JP3428328B2 - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JP3428328B2
JP3428328B2 JP30508896A JP30508896A JP3428328B2 JP 3428328 B2 JP3428328 B2 JP 3428328B2 JP 30508896 A JP30508896 A JP 30508896A JP 30508896 A JP30508896 A JP 30508896A JP 3428328 B2 JP3428328 B2 JP 3428328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鳥瞰図道路地図を表
示する車両用経路誘導装置に関し、特に、ランドマーク
の表示方法を改善したものである。
【0002】
【従来の技術】道路地図表示画面に多くのランドマーク
(目標)が表示されると画面が見ずらくなるために、表
示するランドマークの数を制限するようにした車両用経
路誘導装置が知られている(例えば、実開平7−294
10号のマイクロフィルム参照)。この種の車両用経路
誘導装置では、道路地図上の区分された領域に存在する
ランドマークに表示優先度を設定し、領域ごとに表示優
先度の高い順に所定個数のランドマークを表示してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用経路誘導装置では、視点高さを低くした
鳥瞰図で道路地図を表示した場合に、現在地または誘導
交差点とランドマークとの距離に基づいて表示優先度を
決定していないので、現在地または誘導交差点周辺に表
示されるランドマークが少なく、ランドマークを目印に
して現在地の確認や誘導交差点における進路の確認をす
ることができない。
【0004】例えば図27に示すように、各メッシュ
(道路地図の領域)の左上にあるランドマークに最も高
い優先度を設定し、右下になるほど優先度を低くする。
このような表示優先度の設定方法にしたがって、図28
に示すような4個の道路地図メッシュにまたがる鳥瞰図
表示領域(図中の台形で囲まれた部分)の道路地図を表
示し、各領域の優先度1位のランドマークだけを表示す
ると、各領域の優先度1位のランドマークが鳥瞰図表示
領域に含まれないので、実際の表示画面には図29に示
すようにランドマークが1個も表示されないことにな
る。
【0005】本発明の目的は、現在地や誘導交差点周辺
に優先的にランドマークを表示して現在地の確認や誘導
交差点における進路の確認を容易にした車両用経路誘導
装置を提供することにある。
【0006】本明細書では、ランドマークとは目標とな
る建物、施設、一般の建造物や、湖沼、河川などをい
い、誘導交差点とは目的地までの誘導経路上の次に通過
予定の交差点で、その交差点における進路を誘導すべき
交差点をいう。また、道路地図の低視点バードビュー表
示とは低い視点から見た鳥瞰図表示をいう。さらに、本
明細書では図28の右端に示す記号を共通の図記号とし
て用いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、車両の現在地から目的地までの誘導経路上の誘導交
差点に向う方向に鳥瞰図道路地図の視線方向を設定する
とともに、誘導交差点に近い順に所定個数のランドマー
クを検索し、検索したランドマークを鳥瞰図道路地図に
重畳して描画し、誘導交差点までの距離が所定距離以下
になるまで誘導交差点に接近したら、誘導交差点におけ
る進路方向手前のランドマークを消去する。 (2) 請求項2の発明は、目的地までの誘導経路上の
誘導交差点に近い順に所定個数のランドマークを検索す
るとともに、検索したランドマークを鳥瞰図道路地図に
重畳して描画し、誘導交差点までの距離が所定距離以下
になるまで誘導交差点に接近したら、誘導交差点におけ
る進路方向手前のランドマークを消去する。 (3) 請求項3の車両用経路誘導装置は、誘導交差点
までの距離が所定距離以下になっても、誘導交差点にお
ける進路方向と反対方向手前に検索した表示すべきラン
ドマークがない場合には、誘導交差点における進路方向
手前のランドマークを消去しない。 (4) 請求項4の車両用経路誘導装置は、平面図道路
地図上の鳥瞰図表示領域を、視線方向を境にして左右の
領域に分割し、各分割領域から所定個数のランドマーク
を検索する。 (5) 請求項5の車両用経路誘導装置は、誘導交差点
に近いランドマークを優先するとともにランドマークど
うしが重ならないように所定個数のランドマークを検索
する。 (6) 請求項6の発明は、平面図道路地図上の鳥瞰図
表示領域を、視線方向を境にして左右の領域に分割し、
各分割領域から所定個数のランドマークを検索し、検索
したランドマークを鳥瞰図道路地図に重畳して描画す
る。 (7) 請求項7の車両用経路誘導装置は、通過予定交
差点に近いランドマークを優先するとともにランドマー
クどうしが重ならないように所定個数のランドマークを
検索する。 (8) 請求項8の発明は、通過予定交差点に近い順に
所定個数のランドマークを検索し、検索したランドマー
クを通過予定交差点を中心にして放射方向に所定距離移
