JP4216660B2 - 光ディスク駆動器の押しキー機構組立体 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク駆動器の押しキー機構組立体に関し、特に光ディスク駆動器のトレーが光ディスク駆動器の本体から弾き出すことを制御する光ディスク駆動器の押しキー機構組立体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体は、通常は押しキーを垂直に内に向かって押え付けて、光ディスク駆動器のトレーを弾き出させる。この方法は本体の固定作用だけによりトレーを固定し、光ディスク駆動器が閉じる時に位置を定することがむずかしいと同時に、間違った衝突でトレーを弾き出させ易いので光ディスク駆動器の使用の寿命を短縮させる。さらにこの技術は光ディスク駆動器のパネルの挿入穴と押しキー部の挿入の寸法を把握することがとても難しく、そこでギャップの生成が易しいであって、粉塵を光ディスク駆動器中に落ちさせる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
光ディスク駆動器のトレーを固く固定し且つ操作の間違いを防止する固定光ディスク駆動器の押しキー機構組立体を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は光ディスク駆動器の押しキー機構組立体であって、前記光ディスク駆動器の押しキー機構組立体はケースとトレーを有する光ディスク駆動器の本体とパネルと係合部と押しキー部からなる。前記ケースの中にトレーの弾き出しシステムの制御点を設け、前記パネルに挿入穴を設け、パネルの両側に二つの固定穴を設ける。上記係合部は、前記パネルの挿入穴に取付けて、固定区と固定区から延出する弾性アームを有して、且つ上記パネルの固定穴に対して上記弾性アームの端に固定塊を設ける。上記押しキー部は主部と突起部と接点からなる。押しキー部の主部が上記弾性アームに滑って移動することができ、上記突起部が挿入穴の一方に収容されている。動作する時に、上記突起部を他方に向って移動させて、上記固定塊は上記係合部の固定穴を通して、電子装置の胴体と結合して、逆方向に突起部を移動させる時に、上記係合部が上記固定塊を上記電子装置の胴体から離脱させて、上記押しキーの接点と上記弾き出しシステムの突起部が接触して、上記弾き出しシステムが信号を発して、トレーを弾き出させる。
【０００５】
【発明の実施の状態】
図１と図３を共に参照し、本創作は光ディスク駆動器の押しキー機構組立体であって、前記光ディスク駆動器の押しキー機構組立体は、本体４０とパネル３０と係合部２０と押しキー部１０からなる。
【０００６】
前記光ディスク駆動器の本体４０は、ケース４２と上記ケース４２の内から弾き出すトレー４４を有して、前記ケース４２の中にトレー４４の弾き出しシステム(図に示さず)の制御点４６を設ける。
【０００７】
前記パネル３０は、上記トレー４４の前縁に取付け、長方形フレーム形態であって、二つのラッチ３２、３７とイヤリング３９が上記パネル３０の内側からトレー４４の方に向かって延出するように形成されていて、上記二つのラッチ３２、３７とイヤリング３９によってパネル３０をトレー４４の上に固定する。そのうえ、上記パネル３０に挿入穴３４を設け、上記挿入穴３４の側に円柱３６を設け、上記パネル３０の二つの側縁に固定穴３８を設ける。
【０００８】
前記押しキー部１０は、槽状の主部１２と上記主部１２から外にラム圧縮して形成されている突起部１４を有す。前記押しキー部１０の主部１２の二つの側縁が適切な位置に微小かつ急傾斜の斜面１５を形成し、上記急傾斜の斜面１５によって幅広槽部１２２と幅狭槽部１２４を形成する。上記トレー４４の弾き出しシステムの制御点４６に対して上記主部１２の幅広槽部１２２に接点１６を設ける。
【０００９】
前記係合部２０は、固定区２２と上記固定区２２から延出した弾性アーム２５を有している。上記固定区２２に上記パネル３０の円柱３６に対して二つの円形の貫通孔２４を設けて、上記弾性アーム２５と固定区２２と共にU形をした収容区２８を形成して、上記主部１２の急傾斜の斜面１５に対して上記弾性アーム２５の端末の内側に傾斜端部２３を設けて、上記弾性アーム２５の端末の外側に固定塊２６を設けている。
【００１０】
取り付ける時には、図４に示すように、前記押しキー部１０の幅広槽部１２２をU形をした収容区２８の外部に設置して、幅狭槽部１２４をU形をした収容区２８の内部に設置して、上記傾斜端部２３が上記主部１２の急傾斜の斜面１５と接合して、次に上記円柱３６を円形の貫通孔２４に挿入することによって、上記係合部２０を上記パネル３０に固定して、この時、係合部２０の固定塊２６は、いまだ上記パネル３０の固定穴と挿入しないで、前記押しキー部１０の突起部１４が上記パネル３０の挿入穴３４を通し、次に上記挿入穴３４の一側に設置されて、最後、上記二つのラッチ３２、３７とイヤリング３９によってパネル３０をトレー４４の上に固定する。
