JPH0751132A - キャビネット組込み式トレー装置 - Google Patents
キャビネット組込み式トレー装置Info
- Publication number
- JPH0751132A JPH0751132A JP5197192A JP19719293A JPH0751132A JP H0751132 A JPH0751132 A JP H0751132A JP 5197192 A JP5197192 A JP 5197192A JP 19719293 A JP19719293 A JP 19719293A JP H0751132 A JPH0751132 A JP H0751132A
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- JP
- Japan
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- cabinet
- frame
- tray
- shelves
- trays
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- Pending
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- Sheet Holders (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部に複数枚の棚板を多段に設けた通常のキ
ャビネットを利用し、オプションを後付けすることによ
って、該キャビネットにトレーキャビネットの機能を部
分的に付与することが可能なキャビネット組込み式トレ
ー装置を提供することを目的とする。 【構成】 キャビネットAの両側板1間に設けた複数枚
の棚板2のうち、互いに隣接する上下二枚の棚板間に、
前面側が開放したフレーム3を内挿するとともに、該フ
レームの上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形の
係合片4を、それぞれ上下棚板の前端縁5に係合して取
付け、フレームで形成される収容空間内に複数のトレー
6を引き出し可能に収容してなる。
ャビネットを利用し、オプションを後付けすることによ
って、該キャビネットにトレーキャビネットの機能を部
分的に付与することが可能なキャビネット組込み式トレ
ー装置を提供することを目的とする。 【構成】 キャビネットAの両側板1間に設けた複数枚
の棚板2のうち、互いに隣接する上下二枚の棚板間に、
前面側が開放したフレーム3を内挿するとともに、該フ
レームの上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形の
係合片4を、それぞれ上下棚板の前端縁5に係合して取
付け、フレームで形成される収容空間内に複数のトレー
6を引き出し可能に収容してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネット組込み式
トレー装置に係わり、更に詳しくは既存のオープン型キ
ャビネット又は扉付きキャビネット内にトレーを装着し
てなるキャビネットに関する。
トレー装置に係わり、更に詳しくは既存のオープン型キ
ャビネット又は扉付きキャビネット内にトレーを装着し
てなるキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複数のトレーを引き出し可能に
多段に配してなるキャビネットは、既に提供されてお
り、またキャビネットの前面に開閉扉を設けたものも既
に提供されている。これらのトレーキャビネットは、キ
ャビネットの両側板若しくは仕切板の側面にガイドレー
ルを取付け、左右一対のガイドレールにトレーを載置
し、引き出し可能とした極めて一般的な構造のものであ
る。
多段に配してなるキャビネットは、既に提供されてお
り、またキャビネットの前面に開閉扉を設けたものも既
に提供されている。これらのトレーキャビネットは、キ
ャビネットの両側板若しくは仕切板の側面にガイドレー
ルを取付け、左右一対のガイドレールにトレーを載置
し、引き出し可能とした極めて一般的な構造のものであ
る。
【0003】上記トレーキャビネットは、トレーを用い
るための専用のキャビネットであり、少なくともトレー
を収容する空間部には棚板は存在しないのである。その
ため、トレーに収容できない物品を整理保管するため
に、通常の棚板を多段に有するキャビネットを併用して
使用していることが多い。
るための専用のキャビネットであり、少なくともトレー
を収容する空間部には棚板は存在しないのである。その
