JPH08117402A - 図柄変動制御手段 - Google Patents

図柄変動制御手段

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JPH08117402A
JPH08117402A JP6258331A JP25833194A JPH08117402A JP H08117402 A JPH08117402 A JP H08117402A JP 6258331 A JP6258331 A JP 6258331A JP 25833194 A JP25833194 A JP 25833194A JP H08117402 A JPH08117402 A JP H08117402A
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高明 市原
Hiromi Okumoto
博己 奥本
Masao Ogata
昌生 大形
Kazuaki Kuramoto
和明 倉本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ遊技機等の図柄表示装置にて、図柄
を種々の方向に移動させること。 【構成】 図柄表示装置に表示される図柄を第1の方
向に移動制御する第1図柄変動方向制御手段と、前記図
柄を第2の方向に移動制御する第2図柄変動方向制御手
段と、前記第1図柄変動方向制御手段又は第2図柄変動
方向制御手段の駆動を選択設定する図柄変動方向選択設
定手段とを具備する図柄変動制御手段。上記におい
て時間により選択設定すること。更に、第1の方向を
縦方向のうち上若しくは下方向とし、第2の方向を横方
向のうち右若しくは左方向としたこと。更に、時間と
ともに上方向若しくは下方向の切換又は右方向若しくは
左方向の切換をすること。更に、図柄表示装置を2以
上の図柄表示領域35f、35gに区分し、各区分され
た図柄表示領域45f、35gのそれぞれに表示される
図柄を別個に移動制御すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機等における
図柄変動制御手段に関し、特に図柄を種々の方向に変動
させる弾球遊技機等の図柄変動制御手段に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から弾球遊技機の遊技盤面に「大当
たり」等を表示する図柄表示装置が配設されている。こ
の図柄表示装置に表示される図柄の移動方向は、該図柄
表示装置の縦方向の内上又は下のどちらか一方の方向、
または、該図柄表示装置の横方向のうち右又は左のどち
らか一方の方向である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
においては、前記図柄表示装置に表示される図柄の移動
方向が単調であるので、図柄の移動方向が遊技者の興味
を引かないため、遊技者が興奮しないという欠点があっ
た。したがって、本発明の課題は、上述の従来例の欠点
をなくし、図柄表示装置に表示される図柄を種々の方向
に移動させ、該図柄の移動が遊技者の興味を引くように
することができる図柄変動制御手段を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、図柄表示装置に表示さ
れる図柄を第1の方向に移動制御する第1図柄変動方向
制御手段と、前記図柄を第2の方向に移動制御する第2
図柄変動方向制御手段と、前記第1図柄変動方向制御手
段又は第2図柄変動方向制御手段の駆動を選択設定する
図柄変動方向選択設定手段とを具備することを特徴とす
る図柄変動制御手段である。更に、本願の第2の発明の
構成は、図柄表示装置に表示される図柄を第1の方向に
移動制御する第1図柄変動方向制御手段と、前記図柄を
第2の方向に移動制御する第2図柄変動方向制御手段
と、前記第1図柄変動方向制御手段又は第2図柄変動方
向制御手段の駆動を時間により選択設定する図柄変動方
向選択設定手段とを具備することを特徴とする図柄変動
制御手段である。更に、第3の発明の構成は、上記第1
