JP4231600B2 - リサイクル型マグネットキャッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マグネットキャッチ、詳しくは、マグネットの吸着力によって扉などの相手方部材を閉位置又は開位置といった所定位置に保持させるためのマグネットキャッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のマグネットキャッチが実公平3−15735号公報によって提案されている。図5にはこの公報に記載されているマグネットキャッチと類似する構造を持つ従来のマグネットキャッチAを箱形ホルダーBに取り付けた状態を概略斜視図で示してある。また、図6にはこのマグネットキャッチAを断面図で示してあり、図7にはこのマグネットキャッチAに用いられているマグネットユニット3を斜視図で示してある。
【0003】
図6のように、マグネットキャッチAは、後部が開放されている矩形箱形の筐体1を有し、その筐体1に合成樹脂成形体でなるばね材2が収容されている。ばね材2は、図6において上方へ張り出した形状の湾曲部21と、その湾曲部21に対し屈曲した形でその湾曲部21の長手方向両端部のそれぞれに連設されている一対のアーム部22,22と、それらのアーム部22,22に突出状に設けられた係合部23,23とを備えている。また、図7のように、マグネットユニット3は、矩形のマグネット31の両面のそれぞれに継鉄板32,32を吸着させてなり、それぞれの継鉄板32,32には、2つずつの吸着部33,33が突出した形に形成されている。
【0004】
そして、筐体1に収容されたマグネットユニットの4つの吸着部33…が、筐体1の前板11の4箇所に開設された各開口11a…に個別に挿入されている。また、筐体1に収容されたばね材2の一対の係合部23,23が、筐体1の相対向している一対の側板12,12のそれぞれに開設されている開口13,13から突出されてそれらの開口13,13の口縁に係止されていると共に、ばね材2の湾曲部21がマグネットユニット3の背面に弾接してそのマグネットユニット3を図6において上方に向けて付勢しており、この付勢によって4つの各吸着部33が、筐体1の前板11の4箇所の開口11a…から少し突出した状態に保持されている。なお、ばね材2の一対のアーム部22,22はマグネットユニット3を挟む両側部分に配備されている。
【0005】
さらに、開口13,13から突出している上記係合部23,23と、筐体1の前板11に具備されて外側へ張り出した鍔部14とによって、当該マグネットキャッチの取付孔の孔縁部を挟持することができるようになっている。図6には、符号41で示した取付孔の孔縁部42を、上記係合部23,23と上記鍔部14とによって挟持させた状態を示してある。
【0006】
以上説明したマグネットキャッチAを取付孔41に取り付けるときには、図6に示した取付孔41に矢印a方向から筐体1を差し込むことによって、アーム部22,22のばね性により係合部23,23が取付孔41の孔縁部42を乗り越えるようにすると、同図のように、取付孔41の孔縁部42を係合部23,23と鍔部14とが挟持してマグネットキャッチAが取付孔41に取り付けられる。
【0007】
また、相手方部材(不図示)が吸着部33…に吸着されると、その相手方部材がその位置に保持される。さらに、相手方部材が吸着部33に吸着するときの衝撃は、マグネットユニット3がばね材2の湾曲部21をそのばね性に抗して変形させながら後退することによって緩和される。
【0008】
上記したようなマグネットキャッチAは、そのマグネットキャッチAを取り付けてある器物が損壊したり耐用性が損なわれたりした場合に、その器物から取り外してリサイクルに供することが有益であり、その場合には、マグネットキャッチAを構成している筐体1、マグネット31、継鉄板32、ばね材2といった数個の部品を分解してそれらを個別にリサイクルに供する必要が生じることもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のマグネットキャッチAは、図6に矢印aで示したように取付孔41の外側からその取付孔41に筐体1を差し込み、筐体1の前板11の鍔部14とばね材2の係合部23とによって取付孔41の孔縁部42を挟持させることによって取付孔41に取り付けられるので、このマグネットキャッチAを破壊せずに取付孔41から取り外すときには、図8に断面図で示した取外し手順説明図のように、係合部23を筐体1の側板部12の開口13の内側へ押し込んだ状態を維持したまま、矢印bのように筐体1を取付孔41から外側へ抜き出すことが必要になる。
【0010】
ところが、取付孔41が図5に示した箱形ホルダーBに形成されていて、箱形ホルダーBに取り付けられたマグネットキャッチAの筐体1がその箱形ホルダーBに収容されているようなときには、箱形ホルダーBを壊さない限り、図8で説明した係合部23を開口13の内側へ押し込むという作業を行うことが不可能である。このことから、上記した従来のマグネットキャッチAは、その取付部分から損傷なく取り外してマグネットキャッチA自体をリサイクルに供したり、取り外したマグネットキャッチAを分解してマグネットユニット3などの構成部品をリサイクルに供したりすることに困難があった。
