JPH0124945Y2 - - Google Patents

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JPH0124945Y2
JPH0124945Y2 JP6519880U JP6519880U JPH0124945Y2 JP H0124945 Y2 JPH0124945 Y2 JP H0124945Y2 JP 6519880 U JP6519880 U JP 6519880U JP 6519880 U JP6519880 U JP 6519880U JP H0124945 Y2 JPH0124945 Y2 JP H0124945Y2
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JP
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engagement
side plates
legs
engagement recess
leg
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JP6519880U
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JPS56167577U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音響機器のスタツキング装置に係
り、各種音響機器の筐体を積重ねるための構造に
関する。
一般に、チユーナ、カセツトデツキおよびアン
プなどの音響機器は、操作し易いように積重ねて
配置するか、またはキヤビネツトケース内に積重
ね収納する方法が採られているが、単に積ねただ
けでは、操作または振動などにより機器がずれ易
く、傷などが付くおそれがあつた。
そこで従来は、操作または振動などにより機器
がずれないように、機器の底板に脚部を設け、天
板の前記脚部と対応する位置に係合凹部を設け、
この係合凹部に上段に位置する機器の脚部を係合
して積重ねる方法、またキヤビネツトケースに収
納する場合は、収納する機器の数量に合わせて棚
板を配設し、この棚板上に機器を載置する構造、
キヤビネツトケースの側板内面に係合突条を設
け、機器に前記係合突条に係合する係合溝を形成
し、この係合突条に係合溝を係合して積重ね配置
する構造、または、機器の前面にラツクマントを
設け、このラツクマントをキヤビネツトケースに
ボルトで取付けて積重ね配置する構造が採られて
いる。
しかしながら、底板に脚部を設け天板に係合凹
部を形成する構造では、天板にスポツト的に係合
凹部を絞り形成するため、また、積重ねられる機
器の重量が直接天板にかかるため、天板が変形し
易く外観を損う欠点を有している。
また、キヤビネツトケースに多段に収納する場
合は、キヤビネツト内に棚板や突条を設けたり、
機器に係合溝を設けたりする必要があり、また、
ラツクマウント式のものはキヤビネツト側にラツ
クマウント専用の装置を設けたり、機器にラツク
マウントを取付けたりする必要があり、製造が繁
雑となり、コスト高になる他、外観を損うことに
なつたり積重ねに際しての作業が面倒となるなど
の欠点を有している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、音響
機器の筐体の両側板の上面に、前後に係止縁部を
残すとともに内側に内縁部を残して上面及び外側
面に開口した係合凹部を前後方向に形成し、前記
両側板の下面の前部及び後部に前記係合凹部の前
部及び後部に対応して脚部を一体形成し、この各
脚部を下段に位置する筐体の両側板の前記係合凹
部に係合して脚部を前記係止縁部及び内縁部に係
止し、これによつて、構造が単純で、コストが安
価で、簡単に積重ねることができ、積重ねによる
下段部の機器への影響を少なくでき、しかも、外
観意匠を損うことのない音響機器のスタツキング
装置を提供するものである。
次に、本考案の一実施例の構造を第1図および
第2図について説明する。
1は外形を同じ大きさに形成した各種音響機器
の筐体で、各筐体1は、前面パネル板2、両側板
3、天板4、図示しない底板および背面板で構成
されており、内部にはシヤーシなどに取付けられ
た図示しない音響装置が収納されている。
前記前面パネル板2には、内部の音響装置を操
作する図示しないバツクパネルに支持された操作
摘み5および指示計器6などに取付けられてい
る。
前記天板4には内部の音響装置の放熱のための
複数の換気孔7が開口されている。
前記両側板3は、鋼板、合成樹脂などにて成型
され上縁より内方に折曲した折曲縁8を有し、こ
の折曲縁8の上面には、前端と後端に係止縁部9
を残すとともに内側に内縁部10aを残して、略
L字状の深さ数mmの係合凹部10が上面及び外側
面に開口して前後方向に形成されているととも
に、この両側板3の下面の前部及び後部には前記
係合凹部10の前部及び後部に対応して脚部11
がそれぞれ一体に突出形成されている。そしてこ
の前部脚部11の前端から後部脚部11の後端ま
での距離Lは前記係合凹部10の長さと略等し
く形成されるとともに、両側板3の係合凹部10
間の距離と左右の脚部11間の距離も等しく形成
されている。また、この両側板3には複数の換気
孔12が形成されている 次に、この実施例の使用方法を第3図および第
4図について説明する。
音響機器の積重ね作業を行う場合は、最下段に
位置する音響機器の筐体1を所定の位置に配置
し、この筐体1の両側板3の上面に設けた係合凹
部10に、二段目に位置する音響機器の筐体1の
各脚部11を係合して載置する。同様に、この二
段目の筐体1の両側の係合凹部10に、三段目に
位置する音響機器の筐体1の各脚部11を係合し