又は2の発明の構成において、第1の方向を縦方向のう
ち上若しくは下方向とし、第2の方向を横方向のうち右
若しくは左方向としたことである。更に、第4の発明の
構成は、上記第3の発明の構成において時間とともに上
方向若しくは下方向の切換又は右方向若しくは左方向の
切換をすることである。
【0005】更に、第5の発明の構成は、上記第1、
2、3又は4記載の発明の構成において、図柄表示装置
を2以上の図柄表示領域に区分し、各区分された図柄表
示領域のそれぞれに表示される図柄を別個に移動制御す
ることである。更に、第6の発明の構成は、上記第1、
2、3、4又は5の発明の構成において、図柄表示装置
に表示される図柄の移動方向が、該図柄の図柄表示装置
上の位置により異なることである。更に、第7の発明の
構成は、上記第1、2、3、4又は5の発明の構成にお
いて、図柄表示装置に表示される図柄の移動方向が、時
間及び該図柄の図柄表示装置上の位置により異なること
である。更に、第8の発明の構成は、図柄表示装置に表
示される図柄が斜め方向に移動することを特徴とする図
柄変動制御手段である。
【0006】
【作用】上記第1の発明の構成により、図柄表示装置に
表示される図柄を第1の方向又は第2の方向に必要に応
じて任意に移動させることができる。このため、図柄の
移動が遊技者の興味を引くことができる。更に、第2の
発明の構成により、図柄表示装置に表示される図柄を第
1の方向又は第2の方向に時間により必要に応じて任意
に移動させることができる。このため、図柄の移動が遊
技者の興味を引くことができる。更に、第3の発明の構
成により、上記第1又は2の発明の構成の作用ととも
に、図柄を上下方向又は左右方向に切り換えて移動させ
ることができる。このため、図柄の移動が遊技者の興味
を引くとともに、図柄の移動方向が遊技者に分かりやす
くなる。更に、第4の発明の構成により、上記第3の発
明の構成の作用とともに、時間とともに図柄の移動方向
が上若しくは下方向又は右若しくは左方向に切り替わる
ので、図柄の移動が一層遊技者の興味を引くことができ
る。
【0007】更に、第5の発明の構成により、上記第
1、2、3又は4の発明の構成の作用とともに、2以上
の図柄表示領域の各々において、上記第1〜3の発明の
構成による作用を実現することができる。更に、第6の
発明の構成により、上記第1、2、3、4又は5の発明
の構成の作用とともに、図柄の移動方向が図柄表示装置
上の位置により異なるので、図柄の移動方向が例えばコ
字型等になり、図柄の移動が一層遊技者の興味を引くよ
うになる。更に、第7の発明の構成により、上記第1、
2、3、4又は5の発明の構成の作用とともに、図柄の
移動方向が時間及び図柄表示装置上の位置によりことな
るので、図柄の移動方向が一層多様になり、図柄の移動
が遊技者の興味を引くようになる。更に、第8の発明の
構成により、図柄が斜めに移動するので、図柄の移動方
向が上下又は左右方向以外にも拡がるため、図柄の移動
方向が、一層多様になり、一層遊技者の興味を引くこと
ができる。
【0008】
【実施例】次に、本願発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1は一実施例に係わる弾球遊技機の遊技盤
面を示す。図1において、弾球遊技機の遊技盤面10に
は、以下の部品が配設されている。まず、遊技盤面10
の周囲を区画するレール11が設けられている。入賞口
として、天入賞口21aは遊技盤面10の上部に配設さ
れ、左中入賞口21bは遊技盤面10の左中に配設さ
れ、右中入賞口21cは遊技盤面10の右中に配設さ
れ、左下入賞口21dは遊技盤面10の左下に配設さ
れ、右下入賞口21eは遊技盤面10の右下に配設さ
れ、中入賞口21fは遊技盤面10の後述するゲート2
3の下に配設されている。第1普通電動役物(普通図柄
2作動口)22aは後述する普通図柄1表示装置24a
の上に配設され、第2普通電動役物(第3及び第4普通
電動役物作動口)22bは遊技盤面10の下部分に配設
されている。第3普通電動役物22cは遊技盤面10の
左下部分に配設され、第4普通電動役物22dは遊技盤