動して鳥瞰図道路地図に重畳描画する。 (9) 請求項9の車両用経路誘導装置は、車両の現在
地から通過予定交差点に向う方向に視線方向を設定し、
この視線方向の鳥瞰図表示領域を平面図道路地図上に設
定する。 (10) 請求項10の発明は、車両の現在地から通過
予定交差点に向う方向に鳥瞰図道路地図の視線方向を設
定するとともに、通過予定交差点に近い順に所定個数の
ランドマークを検索し、検索したランドマークを視線か
ら遠ざかる方向に所定距離移動して鳥瞰図道路地図に重
畳描画する。 (11) 請求項11の発明は、車両の現在地から通過
予定交差点に向う方向に鳥瞰図道路地図の視線方向を設
定するとともに、通過予定交差点に近い順に所定個数の
ランドマークを検索し、検索したランドマークを視線の
法線から遠ざかる方向に所定距離移動して鳥瞰図道路地
図に重畳描画する。 (12) 請求項12の車両用経路誘導装置は、目的地
までの誘導経路を演算し、通過予定交差点を目的地まで
の誘導経路上の誘導交差点とする。
【0008】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、車両
の現在地から目的地までの誘導経路上の誘導交差点に向
う方向に鳥瞰図道路地図の視線方向を設定するととも
に、誘導交差点に近い順に所定個数のランドマークを検
索し、検索したランドマークを鳥瞰図道路地図に重畳し
て描画し、誘導交差点までの距離が所定距離以下になる
まで誘導交差点に接近したら、誘導交差点における進路
方向手前のランドマークを消去するようにしたので、誘
導交差点の周辺に優先的に表示されるランドマークを目
印にして誘導交差点での進路が確認しやすくなる上に、
車両が誘導交差点に接近した時に進路方向の誘導交差点
上にランドマークが重畳表示されて誘導交差点の形状が
見づらくなるのが避けられ、進路方向の誘導交差点の形
状が確認しやすくなる。 (2) 請求項2の発明によれば、目的地までの誘導経
路上の誘導交差点に近い順に所定個数のランドマークを
検索するとともに、検索したランドマークを鳥瞰図道路
地図に重畳して描画し、誘導交差点までの距離が所定距
離以下になるまで誘導交差点に接近したら、誘導交差点
における進路方向手前のランドマークを消去するように
したので、誘導交差点の周辺に優先的に表示されるラン
ドマークを目印にして誘導交差点での進路が確認しやす
くなる上に、車両が誘導交差点に接近した時に進路方向
の誘導交差点上にランドマークが重畳表示されて誘導交
差点の形状が見づらくなるのが避けられ、進路方向の誘
導交差点の形状が確認しやすくなる。 (3) 請求項3の発明によれば、誘導交差点までの距
離が所定距離以下になっても、誘導交差点における進路
方向と反対方向手前に検索した表示すべきランドマーク
がない場合には、誘導交差点における進路方向手前のラ
ンドマークを消去しないようにした。車両が誘導交差点
に接近した時に、進路反対方向手前にランドマークがな
い場合、進路方向手前のランドマークを消去すると誘導
交差点での進路確認の目印となるランドマークがなくな
る。この請求項3の発明によれば進路方向手前または進
路反対方向手前にランドマークが表示され、容易に進路
確認を行なうことができる。 (4) 請求項4の発明によれば、平面図道路地図上の
鳥瞰図表示領域を、視線方向を境にして左右の領域に分
割し、各分割領域から所定個数のランドマークを検索す
るようにしたので、鳥瞰図表示画面の左右いずれかにラ
ンドマークが偏らず、ランドマークが重なる確立が低く
なり、通過予定交差点の周辺に重なりのないランドマー
クが表示され、交差点形状と進路が確認しやすくなる。 (5) 請求項5の発明によれば、誘導交差点に近いラ
ンドマークを優先するとともにランドマークどうしが重
ならないように所定個数のランドマークを検索するよう
にしたので、鳥瞰図表示画面の左右いずれかにランドマ
ークが偏らず、誘導交差点の周辺に重なりのないランド
マークが表示され、交差点形状と進路が確認しやすくな
る。 (6) 請求項6の発明によれば、平面図道路地図上の
鳥瞰図表示領域を、視線方向を境にして左右の領域に分
割し、各分割領域から所定個数のランドマークを検索
し、検索したランドマークを鳥瞰図道路地図に重畳して
描画するようにしたので、鳥瞰図表示画面の左右いずれ
かにランドマークが偏らず、ランドマークが重なる確立
が低くなり、通過予定交差点の周辺に重なりのないラン
ドマークが表示され、交差点形状と進路が確認しやすく
なる。 (7) 請求項7の発明によれば、通過予定交差点に近
いランドマークを優先するとともにランドマークどうし
が重ならないように所定個数のランドマークを検索する
ようにしたので、鳥瞰図表示画面の左右いずれかにラン
ドマークが偏らず、誘導交差点の周辺に重なりのないラ
ンドマークが表示され、交差点形状と進路が確認しやす
くなる。 (8) 請求項8の発明によれば、通過予定交差点に近
い順に所定個数のランドマークを検索し、検索したラン
ドマークを通過予定交差点を中心にして放射方向に所定
距離移動して鳥瞰図道路地図に重畳描画するようにした
ので、ランドマークが通過予定交差点付近に集中して通
過予定交差点形状が見ずらくなることがなく、通過予定
交差点の形状が確認しやすくなる。 (9) 請求項9の発明によれば、車両の現在地から通
