JP2010075726A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】変動態様を多様化させることにより、遊技者が図柄群の変動を見て楽しむ機会を増やす。
【解決手段】パチンコ機等の遊技機は、所要条件が成立すると所要の表示を指令する表示指令を出力する遊技制御部2や、所定方向に変動がそれぞれ可能な複数の変動領域6a,6b,6c,6dを有する表示部6、当該表示部6に画像信号を送って図柄群の変動または停止を制御する表示制御部4等を有する。変動領域6a,6b,6cと変動領域6dとではそれぞれ所定方向に図柄群の変動を行うので、同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。よって変動態様が多様化するので、図柄群の変動を楽しむ機会を遊技者に与えることができる。
【選択図】図1
【解決手段】パチンコ機等の遊技機は、所要条件が成立すると所要の表示を指令する表示指令を出力する遊技制御部2や、所定方向に変動がそれぞれ可能な複数の変動領域6a,6b,6c,6dを有する表示部6、当該表示部6に画像信号を送って図柄群の変動または停止を制御する表示制御部4等を有する。変動領域6a,6b,6cと変動領域6dとではそれぞれ所定方向に図柄群の変動を行うので、同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。よって変動態様が多様化するので、図柄群の変動を楽しむ機会を遊技者に与えることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示部と表示制御部とを備えた遊技機に関する。
パチンコ機やアレンジボール機等のような遊技機の多くは、遊技球が所定領域に入賞したり通過すると、図柄表示器において複数の変動領域でそれぞれ図柄群を変動させ始める。
例えば三つの変動領域の場合では、特別図柄(左図柄,中図柄,右図柄)として左側,中側,右側にそれぞれ図柄群を変動させ始める。このような図柄の変動状態を「図柄変動」と呼ぶ。なお上記所定領域としては、例えばゲートや始動口等が該当する。そして、図柄変動を始めてからしばらくした後、変動している図柄群を例えば左図柄,右図柄,中図柄の順番に停止する。こうして特定図柄の組み合わせ(例えば「555」や「777」等)で停止すると、「大当たり」として遊技者に特典を提供する。当該特典としては例えば大入賞口を所定制限内で開閉する等があり、遊技者に入賞の機会を与える。このように入賞の機会を与えられた遊技者は、多くの賞球(「賞品球」とも呼ぶ。)を獲得することが可能になる。
例えば三つの変動領域の場合では、特別図柄(左図柄,中図柄,右図柄)として左側,中側,右側にそれぞれ図柄群を変動させ始める。このような図柄の変動状態を「図柄変動」と呼ぶ。なお上記所定領域としては、例えばゲートや始動口等が該当する。そして、図柄変動を始めてからしばらくした後、変動している図柄群を例えば左図柄,右図柄,中図柄の順番に停止する。こうして特定図柄の組み合わせ(例えば「555」や「777」等)で停止すると、「大当たり」として遊技者に特典を提供する。当該特典としては例えば大入賞口を所定制限内で開閉する等があり、遊技者に入賞の機会を与える。このように入賞の機会を与えられた遊技者は、多くの賞球(「賞品球」とも呼ぶ。)を獲得することが可能になる。
しかし、従来の遊技機では複数の変動領域でそれぞれ図柄群を変動する場合には、同一方向か正逆方向で変動を行なっていた。このように変動に大きな変化がないので、遊技者は図柄群の変動を見て楽しむことが少なかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、変動態様を多様化させることにより遊技者が図柄群の変動を見て楽しむ機会を増やすことを目的とする。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、変動態様を多様化させることにより遊技者が図柄群の変動を見て楽しむ機会を増やすことを目的とする。
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「変動領域」は図柄群を変動させることが可能な表示領域を意味し、表示部のほぼ全部であってもよく、表示部の一部であってもよい。
(2)「複数の変動領域」は表示部においてタイル状に並べてもよく、全部または一部を重ねてもよい。
(3)「図柄」は文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。
(4)「停止」には静止する場合のみならず、基準位置を中心に任意の方向に任意の距離範囲で動かす場合をも含む。
(5)「交差」はほぼ直交させる態様に限らず、任意の角度で(すなわち斜めに)交わらせる態様を含む。
(1)「変動領域」は図柄群を変動させることが可能な表示領域を意味し、表示部のほぼ全部であってもよく、表示部の一部であってもよい。
(2)「複数の変動領域」は表示部においてタイル状に並べてもよく、全部または一部を重ねてもよい。
(3)「図柄」は文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。
(4)「停止」には静止する場合のみならず、基準位置を中心に任意の方向に任意の距離範囲で動かす場合をも含む。
(5)「交差」はほぼ直交させる態様に限らず、任意の角度で(すなわち斜めに)交わらせる態様を含む。
当該手段1によれば、複数の変動領域のうち少なくとも二つの変動領域を交差させた。少なくとも二つの変動領域が交差するので、それぞれの変動領域で図柄群の変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。ここで、請求項2に記載した用語の「所要のタイミング」には一定のタイミングと不定のタイミングとを含む。
一定のタイミングは、例えばリーチに達した時,変動開始から所定期間経過した時,全図柄同期変動を始める時等が該当する。なお、この解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
当該手段2によれば、所要のタイミングに達すると第1変動領域と交差する第2変動領域を表示部に設け、表示制御部が第2変動領域で図柄群の変動または停止を制御する。第1変動領域と第2変動領域とが交差するので、それぞれの変動領域で図柄群の変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
一定のタイミングは、例えばリーチに達した時,変動開始から所定期間経過した時,全図柄同期変動を始める時等が該当する。なお、この解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
当該手段2によれば、所要のタイミングに達すると第1変動領域と交差する第2変動領域を表示部に設け、表示制御部が第2変動領域で図柄群の変動または停止を制御する。第1変動領域と第2変動領域とが交差するので、それぞれの変動領域で図柄群の変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3によれば、表示制御部は複数の変動領域でそれぞれ変動している図柄群を変動領域ごとに順番に停止する制御を行う。変動領域ごとに対応して図柄が順番に停止して表示されるので、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
課題を解決するための手段4は、請求項4に記載した通りである。ここで、請求項4に記載した用語の「図柄群の構成」は、図柄群に含まれる図柄の種類,図柄の数,図柄の配列(並び順),図柄の割合等を意味する。なお、この解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。当該手段4によれば、表示制御部は複数の変動領域で変動または停止して表示する図柄群の構成を異ならせる。図柄群の構成が異なると、交差部位に停止して表示される図柄の順番や確率なども異なってくる。よって、変動態様がより多様化し、特定の図柄が停止して表示される可能性も変化する。こうして図柄群の変動を楽しむ機会を遊技者に与えることができ、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
課題を解決するための手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5によれば、表示制御部は停止して表示された図柄を縮小し、または当該図柄を表示部の周縁部位に移動させる。あるいは、表示制御部は停止して表示された図柄を縮小して表示部の周縁部位に移動させる。図柄を縮小したり移動させると、未だに変動している図柄群にかかる変動領域を目立たせることができる。よって、停止して表示された図柄の見やすさを維持しながらも、変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
本発明によれば変動態様を多様化させたので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用したものである。
はじめに、本発明の概要を模式的に示した図1を参照しながら説明する。
図1に示す遊技機は、所要条件が成立すると所要の表示を指令する表示指令を出力する遊技制御部2や、所定方向に変動がそれぞれ可能な複数の変動領域6a,6b,6c,6dを有する表示部6、当該表示部6に画像信号を送って図柄群の変動または停止を制御する表示制御部4等を有する。
図1の例で示す変動領域6bと変動領域6dを交差させた部位に設けた交差部位6e,6f,6gは、いずれも図柄が表示可能に構成されている。
ここでは説明を簡単にするために、変動領域6a,6b,6c,6dで変動を行うそれぞれの図柄群は数字の図柄(例えば「0」「1」「2」…「9」)のみで構成する。
所定方向は任意の方向であってよいが、例えば変動領域の長辺とほぼ平行な方向である。
所要条件は、遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件を意味する。
例えば、高確率中や時短中、保留球数が上限値に達したとき(いわゆる満タン中)、遊技球が所定領域に入賞または通過すること、大当たり遊技中、大当たり遊技終了後の一定期間、開閉部材(入賞口の蓋や羽根,いわゆるチューリップ等の可動翼片等)が開いているとき等が該当する。
所要条件は遊技中で固定させてもよく、あるタイミングで変化させてもよい。
〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用したものである。
はじめに、本発明の概要を模式的に示した図1を参照しながら説明する。
図1に示す遊技機は、所要条件が成立すると所要の表示を指令する表示指令を出力する遊技制御部2や、所定方向に変動がそれぞれ可能な複数の変動領域6a,6b,6c,6dを有する表示部6、当該表示部6に画像信号を送って図柄群の変動または停止を制御する表示制御部4等を有する。
図1の例で示す変動領域6bと変動領域6dを交差させた部位に設けた交差部位6e,6f,6gは、いずれも図柄が表示可能に構成されている。
ここでは説明を簡単にするために、変動領域6a,6b,6c,6dで変動を行うそれぞれの図柄群は数字の図柄(例えば「0」「1」「2」…「9」)のみで構成する。
所定方向は任意の方向であってよいが、例えば変動領域の長辺とほぼ平行な方向である。
所要条件は、遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件を意味する。
例えば、高確率中や時短中、保留球数が上限値に達したとき(いわゆる満タン中)、遊技球が所定領域に入賞または通過すること、大当たり遊技中、大当たり遊技終了後の一定期間、開閉部材(入賞口の蓋や羽根,いわゆるチューリップ等の可動翼片等)が開いているとき等が該当する。
所要条件は遊技中で固定させてもよく、あるタイミングで変化させてもよい。
表示制御部4が行う画像編集によって表示部6に表示される図柄は、例えば次のようになる。
すなわち複数の変動領域6a,6b,6c,6dでそれぞれ図柄群を変動し始め、その後に停止する。
変動している複数の図柄群は、ほぼ同時に停止させてもよく、所定の順番で停止させてもよい。
また、停止順は任意に設定することができ、例えば変動領域6a→変動領域6c→変動領域6b→変動領域6dの順番で停止する。
図1の例では変動領域6aと変動領域6cでそれぞれ図柄群の変動を停止し、中段横一列の有効ライン上には図柄「7」がそれぞれ表示されているのでリーチ状態である。
このとき、変動領域6bと変動領域6dでは図柄群の変動を継続しており、変動領域6a,6b,6cと変動領域6dは互いに交差する交差部位6e,6f,6gを有する。
