JP2000321974A - 地図表示装置 - Google Patents

地図表示装置

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JP2000321974A
JP2000321974A JP11131705A JP13170599A JP2000321974A JP 2000321974 A JP2000321974 A JP 2000321974A JP 11131705 A JP11131705 A JP 11131705A JP 13170599 A JP13170599 A JP 13170599A JP 2000321974 A JP2000321974 A JP 2000321974A
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Yoshinori Watanabe
慶範 渡辺
Masatoshi Anpo
正敏 安保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路や建造物などを3次元的に表示する移動
体ナビゲーション装置において、移動体の進行方向後方
に存在する建造物によって前方の景観が遮られることを
極力防止する。 【解決手段】 建造物のうち、少なくとも移動体の現在
位置よりも進行方向後方の所定範囲に存在する建造物に
ついては、進行方向前方を遮らないように、建造物を真
上から見た平面形状を鳥瞰図表示形式によって当該建造
物の敷地部分に2次元的に描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示手段に道路およ
び建造物を3次元的に表示する地図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両の乗員を所望の目的地まで
誘導する装置として、車両用ナビゲーション装置があ
る。これは、移動体である車両の現在位置をGPS受信
機などの現在位置検出手段から得られる車両の移動情報
を用いてCD−ROMなどの地図データ記憶手段に記憶
された地図データを読み出し、現在位置付近の地図を液
晶ディスプレイなどの表示手段に表示すると共に、出発
地から目的地までの走行経路を経路探索手段によって算
出し、車両移動情報と経路情報とから車両が交差点や分
岐点などに差し掛かったとき、運転者が進行すべき方向
を音声や画面表示によって案内するという装置である。
【0003】このような車両用ナビゲーション装置にお
いて、車両の現在位置付近の地図表示として、画面に道
路だけを2次元的に表示するのではなく、鳥瞰図表示形
式によって道路、建造物や公園などを3次元的に表示す
るようにして、実際に走行している道路の景観と、表示
手段に表示されている走行道路との対応を取り易くした
装置が提供されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ナビゲーション装置で
は、表示手段に地図情報を表示する場合、前後関係を分
かり易くするために、車両の現在位置よりも前方の地図
ばかりでなく、過ぎ去った後方の地図も表示するように
している。地図データを鳥瞰図表示形式によって3次元
的に表示するようにしたナビゲーション装置にあって
も、鳥瞰図の視点を車両よりも後方に位置させて、車両
の後方から前方を俯瞰した景観を表示するようにしてい
る。
【0005】このため、図10に示すように、車両の後
方の高層ビルなどによって進行方向前方の景観が遮られ
進行方向前方の道路状況が分かり難くなってしまうとい
う問題を生ずる。このような問題は、特に、建物が密集
する市街地では頻繁に発生する。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、移動体の進行方向後方に存在する建造
物によって前方の景観の表示が遮られることを極力防止
できる地図表示装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、表示手段に表示された建造物の
うち、後方の所定範囲に存在する建造物については、前
方を遮らないように可視表示形態で表示することを特徴
とする。この構成によれば、移動体の現在位置を中心に
した地図が表示手段に3次元的に表示された場合、移動
体の進行方向後方に存在する建造物によって進行方向前
方の景観が遮られることがないため、表示された地図が
見易くなり、また、表示される道路の景観と実際に見た
前方の景観とを対応し易くなる。
【0008】この可視表示形態は、請求項2の発明のよ
