JP3546198B2 - リサイクル型マグネットキャッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マグネットキャッチに係り、詳しくは、マグネットの吸着力によって扉などの相手方部材を閉位置または開位置などの所定位置に保持させるためのマグネットキャッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のマグネットキャッチが実公平3−15735号公報によって提案されている。図9は、この公報に記載されているマグネットキャッチと類似する構造を持つ従来のマグネットキャッチAを箱形ホルダーBに取り付けた状態を示している。また、図10は、このマグネットキャッチAを断面図で示し、図11は、このマグネットキャッチAに用いられているマグネットユニット3を示している。
【0003】
図10のように、マグネットキャッチAは、後部が開放されている矩形箱形の筐体1を有し、その筐体1に合成樹脂成形体でなるばね材2が収容されている。ばね材2は、前方へ弓形に張り出した形状の付勢部21と、その付勢部21に対し屈曲した形でその付勢部21の長手方向両端部(上下方向両端部)のそれぞれに連設されている一対のアーム部22,22と、これらアーム部22,22に突設した係合部23,23とを備えている。また、図11のように、マグネットユニット3は、矩形のマグネット31の両側面のそれぞれに継鉄板32,32を吸着させてなり、それぞれの継鉄板32,32には、2つずつの吸着部33,33が突出した形に形成されている。
【0004】
図9のように、筐体1に収容されたマグネットユニットの4つの吸着部33…が、筐体1の前板11の4箇所に開設された各開口11a…に個別に挿入されている。また、図10のように、筐体1に収容されたばね材2の一対の係合部23,23が、筐体1の上下で相対向している一対の側板12,12のそれぞれに開設されている開口13,13から突出して、これら開口13,13の口縁に係止されているとともに、ばね材2の付勢部21がマグネットユニット3の背面に弾接してそのマグネットユニット3を前方に向けて付勢しており、この付勢によって4つの各吸着部33が、筐体1の前板11の4箇所の開口11a…から少し突出した状態に保持されている。なお、ばね材2の一対のアーム部22,22はマグネットユニット3を挟む上下両側部分に位置している。
【0005】
さらに、開口13,13から突出している前記係合部23,23と、筐体1の前板11に具備されて外側へ張り出した鍔部14とによって、当該マグネットキャッチの取付孔の孔縁部を挟持することができるようになっている。図10には、符号41で示した取付孔の孔縁部42を、前記係合部23,23と前記鍔部14とによって挟持させた状態を示してある。
【0006】
以上説明したマグネットキャッチAを取付孔41に取り付けるときには、図10に示した取付孔41に矢印a方向から筐体1を挿入することによって、係合部23,23が取付孔41の孔縁部42を乗り越えると、アーム部22,22のばね性により取付孔41の孔縁部42を係合部23,23と鍔部14とが挟持してマグネットキャッチAが取付孔41に取り付けられる。
【0007】
また、相手方部材(図示省略)が吸着部33…に吸着されると、相手方部材は吸着された位置に保持される。さらに、相手方部材が吸着部33に吸着するときの衝撃は、マグネットユニット3がばね材2の付勢部21をばね性に抗して変形させながら後退することによって緩和される。
【0008】
一方、マグネットキャッチAは、該マグネットキャッチAを取り付けてある器物が損壊したり耐用性が損なわれたりした場合に、器物から取り外してリサイクルに供することが有益であり、その場合には、マグネットキャッチAを構成している筐体1、マグネット31、継鉄板32、ばね材2といった数個の部品を分解してそれらを個別にリサイクルに供する必要が生じることもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のマグネットキャッチAは、図10に矢印aで示したように取付孔41の外側から該取付孔41に筐体1を挿入し、筐体1の前板11の鍔部14とばね材2の係合部23とによって取付孔41の孔縁部42を挟持させることによって取付孔41に取り付けられるので、マグネットキャッチAを破壊せずに取付孔41から取り外すときには、図12に示すように、係合部23を筐体1の側板部12の開口13の内側へ押し込んだ状態を維持したまま、矢印bのように筐体1を取付孔41から外側へ抜き出すことが必要になる。
