JP3428547B2 - パイプの補強構造 - Google Patents
パイプの補強構造Info
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Description
料等の補強材を固定するのに好適なパイプの補強構造に
関する。 【0002】 【従来の技術】閉断面構造物を補強する構造として、例
えば、樹脂材料を内部に挿入した構造、特開平8−
2289号公報「インパネリインフォース及びインパネ
リインフォースの製造方法」に記載されたものが知られ
ている。 【0003】上記技術を以下に説明する。図15は従
来の閉断面構造物の補強構造を示す分解斜視図である。
閉断面構造物としてのセンタピラー100は、インナパ
ネル101とアウタパネル102との間にスティフナ1
03を挟み込むものであり、このセンタピラー100を
補強するために、ここでは、インナパネル101とステ
ィフナ103との間に補強用の樹脂材料104を介在さ
せることを示す。なお、105,105はインナパネル
101に樹脂材料104を取付けるための取付穴であ
る。 【0004】図16は従来のセンタピラーの断面図であ
り、樹脂材料104を、芯材となる硬質樹脂106と、
この硬質樹脂106の外面に取付けた発泡樹脂材料10
7とから構成し、硬質樹脂106にクリップ部108,
108を設け、インナパネル101の取付穴105,1
05にクリップ部108,108を結合することで、セ
ンタピラー100内に樹脂材料104を固定した状態を
示す。 【0005】図17は従来のセンタピラーを補強した状
態を示す説明図であり、発泡樹脂材料107(図16参
照)を発泡させ、インナパネル101とスティフナ10
3との間に発泡樹脂111を満たした状態を示す。 【0006】また、上記技術には、第2図に示される
通り、自動車のインストルメントパネルの強度を向上さ
せるために、パイプ状の大径部14に外面から突出する
フランジ20,22,24,26を設け、この大径部1
4にパイプ状の小径部16を挿入し、大径部14に開け
た溶接孔36,38で大径部14と小径部16とを溶接
したインパネリインフォース10が記載されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記技術では、比較
的容易にセンタピラー100内に樹脂材料104を固定
することができるが、この技術を上記技術に適用しよ
うとする場合、例えば、小径部16に取付穴を開けて
も、樹脂材料をその取付穴に固定するためのクリップ部
形状は特別なものとなってコストアップを招き、更に、
パイプ状の小径部16が長尺である場合には、小径部1
6内の奥に挿入した樹脂材料のクリップ部と小径部16
内の取付穴との位置合せ等を小径部16の端部から行わ
なければならず、固定作業が難しくなる。 【0008】そこで、本発明の目的は、パイプ内に樹脂
材料等の補強材を容易に固定することができるパイプの
補強構造を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、補強すべきパイプに挿入する芯材と、こ
の芯材に形成した溝部に挿入した発泡樹脂材料製の突出
部材とからなり、パイ プに挿入する前の芯材の一面と突
出部材の先端との距離をパイプの内寸法よりも大きく
し、芯材の一面と突出部材との両方をパイプの内面に当
てるように芯材及び突出部材をパイプ内に圧入すること
を特徴とする。 【0010】パイプに挿入する前の芯材の一面と突出部
材の先端との距離をパイプの内寸法よりも大きくしたこ
とにより、芯材とともに突出部材をパイプ内に圧入し、
芯材及び突出部材をパイプ内の任意の位置に固定する。
これにより、パイプ内への芯材及び突出部材の固定を容
易に行うことができ、作業性を向上させるとともにパイ
プの壁の剛性を高めることができる。また、パイプ内に
芯材及び突出部材を固定するための取付穴やクリップ部
が不要になり、パイプの加工費や材料費を低減するとと
もに芯材及び突出部材の金型費用を低減することができ
る。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るパイプの補強構造を採
用したボデーの斜視図であり、ボデー10は、エンジン
を収納するフロントボデー11と、このフロントボデー
11の両側部から後方に延ばしたサイドボデー12,1
2と、これらのサイドボデー12,12間の上部に渡し
たルーフ13とを備える。サイドボデー12,12は、
それぞれ前部にフロントピラー15,15を設け、これ
らのフロントピラー15,15の下部の間に、ステアリ
ングハンドル装置16を取付けるためのステアリングハ
ンガビーム17を渡したものである。18はステアリン
