JP3509211B2 - 地図表示装置 - Google Patents

地図表示装置

Info

Publication number
JP3509211B2
JP3509211B2 JP21104294A JP21104294A JP3509211B2 JP 3509211 B2 JP3509211 B2 JP 3509211B2 JP 21104294 A JP21104294 A JP 21104294A JP 21104294 A JP21104294 A JP 21104294A JP 3509211 B2 JP3509211 B2 JP 3509211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
mark
map
route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21104294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0875489A (ja
Inventor
元昭 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP21104294A priority Critical patent/JP3509211B2/ja
Publication of JPH0875489A publication Critical patent/JPH0875489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3509211B2 publication Critical patent/JP3509211B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地図表示装置に関し、特
に地図に誘導経路を重ねて画面に表示するようにした地
図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地図表示装置では、通常、車両の
現在地周辺を表示している地図上に現在地から目的地ま
での誘導経路を追加する形で表示している(特開平5−
142995号公報)。その表示方法は、誘導経路の色
を通常の道路色と変えることで視認し易くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの表示形態に
ては、特に初めての土地では、目の前の交差点が右左折
ポイントなのか違うのかの判断がドライバにとっては困
難である。表示されている地図上には、道路や地形を表
すパターンデータ以外に、場所や施設を示す記号や文字
からなる表示データが存在することから、この表示を頼
りに右左折ポイントを判断することになるが、しかし、
所望の誘導経路の右左折ポイントに、都合良く適切な表
示データが存在するとは限らないことから、誤判断して
誘導経路から離脱してしまうことがある。
【0004】これを防止するために、各右左折交差点の
形態に対応した交差点模式図を表示して、ドライバの判
断データとさせる手法が考えられる。しかしこの手法で
は、地図表示装置内の模式図データ量が膨大になると共
に、交差点周辺の状況が変化した場合に対処する保守費
用も膨大になるというデメリットがある。また例え、交
差点模式図を表示できても、不案内な土地での交差点模
式図の認識も、走行中のドライバにはかえって困難でも
ある。
【0005】本発明は、特に誘導経路が分岐点にさしか
かった場合に、ドライバにその分岐点を容易に判断させ
て、右左折のタイミングを逃さないようにする判断デー
タを与える地図表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
図8に例示するごとく、予め記憶されている地図データ
を参照して設定された出発地から目的地までを結ぶ誘導
経路データを記憶しておき、走行中、車両の現在地を検
出しながら上記地図データおよび上記誘導経路データを
表示データとして、該表示データの中から車両の現在地
周辺の部分地図と車両の現在地周辺の部分誘導経路とを
抽出して、該部分地図、該部分誘導経路および車両現在
位置マークを含む地図画像を画面に表示し、出発地から
目的地まで所定の経路誘導を行うようにした地図表示装
置において、上記地図データに記録された経路分岐部の
周辺に実在し、該経路分岐部の目印となる施設を表して
いる目印データを、該経路分岐部に対応して記憶してい
る経路分岐部目印記憶手段と、上記経路分岐部目印記憶
手段の記憶内容から、上記誘導経路に含まれる経路分岐
部に対応する目印データを検索し、上記表示データに加
える目印データ付加手段と、上記経路分岐部毎に上記目
印データ付加手段にて検索された目印データに、上記誘
導経路の進行方向に応じて視認し易さに基づく優先順位
を設定し、該優先順位の高い方で、かつ他の表示との重
なりが問題ない目印データを表示対象とする表示対象決
定手段と、を備えたことにより、上記表示データの中か
ら車両の現在地周辺の部分地図と車両の現在地周辺の部
分誘導経路とともに、車両の現在位置周辺の上記表示対
象の目印データを抽出して、該部分地図、該部分誘導経
路、該目印データおよび車両現在位置マークを含む地図