これらの変動領域6a,6b,6cと変動領域6dとではそれぞれ所定方向に図柄群の変動を行うので、同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。
よって変動態様が多様化するので、図柄群の変動を楽しむ機会を遊技者に与えることができる。
また交差部位6e,6f,6gには、変動領域6a,6b,6cで変動している図柄群が停止したときの図柄と、変動領域6dで変動している図柄群が停止したときの図柄とが表示可能である。
よって有効ライン上には複数の図柄を交差部位6e,6f,6gに停止して表示可能になるので、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
なお必要に応じて、停止して表示する図柄を交差部位6e,6f,6g以外の部位(例えば表示部6の周縁部位)に表示してもよい。
さらに変動領域6bで図柄群の変動を停止した後に、変動領域6dで図柄群の変動を停止して交差部位6e,6f,6gに図柄を順番に表示するので、特典を期待する遊技者の期待感をより向上させることができる。
すなわち複数の変動領域6a,6b,6c,6dでそれぞれ図柄群を変動し始め、その後に停止する。
変動している複数の図柄群は、ほぼ同時に停止させてもよく、所定の順番で停止させてもよい。
また、停止順は任意に設定することができ、例えば変動領域6a→変動領域6c→変動領域6b→変動領域6dの順番で停止する。
図1の例では変動領域6aと変動領域6cでそれぞれ図柄群の変動を停止し、中段横一列の有効ライン上には図柄「7」がそれぞれ表示されているのでリーチ状態である。
このとき、変動領域6bと変動領域6dでは図柄群の変動を継続しており、変動領域6a,6b,6cと変動領域6dは互いに交差する交差部位6e,6f,6gを有する。
これらの変動領域6a,6b,6cと変動領域6dとではそれぞれ所定方向に図柄群の変動を行うので、同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄群の変動が実現される。
よって変動態様が多様化するので、図柄群の変動を楽しむ機会を遊技者に与えることができる。
また交差部位6e,6f,6gには、変動領域6a,6b,6cで変動している図柄群が停止したときの図柄と、変動領域6dで変動している図柄群が停止したときの図柄とが表示可能である。
よって有効ライン上には複数の図柄を交差部位6e,6f,6gに停止して表示可能になるので、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
なお必要に応じて、停止して表示する図柄を交差部位6e,6f,6g以外の部位(例えば表示部6の周縁部位)に表示してもよい。
さらに変動領域6bで図柄群の変動を停止した後に、変動領域6dで図柄群の変動を停止して交差部位6e,6f,6gに図柄を順番に表示するので、特典を期待する遊技者の期待感をより向上させることができる。
ここで、以下に示す変動の態様を行なってもよい。
これらの態様であっても、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(1)所要のタイミングに達すると第1変動領域と交差して図柄を表示可能な交差部位を有する第2変動領域を表示部6に設けるように構成してもよい。
図1の例では、始めに変動領域6a,6b,6c(第1変動領域)で図柄群の変動または停止を行い、リーチ等に達すると変動領域6d(第2変動領域)を設けて図柄群の変動または停止を行う。
変動領域6dが増えることによって変動領域6bとの交差部位6e,6f,6gにはそれぞれ二つの図柄を表示することが可能になるので、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
(2)複数の変動領域でそれぞれ変動または停止して表示する図柄群の構成を異ならせてもよい。
例えば、図1に示す変動領域6bにかかる図柄群と、変動領域6dにかかる図柄群とで図柄の配列を逆順にする。
図柄群の構成は、他に図柄の配列をランダムにしてもよく、図柄の割合や個数を異ならせてもよく、他種の図柄を含めてもよい。
このように図柄群の構成が異なると、交差部位6e,6f,6gに停止して表示される図柄の順番や確率なども異なってくる。
よって変動態様がより多様化し、特定の図柄が停止して表示される可能性も変化する。
(3)表示部6に停止して表示された図柄を縮小し、および/または、当該図柄を表示部6の周縁部位に移動させるように構成してもよい。
図柄を縮小したり移動させると、未だに変動している図柄群にかかる変動領域を目立たせることができる。
図1の例では変動領域6a,6cで停止して表示されている図柄を縮小したり、周縁部位に移動させる。
こうすれば停止して表示された図柄の見やすさを維持しながらも、変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
(4)複数の変動領域でそれぞれ変動している図柄群を停止すると、交差部位で複数の図柄を視認可能に表示するように構成してもよい。
複数の図柄を視認可能に表示する態様としては、例えば図柄のほぼ全部または一部を重畳して(重ね合わせて)表示したり、重ならないように並べて表示したり、あるいは色彩(濃淡,透明,半透明を含む。
)を変えて表示するなどの態様がある。
こうすれば変動の結果が明確になるので、遊技者は変動の結果を認識することができ、他の図柄変動による特典を期待する期待感を持つことができる。
これらの態様であっても、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(1)所要のタイミングに達すると第1変動領域と交差して図柄を表示可能な交差部位を有する第2変動領域を表示部6に設けるように構成してもよい。
図1の例では、始めに変動領域6a,6b,6c(第1変動領域)で図柄群の変動または停止を行い、リーチ等に達すると変動領域6d(第2変動領域)を設けて図柄群の変動または停止を行う。
変動領域6dが増えることによって変動領域6bとの交差部位6e,6f,6gにはそれぞれ二つの図柄を表示することが可能になるので、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
(2)複数の変動領域でそれぞれ変動または停止して表示する図柄群の構成を異ならせてもよい。
例えば、図1に示す変動領域6bにかかる図柄群と、変動領域6dにかかる図柄群とで図柄の配列を逆順にする。
図柄群の構成は、他に図柄の配列をランダムにしてもよく、図柄の割合や個数を異ならせてもよく、他種の図柄を含めてもよい。
このように図柄群の構成が異なると、交差部位6e,6f,6gに停止して表示される図柄の順番や確率なども異なってくる。
よって変動態様がより多様化し、特定の図柄が停止して表示される可能性も変化する。
(3)表示部6に停止して表示された図柄を縮小し、および/または、当該図柄を表示部6の周縁部位に移動させるように構成してもよい。
図柄を縮小したり移動させると、未だに変動している図柄群にかかる変動領域を目立たせることができる。
図1の例では変動領域6a,6cで停止して表示されている図柄を縮小したり、周縁部位に移動させる。
こうすれば停止して表示された図柄の見やすさを維持しながらも、変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
(4)複数の変動領域でそれぞれ変動している図柄群を停止すると、交差部位で複数の図柄を視認可能に表示するように構成してもよい。
複数の図柄を視認可能に表示する態様としては、例えば図柄のほぼ全部または一部を重畳して(重ね合わせて)表示したり、重ならないように並べて表示したり、あるいは色彩(濃淡,透明,半透明を含む。
)を変えて表示するなどの態様がある。
こうすれば変動の結果が明確になるので、遊技者は変動の結果を認識することができ、他の図柄変動による特典を期待する期待感を持つことができる。
次に第1種パチンコ機に本発明を適用した例、すなわち互いに交差させた少なくとも二つの変動領域において図柄変動を行う例について、図2〜図8を参照しながら説明する。
図2には第1種パチンコ機であるパチンコ機10の外観を正面図で示す。
図2に示すパチンコ機10の遊技盤面12上には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ58を有するゲート32、パチンコ球が通過可能な通過口24,62、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ60を有する第1種始動口30、ソレノイド54によって開閉される蓋74を有する大入賞口34、後述するように特別図柄表示器22や保留球ランプ20,28等を複合的に有する複合装置14、その他に一般の入賞口や風車,釘などが適宜に配置されている。
図2には第1種パチンコ機であるパチンコ機10の外観を正面図で示す。
図2に示すパチンコ機10の遊技盤面12上には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ58を有するゲート32、パチンコ球が通過可能な通過口24,62、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ60を有する第1種始動口30、ソレノイド54によって開閉される蓋74を有する大入賞口34、後述するように特別図柄表示器22や保留球ランプ20,28等を複合的に有する複合装置14、その他に一般の入賞口や風車,釘などが適宜に配置されている。
一方の通過口24には、普通図柄を変動または停止して表示する普通図柄表示器26を備える。
普通図柄表示器26は一個または複数個の発光体(例えば緑色を発するLEDと赤色を発するLED)を有し、ゲート32にパチンコ球が通過したときに変動が始まって所定時間経過後に停止する。
具体的には発光体を点灯させて変動を行い、特定の発光体(例えば赤色のLED)が点灯状態または消灯状態で停止すると下部始動口68の蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。
大入賞口34は上記蓋74の他に、パチンコ球が大入賞口開放期間(例えば20秒間)内に入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能になるVゾーン56や、単に賞球を払い出す普通入賞口などを有する。
入賞したパチンコ球を検出するために、Vゾーン56にはVゾーンセンサ52を、上記普通入賞口には入賞センサ70をそれぞれ有する。
また、大入賞口34の下方には入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ66を有する下部始動口68を設ける。
当該下部始動口68は第1種始動口30と同等の機能を備える。
これらの第1種始動口30や下部始動口68は、いずれもパチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞球を払い出す。
よって、パチンコ機10では第1種始動口30や下部始動口68にパチンコ球が入賞すると所要条件が成立することになる。
普通図柄表示器26は一個または複数個の発光体(例えば緑色を発するLEDと赤色を発するLED)を有し、ゲート32にパチンコ球が通過したときに変動が始まって所定時間経過後に停止する。
具体的には発光体を点灯させて変動を行い、特定の発光体(例えば赤色のLED)が点灯状態または消灯状態で停止すると下部始動口68の蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。
大入賞口34は上記蓋74の他に、パチンコ球が大入賞口開放期間(例えば20秒間)内に入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能になるVゾーン56や、単に賞球を払い出す普通入賞口などを有する。
入賞したパチンコ球を検出するために、Vゾーン56にはVゾーンセンサ52を、上記普通入賞口には入賞センサ70をそれぞれ有する。
また、大入賞口34の下方には入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ66を有する下部始動口68を設ける。
当該下部始動口68は第1種始動口30と同等の機能を備える。
これらの第1種始動口30や下部始動口68は、いずれもパチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞球を払い出す。
よって、パチンコ機10では第1種始動口30や下部始動口68にパチンコ球が入賞すると所要条件が成立することになる。
