JPH08250226A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH08250226A
JPH08250226A JP8187995A JP8187995A JPH08250226A JP H08250226 A JPH08250226 A JP H08250226A JP 8187995 A JP8187995 A JP 8187995A JP 8187995 A JP8187995 A JP 8187995A JP H08250226 A JPH08250226 A JP H08250226A
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JP
Japan
Prior art keywords
short
housings
arm
contact
fitting
Prior art date
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Application number
JP8187995A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsuji
健司 辻
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極数の多少に拘らず略一定の嵌合力で両ハ
ウジングを嵌合できるようにする。 【構成】 雌ハウジング11に収容された2個の雌形端
子金具15の間には、撓み変形可能な短絡端子18が装
着され、両雌形端子金具15と接触して短絡状態に保持
している。相手の雄ハウジング12には弾性的に傾動変
位可能なロックアーム36が設けられ、突起38が係止
部41を乗り越えてその後面に係止することで両ハウジ
ング11、12が嵌合状態に保持されるようになってい
る。短絡端子18の上方には、撓み変形可能な中間アー
ム46が設けられている。ロックアーム36を傾動変位
させつつ両ハウジング11、12が嵌合され、突起38
が係止部41を乗り越えて元姿勢に復帰すると、突起3
8で押されて中間アーム46が下方に撓み、さらに短絡
端子18が下方に撓んで短絡状態が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば短絡機能付きコ
ネクタのように、端子金具に対して接触または非接触状
態にある可撓電極を両ハウジングの嵌合に伴って反対の
状態に切り換える機能を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のエアバッグの駆動回路
等の重要な回路に使用されるコネクタでは、雌雄のコネ
クタハウジングの開放時において、外部の電磁波や静電
気の影響を受けて回路が誤動作を起こさないように、短
絡機能付きのコネクタが用いられる。
【0003】従来この種の短絡機能付きのコネクタとし
ては、図7、8に示すものが知られている。このもの
は、エアバッグユニット等の機器側に接続される雌ハウ
ジング1と、衝撃センサ等の信号側に接続される雄ハウ
ジング2とを備えている。雌ハウジング1内には、複数
の雌形端子金具3が収容されるとともに、撓み変形可能
な短絡端子4が装着されており、図7に示すように、雄
ハウジング2との間の嵌合が解除されて開放されている
場合には、短絡端子4が隣り合う雌形端子金具3の間に
わたって弾性的に接触して雌形端子金具3間を短絡状態
に保持し、これにより機器側に不用意に電流が流れて誤
動作を起こすのを防止している。
【0004】一方、雄ハウジング2には、雌形端子金具
3に接続される雄形端子金具5が収容されるとともに、
上記の短絡端子4と雌形端子金具3との間に進入可能な
絶縁性のリブ6が設けられている。すなわち両ハウジン
グ1、2が正規に嵌合されると、図8に示すように、リ
ブ6が短絡端子4を撓み変形させつつ雌形端子金具3と
の間に割って入ることで短絡状態を解除し、併せて雌雄
の端子金具3、5同士が接続されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、短絡状
態を解除する部分の構造が、雄ハウジング2に設けられ
たリブ6を短絡端子4と雌形端子金具3の間に割って進
入させるようになっており、すなわち短絡端子4のばね
力がそのままハウジングの嵌合力に影響するため、電極
数に応じて嵌合力が変化して一定の嵌合フィーリングが
得られず、特に電極数が多くなると嵌合力が上がって、
作業性が悪くなる欠点があった。
【0006】本発明は主にこのような事情に基づいて完