過予定交差点に向う方向に視線方向を設定し、この視線
方向の鳥瞰図表示領域を平面図道路地図上に設定するよ
うにしたので、鳥瞰図道路地図の中心に通過予定交差点
が表示され、通過予定交差点が視認しやすくなる。 (10) 請求項10の発明によれば、車両の現在地か
ら通過予定交差点に向う方向に鳥瞰図道路地図の視線方
向を設定するとともに、通過予定交差点に近い順に所定
個数のランドマークを検索し、検索したランドマークを
視線から遠ざかる方向に所定距離移動して鳥瞰図道路地
図に重畳描画するようにしたので、ランドマークが通過
予定交差点付近に集中して通過予定交差点形状が見ずら
くなることがなく、通過予定交差点の形状が確認しやす
くなる。 (11) 請求項11の発明によれば、車両の現在地か
ら通過予定交差点に向う方向に鳥瞰図道路地図の視線方
向を設定するとともに、通過予定交差点に近い順に所定
個数のランドマークを検索し、検索したランドマークを
視線の法線から遠ざかる方向に所定距離移動して鳥瞰図
道路地図に重畳描画するようにしたので、ランドマーク
が通過予定交差点付近に集中して通過予定交差点形状が
見ずらくなることがなく、通過予定交差点の形状が確認
しやすくなる。 (12) 請求項12の車両用経路誘導装置によれば、
目的地までの誘導経路を演算し、通過予定交差点を目的
地までの誘導経路上の誘導交差点としたので、目的地ま
での誘導経路に沿って走行する場合にも同様な効果が得
られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
−発明の第1の実施の形態− 図1は第1の実施の形態の構成を示す図である。コント
ローラ1はマイクロコンピュータとその周辺部品から構
成され、後述する制御プログラムを実行して平面図道路
地図を鳥瞰図道路地図に透視変換し、鳥瞰図道路地図と
車両の現在地と目的地までの誘導経路を表示する。コン
トローラ1には方位センサー2、距離センサー3、GP
S受信機4、記憶装置5、入力装置6が接続される。方
位センサー2は車両の進行方位を検出し、距離センサー
3は車両の走行距離を検出する。GPS受信機4は衛星
からのGPS信号を受信して車両の現在地、進行方位、
走行速度などを検出する。また、記憶装置5は平面図道
路地図データを記憶するCD−ROMなどの装置であ
り、入力装置6は目的地などを設定する装置である。コ
ントローラ1にはまた、道路地図や文字情報を表示する
ディスプレイ7と、音声による誘導を行なうためのスピ
ーカー8などが接続される。
【0010】この第1の実施の形態では、ランドマーク
の表示優先度を誘導交差点とランドマークとの距離に基
づいて決定し、例えば図2に示すように誘導交差点に近
い順に4個のランドマークを表示する。もちろん、ラン
ドマークの表示個数は4個に限定されるものではない。
【0011】例えば図3に示すように車両が誘導経路上
の誘導交差点に接近した状況において、台形状の鳥瞰図
表示領域内で誘導交差点に近い順に4個のランドマーク
の表示を決定し、この鳥瞰図表示領域の道路地図をディ
スプレイ7に描画すると、図4に示すような低視点バー
ドビュー画面になる。この画面では、ランドマークが誘
導交差点の周辺に優先的に表示されるので、それらを目
印にして誘導交差点での進路が確認しやすくなる。
【0012】図5は第1の実施の形態の道路地図表示処
理を示すフローチャートである。このフローチャートに
より第1の実施の形態の動作を説明する。コントローラ
ー1は、装置の電源が投入されるとこの処理を繰り返し
実行する。ステップ1において、方位センサー2および
距離センサー3の測定データに基づいて自立航法により
現在地を検出するとともに、GPS受信機4により衛星
航法で現在地を検出し、それらの検出結果から最終的な
現在地を決定する。続くステップ2で、道路地図データ
に基づいて車両が次に通過する誘導経路上の誘導交差点
の位置座標を求める。ステップ3では、現在地から誘導
交差点に向う視線方向を演算し、鳥瞰図表示領域を決定
する。
【0013】この実施の形態では、車両の現在地から誘
導交差点に向う方向に視線方向を設定し、この視線方向
の鳥瞰図表示領域を平面図道路地図上に設定するように
したので、鳥瞰図道路地図の中心に誘導交差点が表示さ
れ、誘導交差点が視認しやすくなる。
【0014】ステップ4において、誘導交差点との直線
距離が小さい順に道路地図データからランドマークを検
索してランドマーク表示リストに加える。ステップ5
で、ランドマーク表示リストから鳥瞰図表示領域内にあ
る誘導交差点に最も近い4個のランドマークを選定し、
それら以外のランドマークを表示リストから消去する。
次に、ステップ6で表示リストにあるランドマークを重
畳させた低視点バードビュー画面を作成し、続くステッ
プ7でディスプレイ7に低視点バードビュー画面を描画
する。
【0015】−発明の第2の実施の形態− この第2の実施の形態では、ランドマークの表示優先度
を誘導交差点とランドマークとの距離に基づいて決定
し、誘導交差点に近い順に4個のランドマークを表示す
るとともに、車両が誘導交差点に接近したら進路方向手
前のランドマークを消去する。なお、この第2の実施の
形態の構成は図1に示す構成と同様であり、説明を省略
する。また、ランドマークの表示個数は4個に限定され