ため、トレーに収容できない物品を整理保管するため
に、通常の棚板を多段に有するキャビネットを併用して
使用していることが多い。
【0004】一方、通常の棚板を多段に有するキャビネ
ットを使用している場合、新たに小物品や書類等を整理
保管する必要が生じても、前記棚板を利用して分類分け
して効率よく収納することは不可能である。その場合に
は、通常、トレーキャビネットを新たに購入して使用す
ることが多い。
ットを使用している場合、新たに小物品や書類等を整理
保管する必要が生じても、前記棚板を利用して分類分け
して効率よく収納することは不可能である。その場合に
は、通常、トレーキャビネットを新たに購入して使用す
ることが多い。
【0005】しかし、実際問題として室内空間の制約や
経費節約の関係で二種類のキャビネットを設置すること
が不可能であったり、また二種類のキャビネットを設置
したとしても十分な量の収容物がない場合等は有効に利
用されないこともある。
経費節約の関係で二種類のキャビネットを設置すること
が不可能であったり、また二種類のキャビネットを設置
したとしても十分な量の収容物がない場合等は有効に利
用されないこともある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、内部に複数
枚の棚板を多段に設けた通常のキャビネットを利用し、
オプションを後付けすることによって、該キャビネット
にトレーキャビネットの機能を部分的に付与することが
可能なキャビネット組込み式トレー装置を提供する点に
ある。
の状況に鑑み、解決しようとするところは、内部に複数
枚の棚板を多段に設けた通常のキャビネットを利用し、
オプションを後付けすることによって、該キャビネット
にトレーキャビネットの機能を部分的に付与することが
可能なキャビネット組込み式トレー装置を提供する点に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、キャビネットの両側板間に設けた複数枚の
棚板のうち、互いに隣接する上下二枚の棚板間に、前面
側が開放したフレームを内挿するとともに、該フレーム
の上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形の係合片
を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合して取付け、該フ
レームで形成される収容空間内に複数のトレーを引き出
し可能に収容してなるキャビネット組込み式トレー装置
を構成した。
決のために、キャビネットの両側板間に設けた複数枚の
棚板のうち、互いに隣接する上下二枚の棚板間に、前面
側が開放したフレームを内挿するとともに、該フレーム
の上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形の係合片
を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合して取付け、該フ
レームで形成される収容空間内に複数のトレーを引き出
し可能に収容してなるキャビネット組込み式トレー装置
を構成した。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のキャビネット
組込み式トレー装置は、既に設置している通常のキャビ
ネット、即ち両側板間に複数枚の棚板を多段に設けたキ
ャビネットを利用し、この棚板のうち互いに隣接した上
下棚板を選択し、両棚板間の空間部に、オプションとし
て用意した前面開放のフレームを挿入するとともに、該
フレームの上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形
の係合片を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合させて取
付け、それからフレームで形成される収容空間内に複数
のトレーを引き出し可能に収容して、既存の通常キャビ
ネットに部分的にトレーキャビネットの機能を付与し、
該トレーを使用して小物品や書類等を整理保管するとと
もに、他の棚板を利用して大きな物品、例えば書籍やフ
ァイル等を整理保管するのである。
組込み式トレー装置は、既に設置している通常のキャビ
ネット、即ち両側板間に複数枚の棚板を多段に設けたキ
ャビネットを利用し、この棚板のうち互いに隣接した上
下棚板を選択し、両棚板間の空間部に、オプションとし
て用意した前面開放のフレームを挿入するとともに、該
フレームの上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形