画像を画面に表示するようにしたことを特徴とする地図
表示装置である。
【0007】請求項2記載の発明は、上記目印データ
が、施設の名称である請求項1記載の地図表示装置であ
る。請求項3記載の発明は、上記目印データの表示が強
調された表示である請求項1または2記載の地図表示装
置である。
【0008】請求項4記載の発明は、上記目印データに
おける表示の強調が、表示の周囲に他の地図上の表示に
はない枠が形成されていることによりなされている請求
項3記載の地図表示装置である。
【0009】請求項5記載の発明は、上記目印データに
おける表示の強調が、表示の記号が他の地図上の記号に
比較して太い線で構成されていることによりなされてい
る請求項3記載の地図表示装置である。
【0010】請求項6記載の発明は、上記目印データに
おける表示の強調が、表示の記号の書体が他の地図上の
記号の書体とは異なる書体で構成されていることにより
なされている請求項3記載の地図表示装置である。
【0011】請求項7記載の発明は、上記目印データに
おける表示の強調が、表示の色彩が他の地図上の記号の
色彩とは異なる色彩で構成されていることによりなされ
ている請求項3記載の地図表示装置である。
【0012】請求項8記載の発明は、上記目印データ付
加手段が、上記経路分岐部目印記憶手段の記憶内容か
ら、上記誘導経路に含まれる経路分岐部の内で上記誘導
経路が方向転換している経路分岐部に対応する目印デー
タを検索し、上記表示データに加える請求項1〜7のい
ずれか記載の地図表示装置である。
【0013】
【0014】請求項記載の発明は、更に、上記目印デ
ータ付加手段にて、上記経路分岐部目印記憶手段の記憶
内容から、上記誘導経路に含まれる経路分岐部に対応す
る目印データを検索できなかった場合に、上記地図デー
タに含まれる一般表示用データから該当経路分岐部近傍
の一般表示用データを検出して目印データと同じ強調表
示にする目印データ補償手段を備えた請求項3〜のい
ずれか記載の地図表示装置である。
【0015】
【作用及び発明の効果】経路分岐部目印記憶手段が、地
図データに記録された経路分岐部の周辺に実在し、該経
路分岐部の目印となる施設を表している目印データを、
該経路分岐部に対応して記憶している。目印データ付加
手段が、上記経路分岐部目印記憶手段の記憶内容から、
上記誘導経路に含まれる経路分岐部に対応する目印デー
タを検索し、表示データに加える。このように、表示デ
ータに、誘導経路の分岐部のための目印データが加えら
れることになる。画面への表示においては、その表示デ
ータの中から車両の現在地周辺の部分地図と車両の現在
地周辺の部分誘導経路とともに、車両の現在位置周辺の
目印データを抽出して、該部分地図、該部分誘導経路、
該目印データおよび車両現在位置マークを含む地図画像
を画面に表示することになる。
【0016】このようにして、画面の表示の内でも経路
分岐部周辺には、目印の付加がなされる。即ち、誘導経
路の分岐部の目印となる施設が表わされることになるの
で、ドライバはその分岐点を容易に判断でき、右左折の
タイミングを逃さないようにすることができる。また、
本発明では、表示対象決定手段が、上記経路分岐部毎に
上記目印データ付加手段にて検索された目印データに、
上記誘導経路の進行方向に応じて視認し易さに基づく優
先順位を設定し、該優先順位の高い方で、かつ他の表示
との重なりが問題ない目印データを表示対象とする。こ
のようにすることにより、目印としての表示を新たに付
け加えたことによる表示の重複による混乱を防止できる
と共に、視認し易さの優先順位により選択していること
により、重複表示の問題を生じることなく表示可能な目
印の内でも、目印として視認し易い目印が優先して表示
される。したがって、ドライバはその分岐点を一層容易
に判断できる。
【0017】上記目印データは、施設の名称であっても
よい。上記目印データにおける表示は強調表示されてい
てもよい。より目立ち易くなり、経路分岐部が認識し易
くなる。上記目印データにおける表示の強調は、表示の
周囲に他の地図上の表示にはない枠が形成されているこ
とによりなされてもよいし、表示の記号が他の地図上の
記号に比較して太い線で構成されていることによりなさ
れてもよいし、表示の記号の書体が他の地図上の記号の
書体とは異なる書体で構成されていることによりなされ
てもよいし、表示の色彩が他の地図上の記号の色彩とは
異なる色彩で構成されていることによりなされてもよ
い。
【0018】上記目印データ付加手段は、上記経路分岐
部目印記憶手段の記憶内容から、上記誘導経路に含まれ
る経路分岐部の内で上記誘導経路が方向転換している経
路分岐部に対応する目印データを検索し、上記表示デー
タに加えるものとしてもよい。このようにすることによ
り、実際に車両が右左折する経路分岐部のみに目印を表
示することができる。
【0019】
【0020】更に上記構成に対して、上記目印データ付
加手段にて、上記経路分岐部目印記憶手段の記憶内容か
ら、上記誘導経路に含まれる経路分岐部に対応する目印
データを検索できなかった場合に、上記地図データに含
まれる一般表示用データから該当経路分岐部近傍の一般
表示用データを検出して目印データと同じ強調表示にす
る目印データ補償手段を備えてもよい。このようにする