【0011】
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、上記した構成の従来のマグネットキャッチAであっても、きわめて簡単な対策を講じるだけで取付部分から壊さずに簡単に取り外すことが可能になり、しかも、その取外し作業をきわめて短い時間で誰もが容易に行うことができるようにすることを目的とする。
【0012】
また、本発明は、マグネットキャッチ自体、あるいはマグネットキャッチの構成部品をリサイクルに供しやすくすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
図面を参照して本発明のリサイクル型マグネットキャッチを説明する。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図例に限定する意図ではない。
【0014】
本発明は、マグネット31に継鉄板32を吸着させたマグネットユニット3を収容した筐体1に、湾曲部21とその湾曲部21に連設されたアーム部22とを有するばね材2が収容され、上記アーム部22に設けられた係合部23が上記筐体1の側板部12に開設された開口13から突出されてその開口13の口縁に係止されていると共に、上記湾曲部21が上記マグネットユニット3を付勢して上記継鉄板32に設けられた吸着部33が上記筐体1の前板11に開設されている開口11aから突出され、上記係合部23と上記前板11に具備されて外側へ張り出した鍔部14とによって当該マグネットキャッチの取付孔41の孔縁部42を挟持することができるようになっているマグネットキャッチAを対象としている。このようなマグネットキャッチには、図5〜図8で説明したマグネットキャッチAが含まれる。そのため、このマグネットキャッチAを取付孔41に取り付けるときには、図6で説明したように、取付孔41の外側からその取付孔41に筐体1を差し込み、鍔部14と係合部23とによって取付孔41の孔縁部42を挟持させるという簡単な作業を行うだけでよい。したがって、取付孔41が図5で示したような箱形ホルダーBに形成されている場合にも、その箱形ホルダーBにマグネットキャッチAを容易にしかも短時間で取り付けることが可能である。
【0015】
本発明では、筐体1の前板11に差込み孔5が上記マグネットユニット3のマグネット31の前面の中央位置に臨んで開設されている。この差込み孔5は、筐体1に収容されているマグネットユニット3を押して上記ばね材2の湾曲部21をそのばね性に抗して変形させることにより上記アーム部22,22を介して上記係合部23,23を上記側板部12の開口13,13の内側へ後退させるためのユニット押圧治具Cを差し込むために設けられる孔であり、そのユニット押圧治具Cを差し込むことのできる大きさを有している。本発明は、該差込み孔5から差込んだユニット押圧治具Cで上記マグネットユニット3の前面中央位置を押すことにより上記ばね材2の湾曲部21をそのばね性に抗して変形させ、該湾曲部21の変形により上記アーム部22,22が内方に向かって傾動して上記係合部23,23が上記開口13,13の内側へ後退するように構成したことを特徴としている。
【0016】
この発明のようにマグネットキャッチAにおいて、差込み孔5に差し込んだユニット押圧治具Cでばね材2の湾曲部21をそのばね性に抗して変形させると、その変形量によっては、アーム部22,22が内方に向かって傾動し、そのようなアーム部22,22の傾動によって係合部23,23が開口13,13の内側へ後退する。こうして係合部23,23が開口13,13の内側へ後退すると、その係合部23,23が取付孔41の孔縁部42から外れるので、筐体1を取付孔41の外側へ抜き出すことが可能になる。したがって、この発明によると、取付孔41にマグネットキャッチAを取り付けた側からの作業によって、取付孔41に取り付けられているマグネットキャッチAを取り外すことができるようになる。このため、マグネットキャッチAが図5に示したような箱形ホルダーBに取り付けられているような場合であっても、容易にしかも短時間でマグネットキャッチAを壊さずに取り外すことができるようになる。
【0017】
また、取付孔41から取り外されたマグネットキャッチAは、ばね材2の係合部23を開口13の内側に押し込んでそのばね材2を筐体1の後部側から抜き出した後、マグネットユニット3を筐体1の後部側に抜き出すといった作業を行うことによって各構成部品に分解することが可能である。
【0018】
