JP3424032B2 - スロットマシン - Google Patents
スロットマシンInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスロットマシンに関し、
更に詳しくは、シンボルの表示形態に工夫を施したスロ
ットマシンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】スロットマシンには、種々のシンボルを
外周に配列した複数のリールを実際に回転させるリール
駆動タイプのものと、ROMに格納されたグラフィック
データに基づいて擬似的にリールの回転をCRTに表示
してシンボルの移動する様子を映像表示するビデオタイ
プのものとがある。そして、いずれのタイプのもので
も、シンボルの移動表示が停止したときに入賞ライン上
で停止しているシンボルの組み合わせによって入賞の有
無の表示が行われる。 【0003】上述したようなスロットマシンでは、遊技
者がストップボタンを操作したときに発生されるストッ
プ信号や、スロットマシンに内蔵されたランダムタイマ
ーから自動的に発生されるストップ信号によって実際の
リールの回転を停止させたり、あるいは擬似リールの回
転表示を停止させて入賞ライン上にシンボルを停止表示
する。そして、入賞が得られたときには配当コインの払
い出しや、ボーナスゲーム等の遊技上での特典を与える
ようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スロットマシンでは、リールの回転が停止された時点で
即座にシンボル表示窓中のシンボルが特定されてしま
い、ゲームが単調になりやすいという欠点がある。ま
た、リールの外径に応じてその外周に配列されるシンボ
ルの個数が制限され、1リールごとのシンボルの個数を
あまり増やすことができないことから、ゲームの趣向に
多様性をもたせることが困難であった。 【0005】本発明の目的は、従来のスロットマシンで
は1個のシンボル表示窓については1個のリールだけで
シンボルの表示を行っていたために生じるゲームの単調
さを解消し、ゲームの興趣を持続させるとともに、シン
ボルの組み合わせの多様化を図ることができるスロット
マシンを提供することにある。 【0006】上記目的を達成するために本発明のスロッ
トマシンは、リール体の外周に複数のシンボルを配列
し、水平方向に沿って回転自在な水平回転リールと、リ
ール体の外周に複数のシンボルを配列し、垂直方向に沿
って回転自在な垂直回転リールとを備え、水平又は垂直
回転リールのうちいずれか一方のリールを外側に、他方
のリールを内側に配置して外側のリールのリール体の一
部分あるいは全部を透明にしておき、シンボル表示窓の
奥で前記各々のリールを回転させ、各々のリールが停止
したときにシンボル表示窓に表れた外側の回転リールに
配列されたシンボルとこれの透明部分を通して観察され
る内側の回転リールのシンボルとの組み合わせによって
入賞の有無を決めるスロットマシンにおいて、複数列の
垂直回転リールから構成される垂直回転リールユニット
を円周方向に所定ピッチで複数個配置し、これらの垂直
回転リールユニットを取り囲むように大きな複数段の水
平回転リールから構成される水平回転リールユニットが
水平方向に向けて回動自在に設けられたことを特徴とす
る。 【0007】 【0008】 【0009】 【作用】上記構成のスロットマシンでは、複数列の垂直
回転リールから構成される垂直回転リールユニットを円
周方向に所定ピッチで複数個配置し、これらの垂直回転
シールユニットを取り囲むように大きな複数段の水平回
転リールから構成される水平回転リールユニットが水平
方向に向けて回動自在に設けられて構成されるから、円
周方向に配置された複数の垂直回転リールユニットの前
に、複数の遊技者が位置して同時にスロットマシンのゲ
ームを楽しむことができ、特に水平回転リールが複数の
遊技者の各々の垂直回転リールユニットを取り囲むよう
に位置して、各遊技者の垂直回転リールユニットを渡る
ように回転し停止するから、複数の遊技者が一体感を持
って一緒にスロットマシンを楽しむことができる。 【0010】 【実施例】本発明を用いたビデオタイプのスロットマシ
ンの外観を示す図2において、スロットマシン本体の中
央には、CRT2が嵌め込まれ、これがシンボル表示窓
として用いられる。CRT2には、グラフィックデータ
に基づいて映像化された擬似の垂直回転リール3,4,
5、水平回転リール6,7,8、さらに縦横3本,斜め
2本の入賞ライン9が表示されている。 【0011】垂直回転リール3〜5には、縦方向にシン
ボル(ブランクシンボルも含む)が配列され、これによ
り各リール3〜5ごとにシンボル列が構成されており、
また水平回転リール6〜8には、横方向にシンボルが配
列され、これにより各リール6〜8ごとにシンボル列が
構成されている。CRT2には、各リールについて3個
ずつ、合計9個のシンボルが表示される。入賞ライン9
は各リール3〜8が停止したときに、シンボルの組み合
わせを決めるためのラインとなり、ゲームの開始に先立
ってコイン投入口10に投入したコインの枚数によっ
て、有効化される本数が決められる。 【0012】1〜8枚のコインを投入した後、スタート
ボタン11を押すと、各リール3〜8が一斉に回転す
る。各々のリール3〜8には、図1に示したように、
「ブランク(空白)」,「スター」,「7」,「1BA
R」,「2BAR」,「3BAR」,「チェリー」等の
シンボルが配列されている。そして、スタートボタン1
1を押したときには垂直回転リール3〜5は上から下向
きに垂直移動で表示され、水平回転リール6〜8は右か
ら左向きに水平移動で表示される。これらの移動表示を
行うにあたっては、垂直回転3〜5を表示するためのグ
ラフィックデータと、水平回転リール6〜8を表示する
ためのグラフィックデータとを合成し、この合成データ
に基づいてCRT2を駆動すればよい。 【0013】ストップボタン12〜17は、各リール3
〜8に対応して設けられており、これを押すことによっ
て各リール3〜8の移動表示を停止させることができ
る。各リール3〜8の停止表示は、ストップボタン12
〜17を順に押したタイミングで垂直回転リール3〜5
を停止表示させた後、水平回転リール6〜8が順次に停
止表示されるようになっている。そして、水平回転リー
ル6〜8が停止すると、図1の右側に示したように、垂
直回転リール3〜5のシンボルと、水平回転リール6〜
8のシンボルとが各入賞ライン上に合成して停止表示さ
れる。こうして全てのリール3〜8が停止表示され、コ
インの投入枚数に応じて有効化された入賞ライン9上に
位置しているシンボルの組み合わせが入賞に該当したも
のであるときには、その入賞役に対応した枚数の配当コ
インが受皿18に払い出されて一回のゲームが終了す
る。 【0014】上記スロットマシンのリール3〜8の移動
並びに停止表示、入賞判定、配当コインの払い出し等の
各処理は、マイクロコンピュータによって制御されてお