るものではない。
【0016】例えば図6に示すように車両が誘導経路上
の誘導交差点に接近した状況において、台形状の鳥瞰図
表示領域内で誘導交差点に近い順に4個のランドマーク
の表示を決定し、この鳥瞰図表示領域の道路地図をディ
スプレイ7に描画すると上記図4に示すような低視点バ
ードビュー画面になる。さらに車両が誘導交差点に接近
したら、進路方向手前のランドマークを消去し、図7に
示すような低視点バードビュー画面をディスプレイ7に
表示する。
【0017】この画面では、ランドマークが誘導交差点
の周辺に優先的に表示されるので、それらを目印にして
誘導交差点での進路が確認しやすくなる上に、車両が誘
導交差点に接近したら進路方向手前のランドマークを消
去するようにしたので、進路方向の誘導交差点上にラン
ドマークが重畳表示されて、誘導交差点の形状が見づら
くなるのが避けられ、進路方向の誘導交差点の形状が確
認しやすくなる。
【0018】図8は第2の実施の形態の道路地図表示処
理を示すフローチャートである。なお、図5に示す処理
と同様な処理を行なうステップに対しては同一のステッ
プ番号を付して、相違点を中心に第2の実施の形態の動
作を説明する。鳥瞰図表示領域内にある誘導交差点に最
も近い4個のランドマークを選定してランドマーク表示
リストを作成した後、ステップ5Aで現在地から誘導交
差点までの距離が所定距離以下になったかどうかを確認
し、所定距離以下まで接近したらステップ5Bへ進み、
進路方向手前のランドマークを消去する。一方、誘導交
差点までの距離が所定距離未満の場合は、進路方向手前
のランドマークを消去しない。
【0019】−発明の第3の実施の形態− この第3の実施の形態では、ランドマークの表示優先度
を誘導交差点とランドマークとの距離に基づいて決定
し、誘導交差点に近い順に所定個数のランドマークを表
示する。さらに車両が誘導交差点に接近したら、進路反
対方向手前に表示すべきランドマークがあれば進路方向
手前のランドマークを消去し、進路反対方向手前に表示
すべきランドマークがなければ進路方向手前のランドマ
ークを消去せずに表示する。なお、この第3の実施の形
態の構成は図1に示す構成と同様であり、説明を省略す
る。
【0020】例えば図9に示すように車両が誘導経路上
の誘導交差点に接近した状況において、台形状の鳥瞰図
表示領域内で誘導交差点に近い3個のランドマークの表
示を決定し、この鳥瞰図表示領域内の道路地図をディス
プレイ7に描画する。さらに車両が誘導交差点に接近し
たら、進路反対方向手前のランドマークの有無によって
進路方向手前のランドマークを消去するか否かを決定す
る。図9に示す例では進路反対方向手前にランドマーク
がないので、進路方向手前のランドマークを消去しな
い。したがって、ディスプレイ7には図10に示すよう
な低視点バードビュー画面が表示される。
【0021】この画面では、ランドマークが誘導交差点
の周辺に優先的に表示されるので、それらを目印にして
誘導交差点での進路が確認しやすくなる。その上、車両
が誘導交差点に接近したら、進路反対方向手前に表示す
べきランドマークがあれば進路方向手前のランドマーク
を消去するので、進路反対方向手前に表示されるランド
マークにより誘導交差点における進路確認の容易さを確
保しつつ、進路方向の誘導交差点上にランドマークが重
畳表示されて誘導交差点の形状が見づらくなるのが避け
られ、進路方向の誘導交差点の形状が確認しやすくな
る。
【0022】一方、車両が誘導交差点に接近した時に、
進路反対方向手前にランドマークが表示されない場合、
進路方向手前のランドマークを消去すると誘導交差点で
の進路確認の目印となるランドマークがなくなり、進路
確認がしずらくなる。これを避けるために、進路反対方
向手前に表示すべきランドマークがない場合には進路方
向手前のランドマークを消去せずに表示することによ
り、容易に進路確認を行なうことができる。
【0023】図11は、第3の実施の形態の道路地図表
示処理を示すフローチャートである。なお、図5および
図8に示す処理と同様な処理を行なうステップに対して
は同一のステップ番号を付して、相違点を中心に第3の
実施の形態の動作を説明する。鳥瞰図表示領域内にある
誘導交差点に最も近い4個のランドマークを選定してラ
ンドマーク表示リストを作成した後、ステップ5Aで現
在地から誘導交差点までの距離が所定距離以下になった
かどうかを確認し、所定距離以下まで接近したらステッ
プ5Cへ進む。ステップ5Cでは、進路反対方向手前の
表示すべきランドマークの有無を確認し、進路反対方向
手前に表示すべきランドマークがあればステップ5Bへ
進み、表示リストから進路方向手前のランドマークを消
去する。一方、進路反対方向手前に表示すべきランドマ
ークがない場合は、進路方向手前のランドマークを消去
せずに表示する。
【0024】−発明の第4の実施の形態− この第4の実施の形態では、図12に示すように、平面
図道路地図上の鳥瞰図表示領域を視線方向を境にして左
右の領域に分割し、各領域において2個づつ表示すべき
ランドマークを選択する。その場合、誘導交差点に近い
ランドマークを優先してランドマークの重なりを避け
る。図12に示す鳥瞰図表示領域の道路地図をディスプ