図3(A)に拡大して示す複合装置14は、図柄を表示可能な特別図柄表示器22、普通図柄の変動中にゲート32を通過したパチンコ球の個数を表示する保留球ランプ20、特別図柄の変動中に第1種始動口30や下部始動口68に入賞したパチンコ球の個数を表示する保留球ランプ28等を有する。
以下、保留球ランプ28の表示によって認識できる数を「保留球数」と呼ぶ。
表示部6に相当する特別図柄表示器22は例えば液晶表示器を用い、文字,記号,符号,図形,映像などの図柄からなる特別図柄,装飾図柄等を表示する。
特別図柄表示器22に表示する特別図柄は、第1種始動口30や下部始動口68にパチンコ球が入賞すると変動し始め、所定時間経過すると停止可能になっている。
また、特別図柄表示器22の画面上には4つの変動領域80,84,88,92を有する。
変動領域80,84,88では画面の上下方向にほぼ連続的にスクロールする図柄変動を行い、変動領域92では画面の左右方向にほぼ連続的にスクロールする図柄変動を行う。
なお、所定方向にほぼ連続的にスクロールする図柄変動を「スクロール変動」とも呼ぶ。
変動領域80,84,88と変動領域92とが交差する交差区域82,86,90(交差部位)は、それぞれ一の図柄または複数の図柄が表示可能になっている。
変動領域80で図柄変動を行う図柄群80aの構成を図3(B)に示す。
同様に図3(B)には変動領域84,88,92でそれぞれ図柄変動を行う図柄群84a,88a,92aの構成も示す。
図3(B)の例では、図柄群80a,84aと図柄群88a,92aとでは図柄の配列を互いに逆順にしている。
この構成において変動を行うと、各図柄群の図面下側から上側方向に順番に特別図柄表示器22に現れる。
なお、特別図柄表示器22として液晶表示器を用いたが、CRTやLED表示器,プラズマ表示器などのように図柄が表示可能な如何なる表示器を用いてもよい。
また、普通図柄表示器26と特別図柄表示器22とを別個に用いたが、同一の表示器で双方を兼用してもよい。
保留球ランプ20,28は、それぞれが1個または複数個の発光体(例えば4個のLED)からなる。
以下、保留球ランプ28の表示によって認識できる数を「保留球数」と呼ぶ。
表示部6に相当する特別図柄表示器22は例えば液晶表示器を用い、文字,記号,符号,図形,映像などの図柄からなる特別図柄,装飾図柄等を表示する。
特別図柄表示器22に表示する特別図柄は、第1種始動口30や下部始動口68にパチンコ球が入賞すると変動し始め、所定時間経過すると停止可能になっている。
また、特別図柄表示器22の画面上には4つの変動領域80,84,88,92を有する。
変動領域80,84,88では画面の上下方向にほぼ連続的にスクロールする図柄変動を行い、変動領域92では画面の左右方向にほぼ連続的にスクロールする図柄変動を行う。
なお、所定方向にほぼ連続的にスクロールする図柄変動を「スクロール変動」とも呼ぶ。
変動領域80,84,88と変動領域92とが交差する交差区域82,86,90(交差部位)は、それぞれ一の図柄または複数の図柄が表示可能になっている。
変動領域80で図柄変動を行う図柄群80aの構成を図3(B)に示す。
同様に図3(B)には変動領域84,88,92でそれぞれ図柄変動を行う図柄群84a,88a,92aの構成も示す。
図3(B)の例では、図柄群80a,84aと図柄群88a,92aとでは図柄の配列を互いに逆順にしている。
この構成において変動を行うと、各図柄群の図面下側から上側方向に順番に特別図柄表示器22に現れる。
なお、特別図柄表示器22として液晶表示器を用いたが、CRTやLED表示器,プラズマ表示器などのように図柄が表示可能な如何なる表示器を用いてもよい。
また、普通図柄表示器26と特別図柄表示器22とを別個に用いたが、同一の表示器で双方を兼用してもよい。
保留球ランプ20,28は、それぞれが1個または複数個の発光体(例えば4個のLED)からなる。
図2に戻って遊技盤面12の下方には、遊技者がパチンコ機10に対して操作を行う操作ボタン48(操作部)、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿44や、タバコの吸い殻等を入れる灰皿46、遊技者の手が触れているか否かを検出するタッチセンサ42を備えたハンドル40、賞球の受皿である上皿38の内部に設けて音(効果音や音楽等)を出すスピーカ50などを備える。
また、ガラス枠18(他に「金枠」とも呼ぶ。
)の開放を検出する枠開放センサ36や、パチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な位置に配置されている発光体からなるランプ類16をも備える。
さらに上皿38には球貸を指令する球貸スイッチ64や、プリペイドカードの返却を指令する返却スイッチ72等を備える。
また、ガラス枠18(他に「金枠」とも呼ぶ。
)の開放を検出する枠開放センサ36や、パチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な位置に配置されている発光体からなるランプ類16をも備える。
さらに上皿38には球貸を指令する球貸スイッチ64や、プリペイドカードの返却を指令する返却スイッチ72等を備える。
次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技を実現するメイン制御基板100と、そのメイン制御基板100から送られた表示指令(例えば停止予定図柄や変動パターン等を含む信号)を受けて特別図柄表示器22に図柄を表示する表示制御基板200とについて、これらの概略構成を示した図4を参照しながら説明する。
これらのメイン制御基板100および表示制御基板200は、いずれも例えばパチンコ機10の背面側に設ける。
図4に示すメイン制御基板100は遊技制御部2に相当し、CPU(プロセッサ)110を中心に構成している。
当該メイン制御基板100は、遊技制御プログラムや所要のデータ(例えば大当たり値等)を格納するROM112、各種の乱数や信号等のデータを格納するRAM114、各種の入力装置から送られた信号を受けてメイン制御基板100内で処理可能なデータ形式に変換する入力処理回路102、CPU110から送られた作動データを受けて各種の出力装置を作動させる出力処理回路104、CPU110から送られた表示データを受けて表示体や発光体を適宜に表示制御(点灯,点滅を含む)する表示制御回路106、表示制御基板200に対して所要の信号を送る通信制御回路116等を有する。
これらの構成要素は、いずれもバス118に互いに結合されている。
これらのメイン制御基板100および表示制御基板200は、いずれも例えばパチンコ機10の背面側に設ける。
図4に示すメイン制御基板100は遊技制御部2に相当し、CPU(プロセッサ)110を中心に構成している。
当該メイン制御基板100は、遊技制御プログラムや所要のデータ(例えば大当たり値等)を格納するROM112、各種の乱数や信号等のデータを格納するRAM114、各種の入力装置から送られた信号を受けてメイン制御基板100内で処理可能なデータ形式に変換する入力処理回路102、CPU110から送られた作動データを受けて各種の出力装置を作動させる出力処理回路104、CPU110から送られた表示データを受けて表示体や発光体を適宜に表示制御(点灯,点滅を含む)する表示制御回路106、表示制御基板200に対して所要の信号を送る通信制御回路116等を有する。
これらの構成要素は、いずれもバス118に互いに結合されている。
CPU110はROM112に格納された遊技制御プログラムを実行してパチンコ機10による遊技を実現するが、当該遊技制御プログラムには後述する第1種始動口処理等を実現するためのプログラムをも含む。
ROM112にはEPROMを用い、RAM114にはDRAMを用いるが、他種のメモリを用いてもよい。
他種のメモリとしては、EEPROM,SRAM,フラッシュメモリ等がある。
入力処理回路102が検出信号等を受ける入力装置としては、例えば操作ボタン48、始動口センサ60,66、ゲートセンサ58、入賞センサ(Vゾーンセンサ52等)あるいは他のセンサ(枠開放センサ36,タッチセンサ42等)などがある。
出力処理回路104が信号を出力する出力装置としては、例えばソレノイド54等がある。
表示制御回路106が表示制御する表示体としては、例えばランプ類16や保留球ランプ20,28、あるいは普通図柄表示器26等がある。
通信制御回路116は、さらに図示しない枠制御基板やホールコンピュータ等に対しても必要に応じて所要のデータを送ることができる。
ROM112にはEPROMを用い、RAM114にはDRAMを用いるが、他種のメモリを用いてもよい。
他種のメモリとしては、EEPROM,SRAM,フラッシュメモリ等がある。
入力処理回路102が検出信号等を受ける入力装置としては、例えば操作ボタン48、始動口センサ60,66、ゲートセンサ58、入賞センサ(Vゾーンセンサ52等)あるいは他のセンサ(枠開放センサ36,タッチセンサ42等)などがある。
出力処理回路104が信号を出力する出力装置としては、例えばソレノイド54等がある。
表示制御回路106が表示制御する表示体としては、例えばランプ類16や保留球ランプ20,28、あるいは普通図柄表示器26等がある。
通信制御回路116は、さらに図示しない枠制御基板やホールコンピュータ等に対しても必要に応じて所要のデータを送ることができる。
次に、表示制御基板200は表示制御部4に相当し、メイン制御基板100と同様にCPU210を中心に構成している。
当該表示制御基板200は、表示制御プログラム,所要の表示データ(例えば表示指令に対応する表示情報,はずれ変動パターンを含む複数の変動パターン,複数のリーチパターン等)を格納するROM202、表示指令,表示情報,入出力信号等を格納するRAM204、メイン制御基板100から送られたデータを受信しする通信制御回路206、所要の図柄を記憶し指令を受けて生成するキャラクタジェネレータ212、CPU210から送られた表示情報を受けて特別図柄表示器22に加工した図柄を表示するVDP(Video Display Processor)214等を有する。
これらの構成要素は、いずれもバス208に互いに結合されている。
当該表示制御基板200は、表示制御プログラム,所要の表示データ(例えば表示指令に対応する表示情報,はずれ変動パターンを含む複数の変動パターン,複数のリーチパターン等)を格納するROM202、表示指令,表示情報,入出力信号等を格納するRAM204、メイン制御基板100から送られたデータを受信しする通信制御回路206、所要の図柄を記憶し指令を受けて生成するキャラクタジェネレータ212、CPU210から送られた表示情報を受けて特別図柄表示器22に加工した図柄を表示するVDP(Video Display Processor)214等を有する。
これらの構成要素は、いずれもバス208に互いに結合されている。
CPU210はROM202に格納された表示制御プログラムを実行して特別図柄表示器22に図柄を表示するが、当該表示制御プログラムには後述する図柄表示処理等を実現するためのプログラムをも含む。
ROM202はEPROMを用い、RAM204にはDRAMを用いるが、上記他種のメモリを用いてもよい。
通信制御回路206は、さらに図示しない枠制御基板やホールコンピュータ等に対しても必要に応じて所要のデータを送ることができる。
キャラクタジェネレータ212が生成する図柄データとしては、例えば文字(英数字や漢字等),図柄(特別図柄,普通図柄,装飾図柄等),静止画,動画(アニメーション等),映像などがある。
VRAMやパレットRAM等を有するVDP214は、表示情報を受けてキャラクタジェネレータ212が生成した図柄データを読み込み、配色指定及びスプライト処理等の画像編集を行なってVRAMやパレットRAMに図柄データを展開した上で、最終的に画像信号(映像信号や同期信号等)を特別図柄表示器22に出力する。
このときスプライト処理を実行して実現されるスプライト機能によって、少なくとも二つの変動領域にそれぞれ対応する図柄群を同時にまたは非同時に変動または停止して表示することが可能になり、さらには素早く表示することができる。
ROM202はEPROMを用い、RAM204にはDRAMを用いるが、上記他種のメモリを用いてもよい。
通信制御回路206は、さらに図示しない枠制御基板やホールコンピュータ等に対しても必要に応じて所要のデータを送ることができる。
キャラクタジェネレータ212が生成する図柄データとしては、例えば文字(英数字や漢字等),図柄(特別図柄,普通図柄,装飾図柄等),静止画,動画(アニメーション等),映像などがある。
VRAMやパレットRAM等を有するVDP214は、表示情報を受けてキャラクタジェネレータ212が生成した図柄データを読み込み、配色指定及びスプライト処理等の画像編集を行なってVRAMやパレットRAMに図柄データを展開した上で、最終的に画像信号(映像信号や同期信号等)を特別図柄表示器22に出力する。
