JP3424568B2 - 電池ケース保持機構およびそれを搭載した電動車両 - Google Patents

電池ケース保持機構およびそれを搭載した電動車両

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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池ケース保持機構
およびそれを搭載した電動車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電池ケース保持機構は様々な機構
が考えられているがその一例を図11に示す。
【0003】図11において11は電池を収納した電池
ケースで、上部に電池を持ち運ぶための取っ手10が、
この場合は充電器としても使用されるので底部に制御回
路と接続するための端子7bを有している。側部には電
池ケースホルダに収納したときに抜けないように保持す
るロック爪8aが係合するための凹部8bと、ロック解
除を行うためのロック解除棒9を備えている。ロック解
除棒9は一方の先端部9aが凹部8bよりも僅かに小さ
い寸法となっており、バネBで上方に押しつけられなが
ら取っ手側に突出している先端部9bを押すことにより
先端部9aが凹部8bの中を自在に摺動するように配置
されている。
【0004】22は電池ケースホルダで、電池ケース収
納空間41とその内部に制御回路に接続した端子7a
と、バネAにより電池ケース収納空間41に向かって押
しつけられているロック爪8aが備えられている。
【0005】以上のような構成で、電池ケース11を電
池ケース収納空間41に挿入したときに、ロック爪8a
は電池ケース11の側面壁に押されて一度内部に押し込
まれ、さらに深く挿入することにより凹部8bと対向
し、バネAによって押し出されてロックがかかることに
なる。このとき同時に端子7Aと7Bが接続される。電
池ケース11を電池ケースホルダ22から外すときには
ロック解除棒9を押し込むことによりロック爪8aが中
に押し込まれてロックが解除され、その状態で取っ手を
上に引っ張ることで端子7aと7bの接続が外れて電池
ケース11を引き抜くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の電
池ケース保持機構においては、端子7aと7bの引き抜
き力が大きいときには電池ケース11を引き抜くときに
大きな力を必要とするという短所がある。一方、電動車
両に搭載される場合のように大きな振動に耐え、かつ大
きな電流を中継しなければならない場合には端子結合圧
力を高くし信頼性を確保するためにどうしても端子の引
き抜き力が大きなものとなる。このような場合電池ケー
スの電池ケースホルダへの着脱は女性や子供、老人や病
人等のように腕力の弱い人にとっては極めて困難な作業
となる。
【0007】本発明はこのような腕力の弱い人々が、振
動の大きな環境で使用することになる電動機器、例えば
電動車椅子や電動自転車その他の電動車両などに搭載さ
れて使用される電池ケース保持機構において、大きな端
子引き抜き力を必要とする場合でも小さな力で確実な着
脱を可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、電池ケース側面に桿部を回転自在に取り付
け、回転中心に対して一方を長寸、もう一方を短寸とし
て、短寸側に突出部を設け、電池ケースを電池ケースホ
ルダに挿入する際に桿部短寸側に設けた突出部が電池ケ
ースホルダに設けた突出部収納空間に進入し、桿部長寸
側を人手にて押し下げることで突出部と突出部収納空間
の間で梃子の原理による力を発生させて装着を行い、電
池ケースを充電器から外すときには桿部長寸側を引き上
げることで、桿部短寸側と突出部収納空間壁部との間で
梃子の原理による力を発生させて端子を引き抜く構成と
したものである。
【0009】これにより、振動の大きな環境で使用され
ても端子接続部に不具合を発生させることがなく、かつ
小さな力で容易に着脱が可能な電池ケース保持機構を得
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電池を内蔵した電池ケースと、前記電池ケースを収
納する電池ケースホルダとからなる電池ケース保持機構
であって、前記電池ケースは側面に回転自在に取り付け
られた桿部を有し、前記桿部は回転中心に対して一方の
側が長寸でもう一方の側が短寸となっており、かつ前記
回転中心近傍から短寸側は桿部厚みに対して少なくとも
どちらか一方に突出した突出部となっており、前記電池
ケースホルダは前記電池ケースを挿入する開口部を有す
る電池ケース収納空間と、前記電池ケースを挿入する際
に前記突出部を受け入れて案内・保持する突出部収納空
間とを有しており、前記突出部収納空間の入り口は電池
ケース挿入方向側が後退した形状で、かつ入り口を狭め
るような凸部を有しており、前記凸部の奥側は前記突出
部先端僅かな隙間をもって収納される突出部先端収納空
間となっている、前記突出部先端収納空間の奥側の壁は
