JP3426899B2 - 電気集塵装置及びその逆洗掃気方法 - Google Patents

電気集塵装置及びその逆洗掃気方法

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JP3426899B2
JP3426899B2 JP05142097A JP5142097A JP3426899B2 JP 3426899 B2 JP3426899 B2 JP 3426899B2 JP 05142097 A JP05142097 A JP 05142097A JP 5142097 A JP5142097 A JP 5142097A JP 3426899 B2 JP3426899 B2 JP 3426899B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気集塵装置及びそ
の逆洗掃気方法に関し、電気集塵装置の放電極及び集塵
極に付着・堆積したダストを良好・迅速に除去して、ダ
ストの除去後に短時間で運転の再開をすることができる
ように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】煤塵を含んだ空気を清浄化する装置とし
て電気集塵装置が用いられている。この電気集塵装置
は、コロナ放電を利用して空気中の煤塵粒子(ダスト)
に電荷を与え、この帯電粒子にクーロン力を作用させ
て、煤塵粒子(ダスト)を集塵極に捕集するものであ
り、例えば、自動車用トンネルの換気システムなどに多
く採用されている。
【0003】かかる電気集塵装置では、使用していくに
従い放電極及び集塵極にダストが付着・堆積していく。
このため、高い集塵効率を維持していくために、付着・
堆積したダストを一定期間ごとに除去する必要がある。
【0004】ここで従来の電気集塵装置の構成及び従来
のダスト除去方法を、図3ならびに図3のIV−IV断面で
ある図4を参照して説明する。両図に示すように、電気
集塵装置1内は、複数(本例では3個)の仕切板2によ
り仕切られて、複数(本例では4本)の集塵通路3が形
成されている。各集塵通路3の入口側にはそれぞれ入口
ダンパ4が備えられており、出口側にはそれぞれ出口ダ
ンパ5が備えられている。
【0005】更に、各集塵通路3内には、高電圧発生装
置(図示省略)から直流高電圧が印加される放電極6
と、アース電位に保持された集塵極7とが、対向しつつ
交互に多数平行配置されている。
【0006】また、各集塵通路3内には、電極6,7よ
りも上流側でかつ入口ダンパ4よりも下流側の位置に、
水スプレーノズル8が設置されている。各水スプレーノ
ズル8には、自動弁9を介して水配管10が接続されて
いる。後述するように、電極洗浄をするときには、加圧
水が、水配管10及び自動弁9を介して水スプレーノズ
ル8に供給され、この加圧水は水スプレーノズル8から
電極6,7に向けて噴出される。
【0007】出口ダンパ5よりも下流側には、送風機1
1が設置されている。通常運転時(電極の水洗浄をして
いない時)には、送風機11が駆動回転することによ
り、ダスト12を含んだ空気が、この電気集塵装置1内
に吸入され、空気中のダスト12は集塵極7にて捕集さ
れ、ダスト除去がされた清浄な空気が電気集塵装置1の
出口側から排出される。
【0008】上述した電気集塵装置1において、放電極
6及び集塵極7に付着・堆積したダストを洗浄除去する
には、まず、複数の集塵通路3のうち、最初に洗浄する
集塵通路3(図3の例では最上部の集塵通路3)に備え
た入口ダンパ4及び出口ダンパ5を閉じる。この状態
で、洗浄する集塵通路3内の自動弁9を開放することに
より、洗浄する集塵通路3内の水スプレーノズル8から
当該集塵通路3内の放電極6及び集塵極7に向けて加圧
水を吹き付け、電極6,7に付着・堆積したダスト14
を除去する。
【0009】その後、洗浄する集塵通路3(図3の例で
は最上部の集塵通路3)に備えた入口ダンパ3及び出口
ダンパ5を開け、送風機11の回転駆動により生じた通
風を当該集塵通路3に通すことにより、水洗浄した集塵
通路3内の放電極6及び集塵極7の電極表面を乾燥す
る。
【0010】上述した手法により、複数の集塵通路3の
うち1つのものを洗浄したら、他の集塵通路3の電極
6,7についても、同様に順次1個づつ(各集塵通路3
毎に)洗浄していく。
【0011】なお、電極6,7の表面を乾燥させるとき
に、水スプレーノズル8から圧縮空気を吹き出すように