面10の右下部分に配設されている。
【0009】普通図柄1作動用ゲート23は後述する普
通図柄2表示装置24bの下側に配設されている。普通
図柄1表示装置24aは遊技盤面10の中央部分に配設
され、普通図柄2表示装置24bは普通図柄1表示装置
24aの下側に配設されている。普通図柄1記憶数表示
LED25aは普通図柄1表示装置24aの両側に配設
され、普通図柄2記憶数表示装置25bは普通図柄2表
示装置24bの両側に配設されている。第2普通電動役
物解放回数表示LED25cは第2普通電動役物22b
に配設されている。第1装飾LED25dは普通図柄1
記憶数表示LED25aの上側に配設され、第2装飾L
ED25eは右中入賞口21cに配設されている。第1
表示灯26aは左中入賞口21bに配設され、第2表示
灯26bはゲート23の下側に配設され、第3表示灯2
6cは、第3普通電動役物22c及び第4普通電動役物
22dに配設されている。風車27は、遊技盤面10上
の4ヶ所に配設され、返しゴム28は遊技盤面10の右
上端(レール11に接する部分)に配設され、戻り球防
止ホルダー29は遊技盤面10の入口10aに配設され
ている。
【0010】図2は、普通図柄1表示装置24aの駆動
回路のブロックダイヤグラムを示す。図2において、R
AM(random access memory)31及びROM(read o
nlymemory)32並びに両者を制御するCPU(central
processing unit )33によりI/O(input/outpu
t)34が駆動され、I/O34により普通図柄1表示
装置24aの表示手段であるLCD(liquid crystral
display )35が駆動される。
【0011】このため、図示しない上皿に遊技球12を
入れ、図示しない発射装置のハンドルを右に回して遊技
球1を1個ずつ遊技盤面10の任意の位置に発射する。
このとき、遊技盤面10上に発射された遊技球12は、
入賞口に入賞するか、もしくは、アウト口21gに入
る。なお、入賞口数は10であり、具体的には、普通入
賞口21a〜21f及び第1〜第4普通電動役物22a
〜22dである。なお、第3及び第4普通電動役物22
c、22dは、作動していないときは、普通入賞口にな
る。第2〜第4普通電動役物22b〜22dへの入賞時
には13個、他の入賞口への入賞時には6個の遊技球1
2を獲得できる。遊技球12がゲート23を通過する
と、普通図柄1表示装置24aの図柄が変動を開始す
る。遊技球12がゲート23を通過してから、約5.3
秒以上経過すると、左、中、右の順序で普通図柄1が停
止する。ただし、記憶が3個以上で、ゲート23への通
過から普通図柄1が変動を開始する約0.2秒前までの
時間が5.0秒以上ある場合には、普通図柄1が変動を
開始してから約2.4秒以上経過すると、左、中、右の
順序で普通図柄1が停止する。
【0012】変動している普通図柄1が停止したとき、
左、中、右普通柄1が「000」、「111」、「22
2」、「333」、「444」、「555」、「66
6」、「777」、「888」、「999」、「当当
当」、「¥¥¥」又は「$$$」のいずれかの組み合わ
せになった場合には、第1普通電動役物22aが5.8
秒間解放動作をする。なお、この解放動作中の第1普通
電動役物22aに遊技球12が5個入賞したときには、
その時点でこの解放動作は終了する。前記各組み合わせ
以外の場合は、第1普通電動役物22aは解放動作をし
ない。普通図柄1の変動中又は第1普通電動役物22a
の解放動作中に、更に遊技球12がゲート23を通過し
たときは、最高4個まで記憶し、普通図柄1の変動停止
後又は第1普通電動役物22aの解放動作終了後に、再
び普通図柄1の変動が開始する。遊技球12が第1電動
役物22aに入賞すると、普通図柄2表示装置24bの
図柄が変動を開始する。遊技球12が第1普通電動役物
22aに入賞してから、約5.1秒以上経過すると、
左、中、右の順序で普通図柄2が停止する。
【0013】変動している普通図柄2が停止したとき、
左、中、右普通図柄2が「−−−」以外の組み合わせに