【0010】
ところが、取付孔41が図9に示した箱形ホルダーBに形成されていて、箱形ホルダーBに取り付けられたマグネットキャッチAの筐体1が箱形ホルダーBに収容されているようなときには、箱形ホルダーBを壊さない限り、図12のように係合部23を開口13の内側へ押し込む作業を行うことが不可能である。つまり、前記従来のマグネットキャッチAでは、取付部分から損傷なく取り外してマグネットキャッチA自体をリサイクルに供したり、取り外したマグネットキャッチAを分解してマグネットユニット3などの構成部品をリサイクルに供したりすることに困難があった。
【0011】
そこで、本発明は、取付部分から壊さずに簡単かつ確実に取り外すことができることにより、マグネットキャッチ自体、あるいはマグネットキャッチの構成部品をリサイクルに供しやすくしたリサイクル型マグネットキャッチを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係るリサイクル型マグネットキャッチは、マグネットに継鉄板を吸着させたマグネットユニットが収容されている筐体に、付勢部とその付勢部に連設されたアーム部とを有するばね材が収容され、前記アーム部に設けられた係合部が前記筐体に開設された開口から突出されてその開口の口縁に係止されているとともに、前記付勢部が前記マグネットユニットを付勢して前記継鉄板に設けられた吸着部が前記筐体の前板に開設されている開口から突出され、前記係合部と前記前板に具備されて外側へ張り出した鍔部とによって当該マグネットキャッチの取付孔の孔縁部を挟持することができるようになっているリサイクル型マグネットキャッチにおいて、
前記マグネットユニットが上下に分断して配置した偶数個のマグネットと、これらマグネットの側面に吸着される継鉄板とからなるとともに、前記マグネットの分断位置に前後に貫通して前記ばね材の付勢部に臨む工具挿入通路が設けられ、前記筐体の前板には、前記付勢部を押圧してばね性に抗して変形させることにより、前記アーム部を介して前記係合部を前記側板の開口の内側へ退避させるためのばね材押圧工具が挿入される押圧工具挿入孔を前記工具挿入通路に連通して設けてあることを特徴としている。
【0013】
また、前記工具挿入通路は、前記偶数個のマグネットを上下に均等個数で分断した中間位置に設けることが好ましい。
【0014】
さらに、前記押圧工具挿入孔の内径を前記ばね材押圧工具が圧入される大きさに設定するのが好ましい。
【0015】
また、前記押圧工具挿入孔の内径を、前記ばね材押圧工具を遊嵌できる大きさに設定するとともに、ばね材押圧工具にマグネットユニットの継鉄板に吸着される磁性体を設けてもよい。
【0016】
本発明によれば、ばね材押圧工具を筐体の前板に設けた押圧工具挿入孔に挿入し、さらに後方へ押し込んで押圧工具挿入孔に連通する工具挿入通路に挿入して、ばね材の付勢部を後方へ押圧してばね性に抗して変形させると、アーム部が内方に向かって傾動し、この傾動によって係合部が開口の内側へ退避する。これにより、係合部が取付孔の孔縁部から外れるので、筐体を取付孔の外側へ抜き出すことが可能になる。つまり、取付孔にマグネットキャッチを取り付けた側からの作業によって、マグネットキャッチを壊さずに取り外すことができる。
【0017】
また、取付孔から取り外されたマグネットキャッチは、ばね材の係合部を開口の内側に押し込んで、ばね材を筐体の後部側から抜き出した後、マグネットユニットを筐体の後部側に抜き出すことで、各構成部品に分解することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るマグネットキャッチAを箱形ホルダーBに取り付けた状態の概略斜視図、図2はこのマグネットキャッチAの断面図、図3はマグネットユニットの分解斜視図、図4はマグネットユニットの平面図、図5および図6は取付孔41からマグネットキャッチAを取り外す手順を断面図で例示した説明図であり、図1は図9に、図2は図10に、それぞれ対応している。なお、図9や図10で説明した従来のマグネットキャッチAと同一もしくは相当部分には同一符号を付して、重複した説明は省略する。