り、図3はその機能ブロックを概略的に示している。マ
イクロプロセッサユニット(MPU)19は、プログラ
ムROM20に格納されているシーケンスプログラムに
したがって上述した各処理を実行する。各リール3〜8
をCRT2にグラフィック表示するために、各リール3
〜8ごとにシンボルデータメモリ21〜26が設けられ
ている。シンボルデータメモリ21〜26には各リール
3〜8のシンボルの配列順に対応したアドレス順に、シ
ンボル表示用のグラフィックデータが格納されている。 【0015】シンボルデータメモリ21〜26から読み
出されたシンボルデータは、合成部27に供給される。
合成部27は、シンボルデータを合成し、合成シンボル
データをMPU19に供給する。映像信号処理部28
は、MPU19から供給されてくる合成シンボルデータ
を受け、これに基づいてCRT2にシンボルの移動並び
に停止の画像表示を行う。 【0016】コインセンサー30は、コイン投入口10
から投入されたコインの枚数データをMPU19に入力
し、MPU19はこの枚数データによって入賞ライン9
のうちで有効化される本数を決定する。なお、入賞ライ
ン9のうちで有効化されたものはCRT2に表示され
る。 【0017】スタート信号発生部31は、スタートボタ
ン11を押したときにスタート信号をMPU19に入力
し、これによりMPU19はリール3〜8の移動表示を
開始させる。ストップボタン12〜17を押したときに
は、この操作に応じてストップ信号発生部32からMP
U19にリールごとのストップ信号が供給され、リール
3〜8の移動表示が停止される。 【0018】入賞判定部34はリール3〜8の移動表示
が停止した後、有効化された入賞ライン9上で停止表示
されているシンボルの組み合わせが入賞に該当している
か否かを判定する。入賞ライン9上に停止しているシン
ボルの種類は、シンボルデータメモリ内のアドレスデー
タに基づいてMPU19で識別することができるから、
そのアドレスデータの組み合わせによりシンボルの組み
合わせを特定することができる。コイン払い出し器35
は、入賞判定の結果、入賞が得られているときにMPU
19からの指令により作動し、入賞役に応じた枚数の配
当コインを払い出して停止する。 【0019】上記ビデオタイプのスロットマシンの作用
について簡単に説明する。例えば8枚のコインをコイン
投入口10に投入すると、8本の入賞ライン9の全てが
有効化されたことがCRT2に表示される。スタートボ
タン11を押すと、MPU19は垂直回転リールシンボ
ルデータ21〜23,水平回転リールシンボルデータ2
4〜26に対し、これらのシンボルデータが互いに直交
する方向に移動表示されるように、シンボルごとの先頭
番地を順次にスキャンしてゆくアドレススキャン信号を
供給する。合成部27は、垂直回転リールシンボルデー
タ21〜23から読み出した各シンボルデータと、水平
回転リールシンボルデータ24〜26から読み出した各
シンボルデータとを合成する。この合成シンボルデータ
は、順次にMPU19に送られ、画像信号処理部28を
介してCRT2に表示される。したがってCRT2上で
は、垂直回転リール3〜5についてはシンボルが上から
下向きに移動してゆくように表示され、水平回転リール
6〜8にはシンボルが右から左向きに移動してゆくよう
に表示され、斬新なゲーム感覚が与えられるようにな
る。また、各リール6〜8の移動速度を異ならせておけ
ば、同様の興趣が得られる。 【0020】任意のタイミングでストップボタン12〜
17が押されると、ストップ信号発生部32からのリー
ルストップ信号によって、各リールシンボルデータ21
〜26に対するアドレススキャンがストップボタン12
〜17の押圧順に停止し、リールストップ信号が入力さ
れた時点でのアドレスデータだけがリールシンボルデー
タ21〜26に入力されたままとなる。図1に示したよ
うに、リール3〜8の全てが停止表示されると、垂直回
転リール3〜5のシンボルと、水平回転リール6〜8の
シンボルとが重なり合った状態でCRT2に表示され
る。そして、垂直回転リール20〜22だけが停止した
状態では、入賞ライン8b,8c上で「チェリー」−
「─」−「─」,「─」−「1BAR」−「チェリー」
との入賞が得られただけであるのに対し、水平回転リー
ル23〜25が停止した状態では、入賞ライン8a,8
b,8c,8d,8eの5ライン上で入賞が得られるよ
うになる。特に入賞ライン8a上では、垂直回転リール
20〜22だけによるシンボルの組み合わせが「1BA
R」−「3BAR」−「1BAR」でハズレであるのに
対し、水平回転リール23〜25が停止すると「3BA
R」−「3BAR」−「3BAR」の大ヒットの入賞が
得られることになる。 【0021】その後、MPU19から垂直回転リールシ
ンボルデータ21〜23,水平回転リールシンボルデー
タ24〜26に供給されているシンボルデータ読出し用
のアドレスデータをもとに入賞判定部34で入賞判定が
行われる。そして、この場合には入賞ライン8a,8
b,8c,8d,8eで得られている入賞の各々に対応
した枚数の配当コインがコイン払い出し器35により払
い出され、1ゲーム終了となる。 【0022】なお、各リール3〜8を停止させる方法と
しては、3つのストップボタンだけを用意しておき、こ
れらのストップボタンで垂直回転リール3〜5を手動停
止させ、水平回転リール6〜8の全てを任意のタイミン
グで自動停止させるようにしてもよい。この場合には、
水平回転リール6〜8を停止させるためのリールストッ
プ信号を得るために、ランダムタイマーを新たに設ける
必要がある。このランダムタイマーは、垂直回転リール
3〜5の移動表示が全て停止した後に作動し、ランダム
な時間経過後に3つの水平回転リール6〜8のリールス
トップ信号をMPU19に順次に入力する。このように
すると前述したスロットマシンでは、ストップボタン1
2〜17の操作により全リール3〜8が停止した時点で
入賞ライン9上でのシンボルの組み合わせが決定されて
しまうが、この場合には水平回転リールシンボルデータ
24〜26には引続きMPU19からアドレススキャン
信号が供給され続けているから、水平回転リール6〜8
の移動表示は継続されたままとなっており、シンボルが
移動している様子をCRT2で観察することができる。 【0023】また、全てのストップボタンを省略し、垂
直回転リール3〜5の停止についてもランダムタイマー
からのストップ信号で停止させるオートストップ型にす
ることもできる。 【0024】以上のように、リール3〜8の各々を、垂
直回転リール3〜5と水平回転リール6〜8との二重合
成画像で表示すれば、垂直回転リールのシンボルと水平
回転リールのシンボルとを重ね合わせることによってシ
ンボルの種類が変わったりするようになり、結果的にシ
ンボルの種類を増やすことが可能となる。そして、例え
ば図1の垂直回転リール4の上段に表されているよう
に、「スター」シンボルと「7」シンボルとの合成シン
ボルが入賞ライン上に揃ったときには、ジャックポット