突出部先端が収納された状態で桿部を回転させたと想定
したときの回転軌跡よりも内側となる形状の案内部Aと
なっており、更に前記案内部Aに連続して電池ケース挿
入方向側に傾斜した案内部Bが突出部収納空間入り口の
反電池ケース挿入側に向かって設けたものであり、桿部
短寸側に設けられた突出部と突出部収納空間の壁面とを
接触させて支点とし、桿部回転中心を作用点、桿部長寸
側を力点として梃子の原理による力を発生させるという
作用がある。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
池ケース保持機構であって、桿部の長寸側に設けた係止
部Aと、電池ケースまたは電池ケースホルダに設けた係
止部Bとが、電池ケースを電池ケースホルダに収納した
状態で係合するものであり、ロック状態で桿部が固定さ
れるためより確実に電池ケースを保持することができる
という作用を有する。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の電
池ケース保持機構であって、係止部A、Bがともに磁
石、または一方が磁石でもう一方が強磁性体の組み合わ
せからなるものであり、磁気吸引力により機械的に接触
しなくても係合することができるという作用を有する。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2記載の電
池ケース保持機構であって、係止部AおよびBが面ファ
スナーからなるものであり、簡単に取り付けることがで
き、必要に応じて強固な結合も可能であるという作用を
有する。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項2記載の電
池ケース保持機構であって、係止部A、Bがともに凸
部、または一方が凹部でもう一方が凸部の組み合わせか
らなるものであり、ほとんど費用をかけることなく実施
できるという作用を有する。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4、または5記載の電池ケース保持機構を搭載した
電動車両であり、堅牢で信頼性が高く、かつ小さな力で
容易に電池ケースの着脱が可能になるという作用を有す
る。
【0016】
【実施例】以下、実施例について図1から図10および
図12を用いて説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の一実施例によ
る電池ケース保持機構を示す斜視図を、図2から図5は
電池ケースを充電器に装着するときのそれぞれの構成要
素の動きを示す図を、図5から図10は電池ケースを充
電器から外すときのそれぞれの構成要素の動きを示す図
を示すものである。
【0018】図1において電池ケース1は電池を収納
し、底部に端子7bを有し、側面に桿部3を回転自在に
指示している。桿部3は回転中心3cに対して一方が長
寸でもう一方が短寸となっている。桿部3の長寸側3a
は先端部が電池ケース1の反対側側面に取り付けられた
もう一つの桿部3の長寸側先端部と連結して取っ手10
を形成している。桿部3の短寸側3bは回転中心3c近
傍から先端側に向かって突出部3dを有している。電池
ケースホルダ2は端子7aを底部に有する電池ケース収
納空間4を備えており、側面壁部には電池ケース1が挿
入されたときに突出部3dが進入することができる突出
部収納空間5が備えられている。
【0019】図2は電池ケース1を電池ケースホルダ2
へ挿入し始めたときの状態を示すものである。図2にお
いて5aは突出部収納空間入り口で後退した位置に設け
られた凸部A、5bは凸部A 5aに隣接して設けられ
た突出部先端収納空間、5cは突出部先端収納空間5b
に連続して設けられた案内部A、5dは案内部Aに連続
して設けられた案内部Bである。この状態ではまだ端子
の押し込みは行われておらず特に力を必要としない。
【0020】図3は図2の状態に対して電池ケース1を
電池ケースホルダ2へ更に挿入していったときの状態を
示すものである。端子7aと7bが接触し始めているの
でこれ以上挿入するには大きな力を必要とする。これに
対し、桿部3の長寸側3aを図のように押し下げて行く
ことで、突出部3dは凸部A 5aに接触して支点を形
成し、長寸側3aに小さな力Frを加えることにより回
転中心3cにはFrの(L1+L2)/L1倍の大きな
力Fsが発生する。これにより、大きな端子押し込み力
を必要とする場合でも容易に挿入して行くことができ
る。
【0021】図4は図3の状態に対して更に桿部3の長
寸側3aを押し下げていったときの状態を示す図であ
る。このときには電池ケースは底部の一部が電池ケース
ホルダ2の電池ケース収納部の底に接触して若干傾いた
状態になっているので、更に桿部3の長寸側3aを押し
下げていったときにはFsの水平方向分力により電池ケ
ース1は電池ケース収納空間の水平方向奥に向かって押
し込められる。この場合も小さな力Frは梃子の原理に
より(L1+L2)/L1倍に増幅され、その水平分力
Fsx=Fs*COSθが電池ケース1を水平方向に押
