JP2000205880A - 交差点案内図描画方法 - Google Patents

交差点案内図描画方法

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JP2000205880A
JP2000205880A JP767999A JP767999A JP2000205880A JP 2000205880 A JP2000205880 A JP 2000205880A JP 767999 A JP767999 A JP 767999A JP 767999 A JP767999 A JP 767999A JP 2000205880 A JP2000205880 A JP 2000205880A
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Toru Ezaki
徹 江崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導経路上の次に曲がるべき交差点の手前の
交差点で曲がったしまうのを防止する。 【解決手段】 次に曲がるべき交差点に近づいた時に、
手前に直進すべき交差点が存在するか否かを検出し、手
前に直進すべき交差点が存在する場合には、曲がるべき
交差点の案内図及び直進すべき交差点の案内図をディス
プレイ画面に描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナビゲーション装置
における交差点案内図描画方法に係り、特に次に曲がる
べき交差点の案内図及び手前に存在する直進すべき交差
点の案内図を地図に重ねて描画するナビゲーション装置
の交差点案内図描画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行い、所望の目的地に
到着できるようにしたナビゲーション装置においては、
車両の位置を検出してCD−ROMまたはDVD−RO
Mから車両位置周辺の地図データを読み出し、地図をデ
ィスプレイ画面に表示するとともに該地図上の所定箇所
に車両位置マーク(自車位置マーク)を重ねて表示す
る。そして、車両の移動により現在位置が変化するに従
い、画面の自車位置マークを移動したり、或いは自車位
置マークは画面中央等の所定位置に固定して地図をスク
ロールして、常に、車両位置周辺の地図情報が一目で判
るようになっている。
【0003】また最近のナビゲーション装置には、所望
の目的地に向かって道路を間違うことなく走行できるよ
うにした経路誘導機能が搭載されている。この経路誘導
機能によれば、地図データを用いて出発地から目的地ま
でを結ぶ最もコストの小さな経路を、横形探索(BF
S)法あるいはダイクストラ法等のシミュレーションを
行なって自動探索し、その探索した経路を誘導経路とし
て記憶しておく。そして、走行中に、地図画像上に誘導
経路を他の道路とは色を変えて太く描画して画面表示し
たり、次に曲がる交差点の案内表示や案内音声出力を行
なうことにより、目的地まで案内するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のナビゲーション装置による交差点案内図描画方法で
は、次に曲がるべき交差点のかなり手前で曲がるべき交
差点の案内図を表示するため、ドライバは交差点で曲が
らなければならないという意識を強くもってしまい、本
来の曲がるべき交差点よりも手前で曲がってしまうとい
う問題がある。以上から本発明の目的は、ドライバが曲
がるべき交差点の手前で曲がってしまうのを防止するナ
ビゲーション装置の交差点案内図描画方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題が解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、次に曲がるべき交差点に近づいた時に、手前に直
進すべき交差点が存在するか否かを検出する手段と、手
前に直進すべき交差点が存在する場合には、前記曲がる
べき交差点に車両が近づいた時に前記曲がるべき交差点
の案内図及び前記直進すべき交差点の案内図をディスプ
レイ画面に描画する手段とにより達成される。本発明に
おいては、自動車が走行して、誘導経路上の次に曲がる
べき交差点に近づくと、該交差点の手前に直進すべき交
差点が存在するか否かを検出し、直進すべき交差点が存
在する場合には曲がるべき交差点の交差点案内図及び直