レイ7に描画すると、図13に示すような低視点バード
ビュー画面になる。
【0025】この低視点バードビュー画面では、画面の
左右いずれかにランドマークが偏らず、ランドマークが
重なる確立が低くなる。さらに、誘導交差点に近いラン
ドマークを優先してランドマークの重なりを避けている
ので、誘導交差点の周辺に重なりのないランドマークが
表示され、交差点形状と進路が確認しやすくなる。な
お、この第4の実施の形態の構成は図1に示す構成と同
様であり、説明を省略する。
【0026】図14は第4の実施の形態の道路地図表示
処理を示すフローチャートである。このフローチャート
により、第4の実施の形態の動作を説明する。コントロ
ーラー1は、装置の電源が投入されるとこの処理を繰り
返し実行する。ステップ11において、方位センサー2
および距離センサー3の測定データに基づいて自立航法
により現在地を検出するとともに、GPS受信機4によ
り衛星航法で現在地を検出し、それらの検出結果から最
終的な現在地を決定する。続くステップ12で、道路地
図データに基づいて車両が次に通過する誘導経路上の誘
導交差点の位置座標を求める。ステップ13では、現在
地から誘導交差点に向う視線方向を演算し、鳥瞰図表示
領域を決定する。
【0027】ステップ14で、視線方向の左側すなわち
誘導交差点左側の領域において、誘導交差点との直線距
離が小さい順に道路地図データからランドマークを検索
し、左側領域の表示リストに加える。続くステップ15
で、左側表示リストから誘導交差点に最も近く且つ重な
りのない2個のランドマークを選定し、それら以外のラ
ンドマークを左側表示リストから消去する。同様に、ス
テップ16で、視線方向の右側すなわち誘導交差点右側
の領域において、誘導交差点との直線距離が小さい順に
道路地図データからランドマークを検索し、右側領域の
表示リストに加える。続くステップ17で、右側表示リ
ストから誘導交差点に最も近く、且つ重なりのない2個
のランドマークを選定し、それら以外のランドマークを
右側表示リストから消去する。次に、ステップ18で左
右の表示リストにあるランドマークを重畳させた低視点
バードビュー画面を作成し、続くステップ19でディス
プレイ7に低視点バードビュー画面を描画する。
【0028】−発明の第5の実施の形態− この第5の実施の形態では、図15に示すように、鳥瞰
図道路地図に誘導交差点に近い順に4個のランドマーク
を表示するとともに、車両の現在地に近いランドマーク
を1個表示し、車両が誘導交差点に接近したら車両の現
在地に近いランドマークを消す。図15に示す鳥瞰図表
示領域の道路地図をディスプレイ7に描画すると、図1
6に示すような低視点バードビュー画面になる。
【0029】この低視点バードビュー画面では、誘導交
差点周辺に優先的にランドマークが表示されるので、誘
導交差点における進路が確認しやすくなる上に、車両の
現在地に近いランドマークが表示されるので、現在地が
確認しやすくなる。また、誘導交差点に接近したら現在
地に近いランドマークを消すので、現在地に近いランド
マークが誘導交差点に近いランドマークに重なって後者
のランドマークが見ずらくなり、誘導交差点における進
路の確認を妨げるようなことがない。なお、この第5の
実施の形態の構成は図1に示す構成と同様であり、説明
を省略する。
【0030】図17は第5の実施の形態の道路地図表示
処理を示すフローチャートである。なお、図5に示す処
理と同様な処理を行なうステップに対しては同一のステ
ップ番号を付して、相違点を中心に第5の実施の形態の
動作を説明する。鳥瞰図表示領域内にある誘導交差点に
最も近い4個のランドマークを選定してランドマーク表
示リストを作成した後、ステップ5Dで現在地から誘導
交差点までの距離が所定距離以上あるかどうかを確認す
る。まだ誘導交差点まで所定距離以上ある場合にはステ
ップ5Eへ進み、道路地図データから現在地に最も近い
ランドマークを検索し、ランドマーク表示リストに加え
る。
【0031】−発明の第6の実施の形態− この第6の実施の形態では、図18に示すように、鳥瞰
図表示領域内の誘導交差点に近い4個のランドマークを
選択し、それらの表示位置を誘導交差点を中心にして放
射方向に所定距離だけ移動して表示する。図18に示す
鳥瞰図表示領域の道路地図をディスプレイ7に描画する
と、図19に示すような低視点バードビュー画面にな
る。
【0032】この低視点バードビュー画面では、誘導交
差点周辺のランドマークを優先的に表示すので、誘導交
差点における進路が確認しやすくなる上に、これらのラ
ンドマークを誘導交差点から離して表示するので、ラン
ドマークが誘導交差点付近に集中して誘導交差点形状が
見ずらくなることがなく、誘導交差点の形状が確認しや
すくなる。なお、この第6の実施の形態の構成は図1に
示す構成と同様であり、説明を省略する。
【0033】図20は第6の実施の形態の道路地図表示
処理を示すフローチャートである。なお、図5に示す処
理と同様な処理を行なうステップに対しては同一のステ
ップ番号を付して、相違点を中心に第6の実施の形態の
動作を説明する。鳥瞰図表示領域内にある誘導交差点に
最も近い4個のランドマークを選定してランドマーク表
示リストを作成した後、ステップ5Fで表示リストにあ