の係合片を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合させて取
付け、それからフレームで形成される収容空間内に複数
のトレーを引き出し可能に収容して、既存の通常キャビ
ネットに部分的にトレーキャビネットの機能を付与し、
該トレーを使用して小物品や書類等を整理保管するとと
もに、他の棚板を利用して大きな物品、例えば書籍やフ
ァイル等を整理保管するのである。
【0009】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は、本発明を採用したキャ
ビネットAを示し、その一部にトレー装置Bを構成した
ものである。
発明の詳細を説明する。図1は、本発明を採用したキャ
ビネットAを示し、その一部にトレー装置Bを構成した
ものである。
【0010】本発明の要旨は、キャビネットAの両側板
1,1間に設けた複数枚の棚板2,…のうち、互いに隣
接する上下二枚の棚板2a,2b間に、前面側が開放し
たフレーム3を内挿するとともに、該フレーム3の上下
両遊端に折返し形成した側面視略L字形の係合片4,4
を、それぞれ上下棚板2a,2bの前端縁5,5に係合
して取付け、該フレーム3で形成される収容空間内に複
数のトレー6,…を引き出し可能に収容してなることに
ある。
1,1間に設けた複数枚の棚板2,…のうち、互いに隣
接する上下二枚の棚板2a,2b間に、前面側が開放し
たフレーム3を内挿するとともに、該フレーム3の上下
両遊端に折返し形成した側面視略L字形の係合片4,4
を、それぞれ上下棚板2a,2bの前端縁5,5に係合
して取付け、該フレーム3で形成される収容空間内に複
数のトレー6,…を引き出し可能に収容してなることに
ある。
【0011】更に本発明の詳細を図2〜図4に基づいて
説明する。前記トレー装置Bは、金属板にて折曲形成
し、上板7、下板8及び後板9とからなる少なくとも前
面側が開放した側面視略コ字形のフレーム3と、該フレ
ーム3で形成される収容空間内に収容する複数のトレー
6,…とからなり、該フレーム3の上板7の遊端を上方
へ折曲し且つその上端を後方へ折曲して側面視略L字形
の係合片4を形成し、同様に下板8の遊端を下方へ折曲
し且つその下端を後方へ折曲して側面視略L字形の係合
片4を形成している。
説明する。前記トレー装置Bは、金属板にて折曲形成
し、上板7、下板8及び後板9とからなる少なくとも前
面側が開放した側面視略コ字形のフレーム3と、該フレ
ーム3で形成される収容空間内に収容する複数のトレー
6,…とからなり、該フレーム3の上板7の遊端を上方
へ折曲し且つその上端を後方へ折曲して側面視略L字形
の係合片4を形成し、同様に下板8の遊端を下方へ折曲
し且つその下端を後方へ折曲して側面視略L字形の係合
片4を形成している。
【0012】そして、図3に示すように、前記フレーム
3をキャビネットAの上下棚板2a,2b間に嵌挿する
とともに、上下係合片4,4を棚板2a,2bの前端縁
5,5に係合させて装着する。それから、図4に示すよ
うに、フレーム3で形成される収容空間内に複数のトレ
ー6,…を上下多段に収容し且つそれぞれ引き出し可能
となしている。
3をキャビネットAの上下棚板2a,2b間に嵌挿する
とともに、上下係合片4,4を棚板2a,2bの前端縁
5,5に係合させて装着する。それから、図4に示すよ
うに、フレーム3で形成される収容空間内に複数のトレ
ー6,…を上下多段に収容し且つそれぞれ引き出し可能
となしている。
【0013】ここで、前記フレーム3に対してトレー6
を引き出し可能に支持するには、適宜な手段を採用でき
るが、本実施例では図2に示すように、両側方へも開放
した前記フレーム3の上板7と下板8の両端に、互いに
近接する方向に二対の取付片10,…を折曲形成し、合
成樹脂製の側面板11をフレーム3内から前記取付片1
0の内面にあてがい、互いをビス止め等の固定手段で連
結し、該側面板11の内面側に一体突設された多段のガ
イドレール12,…に前記トレー6を前後スライド可能
に載支している。前記フレーム3に側面板11を取付け
る当たり、取付片10と側面板11の一方に通孔を形成
し、他方に該通孔に挿通したビスを螺合し得る螺孔若し
くは孔を形成し、両者をビスで連結する場合には、該ビ
スの頭部及びネジ部の先端が突出しないようにすること
が好ましい。また、前記取付片10に形成した通孔に、
側面板11に突設したダボを抜け止め嵌入して互いを連
結することも可能である。
を引き出し可能に支持するには、適宜な手段を採用でき
るが、本実施例では図2に示すように、両側方へも開放
した前記フレーム3の上板7と下板8の両端に、互いに
近接する方向に二対の取付片10,…を折曲形成し、合