成されたものであって、電極数の多少に拘らず略一定の
嵌合力で両コネクタハウジングを嵌合できるようにする
ことを目的とするものである。
【0007】請求項2の発明は、上記の目的に加え、可
撓電極を撓み変位させるのに要する力を効率良く得るこ
とを目的とする。請求項3の発明は、上記の目的に加
え、コネクタハウジングの嵌合力をより軽減することを
目的とする。請求項4の発明は、上記の目的に加え、端
子金具と可撓電極の接触面を良好な接触状態に保持する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタハウジングを備え、一方のコネクタハウ
ジングには、そのコネクタハウジングに装着された端子
金具と接触する位置と非接触となる位置との間で撓み変
位可能な可撓電極が設けられ、相手のコネクタハウジン
グとの嵌合に伴って前記可撓電極を接触位置と非接触位
置との間で撓み変位させるようにしたコネクタにおい
て、いずれか一方のコネクタハウジングには撓み変位可
能な駆動アームが設けられるとともに、相手のコネクタ
ハウジングには前記駆動アームと係合することでその駆
動アームを傾動変位させる係合部が設けられており、前
記駆動アームと前記可撓電極との間に、その駆動アーム
の傾動動作に連動して前記可撓電極を変位させる電極駆
動機構が構成されているところに特徴を有する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記駆動アームは前記係合部を乗り越えつつ元形に
復帰可能に傾動変位するようになっており、前記可撓電
極は前記駆動アームの復帰動作に連動して変位可能とな
っている構成としたところに特徴を有する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記駆動アームと前記可撓電極との
間に、前記駆動アームの傾動変位を受けることで撓み変
位が可能な中間アームが介在されている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0011】請求項4の発明は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3の発明において、前記可撓電極は、前記端
子金具における略垂直な側面上を摺接しつつ撓み変位可
能となっている構成としたところに特徴を有する。
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、両コネクタハウジ
ングを嵌合させると、駆動アームが相手の係合部と係合
することで傾動変位し、その傾動変位に連動して可撓電
極が接触位置から非接触位置、あるいは非接触位置から
接触位置へと撓み変位する。
【0013】請求項2の発明においては、駆動アームが
係合部を乗り越えて元形に復帰動作する際の力によって
可撓電極が撓み変位する。請求項3の発明においては、
駆動アームの傾動変位を受けて中間アームが撓み変位
し、それにより可撓電極が撓み変位する。請求項4の発
明においては、可撓電極は端子金具の略垂直な側面上を
摺接しつつ接触位置と非接触位置との間で撓み変位す
る。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、駆動アームの
傾動変位に連動して可撓電極を撓み変位させるようにな
っているから、可撓電極のばね力が直接には両コネクタ
ハウジングの嵌合力に影響せず、すなわち両コネクタハ
ウジングを嵌合するに際して、その駆動アームを傾動さ
せる力は要するものの、その力は電極の多少に拘らず略
一定にでき、嵌合フィーリングが一定に保てて能率良く
嵌合作業を行うことができる効果がある。
【0015】請求項2の発明によれば、上記の効果に加
え、駆動アームの復帰動作により可撓電極を撓ませるよ
うにしたから、可撓電極のばね力とは無関係に一定の嵌
合力にでき、嵌合力自体も低減することが可能となる効
果がある。
【0016】請求項3の発明によれば、上記の効果に加
え、中間アームを介在させたことにより駆動アーム自体
の傾動量を小さく抑えることができ、ひいては嵌合力を
低減することが可能となる。
【0017】請求項4の発明によれば、上記の効果に加
え、側面対向形式としたことにより接触面にごみ等が付
着しにくくなり、また、可撓電極が端子金具上を摺接す
ることでワイピング作用が得られて酸化皮膜等が除去で
き、接触面を良好な接触状態にできる効果が得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を短絡機能付きのコネクタに適