なったとき、第2通電動役物22bが約26.5秒間に
1.4秒間の解放動作を4回行う。なお、1.4秒間の
解放動作中の第2普通電動役物22bに遊技球12が1
個入賞したときには、その時点で解放動作が終了する。
「−−−」以外の組み合わせの場合には、第2普通電動
役物22bは解放動作を行わない。普通図柄2の変動中
又は第2普通電動役物22bの開閉中に、第1普通電動
役物22aへ遊技球12が入賞したときには、最高4個
まで記憶し、普通図柄2の変動停止後又は第2普通電動
役物22bの開閉動作終了後に、再び普通図柄2が変動
を開始する。遊技球12が第2普通電動役物22bに入
賞すると、第3及び第4普通電動役物22c、22dが
5.8秒間解放動作をする。なお、解放動作中の第3及
び第4普通電動役物22c、22dに遊技球12が8個
入賞したときには、その時点で解放動作が終了する。第
3及び第4普通電動役物22c、22dの解放動作中
に、第2普通電動役物22bに遊技球12が入賞したと
きには、規定の遊技球12を獲得するだけで、解放動作
終了後に引き続き第3及び第4普通電動役物22c、2
2dの解放動作は行われない。
【0014】図3〜図11は、前記普通図柄1表示装置
24aに配設されているLCD35の動作の原理を説明
している。まず、図3においては、第1及び第2の発明
の一実施例が示されている。図3にて前記LCD35が
縦横それぞれ3分割されて、9つの部分にに分割されて
いる。点線35p、35q、35r、35sは該各部分
を区分している。なお、この区分方法は、後述する図4
〜図11においても同様である。この場合、各部分に表
示される図柄の移動方向は、第1の方向としての矢印4
1方向又は第2の方向としての矢印42方向である。図
示しない第1図柄変動方向制御手段が前記図柄を矢印4
1方向に移動制御し、図示しない第2図柄変動方向制御
手段が前記図柄を矢印42方向に移動制御する。更に、
図示しない図柄変動方向選択設定手段が前記第1図柄変
動方向制御手段又は第2図柄変動方向制御手段の駆動を
時間により選択設定する。なお、前記第1及び第2図柄
変動方向制御手段並びに図柄変動方向選択設定手段は、
前記RAM31、ROM32及びCPU33内に構成さ
れている(後述する図4〜図14においても同様であ
る。)。
【0015】図4においては、第3の発明の一実施例が
示されている。図4にて前記各部分に表示される図柄の
移動方向は、矢印41方向(縦方向の内上方向)、矢印
41a方向(縦方向の内下方向)、矢印42方向(横方
向の内右方向)又は矢印42a方向(横方向の内左方
向)に選択的に設定される。このため、普通図柄表示装
置24aに表示される図柄を矢印41方向または矢印4
2方向にに必要に応じて任意に移動させることができ
る。この結果、図柄の移動が弾球遊技者の興味を引くこ
とができるとともに、前記図柄の移動方向が明確にな
る。図5においては、第4の発明の一実施例が表示され
ている。図5にて前記各部分が図柄表示領域35aに所
属するグループと図柄表示領域35bに所属するグルー
プに区分されている。図柄表示領域35aに所属する前
記各部分の図柄の移動方向は、時間とともに矢印43方
向(上方向)又は矢印43a方向(下方向)に変わる。
一方、図柄表示領域35bに所属する前記各部分の図柄
の移動方向は、時間とともに矢印44方向(右方向)又
は矢印44a方向(左方向)に変わる。このため前記各
部分の図柄の移動が一層遊技者の興味を引くことができ
る。
【0016】図6及び図7においては、第5及び第6の
発明に対応した実施例が示されている。図6において
は、前記各部分が図柄表示領域35cに所属するグルー
プと図柄表示領域35dに所属するグループに区分され
ている。図柄表示領域35cに所属する前記各部分の図
柄の移動方向は、矢印45方向である。一方、図柄表示
領域35dに所属する前記各部分の図柄の移動方向は、
前記各部分の位置により矢印46方向、矢印46a方向
及び矢印46b方向に順次変わる。このため、図柄表示
領域35dでは、図柄の移動方向がコ字型になる。この
ため、2つの図柄表示領域35c、35dの各々におい