るランドマークの表示位置座標を誘導交差点を中心にし
て放射方向に所定距離だけ移動した位置に座標変換す
る。
【0034】−発明の第7の実施の形態− この第7の実施の形態では、図21に示すように、鳥瞰
図表示領域内の誘導交差点に近い4個のランドマークを
選択し、それらの表示位置を視線から遠ざかる方向、つ
まり鳥瞰図表示画面の左右方向に所定距離だけ移動して
表示する。図21に示す鳥瞰図表示領域の道路地図をデ
ィスプレイ7に描画すると、図22に示すような低視点
バードビュー画面になる。
【0035】この低視点バードビュー画面では、誘導交
差点周辺のランドマークを優先的に表示すので、誘導交
差点における進路が確認しやすくなる上に、これらのラ
ンドマークを鳥瞰図表示画面の左右に所定距離移動して
表示するので、ランドマークが誘導交差点付近に集中し
て誘導交差点形状が見ずらくなることがなく、誘導交差
点の形状が確認しやすくなる。なお、この第7の実施の
形態の構成は図1に示す構成と同様であり、説明を省略
する。
【0036】図23は第7の実施の形態の道路地図表示
処理を示すフローチャートである。なお、図5に示す処
理と同様な処理を行なうステップに対しては同一のステ
ップ番号を付して、相違点を中心に第7の実施の形態の
動作を説明する。鳥瞰図表示領域内にある誘導交差点に
最も近い4個のランドマークを選定してランドマーク表
示リストを作成した後、ステップ5Gで表示リストにあ
るランドマークの表示位置座標を視線から遠ざかる方向
に所定距離だけ移動した位置に座標変換する。
【0037】−発明の第8の実施の形態− この第8の実施の形態では、図24に示すように、鳥瞰
図表示領域内の誘導交差点に近い4個のランドマークを
選択し、それらの表示位置を視線の法線から遠ざかる方
向、つまり鳥瞰図表示画面の上下方向に所定距離だけ移
動して表示する。図24に示す鳥瞰図表示領域の道路地
図をディスプレイ7に描画すると、図25に示すような
低視点バードビュー画面になる。
【0038】この低視点バードビュー画面では、誘導交
差点周辺のランドマークを優先的に表示すので、誘導交
差点における進路が確認しやすくなる上に、これらのラ
ンドマークを鳥瞰図表示画面の上下に所定距離移動して
表示するので、ランドマークが誘導交差点付近に集中し
て誘導交差点形状が見ずらくなることがなく、誘導交差
点の形状が確認しやすくなる。なお、この第8の実施の
形態の構成は図1に示す構成と同様であり、説明を省略
する。
【0039】図26は第8の実施の形態の道路地図表示
処理を示すフローチャートである。なお、図5に示す処
理と同様な処理を行なうステップに対しては同一のステ
ップ番号を付して、相違点を中心に第8の実施の形態の
動作を説明する。鳥瞰図表示領域内にある誘導交差点に
最も近い4個のランドマークを選定してランドマーク表
示リストを作成した後、ステップ5Hで表示リストにあ
るランドマークの表示位置座標を視線の法線から遠ざか
る方向に所定距離だけ移動した位置に座標変換する。
【0040】なお、上述した各実施の形態では目的地ま
での誘導経路が設定されている場合を例に上げて説明し
たが、誘導経路が設定されていない場合にも本発明を応
用することができる。その場合は、交差点に差しかかっ
た時に上述した手順で通過予定交差点周辺にランドマー
クを優先的に表示すればよい。また、上述した実施の形
態では8項目の実施の形態を別々に説明したが、第1か
ら第8の実施の形態を組合せて実施してもよい。
【0041】以上の各実施の形態の構成において、記憶
装置5が記憶手段を、コントローラー1が変換手段、描
画手段、検索手段、第1の演算手段、第2の演算手段お
よび第3の演算手段を、ディスプレイ7が表示手段をそ
れぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 第1の実施の形態の表示ランドマークの選択
方法を説明する図である。
【図3】 第1の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導交
差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図4】 第1の実施の形態の低視点バードビュー画面
を示す図である。
【図5】 第1の実施の形態の道路地図表示処理を示す
フローチャートである。
【図6】 第2の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導交
差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図7】 第2の実施の形態の低視点バードビュー画面
を示す図である。
【図8】 第2の実施の形態の道路地図表示処理を示す
フローチャートである。
【図9】 第3の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導交
差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図10】 第3の実施の形態の低視点バードビュー画
面を示す図である。
【図11】 第3の実施の形態の道路地図表示処理を示
すフローチャートである。