進すべき交差点の交差点案内図を表示するので、ドライ
バは次の交差点が直進すべき交差点であることを確実に
認識することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)ナビゲーション装置の構成 図1は、本発明を適用した車載用ナビゲーション装置の
全体構成を示す図である。同図に示すナビゲーション装
置は、全体を制御するナビゲーションコントローラ1
と、地図表示や経路探索等に必要な各種の地図データを
記録したCD−ROM(またはDVD−ROM)2と、
このCD−ROM(またはDVD−ROM)2に記載さ
れた地図データを読み出すディスク読取装置3と、運転
者や搭乗者が各種の指示を入力する操作部としてのリモ
ートコントロール(リモコン)ユニット4と、自車位置
と自車方位の検出を行なうGPS受信機5及び自律航法
センサ6と、地図画像やこれに重ねて誘導経路を表示す
るディスプレイ装置7と、経路誘導を行なう際に所定の
案内音声を出力するオーディオ部8とを備えている。
【0007】上述したディスク読取装置3は、1枚ある
いは複数枚のCD−ROM(またはDVD−ROM)2
が装填可能であり、ナビゲーションコントローラ1の制
御によっていずれかのCD−ROM(またはDVD−R
OM)2から地図データの読み出しを行なう。リモコン
ユニット4は、経路探索指示を与えるための探索キー、
経路誘導モードの設定に用いる経路誘導モードキー、目
的地入力キー、左右上下のカーソルキー、地図の縮小/
拡大キー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確定
を行なう設定キー等の各種操作キーを備えており、キー
の操作状態に応じた赤外線信号がナビゲーションコント
ローラ1に向けて送信される。
【0008】GPS受信機5は、複数のGPS衛星から
送られてくる電波を受信して、3次元測位処理あるいは
2次元測位処理を行なって車両の絶対位置及び方位を計
算し(車両方位は現時点における自車位置と1サンプリ
ング時間t前の自車位置とに基づいて計算する)、これ
らを測位時刻とともに出力する。また、自律航法センサ
6は、車両回転角度を相対方位として検出する振動ジャ
イロ等の角度センサ11と、所定走行距離毎に1個のパ
ルスを出力する距離センサ12とを備えており、車両の
相対位置及び方位を検出する。
【0009】ディスプレイ装置7は、ナビゲーションコ
ントローラ1から出力される画像データに基づいて、自
車周辺の地図情報を車両位置マークや出発地マーク、目
的地マーク、ランドマーク(施設マーク)等とともに表
示したり、この地図上に誘導経路を表示したりする。
【0010】(2)地図データの詳細内容 次に、CD−ROM(またはDVD−ROM)2に記録
された地図データの詳細について説明する。CD−RO
M(またはDVD−ROM)2に記録された地図データ
は、所定の経度及び緯度で区切りられた図葉を単位とし
ており、各図葉の地図データは、図葉番号を指定するこ
とにより特定され、読み出すことが可能となる。また、
各図葉ごとの地図データには、地図表示に必要な各種
のデータからなる描画ユニットと、マップマッチング
や経路探索、経路誘導等の各種の処理に必要なデータか
らなる道路ユニットと、交差点の詳細データからなる
交差点ユニットが含まれている。
【0011】上述した描画ユニットには、VICSセン
タから送られてくる渋滞情報に基づいて対応する道路を
特定するために必要なVICS変換レイヤのデータと、
河川等を表示するために必要な背景レイヤのデータと、
市町村名や道路等を表示するために必要な文字レイヤの
データと、道路に面している施設等をマークで表示する
ために必要なランドマークレイヤのデータが含まれてい
る。例えば図2は、描画ユニットに含まれるランドマー
クデータの詳細な内容を示す図である。ランドマークデ
ータには、ランドマーク(施設マーク)毎に分けられた
情報を格納している。また、それぞれに対応するランド
マークの詳細な情報は、ランドマーク詳細情報データに
格納され、ランドマークの名称、ランドマークの経度、
緯度からなっている。
【0012】上述した道路ユニットにおいて、道路上の
ある交差点、分岐等の複数の道路が交わる点をノードと
いい、ノード間を接続する道路、車線等をリンクとい
う。図3は、上述した道路ユニットの全体構成を示す図
である。同図に示すように、道路ユニットには、道路ユ
ニットであることを識別するためのユニットヘッダと、