を与える等、これまでのスロットマシンにはない新たな
興趣を導入することができる。 【0025】なお、CRT2に表示する擬似の垂直回転
リール3〜5あるいは水平回転リール6〜8のいずれか
一方だけにシンボルを配列し、他方のリールについては
背景色を施しておき、入賞ライン9上における背景色だ
けの組み合わせ,シンボルだけの組み合わせ、さらには
背景色とシンボルとの組み合わせで種々の入賞ランクを
決めることも可能である。また、ポーカーゲーム用のス
ロットマシンに適用する際のシンボルとしては、垂直回
転リール3〜5あるいは水平回転リール6〜8のいずれ
か一方のリールに施したトランプカードの「ハート」,
「クラブ」,「クローバ」,「スペード」の種類を表す
シンボルと、他方のリールに施した「数」のシンボルと
してもよい。これによれば、従来のポーカーゲーム用の
スロットマシンでは、リール駆動タイプのものでは1リ
ールに配列できるカードの枚数に限りがあり、またビデ
オタイプのものでも全種類のカードについてグラフィッ
クデータをメモリに用意することが煩雑なため、限られ
た種類のカードしか用いることができなかったが、上記
実施例を用いれば、トランプカードの全てのカードをC
RT2上に簡単に表示することができ、より実際に近い
ポーカーゲームを行うことができるようになる。 【0026】さらに、本発明はリール駆動タイプのスロ
ットマシンにも用いることができる。図4及び図5に、
リール駆動タイプのスロットマシンの実施例を示す。ス
ロットマシン本体の中央には3個のシンボル表示窓4
0,41,42が形成されており、このシンボル表示窓
40,41,42の奥には、6個のリール44〜49が
内蔵されたリールユニット43が設けられている。 【0027】リールユニット43は、3列に並置された
垂直回転リール44,45,46と、3段に並置された
水平回転リール47,48,49とから構成されてお
り、シンボル表示窓40〜42から水平回転リール47
〜49のシンボルとこれを通して観察される垂直回転リ
ール44〜46のシンボルとが重ね合わせて観察できる
ようになっている。垂直回転リール44〜46は、不透
明なリール体50〜52とこの外周に貼着された透明な
帯体53〜55とから構成されている。帯体53〜55
には、例えば「1BAR」,「3BAR」,「スタ
ー」,「7」,「チェリー」等の複数のシンボルが整列
して表示されている。 【0028】リール体50〜52にはこれらの回転中心
50a,51a,52aにステッピングモータ56〜5
8がこれらの軸を水平に向けた状態でそれぞれ固定され
ている。ベース基板59にはリール保持用のブラケット
60〜62が固着され、ブラケット60〜62には各ス
テッピングモータ56〜58が、例えば六角ボルト等に
より固定されている。 【0029】水平回転リール47〜49は、垂直回転リ
ール44〜46を取り囲むように配置されており、これ
らは全体が透明なリール体63〜65と、この外周に貼
着された透明な帯体66〜68とから構成されている。
帯体66〜68には、複数のシンボルが整列して表示さ
れている。 【0030】リール体63〜65は、3段重ねの構造と
なっている。リール体64は、その上下端が断面L字型
に折り曲げ形成されており、この上下の折り曲げ部がリ
ール体63,65の一端で支持された状態で水平方向に
回転する。またリール体63,65は、これの他端が上
蓋69及びベース基板59の折り曲げ部69a,59a
で支持された状態で水平方向に回転する。 【0031】各リール体63〜65の内側には、環状に
形成されたギヤ70〜72がそれぞれ固定されている。
これらのギヤ70〜72には、ステッピングモータ74
〜76の駆動が伝達される。これらのステッピングモー
タ74〜76は、これらの回転軸が垂直方向に向いた状
態でステー73及びベース基板59に取り付けられてい
る。なお、リール体63〜65を3段重ねする構造は、
前述した構造以外に各リール体63〜65の一端にU字
溝を形成し、これらのU字溝にリール体63〜65の他
端を嵌め込んで3段重ねした構造でもよい。さらに、こ
れらのリール体63〜65の摺動部には、ベアリングを
組み込むのが好適である。 【0032】上記スロットマシンの電気的構成を示す図
6において、マイクロプロセッサユニット(MPU)8
0は、プログラムROM81に格納されているシーケン
スプログラムにしたがってゲームを実行させる。コイン
センサ82はコイン投入口10から投入されたコインの
枚数を検出してMPU80に入力し、これにより入賞ラ
イン9上の有効化本数が決定される。スタート信号発生
部83は、スタートレバー11の操作を検出してスター
ト信号をMPU80に入力する。このスタート信号の入
力によりMPU80は、垂直水及び平回転リール44〜
49を回転させる。 【0033】垂直及び水平回転リール44〜49の回転
は、MPU80がドライバ84〜89にクロックパルス
を供給することによって開始される。各々のドライバ8
4〜89は、MPU80からのクロックパルスを受け、
その周波数に対応して各ステッピングモータ56〜5
8,74〜76に駆動パルスを供給する。ステッピング
モータ56〜58,74〜76は、駆動パルスの供給ご
とに一定角度ずつ回転するから、駆動パルスの個数を計
数することによってその回転角を知ることができる。こ
のため、ドライバ84〜89から出力される駆動パルス
は、各々対応して設けられたカウンタ90〜95で計数
されるようになっている。なお、ステッピングモータ5
6〜58は垂直回転リール駆動用、ステッピングモータ
74〜76は水平回転リール駆動用である。 【0034】前記カウンタ90〜95のリセット(R)
端子には、ステッピングモータ56〜58,74〜76
が回転の原点位置を通過するごとにリセットパルスが入
力され、その度に計数値は「0」にクリアされるため、
カウンタ90〜95の計数値はステッピングモータ56
〜58,74〜76の1回転内での回転角に対応した値
となる。また、各リール44〜49のシンボルの配列順
と、ステッピングモータ56〜58,74〜76がちょ
うど原点位置で停止したときにシンボル表示窓44〜4
6の中央に現れるシンボルの種類とは予め分かっている
ため、カウンタ90〜95の計数値に基づき、入賞ライ
ン9上で停止しているシンボルを特定することができ
る。 【0035】ストップ信号発生部96は、ストップボタ
ン12〜17が押されたときにそれぞれリールストップ
信号をMPU80に入力する。MPU80はこれらのリ
ールストップ信号を受けて、各リール44〜49の回転
を停止させる。例えば、垂直回転リール44〜46が回
転している状態でストップボタン12〜14を押すと、
ドライバ84〜86へのクロックパルスの供給が断た
れ、これによりステッピングモータ56〜58には駆動
パルスが供給されなくなり垂直回転リール56〜58の
回転が停止されるようになる。 【0036】入賞判定部97は、各リール44〜49の
回転が停止した後、有効化された入賞ライン9上でのシ