【0019】
図1〜図4において、マグネットユニット3は、上下に分断して配置した2個の矩形のマグネット31,31と、これらマグネット31,31の両側面に吸着される継鉄板とからなるとともに、マグネット31,31の分断位置に前後に貫通して工具挿入通路6を設けてある。すなわち、工具挿入通路6は、2個のマグネット31,31を上下に均等個数(1個ずつ)で分断した中間位置に設けてある。また、筐体1の前板11には、筐体1にマグネットユニット3を収容した時に工具挿入通路6に連通する押圧工具挿入孔5を設けてある。
【0020】
前記構成のマグネットキャッチAを取付孔41に取り付けるときには、図10で説明したように、取付孔41の外側から該取付孔41に筐体1を挿入し、鍔部14と係合部23とによって取付孔41の孔縁部42を挟持させる簡単な作業を行うだけでよい。したがって、取付孔41が図9で示したような箱形ホルダーBに形成されている場合にも、箱形ホルダーBにマグネットキャッチAを容易にしかも短時間で取り付けることが可能である。
【0021】
本発明では、筐体1の前板11に押圧工具挿入孔5が設けられている。この押圧工具挿入孔5は、筐体1に収容されているばね材2の付勢部21を後方に押圧して、該付勢部21をそのばね性に抗して変形させることによりアーム部22,22を介して係合部23,23を側板部12の開口13,13の内側へ退避させるために、ばね材押圧工具7の押圧棒71を挿入するためのもので、その内径は、ばね材押圧工具7の押圧棒71が圧入される大きさに設定してある。なお、ばね材押圧工具7は、金属製の押圧棒71と樹脂製の把手72とを備えている。
【0022】
図1および図2のマグネットキャッチAを取付孔41に取り付ける作業は、図10で説明した従来例と同様になされる。すなわち、図2において、取付孔41に矢印a方向から筐体1を挿入することによって、係合部23,23が取付孔41の孔縁部42を乗り越えると、アーム部22,22のばね性により取付孔41の孔縁部42を係合部23,23と鍔部14とが挟持してマグネットキャッチAが取付孔41に取り付けられる。つまり、取付孔41が図1に示した中空の箱形ホルダーBに設けられている場合であっても、短時間で容易にしかも確実に取り付けることが可能である。
【0023】
図5の二点鎖線でに示すように、筐体1の前板11に設けた押圧工具挿入孔5にばね材押圧工具7の押圧棒71を押圧工具挿入孔5に対応させ、ついで押圧棒71を押圧工具挿入孔5に圧入する。これにより、押圧棒71はマグネットユニット3の工具挿入通路6内を後方に移動し、ばね材2の付勢部21に当接したのち、実線で示すように付勢部21を後方へ押圧して、ばね性に抗して後方へ弓形に張り出す形状に変形させる。このように付勢部21が変形すると、付勢部21両側のアーム部22,22が内方に向かって傾動するので、これらアーム部22,22を介して係合部23,23が側板12の開口13,13の内側へ退避して、取付孔41の孔縁部42から外れる。この状態でばね材押圧工具7を前方に引っ張ると、図6のように、筐体1を取付孔41の外側へ抜き取ることができる。すなわち、ばね材押圧工具7の押圧棒71が押圧工具挿入孔5に圧入されることで、押圧棒71と押圧工具挿入孔5の間に大きい摩擦力が発生する。したがって、ばね材押圧工具7を前方に引っ張ると、前方に引っ張られたばね材押圧工具7に同伴して筐体1が前方に移動して、取付孔41の外側へ簡単に抜き取ることができる。
【0024】
このように、マグネットキャッチAは、取付孔41にマグネットキャッチAを取り付けた側(取付孔41の外側)からの作業によって取り外すことができるので、たとえ、マグネットキャッチAが図1に示したような箱形ホルダーBに取り付けられているような場合であっても、容易にしかも短時間でマグネットキャッチAを壊さずに取り外すことができる。しかも、工具挿入通路6が2個のマグネット31,31を上下に均等個数で分断した中間位置に設けられているので、押圧工具挿入孔5を経て工具挿入通路6に挿入されたばね材押圧工具7の押圧棒71によって、ばね材2における付勢部21の上下方向の中間位置を後方へ押圧して、上側と下側が対称な弓形に張り出す形状に変形させることができるから、付勢部21両側のアーム部22,22を内方に向かって均等に傾動させて、係合部23,23を側板12の開口13,13の内側へ同時に退避させることができるので、取付孔41の孔縁部42から係合部23,23を容易かつ確実に外して、筐体1を取付孔41の外側へ抜き出し可能な状態にすことができる。