【００１１】
動作する時には、図５に示すように、上記突起部１４を上記挿入穴３４の他方に向って移動させて、傾斜端部２３のリード作用によって幅広槽部１２２をU形をした収容区２８の内に入れさせて、上記係合部２０の弾性アーム２５に圧力を受けて、弾性アーム２５の固定塊２６を上記パネル３０の固定穴３８を通り抜けさせ、次に電子装置の胴体（例えば、ノート型パソコンの胴体、上記固定塊２６に対して上記胴体にだれ部若しくは仕切り部を設ける。）と結合して、次に上記トレー４４を前記光ディスク駆動器のケース４２の内に固定する。逆方向に突起部を図４に示すような位置に移動させる時に、前記押しキー部１０の幅広槽部１２２はU形をした収容区２８の外部にあって、上記係合部２０の弾性アーム２５に圧力が消えて、上記係合部の弾性アーム２５が元の状態に回復して、上記弾性アーム２５の固定塊２６は上記パネル３０の固定穴３８から後退し、上記固定塊を上記電子装置の胴体から離脱させて、上記押しキー１０の接点１６が上記弾き出しシステムの制御点４６に接触して、次に上記弾き出しシステムが信号を発して、トレー４４を弾き出させる。
【００１２】
上記の実施の状態に上記係合部２０と上記パネル３０は分離の状態で、実際に上記係合部２０と上記パネル３０も一体とすることができる。
【００１３】
上記の実施の状態に上記係合部２０が二つの弾性アームが設け、実際の使用に一つ弾性アームだけが設けられても良いのであって、この時、上記パネル３０の内に上記押しキー１０を支える装置を設け、例えば、上記パネル３０の内に仕切り部を設ける。
【００１４】
上記突起部１４を移動しやすくするために上記突起部１４に複数の膨らみ部を設け、光ディスク駆動器を開ける時に摩擦力が増えて、省力できる。
【００１５】
上記の実施の形態として上記押しキー部１０の一つの実施の形態しか列挙しなかったが、実際に上記接点１６と上記弾き出しシステムの制御点４６の接触の方式が多くあって、また、上記主部１２が槽状だけでなく、全ての弾性アーム２５を変形させる幅広槽部と幅狭槽部からなった機構が本創作に属する。
【００１６】
前記記載を総合して、本創作は特許要件を備えているので、法に従って出願したものである。また、前記の実施の形態は単なる本発明のより良い実施例に過ぎず、本発明の特許請求の範囲を限定するものではないので、本発明の技術に基づきなしうる細部の修正あるいは変更などは、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体の分解斜視図である。
【図２】 光ディスク駆動器の押しキー機構組立体の光ディスク駆動器の本体局部斜視図である。
【図３】 本発明の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体の他方の分解斜視図である。
【図４】 本発明の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体の組立斜視図である。
【図５】 本発明の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体の他方の組立斜視図である。
【符号の説明】
１０ 押しキー部
１２ 主部
１２２ 幅広槽部
１２４ 幅狭槽部
１４ 突起部
１５ 急傾斜の斜面
１６ 接点
２０ 係合部
２２ 固定区
２３ 傾斜端部
２４ 貫通穴
２５ 弾性アーム
２６ 固定塊
２８ 収容区
３０ パネル
３２、３７ ラッチ
３８ 固定穴
３９ イヤリング
４０ 本体
４２ ケース
４４ トレー
４６ 制御点

Claims (13)

1. 光ディスク駆動器のトレーを固く固定し且つ操作の間違いを防止する固定光ディスク駆動器の押しキー機構組立体であって、
   ケースとトレーを有して、前記ケースの中にトレーの弾き出しシステムの制御点を設ける光ディスク駆動器の本体と、
   前記光ディスク駆動器のトレーの前縁に取付け、フレーム形態であって、前記フレームの前面に挿入穴を設け、フレームの両側に少なくとも一つの固定穴を設けるパネルと、
   前記パネルの挿入穴に取り付けて、固定区と少なくとも一つの固定区から延出する弾性アームを有して、且つ上記パネルの固定穴に対して上記弾性アームの端に固定塊を設ける係合部と、
   一つの主部と、上記挿入穴に挿入するための突起部と、上記主部の上の弾き出しシステムの制御点と接触する接点を有する押しキー部と
   を備えてなり、
   上記弾性アームに対して押しキーの主部が滑って移動することができ、上記突起部が挿入穴の一方に収容されていて、動作する場合に、上記突起部を他方に向って移動させ、上記固定塊は、上記係合部の固定穴を通して、電子装置の胴体と結合して、逆方向に突起部を移動させた場合に、上記係合部が上記電子装置の胴体との結合を外して、上記押しキーの接点と上記弾き出しシステムの突起部が接触して、上記弾き出しシステムが信号を発して、トレーを弾き出させることを特徴とする光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