このときスプライト処理を実行して実現されるスプライト機能によって、少なくとも二つの変動領域にそれぞれ対応する図柄群を同時にまたは非同時に変動または停止して表示することが可能になり、さらには素早く表示することができる。
なお、メイン制御基板100から送られた指令信号を受けて各種装置の作動を制御する枠制御基板やその他の基板等については、本発明の要旨と関連しないために図示および説明を省略する。
上記各種装置としては、例えばハンドル40が操作されるとパチンコ球を発射する発射装置や、球貸しや賞球のためにパチンコ球の払い出しを行う払出装置などが該当する。
上記各種装置としては、例えばハンドル40が操作されるとパチンコ球を発射する発射装置や、球貸しや賞球のためにパチンコ球の払い出しを行う払出装置などが該当する。
上記のように構成したパチンコ機10において、本発明を実現するためにメイン制御基板100で実行する手順について図5,図6を参照して説明する。
ここで、図5には第1種始動口30に対するパチンコ球の入賞判別を実現する第1種始動口処理の手順を、図6にはリーチの際における図柄変動等を実現するリーチ処理の内容をそれぞれフローチャートで示す。
これらの処理は、いずれも図4に示すメイン制御基板100のROM112に格納されている遊技制御プログラムをCPU110が適当なタイミング(例えば4ミリ秒ごとの周期)で実行することによって実現される。
なお説明を簡単にするために、第1種始動口30と下部始動口68は同様に機能するので、第1種始動口30を例にして説明する。
また、実際のパチンコ機では特別図柄表示器22における図柄変動中に第1種始動口30等にパチンコ球が入賞すると所定個数(例えば4個)を上限に保留して保留球ランプ28を点灯させ、当該図柄変動を終えた後に続けて図柄変動を行うが、第1種始動口30等に1個のパチンコ球のみが入賞したときを想定して説明する。
ここで、図5には第1種始動口30に対するパチンコ球の入賞判別を実現する第1種始動口処理の手順を、図6にはリーチの際における図柄変動等を実現するリーチ処理の内容をそれぞれフローチャートで示す。
これらの処理は、いずれも図4に示すメイン制御基板100のROM112に格納されている遊技制御プログラムをCPU110が適当なタイミング(例えば4ミリ秒ごとの周期)で実行することによって実現される。
なお説明を簡単にするために、第1種始動口30と下部始動口68は同様に機能するので、第1種始動口30を例にして説明する。
また、実際のパチンコ機では特別図柄表示器22における図柄変動中に第1種始動口30等にパチンコ球が入賞すると所定個数(例えば4個)を上限に保留して保留球ランプ28を点灯させ、当該図柄変動を終えた後に続けて図柄変動を行うが、第1種始動口30等に1個のパチンコ球のみが入賞したときを想定して説明する。
図5に示す第1種始動口処理では、まず第1種始動口30にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。
具体的には、図2または図4に示す始動口センサ60から検出信号を受けると入賞した(YES)と判別し、当該検出信号を受けなければ入賞していない(NO)と判別する。
第1種始動口30にパチンコ球が入賞すると(YES)、各種の乱数を読み込んで記憶する〔ステップS12〕。
各種の乱数としては、例えば大当たりか否かを判別するために用いる大当たり判定用乱数RAや、その大当たり判定用乱数RAによって大当たりと判別されたときに特別図柄表示器22に表示する大当たり図柄(特定図柄の組み合わせ)を特定するために用いる大当たり図柄用乱数RB、特別図柄表示器22に表示されたリーチ図柄(所定図柄の組み合わせ)等に応じてリーチに達してから変動を停止するまでの表示パターンを特定するために用いるリーチパターン乱数RC等が該当する。
なお「リーチ」または「リーチ状態」とは、未だに変動している残りの特別図柄(第3図柄)を除き、他の特別図柄(第1図柄,第2図柄)がリーチ図柄で停止した状態を意味する。
具体的には、図2または図4に示す始動口センサ60から検出信号を受けると入賞した(YES)と判別し、当該検出信号を受けなければ入賞していない(NO)と判別する。
第1種始動口30にパチンコ球が入賞すると(YES)、各種の乱数を読み込んで記憶する〔ステップS12〕。
各種の乱数としては、例えば大当たりか否かを判別するために用いる大当たり判定用乱数RAや、その大当たり判定用乱数RAによって大当たりと判別されたときに特別図柄表示器22に表示する大当たり図柄(特定図柄の組み合わせ)を特定するために用いる大当たり図柄用乱数RB、特別図柄表示器22に表示されたリーチ図柄(所定図柄の組み合わせ)等に応じてリーチに達してから変動を停止するまでの表示パターンを特定するために用いるリーチパターン乱数RC等が該当する。
なお「リーチ」または「リーチ状態」とは、未だに変動している残りの特別図柄(第3図柄)を除き、他の特別図柄(第1図柄,第2図柄)がリーチ図柄で停止した状態を意味する。
次に、抽選結果が「大当たり」か否かを判別する〔ステップS14〕。
具体的には、上記ステップS12で読み込んで記憶した大当たり判定用乱数RAが大当たり値と一致したか否かで判別する。
大当たり値の数は1個であってもよく、複数個であってもよい。
もし「大当たり」と判別したときは(YES)、ステップS12で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ステップS16〕、図柄変動を開始すべく後述するステップS18に進む。
このとき、大当たり図柄用乱数RBの値に基づいて、最終的に停止して確定する予定の図柄(以下「停止予定図柄」と呼ぶ。
)を決定する。
一方、ステップS14で「はずれ」と判別されたときは(NO)、はずれ図柄を特別図柄表示器22に表示するためにはずれ図柄データをRAM114から読み込み〔ステップS30〕、当該はずれ図柄にリーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップS32〕。
具体的には有効ライン上の第1図柄(例えば左図柄)と第2図柄(例えば右図柄)がリーチ図柄で停止したか否かで判別する。
多くのパチンコ機10では、リーチ図柄に同じ図柄(いわゆるゾロ目)を充てる。
もしリーチ図柄を含むならば(YES)、最終的には「はずれ」になるが途中でリーチに達するので後述するステップS18に進む。
もしリーチ図柄を含まなければ(NO)、後述するステップS34に進む。
具体的には、上記ステップS12で読み込んで記憶した大当たり判定用乱数RAが大当たり値と一致したか否かで判別する。
大当たり値の数は1個であってもよく、複数個であってもよい。
もし「大当たり」と判別したときは(YES)、ステップS12で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ステップS16〕、図柄変動を開始すべく後述するステップS18に進む。
このとき、大当たり図柄用乱数RBの値に基づいて、最終的に停止して確定する予定の図柄(以下「停止予定図柄」と呼ぶ。
)を決定する。
一方、ステップS14で「はずれ」と判別されたときは(NO)、はずれ図柄を特別図柄表示器22に表示するためにはずれ図柄データをRAM114から読み込み〔ステップS30〕、当該はずれ図柄にリーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップS32〕。
具体的には有効ライン上の第1図柄(例えば左図柄)と第2図柄(例えば右図柄)がリーチ図柄で停止したか否かで判別する。
多くのパチンコ機10では、リーチ図柄に同じ図柄(いわゆるゾロ目)を充てる。
もしリーチ図柄を含むならば(YES)、最終的には「はずれ」になるが途中でリーチに達するので後述するステップS18に進む。
もしリーチ図柄を含まなければ(NO)、後述するステップS34に進む。
表示制御基板200に表示指令を送って特別図柄表示器22上の変動領域80,84,88,92においてほぼ同時に図柄変動を開始し〔ステップS18〕、しばらくしてからリーチ処理を実行する〔ステップS20〕。
このリーチ処理の具体的な内容について、図6を参照しながら説明する。
図6に示すリーチ処理のステップS46〜S54では、メイン制御基板100から表示制御基板200に表示指令を送って対応する処理を実現する。
まず、図5のステップS12で記憶したリーチパターン乱数RCを読み込み〔ステップS40〕、リーチパターンを決定する〔ステップS42〕。
リーチパターンはリーチ後に図柄変動を行う表示パターンであって、例えば図4のROM202に複数パターンを記憶しておく。
当該リーチパターンは、例えば図5のステップS16(またはステップS60)で決定した停止予定図柄と、上記ステップS40で読み込んだリーチパターン乱数RCとに基づいて、ROM112等に記憶した第1データテーブル等に従って決定する。
このリーチ処理の具体的な内容について、図6を参照しながら説明する。
図6に示すリーチ処理のステップS46〜S54では、メイン制御基板100から表示制御基板200に表示指令を送って対応する処理を実現する。
まず、図5のステップS12で記憶したリーチパターン乱数RCを読み込み〔ステップS40〕、リーチパターンを決定する〔ステップS42〕。
リーチパターンはリーチ後に図柄変動を行う表示パターンであって、例えば図4のROM202に複数パターンを記憶しておく。
当該リーチパターンは、例えば図5のステップS16(またはステップS60)で決定した停止予定図柄と、上記ステップS40で読み込んだリーチパターン乱数RCとに基づいて、ROM112等に記憶した第1データテーブル等に従って決定する。
リーチパターンを決定すると、図柄変動やアニメーション(装飾図柄)等の表示を実現する変動パターンに基づいて図柄変動を継続する〔ステップS44〕。
変動パターンは、例えばROM112等に記憶した第2データテーブルや乱数等に基づいて決定する。
当該変動パターンには、リールの回転を模してほぼ連続的にスクロールする態様の通常変動や、基準位置を中心に任意の方向に揺れ動かす態様の正逆変動、複数の変動領域でほぼ同期させてほぼ連続的にスクロールする図柄変動を行う態様の全図柄同期変動、スクロール以外の変動態様などを含む。
また、複数の変動領域でそれぞれ変動を行う場合では、変動中の変動速度や変動方向,停止時期や順番等を含めてもよい。
変動パターンが異なれば停止する図柄の順番も異なるパチンコ機10では、停止順に応じてリーチや大当たり等を期待する期待感も異なる。
リーチ図柄を認識し易くするためには、特別図柄表示器22以外の表示器のみに表示してもよく、双方の表示器に表示してもよい。
また、リーチになったことをより確実に遊技者に報知するためには、例えば音声や特定の効果音をスピーカ50から出し、遊技者が触れるハンドル40や遊技者が座る椅子を振動させる等のような態様を行なってもよい。
変動パターンは、例えばROM112等に記憶した第2データテーブルや乱数等に基づいて決定する。
当該変動パターンには、リールの回転を模してほぼ連続的にスクロールする態様の通常変動や、基準位置を中心に任意の方向に揺れ動かす態様の正逆変動、複数の変動領域でほぼ同期させてほぼ連続的にスクロールする図柄変動を行う態様の全図柄同期変動、スクロール以外の変動態様などを含む。
また、複数の変動領域でそれぞれ変動を行う場合では、変動中の変動速度や変動方向,停止時期や順番等を含めてもよい。
変動パターンが異なれば停止する図柄の順番も異なるパチンコ機10では、停止順に応じてリーチや大当たり等を期待する期待感も異なる。
リーチ図柄を認識し易くするためには、特別図柄表示器22以外の表示器のみに表示してもよく、双方の表示器に表示してもよい。
また、リーチになったことをより確実に遊技者に報知するためには、例えば音声や特定の効果音をスピーカ50から出し、遊技者が触れるハンドル40や遊技者が座る椅子を振動させる等のような態様を行なってもよい。
変動領域80,88における図柄変動を停止してリーチ図柄(第1図柄,第2図柄)を表示すると〔ステップS46〕、上記ステップS42で決定したリーチパターンに基づいて残りの変動領域84,92における図柄変動を継続する〔ステップS52〕。
そして、最終的に変動領域84,92における図柄変動を停止して交差区域82,86,90にそれぞれ図柄を表示し〔ステップS54〕、リーチ処理を終了する。
交差区域82,86,90で表示する図柄の態様は任意である。
例えば、変動領域84,92でそれぞれ停止した複数の図柄の中から一の図柄を選択して表示する第1態様や、複数の図柄を重畳して表示する第2態様、あるいは複数の図柄が認識可能に表示する第3態様などが該当する。