グハンガビーム17のパイプとしてのパイプ部である。 【0012】図2は図1の2−2線断面図(本発明に係
るパイプの補強構造の第1の実施の形態)であり、円筒
状のパイプ部18内に補強のための芯材としての硬質樹
脂21を挿入し、この硬質樹脂21を除くパイプ部18
内に発泡樹脂22を満たした状態を示す。発泡樹脂22
は、硬質樹脂21に一体的に埋め込んだ発泡樹脂材料
(後述する。)を発泡させたものである。 【0013】図3は図1の3−3線断面図(第1の実施
の形態)であり、パイプ部18内に挿入した硬質樹脂2
1は円柱状の部材であり、発泡樹脂材料が埋め込まれて
いた部分の形状をした空隙23・・・(・・・は複数個を示
す。以下同様。)を備える。 【0014】図4は本発明に係るパイプの補強構造(第
1の実施の形態)を形成する補強素材の斜視図であり、
パイプ材に挿入する補強素材25は、硬質樹脂21と、
この補強素材21に一体的に埋め込むとともに、硬質樹
脂21の外面から突出させた突出部材26・・・とからな
り、これらの突出部材26・・・を発泡樹脂材料で形成し
たものである。 【0015】発泡樹脂材料は、常温で又は熱を加えた状
態で発泡する性質を有する材料である。上記の図2及び
図3の状態は、パイプ部18内に補強素材25を挿入し
た後に、突出部材26・・・を発泡させた状態である。。 【0016】図5は図4の5−5線断面図(第1の実施
の形態)であり、硬質樹脂21内に、3ヵ所の突出部2
8・・・を形成するとともに中央に貫通穴31を開けた突
出部材26を埋め込んだことを示す。図6は図4の6−
6線断面図(第1の実施の形態)であり、突出部材26
は、板状に形成した弾性を有する部材である。補強素材
25の突出部材26の外径Dは、パイプ部18(図3参
照)の内径よりも大きい。 【0017】以上に述べた補強素材25のパイプ部18
内への固定要領を次に説明する。図7(a),(b)は
本発明に係るパイプの補強構造(第1の実施の形態)を
形成する補強素材の固定要領を説明する第1作用図であ
る。 (a)において、突出部材26の外径とパイプ部18の
内径との差は、片側でCとなる。まず、パイプ部18の
端部側から補強素材25を治具J1を用いて挿入する。 【0018】(b)は、パイプ部18の端部から補強素
材25を挿入する途中の状態を示す。突出部材26の外
径はパイプ部18の内径よりも大きいため、パイプ部1
8に補強素材25を圧入することになり、圧入した突出
部材26・・・は撓んでそれぞれ弾性力でパイプ部18の
内面を押付ける。 【0019】図8(a),(b)は本発明に係るパイプ
の補強構造(第1の実施の形態)を形成する補強素材の
固定要領を説明する第2作用図である。 (a)において、補強素材25を治具J1にてパイプ部
18内の所定の位置まで移動する。 【0020】前述したように、突出部材26・・・は弾性
力を有し、パイプ部18内面と突出部材26・・・のそれ
ぞれの突出部28・・・との摩擦力が発生するため、補強
素材25を所定位置に移動するだけで、補強素材25
を、容易にその所定位置に固定することができる。 【0021】(b)は、パイプ部18内に複数の補強素
材25((a)参照)を固定し、その後に、例えば、パ
イプ部18の外部から熱を加えることによって突出部材
26・・・を発泡させ発泡樹脂22とすることで、パイプ
部18内を硬質樹脂21・・・及び硬化した発泡樹脂22
で満たしたことを示す。これにより、パイプ部18の補
強を容易に行うことができる。 【0022】以上図8(a),(b)で説明したよう
に、本発明は、補強すべきパイプ部18に挿入する硬質
樹脂21と、この硬質樹脂21から突出させ、パイプ部
18の内径よりやや大径とした突出部材26・・・とから
なり、突出部材26・・・を発泡樹脂材料で形成し、パイ
プ部18内に圧入した突出部材26・・・を発泡させ膨張
させることで、パイプ部18内面と、硬質樹脂21の外
面とを密着させたことを特徴とする。 【0023】突出部材26をパイプ部18の内径よりや
や大径としたことにより、硬質樹脂21とともに突出部
材26・・・をパイプ部18内に圧入し、硬質樹脂21及
び突出部材26・・・をパイプ部18内の任意の位置に固
定する。これにより、硬質樹脂21及び突出部材26・・
・からなる補強素材25のパイプ部18内への固定を容
易に行うことができ、作業性を向上させることができ
る。 【0024】また、突出部材26でパイプ部18内に硬
質樹脂21を固定するための部材を兼ねるため、従来の
ような取付穴やクリップ部が不要になり、パイプ部18
の加工費や材料費を低減することができる。 【0025】図9(a)〜(c)は本発明に係るパイプ
の補強構造(第2の実施の形態)を形成する補強素材の
説明図である。 (a)は横断面図であり、補強素材35は、円柱状の芯