【図12】 第4の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導
交差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図13】 第4の実施の形態の低視点バードビュー画
面を示す図である。
【図14】 第4の実施の形態の道路地図表示処理を示
すフローチャートである。
【図15】 第5の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導
交差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図16】 第5の実施の形態の低視点バードビュー画
面を示す図である。
【図17】 第5の実施の形態の道路地図表示処理を示
すフローチャートである。
【図18】 第6の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導
交差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図19】 第6の実施の形態の低視点バードビュー画
面を示す図である。
【図20】 第6の実施の形態の道路地図表示処理を示
すフローチャートである。
【図21】 第7の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導
交差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図22】 第7の実施の形態の低視点バードビュー画
面を示す図である。
【図23】 第7の実施の形態の道路地図表示処理を示
すフローチャートである。
【図24】 第8の実施の形態の鳥瞰図表示領域、誘導
交差点および表示ランドマークの関係を示す図である。
【図25】 第8の実施の形態の低視点バードビュー画
面を示す図である。
【図26】 第8の実施の形態の道路地図表示処理を示
すフローチャートである。
【図27】 従来の車両用経路誘導装置における道路地
図メッシュごとの表示ランドマークの選択方法を説明す
る図である。
【図28】 従来の車両用経路誘導装置における鳥瞰図
表示領域、誘導交差点および表示ランドマークの関係を
示す図である。
【図29】 従来の車両用経路誘導装置の低視点バード
ビュー画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラー 2 方位センサー 3 距離センサー 4 GPS受信機 5 記憶装置 6 入力装置 7 ディスプレイ 8 スピーカー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−63571(JP,A) 特開 平6−195436(JP,A) 特開 平2−244188(JP,A) 特開 平8−128848(JP,A) 特開 平9−318381(JP,A) 特開 平9−318380(JP,A) 特開 平9−304101(JP,A) 特開 平9−330022(JP,A) 特開 平1−219883(JP,A) 特開 平5−257436(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G06T 1/00 G08G 1/0969 G09B 29/10

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランドマークを含む平面図道路地図デー
    タを記憶する手段と、目的地までの誘導経路を演算する第1の演算手段と、 車両の現在地から目的地までの誘導経路上の誘導交差点
    に向う方向に視線方向を設定するとともに、この視線方
    向の鳥瞰図表示領域を平面図道路地図上に設定して 平面
    図道路地図を鳥瞰図道路地図に変換する変換手段と、 鳥瞰図道路地図を表示手段に描画する手段とを備えた車
    両用経路誘導装置であって、誘導交差点 に近い順に所定個数のランドマークを検索す
    る手段と、 現在地から誘導交差点までの距離を演算する第2の演算
    手段と を備え、 前記描画手段は、前記検索手段で検索したランドマーク
    を鳥瞰図道路地図に重畳して描画し、誘導交差点までの
    距離が所定距離以下になるまで誘導交差点に接近した
    ら、誘導交差点における進路方向手前のランドマークを
    消去することを特徴とする車両用経路誘導装置。
  2. 【請求項2】 ランドマークを含む平面図道路地図デー
    タを記憶する手段と、 目的地までの誘導経路を演算する第1の演算手段と、 平面図道路地図を鳥瞰図道路地図に変換する変換手段
    と、 鳥瞰図道路地図を表示手段に描画する手段とを備えた車
    両用経路誘導装置であって、 目的地までの誘導経路上の誘導交差点に近い順に所定個
    数のランドマークを検索する手段と、 現在地から誘導交差点までの距離を演算する第2の演算
    手段とを備え、 前記描画手段は、前記検索手段で検索したランドマーク
    を鳥瞰図道路地図に重畳して描画し、誘導交差点までの
    距離が所定距離以下になるまで誘導交差点に接近した
    ら、誘導交差点における進路方向手前のランドマークを