て、図柄を別個に移動することになる。更に、図柄表示
領域35dに所属する前記各部分の図柄の移動方向は、
前記各部分の位置により変化しているので、図柄の移動
が一層弾球遊技者の興味を引くようになる。
【0017】図7においては、前記各部分が図柄表示領
域35dに所属するグループと図柄表示領域35eに所
属するグループに区分されている。図柄表示領域35d
に所属する前記各部分の図柄の移動方向は、前記各部分
の位置により矢印47方向及び矢印47a方向に変わ
る。一方、図柄表示領域35eに所属する前記各部分の
図柄の移動方向は、矢印48方向である。このため、図
7に示す実施例の動作は上記図6に示す実施例の動作と
ほぼ同様となる。図8においては、第7の発明の一実施
例が示されている。図8にて前記各部分が図柄表示領域
35fに所属するグループと図柄表示領域35gに所属
するグループに区分されている。図柄表示領域35fに
所属する前記各部分の図柄の移動方向は、時間とともに
矢印49方向又は矢印49a方向に変わる。一方、図柄
表示領域35gに所属する前記各部分の図柄の移動方向
は、前記各部分の位置により矢印50方向、矢印50a
方向及び矢印50b方向に順次変わるとともに、時間の
経過により該各方向と逆方向即ち矢印50c方向、矢印
50d方向及び矢印50e方向に順次変わる。このた
め、図柄表示領域35gでは、図柄の移動方向がコ字型
になり、かつ時間とともにコ字型移動方向が逆方向にな
る。このため、前記図柄の移動方向が一層多様になり、
前記図柄の移動が一層弾球遊技者の興味を引くことにな
る。
【0018】図9〜図11においては、第8の発明に対
応した各実施例が示されている。図9においては、前記
各部分の移動方向が矢印51方向である。このため、図
柄の移動方向が矢印51方向になる。なお、前記点線3
5p〜35sが図柄表示領域を区分するものであるとす
ると、図柄全体が矢印51方向に平行移動するのではな
く、前記点線35p〜35sにより区分された各部分3
6a〜36iの図柄それぞれが別個に矢印51方向に移
動することになる。なお、前記部分36aの図柄が前記
部分36eに移動し、更に前記部分36iに移動するよ
うにし、前記部分36bの図柄が前記部分36fに移動
し、前記部分36dの図柄が前記部分36hに移動する
ようにすることもできる(後述する図10及び図11に
おいても同様)。図10においては、前記各部分の移動
方向が矢印52方向である。このため、図柄の移動方向
が矢印52方向になる。図11においては、前記各部分
の移動方向が時間とともに矢印53方向または矢印53
a方向に移動する。このため、図9〜図11に示される
実施例においては、図柄が斜めに移動するので、前記図
柄の移動方向が上下又は左右方向以外にも拡がるため、
前記図柄の移動方向が一層多様になり、前記図柄の移動
が一層弾球遊技者の興味を引くことになる。
【0019】図12〜図14は、図柄の実際の移動例を
示す。図12〜図14においては、遊技球12がゲート
23を通過してゲートスイッチがオンしてから普通図柄
1変動停止までの時間的経過を示す。なお、普通図柄1
の変動時間短縮に関する装置はないので、普通図柄1の
停止は自動停止のみである。図12は、普通図柄1が
「リーチ」以外を示す場合である。なお、図12(後述
する図13及び図14も同様)において、「高速」、
「超高速」、「低速」及び「超低速」は、図柄の縦方向
の高速移動、超高速移動、低速移動及び超低速移動を示
す。また、「装飾」は、当たりはずれを判定する判定図
柄を表示する表示態様以外のものである(後述する図1
3も同様)。また、「A」は0.005秒、「B」は
0.240秒、「C」は0.640秒、「D」は0.5
50秒、「E」は0.325秒、「F」は0.645
秒、「G」は0.010秒をそれぞれ示す。また「低
速」においては、記憶が3個以上で、ゲート23への通
過から左普通図柄1が変動を開始する0.245秒前ま
での時間が5.000秒以上ある場合の左・中・右普通
図柄1の低速変動時間は、左普通図柄1の3.815秒
が1.225秒に、中普通図柄1の4.685秒が2.