接続ノードテーブルの格納位置を示すノードテーブル
と、全ノードの詳細データを納めた接続ノードテーブル
と、隣接する2つのノードによって特定されるリンクの
詳細データを納めたリンクテーブルとが含まれている。
【0013】図4は、道路ユニットに含まれる各種のテ
ーブルの詳細な内容を示す図である。ノードテーブル
は、図4(A)に示すように、着目している図葉に含ま
れる全ノードに対応したノードレコード#0、#
1、...を格納している。各ノードレコードは、その
並び順に#0から順にノード番号が与えられており、各
ノードに対応する接続ノードテーブルの格納位置を示
す。
【0014】また、接続ノードテーブルは、図4(B)
に示すように、存在するノードのそれぞれ毎に、 a.正規化経度・緯度、 b.このノードが交差点ノードであるか否かを示す交差
点ノードフラグ、他の図葉との境界にあるノードである
か否かを示す隣接ノードフラグなどからなる「ノードの
属性フラグ」、 c.このノードをリンクの一方端とするリンクがある場
合に各リンクの他方端を構成するノードの数を示す「接
続しているノードの数」、 d.このノードに接続されているリンクに右折禁止やU
ターン禁止等の交通規制が存在する場合にはその「交通
規制の数」、 e.このノードが一方端となっている各リンクのリンク
番号を示すリンク本数分の接続ノードレコード、 f.上述した交通規制が存在する場合にはその数に対応
した交通規制の具体的な内容を示す交通規制レコード、 g.このノードが他の図葉との境界にあるノードである
場合には、隣接する図葉の対応するノードの接続ノード
テーブルの位置を示す「隣接ノードレコード」、 h.このノードが交差点ノードである場合には、交差点
ユニットにおける対応する交差点レコードの格納位置及
びサイズ、 等が含まれる。
【0015】また、リンクテーブルは、図4(C)に示
すように、着目している図葉に含まれる全てのリンクに
対応したリンク番号順の複数のリンクレコードを含んで
いる。これらの各リンクレコードは、 a.主に探索経路表示用に各リンクに付されたコードで
あるリンクID、 b.リンクの両端に位置する2つのノードを特定するノ
ード番号1及びノード番号2、 c.リンクの距離、 d.このリンクの通過に必要な時間を分単位で示したコ
スト、 e.このリンクに対応する道路の属性情報を含む各種の
道路属性フラグ、 f.このリンクに対応した実際の道路が高速道路である
か一般道であるかといった道路の種別や、道路の幅が何
メートルあるかといった道路の幅員を示す道路種別フラ
グ、 g.このリンクに対応した道路に付された路線番号、 等が含まれる。
【0016】(3)ナビゲーションコントローラの詳細
構成及び動作 次に、図1に示したナビゲーションコントローラ1の詳
細な構成について説明する。ナビゲーションコントロー
ラ1は、CD−ROM(またはDVD−ROM)2から
読み出した地図データに基づいてディスプレイ装置7に
所定の地図表示をするための地図バッファ21、地図読
出制御部22、地図描画部23、VRAM24、読出制
御部25、画像合成部26と、自車位置の計算やマップ
マッチング処理、経路探索処理、経路誘導処理を行なう
とともにその結果を表示するためのデータ記憶部27、
車両位置・方位計算部28、マップマッチング処理部2
9、経路探索処理部30、経路探索メモリ31、誘導経
路メモリ32、誘導経路描画部33、マーク画像発生部
34、交差点案内図描画部35、交差点案内図記憶部3
6、読出制御部37と、利用者に対する各種の操作画面
を表示したりリモコンユニット4からの操作指示を各部
に伝えるためのリモコン制御部38、カーソル位置計算
部39、操作画面発生部40とを備えている。
【0017】地図バッファ21は、ディスク読取装置3
によってCD−ROM(またはDVD−ROM)2から
読み出された地図データを一時的に格納するためのもの
である。地図読出制御部22によって画面中央位置が計
算されると、この画面中心位置を含む所定範囲の地図デ
ータの読み出し指示が地図読出制御部22からディスク
読取装置3に送られて、地図表示に必要な地図データが
CD−ROM(またはDVD−ROM)2から読み出さ
れて地図バッファ21に格納される。例えば、画面中心
位置を含む4枚の図葉に対応した地図データが読み出さ
れて地図バッファ21に格納される。
【0018】地図描画部23は、地図バッファ21に格
納された4つの図葉の地図データに含まれる描画ユニッ
