JP2007213857A - カード用コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチ部の固定接点と可動接点との接触位置を変化させることができるとともに、スイッチ部の組み込みを容易に行うことができるカード用コネクタ装置の提供。
【解決手段】カード10が挿入されるハウジング1と、このハウジング1内の所定の装着位置に装着されたカード10を排出させるスライド部材4と、第1,第2固定接点9a,9b、及び第2固定接点9bに常時導通し、第1固定接点9aに接離可能な可動接点8から成るスイッチ部とを備え、スライド部材4の所定の装着位置方向への移動に伴って上述のスイッチ部が作動し、このスイッチ部の作動によってカード10が所定の装着位置に装着されたことを検出するとともに、スイッチ部の第1,第2固定接点9a,9bをハウジング1に形成し、可動接点8をスライド部材4に取付けた構成にしてある。
【選択図】図1
【解決手段】カード10が挿入されるハウジング1と、このハウジング1内の所定の装着位置に装着されたカード10を排出させるスライド部材4と、第1,第2固定接点9a,9b、及び第2固定接点9bに常時導通し、第1固定接点9aに接離可能な可動接点8から成るスイッチ部とを備え、スライド部材4の所定の装着位置方向への移動に伴って上述のスイッチ部が作動し、このスイッチ部の作動によってカード10が所定の装着位置に装着されたことを検出するとともに、スイッチ部の第1,第2固定接点9a,9bをハウジング1に形成し、可動接点8をスライド部材4に取付けた構成にしてある。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報記憶媒体等に活用されるカードが、ハウジング内の所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部を備えたカード用コネクタ装置に関する。
この種の従来技術として、特許文献1,2に示されるものがある。特許文献1には、本体を形成するハウジングの奥側位置に、第1,第2固定接点部と、この第1,第2固定接点部に接離可能な可動接点部とから成るスイッチ部を設けた点が開示されている。このスイッチ部は、例えばカードがハウジングに挿入されず、スライド部材が可動接点部に係合しない状態では、可動接点部が第1,第2固定接点部に接続され、オンに保たれる。また、カードの挿入に伴ってスライド部材が移動し、カードが所定の装着位置に至ると、スライド部材が可動接点を撓ませて、この可動接点が第1,第2固定接点から離れ、オフとなる。このスイッチ部のオフ動作により、カードが所定の装着位置に装着されたことが検出される。
特許文献2には、本体を形成する下部ハウジングの奥側位置の底面部に、固定スイッチ片と、この固定スイッチ片に接離可能な可動スイッチ片から成るスイッチ部を設けた点が開示されている。このスイッチ部も、上述した特許文献1に示される技術と同様に、例えばカードがハウジングに挿入されず、スライド部材が可動スイッチ片に係合しない状態では、可動スイッチ片が固定スイッチ片に接続され、オンに保たれる。また、カードの挿入に伴ってスライド部材が移動し、カードが所定の装着位置に至ると、スライド部材が可動スイッチ片を撓ませて、この可動スイッチ片が固定スイッチ片から離れ、オフとなる。このスイッチ部のオフ動作により、カードが所定の装着位置に装着されたことが検出される。
特開2002−252064公報
特開2005−108764公報
上述した特許文献1,2に示される従来技術はいずれも、固定接点と可動接点との接触位置がほぼ同じ位置であることから、この接触位置にゴミ等の異物が侵入した際に固定接点と可動接点との間に接触不良を生じる懸念がある。また、ハウジングに固定接点と可動接点とから成るスイッチ部を組み込む構成となっているので、このスイッチ部の組み込み工程が煩雑となり、当該カード用コネクタ装置の製作能率の向上を見込み難い問題もある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、カードが所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部の固定接点と可動接点との接触位置を変化させることができるとともに、スイッチ部の組み込みを容易に行うことができるカード用コネクタ装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、カードが挿入されるハウジングと、上記カードの上記ハウジング内の所定の装着位置への挿入に伴って上記所定の装着方向へ移動するとともに、このハウジング内の上記所定の装着位置に装着された上記カードを排出させるスライド部材と、固定接点及びこの固定接点に接離可能な可動接点から成るスイッチ部とを備え、上記スライド部材の上記所定の装着位置方向への移動に伴って上記スイッチ部が作動し、このスイッチ部の作動によって上記カードが上記所定の装着位置に装着されたことを検出するカード用コネクタ装置において、上記スイッチ部の上記固定接点を上記ハウジングに形成し、上記可動接点を上記スライド部材に取付けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、カードをハウジングに挿入する際には、カードの押し込みに伴って可動接点が取り付けられたスライド部材が所定の装着位置方向へ移動し、カードが所定の装着位置に至ったときに、スイッチ部が作動する。すなわち、スイッチ部が作動することによってハウジングに挿入されたカードが所定の装着位置に装着されたことが検出される。