材としての硬質樹脂36と、この硬質樹脂36の外周面
から突出させたフランジ状の突出部材37とからなる。 【0026】(b)は縦断面図であり、補強素材35
は、硬質樹脂36の外周部に突出部材37・・・を一体的
に埋め込んだ部材である。突出部材37は、弾性を有す
る板状の部材で、外径Dをパイプ材18(図3参照)の
内径よりも大きくしたものである。 【0027】(c)は、上記(a),(b)で説明した
補強素材35の変形例であり、補強素材40は、芯材と
しての硬質樹脂41と、この硬質樹脂41の外周面から
突出させたフランジ状の突出部材42とからなり、突出
部材42は、弾性を有し、パイプ部18(図3参照)へ
の挿入を容易にするためのスリット43・・・を放射状に
形成したものである。 【0028】図10(a)〜(c)は本発明に係るパイ
プの補強構造(第3の実施の形態)を形成する補強素材
の説明図である。 (a)は横断面図であり、補強素材45は、円柱の外周
面に溝部46・・・を形成した芯材としての硬質樹脂47
と、この硬質樹脂47の溝部46・・・に挿入した突出部
材48・・・とからなる。 【0029】(b)は縦断面図であり、補強素材45
は、硬質樹脂47の外周部に突出部材48・・・を複数の
列に並べて配置した部材である。突出部材48は、弾性
を有する板状の部材で、硬質樹脂47に取付けた状態の
外径Dをパイプ材18(図3参照)の内径よりも大きく
したものである。 (c)において、突出部材48は、パイプ部18に挿入
する上で支障がない範囲で硬質樹脂47の任意の溝部4
6に取付けてもよい。 【0030】図11(a),(b)は本発明に係るパイ
プの補強構造(第4の実施の形態)を形成する補強素材
の説明図である。 (a)は横断面図であり、補強素材50は、円柱状の芯
材としての硬質樹脂51と、この硬質樹脂51の外周面
に放射状に取付けた突出部材52とからなる。 【0031】(b)は縦断面図であり、補強素材50
は、硬質樹脂51の長手方向に形成した長手溝部53・・
・に突出部材52を挿入した部材である。突出部材52
は、弾性を有する板状の部材で、硬質樹脂51に取付け
た状態の外径Dをパイプ材18(図3参照)の内径より
も大きくしたものであり、また、パイプ部18への挿入
を容易にするために端部に傾斜面54・・・を形成したも
のである。 【0032】以上に述べた補強素材50の固定要領を次
に説明する。図12(a)〜(c)は本発明に係るパイ
プの補強構造(第4の実施の形態)を形成する補強素材
の固定要領を説明する作用図である。 (a)において、パイプ部18の端部側から治具J2で
把んだ補強素材50を回転させながらパイプ部18内に
挿入する。 【0033】(b)は、パイプ部18内に挿入した後
に、補強素材50の突出部材52がパイプ部18内への
圧入によって周方向に撓んだ状態を示す。この時、突出
部材52・・・には弾性力が発生し、突出部材52・・・がパ
イプ部18の内面を押し付けた状態にある。 【0034】(c)において、補強素材50を治具J2
で押して所定位置に移動させる。このように、突出部材
52・・・の弾性力により、パイプ部18内面と突出部材
52・・・との摩擦力が発生するため、補強素材50を所
定位置に移動するだけで、補強素材50を、その所定位
置に容易に固定することができる。 【0035】図13は(a),(b)は本発明に係るパ
イプの補強構造(第5の実施の形態)を形成する補強素
材の説明図である。 (a)は横断面図であり、補強素材55は、円柱状の芯
材としての硬質樹脂56と、この硬質樹脂56の外周面
に放射状に穴部57・・・を開け、この穴部57・・・に挿入
した棒状の突出部材58・・・とからなる。 【0036】(b)は側面図であり、補強素材55は、
硬質樹脂56の外周面全体に突出部材58・・・をブラシ
の毛の如く分布させた部材である。突出部材58は、弾
性を有し、硬質樹脂56に取付けた状態の外寸法Dをパ
イプ材18の内径よりも大きくしたものである。 【0037】図14は(a),(b)は本発明に係るパ
イプの補強構造(第6の実施の形態)を形成する補強素
材の説明図である。 (a)は横断面図であり、角パイプ状のパイプとしての
パイプ部19に補強素材60を挿入した状態を示す。補
強素材60は、角柱状の芯材としての硬質樹脂61と、
この硬質樹脂61に形成した溝部62に挿入した突出部
材63とからなり、硬質樹脂61の一面61aと突出部
材63との両方をパイプ部19の内面に当てたものであ
る。 【0038】(b)において、パイプ部19に挿入する
前の硬質樹脂61の一面61aと突出部材63の先端6
3aとの距離Lをパイプ部19の内寸法Mよりも大きく
したため、パイプ部19内に補強素材60を挿入した後