トに基づいて、表示に必要な地図画像を作成する。作成
された地図画像データはVRAM24に格納され、読出
制御部25によって1画面分の地図画像データが読み出
される。画像合成部26は、この読み出された地図画像
データに、マーク画像発生部34、交差点案内図記憶部
36、操作画面発生部40、誘導経路描画部33のそれ
ぞれから出力される各画像データを重ねて画像合成を行
ない、合成された画像がディスプレイ装置7の画面に表
示される。
【0019】データ記憶部27は、GPS受信機5から
出力される測位位置(自車位置)データを順次格納す
る。また、車両位置・方位計算部28は、自律航法セン
サ6から出力される自車の相対的な位置及び方位から絶
対的な自車位置及び方位を計算する。マップマッチング
処理部29は、データ記憶部27に格納されたGPS受
信機5による自車位置あるいは車両位置・方位計算部2
8によって計算された自車位置が地図データの道路上に
存在するか否かを判定し、道路上から外れた場合には計
算により求めた自車位置を修正する処理を行なう。マッ
プマッチングの代表的な手法としては、パターンマッチ
ングと投影法が知られている。
【0020】経路探索処理部30は、リモコンユニット
4のカーソルキーの操作によって、地図上の特定箇所に
カーソルが移動された後目的地入力キーが押下される
と、この時カーソル位置計算部39によって計算された
カーソル位置を経路探索の目的地として設定する。設定
された目的地データは誘導経路メモリ32に格納され
る。また、経路探索処理部30は、リモコンユニット4
の探索キーが押下されると、マップマッチング処理部2
9によって修正された後の自車位置を出発地として設定
して誘導経路メモリ32に格納するとともに、この誘導
経路メモリ32に格納された出発地及び目的地を所定の
条件下で結ぶ走行経路を探索する。例えば、時間最短等
の各種の条件下で、コストが最小となる誘導経路が設定
される。経路探索の代表的な手法としてはダイクストラ
法や横形探索法が知られている。このようにして経路探
索処理部30によって設定された誘導経路は、誘導経路
メモリ32に記憶される。
【0021】図5は、誘導経路メモリ32に格納される
データの一例を示す図である。同図に示すように、経路
探索処理部30によって設定された誘導経路のデータが
出発地から目的地までのノードの集合NS、N1、N
2、...、NDとして表され、誘導経路メモリ32に
格納される。
【0022】経路探索メモリ31は、経路探索に必要な
交差点ネットワークリストのデータを格納するためのも
のであり、上述した経路探索処理部30によってこれら
の格納データが読み出されて所定の経路探索処理が行な
われる。
【0023】誘導経路描画部33は、誘導経路メモリ3
2に記憶された誘導経路データの中から、その時点でV
RAM24に描画された地図エリアに含まれるものを選
び出し、地図画像に重ねて所定色で太く強調した誘導経
路を描画する。マーク画像発生部34は、マップマッチ
ング処理された後の自車位置に車両位置マークを発生さ
せたり、所定形状を有するカーソルマークを発生する。
【0024】交差点案内図描画部35は、誘導経路上の
次の交差点における進行方向を示す交差点案内図画像を
発生し、交差点案内図記憶部36に記憶する。読出制御
部37は、交差点案内図記憶部36からドットイメージ
の画像を読み出し、画像合成部26へ出力する。
【0025】(4)交差点案内図描画制御 ナビゲーション装置の全体及びナビゲーションコントロ
ーラ1は、上述した構成を有しており、次に本発明の交
差点案内図描画制御を図6〜8の流れ図に従って説明す
る。尚、図9に示すように、地図はヘッドアップ表示さ
れると共に自動車の走行に応じてスクロール表示され、
また、ディスプレイ画面の中央下方に自車位置マークC
MKが固定表示され、更に地図に重ねて目的地までの誘
導経路IRDが識別可能に表示されているものとする。
【0026】交差点案内図描画部は、自動車の現在位置
を基準にして誘導経路IRD上の次のノードを誘導経路
メモリ32より求め、道路情報を参照して該ノードが曲
がるべき案内交差点であるか判別する(ステップ10
1)。曲がるべき案内交差点でなければ、ステップ10
1を繰り返して曲がるべき案内交差点である最初のノー
ドを求める。次に交差点案内図描画部35は、誘導経路
IRD上の曲がるべき案内交差点の手前にある交差点ノ
ードを誘導経路メモリ32より求め、曲がるべき案内交
差点の手前第2の距離、例えば150m以内に、直進す