【0025】
取付孔41から取り外されたマグネットキャッチAは、ばね材2の係合部23を開口13の内側に押し込んでばね材2を筐体1の後部側から抜き出した後、マグネットユニット3を筐体1の後部側に抜き出す作業を行うことによって各構成部品に分解することが可能である。
【0026】
以上説明した実施の形態のマグネットユニット3は、上下に分断して配置した2個の矩形のマグネット31,31を備えているが、図7に示すように、4個の矩形のマグネット31,31と、これらマグネット31,31の両側面に吸着される継鉄板32,32とからなり、4個のマグネット31,31を上下に均等個数(2個ずつ)で分断した中間位置に工具挿入通路6を設けたマグネットユニット3であってもよい。
【0027】
また、押圧工具挿入孔5の内径をばね材押圧工具7の押圧棒71が圧入される大きさに設定した構造で説明しているが、図8に示すように、押圧工具挿入孔5の内径をばね材押圧工具7の押圧棒71が遊嵌される大きさに設定するとともに、ばね材押圧工具5における把手72の前端に金属板(磁性体)73を設けた構造であってもよい。このような構造であれば、前記実施の形態のように、押圧棒71と押圧工具挿入孔5の間に大きい摩擦力が発生しないものの、金属板73がマグネットユニット3の継鉄板32,32に吸着されるので、前方に引っ張られたばね材押圧工具7に同伴して筐体1を前方に移動させて、取付孔41の外側へ簡単に抜き取ることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るリサイクル型マグネットキャッチは構成されているので、以下のような格別の効果を奏する。
【0029】
請求項1に記載の発明によれば、取付孔にマグネットキャッチを取り付けた側からの作業によって、マグネットキャッチを壊さずに簡単に取り外すことができる。また、マグネットキャッチ自体は、その構成部品に容易に分解することが可能であるので、マグネットキャッチを取り付けてある器物が損壊したり耐用性が損なわれたりした場合に、器物から壊さずに取り外してリサイクルに供することが可能になり、しかも、マグネットキャッチを構成している筐体、マグネット、継鉄板、ばね材といった数個の部品を分解してそれらを個別にリサイクルに供することも容易に可能である。
【0030】
また、工具挿入通路を偶数個のマグネットを上下に均等個数で分断した中間位置に設けることで、押圧工具挿入孔を経て工具挿入通路に挿入されたばね材押圧工具によって、ばね材における付勢部の上下方向の中間位置を後方へ押圧して、上側と下側が対称な形状に変形させることができるから、付勢部両側のアーム部を内方に向かって均等に傾動させて、係合部を筐体の開口の内側へ同時に退避させることができるので、取付孔の孔縁部から係合部を容易かつ確実に外して、筐体を取付孔41の外側へ抜き出し可能な状態にすことができる。
【0031】
さらに、押圧工具挿入孔の内径をばね材押圧工具が圧入される大きさに設定することで、押圧工具挿入孔にばね材押圧工具を圧入した場合、押圧工具挿入孔とばね材押圧工具の間に大きい摩擦力が発生する。したがって、ばね材押圧工具を前方に引っ張ると、前方に引っ張られたばね材押圧工具に同伴して筐体が前方に移動して、取付孔の外側へ簡単に抜き取ることができる。
【0032】
請求項に記載の発明のように、押圧工具挿入孔の内径を、ばね材押圧工具を遊嵌できる大きさに設定するとともに、ばね材押圧工具にマグネットユニットの継鉄板に吸着される磁性体を設けることで、押圧工具挿入孔にばね材押圧工具を遊嵌した場合、磁性体がマグネットユニットの継鉄板に吸着されるので、前方に引っ張られたばね材押圧工具に同伴して筐体を前方に移動させて、取付孔の外側へ簡単に抜き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るマグネットキャッチを箱形ホルダーに取り付けた状態の概略斜視図である。
【図2】マグネットキャッチの断面図である。
【図3】マグネットユニットの一例を示す分解斜視図である。