した手法を採用することもあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述の従来の
電気集塵装置の洗浄方法では、各ユニット毎(各集塵通
路ごと)に順次、水洗浄、乾燥を行っており、水洗浄後
に行う放電極6及び集塵極7の乾燥工程に長時間を要す
るため、電気集塵装置の電極を水洗浄してから運転再開
をするまでに長時間がかかるという欠点があった。
【0013】また従来では電極6,7の電極表面を乾燥
させる際に、ダスト12を含んだ空気を電極6,7に触
れさせるため、電極乾燥の工程において、電極6,7に
ダスト等が付着して電極6,7が汚れてしまうという欠
点もあった。
【0014】本発明は、上記従来技術に鑑み、放電極及
び集塵極に付着・堆積したダストを除去するため水洗浄
をしてから、運転を再開するまでの時間を短縮すること
のできる電気集塵装置及びその逆洗掃気方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、集塵通路内に放電極及び集塵極が配置され
ており、前記集塵通路の入口側には入口ダンパが設置さ
れると共に前記集塵通路の出口側には出口ダンパが設置
されており、更に、前記放電極及び集塵極に付着したダ
ストを除去する際にこの放電極及び集塵極に向けて水を
噴射する水噴射手段が配置されると共に、前記集塵通路
内に空気を通風させる送風機を備えている電気集塵装置
において、前記放電極及び集塵極に付着したダストを除
去するために水が噴射された前記放電極及び集塵極に向
けて、前記電極及び集塵極を通過してきてダストが除去
された清浄な空気を噴出する逆洗掃気手段を備えたこと
を特徴とする。
【0016】また本発明の構成は、集塵通路内に放電極
及び集塵極が配置されており、前記集塵通路の入口側に
は入口ダンパが設置されると共に前記集塵通路の出口側
には出口ダンパが設置されており、更に、前記放電極及
び集塵極に付着したダストを除去する際にこの放電極及
び集塵極に向けて水を噴射する水噴射手段が配置される
と共に、前記集塵通路内に空気を通風させる送風機を備
えている電気集塵装置において、前記電極及び集塵極を
通過してきてダストが除去された清浄な空気を加熱する
空気加熱手段と、前記放電極及び集塵極に付着したダス
トを除去するために水が噴射された前記放電極及び集塵
極に向けて、前記加熱手段により加熱された清浄な空気
を噴出する逆洗掃気手段を備えたことを特徴とする。
【0017】また本発明の構成は、集塵通路内に放電極
及び集塵極が配置されており、前記集塵通路の入口側に
は入口ダンパが設置されると共に前記集塵通路の出口側
には出口ダンパが設置されており、更に、前記放電極及
び集塵極に付着したダストを除去する際にこの放電極及
び集塵極に向けて水を噴射する水噴射手段が配置される
と共に、前記集塵通路内に空気を通風させるための送風
機を備えている電気集塵装置において、前記放電極及び
集塵極に付着したダストを除去するために水が噴射され
た前記放電極及び集塵極に向けて、前記放電極及び集塵
極を通過してきてダストが除去された清浄な空気を、前
記水噴射手段を介して噴出する逆洗掃気手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0018】また本発明の構成は、集塵通路内に放電極
及び集塵極が配置されており、前記集塵通路の入口側に
は入口ダンパが設置されると共に前記集塵通路の出口側
には出口ダンパが設置されており、更に、前記集塵通路
内に空気を通風させる送風機を備えている電気集塵装置
において、前記放電極及び集塵極に付着したダストを除
去する際に、前記入口ダンパ及び出口ダンパを閉じた状
態で、前記放電極及び集塵極に向けて水を噴射し、その
後、前記放電極及び集塵極を通過してきてダストが除去
された清浄な空気を、水が噴射された前記放電極及び集
塵極に向けて噴出して電極表面を乾燥させることを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。なお、従来技術と同一機能を
果たす部分には、同一符号を付して説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態にかかる電気集
塵装置を示し、図2は図1のII−II断面である。両図に
示すように、電気集塵装置1内は、複数(本例では3
個)の仕切板2により仕切られて、複数(本例では4
