JP4581145B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請求項1に記載した「図柄変動画像」を構成する図柄は文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。また、図柄変動画像の形態を「異ならせて表示」とは、図柄に何らかが施されて別の種類の図柄にして表示することを意味する。ただし、図形や色彩等を同じ態様に設定した別の文字や記号等は同じ種類の図柄である。例えば、色彩を変更する前の図柄と、色彩を変更した後の図柄とでは形態が異なるものとする。一方、例えば単に数字の図柄「5」と「7」とを見ると文字が異なるが、図形や色彩等が同じ態様であれば形態は同じものとする。
課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2によれば、識別表示手段6cは変動停止時の表示内容を認識不能に表示する。図1に示す上から四段目の例では、表示区域8aの図柄が認識不能になっている。よって表示部8を見た遊技者2は、どの表示区域が未抽選または抽選中で、どの表示区域が抽選を終了したかを認識不能か否かで判別できる。
課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3によれば、識別表示手段6cは変動の停止を報知する内容を表示する。よって報知内容を認識した遊技者2は、特定の表示区域がどの状態(未抽選,抽選中,抽選終了)にあるのかを確実に判別できる。
課題を解決するための手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4によれば、形態変化手段6bは変動を停止する表示区域に表示する抽選表示用図柄が所定の表示態様の一部を構成した後の変動中に、抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち少なくとも一方の形態を所定の表示態様の一部を構成する前の形態とは異なるように変化させる。例えば、リーチ図柄が表示される前後で抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち一方または双方にかかる形態が異なるように変化させる。よって抽選表示用図柄や装飾用図柄の形態が変化した表示区域を見た遊技者は、当該表示区域では所定の表示態様の一部を構成したことが変化時以降に分かり易くなる。
課題を解決するための手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5によれば、表示部8や分割表示手段6a等を有する点は上記手段1と同様である。そして、識別表示手段6cは変動を停止する表示区域に表示する抽選表示用図柄が所定の表示態様の一部以外の表示態様になることを条件として、抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち少なくとも一方の形態を所定の表示態様の一部以外の表示態様になる前の形態とは異ならせる。例えば、外れ図柄の全部または一部が表示される前と後で抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち一方または双方にかかる形態を異ならせる。よって抽選表示用図柄や装飾用図柄の形態が変化した表示区域を見た遊技者は、当該表示区域では所定の表示態様の一部以外の表示態様になったことが分かり易くなる。
課題を解決するための手段6は、請求項6に記載した通りである。ここで、請求項6に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「他の表示区域」には、図柄を変動して行う抽選中の表示区域に限らず、変動前にかかる未抽選の表示区域を含む。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(2)「特殊効果」は、表示部や表示区域に表示する図柄に対して何らかの手段を施して表示態様を変化させ得る効果を意味する。例えば、ノイズ,網掛け,ネガポジ反転,上下左右斜め反転,カラー/白黒切換,輝度(明暗)変化,色彩(色調)変化,モザイクやぼかし等の効果が該当し、二以上の効果を任意に組み合わせてもよい。
課題を解決するための手段7は、請求項1から6のいずれか一項に記載した遊技機において、第1条件が成立すると、二以上の表示区域のうち一以上の表示区域を他の表示区域よりも拡大して表示する拡大表示手段を有する。ここで「第1条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な任意の条件であって、当該条件は遊技中において不変にしてもよく変化させてもよい。例えば、変動している図柄が所定の表示態様(大当たり図柄等)を構成したことや、二以上の表示パターン(リーチパターンや変動パターン等)の中で特定の表示パターンを決定したこと、変動開始時から所定期間を経過したこと等が該当する。このことは第2条件や他の条件等についても同様である。第1条件や第2条件等は同一であってもよく、全部または一部が他と異なってもよい。