うに、建造物の平面形状を当該建造物の敷地部分に描画
する表示とすることができる。また、請求項3の発明の
ように、建造物をその高さを低くして描画する表示とし
ても良く、このようにすれば、高さを低くする度合いに
もよるが、後方の景観の3次元的な表示をそれ程度損な
わなくとも済む。
【0009】可視表示形態は、請求項4の発明のよう
に、建造物の輪郭線をワイヤフレームにて描画する表示
とすることができる。この構成によれば、後方の建造物
の外形を認識でき、実際に近い景観を容易に想像するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用ナビゲーシ
ョン装置に適用した第1実施例につき、図1〜図4を参
照しながら説明する。車両用ナビゲーション装置1は、
図4に示すように、地図データ記憶手段としての地図デ
ータ記憶装置2と、現在位置検出手段および進行方位検
出手段としての位置検出装置3と、表示手段としての表
示装置4と、操作手段としてのスイッチ群5と、リモコ
ンセンサ6、このリモコンセンサ6と対をなすリモコン
7、操作手順や経路案内を音声で行うための発声手段と
しての音声合成出力装置8およびスピーカ9と、ハード
ディスクなどの外部メモリ10と、VICS送受信機1
1と、制御手段としての制御装置12とを備えている。
【0011】地図データ記憶装置2は、記憶媒体として
のDVD−ROM、ハードディスク、CD−ROMなど
の大容量記憶媒体と、この記憶媒体に記憶された地図デ
ータを再生する再生装置とから構成されている。記憶媒
体には、道路地図データと、各種の建造物など(官公
庁、銀行、学校、駅舎、空孔、ホテル、ビル、各種施設
など)を3次元的に表示するためのデータなどを含んで
構成されている。また、記録媒体には、交差点、市、
村、町などの名称(地名)を文字表示するためのテキス
ト情報が記録されている。
【0012】道路地図データ中の建造物などを3次元的
に表示するためのデータとしては、位置データと、建造
物などの平面的形状および高さデータなどを表記したポ
リゴンデータとを備えている。また、建造物などについ
ては、その種別データと、建造物などの名称を文字表示
するためのテキスト情報を備えている。
【0013】位置検出装置3は、GPS衛星からの信号
に基づいて車両の現在位置を検出するGPS受信機13
と、ジャイロ14と、地磁気センサ15と、距離センサ
16などから構成されている。そして、GPS受信機1
3で受信した複数のGPS衛星からの信号に基づいて車
両の現在位置を検出するGPS位置測定法と、ジャイロ
14、地磁気センサ15、距離センサ16からの進行方
位情報と走行距離情報とに基づいて車両の現在位置を測
定する推測航法とを併用することにより、GPS衛星か
らの電波を受信不能な場合でも車両の現在位置を推測で
きるようにしている。
【0014】ここで、進行方位は、GPS位置測定法に
より検出される車両位置の変化からも取得できる。距離
センサ16は、例えば直接的には車速を検出するもの
で、この車速を積分することによって距離を検出する構
成となっている。また、推測航法で使用するジャイロ1
4と地磁気センサ15は、共に進行方位を検出する機能
を有するもので、いずれか一方、例えば地磁気センサ1
5はなくとも良い。
【0015】表示装置4は液晶ディスプレイなどから構
成され、ナビゲーションとして道路地図や目的地選択画
面などを表示する。スイッチ群5は表示装置4の表示画
面の左右や上下に設けられた各種のスイッチから構成さ
れている。リモコン7もスイッチ群5と同様に操作手段
として機能するもので、リモコン7の各種スイッチを操
作すると、操作されたスイッチに応じた内容の赤外線信
号が送信される。そして、この赤外線信号はリモコンセ
ンサ6により受信されるようになっている。また、VI
CS送受信機11は、道路交通情報通信システム(VI
CS;VehicleInformation Communication Syste
m )から送られてくる道路交通情報を受信する。
【0016】制御装置12は、マイクロコンピュータか
らなるもので、入出力(I/O)部17、中央演算処理
装置18、メモリ部19から構成されている。そして、
I/O部16に、前述の地図データ記憶装置2の再生装
置、GPS受信機13、ジャイロ14、地磁気センサ1
5、距離センサ16、表示装置4、スイッチ群5、リモ
コンセンサ6、音声合成出力装置8、VICS送受信機
11などが接続されている。
【0017】メモリ部19は、ROM、RAMからな
り、ROMにはナビゲーションのプログラムなどが格納
されている。また、RAMは、ワークメモリとして使用