さらには第1態様,第2態様,第3態様,他の態様を期待度に応じて切り換えるように構成すれば、遊技者は表示された態様によって期待感を推測することができる。
そして、最終的に変動領域84,92における図柄変動を停止して交差区域82,86,90にそれぞれ図柄を表示し〔ステップS54〕、リーチ処理を終了する。
交差区域82,86,90で表示する図柄の態様は任意である。
例えば、変動領域84,92でそれぞれ停止した複数の図柄の中から一の図柄を選択して表示する第1態様や、複数の図柄を重畳して表示する第2態様、あるいは複数の図柄が認識可能に表示する第3態様などが該当する。
さらには第1態様,第2態様,第3態様,他の態様を期待度に応じて切り換えるように構成すれば、遊技者は表示された態様によって期待感を推測することができる。
リーチ処理を終えると図5に戻り、大当たりか否かを判別する〔ステップS22〕。
外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機10では、上記大当たり判定用乱数RAに基づいて大当たりか否かを判別する。
なお必要に応じて、実際に特別図柄表示器22に表示された特別図柄が大当たり図柄で停止したか否かによって大当たりか否かを判別してもよい。
もし「大当たり」ならば(YES)、大当たり処理を行い〔ステップS28〕、図柄変動処理を終了する。
大当たり処理は、例えば大入賞口34の蓋74を一定期間(例えば30秒間)だけ開放し、入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等の大当たり遊技を行う。
一方、ステップS26の判別で「はずれ」ならば(NO)、そのまま図柄変動処理を終了する。
なお、第1種始動口30にパチンコ球が入賞していない場合(ステップS10のNO)や、保留球数が上限値に達した場合(ステップS12のYES)には、そのまま第1種始動口処理を終了する。
外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機10では、上記大当たり判定用乱数RAに基づいて大当たりか否かを判別する。
なお必要に応じて、実際に特別図柄表示器22に表示された特別図柄が大当たり図柄で停止したか否かによって大当たりか否かを判別してもよい。
もし「大当たり」ならば(YES)、大当たり処理を行い〔ステップS28〕、図柄変動処理を終了する。
大当たり処理は、例えば大入賞口34の蓋74を一定期間(例えば30秒間)だけ開放し、入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等の大当たり遊技を行う。
一方、ステップS26の判別で「はずれ」ならば(NO)、そのまま図柄変動処理を終了する。
なお、第1種始動口30にパチンコ球が入賞していない場合(ステップS10のNO)や、保留球数が上限値に達した場合(ステップS12のYES)には、そのまま第1種始動口処理を終了する。
次に、第1種始動口処理(図5)とリーチ処理(図6)とを実行して特別図柄表示器22に図柄を表示する例について、図7,図8を参照しながら説明する。
当該図7,図8に示す例は「大当たり」になるケースの一例であって、数多く発生する「はずれ」のケースについては簡単のために図示と説明を省略する。
当該図7,図8に示す例は「大当たり」になるケースの一例であって、数多く発生する「はずれ」のケースについては簡単のために図示と説明を省略する。
パチンコ球が第1種始動口30に入賞すると、図7(A)に示すように変動パターンに基づいて4つの変動領域80,84,88,92でほぼ同時に図柄変動を開始する{図5のステップS18}。
その後、変動領域80,88で図柄変動を停止する{図6のステップS46}。
図7(B)の例では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域80,88にはそれぞれ特別図柄「7」が表示され、リーチになっている。
また、斜め一列にかかる有効ライン上も特別図柄「6」,「8」でリーチになっているので、いわゆるトリプルリーチの状態である。
その後、変動領域80,88で図柄変動を停止する{図6のステップS46}。
図7(B)の例では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域80,88にはそれぞれ特別図柄「7」が表示され、リーチになっている。
また、斜め一列にかかる有効ライン上も特別図柄「6」,「8」でリーチになっているので、いわゆるトリプルリーチの状態である。
続いて、変動領域84,92ではリーチパターンに基づいて図柄変動を継続し、変動領域84での図柄変動を停止した後に変動領域92での図柄変動を停止する{図6のステップS52,S54}。
変動領域84での図柄変動を停止したときの例を図7(C)に示す。
図7(C)の例では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域84には特別図柄「5」が表示されているので、この時点では「はずれ」である。
しかし、変動領域84での図柄変動を停止したときの例を示す図8(A)では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域84に特別図柄「7」が表示されている。
よって、変動領域80,88に表示された特別図柄との組み合わせが「777」のゾロ目になったので、「大当たり」である。
図8(A)の例では、複数の図柄の中から一の図柄を選択して交差区域82,86,90に表示した。
この表示態様に限らず、図8(B)に示すように色彩や濃淡を変えながら複数の図柄を重畳して表示してもよく、図8(C)に示すように複数の図柄が重ならないように認識可能に表示してもよい。
こうすれば、どの変動領域でどの図柄が停止したのかを遊技者等が確実に認識することができる。
なお、図8(B)の例では変動領域92で停止した図柄を淡色(グレー)で示し、図8(C)の例では複数の図柄のうち選択される図柄を大きく表示している。
変動領域84での図柄変動を停止したときの例を図7(C)に示す。
図7(C)の例では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域84には特別図柄「5」が表示されているので、この時点では「はずれ」である。
しかし、変動領域84での図柄変動を停止したときの例を示す図8(A)では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域84に特別図柄「7」が表示されている。
よって、変動領域80,88に表示された特別図柄との組み合わせが「777」のゾロ目になったので、「大当たり」である。
図8(A)の例では、複数の図柄の中から一の図柄を選択して交差区域82,86,90に表示した。
この表示態様に限らず、図8(B)に示すように色彩や濃淡を変えながら複数の図柄を重畳して表示してもよく、図8(C)に示すように複数の図柄が重ならないように認識可能に表示してもよい。
こうすれば、どの変動領域でどの図柄が停止したのかを遊技者等が確実に認識することができる。
なお、図8(B)の例では変動領域92で停止した図柄を淡色(グレー)で示し、図8(C)の例では複数の図柄のうち選択される図柄を大きく表示している。
上記実施の形態1について、以下に示す応用を行なってもよい。
(1)4つの変動領域80,84,88,92を特別図柄表示器22に備え、変動領域80,84,88では図面の上下方向に図柄変動を行い、変動領域92では図面の左右方向に図柄変動を行なった(図3,図7等参照)。
特別図柄表示器22に備える変動領域の個数や、変動領域ごとの大きさ,形状,表示位置,変動方向などはパチンコ機10の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定してもよい。
また、適切なタイミングで変動領域の個数や、変動領域ごとの大きさ,形状,表示位置,変動方向などを変化させてもよい。
こうすれば変動領域の表示態様が変わるので、特別図柄表示器22を見る面白味が増す。
(2)変動領域80,84,88と変動領域92とはほぼ直交して交差させたが(図3,図7等参照)、斜めに交差させてもよい。
特に適切なタイミングで交差する形態が変化すると、図柄変動の変化することになる。
よって変動領域の表示態様や変動形態が変化するので、特別図柄表示器22を見る面白味が増す。
(3)4つの変動領域80,84,88,92でそれぞれ変動している図柄群を停止すると、停止して表示する図柄を交差区域82,86,90以外の部位(例えば特別図柄表示器22の周縁部位や他の表示器等)に表示するように構成してもよい。
特に、大当たりになりそうで期待度の高い図柄を交差区域からはみ出して表示したり、特別図柄表示器22の周縁部位等に表示する。
こうすれば、停止して表示する図柄を目立たせることができ、遊技者も注目しやすい。
(4)4つの変動領域80,84,88,92はいずれも矩形状(直線状)からなる領域で形成したが、円形(楕円形を含む),円弧形,三角形や四角形等の多角形,曲線形状などのように任意の形状で形成してもよい。
特に、変動領域ごとに異なる形状で形成すれば表示態様がより多様化するので面白味が増す。
(1)4つの変動領域80,84,88,92を特別図柄表示器22に備え、変動領域80,84,88では図面の上下方向に図柄変動を行い、変動領域92では図面の左右方向に図柄変動を行なった(図3,図7等参照)。
特別図柄表示器22に備える変動領域の個数や、変動領域ごとの大きさ,形状,表示位置,変動方向などはパチンコ機10の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定してもよい。
また、適切なタイミングで変動領域の個数や、変動領域ごとの大きさ,形状,表示位置,変動方向などを変化させてもよい。
こうすれば変動領域の表示態様が変わるので、特別図柄表示器22を見る面白味が増す。
(2)変動領域80,84,88と変動領域92とはほぼ直交して交差させたが(図3,図7等参照)、斜めに交差させてもよい。
特に適切なタイミングで交差する形態が変化すると、図柄変動の変化することになる。
よって変動領域の表示態様や変動形態が変化するので、特別図柄表示器22を見る面白味が増す。
(3)4つの変動領域80,84,88,92でそれぞれ変動している図柄群を停止すると、停止して表示する図柄を交差区域82,86,90以外の部位(例えば特別図柄表示器22の周縁部位や他の表示器等)に表示するように構成してもよい。
特に、大当たりになりそうで期待度の高い図柄を交差区域からはみ出して表示したり、特別図柄表示器22の周縁部位等に表示する。
こうすれば、停止して表示する図柄を目立たせることができ、遊技者も注目しやすい。
(4)4つの変動領域80,84,88,92はいずれも矩形状(直線状)からなる領域で形成したが、円形(楕円形を含む),円弧形,三角形や四角形等の多角形,曲線形状などのように任意の形状で形成してもよい。
特に、変動領域ごとに異なる形状で形成すれば表示態様がより多様化するので面白味が増す。
上記実施の形態1によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)請求項1に対応し、複数の変動領域80,84,88,92のうち少なくとも二つの変動領域を交差させ、交差した交差区域82,86,90(交差部位)に図柄を表示可能に特別図柄表示器22(表示部6)を構成した。
交差区域82,86,90では少なくとも二つの変動領域が交差するので、それぞれの変動領域で図柄変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄変動が実現される。
よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(2)請求項3に対応し、表示制御基板200(表示制御部)は交差区域82,86,90を含む変動領域80,84,88,92でそれぞれ変動している図柄群を変動領域ごとに順番に停止させた。
交差区域82,86,90には変動領域ごとに対応する図柄が順番に停止して表示されるので、図3等の例では交差区域82,86,90のそれぞれについて二回特典を期待することができる。
よって、特典を期待する遊技者の期待感をより向上させることができる。
(3)請求項4に対応し、表示制御基板200は交差区域82,86,90を含む変動領域80,84,88,92で変動または停止して表示する図柄群80a,84a,88a,92aの構成を異ならせた。
すなわち、変動領域84,92でそれぞれ用いる図柄群84a,92aについて図柄の配列を逆順に構成した。
図柄群84a,92aの構成が異なると、交差区域86に停止して表示される図柄の順番や確率なども異なってくる。
このことは他の交差区域82,90についても同様である。