125秒に、右普通図柄1の5.555秒が2.995
秒にそれぞれ短縮される(図13も同様)。また、
「▲」は普通図柄1当たり判定用乱数の記憶を示し、
「●」は普通図柄1当たり判定用乱数の読み出しを示
す。
【0020】図13は、普通図柄1が「リーチ」を示す
場合である。「A」〜「G」は図12と同じ時間幅を示
す。更に、「H」は0.120〜2.400秒、「I」
は2.285〜4.565秒、「J」は3.155〜
5.435秒を示す。図14は、図13の続きである。
図14において、「逆超低速」及び「逆中速」は図柄の
逆縦方向の超低速移動及び中速移動であり、「横」及び
「逆横」は図柄の横方向移動及び逆横方向移動である。
更に、「K」は2.400〜7.200秒、「L」は
2.750〜7.550秒、「M」は0.350秒、
「N」は0.480秒、「O」は4.720〜10.4
80秒、「P」は0.400秒、「Q」は0.240
秒、「R」は0.320秒、「S」は0.100秒、
「T」は0.155秒、「U」は0〜9.660秒、
「V」は0〜4.520秒である。また、図13及び図
14において、「▲」は普通図柄1当たり判定用乱数の
記憶を示し、「●」は普通図柄1当たり判定用乱数及び
普通図柄1変動時間用の第3の乱数の読み出しを示し、
「■」は普通図柄1変動時間用の第1の乱数の読み出し
を示し、「◆」は前記両方の普通図柄1変動時間用の第
1及び第2の乱数の読み出しを示す。
【0021】また、左普通図柄1が変動を開始する0.
245秒前に記憶が2個以下の場合の中・右普通図柄1
は、普通図柄1変動時間用の第3の乱数の値が0の時は
パターン1、1〜3の時はパターン2の変動を行う。な
お、中・右普通図柄1のパターン2の高速変動時間H
で、左普通図柄1と同図柄になるまで変動し、低速変動
へ移行する。右普通図柄1のリーチパターン3〜5の低
速変動時間Kは、普通図柄1変動時間用の第2の乱数の
値(1 〜12)により決定される。なお、上述の各実施
例において、図柄変動制御手段は、弾球遊技機に用いら
れた場合を示しているが、これに限定されず、スロット
マシン等に使用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願の第1
の発明に係わる図柄変動制御手段によれば、図柄表示装
置に表示される大当たり判定用又は装飾用等の図柄の移
動方向を必要に応じて任意に変えることができる。この
ため、該図柄の移動が、新規な趣向となり、遊技者を興
奮させることができる。更に、従来一方向の単純な判定
図柄の変動態様にも新規な趣向を提供することができ
る。更に、図柄表示装置において、大当たりの成立を第
1図柄変動方向と第2図柄変動方向とによって二次元的
に期待させることを可能とし、更に、例えばパチンコ遊
技機の遊技盤の部分領域で極めて狭い箇所に配設される
図柄表示装置においても、多様な表現態様を採らせるこ
とができる。更に、第2の発明によれば、上記第1の発
明の効果において、時間により図柄の移動方向を変える
ことができるので、その効果を一層著しいものにするこ
とができる。更に、第3の発明によれば、上記第1又は
2の発明の効果とともに、図柄表示装置に表示される前
記図柄の移動方向を上下方向又は左右方向に任意に切り
換えることができるので、前記図柄の移動が遊技者の興
味を引くとともに、図柄の移動方向が遊技者に分かりや
すくなる。更に、第4の発明によれば、上記第3の発明
の効果とともに、時間とともに前記図柄の移動方向が上
若しくは下方向又は右若しくは左方向に切り替わるの
で、図柄の移動方向の予測が困難になるので、図柄の移
動が一層遊技者の興味をひくので、遊技者が興奮して、
弾球遊技に熱中することになる。
【0023】更に、第5の発明によれば、上記第1、
2、3又は4の発明の効果とともに、図柄表示装置の2
以上の図柄表示領域の各々において、上記第1〜3の発
明の効果を得ることができるので、図柄表示装置の装飾
的効果を一層高めるとともに、前記図柄の移動が遊技者
の興味を引くことができる。更に、第6の発明によれ
ば、上記第1、2、3、4又は5の発明の効果ととも
に、前記図柄の移動方向が図柄表示装置上の位置により
異なるので、前記図柄の移動方向がコ字型等になり、前
記図柄の移動による装飾的効果が高まるとともに、前記
図柄の移動が遊技者の興味を引くので、遊技者が一層弾
球遊技に熱中することになる。更に、第7の発明によれ
ば、上記第1、2、3、4又は5の発明の効果ととも
に、前記図柄の移動方向が時間及び図柄表示装置上の位
置により異なるので、前記図柄の移動方向が一層多様に
なる。この結果、前記図柄の移動が一層遊技者の興味を
