JP3123549B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3123549B2
JP3123549B2 JP11209489A JP20948999A JP3123549B2 JP 3123549 B2 JP3123549 B2 JP 3123549B2 JP 11209489 A JP11209489 A JP 11209489A JP 20948999 A JP20948999 A JP 20948999A JP 3123549 B2 JP3123549 B2 JP 3123549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に関す
るものであり、詳しくは、図柄を変動表示する図柄表示
部が設けられており、その図柄表示部に表示される図柄
の組み合わせが特定の組み合わせとなった場合に遊技者
にとって有利な「大当たり状態」が生起する、いわゆる
図柄合わせタイプのパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図柄合わせタイプのパチンコ機として
は、たとえば3つの特別図柄を表示可能な特別図柄表示
部が設けられており、遊技球が所定の領域を通過、ある
いは所定の入賞口に入賞することにより、普通図柄表示
部の図柄が変動を開始し、所定時間後に「当たり図柄」
が表示された場合に普通電動役物が開成し、開成中ある
いは閉成中の普通電動役物に遊技球が入賞することによ
り特別図柄表示部の特別図柄が変動を開始し、所定時間
後に順々に停止表示となるとともに、「大当たり図柄」
と称される所定の図柄の組み合わせ(たとえば「7,
7,7」)が表示された場合に、「大当たり」となり、
遊技者にとって有利な「大当たり状態」が生起するもの
(いわゆる普通電動役物付き第1種パチンコ機、以下、
単に第1種パチンコ機という)が知られている。
【0003】通常の図柄合わせタイプのパチンコ機にお
いては、予め複数種類の図柄の組み合わせが「大当たり
図柄」として設定されている。また、機種によっては、
その「大当たり図柄」が、「特定図柄」と「非特定図
柄」に分けられており、「特定図柄」が表示されて「大
当たり」が生起した場合には、「大当たり状態」終了
後、次の「大当たり」が生起するまでの間、普通図柄が
「当たり」となる確率を高めたり、普通図柄の変動時間
を短縮したりして、普通電動役物への入賞率を増加させ
て遊技球がほとんど減少しない状態を生起させるととも
に、特別図柄の変動回数を増大させて「大当たり」を生
起し易くし、「非特定図柄」が表示されて「大当たり」
が生起した場合に比べて遊技者にとって有利となるよう
に設定しているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機は、「大当たり図柄」が表示された場合であ
っても、「特定図柄」が表示された場合と「非特定図
柄」が表示された場合とでは「大当たり状態」終了後の
遊技内容に違いがあるので、遊技者は、「非特定図柄」
が表示されて「大当たり」が生起しても大して感動せ
ず、かかる事態の連続により、遊技に対する興味を失い
易かった。また、「特定図柄」が表示された場合と「非
特定図柄」が表示された場合とでは「大当たり状態」終
了後の遊技内容に違いがあるため、3つの特別図柄の変
動後に「大当たり図柄」に含まれる特別図柄を順々に2
つ表示した場合であっても、先に表示された2つの特別
図柄が「非特定図柄」に含まれるものである場合には、
遊技者はさして大きな期待を抱かず、かかる事態の繰り
返しにより、遊技に対する興味を失うこともあった。さ
らに、従来のパチンコ機は、各特別図柄の変動開始から
停止表示開始までの間(たとえば、約6秒間)、特別図
柄表示部に各特別図柄が変動している様子を表示するだ
けであるので、遊技者は、かかる単調な時間の連続によ
って、遊技に対する興味を失うこともあった。
【0005】本発明の目的は、上記の課題を解消し、遊
技内容が新鮮で趣向性が高く、遊技者がいつまでも興味
を持って遊技することが可能なパチンコ機を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の内、請求
項1に記載された発明の構成は、複数の図柄を表示可能
な複数の図柄表示部が設けられており、図柄変動開始信
号により前記図柄表示部に表示された図柄が変動を開始
し、所定時間後に前記複数の図柄表示部に新たな図柄が
確定停止表示されるとともに、確定停止表示された図柄
の組み合わせが大当たり図柄である場合に、遊技者にと
って有利な大当たり状態が生起するとともに、大当たり
図柄として、予め特定図柄と非特定図柄とが設定されて
おり、確定停止表示された大当たり図柄が非特定図柄で
ある場合には、遊技者にとって有利な非特定大当たりが
生起し、確定停止表示された大当たり図柄が特定図柄で
ある場合には、非特定大当たりよりも遊技者にとって
利な特定大当たりが生起するパチンコ機であって、図柄
の変動開始後に、第1段階表示として非特定リーチ図柄
を表示した後、第1段階表示の図柄を再度変動表示さ
せ、第2段階表示として特定リーチ図柄を表示する機能
を有することにある。請求項2に記載された発明の構成
は、複数の図柄を表示可能な複数の図柄表示部が設けら
れており、図柄変動開始信号により前記図柄表示部に表
示された図柄が変動を開始し、所定時間後に前記複数の
図柄表示部に新たな図柄が確定停止表示されるととも
に、確定停止表示された図柄の組み合わせが大当たり図
柄である場合に、遊技者にとって有利な大当たり状態が
生起するとともに、大当たり図柄として、予め特定図柄
と非特定図柄とが設定されており、確定停止表示された
大当たり図柄が非特定図柄である場合には、遊技者にと
って有利な非特定大当たりが生起し、確定停止表示され
た大当たり図柄が特定図柄である場合には、非特定大当
たりよりも遊技者にとって有利な特定大当たりが生起す
るパチンコ機であって、図柄の変動開始後に、第1段階
表示としてリーチ図柄を表示した後、第1段階表示の図
柄を再度変動表示させ、第2段階表示として前記第1段
階表示のリーチ図柄とは異なるリーチ図柄を表示する機
能を有しており、かつ、第1段階表示のリーチ図柄が特
定リーチ図柄である場合には、非特定リーチ図柄を表示
しないことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機の実施
の一形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0008】[実施例1] 図1はパチンコ機の正面を示したものであり、パチンコ
機1の正面の中央よりやや上方にはほぼ円形の遊技領域
2が設けられている。また、図2はパチンコ機1の遊技
領域2を拡大して示したものであり、遊技領域2の中央
上部には、1枚の液晶板によって形成された特別図柄表
示部3が設けられており、その下側にチューリップ形状
の普通電動役物4が設けられている。普通電動役物4の
両サイドには左ゲート5、右ゲート6がそれぞれ設けら
れており、さらに、普通電動役物4の下側には大入賞口
7、電飾ランプ8等が配設されており、大入賞口7の下
側には、普通図柄表示部9が設けられている。なお、遊
技領域2には、それらの他にも種々の入賞口、風車、電
飾ランプ、および多数の障害釘等が設けられている。
【0009】パチンコ機1は、発射ハンドル14を操作
することによって遊技球を遊技領域2に打ち込めるよう
になっており、その遊技球が大入賞口7に入賞した場合
には15個の賞品球を、その他の入賞口(普通電動役物
4等)に入賞した場合には5個の賞品球を、賞品球払い
出し装置(図示せず)により払い出すようになってい
る。
【0010】また、パチンコ機1は、左ゲート5、ある
いは右ゲート6を遊技球が通過した場合に普通図柄表示
部9に表示された普通図柄が変動を開始するようになっ
ており、所定時間後に停止表示された普通図柄が特定の
図柄である場合には、通常は閉成した状態になっている
普通電動役物4が所定時間開成するようになっている。
【0011】さらに、普通電動役物4に遊技球が入賞し
た場合には、普通電動役物4に付設された入賞検出装置
(図示せず)から特別図柄表示部3に図柄変動開始信号
が送信され、特別図柄表示部3に表示された左図柄1
0、右図柄11、中図柄12の各特別図柄が変動を開始
するようになっている。図柄の変動は、特別図柄表示部
3の液晶画面中の左図柄表示部位、右図柄表示部位、中
図柄表示部位の各表示部位において、図5に示した15
図柄、すなわち「一段」、「二段」、「三段」、「四
段」、「五段」、「六段」、「七段」、「八段」、「九
段」、「名人」、「銀将」、「金将」、「角行」、「飛
車」、「王将」の図柄が上から下へ移動する動画を表示
することによって行われる。そして、所定時間後に停止
表示となった各特別図柄が特定の組み合わせである場合
には、遊技者にとって有利な「大当たり状態」が生起
し、大入賞口7がきわめて高い確率で断続的に開成する
ように構成されている(なお、後述するように、各特別
図柄の変動時においては、各特別図柄が一旦、ほぼ停止
したように表示される場合もあるが、以下、かかる特別
図柄の停止表示を「一旦停止表示」といい、変動から所
定時間後の最終的な停止表示を「確定停止表示」という
こともある)。また、大入賞口7は「大当たり状態」以
外では開成しないようになっており、閉成状態である場
合には遊技球が入賞しないようになっている。一方、普
通電動役物4は、閉成時においても、開成時に比べて低
い確率ではあるが、遊技球が入賞するようになってい
る。
【0012】一方、パチンコ機1には、普通図柄の「小
当たり」を決定するカウンタであるFRAN、普通図柄
の「はずれ図柄」を決定するカウンタであるHZFC、
「大当たり」の生起を決定するカウンタであるTRA
N、特別図柄表示部3に表示される各特別図柄の内の左
図柄10を決定するカウンタであるHZAC、右図柄1
1を決定するカウンタであるHZBC、中図柄12を決
定するカウンタであるHZCC等の各カウンタが内蔵さ
れている。
【0013】普通図柄の「小当たり」を決定するFRA
Nは、電源投入時から0〜99(100通り)の間を約
0.409秒毎に1ずつ加算しながらループカウント
(最大値99の次には最小値0に戻る)しており、普通
図柄の「はずれ図柄」を決定するHZFCは、電源投入
時から0〜4(5通り)の間を約0.020秒毎に1ず
つ加算しながらループカウントしている。HZFCのカ
ウンタ値とそのカウンタ値に対応した「普通図柄」との
関係を図3に示す。
【0014】一方、「大当たり」の生起を決定するTR
ANは、電源投入時から0〜329(330通り)の間
を約0.675秒毎に1ずつ加算しながらループカウン
トしている。また、左図柄10を決定するHZACは、
電源投入時から0〜14(15通り)の間を約0.00
2秒毎に1ずつ加算しながら約0.030秒の周期でル
ープカウントしており、右図柄11を決定するHZBC
は、HZACが14から0になるときに0〜14(15
通り)の間を約0.030秒毎に1ずつ加算しながら
0.460秒の周期でループカウントしており、中図柄
12を決定するHZCCは、HZBCが14から0にな
るときに0〜14(15通り)の間を0.460秒毎に
1ずつ加算しながら約6.912秒の周期でループカウ
ントしている。なお、HZAC,HZBC,HZCCの
カウンタ値とそのカウンタ値に対応した図柄との関係は
図4に示した通りである。
【0015】なお、パチンコ機1においては、左図柄1
0、右図柄11、中図柄12として、図5に示した14
通りの図柄の内の何れかが表示されるようになってお
り、左図柄10、右図柄11、中図柄12の全て同一な
図柄の組み合わせ、すなわち、「一段,一段,一段」、
「二段,二段,二段」、「三段,三段,三段」、「四
段,四段,四段」、「五段,五段,五段」、「六段,六
段,六段」、「七段,七段,七段」、「八段,八段,八
段」、「九段,九段,九段」、「名人,名人,名人」、
「銀将,銀将,銀将」、「金将,金将,金将」、「角
行,角行,角行」、「飛車,飛車,飛車」、「王将,王
将,王将」の15通りの図柄の組み合わせが「大当たり
図柄」として設定されている。
【0016】また、パチンコ機1は、特別図柄表示部3
に「三段,三段,三段」、「七段,七段,七段」、「名
人,名人,名人」、「王将,王将,王将」の何れかの
「大当たり図柄」(以下、「特定図柄」といい、「特定
図柄」以外の「大当たり図柄」を「非特定図柄」とい
う)が表示されたことによって「大当たり」が生起した
場合(以下、「特定大当たり」といい、「非特定図柄」
の表示によって「大当たり」が生起した場合を「非特定
大当たり」という)には、「大当たり状態」が終了した
後に、「大当たり」の生起確率、および普通図柄の「小
当たり」の生起確率が高くなる「高確率状態」が生起す
るように構成されている(以下、「高確率状態」以外の
状態を「低確率状態」という)。
【0017】以下、実施例1のパチンコ機1の作動内容
について説明する。
【0018】遊技者によって遊技領域2に打ち込まれた
遊技球が左ゲート5あるいは右ゲート6を通過すること
により、普通図柄表示部9に表示された普通図柄が変動
を開始する。一方、遊技球が左ゲートまたは右ゲートを
通過した瞬間のFRANの値が、(その回の)普通図柄
の当たり判定データとして記憶される。そして、普通図
柄の変動開始と同時に、記憶されている判定データが取
り出され、普通図柄の当たり判定が行われる。判定デー
タが「11,13,23,31,41,53,61,7
1,83,97」の場合(10通り)は「小当たり」、
その他の場合(90通り)は「はずれ」となる。このよ
うに「低確率状態」においては、普通図柄が「小当た
り」となる確率は10/100である。
【0019】当たり判定の結果、「小当たり」と判定さ
れれば、普通図柄表示部9に「7」が表示されるととも
に、普通電動役物4が約0.401秒間開成する。ま
た、「はずれ」と判定されれば、そのときのHZFCの
カウンタ値に対応した図柄(図3参照)が普通図柄表示
部9に表示される。なお、普通図柄の変動中、または普
通電動役物4の開成中に遊技球が左ゲート5または右ゲ
ート6を通過したときは、次回以降の普通図柄始動記憶
として最高4個まで記憶される。また、低確率状態にお
ける普通図柄の変動時間は、約19.996秒である。
さらに、普通図柄の変動開始から停止表示に至るまでの
タイムチャートは、図6に示した通りである。
【0020】そして、普通電動役物4に遊技球が入賞し
た場合には、特別図柄表示部3の左図柄10、右図柄1
1、中図柄12が変動を開始する(なお、上述したよう
に、普通電動役物4は閉成している場合であっても遊技
球が入賞するようになっている)。
【0021】さらに、遊技球が普通電動役物4に入賞し
た場合には、その瞬間のTRAN、HZAC、HZB
C、HZCCの各カウンタの値が記憶される。なお、特
別図柄の変動中、あるいは「大当たり状態」中に遊技球
が普通電動役物4に入賞したときは、次回以降の特別図
柄始動記憶として最高4個まで記憶する。
【0022】TRAN、HZAC、HZBC、HZCC
の各カウンタの値が記憶された後には、まず、TRAN
の値が取り出され、大当たり判定が行われる。低確率状
態においては、TRANの値が「73」の場合に「大当
たり」と判定され、「73」以外の場合には「はずれ」
と判定される。
【0023】「大当たり」と判定された場合には、記憶
されているHZCCの値が取り出され、各特別図柄の変
動開始から所定時間後に、そのHZCCの値に対応した
図柄が、新たな左図柄10、右図柄11、中図柄12と
して、特別図柄表示部3に表示される。したがって、特
別図柄表示部3には、前述の如き左図柄10、右図柄1
1、中図柄12がすべて同一の「大当たり図柄」が表示
される。
【0024】一方、「はずれ」と判定された場合は、各
特別図柄の変動開始から所定時間後に、記憶されている
HZAC、HZBC、HZCCの値に対応した図柄(図
4参照)が、それぞれ、新たな左図柄10、右図柄1
1、中図柄12として、特別図柄表示部3に表示され
る。ただし、記憶されているHZAC、HZBC、HZ
CCの値が「大当たり図柄」に相当するものである場合
には、HZCCのみ記憶された値から1が減算され、そ
の値に対応した図柄が表示される(したがって、たとえ
ば、「はずれ」と判定された場合であって、HZAC=
1,HZBC=1,HZCC=1と記憶されている場合
には、「左図柄、右図柄、中図柄」=「二段,二段,一
段」の「はずれ図柄」が停止表示される)。
【0025】なお、変動を開始した各特別図柄は、左図
柄10、右図柄11、左図柄12の順に停止表示とな
る。低確率状態においては、変動開始から約5.951
秒後に左図柄10が停止表示となり、左図柄10の停止
表示から約0.786秒後に右図柄11が停止表示とな
り、右図柄12の停止表示から約0.786秒後に中図
柄12が停止表示となるが、先に停止表示となった左図
柄10、右図柄11が同一の図柄の組み合わせ、すなわ
ち「リーチ図柄」である場合には、下記の(1)〜
(6)の何れかの「リーチ動作」を実行し、右図柄11
の停止表示から中図柄12の停止表示までの時間が延長
される。なお、大当たり判定において「はずれ」と判定
された場合には、下記(1)〜(6)の「リーチ動作」
の内の(1)または(2)の「リーチ動作」を実行し、
「大当たり」と判定された場合には、(3)〜(6)の
内の何れかの「リーチ動作」を実行する。
【0026】[リーチ動作(1)] 「リーチ図柄」が表示された時点で、特別図柄表示部3
の中図柄表示部位を変動中の図柄を、大当たり判定の時
点で記憶されたHZCCの値に対応した図柄の6つ前の
図柄と差し替えた後、中速変動A(約0.491秒で次
の図柄に切り替える)で21図柄分だけ変動させ(した
がって、中図柄表示部位には、HZCCの値に対応した
図柄が表示されることになる)、しかる後、中速変動B
(約0.327秒で次の図柄に切り替える)で11図柄
分変動させ、さらに、約3.555秒間に4図柄分変動
させて停止させる。なお、最後の4図柄分の図柄変動
は、図柄が回転しながら上から下へと流れるかの如き動
画を表示することによって行う(以下、「きりもみ変
動」という)。
【0027】[リーチ動作(2)] 「リーチ図柄」が表示された時点で、特別図柄表示部3
の中図柄表示部位を変動中の図柄を、大当たり判定の時
点で記憶されたHZCCの値に対応した図柄の6つ前の
図柄と差し替えた後、中速変動Aで7図柄分だけ変動さ
せ、さらに、大当たり判定の時点で記憶されたHZCC
の値に対応した図柄が中図柄表示部位に表示されるまで
変動させる。
【0028】[リーチ動作(3)] 「リーチ図柄」が表示された時点で、特別図柄表示部3
の中図柄表示部位を変動中の図柄を、大当たり判定の時
点で記憶されたHZCCの値に対応した図柄の6つ前の
図柄と差し替えた後、中速変動Aで21図柄分変動さ
せ、しかる後、中速変動Bで11図柄分変動させ、さら
に、約4.587秒間に5図柄分変動させて停止させ
る。なお、最後の5図柄分の図柄変動は、「きりもみ変
動」によって行う。
【0029】[リーチ動作(4)] 「リーチ図柄」が表示された時点で、特別図柄表示部3
の中図柄表示部位を変動中の図柄を、左図柄表示部位・
右図柄表示部位に表示されている図柄に差し替え、一旦
停止表示する(この時点で、左図柄表示部位・右図柄表
示部位・中図柄表示部位には、「大当たり図柄」が表示
されることになる)。しかる後、左図柄表示部位・右図
柄表示部位・中図柄表示部位に表示された3つの図柄
を、中速変動C(約0.458秒で次の図柄と切り替え
る)で25図柄変動させた後、さらに、その速度のま
ま、大当たり判定の時点で記憶されたHZCCの値に対
応した図柄が表示されるまで変動させる。
【0030】[リーチ動作(5)] この「リーチ動作」においては、大当たり判定の時点で
記憶されたHZBCの値に対応した図柄が、上下に揺れ
ているかの如き態様で、左図柄表示部位・右図柄表示部
位に表示されることによって(以下、コマずれ表示態様
という)、「リーチ図柄」が表示されているが、「リー
チ図柄」が表示された時点で、中図柄表示部位を変動中
の図柄を、左図柄表示部位・右図柄表示部位に表示する
図柄の6つ前の図柄と差し替える。しかる後、その中図
柄表示部位で変動中の図柄を、中速変動Aで21図柄分
変動させ、さらに、中速変動Bで11図柄分変動させた
後、約4.587秒間に5図柄分変動させて、一旦、約
0.491秒間停止表示する(この時点で、左図柄表示
部位・右図柄表示部位・中図柄表示部位には、「大当た
り図柄」が表示されることになる)。そして、左図柄表
示部位・右図柄表示部位・中図柄表示部位に表示された
3つの図柄を、中速変動D(約0.245秒で次の図柄
に切り替える)で2.269秒間変動させ、それらの変
動中の3つの図柄を、大当たり判定の時点で記憶された
HZCCの値に対応した図柄に差し替えて停止させる。
【0031】[リーチ動作(6)] 「リーチ図柄」が表示された時点で、特別図柄表示部の
中図柄表示部位を変動中の図柄を、左図柄表示部位・右
図柄表示部位に表示されている図柄に差し替え、中速変
動Cで25図柄分変動させた後、その速度のまま、大当
たり判定の時点で記憶されたHZBCの値に対応した図
柄が表示されるまで変動させてから、一旦、約0.49
1秒間停止表示する(この時点で、左図柄表示部位・右
図柄表示部位・中図柄表示部位には、「大当たり図柄」
が表示されることになる)。しかる後、左図柄表示部位
・右図柄表示部位・中図柄表示部位に表示された3つの
図柄を、中速変動Dで約2.269秒間変動させた後、
大当たり判定の時点で記憶されたHZCCの値に対応し
た図柄が表示されるまで変動させる。
【0032】なお、上記の(4)〜(6)の「リーチ動
作」における「一旦停止表示」は、最終的に特別図柄を
停止表示する「確定停止表示」と異なり、各特別図柄
を、完全に停止させず、各図柄表示部位において僅かな
上下振動をさせる等の態様で表示する。一方、上記の
(5)および(6)の「リーチ動作」においては、一旦
「特定図柄」が表示されたにも拘らず図柄の再変動の後
に「非特定図柄」が表示されることによって遊技者が不
愉快な思いをする、という事態を回避するため、一旦、
停止表示された左図柄10、右図柄11、中図柄12の
組み合わせが「特定図柄である場合には、再度図柄が変
動することなく「大当たり」が生起するようになってい
る。また、特別図柄の変動開始から停止表示に至るまで
のタイムチャートは、図7に示した通りである。
【0033】そして、「リーチ動作」の後、「大当たり
図柄」が表示された場合(「確定停止表示」された場
合)には、遊技者にとって有利な「大当たり状態」が生
起する。「大当たり状態」が生起すると、所定の電飾ラ
ンプが点滅し、効果音が発生して、雰囲気が盛り上げら
れる。
【0034】また、「大当たり状態」が生起すると、大
入賞口7が、25秒間、あるいは9個の遊技球の入賞を
検出するまで開成する。なお、図8に示す如く、大入賞
口7の内部には載置部13が設けられており、大入賞口
7の開成中に1個の遊技球を載置できるようになってい
る。大入賞口7の開成中に載置部13に遊技球が載置さ
れた場合には、大入賞口7が閉成する際に載置されてい
る遊技球が大入賞口7の後方に流下し、特定領域(図示
せず)を通過するようになっており、一旦大入賞口7が
閉成してから約2秒後に再度開成する(すなわち、大入
賞口7の開成時に遊技球が載置部13に載置されると大
入賞口7は断続的に開成動作を繰り返す)。なお、1回
の「大当たり状態」においては、大入賞口7は最高16
回まで断続的に開成するようになっている。
【0035】さらに、特別図柄表示部3に「特定図柄」
が表示(「確定停止表示」)されて「大当たり」が生起
した場合には、「大当たり」終了後に、遊技者にとって
有利な「高確率状態」が生起する。なお、「高確率状
態」が生起した場合には、所定の電飾ランプが点滅し、
かかる事態が周囲に報知される。
【0036】「高確率状態」においては、普通図柄の当
たり判定で、記憶されているFRANの値が、3〜99
(97通り)である場合に、普通図柄の「小当たり」が
生起する。このため、普通図柄の「小当たり」の生起確
率は97/100に増大する。また、これに加えて、大
当たり判定で、記憶されているTRANの値が「73,
103,137,179,251」の場合に「大当た
り」と判定される。このため、「大当たり」の生起確率
は5/330に増大する。
【0037】さらに、「高確率状態」においては、普通
図柄の変動時間が短縮されるため、普通電動役物4が頻
繁に開成するようになるし、普通電動役物4の開成時間
が2.3秒に延長され、遊技球が高い頻度で普通電動役
物4に入賞し易くなるので、遊技者は、多くの賞品球を
獲得することができ、ほとんど遊技球を消費しない。そ
の上、特別図柄の変動回数が増大するとともに、上述の
如く「大当たり」の生起確率が増大するため、きわめて
高い確率で「大当たり」が生起することになる。また、
「高確率状態」においては、普通図柄の変動時間ばかり
でなく、特別図柄の変動時間も短縮される。
【0038】上記の如く構成された実施例1のパチンコ
機は、「大当たり図柄」として「特定図柄」が表示され
た場合と「非特定図柄」が表示された場合とで、「大当
たり状態」終了後における「高確率状態」生起の有無の
違いがあるとともに、(4)、(5)、(6)のリーチ
動作の如く、図柄変動時において、一旦、「非特定図
柄」が表示された場合であっても、図柄の再変動後に
「特定図柄」が表示される場合がある。したがって、遊
技者は、図柄変動中に特別図柄表示部3にきわめて高い
関心を示し、いつまでも興味を持って遊技をし続けるこ
とができる。
【0039】[実施例2] 実施例2のパチンコ機の構成は、実施例1のパチンコ機
1とほぼ同一であるが、「リーチ動作」をする場合(す
なわち、大当たり判定において「大当たり」と判定され
た場合、および、大当たり判定において「はずれ」と判
定された場合であってHZAC、HZBCの両カウンタ
に記憶された値が同一である場合)における特別図柄の
変動の態様が、実施例1のパチンコ機1と異なっている
(なお、実施例2のパチンコ機の外観は実施例1のパチ
ンコ機1と同様である)。
【0040】実施例2のパチンコ機1は、下記の(1)
〜(6)の「図柄変動パターン」の如く、「リーチ動
作」をする際の図柄変動中に、特別図柄表示部3の左図
柄表示部位および右図柄表示部位に、何れかの「リーチ
図柄」(場合によっては「リーチ図柄」以外の図柄)を
左図柄表示部位および右図柄表示部位に一旦停止表示し
た後、その「リーチ図柄」を再度変動させ、所定時間後
に、その「リーチ図柄」と同一、あるいは異なる「リー
チ図柄」を左図柄表示部位および右図柄表示部位に確定
停止表示あるいは一旦停止表示することができるように
構成されている(以下、先の「リーチ図柄」の一旦停止
表示を「第1段階表示」といい、後の「リーチ図柄」の
確定停止表示および一旦停止表示を「第2段階表示」と
いう)。
【0041】なお、大当たり判定において「大当たり」
と判定された場合には、後述する(1)〜(6)の内の
何れかの「図柄変動パターン」を実行するが、すなわ
ち、大当たり判定において「はずれ」と判定された場合
であってHZAC、HZBCの両カウンタに記憶された
値が同一である場合には、(1)、(2)、(4)の内
の何れかの「図柄変動パターン」を実行するようになっ
ている。
【0042】[図柄変動パターン(1)] 各特別図柄の変動開始から2秒後に、「第1段階表示」
として、「特定図柄」に含まれる「リーチ図柄」(すな
わち、「左図柄,右図柄」=「三段,三段」、「七段,
七段」、「名人,名人」、「王将,王将」、以下、「特
定リーチ図柄」という)を一旦停止表示する。そして、
再度図柄を変動させた後に、「第2段階表示」として、
「第1段階表示」の「特定リーチ図柄」と同一、あるい
は異なる「特定リーチ図柄」を確定停止表示する。
【0043】[図柄変動パターン(2)] 各特別図柄の変動開始から2秒後に、「第1段階表示」
として、「非特定図柄」に含まれる「リーチ図柄」(す
なわち、「左図柄,右図柄」=「三段,三段」、「七
段,七段」、「名人,名人」、「王将,王将」以外の
「リーチ図柄」、以下、「非特定リーチ図柄」という)
を一旦停止表示する。そして、再度図柄を変動させた後
に、「第2段階表示」として、「特定リーチ図柄」を確
定停止表示する。
【0044】[図柄変動パターン(3)] 各特別図柄の変動開始から2秒後に、「第1段階表示」
として、「非特定リーチ図柄」を一旦停止表示し、再度
図柄を変動させた後に、「第2段階表示」として、「非
特定リーチ図柄」を一旦停止表示する。しかる後、一旦
停止表示になっている左図柄10、右図柄11と同一の
図柄を中図柄表示部位に一旦停止表示した後(すなわ
ち、左図柄表示部位・右図柄表示部位・中図柄表示部位
に「非特定大当たり図柄」を表示した後)、再度全ての
特別図柄を変動させて、所定時間後に、「特定図柄」、
あるいは「非特定図柄」を確定停止表示する。
【0045】[図柄変動パターン(4)] 各特別図柄の変動開始から2秒後に、「第1段階表示」
として、「リーチ図柄」以外の図柄を一旦停止表示し、
再度図柄を変動させた後に、「第2段階表示」として、
「特定リーチ図柄」を確定停止表示する。
【0046】[図柄変動パターン(5)] 各特別図柄の変動開始から2秒後に、「第1段階表示」
として、「リーチ図柄」以外の図柄を一旦停止表示し、
再度図柄を変動させた後に、「第2段階表示」として、
「非特定リーチ図柄」を一旦停止表示する。しかる後、
一旦停止表示となっている左図柄10、右図柄11と同
一の図柄を中図柄表示部位に一旦停止表示した後(すな
わち、左図柄表示部位・右図柄表示部位・中図柄表示部
位に「非特定大当たり図柄」を表示した後)、再度全て
の特別図柄を変動させて、所定時間後に、「特定図
柄」、あるいは「非特定図柄」を確定停止表示する。
【0047】[図柄変動パターン(6)] 各特別図柄の変動開始から2秒後に、「第1段階表示」
として、「非特定リーチ図柄」を一旦停止表示し、再度
図柄を変動させた後に、「第2段階表示」として、「非
特定リーチ図柄」を一旦停止表示する。しかる後、一旦
停止表示となっている左図柄10、右図柄11と同一の
図柄を中図柄表示部位に一旦停止表示した後(すなわ
ち、左図柄表示部位・右図柄表示部位・中図柄表示部位
に「非特定大当たり図柄」を表示した後)、再度全ての
特別図柄を変動させて、所定時間後に、「特定図柄」、
あるいは「非特定図柄」を確定停止表示する。
【0048】なお、上記したように、実施例2のパチン
コ機1は、一旦、「特定リーチ図柄」が表示されたにも
拘らず図柄の再変動の後に「非特定リーチ図柄」が表示
されることによって遊技者が不愉快な思いをする、とい
う事態を回避するため、「第1段階表示」において「特
定リーチ図柄」が表示された場合には、「第2段階表
示」において必ず「特定リーチ図柄」が表示されるよう
に構成されている。同様に、「第2段階表示」において
「特定リーチ図柄」が表示されて「大当たり」が生起す
る場合には、必ず「特定大当たり図柄」が表示されて
「特定大当たり」となるようになっている。また、実施
例2のパチンコ機1は、「第1段階表示」において「リ
ーチ図柄」が表示されない場合であっても「第2段階表
示」において「リーチ図柄」が表示され、場合によって
は「大当たり」が生起するように構成されているため、
特別図柄の変動中においては、たとえ特別図柄の変動開
始から2秒を過ぎた場合であっても、遊技者の特別図柄
表示部3への関心がなくなることはない。また、実施例
2のパチンコ機1も、実施例1のパチンコ機と同様に、
「非特定図柄」が表示された場合であっても、再度の図
柄変動の後に「特定図柄」が表示されて「特定大当た
り」が生起し得るように構成されている。
【0049】上記の如く構成された実施例2のパチンコ
機1においては、図柄変動時に、変動開始からきわめて
短い時間(約2秒)が経過した後に、一旦、「リーチ図
柄」が表示され、しかる後、図柄の再変動後に再度「リ
ーチ図柄」が表示される。したがって、遊技者は、図柄
の変動開始後、直ちに「リーチ図柄」が表示されること
を認識でき、従来のパチンコ機では退屈な時間であった
図柄変動中においても、特別図柄表示部3にきわめて高
い関心を示し、いつまでも興味を持って遊技をし続ける
ことができる。また、先に「非特定リーチ図柄」が表示
された場合であっても、図柄の再変動後に「特定リーチ
図柄」が表示されて「特定図柄」が表示される場合があ
り、遊技内容が新鮮できわめて趣向性が高いので、実施
例2のパチンコ機1によれば、遊技者は、パチンコ機1
の醍醐味を十分に満喫することができる。
【0050】上記各実施例においては、本発明を、第1
種のパチンコ機に応用した一例について説明したが、本
発明のパチンコ機は、その他の形式のパチンコ機に応用
することも可能である。また、本発明のパチンコ機の構
成は、上記した実施例の態様に何ら限定されるものでは
なく、各種入賞口の形状および個数、障害釘の配置、普
通図柄、特別図柄の表示態様、大入賞口の構造、作動内
容、普通電動役物の構造および機能、「リーチ動作」の
内容、「図柄変動パターン」の内容(図柄変動開始後
「第1段階表示」が行われるまでの時間等)、「大当た
り状態」における作動内容、「高確率状態」における作
動内容(「大当たり」生起確率、普通図柄の「当たり」
生起確率、普通図柄・特別図柄の変動時間、普通電動役
物の開成時間等)等を、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、必要に応じて適宜変更できる。
【0051】たとえば、遊技球が左右のゲートを通過し
た場合に普通図柄が変動する構成とせず、遊技球が所定
の入賞口に入賞した場合に所定個数の遊技球の払い出し
とともに普通図柄が変動を開始する構成とすることも可
能である。
【0052】また、実施例2のパチンコ機は、「第1段
階表示」において「リーチ図柄」が表示されているにも
拘らず「第2段階表示」で「リーチ図柄」が表示されな
いケースがきわめて低い確率で起こり得るように構成す
ることも可能である。この場合に、「第1段階表示」に
おいて通常時に表示される図柄とは異なる図柄(たとえ
ば、アラビア数字が使用された「7段」等の如き図柄)
が左図柄表示部位あるいは右図柄表示部位に表示された
ときは「第2段階表示」において「リーチ図柄」が表示
され、「第1段階表示」において通常時に表示される図
柄(たとえば、「七段」等の如き図柄)が表示されたと
きは「第2段階表示」において「リーチ図柄」が表示さ
れないように構成することも可能である。このように構
成した場合には、遊技者は、「第1段階表示」があった
後直ちに「第2段階表示」において「リーチ図柄」が表
示されるか否かを認識できるというメリットがある。
【0053】
【発明の効果】本発明のパチンコ機は、図柄の変動開始
後に、第1段階表示として「非特定リーチ図柄」を表示
した後、第1段階表示の図柄を再度変動表示させ、第2
段階表示として「特定リーチ図柄」を表示する機能を有
しているので、先に「非特定リーチ図柄」が表示された
場合であっても、図柄の再変動後に「特定リーチ図柄」
が表示されて「特定大当たり」が生起する場合があり、
遊技内容が新鮮できわめて趣向性が高いので、遊技者
は、パチンコ機の醍醐味を十分に満喫することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面を示す説明図である。
【図2】パチンコ機の遊技領域を拡大して示す説明図で
ある。
【図3】カウンタ(HZFC)の値と普通図柄との関係
を示す説明図である。
【図4】カウンタ(HZAC,HZBC,HZCC)の
値と特別図柄との関係を示す説明図である。
【図5】特別図柄を示す説明図である。
【図6】普通図柄の変動開始から停止表示に至るまでの
タイムチャートである。
【図7】特別図柄の変動開始から停止表示に至るまでの
タイムチャートである。
【図8】大入賞口を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・遊技領域、3・・特別図柄表
示部、4・・普通電動役物、5・・左ゲート、6・・右
ゲート、7・・大入賞口、8・・電飾ランプ、9・・普
通図柄表示部、10・・左図柄、11・・右図柄、12
・・中図柄、13・・載置部、14・・発射ハンドル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を表示可能な複数の図柄表示
    部が設けられており、図柄変動開始信号により前記図柄
    表示部に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に
    前記複数の図柄表示部に新たな図柄が確定停止表示され
    るとともに、確定停止表示された図柄の組み合わせが大
    当たり図柄である場合に、遊技者にとって有利な大当た
    り状態が生起するとともに、 大当たり図柄として、予め特定図柄と非特定図柄とが設
    定されており、確定停止表示された大当たり図柄が非特
    定図柄である場合には、遊技者にとって有利な非特定大
    当たりが生起し、確定停止表示された大当たり図柄が特
    定図柄である場合には、非特定大当たりよりも遊技者に
    とって有利な特定大当たりが生起するパチンコ機であっ
    て、 図柄の変動開始後に、第1段階表示として非特定リーチ
    図柄を表示した後、第1段階表示の図柄を再度変動表示
    させ、第2段階表示として特定リーチ図柄を表示する機
    能を有することを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 複数の図柄を表示可能な複数の図柄表示
    部が設けられており、図柄変動開始信号により前記図柄
    表示部に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に
    前記複数の図柄表示部に新たな図柄が確定停止表示され
    るとともに、確定停止表示された図柄の組み合わせが大
    当たり図柄である場合に、遊技者にとって有利な大当た
    り状態が生起するとともに、 大当たり図柄として、予め特定図柄と非特定図柄とが設
    定されており、確定停止表示された大当たり図柄が非特
    定図柄である場合には、遊技者にとって有利な非特定大
    当たりが生起し、確定停止表示された大当たり図柄が特
    定図柄である場合には、非特定大当たりよりも遊技者に
    とって有利な特定大当たりが生起するパチンコ機であっ
    て、 図柄の変動開始後に、第1段階表示としてリーチ図柄を
    表示した後、第1段階表示の図柄を再度変動表示させ、
    第2段階表示として前記第1段階表示のリーチ図柄とは
    異なるリーチ図柄を表示する機能を有しており、かつ、 第1段階表示のリーチ図柄が特定リーチ図柄である場合
    には、非特定リーチ図柄を表示しないことを特徴とする
    パチンコ機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200475085Y1 (ko) * 2013-02-18 2014-11-10 백승환 레토르트 파우치 홀더

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