よって変動態様がより多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会もさらに増える。
(1)請求項1に対応し、複数の変動領域80,84,88,92のうち少なくとも二つの変動領域を交差させ、交差した交差区域82,86,90(交差部位)に図柄を表示可能に特別図柄表示器22(表示部6)を構成した。
交差区域82,86,90では少なくとも二つの変動領域が交差するので、それぞれの変動領域で図柄変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄変動が実現される。
よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(2)請求項3に対応し、表示制御基板200(表示制御部)は交差区域82,86,90を含む変動領域80,84,88,92でそれぞれ変動している図柄群を変動領域ごとに順番に停止させた。
交差区域82,86,90には変動領域ごとに対応する図柄が順番に停止して表示されるので、図3等の例では交差区域82,86,90のそれぞれについて二回特典を期待することができる。
よって、特典を期待する遊技者の期待感をより向上させることができる。
(3)請求項4に対応し、表示制御基板200は交差区域82,86,90を含む変動領域80,84,88,92で変動または停止して表示する図柄群80a,84a,88a,92aの構成を異ならせた。
すなわち、変動領域84,92でそれぞれ用いる図柄群84a,92aについて図柄の配列を逆順に構成した。
図柄群84a,92aの構成が異なると、交差区域86に停止して表示される図柄の順番や確率なども異なってくる。
このことは他の交差区域82,90についても同様である。
よって変動態様がより多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会もさらに増える。
その他、上記実施の形態1によれば以下に示す効果を得ることもできる。
(1)従来のパチンコ機では一の変動領域で変動している図柄群が停止すると、当該変動領域に含まれる特定の区域には一の図柄しか表示されなかった。
図7(B)の例ではリーチ状態において図柄変動を継続する変動領域84のリーチライン上に位置する交差区域86には、図柄変動を停止すると一の図柄しか表示されない。
よって、特典を期待する期待感は当該一の図柄しか持てなかった。
しかし、上記実施の形態1によれば、変動領域84と変動領域92が交差する交差区域86には、図柄変動を停止して表示可能な図柄は二の図柄になる。
このことは他の交差区域82,90についても同様である。
よって、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
さらに交差区域(交差部位)に交差する変動領域の数を増やすと、当該交差区域に停止して表示可能な図柄の数も増えてゆく。
かかる場合には、遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
(2)表示制御基板200は交差区域82,86,90を含む変動領域でそれぞれ変動している図柄群を停止すると、交差区域82,86,90で複数の図柄を視認可能に表示する。
交差区域82,86,90には変動領域ごとに対応して停止した複数の図柄を視認できるので、変動(抽選)の結果が明確になる。
よって、遊技者は変動の結果を認識することができ、他の図柄群の変動による特典を期待する期待感を持たせることができる。
(1)従来のパチンコ機では一の変動領域で変動している図柄群が停止すると、当該変動領域に含まれる特定の区域には一の図柄しか表示されなかった。
図7(B)の例ではリーチ状態において図柄変動を継続する変動領域84のリーチライン上に位置する交差区域86には、図柄変動を停止すると一の図柄しか表示されない。
よって、特典を期待する期待感は当該一の図柄しか持てなかった。
しかし、上記実施の形態1によれば、変動領域84と変動領域92が交差する交差区域86には、図柄変動を停止して表示可能な図柄は二の図柄になる。
このことは他の交差区域82,90についても同様である。
よって、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
さらに交差区域(交差部位)に交差する変動領域の数を増やすと、当該交差区域に停止して表示可能な図柄の数も増えてゆく。
かかる場合には、遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
(2)表示制御基板200は交差区域82,86,90を含む変動領域でそれぞれ変動している図柄群を停止すると、交差区域82,86,90で複数の図柄を視認可能に表示する。
交差区域82,86,90には変動領域ごとに対応して停止した複数の図柄を視認できるので、変動(抽選)の結果が明確になる。
よって、遊技者は変動の結果を認識することができ、他の図柄群の変動による特典を期待する期待感を持たせることができる。
〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は実施の形態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用したものであって、図柄群の変動を開始してから停止するまでの間において変動領域を増やす例である。
本実施の形態2は図6,図7,図9を参照しながら説明する。
なお、パチンコ機10の構成等は実施の形態1と同様であるので、図示および説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。
よって図9では実施の形態1に示す要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態2は図6,図7,図9を参照しながら説明する。
なお、パチンコ機10の構成等は実施の形態1と同様であるので、図示および説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。
よって図9では実施の形態1に示す要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、通常時の特別図柄表示器22は変動領域80,84,88を備えるが、図柄群の変動を開始してから停止するまでの間に変動領域92を増やすことである。
例えば図6に示すリーチ処理において、特別図柄表示器22にリーチ図柄を表示した後に〔ステップS46〕、変動領域80,84,88と交差する変動領域92を特別図柄表示器22に設ける〔ステップS50〕。
すなわち、既存の変動領域と交差する変動領域を増やす。
上記ステップS50を含むリーチ処理(図6)と上述した第1種始動口処理(図5)を実行して特別図柄表示器22に図柄を表示する例について、図9および図7,図8を参照しながら説明する。
当該図9等に示す例は実施の形態1と同様に「大当たり」になるケースの一例である。
例えば図6に示すリーチ処理において、特別図柄表示器22にリーチ図柄を表示した後に〔ステップS46〕、変動領域80,84,88と交差する変動領域92を特別図柄表示器22に設ける〔ステップS50〕。
すなわち、既存の変動領域と交差する変動領域を増やす。
上記ステップS50を含むリーチ処理(図6)と上述した第1種始動口処理(図5)を実行して特別図柄表示器22に図柄を表示する例について、図9および図7,図8を参照しながら説明する。
当該図9等に示す例は実施の形態1と同様に「大当たり」になるケースの一例である。
パチンコ球が第1種始動口30に入賞すると、図9(A)に示すように変動パターンに基づいて3つの変動領域80,84,88でほぼ同時に図柄変動を開始する{図5のステップS18}。
その後、変動領域80,88で図柄変動を停止する{図6のステップS46}。
図9(B)の例では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域80,88にはそれぞれ特別図柄「7」が表示されている。
斜め一列にかかる有効ラインともあわせて、実施の形態1と同様にトリプルリーチの状態である。
その後、変動領域80,88で図柄変動を停止する{図6のステップS46}。
図9(B)の例では、中段横一列にかかる有効ライン上の変動領域80,88にはそれぞれ特別図柄「7」が表示されている。
斜め一列にかかる有効ラインともあわせて、実施の形態1と同様にトリプルリーチの状態である。
リーチになるとほぼ同時(またはリーチ後)に、図9(C)に示すように変動領域80,88に停止して表示された図柄を縮小するとともに当該図柄を特別図柄表示器22の周縁部位に移動させる{図6のステップS48}。
こうすると、図柄変動を継続する変動領域84を目立たせることができる。
そして、図10(A)に示すように変動領域84と交差する変動領域92が現れる{図6のステップS50}。
当該変動領域92と変動領域84とが交差する部位には交差区域86を設け、図柄を表示可能にする。
実施の形態1では変動領域80,84,88と変動領域92とがそれぞれ交差する部位のすべてに交差区域82,86,90を設けたが(図7等参照)、実施の形態2では当該交差する部位の一部(特定の部位)のみを交差区域86とする。
こうすると、遊技者は交差区域86に停止して表示される図柄に集中して見ることができる。
こうすると、図柄変動を継続する変動領域84を目立たせることができる。
そして、図10(A)に示すように変動領域84と交差する変動領域92が現れる{図6のステップS50}。
当該変動領域92と変動領域84とが交差する部位には交差区域86を設け、図柄を表示可能にする。
実施の形態1では変動領域80,84,88と変動領域92とがそれぞれ交差する部位のすべてに交差区域82,86,90を設けたが(図7等参照)、実施の形態2では当該交差する部位の一部(特定の部位)のみを交差区域86とする。
こうすると、遊技者は交差区域86に停止して表示される図柄に集中して見ることができる。
続いて、変動領域84,92ではリーチパターンに基づいて図柄変動を継続し、変動領域84での図柄変動を停止した後に変動領域92での図柄変動を停止する{図6のステップS52,S54}。
変動領域84での図柄変動を停止したときの例を図10(B)に示し、変動領域84での図柄変動を停止したときの例を示す図10(C)に示すが、これらの表示例は実施の形態1と同様である。
なお、図10(C)に示す交差区域86には、変動領域84,92で停止した図柄「5」「7」のうち選択された図柄「7」を淡色(グレー)で表している。
また、図柄変動の結果として図柄を確定すると、図10(C)に示すように確定した図柄「777」を大きく表示して遊技者が認識しやすいようにしている
変動領域84での図柄変動を停止したときの例を図10(B)に示し、変動領域84での図柄変動を停止したときの例を示す図10(C)に示すが、これらの表示例は実施の形態1と同様である。
なお、図10(C)に示す交差区域86には、変動領域84,92で停止した図柄「5」「7」のうち選択された図柄「7」を淡色(グレー)で表している。
また、図柄変動の結果として図柄を確定すると、図10(C)に示すように確定した図柄「777」を大きく表示して遊技者が認識しやすいようにしている
上記実施の形態2について、以下に示す応用を行なってもよい。
(1)図6のステップS50では停止した図柄を縮小するとともに、特別図柄表示器22の周縁部位に移動させた。
他の態様で停止した図柄を変化させてもよい。
他の態様としては、例えば縮小のみや移動のみを行なってもよく、輪郭のみの表示や色彩を付す表示などを任意に組み合わせてもよい。
こうすると、未だに図柄変動中の変動領域を目立たせることができ、さらには変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
(2)図6に示すリーチ処理では、停止した図柄を変化させた後に(ステップS48)、変動領域92を新たに設けた(ステップS50)。
これらの処理順は任意であるので、変動領域92を新たに設けた後に停止した図柄を変化させてもよく、図柄の変化と変動領域92の設定とをほぼ同時に行なってもよい。
(3)リーチに達すると、変動領域84と交差する変動領域92を特別図柄表示器22に設けた{図6のステップS50}。
新たな変動領域92を特別図柄表示器22に設けるタイミングを他のタイミングとしてもよい。
他のタイミングとしては、例えば変動開始から所定期間経過した時,全図柄変動を始める時等のような一定のタイミングや、乱数等によって決定された不定のタイミングがある。
(1)図6のステップS50では停止した図柄を縮小するとともに、特別図柄表示器22の周縁部位に移動させた。
他の態様で停止した図柄を変化させてもよい。
