JP2605259Y2 - 棚板の固定構造 - Google Patents
棚板の固定構造Info
- Publication number
- JP2605259Y2 JP2605259Y2 JP1993051448U JP5144893U JP2605259Y2 JP 2605259 Y2 JP2605259 Y2 JP 2605259Y2 JP 1993051448 U JP1993051448 U JP 1993051448U JP 5144893 U JP5144893 U JP 5144893U JP 2605259 Y2 JP2605259 Y2 JP 2605259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- fixing
- fixed bar
- fixed
- shelf plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Furniture Connections (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主としてクローゼッ
ト等の壁内部収納におけるカーペット等の長物を収納す
るための、クローゼット等の最上部に位置する棚板の固
定構造に関する。
ト等の壁内部収納におけるカーペット等の長物を収納す
るための、クローゼット等の最上部に位置する棚板の固
定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、棚板3は、側
板6内面の対向する位置に、L型金具7と呼ばれるL字
状に屈曲形成された金属製の取り付け金具を用いて、ビ
スで固定されていた。
板6内面の対向する位置に、L型金具7と呼ばれるL字
状に屈曲形成された金属製の取り付け金具を用いて、ビ
スで固定されていた。
【0003】
【考案が解決すべき課題】しかし、従来技術によるとき
は、L型金具による棚板3の固定は部分的な固定方法で
あるため、棚板3が撓まないように棚板端部の複数箇所
で取り付ける必要があり、多くのビスでの取り付け施工
に手間と時間を要していた。また、棚板3は、クローゼ
ット等の最上部に位置するから、普段は常に見上げられ
る状態であり、施工後はL型金具が直接見えて棚板とし
ての商品価値を落とすこともあった。
は、L型金具による棚板3の固定は部分的な固定方法で
あるため、棚板3が撓まないように棚板端部の複数箇所
で取り付ける必要があり、多くのビスでの取り付け施工
に手間と時間を要していた。また、棚板3は、クローゼ
ット等の最上部に位置するから、普段は常に見上げられ
る状態であり、施工後はL型金具が直接見えて棚板とし
ての商品価値を落とすこともあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は前記課題を解
決するためになされたもので、収納の上部に設けられる
棚板の固定構造であって、側板内面の対向する位置に取
り付けられる固定桟を、その縦断面形状および表面化粧
を棚板の縦断面形状および表面化粧に合致させるととも
に、該固定桟に、棚板側の上部から上下方向略中央部ま
で棚板固定用凹部を複数箇形成し、一方、棚板の両側端
部に、前記固定桟の凹部に対応する位置にダボを複数箇
埋設固定し、該ダボを固定桟の凹部に落とし込み嵌着せ
しめて固定桟と棚板が一体となるよう構成してなる棚板
の固定構造を要旨とする。
決するためになされたもので、収納の上部に設けられる
棚板の固定構造であって、側板内面の対向する位置に取
り付けられる固定桟を、その縦断面形状および表面化粧
を棚板の縦断面形状および表面化粧に合致させるととも
に、該固定桟に、棚板側の上部から上下方向略中央部ま
で棚板固定用凹部を複数箇形成し、一方、棚板の両側端
部に、前記固定桟の凹部に対応する位置にダボを複数箇
埋設固定し、該ダボを固定桟の凹部に落とし込み嵌着せ
しめて固定桟と棚板が一体となるよう構成してなる棚板
の固定構造を要旨とする。
【0005】
【作用】L型金具等の突起物が側板表面に突出せず、固
定桟と棚板が一体となる。
定桟と棚板が一体となる。
【0006】以下、この考案の実施例を示す。
【0007】
【実施例】図1は、この考案の棚板の固定構造を示す上
から見た斜視図である。図1において、1は固定桟、2
は凹部、3は棚板、4はダボ、5はビス、6は側板であ
る。
から見た斜視図である。図1において、1は固定桟、2
は凹部、3は棚板、4はダボ、5はビス、6は側板であ
る。
【0008】固定桟1には、棚板3側の上部から上下方
向略中央部まで、棚板3固定用の凹部2が複数箇形成さ
れる。固定桟1は、図1に示すように、ビス5によって
壁内部の側板6内壁面に取り付けられる。また、固定桟
1には、合板を複数枚積層したものや集成材からなるも
のが一般的に用いられ、表面には塩化ビニル樹脂シート
や強化化粧紙等が貼着されて化粧が施される。凹部2
は、モールディングマシン等で切削形成される。なお、
固定桟1の手前側となる部分は、後述する棚板3の断面
形状と同調させておくと棚板を構成した際、固定桟1が
目立たなくなり好ましい。
向略中央部まで、棚板3固定用の凹部2が複数箇形成さ
れる。固定桟1は、図1に示すように、ビス5によって