ことにより、経路分岐部に対して目印データが存在しな
かったり、表示に適当な目印データが存在しなかった場
合にも、地図データ中に存在する表示データを利用して
目印データとして表示できるため、目印データの欠如を
自動的に補償することができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明の一実施例の車載用地図表示装
置2の全体構成を示すブロック図である。本車載用地図
表示装置2は、位置検出器4、地図データ入力器6、操
作スイッチ群8、これらに接続された制御回路10、制
御回路10に接続された外部メモリ12、および表示器
14を備えている。尚、制御回路10は通常のコンピュ
ータとして構成されており、内部には、CPU、RO
M、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバス
ラインが備えられている。
【0022】位置検出器4は、周知の地磁気センサ1
6、ジャイロスコープ18、距離センサ20、および衛
星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS
(GlobalPositioning System )のためのGPS受信機
22を有している。これらのセンサ等16,18,2
0,22は各々が性質の異なる誤差を持っているため、
複数のセンサにより、各々補間しながら使用するように
構成されている。なお、精度によっては上述した内の一
部で構成してもよく、さらには、ステアリングの回転セ
ンサ、各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0023】地図データ入力器6は、位置検出の精度向
上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図デ
ータおよび後述する目印データを含む各種データを入力
するための装置である。媒体としては、そのデータ量か
らCD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカ
ード等の他の媒体を用いてもよい。
【0024】位置検出器4、地図データ入力器6、操作
スイッチ群8、制御回路10、表示器14等により、い
わゆるナビゲーション装置が構成される。表示器14の
画面には、位置検出器4から入力された車両現在位置マ
ークと、地図データ入力器6より入力された地図データ
と、更に地図上に表示する誘導経路や目印等の付加デー
タとを重ねて表示することができる。
【0025】また、本車載用地図表示装置2は、操作ス
イッチ群8により目的地の位置を入力すると、現在位置
からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘
導経路を形成し表示する、いわゆる経路案内機能も備え
ている。このような自動的に最適な経路を設定する手法
は、ダイクストラ法等の手法が知られている。操作スイ
ッチ群8は、例えば、表示器14と一体になったタッチ
スイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、
各種入力に使用される。
【0026】上記制御回路10にて実行される処理の
内、経路情報表示処理を図2のフローチャートに示す。
ここでは主に誘導経路設定処理と、目印データ付加処理
とを行う。車載用地図表示装置2の電源スイッチがオン
されると、所定の初期設定の後、メニュー選択により、
地図表示装置としての各種処理の中から、所望の処理が
選ばれて実行される。ここで、車両のドライバがこれか
ら走行を開始しようとして、案内経路を表示器14に表
示させるために経路情報表示処理を選択した場合、ま
ず、初期設定処理がなされる(ステップ100)。例え
ば、以後の演算処理のために、制御回路10内のRAM
に作業領域を確保したり、GPS受信機22から得られ
る衛星のデータに基づき、車両の現在地を求める処理が
なされる。
【0027】次に、目的地入力処理に移る(ステップ1
10)。この処理では、操作者による目的地の入力がな
される。例えば、操作者は、表示器14の画面上に表示
された地図を見ながら、操作スイッチ群8により画面上
のカーソルを移動させて、所望の目的地の位置にカーソ
ルが来た場合に、操作スイッチ群8から指示する。この
ことにより、その時のカーソル位置、即ち目的地座標が
目的地データとして制御回路10内のRAMの配列領域
に記憶される。
【0028】次に上記目的地データと現在地データとに
基づいて、誘導経路設定がなされる(ステップ12
0)。例えば、ダイクストラ法によりコスト計算して、
現在地から目的地までの最も短距離の経路を誘導経路と
して求める。この誘導経路は、図5(a)に示すような
誘導経路の形状を表す経由点座標列、および図5(b)
に示すようなその誘導経路が方向転換している交差点の
座標とそこでの屈曲角度とを表す経路分岐部データ列で
表されている。尚、このような誘導経路を求める計算処
理は一般的に良く知られた処理であるので説明は省略す
る。
【0029】次に、目印データ付加処理(ステップ10
00)が実施される。目印データ付加処理の詳細を図3
のフローチャートに示す。まず処理が開始されると、誘