他の態様としては、例えば縮小のみや移動のみを行なってもよく、輪郭のみの表示や色彩を付す表示などを任意に組み合わせてもよい。
こうすると、未だに図柄変動中の変動領域を目立たせることができ、さらには変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
(2)図6に示すリーチ処理では、停止した図柄を変化させた後に(ステップS48)、変動領域92を新たに設けた(ステップS50)。
これらの処理順は任意であるので、変動領域92を新たに設けた後に停止した図柄を変化させてもよく、図柄の変化と変動領域92の設定とをほぼ同時に行なってもよい。
(3)リーチに達すると、変動領域84と交差する変動領域92を特別図柄表示器22に設けた{図6のステップS50}。
新たな変動領域92を特別図柄表示器22に設けるタイミングを他のタイミングとしてもよい。
他のタイミングとしては、例えば変動開始から所定期間経過した時,全図柄変動を始める時等のような一定のタイミングや、乱数等によって決定された不定のタイミングがある。
上記実施の形態2によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)請求項2に対応し、リーチ(所要のタイミング)に達すると変動領域84(第1変動領域)と交差して図柄を表示可能な交差区域86(交差部位)を有する変動領域92(第2変動領域)を特別図柄表示器22(表示部6)に設けた{図6のステップS50}。
そして、表示制御基板200(表示制御部)は変動領域92で図柄群の変動または停止を制御する{図6のステップS52}。
交差区域86では変動領域84と変動領域92とが交差するので、それぞれの変動領域で図柄変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄変動を実現することができる。
よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(2)請求項5に対応し、表示制御基板200は特別図柄表示器22の変動領域80,88に停止して表示された図柄を縮小および/または当該図柄を特別図柄表示器22の周縁部位に移動させる{図6のステップS48}。
停止した図柄を縮小したり移動させると、未だに変動している図柄群にかかる変動領域84,92を目立たせることができる。
よって、停止して表示された図柄の見やすさを維持しながらも、変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
(3)その他に請求項1,3との関係では実施の形態1と同様に作動するので、当該実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(1)請求項2に対応し、リーチ(所要のタイミング)に達すると変動領域84(第1変動領域)と交差して図柄を表示可能な交差区域86(交差部位)を有する変動領域92(第2変動領域)を特別図柄表示器22(表示部6)に設けた{図6のステップS50}。
そして、表示制御基板200(表示制御部)は変動領域92で図柄群の変動または停止を制御する{図6のステップS52}。
交差区域86では変動領域84と変動領域92とが交差するので、それぞれの変動領域で図柄変動を行えば同一方向および正逆方向以外の変動態様で図柄変動を実現することができる。
よって変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(2)請求項5に対応し、表示制御基板200は特別図柄表示器22の変動領域80,88に停止して表示された図柄を縮小および/または当該図柄を特別図柄表示器22の周縁部位に移動させる{図6のステップS48}。
停止した図柄を縮小したり移動させると、未だに変動している図柄群にかかる変動領域84,92を目立たせることができる。
よって、停止して表示された図柄の見やすさを維持しながらも、変動している図柄群がどの図柄で停止するかが見やすくなる。
(3)その他に請求項1,3との関係では実施の形態1と同様に作動するので、当該実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機10(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。
例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明を適用した。
この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって表示部と表示制御部とを備えたものについても同様に本発明を適用することができる。
例えば複数のリールの変動と停止を視認できる表示部と、当該複数のリールをそれぞれ回転制御する表示制御部とを備えたスロットマシンに本発明を適用可能である。
こうした他の遊技機であっても、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明を適用した。
この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって表示部と表示制御部とを備えたものについても同様に本発明を適用することができる。
例えば複数のリールの変動と停止を視認できる表示部と、当該複数のリールをそれぞれ回転制御する表示制御部とを備えたスロットマシンに本発明を適用可能である。
こうした他の遊技機であっても、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(2)上記各実施の形態では、複数の変動領域80,84,88で図柄変動を停止すると複数の図柄を表示した{図7〜図10参照}。
また実施の形態2では、変動領域80,88で停止した図柄を同じように変化させた{図9,図10参照}。
さらに各実施の形態では、変動領域80,84,88,92で行う図柄変動は全て停止させた{図7〜図10参照}。
これらの形態に代えて(あるいは加えて)、図11(A)に示すように、複数の変動領域80,84,88で図柄変動を停止すると一の図柄のみを表示してもよい。
また図11(B)に示すように、変動領域80,88で停止した図柄を異なる変化をさせてもよい。
さらに図11(C)に示すように、変動領域80,88,92で特定図柄の組み合わせで停止すると、変動領域84で行なっている図柄変動を途中で中止してもよい。
図11(A)の例では各変動領域80,88にそれぞれ図柄「7」のみを停止して表示し、図11(B)の例では変動領域80と変動領域88とで停止した図柄を異なる方向に移動させ、図11(C)の例では斜め一列に「777」が揃っている。
こうした他の形態であっても図柄の変動態様が増えるので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
また実施の形態2では、変動領域80,88で停止した図柄を同じように変化させた{図9,図10参照}。
さらに各実施の形態では、変動領域80,84,88,92で行う図柄変動は全て停止させた{図7〜図10参照}。
これらの形態に代えて(あるいは加えて)、図11(A)に示すように、複数の変動領域80,84,88で図柄変動を停止すると一の図柄のみを表示してもよい。
また図11(B)に示すように、変動領域80,88で停止した図柄を異なる変化をさせてもよい。
さらに図11(C)に示すように、変動領域80,88,92で特定図柄の組み合わせで停止すると、変動領域84で行なっている図柄変動を途中で中止してもよい。
図11(A)の例では各変動領域80,88にそれぞれ図柄「7」のみを停止して表示し、図11(B)の例では変動領域80と変動領域88とで停止した図柄を異なる方向に移動させ、図11(C)の例では斜め一列に「777」が揃っている。
こうした他の形態であっても図柄の変動態様が増えるので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(3)上記各実施の形態では、複数の変動領域80,84,88に対して一の変動領域92を交差させた{図7〜図10参照}。
この形態に代えて(あるいは加えて)、他の態様によって変動領域を交差させてもよい。
変動領域を交差させる他の態様としては、例えば以下に示す態様がある。
これらの態様であっても、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増やすことができ、および/または、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
(3a)図12に示すように、複数の変動領域a2,a4,a6の中で特定の変動領域a4と、一の変動領域a8とを交差させる。
変動領域a4と変動領域a8とが交差する部位には、図柄を表示可能な交差区域b2を設ける。
この例では、交差区域b2を注目させることができる。
(3b)図13に示すように、複数の変動領域a2,a4,a6と複数の変動領域a8,a10とを交差させ、かつ変動領域a8と変動領域a10とが交差しないように配置する。
上記交差区域b2とともに、変動領域a2,a4と変動領域a10とが交差する部位に図柄を表示可能な交差区域b4,b6を設ける。
この例では一の変動領域a2は複数の交差区域b2,b6を含み、一の変動領域a10は複数の交差区域b2,b4を含む。
よって交差区域b2,b4,b6に表示可能な図柄の数が増えるので、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
(3c)図14に示すように、複数の変動領域a2,a4,a6と複数の変動領域a12,a14,a16とを交差させ、かつ複数の変動領域a12,a14,a16が交差する部位に交差区域b2を設ける。
この例では交差区域b2に停止して表示可能な図柄は変動領域a4,a12,a14,a16に対応して4つである。
よって交差区域b2を注目させるとともに、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
この形態に代えて(あるいは加えて)、他の態様によって変動領域を交差させてもよい。
変動領域を交差させる他の態様としては、例えば以下に示す態様がある。
これらの態様であっても、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増やすことができ、および/または、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
(3a)図12に示すように、複数の変動領域a2,a4,a6の中で特定の変動領域a4と、一の変動領域a8とを交差させる。
変動領域a4と変動領域a8とが交差する部位には、図柄を表示可能な交差区域b2を設ける。
この例では、交差区域b2を注目させることができる。
(3b)図13に示すように、複数の変動領域a2,a4,a6と複数の変動領域a8,a10とを交差させ、かつ変動領域a8と変動領域a10とが交差しないように配置する。
上記交差区域b2とともに、変動領域a2,a4と変動領域a10とが交差する部位に図柄を表示可能な交差区域b4,b6を設ける。
この例では一の変動領域a2は複数の交差区域b2,b6を含み、一の変動領域a10は複数の交差区域b2,b4を含む。
よって交差区域b2,b4,b6に表示可能な図柄の数が増えるので、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
(3c)図14に示すように、複数の変動領域a2,a4,a6と複数の変動領域a12,a14,a16とを交差させ、かつ複数の変動領域a12,a14,a16が交差する部位に交差区域b2を設ける。
この例では交差区域b2に停止して表示可能な図柄は変動領域a4,a12,a14,a16に対応して4つである。
よって交差区域b2を注目させるとともに、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
(4)上記各実施の形態では、交差区域86に停止して表示された図柄と、当該交差区域86を含まない変動領域80,88にそれぞれ停止して表示された図柄との組み合わせが特定図柄の組み合わせになると、メイン制御基板100(遊技制御部2)は遊技者に特典を与えた{図5のステップS22,図6のステップS54}。
この形態に代えて(あるいは加えて)、交差区域86のみに停止して表示された複数の図柄が特定図柄の組み合わせになると、遊技者に特典を与えるようにメイン制御基板100を構成してもよい。
このことは交差区域82のみや交差区域90のみに停止して表示された複数の図柄について、複数の交差区域82,86,90に停止して表示された図柄との組み合わせについても同様である。