上述のように、カードが所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部の動作は、スライド部材の摺動に伴って行われる。すなわち、スライド部材に取り付けられた可動接点が固定接点上を摺動することによって行われ、固定接点と可動接点との接触位置をスライド部材の摺動に伴って変化させることができる。これにより、仮にスイッチ部にゴミ等の異物が侵入したとしても、可動接点が固定接点上を摺動することによってセルフクリーニングされ、侵入したゴミ等の異物を固定接点と可動接点との接触に支障のないように除去することができ、固定接点と可動接点との間の接触不良を防ぐことができる。
また、固定接点をハウジングに形成し、可動接点をスライド部材に取り付けることによってカードが所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部を構成したことから、スライド部材のハウジングへの組み込み工程がそのままスイッチ部の組み込み工程となり、このスイッチ部の組み込みを容易に行うことができる。
また、本発明は上記発明において、上記可動接点がコイルばねから成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、コイルばねから成る可動接点の端部を自身の弾性力を介して固定接点に接触するようにスライド部材に取り付けることにより、可動接点と固定接点との間に所望の接触圧を確保できる。また、可動接点を構成するコイルばねは一般に安定した簡単な形状とすることができるので、スイッチ部の構造の簡略化を実現できる。
また、本発明は上記発明において、上記固定接点を上記スライド部材の摺動方向に沿って延設させて形成したことを特徴としている。このように構成した本発明は、スライド部材に取り付けられた可動接点とハウジングに形成された固定接点との接触距離を長く確保することができ、固定接点と可動接点との間の接触不良の防止に貢献する。
本発明は、カードが所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部の固定接点をハウジングに形成し、可動接点をスライド部材に取付けた構成にしたことから、スライド部材の摺動に伴ってスイッチ部の固定接点と可動接点との接触位置を変化させることができ、これにより従来懸念されていたゴミ等の異物の侵入による固定接点と可動接点との間の接触不良を防ぐことができ、当該カード用コネクタ装置の信頼性を従来に比べて向上させることができる。また、スイッチ部の組み込みを容易に行うことができ、当該カード用コネクタ装置の製作能率を従来に比べて向上させることができる。
以下,本発明に係るカード用コネクタ装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
[本実施形態の構成]
図1は本発明に係るカード用コネクタ装置の一実施形態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図2は本実施形態に備えられるスライド部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は裏面図、図3は本実施形態に備えられるハウジングの一部を拡大して示した図である。
図1は本発明に係るカード用コネクタ装置の一実施形態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図2は本実施形態に備えられるスライド部材を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は左側面図、(c)図は裏面図、図3は本実施形態に備えられるハウジングの一部を拡大して示した図である。
本実施形態は、図1に示すように、本体を形成する例えば合成樹脂から成るハウジング1を備え、このハウジング1の手前側端部には後述のカード10が挿入される挿入口2を形成してある。例えば、このハウジング1の奥側位置には、後述のカード10が接触可能な複数の接続端子3をインサート成形により埋設させてある。なお、この図1及び後述の図5〜8等においては、説明を分かりやすくするためにハウジング1を覆うように配置されるカバー部材については、図示を省略してある。
図1に示すように、ハウジング1の一方の側縁部付近には、所定の装着位置に装着された後述のカード10を排出させるスライド部材4を配置してある。また、このスライド部材4をカード排出方向に付勢する付勢部材5を設けてある。スライド部材4にはハウジング1内に挿入された後述のカード10が係合する係合部4aを形成してある。