導経路データが存在しているか否かが判定される(ステ
ップ1010)。前記ステップ120にて誘導経路が設
定してあり、図5のデータが存在していれば、肯定判定
される。次に交差点検索がなされる(ステップ102
0)。ここでは誘導経路が方向転換している交差点の座
標が検索される。これは図5(b)の経路分岐部データ
列を読み込むことにより行われる。図5(b)は、すべ
て誘導経路が方向転換している交差点の座標データであ
ることから、すべてが順次、検出対象となる。したがっ
て最初はNO=0の交差点(経路分岐部)の座標(Xt
0,Yt0)が検索される。
【0030】次に未処理交差点座標があるか否かを判定
する(ステップ1030)。最初ならばNO=0が見つ
かっているので肯定判定されて、次に、該当交差点座標
に対応する目印データの検索がなされる(ステップ10
40)。目印データの検索は、予め、設定されている目
印データ列から、上記ステップ1020で検出された交
差点座標に対応する交差点の目印データを検索すること
により行われる。この目印データ列を図4に示す。この
目印データ列は、地図データに記録された経路分岐部と
しての交差点の周辺に実在し、その交差点の目印となる
施設を表している目印データを、その交差点に対応して
記憶しているデータである。例えば、交差点番号「f」
の場合は、その交差点座標(Xcf,Ycf)および交差点
名称「×××通り3丁目」のデータに続いて、4つの目
印データが存在する。それらの目印データは、各々目印
座標と目印の表示内容から構成されている。
【0031】ここで、図6に太い実線で示す誘導経路1
00が、ステップ120の処理で設定されているとす
る。新しい交差点座標がステップ1020にて検索され
た場合は、ステップ1030にて肯定判定され、ステッ
プ1040にて、ステップ1020で検索された交差点
座標が、目印データの交差点座標に基づいて検索され
る。次に検索の結果、該当する交差点の目印データがあ
ったか否かが判定される(ステップ1050)。ステッ
プ1020にて検出された座標近傍の交差点として交差
点番号fの交差点Pf が見つけられたとすると、ステッ
プ1050にて肯定判定されて、優先順位決定処理がな
される(ステップ1060)。
【0032】ここでいう優先順位とは、誘導経路100
の矢印で示す方向を進行方向として、交差点に向かった
場合に、如何なる位置の目印が視認し易いかにより、設
定した順位である。簡単には、十字路の場合、図7
(a)に示すごとく、交差点の左手前LBの目印が最も
視認し易い目印であり(優先順位「1」)、次に左向こ
う側LO(優先順位「2」)、次に右手前側RB(優先
順位「3」)、最後に右向こう側RO(優先順位
「4」)となる。この順位も状況により異なる。三叉路
の場合も、図7(b)のごとく、交差点を基準として、
十字路と同じように扱えばよい。即ち左手前LB
「1」、左向こう側LO「2」、右手前RB「3」、右
向こう側RO「4」の順である。
【0033】交差点Pf の場合は、進行方向、目印座標
(Xf0,Yf0)〜(Xf3,Yf3)および交差点Pf の座
標(Xcf,Ycf)との位置関係から、目印の優先順位を
決定する。交差点Pf の場合は、左手前LBに「A神
社」、左向こう側LOに「B小学校」、右手前RBに
「Cストア」、右向こう側ROに「D派出所」があるの
で、その優先順位は、「A神社」、「B小学校」、「C
ストア」、「D派出所」の順になる。
【0034】次に優先順位および重複表示有無に基づい
て、表示用目印データが決定される(ステップ107
0)。この処理は、ステップ1060にて設定した優先
順位の高い方から、その目印を表示した場合に、既に表
示データとして挙がっている他の表示データの内、近傍
に表示される表示データに対して重複して表示されるか
否かが判定され、重複して表示されることがない目印デ
ータが存在した場合に、その目印データを表示用目印デ
ータとして決定する処理である。交差点Pf の例では、
優先順位の最も高い「A神社」において重複表示は無い
と判定されたとすると、「A神社」が表示用目印データ
として決定する。
【0035】次に表示可能目印データがあったか否かが
判定される(ステップ1080)。交差点Pf の例では
「A神社」が表示用目印データとして決定しているの
で、肯定判定されて、次に表示用目印データに所定の修
飾の付加がなされる(ステップ1090)。この処理
は、目印データの表示を、他の一般表示用データの表示
とは区別するための修飾を目印データに付加する処理で
ある。例えば、他の一般表示用データの表示の色彩と
は、異なる色彩となる修飾付加データを付加する。色彩
以外に、表示に枠を形成したり、表示を太い線で構成し
たり、表示の書体を異なる書体としてもよい。点滅や反
転表示をさせてもよい。ここで、他の一般表示用データ
とは、地図データに含まれるデータであり、道路、施設
あるいは場所に対する名称を表している記号や文字から
なる表示のためのデータを意味する。
【0036】次に、こうして形成された表示用目印デー
タが表示用データ領域に出力される(ステップ110
0)。次に、ステップ1020にて、新たな交差点座標
が検索されると、ステップ1030にて肯定判定され、
目印データの検索がなされる(ステップ1040)。こ