    消去する ことを特徴とする車両用経路誘導装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    経路誘導装置において、前記描画手段は、前記演算結果の誘導交差点までの距離
    が所定距離以下になっても、誘導交差点における進路方
    向と反対方向手前に前記検索手段で検索した表示すべき
    ランドマークがない場合には、誘導交差点における進路
    方向手前のランドマークを消去しない ことを特徴とする
    車両用経路誘導装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    経路誘導装置において、前記検索手段は、平面図道路地図上の鳥瞰図表示領域
    を、視線方向を境にして左右の領域に分割し、各分割領
    域から所定個数のランドマークを検索する ことを特徴と
    する車両用経路誘導装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の車両用経路誘導装置に
    おいて、前記検索手段は、誘導交差点に近いランドマークを優先
    するとともにランドマークどうしが重ならないように所
    定個数のランドマークを検索する ことを特徴とする車両
    用経路誘導装置。
  6. 【請求項6】 ランドマークを含む平面図道路地図デー
    タを記憶する手段と、 平面図道路地図を鳥瞰図道路地図に変換する手段と、 鳥瞰図道路地図を表示手段に描画する手段とを備えた車
    両用経路誘導装置であって、 平面図道路地図上の鳥瞰図表示領域を、視線方向を境に
    して左右の領域に分割し、各分割領域から所定個数のラ
    ンドマークを検索する検索手段を備え、 前記描画手段は、前記検索手段で検索したランドマーク
    を鳥瞰図道路地図に重畳して描画する ことを特徴とする
    車両用経路誘導装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の車両用経路誘導装置に
    おいて、 前記検索手段は、通過予定交差点に近いランドマークを
    優先するとともにランドマークどうしが重ならないよう
    に所定個数のランドマークを検索することを特徴とする
    車両用経路誘導装置。
  8. 【請求項8】 ランドマークを含む平面図道路地図デー
    タを記憶する手段と、 平面図道路地図を鳥瞰図道路地図に変換する手段と、 鳥瞰図道路地図を表示手段に描画する手段とを備えた車
    両用経路誘導装置であって、 通過予定交差点に近い順に所定個数のランドマークを検
    索する手段を備え、 前記描画手段は、前記検索手段で検索したランドマーク
    を通過予定交差点を中心にして放射方向に所定距離移動
    して鳥瞰図道路地図に重畳描画する ことを特徴とする車
    両用経路誘導装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかの項に記載の車
    両用経路誘導装置において、前記変換手段は、車両の現在地から通過予定交差点に向
    う方向に視線方向を設定し、この視線方向の鳥瞰図表示
    領域を平面図道路地図上に設定する ことを特徴とする車
    両用経路誘導装置。
  10. 【請求項10】 ランドマークを含む平面図道路地図デ
    ータを記憶する手段と、 車両の現在地から通過予定交差点に向う方向に視線方向
    を設定するとともに、この視線方向の鳥瞰図表示領域を
    平面図道路地図上に設定して平面図道路地図を鳥瞰図道
    路地図に変換する手段と、 鳥瞰図道路地図を表示手段に描画する手段とを備えた車
    両用経路誘導装置であって、 通過予定交差点に近い順に所定個数のランドマークを検
    索する手段を備え、 前記描画手段は、前記検索手段で検索したランドマーク
    を視線から遠ざかる方向に所定距離移動して鳥瞰図道路
    地図に重畳描画する ことを特徴とする車両用経路誘導装
    置。
  11. 【請求項11】 ランドマークを含む平面図道路地図デ
    ータを記憶する手段と、 車両の現在地から通過予定交差点に向う方向に視線方向
    を設定するとともに、この視線方向の鳥瞰図表示領域を
    平面図道路地図上に設定して平面図道路地図を鳥瞰図道
    路地図に変換する手段と、 鳥瞰図道路地図を表示手段に描画する手段とを備えた車
    両用経路誘導装置であ って、 通過予定交差点に近い順に所定個数のランドマークを検
    索する手段を備え、 前記描画手段は、前記検索手段で検索したランドマーク
    を視線の法線から遠ざかる方向に所定距離移動して鳥瞰
    図道路地図に重畳描画する ことを特徴とする車両用経路
    誘導装置。
  12. 【請求項12】 請求項6〜11のいずれかの項に記載
    の車両用経路誘導装置において、目的地までの誘導経路を演算する第1の演算手段を備
    え、 通過予定交差点を、目的地までの誘導経路上の誘導交差
    点とする ことを特徴とする車両用経路誘導装置。
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