壁内部の側板6内壁面に取り付けられる。また、固定桟
1には、合板を複数枚積層したものや集成材からなるも
のが一般的に用いられ、表面には塩化ビニル樹脂シート
や強化化粧紙等が貼着されて化粧が施される。凹部2
は、モールディングマシン等で切削形成される。なお、
固定桟1の手前側となる部分は、後述する棚板3の断面
形状と同調させておくと棚板を構成した際、固定桟1が
目立たなくなり好ましい。
【0009】棚板3は平面長方形状であり、両側端部に
は固定桟1の凹部2に嵌着させて棚板3を固定するため
のダボ4が埋設固定されている。棚板3には、合板やパ
ーティクルボード、繊維板等が用いられる。棚板3は、
フラッシュ構造等に構成して軽量化を図るようにしても
よい。棚板3の表面には、固定桟1と同じく、塩化ビニ
ルシートや強化化粧紙等が貼着されて化粧が施される。
は固定桟1の凹部2に嵌着させて棚板3を固定するため
のダボ4が埋設固定されている。棚板3には、合板やパ
ーティクルボード、繊維板等が用いられる。棚板3は、
フラッシュ構造等に構成して軽量化を図るようにしても
よい。棚板3の表面には、固定桟1と同じく、塩化ビニ
ルシートや強化化粧紙等が貼着されて化粧が施される。
【0010】そして、固定桟1の凹部2に棚板3のダボ
4を上から落とし込むようにして嵌着せしめて固定桟1
と棚板3が一体化され、棚が構成される。なお、固定桟
1の凹部2と棚板3のダボ4の形状を特殊な形状に同調
させておくと、嵌着がより強固になり棚板3がぐらつく
ことがなくなるとともに壁内部の側板6の反りも防止で
きる。
4を上から落とし込むようにして嵌着せしめて固定桟1
と棚板3が一体化され、棚が構成される。なお、固定桟
1の凹部2と棚板3のダボ4の形状を特殊な形状に同調
させておくと、嵌着がより強固になり棚板3がぐらつく
ことがなくなるとともに壁内部の側板6の反りも防止で
きる。
【0011】
【考案の効果】この考案によれば、従来のL型金具によ
る部分的な固定方法に比べて、棚板を両側の固定桟で確
実強固に固定できるとともに取り付け施工を簡単に行え
る。また、取り付け金具を用いないで固定桟と棚板が一
体となるため、棚施工後の見掛け上の商品価値も高い。
る部分的な固定方法に比べて、棚板を両側の固定桟で確
実強固に固定できるとともに取り付け施工を簡単に行え
る。また、取り付け金具を用いないで固定桟と棚板が一
体となるため、棚施工後の見掛け上の商品価値も高い。
【図1】本考案の実施例の棚板の固定構造を示す、上か
ら見た斜視図。
ら見た斜視図。
【図2】従来の棚板の固定構造を示す正面図。
1 固定桟 2 凹部 3 棚板 4 ダボ 5 ビス 6 側板 7 L型金具
Claims (1)
- 【請求項1】 収納の上部に設けられる棚板の固定構造
であって、側板(6)内面の対向する位置に取り付けら
れる固定桟(1)を、その縦断面形状および表面化粧を
棚板(3)の縦断面形状および表面化粧に合致させると
ともに、該固定桟(1)に、棚板(3)側の上部から上
下方向略中央部まで棚板(3)固定用凹部(2)を複数
箇形成し、一方、棚板(3)の両側端部に、前記固定桟
(1)の凹部(2)に対応する位置にダボ(4)を複数
箇埋設固定し、該ダボ(4)を固定桟(1)の凹部
(2)に落とし込み嵌着せしめて固定桟(1)と棚板
(3)が一体となるよう構成してなる棚板の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051448U JP2605259Y2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 棚板の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051448U JP2605259Y2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 棚板の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716636U JPH0716636U (ja) | 1995-03-20 |
JP2605259Y2 true JP2605259Y2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=12887220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993051448U Expired - Lifetime JP2605259Y2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 棚板の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605259Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP1993051448U patent/JP2605259Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716636U (ja) | 1995-03-20 |
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