ンボルの組み合わせが入賞に該当しているか否かを判定
する。入賞ライン9上に停止しているシンボルの種類
は、前述したようにカウンタ90〜95の計数値に対応
して識別することができる。そして、この入賞判定の結
果、入賞が得られていると、コイン払い出し器98がM
PU80からの指令により作動し、入賞役に応じた枚数
の配当コインを払い出す。 【0037】上記スロットマシンの作用について説明す
る。スタートレバー11を押すと、MPU80は全ての
ドライバ84〜89にクロックパルスを供給し、これに
より各ドライバ84〜89からステッピングモータ56
〜58,74〜76に駆動パルスが供給される。駆動パ
ルスの供給によりステッピングモータ56〜58,74
〜76が駆動されると、各リール44〜49が一斉に回
転を開始する。このとき、シンボル表示窓44〜46か
ら観察すると垂直回転リール44〜46については透明
な水平回転リール23〜25を通してシンボルが上から
下向きに移動する状態で、水平回転リール47〜49に
ついてはシンボルが右から左向きに移動する状態で観察
される。 【0038】任意のタイミングでストップボタン12〜
17が押されると、ストップ信号発生部96からのリー
ルストップ信号によって、全リール44〜49の回転が
ストップボタン12〜17の押圧順に停止する。したが
って、入賞ライン9上には各リール44〜49のシンボ
ルが停止される。このようにリール44〜49の全てが
停止表示されると、水平回転リール47〜49のシンボ
ルと、垂直回転リール44〜46のシンボルとが重なり
合った状態で各シンボル表示窓44〜46から観察され
る。 【0039】その後MPU80は、全てのカウンタ90
〜95での計数値を参照して入賞ライン9上で停止して
いるシンボルの種類を識別し、そのシンボルの組み合わ
せデータに基づいて入賞判定部97で入賞判定を行う。
この入賞判定によりMPU80は、入賞ライン9上で得
られている入賞の各々に対応した枚数の配当コインをコ
イン払出し器98を制御して払い出し、1ゲーム終了と
する。 【0040】前述した実施例では、水平回転リール23
〜25の全てを透明としているが、表示されたシンボル
のうち一部分のシンボルが表示された部分だけを透明と
しもよい。また、垂直回転リール44〜46の外側に水
平回転リール47〜49を配置した構造としているが、
図1を90°回転させて見ることにより、垂直方向に回
転する回転リール47〜49の内側に水平方向に回転す
る回転リール44〜46を配置させた構造にすることが
できるのはいうまでもない。 【0041】上記実施例では、垂直回転リール44〜4
6と水平回転リール47〜49とを3個ずつ組み合わせ
た構造としているが、これらのリールの個数は本発明で
はこれに限らずいくつでもよい。また、前述した実施例
では、1人用のスロットマシンについて説明してきた
が、8人が同時に行えるスロットマシンの実施例を図7
及び図8に示す。この例では、8人が腰掛ける各椅子1
00の前方に、縦横3列ずつ9個のシンボルが表示され
るシンボル表示窓が各々配置されている。これらのシン
ボル表示窓の奥には、3列の垂直回転リール101a〜
101cから構成される垂直回転リールユニット101
が円周方向に所定ピッチで8個ずつ配置されており、こ
れらの垂直回転リールユニット101を取り囲むように
大きな3段の水平回転リール102a〜102cから構
成される水平回転リールユニット102が水平方向に向
けて回動自在に設けられている。 【0042】この実施例では、垂直回転リールユニット
101の数に応じて椅子100に腰掛けた前方にコイン
投入口がそれぞれ設けられており、これらのコイン投入
口のうちのいずれかにコインが投入されると、一義的に
使用する台が決定されるため、決定された垂直回転リー
ルユニット101と水平回転リールリールユニット10
2とが一定時間経過後に自動的に回転する。ストップボ
タンも垂直回転リールユニット101の数に応じて椅子
100に腰掛けた前方に3個ずつ設けられており、これ
らの操作を行うことにより垂直回転リールユニット10
1の各リール101a〜101cの回転が停止する。水
平回転リール102a〜102cは、ランダムタイマに
よって垂直回転リール101a〜101cの全てが停止
した後に自動的に停止する。なお、ストップボタンの操
作が一定時間行われない場合には、ランダムタイマによ
って自動的に停止させる。入賞判定は、入賞判定部がコ
イン投入された台でのシンボル表示窓に並んだシンボル
の入賞判定を行う。 【0043】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、シン
ボル列を互いに直交する向きに移動表示させたから、重
なり合ったシンボル列の相互により新たなシンボルが構
成されるようになり、シンボルの種類を多様に変化させ
て遊技者に新たな興趣を与えることができる。また、水
平方向に回転するリールと垂直方向に回転するリールと
の両者を重なり合うように回転させることによって、シ
ンボルの移動表示にも斬新なゲーム感覚を導入すること
ができ、従来のスロットマシンのもつ単調さを大幅に改
善することができる。さらに、本発明のスロットマシン
によれば、円周方向に配置された複数の垂直回転リール
ユニットの前に、複数の遊技者が位置して同時にスロッ
トマシンのゲームを楽しむことができ、水平回転リール
が複数の遊技者の各々の垂直回転リールユニットを取り
囲むように位置して、各遊技者の垂直回転リールユニッ
トを渡るように回転し停止するから、複数の遊技者が一
体感を持って一緒にスロットマシンを楽しむことができ
る。
更に詳しくは、シンボルの表示形態に工夫を施したスロ
ットマシンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】スロットマシンには、種々のシンボルを
外周に配列した複数のリールを実際に回転させるリール
駆動タイプのものと、ROMに格納されたグラフィック
データに基づいて擬似的にリールの回転をCRTに表示
してシンボルの移動する様子を映像表示するビデオタイ
プのものとがある。そして、いずれのタイプのもので
も、シンボルの移動表示が停止したときに入賞ライン上
で停止しているシンボルの組み合わせによって入賞の有
無の表示が行われる。 【0003】上述したようなスロットマシンでは、遊技
者がストップボタンを操作したときに発生されるストッ
プ信号や、スロットマシンに内蔵されたランダムタイマ
ーから自動的に発生されるストップ信号によって実際の
リールの回転を停止させたり、あるいは擬似リールの回
転表示を停止させて入賞ライン上にシンボルを停止表示
する。そして、入賞が得られたときには配当コインの払
い出しや、ボーナスゲーム等の遊技上での特典を与える
ようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スロットマシンでは、リールの回転が停止された時点で
即座にシンボル表示窓中のシンボルが特定されてしま