こで交差点番号gの交差点Pg が検索されたとすると、
ステップ1050にて肯定判定されて、ステップ106
0にてその目印データの優先順位が設定される。左手前
LBに「F医院」、左向こう側LOに「E高校」、右手
前RBに「G塾」が存在すると、進行方向、目印座標
(Xg0,Yg0)〜(Xg2,Yg2)および交差点Pg の座
標(Xcg,Ycg)との位置関係から、「F医院」、「E
高校」、「G塾」の順に優先順位が設定される。
【0037】次のステップ1070にて、優先順位の高
い方から、その目印を表示した場合に、既に表示データ
として挙がっている他の表示データの内、近傍に表示さ
れる表示データに対して重複して表示されるか否かが判
定される。最初に「F医院」が判定されるが、「F医
院」の表示は、既に表示データとして挙がっている他の
表示データ(図示しない)と重複していると判定された
とすると、「F医院」は表示用目印データとして決定さ
れない。したがって次に「E高校」が同様に判定され
る。「E高校」の場合に他の表示データと重複していな
いと判定されたとすると、「E高校」を表示用目印デー
タとして決定する。ステップ1080にて肯定判定され
て、ステップ1090にて修飾データが付加され、ステ
ップ1100にて表示用データ領域に出力される。
【0038】次にステップ1020の交差点検索で新た
な座標が見つかり、ステップ1030にて肯定判定され
ると、ステップ1040の目印データの検索にて交差点
番号hの交差点Ph が見つかったとする。ステップ10
50にて肯定判定されて、ステップ1060の優先順位
設定処理に移るが、ここでは右向こう側ROに「H電鉄
□□□駅」が存在するのみである。したがって優先順位
は「H電鉄□□□駅」が「1」である。
【0039】次のステップ1070にて、「H電鉄□□
□駅」の表示は、既に表示データとして挙がっている他
の表示データと重複していないと判定されたとすると、
「H電鉄□□□駅」を表示用目印データとして決定す
る。ステップ1080にて肯定判定されて、ステップ1
090にて修飾データが付加され、ステップ1100に
て表示用データ領域に出力される。
【0040】次に、ステップ1020にて新たな座標が
見つかると、ステップ1030にて肯定判定され、目印
データの検索がなされる(ステップ1040)。ここで
交差点番号jの交差点Pj が見つかったとすると、ステ
ップ1050にて肯定判定されて、ステップ1060に
て優先順位が設定される。左手前LBに「パチンコLホ
ール」、左向こう側LOに「N書店」、右手前RBに
「英会話M教室」、右向こう側ROに「スーパーK」が
存在すると、進行方向、目印座標(Xj0,Yj0)〜(X
j3,Yj3)および交差点Pj の座標(Xcj,Ycj)との
位置関係から、「パチンコLホール」、「N書店」、
「英会話M教室」、「スーパーK」の順に優先順位が設
定される。
【0041】次のステップ1070にて、優先順位の高
い方から、その目印を表示した場合に、既に表示データ
として挙がっている他の表示データの内、近傍に表示さ
れる表示データに対して重複して表示されるか否かが判
定される。最初に「パチンコLホール」が判定される
が、「パチンコLホール」の表示は、前回の処理で既に
表示データとして挙がっている「H電鉄□□□駅」の表
示と重複するので、「パチンコLホール」は表示用目印
データとして決定されない。したがって次に「N書店」
が同様に判定される。「N書店」の場合に他の表示デー
タと重複していないと判定されたとすると、「N書店」
を表示用目印データとして決定する。ステップ1080
にて肯定判定されて、ステップ1090にて修飾データ
が付加され、ステップ1100にて表示用データ領域に
出力される。
【0042】次に、ステップ1040で検索されて見つ
かった交差点が図4に示す交差点番号iのように目印デ
ータが存在しない場合には、ステップ1050にて否定
判定されて、既に表示用データ領域に存在する一般表示
用データの内から、ステップ1020にて検出された座
標に基づき交差点Pi 近傍に存在するデータを検索する
(ステップ1110)。次に検索しても近傍にデータが
ない場合にはステップ1120にて否定判定されて、処
理はステップ1020に戻る。交差点Pi 近傍にデータ
があった場合には、次に表示用データ領域に存在する該
当する一般表示用データに、ステップ1090と同じ所
定の修飾を付加する(ステップ1130)。
【0043】また、目印データが存在する交差点であっ
ても、その目印データがすべて、他の表示と重複したた
めに、ステップ1070にて表示用目印データが得られ
なかった場合には、ステップ1080にて否定判定され
て、ステップ1110にジャンプし、目印データが無い
場合と同様に、ステップ1110〜1130の処理を実
行する。このことにより、近傍に一般表示用データが存
在すれば(ステップ1110,1120)、そのデータ
を修飾することになる(ステップ1130)。
【0044】図5(b)の経路分岐部データ列に未処理
の交差点座標がある限りは、上述した処理が繰り返さ
れ、すべての交差点座標が処理されると、ステップ10
30にて否定判定されて、次の表示処理(ステップ20
00)に移る。ステップ2000の表示処理は、車両の