は、突出部材63が圧入によって撓んだ状態になる。 【0039】この時、突出部材63に弾性力が発生し、
パイプ部19の内面を押付ける。これにより、突出部材
63とパイプ部19の内面との間に摩擦力が発生するた
め、この摩擦力でパイプ部19内に補強素材60を容易
に且つ確実に固定することができる。 【0040】また、パイプ部19の内面に硬質樹脂61
の一面61aに当てることで、例えば、一面61a側の
パイプ部19の壁の剛性を特に高めることができ、その
壁に作用する外力を十分に支えることができる。従っ
て、パイプ部19の使用状況に応じて、パイプ部19の
各部の剛性をチューニングすることが可能になる。更
に、硬質樹脂61の片側にのみ突出部材63を設けたこ
とで、補強素材60を成形するための金型の形状が簡単
になり、金型費用を低減することができる。 【0041】尚、本発明の芯材と突出部材とは、別部材
(別の材質)でもよく、又は、同一の発泡樹脂材料で且
つ一体に形成したものでもよい。別部材とした場合に
は、芯材と突出部材との一方を発泡樹脂材料としてもよ
く、同一の発泡樹脂材料とした場合には、一体でなく、
芯材に突出部材を取付けるようにしてもよい。 【0042】また、芯材から複数の突出部材を突出させ
た場合には、突出部材の幾つかを芯材とは別部材(別の
材質)、突出部材の残りを芯材と同一部材(同一の材
質)としてもよい。 【0043】更に、芯材は、硬質樹脂に限らず、軟質樹
脂やアルミニウム合金等の軽金属でもよい。また更に、
芯材は、円柱状に限らず、三角柱状、四角柱状、多角柱
状でもよい。 【0044】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のパイプの補強構造は、補強すべきパイ
プに挿入する芯材と、この芯材に形成した溝部に挿入し
た発泡樹脂材料製の突出部材とからなり、パイプに挿入
する前の芯材の一面と突出部材の先端との距離をパイプ
の内寸法よりも大きくし、芯材の一面と突出部材との両
方をパイプの内面に当てるように芯材及び突出部材をパ
イプ内に圧入するので、芯材及び突出部材をパイプ内の
任意の位置に固定することができる。これにより、パイ
プ内への芯材及び突出部材の固定を容易に行うことがで
き、作業性を向上させるとともにパイプの壁の剛性を高
めることができる。また、パイプ内に芯材及び突出部材
を固定するための取付穴やクリップ部が不要になり、パ
イプの加工費や材料費を低減するとともに芯材及び突出
部材の金型費用を低減することができる。
ーの斜視図 【図2】図1の2−2線断面図(本発明に係るパイプの
補強構造の第1の実施の形態) 【図3】図1の3−3線断面図(第1の実施の形態) 【図4】本発明に係るパイプの補強構造(第1の実施の
形態)を形成する補強素材の斜視図 【図5】図4の5−5線断面図(第1の実施の形態) 【図6】図4の6−6線断面図(第1の実施の形態) 【図7】本発明に係るパイプの補強構造(第1の実施の
形態)を形成する補強素材の固定要領を説明する第1作
用図 【図8】本発明に係るパイプの補強構造(第1の実施の
形態)を形成する補強素材の固定要領を説明する第2作
用図 【図9】本発明に係るパイプの補強構造(第2の実施の
形態)を形成する補強素材の説明図 【図10】本発明に係るパイプの補強構造(第3の実施
の形態)を形成する補強素材の説明図 【図11】本発明に係るパイプの補強構造(第4の実施
の形態)を形成する補強素材の説明図 【図12】本発明に係るパイプの補強構造(第4の実施
の形態)を形成する補強素材の固定要領を説明する作用
図 【図13】本発明に係るパイプの補強構造(第5の実施
の形態)を形成する補強素材の説明図 【図14】本発明に係るパイプの補強構造(第6の実施
の形態)を形成する補強素材の説明図 【図15】従来の閉断面構造物の補強構造を示す分解斜
視図 【図16】従来のセンタピラーの断面図 【図17】従来のセンタピラーを補強した状態を示す説
明図 【符号の説明】 18…パイプ(パイプ部)、21,36,41,47,
51,56,61…芯材(硬質樹脂)、26,37,4
2,48,52,58,63…突出部材。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 補強すべきパイプに挿入する芯材と、こ
の芯材に形成した溝部に挿入した発泡樹脂材料製の突出
部材とからなり、パイプに挿入する前の芯材の一面と突
出部材の先端との距離をパイプの内寸法よりも大きく
し、芯材の一面と突出部材との両方をパイプの内面に当
てるように芯材及び突出部材をパイプ内に圧入すること
を特徴とするパイプの補強構造。
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