い、ゲームが単調になりやすいという欠点がある。ま
た、リールの外径に応じてその外周に配列されるシンボ
ルの個数が制限され、1リールごとのシンボルの個数を
あまり増やすことができないことから、ゲームの趣向に
多様性をもたせることが困難であった。 【0005】本発明の目的は、従来のスロットマシンで
は1個のシンボル表示窓については1個のリールだけで
シンボルの表示を行っていたために生じるゲームの単調
さを解消し、ゲームの興趣を持続させるとともに、シン
ボルの組み合わせの多様化を図ることができるスロット
マシンを提供することにある。 【0006】上記目的を達成するために本発明のスロッ
トマシンは、リール体の外周に複数のシンボルを配列
し、水平方向に沿って回転自在な水平回転リールと、リ
ール体の外周に複数のシンボルを配列し、垂直方向に沿
って回転自在な垂直回転リールとを備え、水平又は垂直
回転リールのうちいずれか一方のリールを外側に、他方
のリールを内側に配置して外側のリールのリール体の一
部分あるいは全部を透明にしておき、シンボル表示窓の
奥で前記各々のリールを回転させ、各々のリールが停止
したときにシンボル表示窓に表れた外側の回転リールに
配列されたシンボルとこれの透明部分を通して観察され
る内側の回転リールのシンボルとの組み合わせによって
入賞の有無を決めるスロットマシンにおいて、複数列の
垂直回転リールから構成される垂直回転リールユニット
を円周方向に所定ピッチで複数個配置し、これらの垂直
回転リールユニットを取り囲むように大きな複数段の水
平回転リールから構成される水平回転リールユニットが
水平方向に向けて回動自在に設けられたことを特徴とす
る。 【0007】 【0008】 【0009】 【作用】上記構成のスロットマシンでは、複数列の垂直
回転リールから構成される垂直回転リールユニットを円
周方向に所定ピッチで複数個配置し、これらの垂直回転
シールユニットを取り囲むように大きな複数段の水平回
転リールから構成される水平回転リールユニットが水平
方向に向けて回動自在に設けられて構成されるから、円
周方向に配置された複数の垂直回転リールユニットの前
に、複数の遊技者が位置して同時にスロットマシンのゲ
ームを楽しむことができ、特に水平回転リールが複数の
遊技者の各々の垂直回転リールユニットを取り囲むよう
に位置して、各遊技者の垂直回転リールユニットを渡る
ように回転し停止するから、複数の遊技者が一体感を持
って一緒にスロットマシンを楽しむことができる。 【0010】 【実施例】本発明を用いたビデオタイプのスロットマシ
ンの外観を示す図2において、スロットマシン本体の中
央には、CRT2が嵌め込まれ、これがシンボル表示窓
として用いられる。CRT2には、グラフィックデータ
に基づいて映像化された擬似の垂直回転リール3,4,
5、水平回転リール6,7,8、さらに縦横3本,斜め
2本の入賞ライン9が表示されている。 【0011】垂直回転リール3〜5には、縦方向にシン
ボル(ブランクシンボルも含む)が配列され、これによ
り各リール3〜5ごとにシンボル列が構成されており、
また水平回転リール6〜8には、横方向にシンボルが配
列され、これにより各リール6〜8ごとにシンボル列が
構成されている。CRT2には、各リールについて3個
ずつ、合計9個のシンボルが表示される。入賞ライン9
は各リール3〜8が停止したときに、シンボルの組み合
わせを決めるためのラインとなり、ゲームの開始に先立
ってコイン投入口10に投入したコインの枚数によっ
て、有効化される本数が決められる。 【0012】1〜8枚のコインを投入した後、スタート
ボタン11を押すと、各リール3〜8が一斉に回転す
る。各々のリール3〜8には、図1に示したように、
「ブランク(空白)」,「スター」,「7」,「1BA
R」,「2BAR」,「3BAR」,「チェリー」等の
シンボルが配列されている。そして、スタートボタン1
1を押したときには垂直回転リール3〜5は上から下向
きに垂直移動で表示され、水平回転リール6〜8は右か
ら左向きに水平移動で表示される。これらの移動表示を
行うにあたっては、垂直回転3〜5を表示するためのグ
ラフィックデータと、水平回転リール6〜8を表示する
ためのグラフィックデータとを合成し、この合成データ
に基づいてCRT2を駆動すればよい。 【0013】ストップボタン12〜17は、各リール3
〜8に対応して設けられており、これを押すことによっ
て各リール3〜8の移動表示を停止させることができ
る。各リール3〜8の停止表示は、ストップボタン12
〜17を順に押したタイミングで垂直回転リール3〜5
を停止表示させた後、水平回転リール6〜8が順次に停
止表示されるようになっている。そして、水平回転リー
ル6〜8が停止すると、図1の右側に示したように、垂
直回転リール3〜5のシンボルと、水平回転リール6〜
8のシンボルとが各入賞ライン上に合成して停止表示さ
れる。こうして全てのリール3〜8が停止表示され、コ
インの投入枚数に応じて有効化された入賞ライン9上に
位置しているシンボルの組み合わせが入賞に該当したも
のであるときには、その入賞役に対応した枚数の配当コ
インが受皿18に払い出されて一回のゲームが終了す
る。 【0014】上記スロットマシンのリール3〜8の移動
並びに停止表示、入賞判定、配当コインの払い出し等の
各処理は、マイクロコンピュータによって制御されてお
り、図3はその機能ブロックを概略的に示している。マ
イクロプロセッサユニット(MPU)19は、プログラ
ムROM20に格納されているシーケンスプログラムに
したがって上述した各処理を実行する。各リール3〜8
をCRT2にグラフィック表示するために、各リール3
〜8ごとにシンボルデータメモリ21〜26が設けられ
ている。シンボルデータメモリ21〜26には各リール
3〜8のシンボルの配列順に対応したアドレス順に、シ
ンボル表示用のグラフィックデータが格納されている。 【0015】シンボルデータメモリ21〜26から読み
出されたシンボルデータは、合成部27に供給される。
合成部27は、シンボルデータを合成し、合成シンボル
データをMPU19に供給する。映像信号処理部28
は、MPU19から供給されてくる合成シンボルデータ
を受け、これに基づいてCRT2にシンボルの移動並び
に停止の画像表示を行う。 【0016】コインセンサー30は、コイン投入口10
から投入されたコインの枚数データをMPU19に入力
し、MPU19はこの枚数データによって入賞ライン9
のうちで有効化される本数を決定する。なお、入賞ライ
ン9のうちで有効化されたものはCRT2に表示され
る。 【0017】スタート信号発生部31は、スタートボタ
ン11を押したときにスタート信号をMPU19に入力
し、これによりMPU19はリール3〜8の移動表示を
開始させる。ストップボタン12〜17を押したときに
は、この操作に応じてストップ信号発生部32からMP
U19にリールごとのストップ信号が供給され、リール
3〜8の移動表示が停止される。 【0018】入賞判定部34はリール3〜8の移動表示