用した一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。本
実施例のコネクタは、図1に示すように、互いに嵌合さ
れる雌雄のコネクタハウジング11、12(以下、雌ハ
ウジング11および雄ハウジング12という)を備えて
いる。なお、それぞれのハウジング11、12におい
て、互いの嵌合面となる側を前方と呼ぶ。
【0019】雌ハウジング11は合成樹脂材により一体
成形され、外形略直方体をなす本体部13を有してい
る。その本体部13内には2個のキャビティ14が横方
向(紙面の表裏方向)に並んで形成されており、各キャ
ビティ14内にそれぞれ雌形端子金具15が後方から挿
入されて、キャビティ14の底面に設けられたランス1
6で係止されることにより、抜け止め状態で収容される
ようになっている。
【0020】両キャビティ14の間の位置には、上記し
た両雌形端子金具15間を短絡状態に保持するための短
絡端子18が収容されている。この短絡端子18は、図
2に示すように、金属板をプレス成形することによっ
て、細長い撓み片19の先端に接触部20が設けられた
形状に形成されている。この接触部20は、正面伏コ字
形なす本体の両側板の下端がそれぞれ外方に向けて直角
曲げされ、さらに上方に向けて折り返されることで一対
の接触片21が形成されている。各接触片21の外面に
は、図6(A)に示すように、左右の雌形端子金具15
の内側の側面と接触可能な接点22が形成されている。
この短絡端子18の撓み片19の基端部には係止爪23
が形成されている。
【0021】そしてこの短絡端子18は、撓み片19の
基端部が雌ハウジング11の奥壁に形成された挿入溝2
5に挿入され、係止爪23が挿入溝25の天井面に形成
された係止孔26に係止されることで、前方に向けて水
平姿勢で突出した片持ち梁状に支持されるようになって
いる。このとき、図6(A)に示すように、短絡端子1
8の接触部20が両雌形端子金具15の間に位置して、
両接点22が対応する雌形端子金具15の側面に弾性的
に接触可能となっている。このときの短絡端子18の位
置が接触位置となる。また、この短絡端子18は、同図
(B)に示すように、接点22が雌形端子金具15の下
方に位置するように撓み変形可能であって、そのとき両
雌形端子金具15とは非接触状態となり、その位置が非
接触位置となる。
【0022】再び図1において、雄ハウジング12は同
じく合成樹脂材により一体成形され、本体部28の前面
に雌ハウジング11の外周側に略緊密に嵌合される角形
の嵌合筒部29を設けた形状に形成されている。本体部
28内には、2個のキャビティ31が雌ハウジング11
のキャビティ14と対応して横方向に並んで形成されて
いる。各キャビティ31内には雄形端子金具32が後方
から挿入され、同じくランス33で係止されることによ
り、タブ34を嵌合筒部29内に突出させた状態で抜け
止め状態で収容されるようになっている。
【0023】この雄ハウジング12の本体部28から嵌
合筒部29にわたる上面側には、両キャビティ31の間
に位置してロックアーム36が設けられている。このロ
ックアーム36は、両ハウジング11、12を嵌合状態
にロックする機能に加えて、詳しくは後記するように、
上記した短絡端子18を接触位置から非接触位置に駆動
するための機能を有するものである。このロックアーム
36は、その長さ方向の略中央部に設けられた支点部3
7を中心として傾動可能となっている。ロックアーム3
6の先端部の下面にはロック用の突起38が形成されて
おり、その突起38の前面には、下端側が次第に奥側に
引っ込むように傾斜した当接面39が形成されている。
【0024】一方の雌ハウジング11の前端部には、上
記したロックアーム36の位置と対応して係止部41が
設けられている。係止部41の前面には、ロックアーム
36の突起38の当接面39と対応して傾斜したガイド
面42が形成されている。すなわち、両ハウジング1
1、12が嵌合されると、ロックアーム36の突起38
の当接面39が係止部41のガイド面42に当たり、ガ
イド面42で案内されてロックアーム36が図1の反時
計回り方向に傾動しつつ突起38が係止部41に乗り上
げ、突起38が係止部41を乗り越えたところでロック
アーム36が復元弾性力で同図の時計回り方向に傾動し
て、突起38が係止部41の後面に係止することで両方
ハウジング11、12が嵌合状態に保持されるようにな
っている。なお、ロックアーム36の後端にはロック解
除用の操作部44が設けられており、その操作部44を