成樹脂製の側面板11をフレーム3内から前記取付片1
0の内面にあてがい、互いをビス止め等の固定手段で連
結し、該側面板11の内面側に一体突設された多段のガ
イドレール12,…に前記トレー6を前後スライド可能
に載支している。前記フレーム3に側面板11を取付け
る当たり、取付片10と側面板11の一方に通孔を形成
し、他方に該通孔に挿通したビスを螺合し得る螺孔若し
くは孔を形成し、両者をビスで連結する場合には、該ビ
スの頭部及びネジ部の先端が突出しないようにすること
が好ましい。また、前記取付片10に形成した通孔に、
側面板11に突設したダボを抜け止め嵌入して互いを連
結することも可能である。
【0014】ここで、前記側面板11は、文字通り前記
フレーム3の両側開放部を閉塞する側面とトレー6を引
き出し可能に支持するガイドレール12とを兼用したも
のとなっている。
フレーム3の両側開放部を閉塞する側面とトレー6を引
き出し可能に支持するガイドレール12とを兼用したも
のとなっている。
【0015】勿論、前記フレーム3は、金属板を折曲形
成して側面も一体に形成することは可能であり、その場
合には該側面の内面に適宜なガイドレール12を装着す
れば良いのである。
成して側面も一体に形成することは可能であり、その場
合には該側面の内面に適宜なガイドレール12を装着す
れば良いのである。
【0016】また、前記フレーム3の係合片4,4を、
上下棚板2a,2bの前端縁5,5に係合するだけで
は、不意にフレーム3が手前側に抜ける恐れがあるの
で、それを防止するために、図5に示すように、係合片
4の水平片に通孔13,…を形成し、該通孔13に通し
たビス14を棚板2a又は2bに螺合するか、若しくは
図6に示すように係合片4の水平片に棚板2aの上面又
は2bの下面に圧接する爪部15を突設することが好ま
しい。
上下棚板2a,2bの前端縁5,5に係合するだけで
は、不意にフレーム3が手前側に抜ける恐れがあるの
で、それを防止するために、図5に示すように、係合片
4の水平片に通孔13,…を形成し、該通孔13に通し
たビス14を棚板2a又は2bに螺合するか、若しくは
図6に示すように係合片4の水平片に棚板2aの上面又
は2bの下面に圧接する爪部15を突設することが好ま
しい。
【0017】図7は、前記フレーム3の両側に側面板1
1,11を連結したものを、上下棚板2a,2b間に嵌
挿するとともに、上下係合片4,5を棚板2a,2bの
前端縁5,5に係合させ且つビス14,…で抜け止め固
定した取付状態を示すものである。
1,11を連結したものを、上下棚板2a,2b間に嵌
挿するとともに、上下係合片4,5を棚板2a,2bの
前端縁5,5に係合させ且つビス14,…で抜け止め固
定した取付状態を示すものである。
【0018】図8は、前記フレーム3と側面板11との
連結の他の変形例を示し、前記取付片10と側面板11
にそれぞれ通孔16,17を形成し、両通孔16,17
を同時に挿通したビス18をキャビネットAの側板1に
螺合したものである。このようにすれば、フレーム3の
抜け止めも同時になされるので、前記ビス14等による
抜け止め手段は特に施さなくても良い。当然、前記側板
1には、予め所定位置に複数の螺孔を形成しておくもの
とする。
連結の他の変形例を示し、前記取付片10と側面板11
にそれぞれ通孔16,17を形成し、両通孔16,17
を同時に挿通したビス18をキャビネットAの側板1に
螺合したものである。このようにすれば、フレーム3の
抜け止めも同時になされるので、前記ビス14等による
抜け止め手段は特に施さなくても良い。当然、前記側板
1には、予め所定位置に複数の螺孔を形成しておくもの
とする。
【0019】図9及び図10は、図8に示したものの更
に変形例であり、前記側面板11の外面側の所定位置
に、前記フレーム3の取付片10,…を埋没状態で嵌合
する凹部19,…を形成し、前記キャビネットAへ取付
けた状態では、図10に示すように側板1と側面板11
との間に隙間が生じないようにしている。
に変形例であり、前記側面板11の外面側の所定位置
に、前記フレーム3の取付片10,…を埋没状態で嵌合
する凹部19,…を形成し、前記キャビネットAへ取付
けた状態では、図10に示すように側板1と側面板11
との間に隙間が生じないようにしている。
【0020】また、図示しないが、前記取付片10,…
を設けなくても、該取付片10,…に対応する位置の上
板7の下面と下板8の上面に三角ダボを突設し、該三角
ダボを側面板11の上下端のガイドレール12,12の
それぞれの外面に形成した凹部に係合することによっ
て、前記フレーム3に側面板11を連結することも可能
である。