されると共に、各種データの一時記憶のために使用され
る。そして、制御装置10の中央演算処理装置18は、
制御装置12に与えられる各種の入力信号およびプログ
ラムに基づいて各種処理を実行する。
【0018】この中央演算処理装置18を処理機能別に
分解すると、現在位置検出部20、地図データ取得部2
1、マップマッチング部22、経路計算部23、経路案
内部24、描画部25、画面制御管理部26に分けられ
る。まず、現在位置検出部20は、GPS受信機13で
受信した複数のGPS衛星からの信号に基づいて車両の
現在位置および進行方位を検出すると共に、ジャイロ1
4、地磁気センサ15から与えられる進行方位情報と距
離センサ16から与えられる走行距離情報に基づいて車
両の走行軌跡を算出して現在位置を求める。
【0019】地図データ取得部21は、種々の処理にと
って必要な地図データを地図データ格納装置2から取得
し、メモリ部19のRAMに格納する。そして、マップ
マッチング部22は、現在位置検出部20により求めら
れた車両の現在位置と地図データ記憶装置2から得られ
た道路地図データとを比較して車両の現在位置がどの道
路のどの部分に存在するかを特定する。
【0020】経路計算部23は、使用者が操作スイッチ
群5やリモコン7によって目的地をセットする操作を行
った場合、マップマッチング部22で特定された車両の
現在位置や使用者が指定した出発地と目的地までの経路
を計算する。経路案内部24は、上記の経路計算部23
によって計算された経路と、地図データが有している道
路の形状データや交差点、屈曲点、踏切りなどの位置情
報に基づいて案内に必要な地点を判断したり、どのよう
な案内(右折なのか左折なのかなど)が必要なのかを判
断する。そして、経路案内部24は、案内を音声で行う
場合、その案内の内容に応じた発声指令を音声合成出力
装置8に出力し、この音声合成出力装置8で合成された
音声がスピーカ9から発せられる。
【0021】画面制御管理部26は、表示装置4による
表示内容を制御するもので、この画面制御管理部26に
よる制御下において、描画部25は、車両の現在位置を
示す地図や高速道路の略図や交差点付近に来たときの該
交差点付近の拡大地図などを描画し、表示装置4の画面
上に表示する。そして、描画部25は、画面制御管理部
26からの指令に基づき、現在位置検出部20により検
出された車両の現在位置と進行方向とを示す自車マーク
Pを表示装置4に表示された地図上に表示する。
【0022】なお、VICS送受信機11により受信し
た道路交通情報により、渋滞箇所などが生じた場合に
は、画面制御管理部26はその内容を表示する文字を表
示するように描画部25に指示し、描画部25はその指
示内容に応じた文字を表示装置4の表示画面に表示す
る。
【0023】ここで、描画部25が表示装置4に表示す
る地図は、道路はもちろん、表示される地域内にある建
造物なども3次元的に表示される。なお、この実施例で
は、車両から所定距離離れた遠方の建造物については表
示しないようにして繁雑さを避け、道路地図を見易くし
ている。
【0024】道路および建造物などの3次元表示は、鳥
瞰図表示形式によって行われる。この鳥瞰図の視点A
は、図3に示すように、車両の現在位置Bから後方に所
定距離Lだけ離れた地点C(視点の陰影)の真上に位置
しており、その高さ(視界高度)Hは、操作スイッチ群
5の所定のスイッチを操作することにより、複数段或い
は無段階に変えることができるように構成されている。
【0025】視点Aが車両の後方に位置しているため、
表示装置4の画面上に3次元的に表示された地図も、図
2に示すように、自車位置マークP(車両の現在位置)
より後方に存在する建造物、この場合、建物が表示され
ている。そして、画面上に表示されている建造物のう
ち、少なくとも車両の現在位置よりも進行方向後方の所
定範囲に存在する建造物については、進行方向前方を遮
らないように可視形態表示とするようにしている。
【0026】この実施例では、可視表示形態とする建造
物の範囲は、図3に示すように、車両の現在位置Bから
進行方向前方に所定距離Dだけ離れた位置に進行方向と
直交する線Eを仮想したとき、その線Eが通る建造物を
含めて、当該線Eよりも車両の進行方向後方に存在する
建造物としている。そして、建造物の可視表示形態は、
図2に示すように、建造物を真上から見た平面形状を鳥
瞰図表示形式によって当該建造物の敷地部分に2次元的
に描画する形態の表示としている。
【0027】次の上記構成の作用を図1に示すフローチ
ャートをも参照しながら説明する。同図(a)に示すフ
ローチャートは、車両の走行に伴って表示装置4に表示