【図4】マグネットユニットの一例を示す平面図である。
【図5】ばね材押圧工具でばね材を変形させた状態の説明図である。
【図6】ばね材押圧工具を使ってマグネットキャッチを取付孔から取出したときの説明図である。
【図7】マグネットユニットの変形例を示す平面図である。
【図8】請求項4に記載の発明の一実施の形態を示す説明図である。
【図9】従来のマグネットキャッチを箱形ホルダーに取り付けた状態の概略斜視図である。
【図10】従来のマグネットキャッチの断面図である。
【図11】従来のマグネットユニットの斜視図である。
【図12】従来のマグネットユニットの取外し手順説明図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 ばね材
3 マグネットユニット
5 押圧工具挿入孔
6 工具挿入通路
7 ばね材押圧工具
11 前板
11a 前板の開口
12 筐体の側板
13 側板の開口
14 鍔部
21 付勢部
22 アーム部
23 係合部
31 マグネット
32 継鉄板
33 吸着部
41 取付孔
42 孔縁部
73 磁性体
A マグネットキャッチ
B 箱形ホルダー

Claims (2)

  1. マグネットに継鉄板を吸着させたマグネットユニットが収容されている筐体に、付勢部とその付勢部に連設されたアーム部とを有するばね材が収容され、前記アーム部に設けられた係合部が前記筐体に開設された開口から突出されてその開口の口縁に係止されているとともに、前記付勢部が前記マグネットユニットを付勢して前記継鉄板に設けられた吸着部が前記筐体の前板に開設されている開口から突出され、前記係合部と前記前板に具備されて外側へ張り出した鍔部とによって当該マグネットキャッチの取付孔の孔縁部を挟持することができるようになっているリサイクル型マグネットキャッチにおいて、
    前記マグネットユニットが上下に分断して配置した偶数個のマグネットと、これらマグネットの側面に吸着される継鉄板とからなるとともに、前記マグネットの分断位置に前後に貫通して前記ばね材の付勢部に臨む工具挿入通路が設けられ、前記筐体の前板には、前記付勢部を押圧してばね性に抗して変形させることにより、前記アーム部を介して前記係合部を前記側板の開口の内側へ退避させるためのばね材押圧工具が挿入される押圧工具挿入孔を前記工具挿入通路に連通して設けてあり、
    前記工具挿入通路が前記偶数個のマグネットを上下に均等個数で分断した中間位置に設けられており、
    前記押圧工具挿入孔の内径を前記ばね材押圧工具が圧入される大きさに設定していることを特徴とするリサイクル型マグネットキャッチ。
  2. マグネットに継鉄板を吸着させたマグネットユニットが収容されている筐体に、付勢部とその付勢部に連設されたアーム部とを有するばね材が収容され、前記アーム部に設けられた係合部が前記筐体に開設された開口から突出されてその開口の口縁に係止されているとともに、前記付勢部が前記マグネットユニットを付勢して前記継鉄板に設けられた吸着部が前記筐体の前板に開設されている開口から突出され、前記係合部と前記前板に具備されて外側へ張り出した鍔部とによって当該マグネットキャッチの取付孔の孔縁部を挟持することができるようになっているリサイクル型マグネットキャッチにおいて、
    前記マグネットユニットが上下に分断して配置した偶数個のマグネットと、これらマグネットの側面に吸着される継鉄板とからなるとともに、前記マグネットの分断位置に前後に貫通して前記ばね材の付勢部に臨む工具挿入通路が設けられ、前記筐体の前板には、前記付勢部を押圧してばね性に抗して変形させることにより、前記アーム部を介して前記係合部を前記側板の開口の内側へ退避させるためのばね材押圧工具が挿入される押圧工具挿入孔を前記工具挿入通路に連通して設けてあり、
    前記工具挿入通路が前記偶数個のマグネットを上下に均等個数で分断した中間位置に設けられており、
    前記押圧工具挿入孔の内径が前記ばね材押圧工具を遊嵌できる大きさに設定されているとともに、ばね材押圧工具にマグネットユニットの継鉄板に吸着される磁性体が設けられていることを特徴とするリサイクル型マグネットキャッチ。
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