を設けなくても、該取付片10,…に対応する位置の上
板7の下面と下板8の上面に三角ダボを突設し、該三角
ダボを側面板11の上下端のガイドレール12,12の
それぞれの外面に形成した凹部に係合することによっ
て、前記フレーム3に側面板11を連結することも可能
である。
【0021】また、前記トレー装置Bは、図1に示すよ
うに、選択した上下棚板2a,2b間に横方向に複数設
けることも可能であり、図示した例は、左側に日本工業
規格A列3番(以下、単に「A3」と称する)のトレー
6,…を多段に設け、右側にA4のトレー6,…を多段
に設けたものである。更に、前述の選択した棚板2a,
2bの他に、互いに隣接する一対の棚板を選択し、この
上下の棚板にも前記同様にトレー装置Bを組み込むこと
が可能である。
うに、選択した上下棚板2a,2b間に横方向に複数設
けることも可能であり、図示した例は、左側に日本工業
規格A列3番(以下、単に「A3」と称する)のトレー
6,…を多段に設け、右側にA4のトレー6,…を多段
に設けたものである。更に、前述の選択した棚板2a,
2bの他に、互いに隣接する一対の棚板を選択し、この
上下の棚板にも前記同様にトレー装置Bを組み込むこと
が可能である。
【0022】ここで、前記トレー装置Bを構成しない他
の棚板2,…若しくはトレー装置Bを構成するために選
択した上方の棚板2aの上面は、通常の棚板と同様に使
用できることは言うまでもない。
の棚板2,…若しくはトレー装置Bを構成するために選
択した上方の棚板2aの上面は、通常の棚板と同様に使
用できることは言うまでもない。
【0023】勿論、本発明は前述の実施例の如く、オー
プン型キャビネットを利用することに限定されるもので
はなく、内部に複数枚の棚板2を多段に有するものであ
れば、開閉扉付きキャビネットであっても何ら差し支え
ないのである。更には、上下に棚板2を有するものであ
れば、通常の書棚又は間仕切パネルの前面に取付けた吊
下げ型キャビネット若しくは前面の上下に取付けた棚板
をも利用することができるのである。
プン型キャビネットを利用することに限定されるもので
はなく、内部に複数枚の棚板2を多段に有するものであ
れば、開閉扉付きキャビネットであっても何ら差し支え
ないのである。更には、上下に棚板2を有するものであ
れば、通常の書棚又は間仕切パネルの前面に取付けた吊
下げ型キャビネット若しくは前面の上下に取付けた棚板
をも利用することができるのである。
【0024】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のキャビネット組
込み式トレー装置によれば、キャビネットの両側板間に
設けた複数枚の棚板のうち、互いに隣接する上下二枚の
棚板間に、前面側が開放したフレームを内挿するととも
に、該フレームの上下両遊端に折返し形成した側面視略
L字形の係合片を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合し
て取付け、該フレームで形成される収容空間内に複数の
トレーを引き出し可能に収容してなるので、既に設置し
ている通常のキャビネット、即ち両側板間に複数枚の棚
板を多段に設けたキャビネットを利用し、この棚板のう
ち互いに隣接した上下棚板を選択し、両棚板間の空間部
に、オプションとして用意した前面開放のフレームを挿
入するとともに、該フレームの上下両遊端に折返し形成
した側面視略L字形の係合片を、それぞれ上下棚板の前
端縁に係合させて取付け、それからフレームで形成され
る収容空間内に複数のトレーを引き出し可能に収容する
だけで、既存の通常キャビネットに部分的にトレーキャ
ビネットの機能を付与することができ、該トレーを使用
して小物品や書類等を整理保管することができるととも
に、他の棚板を利用して大きな物品、例えば書籍やファ
イル等を整理保管することができ、キャビネットの収容
空間の有効利用が図れるのである。即ち、一つのキャビ
ネットを多目的に利用することができ、もって室内空間
のスペース効率を高め得るのである。
込み式トレー装置によれば、キャビネットの両側板間に
設けた複数枚の棚板のうち、互いに隣接する上下二枚の
棚板間に、前面側が開放したフレームを内挿するととも
に、該フレームの上下両遊端に折返し形成した側面視略
L字形の係合片を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合し
て取付け、該フレームで形成される収容空間内に複数の
トレーを引き出し可能に収容してなるので、既に設置し
ている通常のキャビネット、即ち両側板間に複数枚の棚
板を多段に設けたキャビネットを利用し、この棚板のう