本)の集塵通路3が形成されている。各集塵通路3の入
口側にはそれぞれ入口ダンパ4が備えられており、出口
側にはそれぞれ出口ダンパ5が備えられている。
【0021】更に、各集塵通路3内には、高電圧発生装
置(図示省略)から直流高電圧が印加される放電極6
と、アース電位に保持された集塵極7とが、対向しつつ
交互に多数平行配置されている。
【0022】また、各集塵通路3内には、電極6,7よ
りも上流側でかつ入口ダンパ4よりも下流側の位置に、
水スプレーノズル8が設置されている。各水スプレーノ
ズル8には、自動弁9を介して水配管10が接続されて
いる。後述するように、電極洗浄をするときには、加圧
水が、水配管10及び自動弁9を介して水スプレーノズ
ル8に供給され、この加圧水は水スプレーノズル8から
電極6,7に向けて噴出される。
【0023】なお、電気集塵装置1の下流側や上方にも
水スプレーノズルを設置するようにしてもよい。
【0024】出口ダンパ5よりも下流側には、送風機1
1が設置されており、この送風機11が駆動回転するこ
とにより、ダスト12を含んだ空気が、この電気集塵装
置1内に吸入され、空気中のダスト12は集塵極7にて
捕集され、ダスト除去がされた清浄な空気が電気集塵装
置1の出口側から排出される。
【0025】逆洗掃気配管20の空気取入口20aは幅
広の開口となって電気集塵装置1の内部に臨んでいる。
この空気取入口20aは、図1の例では、、送風機11
よりも下流側に配置されているが、ダスト除去後の清浄
な空気を取り入れることができる位置であれば、他の位
置に配置してもよい。例えば、送風機11よりも上流側
で且つ出口ダンパ5よりも下流側の位置に配置するよう
にしてもよい。
【0026】一方、逆洗掃気配管20の他端(出口側)
は複数(本例では4本)に分岐しており、各集塵通路3
内にそれぞれ配置した空気吹出ノズル21に接続されて
いる。
【0027】また、逆洗掃気配管20には、空気取入口
20aから空気吹出ノズル21に向かって順次、掃気フ
ァン22,加熱装置23及び空気弁24が介装されてい
る。
【0028】このうち掃気ファン22は、空気取入口2
0aから大量の清浄空気を取り入れ、取り入れた清浄空
気を圧縮して空気吹出ノズル21側に送給する。また加
熱装置23は電気ヒータ等で構成されており、送給され
る圧縮空気を加熱する。
【0029】更に、空気弁24は、各集塵通路3内にそ
れぞれ配置されており、各空気弁24の開閉制御は個別
に行うことができる。このため、各空気弁24の開閉制
御を個別に行うことにより、各集塵通路3内にそれぞれ
配置した空気吹出ノズル21のち、清浄空気を吹き出す
ものを選定することができる。
【0030】上述した本実施の形態にかかる電気集塵装
置1において、放電極6及び集塵極7に付着・堆積した
ダストを洗浄除去するには、まず、複数の集塵通路3の
うち、最初に洗浄する集塵通路3(図1の例では最上部
の集塵通路3)に備えた入口ダンパ4及び出口ダンパ5
を閉じる。この状態で、洗浄する集塵通路3内の自動弁
9を開放することにより、洗浄する集塵通路3内の水ス
プレーノズル8から当該集塵通路3内の放電極6及び集
塵極7に向けて加圧水を吹き付け、電極6,7に付着・
堆積したダスト14を除去する。
【0031】電極6,7に吹き付けられてダスト14を
含有する水は、排水機構(図示省略)を通って、電気集
塵装置1の外部に排出される。
【0032】上述した水洗浄が終了したら、洗浄する集
塵通路3(図1の例では最上部の集塵通路3)に備えた
空気弁24を開放する。このとき、当該集塵通路3のダ
ンパ4,5は閉じたままにしている。また、他の集塵通
路3内の空気弁24は閉じている。
【0033】洗浄する集塵通路3(図1の例では最上部
の集塵通路3)に備えた空気弁24を開放すると、圧縮
されて且つ加熱された清浄空気が、当該集塵通路3の空
気吹出ノズル21から吹き出されて電極6,7に吹きつ
けられ、水洗浄された電極6,7の電極表面が乾燥され
る。なお、ダンパ4,5を閉めていても僅かの隙間があ
るので、当該集塵通路3内に噴出された空気は、電極
6,7に吹き付けられた後、前記隙間から漏れ出る。
【0034】このように大量で且つ加熱された清浄空気
を、水洗浄された電極6,7に吹き付けるので、短時間
で電極乾燥ができる。しかも、ダストを含んでいない清
浄な空気を吹き付けるので、電極乾燥工程において、電
極6,7が汚れることはない。
【0035】上述した手法により、複数の集塵通路3の