べき交差点があるか判定する(ステップ102)。
【0027】直進すべき交差点T1があれば、自動車の
現在位置CMKから交差点C1(図9参照)までの距離
を計算し、該距離が第1の距離、例えば300m以下か
判断し(ステップ103)、第1の距離以上であれば走
行により第1の距離以下になるのを待つ。交差点C1ま
での距離が第1の距離以下になれば、該交差点C1及び
直進すべき交差点T1の複合交差点形状とともに曲がる
べき方向を示す矢印と交差点目印であるコンビニエンス
ストアや銀行等のランドマークを有する交差点案内図を
ヘッドアップ表示するための画像データを作成し、該画
像データを用いてドットイメージの交差点案内画像を発
生して交差点案内図記憶部36に記憶する(ステップ1
04)。読出制御部37は、交差点案内図CRC1を描
画するタイミングで交差点案内図記憶部36から交差点
案内図画像を読み出してディスプレイ画面の右側に描画
する(ステップ105,図9参照)。以後、交差点案内
図描画部35は自動車が曲がるべき案内交差点を通過し
たか監視し(ステップ106)、通過しなければ交差点
案内図表示を継続し、交差点を通過すれば交差点案内図
の表示を消して(ステップ107)、リターンする。
【0028】上記交差点案内方法によると、曲がるべき
交差点及び直前にある直進すべき交差点の複合交差点拡
大図を表示するので、ドライバは次の曲がるべき交差点
の直前に直進すべき交差点があることを容易に把握する
ことができる。また、直進すべき交差点に目印となるラ
ンドマークを表示するので、実際のランドマークと目視
比較することにより、より確実に直進すべき交差点を把
握することができる。
【0029】ステップ102において、曲がるべき案内
交差点の手前第2の距離以内に直進すべき交差点がない
場合、曲がるべき案内交差点の手前第1の距離以内に直
進すべき交差点があるか判定する(ステップ201)。
直進すべき交差点T2があれば、自動車の現在位置CM
Kから交差点C2(図10参照)までの距離を計算し、
該距離が第1の距離以下か判断し(ステップ202)、
第1の距離以上であれば走行により第1の距離になるの
を待つ。交差点C2までの距離が第1の距離以下になれ
ば、該交差点C2の形状とともに曲がる方向を有する矢
印とランドマークを有する交差点案内図をヘッドアップ
表示するための画像データと、手前にある直進すべき交
差点形状とともに直進を示す矢印とランドマークを有す
る直進交差点案内図をヘッドアップ表示するための画像
データとを作成し、該2つの画像データを用いてドット
イメージの交差点案内画像を発生して交差点案内図記憶
部36に記憶する(ステップ203)。読出制御部37
は、曲がるべき交差点案内図CRC2及び直進すべき交
差点案内図CRC3を描画するタイミングで交差点案内
図記憶部36から曲がるべき交差点案内図画像と直進す
べき交差点案内図画像を読み出してディスプレイ画面の
各々、右下と右上に描画する(ステップ204,図10
参照)。以後、交差点案内図描画部35は、自動車が直
進すべき交差点を通過したか監視し(ステップ20
5)、通過しなければ曲がるべき交差点案内図表示と直
進すべき交差点案内図表示を継続し、交差点T2を通過
すれば直進すべき交差点案内図の表示CRC3を消し
(ステップ206)、以後、交差点案内図描画部35は
交差点C2を通過したか監視し(ステップ207)、通
過しなければ交差点案内図表示を継続し、交差点C2を
通過すれば曲がるべき交差点案内図CRC2の表示を消
して(ステップ208)、リターンする。
【0030】上記交差点案内方法によると、曲がるべき
交差点案内図と手前にある直進すべき交差点案内図を表
示し、直進すべき交差点を通過後には直進すべき交差点
案内図を消すので、ドライバは次の曲がるべき交差点の
手前に直進すべき交差点があることを把握でき、また直
進すべき交差点を通過したことを確認できるので、直進
すべき交差点で誤って曲がってしまうことを防止でき
る。
【0031】ステップ201において、曲がるべき案内
交差点の手前第1の距離以内に直進すべき交差点がない
場合、自動車の現在位置CMKから交差点C3(図11
参照)までの距離を計算し、該距離が第1の距離以下か
判断し(ステップ301)、第1の距離以上であれば走
行により第1の距離以下になるのを待つ。交差点C3ま
での距離が第1の距離以下になれば、該交差点C3の拡
大図と曲がる方向を示す矢印を有する交差点案内図を表