課題を解決するための手段8は、請求項1から6および上記手段7のいずれか一項に記載した遊技機において、分割表示手段は第2条件が成立してから表示部を二以上の表示区域に分割する。当該手段8によれば、分割表示手段6aは第2条件が成立してから表示部8を二以上の表示区域8a,8b,8c,8dに分割する。図1に示す上から三段目の例では、リーチ後に二以上の表示区域8a,8b,8c,8dに分割されており、第2条件の成立が認識可能になる。よって、当該第2条件の内容によっては遊技者2は期待感を持ちながら遊技することができる。
〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機としてのパチンコ機に本発明を適用した例であって、リーチに達した(所定の表示態様の一部を構成した)後に分割表示を行う態様である。当該実施の形態1は、図1〜図11を参照しながら説明する。
Display Processor)214等を有する。これらの構成要素はいずれもバス208に互いに結合する。
(1)表示画面92(表示部8)を分割画面78,80,88,90(二以上の表示区域8a,8b,8c,8d)に分割し{図6のステップS36;分割表示手段6a}、変動停止前と変動停止後とで装飾用図柄の形態を異ならせた{図7のステップS52;識別表示手段6c}。図9,図10に示す例では、変動を停止した分割画面90のみに砂嵐90a(装飾用図柄)を表示し、変動を停止していない他の分割画面78,80,88には当該砂嵐90aを表示しない。このように変動停止後の分割画面と変動停止前の分割画面とで異なる形態の装飾用図柄を見た遊技者2は、どの分割画面が未抽選または抽選中であって、どの分割画面が抽選を終了したかが分かり易くなる。なお、変動停止前と変動停止後とで抽選表示用図柄の形態のみを異ならせる構成や、抽選表示用図柄と装飾用図柄の双方にかかる形態を異ならせる構成とした場合でも同様の効果を得ることができる。
(2)図9(B)や図10(B),図10(C)に示す例のように変動を停止して抽選を終えた分割画面90で左図柄94,中図柄96,右図柄98を消して砂嵐90aを表示することにより、変動停止時の表示内容を認識不能に表示した{図7のステップS52}。こうすれば、どの分割画面が抽選を終了したかを図柄が認識不能か否かで容易に判別できる。
(4)図10(C)に示す例のように変動を停止して抽選を終えた分割画面78について「はずれ」の文字78aを施して他の分割画面80,88,90と識別可能な形態で表示した{図6のステップS52}。よって当該文字78aを見た遊技者2は、どの分割画面が未抽選または抽選中で、どの分割画面が抽選を終了したかを容易に識別でき、しかも見掛け上の抽選結果が容易に分かり易くなる。
(7)リーチに達するという第2条件が成立してから{図6のステップS34}、図9(B)等に示す例のように表示画面92を分割画面78,80,88,90に分割した{図6のステップS36}。このように二以上の分割画面に分割されると、リーチに達したことを認識しやすくなる{図8〜図11を参照}。よって、遊技者2は特典を期待する期待感を持ちながら遊技することができる。
まず分割した分割画面をリーチ後に拡大表示するケースAについて説明する。パチンコ球が始動口30に入賞すると、図8(A)に示す例のように表示画面92で左図柄変動86,中図柄変動84,右図柄変動82を始める{図12のステップS32}。その後、画面分割の条件が成立すると{図12のステップS60でYES}、図14(A)に示す例のように四つの分割画面78,80,88,90に分割して表示する{図12のステップS36}。図14(A)に示す例では、分割画面78,80,88,90でそれぞれ変動している。
次に分割した分割画面をリーチ前に拡大表示するケースBについて説明する。パチンコ球が始動口30に入賞してから図14(A)に示す例のように分割画面78,80,88,90で変動を継続するまでの間はケースAと同様である。拡大表示の条件が成立すると{図12のステップS60でYES}、図14(B)に示す例のようにステップS38で選択した分割画面90を他の分割画面78,80,88よりも拡大して表示する{図12のステップS40}。図14(B)に示す例では表示画面92のほぼ全部に分割画面90を表示し、分割画面78,80,88を表示画面92の角部(周縁部)に縮小して表示し、いわゆる多元中継のような状態である。この表示態様では分割画面90の図柄が見やすくなるだけでなく、分割画面78,80,88の状態も把握することが可能になる。