本発明では、上記ばね材2のアーム部23,23が、上記湾曲部21に対し屈曲した形でその湾曲部21の長手方向両端部のそれぞれに連設されていると共に、上記湾曲部21が前方へ張り出す形状に形成されて上記マグネットユニット3の背面に弾接することによりそのマグネットユニット3を前方に向けて付勢しており、かつ、上記アーム部23,23が上記マグネットユニット3を挟む両側部分に配備されていて、上記湾曲部21が後方へ張り出す形状に変形されたときに上記アーム部21,21が内方に向かって傾動するようになっていることが望ましい。このようになっていると、ユニット押圧治具Cによってマグネットユニット3を介してばね材2の湾曲部21を変形させる動作によって、係合部23,23が確実に開口13,13の内側へ後退する。
【0019】
上記差込み孔5は、上記マグネットユニット3のマグネット31の前面の中央位置に臨んでいるこのようになっていると、ユニット押圧治具Cによるマグネットユニット3の押込操作を確実にしかも容易に行うことができる。
【0020】
本発明のマグネットキャッチAは、中空の箱形ホルダーBの前板部91に上記取付孔が開設されており、上記筐体1が上記箱形ホルダーBに収容されていると共に、上記係合部23と上記前板11に具備されている上記鍔部14とによって上記取付孔41の孔縁部42が挟持されて当該マグネットキャッチAが上記箱形ホルダーBに取り付けられている、というものであってもよい。このようにマグネットキャッチAが中空の箱形ホルダーBに取り付けられていても、そのマグネットキャッチAを箱形ホルダーBの外側から作業して取り外すことが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係るマグネットキャッチAを箱形ホルダーBに取り付けた状態の概略斜視図、図2はこのマグネットキャッチAの断面図、図3及び図4は取付孔41からマグネットキャッチAを取り外す手順を断面図で例示した説明図であり、図1は図5に、図2は図6に、それぞれ対応している。
【0022】
図1及び図2に示したマグネットキャッチAにおいて、図5や図6で説明した従来のマグネットキャッチAと異なる点は、筐体1の前板11に後述するユニット押圧治具Cを差し込むための差込み孔5を開設してある点だけである。したがって、説明の重複を避けるため、図1及び図2においては、図5及び図6に示された部分と同一部分に同一符号を付すことによって詳細な説明を省略することにする。
【0023】
図3及び図4にユニット押圧治具Cを例示している。このユニット押圧治具Cは、把手81に剛性の大きな線状体82を突出させてなり、線状体82の先端部分83は所定の曲率半径で湾曲している。そして、上記差込み孔5はユニット押圧治具Cの線状体82を差し込むことのできる大きさを有している。また、図例のマグネットキャッチAにおいて、差込み孔5は、筐体1に収容されているマグネットユニット3のマグネット31の前面の中央位置に臨んでいる。すなわち、前板11には、左右及び上下に2つずつの開口11a…が縦横に並んだ状態で開設されていて、それらの各開口11aから4つの吸着部33…が突出している。そして、4つの上記開口11aの形成箇所の中央部分に差込み孔5が開設されており、差込み孔5をこの部分に形成することによって、その差込み孔5を、筐体1に収容されているマグネットユニット3のマグネット31の前面の中央位置に臨ませている。
【0024】
図1及び図2のマグネットキャッチAを取付孔41に取り付けるときには、図6で説明したところと同様の作業を行う。すなわち、図2において、取付孔41の外側から矢印aで示したようにその取付孔41に筐体1を差し込み、筐体1の前板11の鍔部14とばね材2の係合部23とによって取付孔41の孔縁部42を挟持させるといった作業を行うだけでよい。したがって、取付孔41が図1に示した中空の箱形ホルダーBに設けられている場合であっても、短時間で容易にしかも確実に取り付けることが可能である。
【0025】
取付孔41に取り付けられたマグネットキャッチAを取り外すときには、図3に仮想線で示したようにユニット押圧治具Cの線状体82の先端部分83を差込み孔5のところに持っていって差込み孔5に差し込み、その後、矢印Fのようにユニット押圧治具Cを起立させることによって先端部分83によってマグネットユニット3、具体的にはマグネット31の前面を押し付ける。このようにすると、マグネットユニット3が、ばね材2の湾曲部21をそのばね性に抗して変形させながら押し、図3のように湾曲部21を後方へ張り出す形状に変形させる。湾曲部21がこのような後方へ張り出す形状に変形すると、湾曲部21の両側のアーム部22,22が内方に向かって傾動するので、それらのアーム部22,22を介して係合部23,23が側板12の開口13,13の内側へ後退する。こうして係合部23,23が開口13,13の内側へ後退すると、その係合部23,23が取付孔41の孔縁部42から外れるので、図4のように、筐体1を取付孔41の外側へ抜き出すことが可能になる。なお、図3に実線で示したようにユニット押圧治具Cを起立させると、その時点で、ユニット押圧治具Cの線状体82の先端部分83がばね材2の湾曲部21のばね性によってマグネットユニット3と前板11とにより挟まれた状態になるので、筐体1を取付孔41の外側へ抜き出すときには、図4のようにユニット押圧治具Cだけを手で持ってマグネットキャッチAの筐体1を取付孔41から引き出すことが可能である。