2. 前記押しキーの主部が槽状であって、幅広槽部と幅狭槽部を有していることを特徴とする請求項１に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
3. 上記係合部は二つの弾性アームを有し、上記弾性アームと固定区と共にU形をした収容区を形成していることを特徴とする請求項２に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
4. 上記突起部を他方に向って移動させた場合、上記幅広槽部が前記U形をした収容区の内部にあって圧力により上記係合部の弾性アームは歪みができて、上記固定塊は上記係合部の固定穴を通して、電子装置の胴体と結合することを特徴とする請求項３に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
5. 逆方向に突起部を移動させた場合に上記幅広槽部はU形をした収容区の外部に滑って移動して、弾力が消えさって、上記固定塊を上記電子装置の胴体から離脱させることを特徴とする請求項３に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
6. 前記主部の幅広槽部と幅狭槽部の間に微小かつ急傾斜の斜面を形成して，上記急傾斜の斜面に対して上記係合部の弾性アームに傾斜端部を設けていることを特徴とする請求項２に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
7. 前記固定区に二つの貫通孔を設けて、上記貫通孔に対して上記パネル内側に円柱を設けて、上記円柱により係合部をパネルの内側に固定することを特徴とする請求項１に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
8. 上記パネルの内側に前記トレーと結合する複数のラッチを設けていることを特徴とする請求項１に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
9. ケースと上記ケース内から弾き出すトレーを有して、前記ケースの中にトレーの弾き出しシステムの制御点を設ける光ディスク駆動器の本体と、
   フレーム形態であって、前記フレームの前面に挿入穴を設け、フレームの両側に別に一つの固定穴を設けるパネルと、
   前記パネルの挿入穴に取り付けて、一つの固定区と二つの固定区から延出する弾性アームを有して、上記弾性アームの端末の内側に傾斜端部を設けて、上記弾性アームの端末の外側に固定塊を設ける係合部と、
   上記二つの弾性アームの間を滑ることができ、幅広槽部と幅狭槽部を有している主部と、上記挿入穴に挿入するための突起部と、上記主部の上に上記弾き出しシステムの制御点と接触する接点を有する押しキー部と
   を備えてなり、
   動作する場合に、上記係合部の固定区に向かって突起部を動かす場合に、上記押しキーの幅広槽部は上記二つの弾性アームの傾斜端部によって弾性アームの内に入って、弾性アームを外に拡張させて、固定塊は上記係合部の固定穴を通して、電子装置の胴体と結合して、逆方向に突起部を移動させる場合に、上記幅広槽部は上記二つの弾性アームの間を出て、二つの弾性アームが元の状態に回復して、上記固定塊が上記電子装置の胴体との結合を外して、上記押しキーの接点と上記弾き出しシステムの制御点が接触して、上記弾き出しシステムが信号を発して、トレーを弾き出させることを特徴とする光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
10. 上記二つの弾性アームの傾斜端部に対して前記押しキー部の主部の二つの側縁が幅広槽部と幅狭槽部の間に微小かつ急傾斜の斜面を形成することを特徴とする請求項９に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
11. 前記押しキー部の突起部は、上記主部を外にラム圧縮して形成されて成ることを特徴とする請求項９に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
12. 前記固定区に二つの貫通孔を設けて、上記貫通孔に対して上記パネル内側に円柱を設けて、上記円柱により係合部をパネルの内側に固定することを特徴とする請求項９に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。
13. 上記パネルの内側に前記トレーと結合する複数のラッチを設けていることを特徴とする請求項９に記載の光ディスク駆動器の押しキー機構組立体。

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