(1)表示画面92(表示部8)を分割画面78,80,88,90(二以上の表示区域8a,8b,8c,8d)に分割し{図12のステップS36;分割表示手段6a}、変動停止前と変動停止後とで抽選表示用図柄の形態を異ならせた{図13のステップS52;識別表示手段6c}。図15(A)に示す例では、変動を停止した分割画面90のみに灰色の数字図柄(抽選表示用図柄)を表示し、変動中の他の分割画面78,80,88には白抜きの数字図柄を表示する。このように変動停止後の分割画面と変動停止前の分割画面とで異なる形態の抽選表示用図柄を見た遊技者2は、どの分割画面が未抽選または抽選中であって、どの分割画面が抽選を終了したかが分かり易くなる。なお、変動停止前と変動停止後とで装飾用図柄の形態のみを異ならせる構成や、抽選表示用図柄と装飾用図柄の双方の形態を異ならせる構成とした場合でも同様の効果を得ることができる。
(2)変動している左図柄94,中図柄96,右図柄98(抽選表示用図柄)がリーチ図柄になった(所定の表示態様の一部を構成した)後の変動中に、左図柄94,中図柄96,右図柄98の形態をリーチ図柄になる前の形態とは異なるように変化させた{図13のステップS68;形態変化手段6b}。図15(C)に示す例では、リーチ図柄を構成する左図柄94,右図柄98の形態をハッチ模様に変化させて表示する。このように変化した形態の図柄を見た遊技者は、対応する分割画面88においてリーチに達したことが変化時以降に分かり易くなる。
(4)変動し始めてからリーチに達するまでの間に拡大表示を行う条件(第3条件)が成立すると、リーチに達する前であっても変動を行なっている分割画面を拡大して表示した{図12のステップS62,S40}。こうして拡大表示が行われると、遊技者2はリーチに達する(あるいは大当たりになる)かもしれないという期待感を持って遊技することができる。
(5)その他の要件や構成については実施の形態1と同様であるので、当該実施の形態1と同様の効果を得ることができる。例えば図柄の形態を異ならせるタイミングは変動を開始した後であれば任意であって、変動を停止する予定の表示区域に表示する抽選表示用図柄がリーチ図柄になった後の変動中に図柄の形態を異ならせる構成としてもよく、抽選表示用図柄が外れ図柄の全部または一部になる前後で図柄の形態を異ならせる構成としてもよい{図14(C)を参照}。こうすれば、リーチに達したことや抽選結果が外れになったことが分かり易くなる。
実施の形態3は実施の形態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用した例であって、変動し始めてから所定期間を経過すると分割表示を行う態様である。当該実施の形態3は図16,図17,図7を参照しながら説明する。なおパチンコ機10の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。よって図16,図17については実施の形態1で用いた図5,図6と同一の要素に同一の符号を付して、その要素にかかる説明を省略する。
上述したパチンコ機10(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって表示部と遊技制御部とを備えた遊技機にも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても、分割した二以上の表示区域について、どの表示区域が未抽選または抽選中であって、どの表示区域が抽選を終了したかが分かり易くなる。
■分割した分割画面や拡大表示する分割画面で表示する装飾用図柄を第6条件に応じて異ならせるように構成する。装飾用図柄は抽選に用いる抽選表示用図柄(特別図柄や普通図柄等)を除く任意の図柄を意味し、抽選表示用図柄の前景または背景に表示する。第6条件は上述した第1条件〜第5条件と同様であるが、例えばリーチになる確率や大当たりになる確率が所定値を超えたか否か等が該当する。こうすれば装飾用図柄を見た遊技者は特典を期待しながら特別図柄表示器22を見たり、パチンコ遊技を楽しむことができる。このことは、抽選表示用図柄の種類を第6条件に応じて異ならせる(例えば図3(B)に示す左図柄94,中図柄96,右図柄98とは形状や図形等が異なるもの)ように構成する場合も同様である。
■分割画面を拡大する場合には、第7条件に応じて拡大率を異ならせるように構成する。第7条件は上述した第1条件〜第6条件と同様であるが、例えば抽選を終了した分割画面の数に応じて拡大率を高める。こうすれば抽選中の分割画面の数が少なくなるにつれて拡大してゆくので、図柄がより見やすくなる。なお、分割画面を縮小する際に縮小率を異ならせる構成とする場合も同様である。