ち互いに隣接した上下棚板を選択し、両棚板間の空間部
に、オプションとして用意した前面開放のフレームを挿
入するとともに、該フレームの上下両遊端に折返し形成
した側面視略L字形の係合片を、それぞれ上下棚板の前
端縁に係合させて取付け、それからフレームで形成され
る収容空間内に複数のトレーを引き出し可能に収容する
だけで、既存の通常キャビネットに部分的にトレーキャ
ビネットの機能を付与することができ、該トレーを使用
して小物品や書類等を整理保管することができるととも
に、他の棚板を利用して大きな物品、例えば書籍やファ
イル等を整理保管することができ、キャビネットの収容
空間の有効利用が図れるのである。即ち、一つのキャビ
ネットを多目的に利用することができ、もって室内空間
のスペース効率を高め得るのである。
【図1】本発明のトレー装置を装着したキャビネットの
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図2】本発明の要部を示す分解斜視図である。
【図3】同じく組立てる状態を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図4】同じく組立てた後の状態を示す要部の縦断面図
である。
である。
【図5】棚板とフレームとの取付構造の実施例を示す要
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
【図6】同じく他の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図7】キャビネットにトレー装置を組み込んだ状態の
要部の簡略正面図である。
要部の簡略正面図である。
【図8】フレームと側面板及びキャビネットの側板との
連結構造を示す要部の縦断面図である。
連結構造を示す要部の縦断面図である。
【図9】側面板の他の例を示す斜視図である。
【図10】フレームと側面板及びキャビネットの側板との
他の連結構造を示す要部の縦断面図である。
他の連結構造を示す要部の縦断面図である。
A キャビネット B トレー装置 1 側板 2,2a,2b 棚板 3 フレーム 4 係合片 5 前端縁 6 トレー 7 上板 8 下板 9 後板 10 取付片 11 側面板 12 ガイドレール 13 通孔 14 ビス 15 爪部 16 通孔 17 通孔 18 ビス 19 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネットの両側板間に設けた複数枚
の棚板のうち、互いに隣接する上下二枚の棚板間に、前
面側が開放したフレームを内挿するとともに、該フレー
ムの上下両遊端に折返し形成した側面視略L字形の係合
片を、それぞれ上下棚板の前端縁に係合して取付け、該
フレームで形成される収容空間内に複数のトレーを引き
出し可能に収容してなることを特徴とするキャビネット
組込み式トレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197192A JPH0751132A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | キャビネット組込み式トレー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197192A JPH0751132A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | キャビネット組込み式トレー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751132A true JPH0751132A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16370344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5197192A Pending JPH0751132A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | キャビネット組込み式トレー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751132A (ja) |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5197192A patent/JPH0751132A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011218 |