うち1つのものを洗浄したら、他の集塵通路3の電極
6、7についても、同様に順次1ユニット毎に(各集塵
通路3毎に)洗浄していく。
【0036】なお、上記実施の形態では、加熱装置23
を逆洗掃気配管20に設けているが、加熱装置23を省
略することも可能である。
【0037】また、水配管10に切換弁を介装してお
き、電極の水洗浄をする際には、水スプレーノズル8に
水を供給し、電極の乾燥をする際には、前記切換弁を切
り換えて、掃気ファン22から送給される圧縮空気を水
スプレーノズル8に供給して、清浄な圧縮空気を水スプ
レーノズル8を介して電極6,7に吹き付けて電極乾燥
を行うようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、集塵
通路内に放電極及び集塵極が配置されており、前記集塵
通路の入口側には入口ダンパが設置されると共に前記集
塵通路の出口側には出口ダンパが設置されており、更
に、前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去する
際にこの放電極及び集塵極に向けて水を噴射する水噴射
手段が配置されると共に、前記集塵通路内に空気を通風
させる送風機を備えている電気集塵装置において、 前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去する
ために水が噴射された前記放電極及び集塵極に向けて、
前記電極及び集塵極を通過してきてダストが除去された
清浄な空気を噴出する逆洗掃気手段を備えた構成とした
り、 前記電極及び集塵極を通過してきてダストが除去され
た清浄な空気を加熱する空気加熱手段と、前記放電極及
び集塵極に付着したダストを除去するために水が噴射さ
れた前記放電極及び集塵極に向けて、前記加熱手段によ
り加熱された清浄な空気を噴出する逆洗掃気手段を備え
た構成としたり、 前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去する
ために水が噴射された前記放電極及び集塵極に向けて、
前記放電極及び集塵極を通過してきてダストが除去され
た清浄な空気を、前記水噴射手段を介して噴出する逆洗
掃気手段を備えた構成とした。
【0039】また本発明では、集塵通路内にそれぞれ放
電極及び集塵極が配置されており、前記集塵通路の入口
側には入口ダンパが設置されると共に前記集塵通路の出
口側には出口ダンパが設置され、更に、前記集塵通路内
に空気を通風させる送風機を備えている電気集塵装置に
おいて、前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去
する際に、前記入口ダンパ及び出口ダンパを閉じた状態
で、前記放電極及び集塵極に向けて水を噴射し、その
後、前記放電極及び集塵極を通過してきてダストが除去
された清浄な空気を、水が噴射された前記放電極及び集
塵極に向けて噴出して電極表面を乾燥させる構成とし
た。
【0040】上記構成としたため、本発明では、放電極
及び集塵極に付着・堆積したダストを水洗浄した後、電
気集塵装置の下流側の清浄空気が逆洗掃気手段により放
電極及び集塵極に吹き出される。このように、きれいな
空気を吹き付けるため、放電極及び集塵極表面が汚れる
ことはなく、しかも、水洗浄した電極に大量の空気を吹
き付けることができるので、放電極及び集塵極表面を乾
燥する時間が大幅に短縮される。
【0041】このように放電極及び集塵極を水洗浄した
後、電気集塵装置の下流側の清浄空気を必要により加熱
した後、放電極及び集塵極に吹出し、放電極及び集塵極
表面を乾燥するようにしたので、水洗浄後に送風機によ
る通風により放電極及び集塵極表面を乾燥する従来方式
と比べて、乾燥時間を大幅に短縮することができる。か
くて、電極のダスト除去作業をした後に、電気集塵装置
の運転を再開するまでに要する時間を短縮することが可
能となり、効率向上にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電気集塵装置を示
す構成図。
【図2】図1のII−II断面を示す断面図。
【図3】従来の電気集塵装置を示す構成図。
【図4】図3のIV−IV断面を示す断面図。
【符号の説明】