【0026】
このことから判るように、このマグネットキャッチAは、取付孔41にマグネットキャッチAを取り付けた側(取付孔41の外側)からの作業によって、取付孔41に取り付けられているマグネットキャッチAを取り外すことができるようになるので、たとえ、マグネットキャッチAが図1に示したような箱形ホルダーBに取り付けられているような場合であっても、容易にしかも短時間でマグネットキャッチAを壊さずに取り外すことができるようになる。
【0027】
以上説明した実施形態では、マグネットユニット3が、1つのマグネット31と2枚の継鉄板32,32とによって形成されていて、4つの吸着部33…を有しているけれども、このマグネットユニット3の構成は図例に限定されない。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るマグネットキャッチは、取付部分から壊さずに簡単に取り外すことが可能であり、しかも、その取外し作業はきわめて短い時間で誰もが容易に行うことができる。また、マグネットキャッチ自体は、その構成部品に容易に分解することが可能であるので、マグネットキャッチを取り付けてある器物が損壊したり耐用性が損なわれたりした場合に、そのマグネットキャッチを器物から壊さずに取り外してリサイクルに供することが可能になり、しかも、マグネットキャッチを構成している筐体、マグネット、継鉄板、ばね材といった数個の部品を分解してそれらを個別にリサイクルに供することも容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るマグネットキャッチを箱形ホルダーに取り付けた状態の概略斜視図である。
【図2】 マグネットキャッチの断面図である。
【図3】 取付孔41にユニット押圧治具を差し込んだ状態の説明図である。
【図4】 ユニット押圧治具を使ってマグネットキャッチを取付孔から引き出したときの説明図である。
【図5】 従来のマグネットキャッチを箱形ホルダーに取り付けた状態の概略斜視図である。
【図6】 従来のマグネットキャッチの断面図である。
【図7】 マグネットユニット3の斜視図である。
【図8】 従来のマグネットユニットの取外し手順説明図である。
【符号の説明】
A マグネットキャッチ
B 箱形ホルダー
C ユニット押圧治具
1 筐体
2 ばね材
3 マグネットユニット
5 差込み孔
11 前板
11a 前板の開口
12 筐体の側板
13 側板の開口
14 鍔部
21 湾曲部
22 アーム部
23 係合部
31 マグネット
32 継鉄板
33 吸着部
41 取付孔
42 孔縁部
91 箱形ホルダーの前板部

Claims (3)

  1. マグネットに継鉄板を吸着させたマグネットユニットを収容した筐体に、湾曲部とその湾曲部に連設されたアーム部とを有するばね材が収容され、上記アーム部に設けられた係合部が上記筐体の側板に開設された開口から突出されてその開口の口縁に係止されていると共に、上記湾曲部が上記マグネットユニットを付勢して上記継鉄板に設けられた吸着部が上記筐体の前板に開設されている開口から突出され、上記係合部と上記前板に具備されて外側へ張り出した鍔部とによって当該マグネットキャッチの取付孔の孔縁部を挟持することができるようになっているリサイクル型マグネットキャッチにおいて、
    上記前板に、上記マグネットユニットを押して上記ばね材の湾曲部をそのばね性に抗して変形させることにより上記アーム部を介して上記係合部を上記側板の開口の内側へ後退させるためのユニット押圧治具の差込み孔が上記マグネットユニットのマグネットの前面の中央位置に臨んで開設されており、
    該差込み孔から差込んだユニット押圧治具で上記マグネットユニットの前面中央位置を押すことにより上記ばね材の湾曲部をそのばね性に抗して変形させ、該湾曲部の変形により上記アーム部が内方に向かって傾動して上記係合部が上記開口の内側へ後退するように構成したことを特徴とするリサイクル型マグネットキャッチ。
  2. 上記ばね材のアーム部が、上記湾曲部に対し屈曲した形でその湾曲部の長手方向両端部のそれぞれに連設されていると共に、上記湾曲部が前方へ張り出す形状に形成されて上記マグネットユニットの背面に弾接することによりそのマグネットユニットを前方に向けて付勢しており、かつ、上記アーム部が上記マグネットユニットを挟む両側部分に配備されていて、上記湾曲部が後方へ張り出す形状に変形されたときに上記アーム部が内方に向かって傾動するようになっている請求項1に記載したリサイクル型マグネットキャッチ。
  3. 中空の箱形ホルダーの前板部に上記取付孔が開設されており、上記筐体が上記箱形ホルダーに収容されていると共に、上記係合部と上記前板に具備されている上記鍔部とによって上記取付孔の孔縁部が挟持されて当該マグネットキャッチが上記箱形ホルダーに取り付けられている請求項1又は2に記載したリサイクル型マグネットキャッチ。
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