ハウジング1には、後述のカード10が所定の装着位置に装着された状態でスライド部材4が摺動しないようにロックするロック機構を構成する摺動部材6を設けてある。この摺動部材6の一端6aはハウジング1に揺動自在に保持され、他端6bには図示しないが摺動ピンを設けてある。図2に示すように、スライド部材4には上述した摺動部材6と共にロック機構を構成し、上述の摺動部材6の他端6bに設けられた図示しない摺動ピンが係合するハートカム7を形成してある。このハートカム7は、摺動部材6の図示しない摺動ピンが摺動する往路7a及び復路7bと、これらの往路7aと復路7bとの間に位置し、図示しない摺動ピンの動きを規制するロック部7cとを有している。
本実施形態は特に、図2等に示すように、後述のカード10がハウジング1内の所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部を構成する可動接点8を、スライド部材4に取り付けてある。この可動接点8は、例えばコイルばねから成っている。
この可動接点8の端部が接触可能な2つの固定接点、すなわち第1固定接点9a及び第2固定接点9bを、図3に示すようにハウジング1に形成してある。第1固定接点9aは、後述のカード10が所定の装着位置に装着されたときに可動接点8の端部が接触する固定接点であり、第2固定接点9bは可動接点8の端部が常時接触する固定接点である。これらの第1固定接点9a及び第2固定接点9bは、例えばスライド部材4の摺動方向に沿って延設させて形成してある。
[本実施形態に使用されるカードの一例]
図4は本実施形態に使用されるカードの一例を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図である。
図4は本実施形態に使用されるカードの一例を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図である。
この図4に示すように、上述した本実施形態に係るカード用コネクタ装置に挿入されるカード10は、本実施形態への挿入時に先端部を形成する部分の隅部に、上述したスライド部材4の係合部4aの前縁部に相応する形状の切り欠き部10aを形成してあり、同図4の(b)図に示すように裏面に、上述したハウジング1に設けた接続端子3に接続可能な接触部10bを形成してある。
[カードの装着操作]
図5は本実施形態に図4に示すカードが挿入された直後の状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図6は図5に示す状態からカードがさらに押し込まれた状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図7はカードがオーバストローク位置まで押し込まれた状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図8はカードが所定の装着位置に装着された状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図である。
図5は本実施形態に図4に示すカードが挿入された直後の状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図6は図5に示す状態からカードがさらに押し込まれた状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図7はカードがオーバストローク位置まで押し込まれた状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図、図8はカードが所定の装着位置に装着された状態を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は右側面図、(c)図は左側面図である。
図5に示すように、本実施形態のハウジング1の挿入口2からカード10が挿入され、押し込まれると、カード10の切り欠き部10aがスライド部材4の係合部4aに係合する。この状態にあっては、同図5の(b)図に示すように、カード10の接触部10bとハウジング1の端子部材3とは接続されていない。また、同図5の(c)図に示すように、可動接点8の端部は第2固定接点9bに接触しているものの、第1固定接点9aには接触していない。すなわち、第1固定接点9aと第2固定接点9bとが導通しないので、このスイッチ部はオフとなっている。
この状態からカード10が押し込まれると、図6に示すように、カード10の押し込みに伴ってスライド部材4が付勢部材5の付勢力に抗して装置の奥側位置に向かって摺動する。この状態にあっては、同図6の(b)図に示すように、カード10の接触部10bがハウジング1の端子部材3に接触し始めるものの、同図6の(c)図に示すように、可動接点8の端部はまだ第1固定接点9aには接触していない。
なおこの間、スライド部材4の移動に伴って、摺動部材6の他端6bの図示しない摺動ピンは、スライド部材4に形成したハートカム7の往路7a上を相対的に摺動する。