し込むことになる。
【0022】図5は図4の状態から更に桿部3の長寸側
3aを止まるまで押し下げていったときの状態を示す図
である。電池ケース1は正しい装着位置に納まり、端子
7a、7bはしっかりと接合している。また、突出部先
端3eは突出部先端収納空間にはまり込んでいる。この
状態で電池ケース1を上方に引っ張った場合、突出部先
端3eが突出部先端収納空間に当接しているため電池ケ
ース1は動くことはない。また電池ケース1を前方(図
面左方向)に向かって引き出そうとしたときには大きな
力Ftで引っ張った場合でも、梃子の作用により係止部
1a、3fの間にはFu=L1/(L1+L2)の小さ
な力しか発生しないので簡単な係止部でも十分に機能を
果たすことができる。このことは逆に、桿部3の長寸側
3aを小さな力Fuで引き上げたら電池ケース1には大
きな力Ftが働き、電池ケース1を容易に前方に引き出
すことができるということになる。この後更に桿部長寸
側3aを持ち上げていくと、突出部先端3eは案内部A
に沿って下方に移動して行くが、案内部Aは3cを中心
として桿部3を回転させたと想定したときの突出部先端
が描く軌跡6よりも内側となる形状となっているので突
出部先端3eは案内部Aを押すことになり、その反力で
3cは前方(図面左方向)に向かって押し出されていく
ことになる。この様子を図6、図7に示す。
【0023】図8は桿部長寸側3aを更に引き上げた状
態を示すもので、突出部先端3eは上方に向かって傾斜
しながら突出部収納空間5の入り口に向かって設けられ
た案内部Bに接しており、更に突出部の回転中心近傍が
凸部A 5aの入り口側の面に接することにより内側
(図面右側)に向かって力が加わっても動かないように
なっているので、桿部長寸側3aを更に時計方向に動か
すことにより電池ケース1は上方に引き上げられていく
ことになる。この様子を図9から図10に示す。
【0024】以上のようにして、端子の押し込み、引き
抜き強度が大きい場合でも、電池ケース1の電池ケース
ホルダ2への脱着が容易に行われることができる。
【0025】なお、本実施例の場合は、桿部長寸側の係
止部Aおよび電池ケース側の係止部Bをどちらも凸部と
し、電池ケースが電池ケースホルダに装着された状態で
は、戻ろうとする桿部長寸側の係止部Aが係止部Bに当
たってそれ以上戻らないようにしているが、係止部Aと
係止部Bを異極の磁石とし吸引力によって保持しても同
様の効果を得ることができる。また、係止部Aと係止部
Bを同極として、反発力を利用して係止部Aが脱落側に
動くのを防止しても良いし、取っ手部分と電池ケース前
面のどちらかに磁石を取り付けてもう一方は強磁性体で
ある鉄板などを取り付けることでも同様の効果が得られ
る。あるいは、取っ手部分とそれに対応する電池ケース
前面に面ファスナーを取り付けて押圧することでも桿部
の戻りを防止することは可能である。
【0026】(実施例2)図12は本発明のもう一つの
実施例による電池ケース保持機構を搭載した電動車椅子
の斜視図を示す。
【0027】図12において1は電池ケースで2は電池
ケースホルダである。2aは充電器である。電池ケース
ホルダ2は電動車椅子本体に固定して搭載されており、
電池ケース1が保持された状態になっている。通常は図
のように電動車椅子に電池ケースおよび電池ケースホル
ダを搭載したまま走行、充電を行うが充電時間中は車椅
子を使用することができないと云う不便があるので、電
池ケースを別に用意して別の充電器で充電したものを差
し替えて使用するということが行われる。このような場
合には電池ケース1の電池ケースホルダおよび充電器へ
の着脱は頻繁に行われることになり、本願発明の電池ケ
ース保持機構を電池ケースホルダおよび充電器の双方へ
搭載することにより操作者の負担を大幅に軽減すること
ができるものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば梃子の原理を応用して、桿部長寸側を少ない力で動か
すことで、桿部短寸側に大きな力を発生させて電池ケー
スを電池ケースホルダに押し込むようにしたので、押し
込み、引き抜き力が大きな端子を使用している場合でも
容易に電池ケースの装着ができる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、電池
ケースを電池ケースホルダに装着した状態で、桿部長寸
側と電池ケースまたは電池ケースホルダとの間で係止部
を設けたのでより確実に電池ケースを保持することがで
きる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、桿部長寸側
と電池ケースまたは電池ケースホルダとの間の係合を磁
石を用いて行うので、結合部を機械的にこすれ合うこと
がない耐久性の高いものとすることができる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、桿部長寸側
と電池ケースまたは電池ケースホルダとの間の結合を面
ファスナーを用いて行うことにより、結合力の大きな係