進行に応じて、表示用データ領域から車両周辺のデータ
を読み出して、表示器14に表示して行く処理である。
したがって、上述のごとく設定され出力されて、表示用
データ領域に格納された目印データの内、車両の進行に
応じて位置が更新される車両現在位置の周辺にある目印
データが、地図データ、誘導経路データおよび車両現在
位置マークとともに表示器14上に表示される。
【0045】車両現在位置の移動により、上記交差点P
f が表示器14上に表示される状態になると、図6に示
すごとく、同時に「A神社」の表示も他の一般的表示と
は異なる色で、交差点Pf の左手前LBの位置に表示さ
れることになる。更に交差点Pg が表示されてくると、
「E高校」が左向こう側LOに表示される。また、交差
点Ph の場合は「H電鉄□□□駅」が右向こう側RO
に、交差点Pj の場合は「N書店」が左向こう側LOに
表示されることになる。
【0046】尚、「F医院」の説明にて述べたごとく、
図6には、実際には地図データに含まれる一般表示用デ
ータも多数表示されているが、ここでは目印データの説
明上、省略してある。本実施例は、上述のごとく構成さ
れているので、車両が方向転換しなくてはならない交差
点(経路分岐部)の周辺には、目印の付加がなされる。
即ち、誘導経路の分岐部の目印となる施設が表示器14
の地図上に表わされることになるので、ドライバは目印
の表示に基づいて実際の施設を確認して、その分岐点を
容易に判断でき、右左折のタイミングを逃さないように
することができる。更に、上記目印データにおける表示
は強調表示されているので、より目立ち易くなり、該当
する交差点が認識し易くなる。
【0047】また、各交差点毎に目印データに、上記交
差点への進行方向に応じて視認し易さに基づく優先順位
を設定し、その優先順位の高い方で、かつ他の表示との
重なりが問題ない目印データを表示対象として、表示用
データ領域に格納している。このため、目印としての表
示を新たに地図上に付け加えたことによる表示の重複に
よる混乱を防止できると共に、視認し易さの優先順位に
て表示対象を選択していることにより、重複表示の問題
を生じることなく表示可能な目印の内でも、目印として
視認し易い目印が優先して表示される。したがって、ド
ライバはその交差点を一層容易に判断できる。
【0048】本実施例において、図4の目印データ列を
記憶し地図データ入力器6にセットされて利用される媒
体(例えばCD−ROM、メモリカード等)が経路分岐
部目印記憶手段に該当し、ステップ1010〜104
0,1090,1100が目印データ付加手段としての
処理に該当し、ステップ1060,1070,1080
が表示対象決定手段としての処理に該当し、ステップ1
110,1120,1130が目印データ補償手段とし
ての処理に該当する。
【0049】[その他]本車載用地図表示装置2は、自
動的に誘導経路が得られるものではなく、経由地をすべ
て手動で指示して誘導経路を設定するものであってもよ
い。即ち、操作スイッチ群8により、目的地を含む経由
地を近い方から順次入力すると、現在位置からその目的
地まで経由地を直線で結ぶことにより走行経路を形成し
て誘導経路を表示するものであってもよい。
【0050】上記実施例では、各交差点での目印の優先
順位は、交差点への進入方向と交差点を中心とする配置
にて決定していたが、交差点の建物の状態や交差の角度
等により、一律に決定できない場合もある。したがっ
て、現地調査によって優先順位を、交差点への進入経路
毎に決定して、それを優先順位の設定に利用してもよ
い。
【0051】上記実施例では、優先順位を考慮して目印
を1つのみ表示していたが、優先順位を考えずに他の表
示と重複しない目印については、すべて表示するように
してもよい。上記実施例では、目印を方向転換する交差
点のみを対象として設定していたが、方向転換の有無に
関係なく、直進する場合も含めた全ての交差点を目印表
示の対象としてもよい。
【0052】目印データの修飾として、直接、目印デー
タに修飾データを付加するのではなく、その目印が表示
される地図上の区画の色彩等を他の区画表示と異ならせ
ることにより、地図表示上で目印を修飾してもよい。例
えば、交差点Pg の場合に、「E高校」の区画全てを通
常と異なる色彩にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例の車載用地図表示装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】 経路情報表示処理のフローチャートである。
【図3】 目印データ付加処理のフローチャートであ
る。
【図4】 目印データ列の構成説明図である。
【図5】 誘導経路を表すデータ構成説明図であり、
(a)は誘導経路の形状を表す経由点座標列、(b)は
誘導経路が方向転換している交差点の座標とそこでの屈
曲角度とを表す経路分岐部データ列である。
【図6】 表示状態説明図である。
【図7】 交差点での目印の優先順位説明図であり、
(a)は十字路の場合、(b)は三叉路の場合である。
【図8】 本発明の基本的構成例示図である。
【符号の説明】
2…車載用地図表示装置 4…位置検出器 6…地図データ入力器 8…操作スイッチ群 1