されている地図をスクロールするための制御内容を示
す。この地図スクロールルーチンは例えば1sec 毎に実
行されるようになっている。さて、地図スクロールルー
チンに入ると、現在位置検出部20は、車両の現在位置
(以下、自車位置という)が移動したか否かを判断する
(ステップS1)。車両が停止していて移動していなけ
れば、現在位置検出部20は、ステップS1で「NO」
と判断し、リターンとなる。自車位置が移動していた場
合には、現在位置検出部20は、ステップS1で「YE
S」と判断し、図1(b)の建物高さ付きの地図表示ル
ーチンに移行する。
【0028】建物高さ付きの地図表示ルーチンに入る
と、まず、地図データ取得部21が地図データ記憶装置
2にアクセスし、移動後の自車位置に基づいて表示装置
4に表示する範囲内の地図データ、すなわち移動距離相
当分だけスクロールした地図データを取得してメモリ部
19のRAMに格納し、その地図データに示された道路
を描画部25により表示装置4に3次元的に表示させる
(ステップSA1)。
【0029】次いで、この実施例では、遠方にある建造
物については表示しないこととしているので、画面制御
管理部26は、メモリ部19のRAMに格納された地図
データ中の建造物について、まず、自車位置から建造物
までの距離が所定距離以下であるか否かを判断する(ス
テップSA2)。自車位置から建造物までの距離が所定
距離を越えていた場合には、画面制御管理部26は、ス
テップSA2で「NO」と判断して次の建造物について
同様の判断を行う。
【0030】自車位置から建造物までの距離が所定距離
以下の場合、画面制御管理部26は、ステップSA2で
「YES」と判断して次のステップSA3に移行し、こ
こで建造物が図3に示す線Eが交差するか、または進行
方向後方に位置するか否かを判断する。線Eより進行方
向前方に位置する建造物の場合、画面制御管理部26
は、ステップSA3で「NO」と判断し、ステップSA
4に移行する。また、建造物が線Eと交差し、或いは線
Eより進行方向後方に存在する建造物の場合、画面制御
管理部26は、ステップSA3で「YES」と判断し、
ステップSA5に移行する。
【0031】以上のようにステップSA3で「NO」と
判断された後のステップSA4では、描画部25が画面
制御管理部26による制御下で表示装置4にその建造物
を通常のように3次元的に描画する。また、ステップS
A3で「YES」と判断された後のステップSA5で
は、描画部25が画面制御管理部26による制御下でそ
の建造物を平面形状にて表示装置4に描画する(図2の
建造物F1,F2;可視表示形態)。
【0032】以上のような描画動作を行った後、画面制
御管理部26は、メモリ部19に格納されている地図デ
ータ中の全ての建造物について上記ステップSA2の処
理を実行したか否かを判断する(ステップSA6)。全
ての建造物についてステップSA2の処理を実行してい
ない場合には、残る建造物について上記のような処理を
行う。そして、全ての建造物についてステップSA2の
処理を行った場合には、地図管理制御部25はステップ
SA6で「YES」と判断し、リターンとなる。
【0033】このように本実施例よれば、線Eよりも後
方に存在する建造物については、平面形状にて表示する
ようにしたので、自車の近傍、或いは後方にある建造物
によって進行方向前方の道路や建造物が遮られるという
不具合の発生を効果的に防止することができる。このた
め、進行方向前方の視界が確保され、ナビゲーション効
果の高いものとなる。
【0034】また、本実施例では、自車よりもやや前方
の建造物についても平面表示するようにしたので、自車
の左右に高いビルが存在していても、より広い視界を確
保でき、一層のナビゲーション効果の向上を図ることが
できる。
【0035】図5〜図7は可視表示形態で表示する範囲
を決定するための他の例を示す第2〜第4の各実施例を
示すもので、順に説明する。まず、図5の第2実施例
は、自車位置Bからrの距離内にある建造物、換言すれ
ば自車位置Bを中心に半径rの円を描いたとき、その円
が交わる建造物、或いはその円内に入る建造物を可視形
態表示を行うと決定する例である。
【0036】図6の第3実施例は、視点Aの陰影Cから
rの距離内にある建造物、換言すれば陰影Cを中心に半
径rの円を描いたとき、その円が交わる建造物、或いは
その円内に入る建造物を可視形態表示を行うと決定する
例である。
【0037】図7の第4実施例は、視点Aを中心からr
の距離内にある建造物、換言すれば視点Aを中心とする
半径rの球を描いたとき、その球が交わる建造物、或い