引くことになる。更に、第8の発明により、前記図柄が
図柄表示装置において斜めに移動するので、前記図柄の
移動方向が一層多様になる。この結果、前記図柄の移動
が一層遊技者の興味を引くことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の各発明の実施例の遊技盤面の正面図であ
る。
【図2】前記各発明の実施例に使用される普通図柄1表
示装置用LCDの駆動回路のブロックダイヤグラムであ
る。
【図3】本願の第1の発明の一実施例の説明図である。
【図4】第2の発明の一実施例の説明図である。
【図5】第3の発明の一実施例の説明図である。
【図6】第4及び第5の発明の第1実施例の説明図であ
る。
【図7】前記第4及び第5の発明の第2実施例の説明図
である。
【図8】第6の発明の一実施例の説明図である。
【図9】第7の発明の第1実施例の説明図である。
【図10】前記第7の発明の第2実施例の説明図であ
る。
【図11】前記第7の発明の第3実施例の説明図であ
る。
【図12】前記各実施例の第1実際例の説明図である。
【図13】前記各実施例の第2実際例の説明図である。
【図14】前記各実施例の第3実際例の説明図である。
【符号の説明】
10 遊技盤面 24a 普通図柄1表示装置 31 RAM 32 ROM 33 CPU 34 I/O 35 LCD 35a〜35f 図柄表示領域 41、41a、42、42a、43、43a、44、4
4a、45、46、46a、46b、47、47a、4
8、49、49a、50、50a、50b、50c、5
0d、50e、51、52、53、53a 図柄の移動
方向
フロントページの続き (72)発明者 倉本 和明 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示装置に表示される図柄を第1の
    方向に移動制御する第1図柄変動方向制御手段と、 前記図柄を第2の方向に移動制御する第2図柄変動方向
    制御手段と、 前記第1図柄変動方向制御手段又は第2図柄変動方向制
    御手段の駆動を選択設定する図柄変動方向選択設定手段
    とを具備することを特徴とする図柄変動制御手段。
  2. 【請求項2】 図柄表示装置に表示される図柄を第1の
    方向に移動制御する第1図柄変動方向制御手段と、 前記図柄を第2の方向に移動制御する第2図柄変動方向
    制御手段と、 前記第1図柄変動方向制御手段又は第2図柄変動方向制
    御手段の駆動を時間により選択設定する図柄変動方向選
    択設定手段とを具備することを特徴とする図柄変動制御
    手段。
  3. 【請求項3】 第1の方向を縦方向のうち上若しくは下
    方向とし、第2の方向を横方向のうち右若しくは左方向
    としたことを特徴とする請求項1又は2記載の図柄変動
    制御手段。
  4. 【請求項4】 時間とともに上方向若しくは下方向の切
    換又は右方向若しくは左方向の切換をすることを特徴と
    する請求項3記載の図柄変動制御手段。
  5. 【請求項5】 図柄表示装置を2以上の図柄表示領域に
    区分し、各区分された図柄表示領域のそれぞれに表示さ
    れる図柄を別個に移動制御することを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の図柄変動制御手段。
  6. 【請求項6】 図柄表示装置に表示される図柄の移動方
    向が、該図柄の図柄表示装置上の位置により異なること
    を特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の図柄変
    動制御手段。
  7. 【請求項7】 図柄表示装置に表示される図柄の移動方
    向が、時間及び該図柄の図柄表示装置上の位置により異
    なることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載
    の図柄変動制御手段。
  8. 【請求項8】 弾球遊技機に組み込まれる図柄表示装置
    に表示される図柄が斜め方向に移動することを特徴とす
    る弾球遊技機における図柄変動制御手段。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001120764A (ja) * 1999-10-26 2001-05-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
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