図6に示す状態からさらにカード10をハウジング1の奥側位置に向かって押し込むと、図7に示すように、カード10は所定の装着位置を越えるオーバストローク位置まで移動する。この状態にあっては、同図7の(b)図に示すように、カード10の接触部10bとハウジング1の端子部材3との接続が維持されるとともに、同図7の(c)図に示すように、スライド部材4に取り付けた可動接点8の端部が、第1固定接点9aにも接触する。すなわち可動接点8を介して第1固定接点9aと第2固定接点9bとが導通し、このスイッチ部はオンとなる。
ここで、カード10に加えられていた押し込み力を除くと、付勢部材5の付勢力によってスライド部材4はカード排出方向にわずかに摺動し、図8に示すように、摺動部材6の他端6bの図示しない摺動ピンがハートカム7のロック部7cに係合する。これによって、スライド部材4は摺動しないようにロックされ、カード10は所定の装着位置に装着される。この状態にあっては、同図8の(a)図に示すように、カード10の接触部10bとハウジング1の端子部材3との接触が維持されるとともに、同図8の(c)図に示すように、可動接点8を介しての第1固定接点9aと第2固定接点9bとの導通が維持される。すなわちスイッチ部はオン状態に保たれる。
このように、カード10が所定の装着位置に装着された状態では、カード10の接触部10bとハウジング1の接続端子3との導通によって、カード10に対する信号の送受信が可能となる。
[カードの排出操作]
また、上述のように、カード10が所定の装着位置に装着されている状態から、このカード10を排出するには、ハウジング1の挿入口2から突出しているカード10の端部を再び押すことが行われる。
また、上述のように、カード10が所定の装着位置に装着されている状態から、このカード10を排出するには、ハウジング1の挿入口2から突出しているカード10の端部を再び押すことが行われる。
このカード10の押し込みに伴ってスライド部材4がハウジング1の奥側位置に向かって移動し、スライド部材4のハートカム7のロック部7cに係合していた摺動部材6の他端6bの図示しない摺動ピンがロック部7cから離脱し、復路7bに係合する。ここでカード10に与えていた押し込み力を除くと、付勢部材5の付勢力によってスライド部材4がカード排出方向に摺動する。この間、摺動部材6の他端6bの図示しない摺動ピンが相対的に復路7b上を摺動する。したがって、スライド部材4の係合部4aによってカード10も排出方向に移動し、上述した図5に示す状態に至る。ここで例えばカード10の抜き取りが行われる。
なお、上述したカード10の排出動作の間、カード10の接触部10bとハウジング1の接続端子3間が遮断されるとともに、スライド部材4の可動接点8の端部が第1固定接点9aから離れ、これによって第1固定接点9aと第2固定接点9b間が遮断されて、スイッチ部はオフとなる。
[本実施形態の効果]
このように構成した本実施形態によれば、上述したように、カード10が所定の装着位置に至ったときに、可動接点8及び第1,第2固定接点9a,9bから成るスイッチ部がオンとなって、カード10が所定の装着位置に装着されたことが検出される。
このように構成した本実施形態によれば、上述したように、カード10が所定の装着位置に至ったときに、可動接点8及び第1,第2固定接点9a,9bから成るスイッチ部がオンとなって、カード10が所定の装着位置に装着されたことが検出される。
上述したスイッチ部のオン動作は、スライド部材4の摺動に伴って行われる。すなわち、スライド部材4に取り付けられた可動接点8の端部が、第1,第2固定接点9a,9b上を摺動することによって行われ、第1,第2固定接点9a,9bと可動接点8の端部との接触位置をスライド部材4の摺動に伴って変化させることができる。仮にスイッチ部にゴミ等の異物が侵入したとしても、可動接点8の端部が第1,第2固定接点9a,9b上を摺動することによってセルフクリーニングされ、侵入したゴミ等の異物を第1,第2固定接点9a,9bと可動接点8の端部との接触に支障のないように除去することができる。これにより、第1,第2固定接点9a,9bと可動接点8との間の接触不良を防ぐことができ、高い信頼性を確保できる。
また、第1,第2固定接点9a,9bをハウジング1に形成し、可動接点8をスライド部材4に取り付けることによってカード10が所定の装着位置に装着されたことを検出するスイッチ部を構成したことから、スライド部材4のハウジング1への組み込み工程がそのままスイッチ部の組み込み工程となり、このスイッチ部の組み込みを容易に行うことができる。これにより、このカード用コネクタ装置の製作能率を向上させることができる。
また、コイルばねから成る可動接点8の端部を自身の弾性力を介して第1,第2固定接点9a,9bに接触するようにスライド部材4に取り付けることにより、可動接点8と第1,第2固定接点9a,9bとの間に所望の接触圧を確保でき、精度の高いスイッチング機能を得ることができる。また、可動接点8を構成するコイルばねは一般に安定した簡単な形状とすることができるので、スイッチ部の構造の簡略化を実現でき、信頼性の向上に貢献する。