はその球内に入る建造物を可視形態表示を行うと決定す
る例である。この場合、視点Aの高さHが変えられたと
き、rの値を変えても良いが、Hが高ければ、相当高い
建造物であっても前方の景観を遮ることがなくなるの
で、Hの値によっては、rの値は変えなくとも良い。
【0038】図8および図9は可視形態表示の他の例を
示す第5および第6の各実施例を示す。図8の第5実施
例は対象となる建造物をその高さを低くして表示する例
であり、この例では具体的には、建造物の高さ1m以上
の部分を切除した形態でその建造物を表示している。図
8において、斜線部分は建造物を切除した結果、見える
ようになった内壁を示す。なお、建造物をその高さを低
くして表示する他の具体例としては、建造物を高さ方向
にだけ縮小して表示したりすることが考えられる。
【0039】図9の第6実施例は、対象となる建造物の
輪郭線をワイヤフレーム構造にて表示したものである。
この構成によれば、建造物の外形状が表示されるので、
自車の後方の景観を想像し易くなる。
【0040】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。図5〜7の第2〜第4実施例におい
て、可視表示形態での表示範囲を示す円や球は、四角形
や立方体など他の形状の領域に変更しても良い。所定範
囲の建造物を可視表示形態で表示することは、移動体の
現在位置を中心にして進行方向を示す地図を表示する場
合だけでなく、移動体の現在位置を中心にしで任意の方
向(使用者が設定した視界方向)の地図を表示する場
合、目的地を設定する際に目的地近辺の地図を任意の方
向から表示する場合、任意の地点を中心にして任意の方
向(使用者が設定した視界方向)を表示する場合などに
実行することができる。本発明は、例えば車載ナビゲー
ション装置に限られず、移動体(人を含む)の移動に伴
って移動する地図表示装置一般に広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、建造物を可
視形態で表示するための内容を示すフローチャート
【図2】自車近くの建物を可視形態表示した状態で表示
した地図の概略図
【図3】可視形態表示をする対象範囲を決定するための
説明図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図9】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図10】従来の問題点を説明するための図2相当図
【符号の説明】
図中、2は地図データ記憶装置(地図データ記憶手
段)、3は位置検出装置(現在位置検出手段、進行方位
検出手段)、4表示装置(表示手段)、12は制御装置
である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB06 HC23 HD04 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC03 AC04 AC18 AD01 5H180 AA01 BB02 BB04 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF24 FF25 FF27 FF33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データ記憶手段に記憶された地図デ
    ータに基づいて、表示手段に道路、建造物などを3次元
    的に表示する地図表示装置において、 前記表示手段に3次元的に表示された前記建造物のう
    ち、後方の所定範囲に存在する建造物については、前方
    を遮らないように可視表示形態で表示することを特徴と
    する地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記可視表示形態は、前記建造物の平面
    形状を当該建造物の敷地部分に描画する表示であること
    を特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記可視表示形態は、前記建造物をその
    高さを低くして描画する表示であることを特徴とする請
    求項1記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】 前記可視表示形態は、前記建造物の輪郭
    線をワイヤフレームにて描画する表示であることを特徴
    とする請求項1記載の地図表示装置。
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