押圧することによりロックアーム36を支点部37を中
心に図1の反時計回り方向に強制的に傾動させて、ロッ
クを解除し得るようになっている。
【0025】雌ハウジング11の係止部41の後方側に
は、ロックアーム36の傾動動作を受けて上記した短絡
端子18を傾動変位させる中間アーム46が設けられて
いる。この中間アーム46は、雌ハウジング11の後端
側から前方に延出して片持ち梁状に形成され、その先端
が下方に向けて撓み変形可能となっている。中間アーム
46の先端は係止部41のすぐ後方の位置まで達してお
り、その下面には押圧部47が形成され、接触位置にあ
る短絡端子18の接触部20の直上位置に位置してい
る。
【0026】本実施例は上記のような構造であって、続
いてその作動を説明する。図1に示すように、メンテナ
ンス等を行うに際して両ハウジング11、12の嵌合が
外されている場合は、雌ハウジング11に設けられた短
絡端子18が接触位置にあって、図6(A)に示すよう
に、左右の接点22がそれぞれ対応する雌形端子金具1
5の側面と接触し、両雌形端子金具15が短絡状態に保
持される。これにより、雌ハウジング11に接続された
機器側に不用意に電流が流れて誤動作を起こすのが防止
される。
【0027】両ハウジング11、12を嵌合すると、ま
ず図3に示すように、雄ハウジング12に設けられたロ
ックアーム36の突起38の当接面39が雌ハウジング
11の係止部41のガイド面42に当たる。引き続いて
雌ハウジング11を押し込むと、図4に示すように、ロ
ックアーム36が反時計回り方向に傾動しつつ突起38
がガイド面42に沿って係止部41に乗り上げる。さら
に押し込まれて突起38が係止部41を乗り越えると、
図5に示すように、ロックアーム36が復元弾性力で同
図の時計回り方向に傾動して元形に復帰し、突起38が
係止部41の後面に係止することで両ハウジング11、
12が嵌合状態に保持される。
【0028】そのときのロックアーム36の復帰動作に
伴って、突起38が中間アーム46の先端を押して下方
に撓ませ、さらにその中間アーム46の押圧部47が短
絡端子18の接触部20を押すことで、短絡端子18を
図6(B)に示す非接触位置に撓ませて両雌形端子金具
15から離間させ、それにより両雌形端子金具15間の
短絡状態が解除される。それとともに、両雄形端子金具
32のタブ34が対応する雌形端子金具15内に進入し
て正規に電気接続される。
【0029】メンテナンス等に際して両ハウジング1
1、12の嵌合を外す場合は、図5の状態からロックア
ーム36の後端の操作部44を押圧して、ロックアーム
36を反時計回り方向に傾動させてロックを解除したの
ち、両ハウジング11、12を引き離す。上記のように
ロックアーム36が反時計回り方向に傾動されると、突
起38が上方に逃げることで中間アーム46が復元弾性
力で元の水平姿勢に復動し、さらに中間アーム46の復
動に伴い押圧部47が上方に逃げることで、短絡端子1
8が復元弾性力で元姿勢に復動する。それにより、図6
(A)に示すように、短絡端子18の接触部20が両雌
形端子金具15の間に進入し、左右の接点22が各雌形
端子金具15の対応する側面に接触して、両雌形端子金
具15が短絡状態とされる。
【0030】以上説明したように本実施例によれば、両
ハウジング11、12をロックアーム36を撓み変形さ
せつつ嵌合し、完全嵌合された場合のロックアーム36
の元形への復帰動作に連動して短絡端子18を撓み変形
させるようになっているから、短絡端子18のばね力が
直接には両ハウジング11、12の嵌合力に影響しな
い。したがって、両ハウジング11、12を嵌合する場
合に、ロックアーム36を傾動させる力は要するもの
の、一定の力で嵌合作業を行うことができる。
【0031】また、中間アーム46を介して短絡端子1
8を撓み変形させるようにしたから、ロックアーム36
の傾動量が少なくて済み、すなわちロックアーム36が
係止部41を乗り越える量が少なくて済むから、それだ
け嵌合力を低減することが可能になる。
【0032】さらに、短絡端子18と雌形端子金具15
とは側面対向形式としたから、雌形端子金具15の接触
面にごみ等が付着しにくくなり、また、短絡端子18が
接触位置と非接触位置との間で移動する際に、接点22
が雌形端子金具15の側面上を摺接するから、いわゆる
ワイピング効果が得られて酸化皮膜等が除去でき、接触
面を良好な接触状態にすることができる。
【0033】また、両ハウジング11、12を嵌合状態
にロックするのに機能するロックアーム36を短絡端子
18の駆動アームに兼用したから、ハウジング自体の構