また、第1,第2固定接点9a,9bをスライド部材4の摺動方向に沿って延設させて形成したことから、スライド部材4に取り付けられた可動接点8の端部と、ハウジング1に形成された第1,第2固定接点9a,9bとの接触距離を長く確保することができ、第1,第2固定接点9a,9bと可動接点8との間の接触不良の防止に貢献する。
なお、上記実施形態では、可動接点8をコイルばねによって構成してあるが、本発明は、このように構成することには限られない。可動接点8をコイルばねに代えて板ばね等によって構成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スイッチ部を構成する可動接点8と第1,第2固定接点9a,9bとの配置関係を、カード10が所定の装着位置に装着されないときにはスイッチ部がオフとなり、カード10が所定の装着位置に装着されたときにスイッチ部がオンとなる関係に設定してあるが、本発明は、このような配置関係とすることには限られない。すなわち、カード10が所定の装着位置に装着されないときにはスイッチ部がオンとなり、カード10が所定の装着位置に装着されたときにスイッチ部がオフとなるように、スイッチ部を構成する可動接点8と第1,第2固定接点9a,9bとの配置関係を設定してもよい。
1 ハウジング
2 挿入口
3 接続端子
4 スライド部材
4a 係合部
5 付勢部材
6 摺動部材
6a 一端
6b 他端
7 ハートカム
7a 往路
7b 復路
7c ロック部
8 可動接点
9a 第1固定接点
9b 第2固定接点
10 カード
10a 切り欠き部
10b 接触部
2 挿入口
3 接続端子
4 スライド部材
4a 係合部
5 付勢部材
6 摺動部材
6a 一端
6b 他端
7 ハートカム
7a 往路
7b 復路
7c ロック部
8 可動接点
9a 第1固定接点
9b 第2固定接点
10 カード
10a 切り欠き部
10b 接触部
Claims (3)
- カードが挿入されるハウジングと、上記カードの上記ハウジング内の所定の装着位置への挿入に伴って上記所定の装着方向へ移動するとともに、このハウジング内の上記所定の装着位置に装着された上記カードを排出させるスライド部材と、
固定接点及びこの固定接点に接離可能な可動接点から成るスイッチ部とを備え、
上記スライド部材の上記所定の装着位置方向への移動に伴って上記スイッチ部が作動し、このスイッチ部の作動によって上記カードが上記所定の装着位置に装着されたことを検出するカード用コネクタ装置において、
上記スイッチ部の上記固定接点を上記ハウジングに形成し、上記可動接点を上記スライド部材に取付けたことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1記載の発明において、
上記可動接点がコイルばねから成ることを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 上記請求項1記載の発明において、
上記固定接点を上記スライド部材の摺動方向に沿って延設させて形成したことを特徴とするカード用コネクタ装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2006029876A JP2007213857A (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | カード用コネクタ装置 |
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Cited By (2)
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JP2009266567A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Alps Electric Co Ltd | カード用コネクタ |
JP2010287389A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Hosiden Corp | カードコネクタ |
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2006
- 2006-02-07 JP JP2006029876A patent/JP2007213857A/ja not_active Withdrawn
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2007
- 2007-02-05 CN CN 200710008026 patent/CN100486040C/zh not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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