が停止した後、有効化された入賞ライン9上で停止表示
されているシンボルの組み合わせが入賞に該当している
か否かを判定する。入賞ライン9上に停止しているシン
ボルの種類は、シンボルデータメモリ内のアドレスデー
タに基づいてMPU19で識別することができるから、
そのアドレスデータの組み合わせによりシンボルの組み
合わせを特定することができる。コイン払い出し器35
は、入賞判定の結果、入賞が得られているときにMPU
19からの指令により作動し、入賞役に応じた枚数の配
当コインを払い出して停止する。 【0019】上記ビデオタイプのスロットマシンの作用
について簡単に説明する。例えば8枚のコインをコイン
投入口10に投入すると、8本の入賞ライン9の全てが
有効化されたことがCRT2に表示される。スタートボ
タン11を押すと、MPU19は垂直回転リールシンボ
ルデータ21〜23,水平回転リールシンボルデータ2
4〜26に対し、これらのシンボルデータが互いに直交
する方向に移動表示されるように、シンボルごとの先頭
番地を順次にスキャンしてゆくアドレススキャン信号を
供給する。合成部27は、垂直回転リールシンボルデー
タ21〜23から読み出した各シンボルデータと、水平
回転リールシンボルデータ24〜26から読み出した各
シンボルデータとを合成する。この合成シンボルデータ
は、順次にMPU19に送られ、画像信号処理部28を
介してCRT2に表示される。したがってCRT2上で
は、垂直回転リール3〜5についてはシンボルが上から
下向きに移動してゆくように表示され、水平回転リール
6〜8にはシンボルが右から左向きに移動してゆくよう
に表示され、斬新なゲーム感覚が与えられるようにな
る。また、各リール6〜8の移動速度を異ならせておけ
ば、同様の興趣が得られる。 【0020】任意のタイミングでストップボタン12〜
17が押されると、ストップ信号発生部32からのリー
ルストップ信号によって、各リールシンボルデータ21
〜26に対するアドレススキャンがストップボタン12
〜17の押圧順に停止し、リールストップ信号が入力さ
れた時点でのアドレスデータだけがリールシンボルデー
タ21〜26に入力されたままとなる。図1に示したよ
うに、リール3〜8の全てが停止表示されると、垂直回
転リール3〜5のシンボルと、水平回転リール6〜8の
シンボルとが重なり合った状態でCRT2に表示され
る。そして、垂直回転リール20〜22だけが停止した
状態では、入賞ライン8b,8c上で「チェリー」−
「─」−「─」,「─」−「1BAR」−「チェリー」
との入賞が得られただけであるのに対し、水平回転リー
ル23〜25が停止した状態では、入賞ライン8a,8
b,8c,8d,8eの5ライン上で入賞が得られるよ
うになる。特に入賞ライン8a上では、垂直回転リール
20〜22だけによるシンボルの組み合わせが「1BA
R」−「3BAR」−「1BAR」でハズレであるのに
対し、水平回転リール23〜25が停止すると「3BA
R」−「3BAR」−「3BAR」の大ヒットの入賞が
得られることになる。 【0021】その後、MPU19から垂直回転リールシ
ンボルデータ21〜23,水平回転リールシンボルデー
タ24〜26に供給されているシンボルデータ読出し用
のアドレスデータをもとに入賞判定部34で入賞判定が
行われる。そして、この場合には入賞ライン8a,8
b,8c,8d,8eで得られている入賞の各々に対応
した枚数の配当コインがコイン払い出し器35により払
い出され、1ゲーム終了となる。 【0022】なお、各リール3〜8を停止させる方法と
しては、3つのストップボタンだけを用意しておき、こ
れらのストップボタンで垂直回転リール3〜5を手動停
止させ、水平回転リール6〜8の全てを任意のタイミン
グで自動停止させるようにしてもよい。この場合には、
水平回転リール6〜8を停止させるためのリールストッ
プ信号を得るために、ランダムタイマーを新たに設ける
必要がある。このランダムタイマーは、垂直回転リール
3〜5の移動表示が全て停止した後に作動し、ランダム
な時間経過後に3つの水平回転リール6〜8のリールス
トップ信号をMPU19に順次に入力する。このように
すると前述したスロットマシンでは、ストップボタン1
2〜17の操作により全リール3〜8が停止した時点で
入賞ライン9上でのシンボルの組み合わせが決定されて
しまうが、この場合には水平回転リールシンボルデータ
24〜26には引続きMPU19からアドレススキャン
信号が供給され続けているから、水平回転リール6〜8
の移動表示は継続されたままとなっており、シンボルが
移動している様子をCRT2で観察することができる。 【0023】また、全てのストップボタンを省略し、垂
直回転リール3〜5の停止についてもランダムタイマー
からのストップ信号で停止させるオートストップ型にす
ることもできる。 【0024】以上のように、リール3〜8の各々を、垂
直回転リール3〜5と水平回転リール6〜8との二重合
成画像で表示すれば、垂直回転リールのシンボルと水平
回転リールのシンボルとを重ね合わせることによってシ
ンボルの種類が変わったりするようになり、結果的にシ
ンボルの種類を増やすことが可能となる。そして、例え
ば図1の垂直回転リール4の上段に表されているよう
に、「スター」シンボルと「7」シンボルとの合成シン
ボルが入賞ライン上に揃ったときには、ジャックポット
を与える等、これまでのスロットマシンにはない新たな
興趣を導入することができる。 【0025】なお、CRT2に表示する擬似の垂直回転
リール3〜5あるいは水平回転リール6〜8のいずれか
一方だけにシンボルを配列し、他方のリールについては
背景色を施しておき、入賞ライン9上における背景色だ
けの組み合わせ,シンボルだけの組み合わせ、さらには
背景色とシンボルとの組み合わせで種々の入賞ランクを
決めることも可能である。また、ポーカーゲーム用のス
ロットマシンに適用する際のシンボルとしては、垂直回
転リール3〜5あるいは水平回転リール6〜8のいずれ
か一方のリールに施したトランプカードの「ハート」,
「クラブ」,「クローバ」,「スペード」の種類を表す
シンボルと、他方のリールに施した「数」のシンボルと
してもよい。これによれば、従来のポーカーゲーム用の
スロットマシンでは、リール駆動タイプのものでは1リ
ールに配列できるカードの枚数に限りがあり、またビデ
オタイプのものでも全種類のカードについてグラフィッ
クデータをメモリに用意することが煩雑なため、限られ
た種類のカードしか用いることができなかったが、上記
実施例を用いれば、トランプカードの全てのカードをC
RT2上に簡単に表示することができ、より実際に近い
ポーカーゲームを行うことができるようになる。 【0026】さらに、本発明はリール駆動タイプのスロ
ットマシンにも用いることができる。図4及び図5に、
リール駆動タイプのスロットマシンの実施例を示す。ス
ロットマシン本体の中央には3個のシンボル表示窓4
0,41,42が形成されており、このシンボル表示窓