0…制御回路 12…外部メモリ 14…表示器 16…地磁気セ
ンサ 18…ジャイロスコープ 20…距離センサ 22
…GPS受信機 100…誘導経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/10 G09B 29/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め記憶されている地図データを参照して
    設定された出発地から目的地までを結ぶ誘導経路データ
    を記憶しておき、走行中、車両の現在地を検出しながら
    上記地図データおよび上記誘導経路データを表示データ
    として、該表示データの中から車両の現在地周辺の部分
    地図と車両の現在地周辺の部分誘導経路とを抽出して、
    該部分地図、該部分誘導経路および車両現在位置マーク
    を含む地図画像を画面に表示し、出発地から目的地まで
    所定の経路誘導を行うようにした地図表示装置におい
    て、 上記地図データに記録された経路分岐部の周辺に実在
    し、該経路分岐部の目印となる施設を表している目印デ
    ータを、該経路分岐部に対応して記憶している経路分岐
    部目印記憶手段と、 上記経路分岐部目印記憶手段の記憶内容から、上記誘導
    経路に含まれる経路分岐部に対応する目印データを検索
    し、上記表示データに加える目印データ付加手段と、上記経路分岐部毎に上記目印データ付加手段にて検索さ
    れた目印データに、上記誘導経路の進行方向に応じて視
    認し易さに基づく優先順位を設定し、該優先順位の高い
    方で、かつ他の表示との重なりが問題ない目印データを
    表示対象とする表示対象決定手段と、 を備えたことにより、上記表示データの中から車両の現
    在地周辺の部分地図と車両の現在地周辺の部分誘導経路
    とともに、車両の現在位置周辺の上記表示対象の目印デ
    ータを抽出して、該部分地図、該部分誘導経路、該目印
    データおよび車両現在位置マークを含む地図画像を画面
    に表示するようにしたことを特徴とする地図表示装置。
  2. 【請求項2】上記目印データが、施設の名称である請求
    項1記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】上記目印データの表示が強調された表示で
    ある請求項1または2記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】上記目印データにおける表示の強調が、表
    示の周囲に他の地図上の表示にはない枠が形成されてい
    ることによりなされている請求項3記載の地図表示装
    置。
  5. 【請求項5】上記目印データにおける表示の強調が、表
    示の記号が他の地図上の記号に比較して太い線で構成さ
    れていることによりなされている請求項3記載の地図表
    示装置。
  6. 【請求項6】上記目印データにおける表示の強調が、表
    示の記号の書体が他の地図上の記号の書体とは異なる書
    体で構成されていることによりなされている請求項3記
    載の地図表示装置。
  7. 【請求項7】上記目印データにおける表示の強調が、表
    示の色彩が他の地図上の記号の色彩とは異なる色彩で構
    成されていることによりなされている請求項3記載の地
    図表示装置。
  8. 【請求項8】上記目印データ付加手段が、上記経路分岐
    部目印記憶手段の記憶内容から、上記誘導経路に含まれ
    る経路分岐部の内で上記誘導経路が方向転換している経
    路分岐部に対応する目印データを検索し、上記表示デー
    タに加える請求項1〜7のいずれか記載の地図表示装
    置。
  9. 【請求項9】更に、 上記目印データ付加手段にて、上記経路分岐部目印記憶
    手段の記憶内容から、上記誘導経路に含まれる経路分岐
    部に対応する目印データを検索できなかった場合に、上
    記地図データに含まれる一般表示用データから該当経路
    分岐部近傍の一般表示用データを検出して目印データと
    同じ強調表示にする目印データ補償手段を備えた請求項
    3〜のいずれか記載の地図表示装置。
JP21104294A 1994-09-05 1994-09-05 地図表示装置 Expired - Fee Related JP3509211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21104294A JP3509211B2 (ja) 1994-09-05 1994-09-05 地図表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21104294A JP3509211B2 (ja) 1994-09-05 1994-09-05 地図表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0875489A JPH0875489A (ja) 1996-03-22