合を行うことができる。
【0032】請求項5記載の発明によれば、桿部長寸側
と電池ケースまたは電池ケースホルダとの間の係合を凹
凸を用いて行うので、係合部を容易に作り出すことがで
きるので安価に製品を作ることができる。
【0033】請求項6記載の発明によれば、本発明の電
池ケース保持機構を電動車椅子などの電動車両に搭載す
ることで、操作者に負担をかけずかつ信頼性が高い電動
車両の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電池ケース保持機構を
示す斜視図
【図2】電池ケースを電池ケースホルダへ挿入し始めた
ときの状態を示す図
【図3】電池ケースを電池ケースホルダへ更に挿入して
いったときの状態を示す図
【図4】更に桿部の長寸側を押し下げていったときの状
態を示す図
【図5】更に桿部の長寸側を止まるまで押し下げていっ
たときの状態を示す図
【図6】桿部の長寸側を引き上げ始めた状態を示す図
【図7】桿部の長寸側を更に引き上げた状態を示す図
【図8】桿部の長寸側を更に引き上げた状態を示す図
【図9】桿部の長寸側を更に引き上げた状態を示す図
【図10】電池ケースの電池ケースホルダから離脱した
状態を示す図
【図11】従来の電池ケース保持機構を示す断面図
【図12】本発明の他の実施例による電動車両を示す図
【符号の説明】
1 電池ケース 1a 係止部B 2 電池ケースホルダ 3 桿部 3a 桿部の長寸側 3b 桿部の短寸側 3c 桿部の回転中心 3d 突出部 3e 突出部先端 3f 係止部A 4 電池ケース収納空間 5 突出部収納空間 5a 凸部A 5b 突出部先端収納空間 5c 案内部 5d 案内部 6 突起部先端の想定回転軌跡 7a,7b 端子 8a ロック爪 8b 凹部 9 ロック解除棒 10 取っ手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 康司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−11759(JP,A) 特開 平11−129960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を内蔵した電池ケースと、前記電池
    ケースを収納する電池ケースホルダとからなる電池ケー
    ス保持機構であって、 前記電池ケースは側面に回転自在に取り付けられた桿部
    を有し、前記桿部は回転中心に対して一方の側が長寸で
    もう一方の側が短寸となっており、かつ前記回転中心近
    傍から短寸側は桿部厚みに対して少なくともどちらか一
    方に突出した突出部となっており、 前記電池ケースホルダは前記電池ケースを挿入する開口
    部を有する電池ケース収納空間と、前記電池ケースを挿
    入する際に前記突出部を受け入れて案内・保持する突出
    部収納空間とを有しており、 前記突出部収納空間の入り口は電池ケース挿入方向側が
    後退した形状で、かつ入り口を狭めるような凸部Aを有
    しており、前記凸部の奥側は前記突出部先端が僅かな隙
    間をもって収納される突出部先端収納空間となってい
    る、 前記突出部先端収納空間の奥側の壁は突出部先端が収納
    された状態で桿部を回転させたと想定したときの回転軌
    跡よりも内側となる形状の案内部Aとなっており、更に
    前記案内部Aに連続して電池ケース挿入方向側に傾斜し
    た案内部Bが突出部収納空間入り口の反電池ケース挿入
    側に向かって設けられるとともに、 前記電池ケースの前記電池ケースホルダへの着脱にあた
    り、前記桿部短寸側に設けられた突出部と前記突出部収
    納空間の壁面とを接触させて支点とする ことを特徴とす
    る電池ケース保持機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電池ケース保持機構であ
    って、桿部の長寸側に設けた係止部Aと、電池ケースま
    たは電池ケースホルダに設けた係止部Bとが、電池ケー
    スを電池ケースホルダに収納した状態で係合することを
    特徴とする電池ケース保持機構。
  3. 【請求項3】 係止部A、Bがともに磁石、または一方
    が磁石でもう一方が強磁性体の組み合わせからなること
    を特徴とする請求項2記載の電池ケース保持機構。
  4. 【請求項4】 係止部AおよびBが面ファスナーからな
    ることを特徴とする請求項2記載の電池ケース保持機
    構。
  5. 【請求項5】 係止部A、Bがともに凸部、または一方
    が凹部でもう一方が凸部の組み合わせからなることを特
    徴とする請求項2記載の電池ケース保持機構。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の電
    池ケース保持機構を搭載した電動車両。
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