造を簡単にまとめることが可能となる。
【0034】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0035】(1)短絡端子の駆動用のアームはロック
アームとは別に設けられていても良く、また、雌ハウジ
ング側に設けられていても良い。 (2)上記実施例では、アームが係止部を乗り越えた後
の復帰動作に連動して短絡端子を駆動させるようにした
が、アームが係合部等に乗り上げる動作を利用して短絡
端子を駆動するようにしても良い。
【0036】(3)上記実施例では電極数が2極の場合
を例示したが、3極以上のものにも同様に適用すること
ができる。 (4)また本発明は、短絡機能付きのコネクタに限ら
ず、例えば、常には可撓電極が端子金具と非接触状態に
あり、両ハウジングの嵌合に伴って可撓電極を端子金具
に接触させるようにしたコネクタにも適用することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の両ハウジングが非嵌合状態
にある場合の断面図である。
【図2】短絡端子の斜視図である。
【図3】両ハウジングの嵌合動作の初期の状態を示す断
面図である。
【図4】その嵌合途中の状態の断面図である。
【図5】完全嵌合された状態の断面図である。
【図6】短絡端子と雌形端子金具の接触と非接触の状態
を示す概略正面図である。
【図7】従来例における両ハウジングの非嵌合状態の断
面図である。
【図8】その嵌合状態の断面図である。
【符号の説明】
11…雌ハウジング 12…雄ハウジング 15…雌形端子金具 18…短絡端子(可撓電極) 22…接点 36…ロックアーム(駆動アーム) 38…突起 41…係止部(係合部) 46…中間アーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングを備え、一方のコネクタハウジングには、そのコネ
    クタハウジングに装着された端子金具と接触する位置と
    非接触となる位置との間で撓み変位可能な可撓電極が設
    けられ、相手のコネクタハウジングとの嵌合に伴って前
    記可撓電極を接触位置と非接触位置との間で撓み変位さ
    せるようにしたコネクタにおいて、 いずれか一方のコネクタハウジングには撓み変位可能な
    駆動アームが設けられるとともに、相手のコネクタハウ
    ジングには前記駆動アームと係合することでその駆動ア
    ームを傾動変位させる係合部が設けられており、前記駆
    動アームと前記可撓電極との間に、その駆動アームの傾
    動動作に連動して前記可撓電極を変位させる電極駆動機
    構が構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記駆動アームは前記係合部を乗り越え
    つつ元形に復帰可能に傾動変位するようになっており、
    前記可撓電極は前記駆動アームの復帰動作に連動して変
    位可能となっていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 前記駆動アームと前記可撓電極との間
    に、前記駆動アームの傾動変位を受けることで撓み変位
    が可能な中間アームが介在されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記可撓電極は、前記端子金具における
    略垂直な側面上を摺接しつつ撓み変位可能となっている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記
    載のコネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007012614A (ja) * 2005-06-27 2007-01-18 Samsung Electronics Co Ltd コネクタ及びこれを備えたハードディスクドライブ
JP2008235040A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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JP2007012614A (ja) * 2005-06-27 2007-01-18 Samsung Electronics Co Ltd コネクタ及びこれを備えたハードディスクドライブ
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