JP3509211B2 true JP3509211B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=16599419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21104294A Expired - Fee Related JP3509211B2 (ja) 1994-09-05 1994-09-05 地図表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3509211B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1020774A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 道案内地図作成方法および装置
JP3402981B2 (ja) * 1997-01-14 2003-05-06 日本電信電話株式会社 デフォルメ地図自動作成方法、および、デフォルメ地図自動作成装置
JP3488041B2 (ja) * 1997-05-09 2004-01-19 日本電信電話株式会社 デフォルメ地図データ圧縮方法およびデフォルメ地図データ圧縮装置,並びにデフォルメ地図データ圧縮プログラムを記録した記録媒体
JP2001004384A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 地図表示方法、地図表示システム、地図生成装置、及び地図生成プログラムを記録した記録媒体
JP5056901B2 (ja) * 2010-05-20 2012-10-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 経路案内システム及び経路案内方法
JP2017032590A (ja) * 2016-11-02 2017-02-09 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0875489A (ja) 1996-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0827125B1 (en) Land vehicle navigation apparatus with guidance display image limiter for recognizability enhancement
US7937218B2 (en) Navigation apparatus
US4954959A (en) Navigation system
US8670922B2 (en) Guiding route generation device and guiding route generation method
US20030130790A1 (en) In-vehicle navigation apparatus
KR20000071517A (ko) 항법 장치
JP2003114130A (ja) ナビゲーション装置
JP3718893B2 (ja) 経路誘導装置
JP3509211B2 (ja) 地図表示装置
JPH0962994A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP2785528B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP3395929B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2001159536A (ja) ナビゲーション装置
JP2000329567A (ja) ランドマーク表示方法及びナビゲーション装置
JP2000292184A (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーション用記録媒体
JP3546719B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体
JP4261967B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置並びに該装置用プログラム及び記録媒体
JP3557698B2 (ja) 現在位置表示装置
JPH08304101A (ja) ナビゲーション装置
JPH0989580A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JPH07113652A (ja) 走行経路案内装置
JP3417413B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3097377B2 (ja) 車両用経路誘導装置
JP2004309224A (ja) ナビゲーション装置
JPH08166762A (ja) 車両用地図表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20031209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031222

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees