JP3765717B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコに関し、特に、予め定めた所定の条件が整った場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を行わせるパチンコ機において、所定の条件の発生過程を複雑にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパチンコ機としては、遊技部内に設けた画像表示装置内に横3列の表示部を並設し、各表示部には、複数のシンボルマークが可変表示可能となっている。
そして、始動口に打球が入賞すると、画像表示装置内に設けた表示部に複数のシンボルマークを高速で可変表示し、所定時間が経過した後、シンボルマークの可変表示を停止し、該シンボルマークの停止表示態様が所定の組み合わせ、例えば「7」「7」「7」となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を行わせていた。
【0003】
この特別遊技は、例えば、アタッカータイプの大入賞口を所定時間または所定回数だけ開いて、大入賞口内に打球を受け入れ易い状態とし、通常遊技と比較してより多くの賞球を排出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のパチンコ機では、画像表示装置内に設けた複数の表示部は、それぞれ同様の形態をなしており、各表示部におけるシンボルマークの停止表示過程は、いずれの表示においても同様なものとなっている。
したがって、シンボルマークの停止表示過程に変化を持たせることができないので、表示部を用いて行う特別遊技を発生させるための遊技が単純なものとなって、遊技の興趣を損ねることとなっていた。
【0005】
そこで、請求項1記載のパチンコ機は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑み提案されたもので、その目的とするところは、画像表示装置内に設けた表示部におけるシンボルマークの表示態様に変化を持たせ、シンボルマークの停止表示過程を複雑にすることで、遊技の興趣を高めることができるパチンコ機を提供することにある。
【0006】
これに加え、請求項2記載のパチンコ機では、シンボルマークの特に複雑な停止表示課程を備えたパチンコ機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明する。
請求項1記載の発明は、遊技盤(10)表面に設けた画像表示装置(50)内に複数列の表示部(40)を表示し、始動口(60)への入球に基づいて、それぞれの表示部(40)に複数種類のシンボルマークを高速で可変表示した後、該シンボルマークの可変表示を停止し、該シンボルマークの停止表示態様が予め定めた賞態様である所定の組み合わせであった場合に、特別遊技装置(例えば大入賞口70)を用いて遊技者にとって有利な特別遊技を行わせるパチンコ機において、上記画像表示装置(50)内に表示する表示部(40)は、複数個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部(41)と、1個のシンボルマークを停止表示可能であるとともに、該シンボルマークの停止表示位置が上記第1表示部(41)におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で移動可能な第2表示部(42)とを有し、前記第2表示部(42)は、可変表示する複数種類のシンボルマークのうちのいずれかのシンボルマークを停止表示させることが可能であるとともに、前記第1表示部 (41) に可変表示を停止したシンボルマークが複数個表示されていることを条件に、前記第2表示部 (42) の停止表示位置によって、賞態様を構成するための有効となるラインを変化させるものであって、賞態様を構成させるときには、前記第1表示部 (41) 及び第2表示部 (42) のシンボルマークの可変表示を停止した後、前記第2表示部 (42) の移動を開始し、当該移動を終了したときの前記第2表示部 (42) の停止表示位置によって賞態様を構成するための有効となるラインを確定し、該ライン上に賞態様を構成可能に形成したことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、上記画像表示装置内には、横並びに3列の表示部(40)を表示し、左右の表示部(40)はそれぞれ縦に3個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部(41)であり、中央の表示部(40)は1個のシンボルマークを停止表示可能であるとともに、該シンボルマークの停止表示位置が上記第1表示部(41)におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で縦方向に移動可能な第2表示部(42)であることを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1記載の発明によれば、遊技盤(10)の表面に設けた画像表示装置(50)内に複数の表示部(40)が表示される。この表示部(40)は、複数個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部(41)と、1個のシンボルマークを停止表示可能であるとともに、該シンボルマークの停止表示位置が上記第1表示部におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で移動する第2表示部(42)とから構成されている。
前記第2表示部(42)は、可変表示する複数種類のシンボルマークのうちのいずれかのシンボルマークを停止表示させることが可能であるとともに、前記第1表示部 (41) に可変表示を停止したシンボルマークが複数個表示されていることを条件に、前記第2表示部 (42) の停止表示位置によって、賞態様を構成するための有効となるラインを変化させる。
また、前記第2表示部(42)は、賞態様を構成させるときには、前記第1表示部 (41) 及び第2表示部 (42) のシンボルマークの可変表示を停止した後、前記第2表示部 (42) の移動を開始し、当該移動を終了したときの前記第2表示部 (42) の停止表示位置によって賞態様を構成するための有効となるラインを確定し、該ライン上に賞態様を構成する。
【0010】
また、請求項2記載の発明では、画像表示装置(50)内に表示される表示部(40)は、横並びに3列となっており、左右の表示部(40)は第1表示部(41)であり、中央の表示部(40)は第2表示部(42)である。そして、それぞれの第1表示部(41)には、それぞれ縦に3個のシンボルマークを停止表示可能であり、第2表示部(42)には、1個のシンボルマークを停止表示可能である。また第2表示部(42)は、第1表示部(41)におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で縦方向に移動可能となっている。
【0011】
そして、パチンコ機における遊技が開始し、遊技者が遊技部(30)内に打球を発射して、打球が始動口(60)に入球すると、それぞれの表示部(41,42)では、複数のシンボルマークが高速で可変表示を開始する。
その後、所定時間が経過する等、所定の条件が整うと、それぞれの表示部(41,42)に高速で可変表示されているシンボルマークが停止するとともに、第2表示部(42)の移動が停止する。
また、前記第2表示部は、一個のシンボルマークの表示から複数のシンボルマークの表示に表示態様を変化するとともに、該表示態様の変化に伴い有効となるラインを増加する。
【0012】
ここで、第2表示部(42)の停止態様に基づいて決定される有効ライン上に停止表示されるシンボルマークの組み合わせが、賞態様を構成する予め定めた所定の組み合わせ、例えば「3」「3」「3」であった場合には、特別遊技装置(大入賞口70)を用いて遊技者にとって有利な特別遊技を行わせる。この特別遊技により、遊技者はより多くの賞球を獲得することができる。
【0013】
このように、特別遊技の成立を決定するための表示部(40)は、シンボルマークの停止表示態様が異なる第1表示部(41)及び第2表示部(42)とからなり、第2表示部(42)の停止位置が変化するとともに、前記第2表示部は、一個のシンボルマークの表示から複数のシンボルマークの表示に表示態様を変化するとともに、該表示態様の変化に伴い有効となるラインを増加することから、表示部(40)におけるシンボルマークの停止表示過程が複雑なものとなり、遊技の興趣を高めることができる。
さらに、賞態様を構成させるときには、シンボルマークの停止表示位置の移動を一旦停止した後、シンボルマークの停止表示位置の移動を再び開始し、当該移動を終了したときに賞態様を構成するので、より一層シンボルマークの停止過程を複雑なものとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
図1,2は、本発明の一実施例を示すものであり、図1はパチンコ機の遊技盤の正面図、図2は画像表示装置内の表示部の停止態様で、図2(A)は第2表示部が上位置にある状態、図2(B)は第2表示部が中央位置にある状態、図2(C)は第2表示部が下位置にある状態を各々示す。
【0015】
図1中、10はパチンコ機の前面に設けた遊技盤10を示し、この遊技盤10内には、ガイドレール20囲まれた遊技部30を形成し、遊技部30内のほぼ中央には表示部40等を画像表示する画像表示装置50が設けてある。この画像表示装置50は、例えば、液晶表示装置や、CRT等のように任意のカラー画像を表示できる装置であり、奥行きに制限があるパチンコ機内に設置するため、特に、奥行きを薄くすることが可能な液晶表示装置を用いることが望ましい。
【0016】
また、画像表示装置50の下方には、打球の入球に基づいて、画像表示装置50内に表示する表示部40におけるシンボルマークの可変表示を開始させるための始動口60を設け、始動口60の下方には、打球を受け入れ難い第1状態と、打球を受け入れ易い第2状態とに変換可能な大入賞口70が設けてあり、大入賞口70内には大入賞口70が打球を受け入れ易い第2状態に変換した場合、この第2状態を継続させるための継続入賞口80が設けてある。この大入賞口70が、特別入賞装置として機能する。
【0017】
始動口60に入球した打球は4個まで記憶され、画像表示装置50の上部に設けた、LEDやランプ等からなる入賞記憶部90に記憶表示される。
上記大入賞口70は、いわゆるアタッカーからなり、常には扉が閉じて大入賞口70内に打球を受け入れ難い第1状態となっており、予め定めた所定の条件の達成、例えば、表示部40におけるシンボルマークの停止表示態様が、予め定めた所定の組み合わせとなった場合に、扉を開いて大入賞口70内に打球を受け入れ易い第2状態に変換する。
【0018】
また、大入賞口70の左右には、一般入賞口100,100が設けてあるとともに、その他の遊技部30内には、装飾ランプ110や、図示しない風車、一般入賞口等が設けてある。
上記始動口60に打球が入賞すると、画像表示装置50内に表示される表示部40に複数のシンボルマークが高速で可変表示され、所定時間経過後、シンボルマークの可変表示が停止し、このシンボルマークの停止表示態様が予め定めた所定の組み合わせ、例えば、「3」「3」「3」となった場合に、大入賞口70を打球を受け入れ難い第1状態から打球を受け入れ易い第2状態に変換する。そして、大入賞口70の第2状態への変換は、所定時間、例えば30秒の経過により、あるいは、所定個数、例えば10球の打球の入球により終了し、大入賞口70は、打球を受け入れ難い第1状態に戻り、特別遊技を終了する。また、大入賞口70が打球を受け入れ易い第2状態に変換している間に、大入賞口70内に入球した打球が、さらに継続入賞口80に入球すると、上記した特別遊技を最高16回まで継続して繰り返すことができる。
【0019】
図2に基づき、画像表示装置50内に表示される表示部40について、さらに詳しく説明する。
画像表示装置50内には、横並びに3列に複数のシンボルマークを可変表示可能な表示部40が表示される。この表示部40のうち左右に設けた第1表示部41には3個のシンボルマークを縦並びに停止表示することができ、中央に設けた第2表示部42には1個のシンボルマークを停止表示することができる。
【0020】
上記した第2表示部42は、縦方向に移動可能である。この第2表示部42の移動範囲は、左右に設けた第1表示部41に停止表示されるシンボルマークの範囲となっており、第2表示部42は、第1表示部41に停止されるシンボルマークの各位置に対応して、上、中、下の各位置に停止する。この第2表示部42は、上−中−下の順に移動し、下位置まで移動した後は再び上位置に戻って、上記した順で循環して移動を繰り返す。
【0021】
上記した2箇所の第1表示部41と1箇所の第2表示部42とに表示されるシンボルマークのうち、第2表示部42の停止位置に基づき、横一直線上または斜め一直線上に表示される3個のシンボルマークの組み合わせにより、賞態様を構成するかどうかが判断される。すなわち、第2表示部42の移動を停止した表示位置により、賞態様を構成するために有効となるラインが決定されるのであり、第2表示部42が上位置に停止した場合には、図2(A)に示すように、上部の横ラインL1が有効ラインとなる。また、第2表示部42が中位置に停止した場合には、図2(B)に示すように、中央の横ラインL2及び×字状にクロスする2本の斜めラインL3,L4が有効ラインとなる。さらに、第2表示部42が下位置に停止した場合には、図2(C)に示すように、下部の横ラインL5が有効ラインとなる。
【0022】
上記した各表示部41,42におけるシンボルマークの表示及び第2表示部42の移動態様をさらに詳しく説明する。尚、以下に説明する実施例では、賞態様を構成するシンボルマークの組み合わせは、「3」「3」「3」であるとする。
通常遊技時、及び遊技を行っていないデモンストレーション時においては、上記したように、画像表示装置50内には横並びに3列の表示部41,42が表示されており、3列の各表示部41,41,42のうち左右に位置する表示部は3個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部41,41であり、中央に位置する表示部は1個のシンボルマークを停止表示可能な第2表示部42となっている。そして、第1表示部41,41内及び第2表示部42内ではシンボルマークが可変表示せずに停止表示されているとともに、第2表示部42が上〜中〜下、さらに、下〜中〜上、そして、上〜中〜下の順に低速で上下方向に移動表示されている。
【0023】
そして、始動口60に打球が入球すると、第1表示部41内では複数のシンボルマークが高速で上下方向に可変表示を開始する。また、上下方向に移動する第2表示部42内でも複数のシンボルマークが高速で可変表示を開始するとともに、第2表示部42の巡回移動も高速なものとなる。
その後、所定時間が経過すると、第1表示部41におけるシンボルマークの可変表示が停止する。
【0024】
そして、第2表示部42におけるシンボルマークの可変表示及び第2表示部42の循環移動も停止するのであるが、これらの停止過程は、予め定めた賞態様が構成される可能性があるかどうかで異なる。
予め定めた賞態様となるシンボルマークの組み合わせである「3」「3」「3」となる可能性がない場合、すなわち、いわゆる非リーチ時には、まず、第2表示部42内で可変表示しているシンボルマークが賞態様を構成しない状態、例えば「5」等の数字となるよう停止する。その後、第2表示部42の循環移動が、上、中、下のいずれかの位置で停止する。
【0025】
この場合には、第2表示部42内のシンボルマークが停止表示された時点で、遊技者は賞態様が構成されないことを知ることができる。
一方、予め定めた賞態様となるシンボルマークの組み合わせである「3」「3」「3」となる可能性がある場合、すなわち、いわゆるリーチ時には、まず、第2表示部42の循環移動が、上、中、下のいずれかの位置で停止する。これにより、上記した有効となるラインが決定される。
【0026】
そして、第1表示部41内で可変表示していたシンボルマークが停止するのであるが、この場合、有効となったライン上に当たりを構成するシンボルマークである「3」が位置するように停止する。例えば、第2表示部42が上位置に停止した場合には、上部の横ラインL1上にある左右の第1表示部41の上位置には、それぞれ「3」が停止表示されるのである。
【0027】
次に、第2表示部42内で可変表示していたシンボルマークが、低速で可変表示された後、停止する。ここで、第2表示部42に停止表示したシンボルマークが「3」であった場合には、賞態様を構成し、上記した特別遊技を行うことができる。一方、第2表示部42に停止表示したシンボルマークが「3」以外である場合には、ハズレとなり、通常の遊技状態に戻る。
【0028】
また、表示部40におけるシンボルマークの停止過程に変化を持たせるため、リーチ時には、他の態様でシンボルマークの表示停止及び第2表示部42の循環移動の停止をさせることもできる。以下、リーチ時における他の停止パターンを説明する。
予め定めた賞態様となるシンボルマークの組み合わせである「3」「3」「3」となる可能性がある場合、すなわち、いわゆるリーチ時には、まず、第2表示部42の循環移動が、上、中、下のいずれかの位置で停止する。これにより、有効となるラインが決定される。
【0029】
そして、第1表示部41及び第2表示部42内で可変表示していたシンボルマークが、低速で可変表示された後、停止する。この場合、第2表示部42に停止するシンボルマークは「3」となっている
ここで、最終的に賞態様を構成させる場合で、リーチ状態が成立していないライン上に第2表示部42が停止している場合には、リーチ状態が成立しているライン上に第2表示部42が停止するよう、再び第2表示部42を移動して、賞態様を構成させる。例えば、第2表示部42が上位置に停止し、左右の第1表示部41に停止したシンボルマークが、上位置ではそれぞれ「5」「5」であり、中位置ではそれぞれ「7」「7」、下位置ではそれぞれ「3」「3」である場合(図2(A))には、上位置に停止した第2表示部42を再び移動して下位置に停止させて、下部の横ラインL5上に賞態様を構成させ(図2(C))、特別遊技を行わせるのである。
【0030】
一方、最終的に賞態様を構成させない場合には、上記した態様で第2表示部42を移動させない(図2(A)のまま)か、上位置に停止した第2表示部42を再び移動して中位置に停止させて(図2(B))、ハズレの態様とする。
尚、上記した実施例では、画像表示装置50の中に表示される表示部40のうち、左右を第1表示部41とし、中央を第2表示部42としたが、第1表示部41、第2表示部42の位置は適宜変更して実施することができ、例えば左側を第2表示部42とするとともに中央及び右側を第1表示部41としたり、あるいは、左側及び中央を第1表示部41とするとともに右側を第2表示部42とすることもできる。また、それぞれの表示部41,42に表示するシンボルマークの数は、上記した数に限られず、例えば、第1表示部41に2個または4個以上のシンボルマークを停止表示させたり、第2表示部42に2個以上のシンボルマークを停止表示させることもできる。さらに、第1表示部41及び第2表示部42の数も、上記した実施例の数に限られず、例えば、第1表示部41を3箇所以上とし、第2表示部42を2箇所以上とすることもできる。このように第1表示部41及び第2表示部42の位置や数等を変更すれば、さらに遊技内容に変化を持たせたり、遊技内容を複雑にすることができる。
【0031】
また、画像表示装置50内には、上記した各表示部の他、人物等のキャラクターを表示したり、ゲームの説明等を表示することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、画像表示装置内に表示される複数の表示部は、複数個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部と、1個のシンボルマークを停止表示可能であるとともに、該シンボルマークの停止表示位置が上記第1表示部におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で移動する第2表示部とから構成されている。
そして、請求項1記載の発明によれば、第2表示部 (42) は、可変表示する複数種類のシンボルマークのうちのいずれかのシンボルマークを停止表示させることが可能であるとともに、前記第1表示部 (41) に可変表示を停止したシンボルマークが複数個表示されていることを条件に、前記第2表示部 (42) の停止表示位置によって、賞態様を構成するための有効となるラインを変化させる。
さらに、第2表示部 (42) は、賞態様を構成させるときには、前記第1表示部 (41) 及び第 2表示部 (42) のシンボルマークの可変表示を停止した後、前記第2表示部 (42) の移動を開始し、、当該移動を終了したときの前記第2表示部 (42) の停止表示位置によって賞態様を構成するための有効となるラインを確定し、該ライン上に賞態様を構成する。
【0033】
さらに、請求項2記載の発明では、画像表示装置内に表示される表示部は、横並びに3列であり、左右の表示部が第1表示部、中央の表示部が第2表示部となっている。そして、左右の第1表示部には、それぞれ縦に3個のシンボルマークが停止表され、中央の第2表示部には、1個のシンボルマークが停止表示される。また第2表示部は、第1表示部におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で縦方向に移動する。
【0034】
したがって、表示部におけるシンボルマークの停止表示過程が複雑なものとなるので、特別遊技を発生させるための遊技が複雑なものとなり、遊技の興趣を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図2】 画像表示装置内の表示部の停止態様を示したもので、(A)は第2表示部が上位置にある状態、(B)は第2表示部が中央位置にある状態、(C)は第2表示部が下位置にある状態を各々示す。
【符号の説明】
10 遊技盤 20 ガイドレール
30 遊技部 40 表示部
41 第1表示部 42 第2表示部
50 画像表示装置 60 始動口
70 大入賞口 80 継続入賞口
90 入賞記憶部 100 一般入賞口
110 装飾ランプ
Claims (2)
- 遊技盤表面に設けた画像表示装置内に複数列の表示部を表示し、始動口への入球に基づいて、それぞれの表示部に複数種類のシンボルマークを高速で可変表示した後、該シンボルマークの可変表示を停止し、該シンボルマークの停止表示態様が予め定めた賞態様である所定の組み合わせであった場合に、特別遊技装置を用いて遊技者にとって有利な特別遊技を行わせるパチンコ機において、
上記画像表示装置内に表示する表示部は、
複数個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部と、
1個のシンボルマークを停止表示可能であるとともに、該シンボルマークの停止表示位置が上記第1表示部におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で移動可能な第2表示部とを有し、
前記第2表示部は、可変表示する複数種類のシンボルマークのうちのいずれかのシンボルマークを停止表示させることが可能であるとともに、前記第1表示部に可変表示を停止したシンボルマークが複数個表示されていることを条件に、前記第2表示部の停止表示位置によって、賞態様を構成するための有効となるラインを変化させるものであって、
賞態様を構成させるときには、前記第1表示部及び第2表示部のシンボルマークの可変表示を停止した後、前記第2表示部の移動を開始し、当該移動を終了したときの前記第2表示部の停止表示位置によって賞態様を構成するための有効となるラインを確定し、該ライン上に賞態様を構成可能に形成したことを特徴とするパチンコ機。 - 上記画像表示装置内には、横並びに3列の表示部を表示し、
左右の表示部はそれぞれ縦に3個のシンボルマークを停止表示可能な第1表示部であり、中央の表示部は1個のシンボルマークを停止表示可能であるとともに、該シンボルマークの停止表示位置が上記第1表示部におけるシンボルマークの停止表示位置の範囲内で縦方向に移動可能な第2表示部であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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