■特定の分割画面をそのまま表示し続け、他の分割画面を縮小して表示するように構成する。あるいは、特定の分割画面を他の分割画面に比べて相対的に大きく表示するように構成する。こうすれば相対的に特定の分割画面が大きく表示されるので、特定の分割画面で表示される図柄が見やすくなる。
■表示画面92を分割した分割画面78,80,88,90のうち、一以上の分割画面を拡大縮小する際には、拡大縮小の過程をアニメーション等で表示する構成としてもよい。こうすれば、どの分割画面を拡大または縮小するのかがよく分かるとともに、拡大縮小の過程を見る楽しみが増える。
■表示画面92を分割した分割画面78,80,88,90について、各分割画面に固有の符号を付して表示するように構成してもよい。図18(A)に示すの例では、分割画面78,80,88,90の角部に符号99(I,II,III,IV等)を付して表示している。そして、いずれかの分割画面を拡大して表示する場合にも符号99を付して表示する。図18(B)示すの例では拡大表示した分割画面90に「I」の符号99aを付している。こうすれば符号を見るだけで、どの分割画面を拡大または縮小したのかが分かり易くなる。
■図柄の形態を変化させる(異ならせる)タイミングに達すると、当該図柄の形態を変化させるとともに、スピーカ50から出す音(音声や効果音等)を異ならせたり、遊技者2が触れるハンドル40や遊技者2が座る椅子の振動を異ならせたり、可動体(キャラクタ体,可動片,可動部材等)の作動を異ならせる等の演出を行う演出手段を備える構成としてもよい。こうすれば音を聴いたり、特定の物が振動するのを認識することによって、遊技者2は特定の表示区域がどの状態(未抽選,抽選中,抽選終了等)にあるのかがより分かり易くなる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するものである。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必要に応じて関連説明を行う。
請求項1から6、課題を解決するための手段7または8のいずれか一項に記載した遊技機において、図柄の変動中に所定条件が成立すると、二以上の表示区域のうち一以上の表示区域を他の表示区域よりも相対的に大きく表示する拡大縮小手段とを有する遊技機。
〔態様1の関連説明〕
本態様によれば図1に模式的に示すように、分割表示手段6aは表示部8を二以上の表示区域8a,8b,8c,8dに分割し、第1条件から第7条件等の所定条件が成立すると拡大縮小手段は特定の表示区域(例えば表示区域8a)を他の表示区域(例えば表示区域8b,8c,8d)よりも相対的に大きく表示する。よって特定の表示区域の図柄が見やすくなる。
請求項1から6、課題を解決するための手段7または8のいずれか一項に記載した遊技機において、図柄の変動中に所定条件が成立すると、二以上の表示区域のうち一以上の表示区域を他の表示区域よりも縮小して表示する縮小表示手段とを有する遊技機。
〔態様2の関連説明〕 本態様によれば図1に模式的に示すように、分割表示手段6aによって二以上の表示区域8a,8b,8c,8dに分割して表示するが、第1条件から第7条件等の所定条件が成立すると縮小表示手段は特定の表示区域(例えば表示区域8b,8c,8d)を縮小して表示する。よって縮小しなかった表示領域(例えば表示区域8a)の図柄が相対的に見やすくなる。
抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち少なくとも前記抽選表示用図柄を表示可能な表示部を備え、前記表示部に表示される前記抽選表示用図柄が所定の表示態様になることを条件として遊技者に有利な遊技条件となる特典を与えるように構成した遊技機において、前記表示部を二以上の表示区域に分割し、当該分割した各表示区域で前記所定の表示態様を構成可能に前記抽選表示用図柄を表示する分割表示手段と、変動を停止する表示区域に表示する抽選表示用図柄が所定の表示態様の一部を構成した後の変動中に、前記抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち少なくとも一方の形態を前記所定の表示態様の一部を構成する前の形態とは異ならせる識別表示手段とを有する遊技機。
〔態様3の関連説明〕
本態様によれば、表示部8や分割表示手段6a等を有する点については課題を解決するための手段1と同様である。そして図1に模式的に示すように、識別表示手段6cは変動を停止する表示区域に表示する抽選表示用図柄が所定の表示態様の一部を構成した後の変動中に、抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうち少なくとも一方の形態を所定の表示態様の一部を構成する前の形態とは異ならせる。例えばリーチ図柄が表示される前後で、抽選表示用図柄のみの形態、装飾用図柄のみの形態、抽選表示用図柄と装飾用図柄の双方の形態をそれぞれ異ならせる。こうして図柄の形態が変化した表示区域を見た遊技者は、当該表示区域では所定の表示態様の一部を構成したことが分かり易くなる。
4 遊技制御部
6 表示制御部
6a 分割表示手段
6b 形態変化手段
6c 識別表示手段
6d 拡大表示手段
8 表示部
8a,8b,8c,8d 表示区域
10 パチンコ機(遊技機)
22 特別図柄表示器(表示装置)
26 普通図柄表示器
78,80,88,90 分割画面(表示区域)
78a 文字(装飾用図柄)
82 右図柄変動
84 中図柄変動
84a 報知図柄(装飾用図柄)
86 左図柄変動
90a 砂嵐(装飾用図柄)
92 表示画面(表示部)
94 左図柄(抽選表示用図柄)
96 中図柄(抽選表示用図柄)
98 右図柄(抽選表示用図柄)
100 メイン制御基板(遊技制御部)
110,210 CPU
112,202 ROM
114,204 RAM
200 表示制御基板(表示制御部)
212 キャラクタジェネレータ
214 VDP
Claims (3)
- 遊技球が入賞可能な始動口と、
前記始動口への遊技球の入賞に基づいて大当り判定用乱数を取得する乱数取得手段と、
前記乱数取得手段により取得された大当り判定用乱数についての大当り判定を行う大当り判定手段と、
前記乱数取得手段により取得された大当り判定用乱数についての前記大当り判定の結果に基づいて、図柄の変動が行われたのちに該変動している図柄が停止される図柄変動画像が表示される表示領域を有する表示手段と、
前記乱数取得手段により取得された大当り判定用乱数を、所定個数まで保留可能な保留手段と、
所定の変動条件が成立したことに基づいて前記表示領域にて前記図柄の変動を開始し、前記大当り判定用乱数についての前記大当り判定の結果が大当りであるときには、所定のリーチ画像を表示したのちに、前記図柄を停止して該大当り判定の結果が大当りである旨を示す大当り画像を表示しうる表示制御手段と、
前記大当り判定手段による前記大当り判定において大当りであると判定されたことに基づいて、遊技者に有利な大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
を備え、前記図柄変動画像が表示されている間に遊技球が前記始動口に入賞したことに基づいて前記大当り判定用乱数が取得された場合には、該図柄変動画像の表示が終了したのちに、該取得された大当り判定用乱数についての前記大当り判定に基づく図柄変動画像が表示される遊技機であって、
前記表示制御手段は、
一つの前記大当り判定用乱数についての前記大当り判定の結果を示しうる前記図柄変動画像を表示するに際し、前記リーチ画像が表示されるよりも前に複数組の図柄変動画像を前記表示領域にて同時に表示するとともに、該複数組の図柄変動画像のうち一組の図柄変動画像と、該一組の図柄変動画像とは異なる組の図柄変動画像とで形態を異ならせて表示しうる複数組図柄表示制御手段を有し、
前記複数組図柄表示制御手段は、
前記大当り判定の結果が大当りであるときには、前記複数組の図柄変動画像のうち少なくとも一組の図柄変動画像において前記大当り画像を表示し、
前記大当り判定の結果がハズレであるときには、前記複数組の図柄変動画像の全てにおいて、前記所定のリーチ画像を表示することなく前記大当り判定の結果がハズレである旨を示すハズレ画像を表示しうるとともに、
前記複数組の図柄変動画像のうち、前記大当り判定の結果がハズレである旨を示すハズレ画像が表示された図柄変動画像の領域に、当該図柄変動画像による大当たり判定結果の表示が終了したことを示す抽選終了画像を表示する
ことを特徴とする遊技機。 - 前記表示手段は、前記図柄変動画像を表示する表示領域として一の表示領域のみを有しており、
前記複数組図柄表示制御手段は、前記複数組の図柄変動画像の全部を、前記一の表示領域に表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記表示制御手段は、
前記一つの大当り判定用乱数についての前記大当り判定の結果が大当りである場合には、さらに、大当りであることを示す文字を、前記表示領域に表示する文字表示制御手段を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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