こうすれば交差部位に表示された図柄の組み合わせによっても特典が与えられるので、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
この形態に代えて(あるいは加えて)、交差区域86のみに停止して表示された複数の図柄が特定図柄の組み合わせになると、遊技者に特典を与えるようにメイン制御基板100を構成してもよい。
このことは交差区域82のみや交差区域90のみに停止して表示された複数の図柄について、複数の交差区域82,86,90に停止して表示された図柄との組み合わせについても同様である。
こうすれば交差部位に表示された図柄の組み合わせによっても特典が与えられるので、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
(5)上記実施の形態2では、リーチ(所要のタイミング)に達すると、変動領域80,84,88と交差する変動領域92を特別図柄表示器22に設けた{図6のステップS50}。
この形態に代えて(あるいは加えて)、リーチに達すると、期待度に応じて設ける変動領域の数,形状,表示位置等や、交差区域(交差部位)の数,形状,表示位置等を異ならせるようにメイン制御基板100を構成してもよい。
こうすれば特別図柄表示器22に新たに設けられた変動領域や交差区域を見た遊技者は、特典を期待する期待度を推測することができる。
この形態に代えて(あるいは加えて)、リーチに達すると、期待度に応じて設ける変動領域の数,形状,表示位置等や、交差区域(交差部位)の数,形状,表示位置等を異ならせるようにメイン制御基板100を構成してもよい。
こうすれば特別図柄表示器22に新たに設けられた変動領域や交差区域を見た遊技者は、特典を期待する期待度を推測することができる。
(6)上記各実施の形態では、変動領域84で用いる図柄群84aと配列を逆順に構成した図柄群92aを変動領域92で用いた{図3(A),図3(B)参照}。
当該図柄群92aに代えて、他の構成からなる図柄群(以下「他図柄群」と呼ぶ。
)を変動領域92で用いてもよい。
他図柄群には例えば図15に示すように、図柄をランダムに配列した図柄群92b,図柄の割合を異ならせた図柄群92c,図柄の個数を変えた図柄群92d,他種の図柄(図15の例では図柄「☆」)を追加または削除した図柄群92eなどが該当する。
図柄群92bを用いると、特別図柄表示器22に表示される図柄の順番が予測不能になる。
図柄群92cを用いると、特定の図柄(図15の例では図柄「7」)の割合が変化する。
図柄群92dを用いると、特定の図柄の出現確率が変化する。
図柄群92eを用いると、図柄の種類が変化して表示態様に面白味が増す。
こうした他図柄群を用いることにより、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
また、図柄群92a,図柄群92b,図柄群92c,図柄群92d,図柄群92eなどの図柄群を適当なタイミングで切り換えながら変動領域92で用いてもよい。
適当なタイミングとしては、例えば図柄群の変動中または非変動中や、特別図柄表示器22に指定された図柄の組み合わせ(例えば「777」)が表示された時などがある。
さらには、図柄群92a,図柄群92b,図柄群92c,図柄群92d,図柄群92eなどの図柄群は変動領域92以外の変動領域80,84,88等に用いてもよい。
これらの形態では特別図柄表示器22の変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
当該図柄群92aに代えて、他の構成からなる図柄群(以下「他図柄群」と呼ぶ。
)を変動領域92で用いてもよい。
他図柄群には例えば図15に示すように、図柄をランダムに配列した図柄群92b,図柄の割合を異ならせた図柄群92c,図柄の個数を変えた図柄群92d,他種の図柄(図15の例では図柄「☆」)を追加または削除した図柄群92eなどが該当する。
図柄群92bを用いると、特別図柄表示器22に表示される図柄の順番が予測不能になる。
図柄群92cを用いると、特定の図柄(図15の例では図柄「7」)の割合が変化する。
図柄群92dを用いると、特定の図柄の出現確率が変化する。
図柄群92eを用いると、図柄の種類が変化して表示態様に面白味が増す。
こうした他図柄群を用いることにより、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
また、図柄群92a,図柄群92b,図柄群92c,図柄群92d,図柄群92eなどの図柄群を適当なタイミングで切り換えながら変動領域92で用いてもよい。
適当なタイミングとしては、例えば図柄群の変動中または非変動中や、特別図柄表示器22に指定された図柄の組み合わせ(例えば「777」)が表示された時などがある。
さらには、図柄群92a,図柄群92b,図柄群92c,図柄群92d,図柄群92eなどの図柄群は変動領域92以外の変動領域80,84,88等に用いてもよい。
これらの形態では特別図柄表示器22の変動態様が多様化するので、遊技者にとっては図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
(他の発明の態様)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するものである。
この発明の態様を以下に列挙するとともに、必要に応じて関連説明を行う。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するものである。
この発明の態様を以下に列挙するとともに、必要に応じて関連説明を行う。
〔態様1〕 複数の変動領域を有する表示部と、各変動領域についてそれぞれ複数の図柄からなる図柄群の変動または停止を制御する表示制御部とを有する遊技機において、前記表示部には、前記複数の変動領域のうち少なくとも二つの変動領域を交差させ、交差させた交差部位に図柄を表示可能に構成した遊技機。
〔態様1の関連説明〕 本態様によれば、交差部位に複数の図柄を表示することが可能になるので、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増えるとともに、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
〔態様1の関連説明〕 本態様によれば、交差部位に複数の図柄を表示することが可能になるので、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増えるとともに、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
〔態様2〕 複数の変動領域を有する表示部と、各変動領域についてそれぞれ複数の図柄からなる図柄群の変動または停止を制御する表示制御部とを有する遊技機において、前記表示部には所要のタイミングに達すると前記第1変動領域と交差して図柄を表示可能な交差部位を有する第2変動領域を設け、前記表示制御部は前記第2変動領域で前記図柄群の変動または停止を制御する遊技機。
〔態様2の関連説明〕 本態様によれば、第1変動領域と第2変動領域とが交差するので、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増えるとともに、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
〔態様2の関連説明〕 本態様によれば、第1変動領域と第2変動領域とが交差するので、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増えるとともに、特典を期待する遊技者の期待感を向上させることができる。
〔態様3〕 請求項1から5まで,態様1または2のいずれか一項に記載した遊技機において、変動領域ごとに変動パターン(変動速度,変動態様,変動開始のタイミング,変動停止のタイミングなど)を異ならせた遊技機。
〔態様3の関連説明〕 本態様によれば変動領域ごとに変動パターンが異なるので、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
〔態様3の関連説明〕 本態様によれば変動領域ごとに変動パターンが異なるので、図柄群の変動を見て楽しむ機会が増える。
〔態様4〕 請求項1から5まで,態様1または2のいずれか一項に記載した遊技機において、交差部位に特定図柄の組み合わせが表示されると特典を与える遊技制御部を有する遊技機。
〔態様4の関連説明〕 本態様によれば交差部位に表示された図柄の組み合わせによっても特典が与えられるので、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
〔態様4の関連説明〕 本態様によれば交差部位に表示された図柄の組み合わせによっても特典が与えられるので、特典を期待する遊技者の期待感をさらに向上させることができる。
2 遊技制御部
4 表示制御部
6 表示部
6a,6b,6c,6d 変動領域
6e,6f,6g 交差部位(交差部位)
10 パチンコ機(遊技機)
22 特別図柄表示器(表示部)
80,84,88,92 変動領域
82,86,90 交差区域(交差部位)
100 メイン制御基板(遊技制御部)
110,210 CPU
112,202 ROM
114,204 RAM
200 表示制御基板(表示制御部)
212 キャラクタジェネレータ
214 VDP
4 表示制御部
6 表示部
6a,6b,6c,6d 変動領域
6e,6f,6g 交差部位(交差部位)
10 パチンコ機(遊技機)
22 特別図柄表示器(表示部)
80,84,88,92 変動領域
82,86,90 交差区域(交差部位)
100 メイン制御基板(遊技制御部)
110,210 CPU
112,202 ROM
114,204 RAM
200 表示制御基板(表示制御部)
212 キャラクタジェネレータ
214 VDP
Claims (5)
- 複数の変動領域を有する表示部と、各変動領域についてそれぞれ複数の図柄からなる図柄群の変動または停止を制御する表示制御部とを有する遊技機において、
前記複数の変動領域のうち少なくとも二つの変動領域を交差させた遊技機。 - 第1変動領域を有する表示部と、前記第1変動領域で複数の図柄からなる図柄群の変動または停止を制御する表示制御部とを有する遊技機において、
所要のタイミングに達すると、前記第1変動領域と交差する第2変動領域を前記表示部に設け、
前記表示制御部は、前記第2変動領域で前記図柄群の変動または停止を制御する遊技機。 - 請求項1または2に記載した遊技機において、
表示制御部は、複数の変動領域でそれぞれ変動している図柄群を変動領域ごとに順番に停止する遊技機。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載した遊技機において、
表示制御部は、複数の変動領域で変動または停止して表示する図柄群の構成を異ならせた遊技機。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載した遊技機において、
表示制御部は、停止して表示された図柄を縮小し、および/または、前記図柄を表示部の周縁部位に移動させる遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015029788A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2015029787A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
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JPH06238033A (ja) * | 1993-02-17 | 1994-08-30 | Eagle:Kk | スロットマシン |
JPH08117402A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 図柄変動制御手段 |
JPH09122314A (ja) * | 1995-11-06 | 1997-05-13 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JPH11244475A (ja) * | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Sanyo Bussan Kk | 遊技機 |
-
2009
- 2009-11-30 JP JP2009271467A patent/JP2010075726A/ja active Pending
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