40,41,42の奥には、6個のリール44〜49が
内蔵されたリールユニット43が設けられている。 【0027】リールユニット43は、3列に並置された
垂直回転リール44,45,46と、3段に並置された
水平回転リール47,48,49とから構成されてお
り、シンボル表示窓40〜42から水平回転リール47
〜49のシンボルとこれを通して観察される垂直回転リ
ール44〜46のシンボルとが重ね合わせて観察できる
ようになっている。垂直回転リール44〜46は、不透
明なリール体50〜52とこの外周に貼着された透明な
帯体53〜55とから構成されている。帯体53〜55
には、例えば「1BAR」,「3BAR」,「スタ
ー」,「7」,「チェリー」等の複数のシンボルが整列
して表示されている。 【0028】リール体50〜52にはこれらの回転中心
50a,51a,52aにステッピングモータ56〜5
8がこれらの軸を水平に向けた状態でそれぞれ固定され
ている。ベース基板59にはリール保持用のブラケット
60〜62が固着され、ブラケット60〜62には各ス
テッピングモータ56〜58が、例えば六角ボルト等に
より固定されている。 【0029】水平回転リール47〜49は、垂直回転リ
ール44〜46を取り囲むように配置されており、これ
らは全体が透明なリール体63〜65と、この外周に貼
着された透明な帯体66〜68とから構成されている。
帯体66〜68には、複数のシンボルが整列して表示さ
れている。 【0030】リール体63〜65は、3段重ねの構造と
なっている。リール体64は、その上下端が断面L字型
に折り曲げ形成されており、この上下の折り曲げ部がリ
ール体63,65の一端で支持された状態で水平方向に
回転する。またリール体63,65は、これの他端が上
蓋69及びベース基板59の折り曲げ部69a,59a
で支持された状態で水平方向に回転する。 【0031】各リール体63〜65の内側には、環状に
形成されたギヤ70〜72がそれぞれ固定されている。
これらのギヤ70〜72には、ステッピングモータ74
〜76の駆動が伝達される。これらのステッピングモー
タ74〜76は、これらの回転軸が垂直方向に向いた状
態でステー73及びベース基板59に取り付けられてい
る。なお、リール体63〜65を3段重ねする構造は、
前述した構造以外に各リール体63〜65の一端にU字
溝を形成し、これらのU字溝にリール体63〜65の他
端を嵌め込んで3段重ねした構造でもよい。さらに、こ
れらのリール体63〜65の摺動部には、ベアリングを
組み込むのが好適である。 【0032】上記スロットマシンの電気的構成を示す図
6において、マイクロプロセッサユニット(MPU)8
0は、プログラムROM81に格納されているシーケン
スプログラムにしたがってゲームを実行させる。コイン
センサ82はコイン投入口10から投入されたコインの
枚数を検出してMPU80に入力し、これにより入賞ラ
イン9上の有効化本数が決定される。スタート信号発生
部83は、スタートレバー11の操作を検出してスター
ト信号をMPU80に入力する。このスタート信号の入
力によりMPU80は、垂直水及び平回転リール44〜
49を回転させる。 【0033】垂直及び水平回転リール44〜49の回転
は、MPU80がドライバ84〜89にクロックパルス
を供給することによって開始される。各々のドライバ8
4〜89は、MPU80からのクロックパルスを受け、
その周波数に対応して各ステッピングモータ56〜5
8,74〜76に駆動パルスを供給する。ステッピング
モータ56〜58,74〜76は、駆動パルスの供給ご
とに一定角度ずつ回転するから、駆動パルスの個数を計
数することによってその回転角を知ることができる。こ
のため、ドライバ84〜89から出力される駆動パルス
は、各々対応して設けられたカウンタ90〜95で計数
されるようになっている。なお、ステッピングモータ5
6〜58は垂直回転リール駆動用、ステッピングモータ
74〜76は水平回転リール駆動用である。 【0034】前記カウンタ90〜95のリセット(R)
端子には、ステッピングモータ56〜58,74〜76
が回転の原点位置を通過するごとにリセットパルスが入
力され、その度に計数値は「0」にクリアされるため、
カウンタ90〜95の計数値はステッピングモータ56
〜58,74〜76の1回転内での回転角に対応した値
となる。また、各リール44〜49のシンボルの配列順
と、ステッピングモータ56〜58,74〜76がちょ
うど原点位置で停止したときにシンボル表示窓44〜4
6の中央に現れるシンボルの種類とは予め分かっている
ため、カウンタ90〜95の計数値に基づき、入賞ライ
ン9上で停止しているシンボルを特定することができ
る。 【0035】ストップ信号発生部96は、ストップボタ
ン12〜17が押されたときにそれぞれリールストップ
信号をMPU80に入力する。MPU80はこれらのリ
ールストップ信号を受けて、各リール44〜49の回転
を停止させる。例えば、垂直回転リール44〜46が回
転している状態でストップボタン12〜14を押すと、
ドライバ84〜86へのクロックパルスの供給が断た
れ、これによりステッピングモータ56〜58には駆動
パルスが供給されなくなり垂直回転リール56〜58の
回転が停止されるようになる。 【0036】入賞判定部97は、各リール44〜49の
回転が停止した後、有効化された入賞ライン9上でのシ
ンボルの組み合わせが入賞に該当しているか否かを判定
する。入賞ライン9上に停止しているシンボルの種類
は、前述したようにカウンタ90〜95の計数値に対応
して識別することができる。そして、この入賞判定の結
果、入賞が得られていると、コイン払い出し器98がM
PU80からの指令により作動し、入賞役に応じた枚数
の配当コインを払い出す。 【0037】上記スロットマシンの作用について説明す
る。スタートレバー11を押すと、MPU80は全ての
ドライバ84〜89にクロックパルスを供給し、これに
より各ドライバ84〜89からステッピングモータ56
〜58,74〜76に駆動パルスが供給される。駆動パ
ルスの供給によりステッピングモータ56〜58,74
〜76が駆動されると、各リール44〜49が一斉に回
転を開始する。このとき、シンボル表示窓44〜46か
ら観察すると垂直回転リール44〜46については透明
な水平回転リール23〜25を通してシンボルが上から
下向きに移動する状態で、水平回転リール47〜49に
ついてはシンボルが右から左向きに移動する状態で観察
される。 【0038】任意のタイミングでストップボタン12〜
17が押されると、ストップ信号発生部96からのリー
ルストップ信号によって、全リール44〜49の回転が
ストップボタン12〜17の押圧順に停止する。したが
って、入賞ライン9上には各リール44〜49のシンボ
ルが停止される。このようにリール44〜49の全てが
停止表示されると、水平回転リール47〜49のシンボ
ルと、垂直回転リール44〜46のシンボルとが重なり