1 電気集塵装置 2 仕切板 3 集塵通路 4 入口ダンパ 5 出口ダンパ 6 放電極 7 集塵極 8 水スプレーノズル 9 自動弁 10 水配管 11 送風機 20 逆洗掃気配管 20a 空気取入口 21 空気吹出ノズル 22 掃気ファン 23 加熱装置 24 空気弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 好光 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 上田 泰稔 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (56)参考文献 特開 平10−15434(JP,A) 特開 平2−40247(JP,A) 特開 昭63−248460(JP,A) 特開 平9−276734(JP,A) 特開 平7−24359(JP,A) 実開 昭56−84051(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵通路内に放電極及び集塵極が配置さ
    れており、前記集塵通路の入口側には入口ダンパが設置
    されると共に前記集塵通路の出口側には出口ダンパが設
    置されており、更に、前記放電極及び集塵極に付着した
    ダストを除去する際にこの放電極及び集塵極に向けて水
    を噴射する水噴射手段が配置されると共に、前記集塵通
    路内に空気を通風させる送風機を備えている電気集塵装
    置において、 前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去するため
    に水が噴射された前記放電極及び集塵極に向けて、前記
    電極及び集塵極を通過してきてダストが除去された清浄
    な空気を噴出する逆洗掃気手段を備えたことを特徴とす
    る電気集塵装置。
  2. 【請求項2】 集塵通路内に放電極及び集塵極が配置さ
    れており、前記集塵通路の入口側には入口ダンパが設置
    されると共に前記集塵通路の出口側には出口ダンパが設
    置されており、更に、前記放電極及び集塵極に付着した
    ダストを除去する際にこの放電極及び集塵極に向けて水
    を噴射する水噴射手段が配置されると共に、前記集塵通
    路内に空気を通風させる送風機を備えている電気集塵装
    置において、 前記放電極及び集塵極を通過してきてダストが除去され
    た清浄な空気を加熱する空気加熱手段と、 前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去するため
    に水が噴射された前記放電極及び集塵極に向けて、前記
    加熱手段により加熱された清浄な空気を噴出する逆洗掃
    気手段を備えたことを特徴とする電気集塵装置。
  3. 【請求項3】 集塵通路内に放電極及び集塵極が配置さ
    れており、前記集塵通路の入口側には入口ダンパが設置
    されると共に前記集塵通路の出口側には出口ダンパが設
    置されており、更に、前記放電極及び集塵極に付着した
    ダストを除去する際にこの放電極及び集塵極に向けて水
    を噴射する水噴射手段が配置されると共に、前記集塵通
    路内に空気を通風させるための送風機を備えている電気
    集塵装置において、 前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去するため
    に水が噴射された前記放電極及び集塵極に向けて、前記
    放電極及び集塵極を通過してきてダストが除去された清
    浄な空気を、前記水噴射手段を介して噴出する逆洗掃気
    手段を備えたことを特徴とする電気集塵装置。
  4. 【請求項4】 集塵通路内に放電極及び集塵極が配置さ
    れており、前記集塵通路の入口側には入口ダンパが設置
    されると共に前記集塵通路の出口側には出口ダンパが設
    置されており、更に、前記集塵通路内に空気を通風させ
    る送風機を備えている電気集塵装置において、 前記放電極及び集塵極に付着したダストを除去する際
    に、前記入口ダンパ及び出口ダンパを閉じた状態で、前
    記放電極及び集塵極に向けて水を噴射し、その後、前記
    放電極及び集塵極を通過してきてダストが除去された清
    浄な空気を、水が噴射された前記放電極及び集塵極に向
    けて噴出して電極表面を乾燥させることを特徴とする電
    気集塵機の逆洗掃気方法。
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