……棚板受承係止突部、
6……脱落防止用係合部。
装置の異種例を示した各横断平面図、第2図は第
1図における受承突片の成形状態を例示した断面
図、第4図は第3図における−線拡大断面
図、第5図は本考案に係る浴室等の棚板配装装置
を示した横断平面図、第6図は同装置の縦断側面
図、第7図は同装置の棚板装填状態を示す拡大縦
断側面図、第8図は同装置の棚板を示す平面図で
ある。 1……壁パネル、2……棚板収納凹部、2a…
…棚板収納凹部の後壁、2b,2b……棚板収納
凹部の側壁、3……棚板、3c……係止部、4…
…棚板嵌合凹部、5,5……棚板受承係止突部、
6……脱落防止用係合部。
Claims (1)
- 壁パネルに形成された棚板収納凹部の後壁には
棚板嵌合凹部を、両側壁には棚板受承係止突部を
夫々具備し、上記棚板嵌合凹部は、棚板受承係止
突部の上下各面に載置収納の棚板が係合可能なる
溝幅に形成され、当該棚板受承係止突部は、その
上下各面に棚板の係止部と係合自在な脱落防止用
係合部を設けてなる浴室等の棚板配装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4613582U JPS58148127U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 浴室等の棚板配装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4613582U JPS58148127U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 浴室等の棚板配装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58148127U JPS58148127U (ja) | 1983-10-05 |
JPS628282Y2 true JPS628282Y2 (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=30057139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4613582U Granted JPS58148127U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 浴室等の棚板配装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58148127U (ja) |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP4613582U patent/JPS58148127U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58148127U (ja) | 1983-10-05 |
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