合った状態で各シンボル表示窓44〜46から観察され
る。 【0039】その後MPU80は、全てのカウンタ90
〜95での計数値を参照して入賞ライン9上で停止して
いるシンボルの種類を識別し、そのシンボルの組み合わ
せデータに基づいて入賞判定部97で入賞判定を行う。
この入賞判定によりMPU80は、入賞ライン9上で得
られている入賞の各々に対応した枚数の配当コインをコ
イン払出し器98を制御して払い出し、1ゲーム終了と
する。 【0040】前述した実施例では、水平回転リール23
〜25の全てを透明としているが、表示されたシンボル
のうち一部分のシンボルが表示された部分だけを透明と
しもよい。また、垂直回転リール44〜46の外側に水
平回転リール47〜49を配置した構造としているが、
図1を90°回転させて見ることにより、垂直方向に回
転する回転リール47〜49の内側に水平方向に回転す
る回転リール44〜46を配置させた構造にすることが
できるのはいうまでもない。 【0041】上記実施例では、垂直回転リール44〜4
6と水平回転リール47〜49とを3個ずつ組み合わせ
た構造としているが、これらのリールの個数は本発明で
はこれに限らずいくつでもよい。また、前述した実施例
では、1人用のスロットマシンについて説明してきた
が、8人が同時に行えるスロットマシンの実施例を図7
及び図8に示す。この例では、8人が腰掛ける各椅子1
00の前方に、縦横3列ずつ9個のシンボルが表示され
るシンボル表示窓が各々配置されている。これらのシン
ボル表示窓の奥には、3列の垂直回転リール101a〜
101cから構成される垂直回転リールユニット101
が円周方向に所定ピッチで8個ずつ配置されており、こ
れらの垂直回転リールユニット101を取り囲むように
大きな3段の水平回転リール102a〜102cから構
成される水平回転リールユニット102が水平方向に向
けて回動自在に設けられている。 【0042】この実施例では、垂直回転リールユニット
101の数に応じて椅子100に腰掛けた前方にコイン
投入口がそれぞれ設けられており、これらのコイン投入
口のうちのいずれかにコインが投入されると、一義的に
使用する台が決定されるため、決定された垂直回転リー
ルユニット101と水平回転リールリールユニット10
2とが一定時間経過後に自動的に回転する。ストップボ
タンも垂直回転リールユニット101の数に応じて椅子
100に腰掛けた前方に3個ずつ設けられており、これ
らの操作を行うことにより垂直回転リールユニット10
1の各リール101a〜101cの回転が停止する。水
平回転リール102a〜102cは、ランダムタイマに
よって垂直回転リール101a〜101cの全てが停止
した後に自動的に停止する。なお、ストップボタンの操
作が一定時間行われない場合には、ランダムタイマによ
って自動的に停止させる。入賞判定は、入賞判定部がコ
イン投入された台でのシンボル表示窓に並んだシンボル
の入賞判定を行う。 【0043】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、シン
ボル列を互いに直交する向きに移動表示させたから、重
なり合ったシンボル列の相互により新たなシンボルが構
成されるようになり、シンボルの種類を多様に変化させ
て遊技者に新たな興趣を与えることができる。また、水
平方向に回転するリールと垂直方向に回転するリールと
の両者を重なり合うように回転させることによって、シ
ンボルの移動表示にも斬新なゲーム感覚を導入すること
ができ、従来のスロットマシンのもつ単調さを大幅に改
善することができる。さらに、本発明のスロットマシン
によれば、円周方向に配置された複数の垂直回転リール
ユニットの前に、複数の遊技者が位置して同時にスロッ
トマシンのゲームを楽しむことができ、水平回転リール
が複数の遊技者の各々の垂直回転リールユニットを取り
囲むように位置して、各遊技者の垂直回転リールユニッ
トを渡るように回転し停止するから、複数の遊技者が一
体感を持って一緒にスロットマシンを楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたスロットマシンのシンボル列を
示す概念図である。 【図2】スロットマシンの外観を示す正面図である。 【図3】スロットマシンの構成を概略的に示す機能ブロ
ック図である。 【図4】リール駆動タイプのスロットマシンのリールユ
ニットの正面図である。 【図5】リールユニットの構造を示す断面図である。 【図6】スロットマシンの電気的構成を概略的に示した
機能ブロック図である。 【図7】スロットマシンの他の例を正面から見た概略説
明図である。 【図8】図7に示したスロットマシンを平面から見た概
略説明図である。 【符号の説明】 2 CRT 9 入賞ライン 3〜5,44〜46 垂直回転リール 6〜8,47〜49 水平回転リール 50〜52,63〜65 リール体 53〜55,66〜68 帯体 56〜58,74〜76 ステッピングモータ
示す概念図である。 【図2】スロットマシンの外観を示す正面図である。 【図3】スロットマシンの構成を概略的に示す機能ブロ
ック図である。 【図4】リール駆動タイプのスロットマシンのリールユ
ニットの正面図である。 【図5】リールユニットの構造を示す断面図である。 【図6】スロットマシンの電気的構成を概略的に示した
機能ブロック図である。 【図7】スロットマシンの他の例を正面から見た概略説
明図である。 【図8】図7に示したスロットマシンを平面から見た概
略説明図である。 【符号の説明】 2 CRT 9 入賞ライン 3〜5,44〜46 垂直回転リール 6〜8,47〜49 水平回転リール 50〜52,63〜65 リール体 53〜55,66〜68 帯体 56〜58,74〜76 ステッピングモータ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 リール体の外周に複数のシンボルを配列
し、水平方向に沿って回転自在な水平回転リールと、リ
ール体の外周に複数のシンボルを配列し、垂直方向に沿
って回転自在な垂直回転リールとを備え、水平又は垂直
回転リールのうちいずれか一方のリールを外側に、他方
のリールを内側に配置して外側のリールのリール体の一
部分あるいは全部を透明にしておき、シンボル表示窓の
奥で前記各々のリールを回転させ、各々のリールが停止
したときにシンボル表示窓に表れた外側の回転リールに
配列されたシンボルとこれの透明部分を通して観察され
る内側の回転リールのシンボルとの組み合わせによって
入賞の有無を決めるスロットマシンにおいて、 複数列の垂直回転リールから構成される垂直回転リール
ユニットを円周方向に所定ピッチで複数個配置し、これ
らの該垂直回転リールユニットを取り囲むように大きな
複数段の水平回転リールから構成される水平回転リール
ユニットが水平方向に向けて回動自在に設けられた こと
を特徴とするスロットマシン。
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