示するための画像データを作成し、交差点案内図記憶部
36に記憶する(ステップ302)。読出制御部37
は、交差点案内図CRC4を描画するタイミングで交差
点案内図記憶部36から交差点案内図画像を読み出して
ディスプレイ画面の右側に描画する(ステップ303,
図11参照)。以後、交差点案内図描画部35は自動車
が曲がるべき案内交差点を通過したか監視し(ステップ
304)、通過しなければ交差点案内図表示を継続し、
交差点を通過すれば曲がるべき交差点案内図の表示CR
C4を消し(ステップ305)、リターンする。
【0032】
【発明の効果】以上本発明によれば、誘導経路上の次に
曲がるべき交差点に近づいた時に、手前に直進すべき交
差点が存在するか否かを検出し、手前に直進すべき交差
点が存在する場合には、曲がるべき交差点に車両が近づ
いた時に曲がるべき交差点の案内図及び直進すべき交差
点の案内図を表示するように構成したから、ドライバは
次の交差点が直進すべき交差点であることを確実に認識
でき、曲がるべき交差点の手前の交差点で曲がってしま
うことを防止することができる。そのため、初めて走行
する道路においてもドライバは安心して目的地まで到達
することができるとともに、走行における安全性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる車載用ナビゲーション装置の全
体構成を示す図である。
【図2】地図データに含まれるランドマークデータの構
成図である。
【図3】地図データに含まれる道路ユニットの構成図で
ある。
【図4】道路ユニットに含まれる各種テーブルの詳細な
内容を示す図である。
【図5】誘導経路メモリに格納されるデータの一例を示
す図である。
【図6】本発明の交差点案内図描画制御の第1の流れ図
である。
【図7】本発明の交差点案内図描画制御の第2の流れ図
である。
【図8】本発明の交差点案内図描画制御の第3の流れ図
である。
【図9】本発明の交差点案内図描画例(その1)を示す
図である。
【図10】本発明の交差点案内図描画例(その2)を示
す図である。
【図11】本発明の交差点案内図描画例(その3)を示
す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された経路に従って次の交差点
    における進行方向を示す交差点案内図を表示するナビゲ
    ーション装置の交差点案内図描画方法において、次に曲
    がるべき交差点に近づいた時に、該曲がるべき交差点の
    手前に直進すべき交差点が存在するか否かを検出し、直
    進すべき交差点が存在する場合には、前記曲がるべき交
    差点に車両が近づいた時に、前記曲がるべき交差点の案
    内図及び前記直進すべき交差点の案内図をディスプレイ
    画面に描画することを特徴とする交差点案内図描画方
    法。
  2. 【請求項2】 前記直進すべき交差点における直進を示
    す矢印及び特徴的建造物を示す目印情報を描画すること
    を特徴とする請求項1記載の交差点案内図描画方法。
  3. 【請求項3】 前記直進すべき交差点が前記曲がるべき
    交差点より第1の所定距離範囲内に存在する場合には、
    前記曲がるべき交差点に車両が近づいた時に、前記曲が
    るべき交差点の案内図及び前記直進すべき交差点の案内
    図をディスプレイ画面に描画することを特徴する請求項
    1記載の交差点案内図描画方法。
  4. 【請求項4】 前記直進すべき交差点を通過したと判断
    した後に前記直進すべき交差点の案内図を消し、次いで
    前記曲がるべき交差点を通過したと判断した後に前記曲
    がるべき交差点の案内図を消すことを特徴とする請求項
    1又は請求項3記載の交差点案内図描画方法。
  5. 【請求項5】 前記直進すべき交差点が前記曲がるべき
    交差点の手前第1の所定距離より前記曲がるべき交差点
    にさらに近い第2の所定距離範囲内に存在する場合に
    は、前記曲がるべき交差点に車両が近づいた時に、前記
    曲がるべき交差点及び前記直進すべき交差点を複合した
    交差点の案内図をディスプレイ画面に描画し、前記曲が
    るべき交差点を曲がったと判断した後に、前記複合した
    交差点の案内図を消すことを特徴とする請求項1記載の
    交差点案内図描画方法。
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