て載置する。このようにして積重ねると、下段に
位置する筐体1の係合凹部10の長さとその上
段に位置する筐体1の前部脚部11の前端から後
部脚部11の後端までの距離Lとが略等しいた
め、脚部11は係合凹部10の前後の係止縁9に
係止されて前後に移動することがなく、また、左
右の係合凹部10間の距離と左右の脚部11間の
距離とが等しいため、脚部11は係合凹部10の
内側の内縁部10aに係止されて左右に移動する
ことがなく、さらに、積重ねた音響機器の重量は
筐体1の両側板3に縦方向の力としてかかるた
め、強度的に強く筐体1が変形することがない。
そして、外観的にも、脚部11は、従来の底板
に設けたものと比べて、やや外側に位置するだけ
で、大きな変更はなく、係合凹部10も筐体1の
へり部分に沿つて設けられ、その深さも浅いの
で、ほとんど気にならず、従来の天板にスポツト
的に設けたもののような見苦しさがない。
また、キヤビネツトケース20内にシステムと
して組込む場合にも、前記と同様に、下段に配置
する音響機器の筐体1の係合凹部10に、その上
段に位置する音響機器の筐体1の脚部11を係合
して順次に積重ねる。
なお、脚部11の下面に、積重ね時にこすれて
傷がつくのを防止するため、またすべり止めとす
るため、弾性材を貼付することもできる。さら
に、両側板3は、鋼板にて形成してもよいが、樹
脂またはダイカスト成形で製作すれば、より良好
な効果が得られる。
本考案によれば、複数の音響機器を積重ねて使
用する場合、上段に位置する音響機器の筐体の脚
部を、下段に位置する音響機器の筐体の係合凹部
に係合して係止縁部及び内縁部に係止するため、
操作および振動などにより、各機器が前後左右に
ずれることがなく、安定して積重ねることができ
るとともに積重ね作業が容易となる。
そして、係合凹部及び脚部は筐体の側板の上面
及び下面に設けられているため、積重ねの重量に
より筐体が変形するおそれがない。
また、筐体の側部や上部に突出する部分が無
く、係合凹部も、筐体のへり部分に沿つて設けら
れ、その深さも浅くてよいので、ほとんど気にな
らず、見苦しさもないので、外観上の見栄えもよ
い。
さらに、脚部は側板に一体成形したので、積重
ねに際して、別部品を取付ける必要がなく、部品
点数、組立工数が少なくなり、安価に製造でき、
その上、ユーザー側の部品取付の必要もない。
また、キヤビネツトケース内に多段に収納する
場合にも、キヤビネツトケースに棚板あるいは係
合突条を設ける必要がなく、生産時にも筐体の積
重ねが容易かつ確実にできるので、生産の合理化
ができる。
なお、各機器を積重ねないで使用する場合に
は、脚部はその本来の機能を果す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の音響機器のスタツキング装置
の一実施例を示す斜視図、第2図はその係合凹部
と脚部の係合状態を示す斜視図、第3図は筐体を
積重ねた状態を示す正面図、第4図は筐体をキヤ
ビネツトケース内に多段に収納した状態を示す斜
視図である。 1……筐体、3……側板、9……係止縁部、1
0……係合凹部、10a……内縁部、11……脚
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数段積重ねる音響機器の筐体において、この
    筐体の両側板の上面に、前後に係止縁部を残すと
    ともに内側に内縁部を残して上面及び外側面に開
    口した係合凹部を前後方向に形成し、前記両側板
    の下面の前部及び後部に前記係合凹部の前部及び
    後部に対応して脚部を一体形成し、この各脚部を
    下段に位置する筐体の両側板の前記係合凹部に係
    合して脚部を前記係止縁部及び内縁部に係止する
    ことを特徴とする音響機器のスタツキング装置。
JP6519880U 1980-05-13 1980-05-13 Expired JPH0124945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6519880U JPH0124945Y2 (ja) 1980-05-13 1980-05-13

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JP6519880U JPH0124945Y2 (ja) 1980-05-13 1980-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56167577U JPS56167577U (ja) 1981-12-11
JPH0124945Y2 true JPH0124945Y2 (ja) 1989-07-27

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ID=29659357

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JP6519880U Expired JPH0124945Y2 (ja) 1980-05-13 1980-05-13

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JP6638417B2 (ja) * 2016-01-19 2020-01-29 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びプロジェクションシステム

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JPS56167577U (ja) 1981-12-11

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