JP2000167147A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000167147A
JP2000167147A JP10349621A JP34962198A JP2000167147A JP 2000167147 A JP2000167147 A JP 2000167147A JP 10349621 A JP10349621 A JP 10349621A JP 34962198 A JP34962198 A JP 34962198A JP 2000167147 A JP2000167147 A JP 2000167147A
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JP10349621A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変表示部で絵柄遊技を行うための条件を複雑
で変化に富んだものにし、また、絵柄を変化させるため
の手段を多様化し、絵柄遊技の興趣を高めることができ
る遊技機を提供する。 【解決手段】遊技球が一次入賞装置112に入賞した場
合と、二次入賞装置212に入賞した場合とで、可変表
示部40の表示態様が異なるようにして、絵柄遊技が変
化に富むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面へ打ち出
された遊技球が始動入賞口に入賞すると、前記遊技盤面
に設けられた可変表示部で絵柄遊技を行い、絵柄遊技で
特賞図柄が揃うと、特賞状態が発生するようにした遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の遊技機では、遊技盤面に可変表示
部を設け、可変表示部としての液晶画面や回転ドラムで
絵柄遊技を行い、絵柄遊技において、液晶画面等に表示
される各種絵柄の視覚的面白さや、絵柄の変化後の表示
結果から生じ得る特賞状態の発生への期待感から役物と
して特に脚光を浴びている。
【0003】かかる可変表示手段を備えた遊技機では、
遊技盤面にある始動入賞口へ遊技球が入賞すると、液晶
画面に各種絵柄がスクロール表示されたり、あるいは回
転ドラムが回転して各種絵柄が連続的に変化し、その変
化後に特定図柄が(7,7,7)の如く揃うと、特賞状
態が発生し、大口入賞口が繰り返し開閉動作するという
利益が遊技者に付与されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の遊技機では、可変表示部で絵柄遊技を行うため
の条件、すなわち始動入賞口に遊技球が入賞するという
条件が単調であり、もう少し見た目の変化にも富んだ斬
新性が求められていた。
【0005】また、可変表示部で行われる絵柄遊技の表
示結果は絵柄遊技毎に異なるが、絵柄を変化させるため
の手段、すなわち液晶画面のスクロール表示や回転ドラ
ムの回転は、絵柄遊技毎に異なることがなく、絵柄を変
化させるための手段が単調で、遊技者の興趣を高めるこ
とができないという問題点があった。
【0006】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、可変表示部で絵柄遊
技を行うための条件を複雑で変化に富んだものにし、ま
た、絵柄を変化させるための手段を多様化し、絵柄遊技
の興趣を高めることができる遊技機を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)へ打ち出された遊技球が始動入
賞口に入賞すると、前記遊技盤面(11)に設けられた
可変表示部(40)で絵柄遊技を行い、絵柄遊技で特賞
図柄が揃うと、特賞状態が発生するようにした遊技機で
あり、遊技盤面(11)に一次入賞装置(112)およ
び、二次入賞装置(212)を設けたものにおいて、前
記一次入賞装置(112)は、前記二次入賞装置(21
2)を内蔵して成り、前記二次入賞装置(212)は、
一対の可動小片(213)が開放する入賞可能状態と一
対の可動小片(213)が閉鎖する入賞不能状態とに変
位可能に構成して成り、前記一次入賞装置(112)に
遊技球が所定数入賞すると、前記入賞不能状態から前記
入賞可能状態に変位し、前記可変表示部(40)は、前
記一次入賞装置(112)に遊技球が入賞すると、複数
の表示要素を縦横のマトリックス状に並べて表示し、絵
柄遊技において縦横または斜め方向で特賞図柄が揃う
と、特賞状態が発生し、かつ、前記二次入賞装置(21
2)に遊技球が入賞すると、複数の表示要素を横方向に
並べて表示し、絵柄遊技において特賞図柄が揃うと、特
賞状態が発生するようにしたことを特徴とする遊技機。
【0008】[2]遊技盤面(11)へ打ち出された遊
技球が始動入賞口に入賞すると、前記遊技盤面(11)
に設けられた可変表示部(40)で絵柄遊技を行い、絵
柄遊技で特賞図柄が揃うと、特賞状態が発生するように
した遊技機であり、遊技盤面(11)に一次入賞装置
(112)、二次入賞装置(212)、一次乱数生成部
(32)および、二次乱数生成部(33)を設けたもの
において、前記一次入賞装置(112)は、前記二次入
賞装置(212)を内蔵して成り、前記二次入賞装置
(212)は、一対の可動小片(213)が開放する入
賞可能状態と一対の可動小片(213)が閉鎖する入賞
不能状態とに変位可能に構成して成り、前記一次入賞装
置(112)に遊技球が所定数入賞すると、前記入賞不
能状態から前記入賞可能状態に変位し、前記可変表示部
(40)は、前記一次入賞装置(112)に遊技球が入
賞すると、複数の表示要素を縦横のマトリックス状に並
べて表示し、前記一次乱数生成部(32)が生成する乱
数に基づいて行う絵柄遊技において縦横または斜め方向
で特賞図柄が揃うと、特賞状態が発生し、かつ、前記二
次入賞装置(212)に遊技球が入賞すると、複数の表
示要素を横方向に並べて表示し、前記二次乱数生成部
(33)が生成する乱数に基づいて行う絵柄遊技におい
て特賞図柄が揃うと、特賞状態が発生するようにしたこ
とを特徴とする遊技機。
【0009】[3]前記一次入賞装置(112)は、一
対の可動大片(113)を有しており、該一対の可動大
片(113)は、遊技球が入賞し難い閉じ状態と、遊技
球が入賞し易い開き状態とに変位可能に構成されている
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の遊技機。
【0010】[4]前記可変表示部(40)は、前記二
次入賞装置(212)に遊技球が入賞すると、該可変表
示部(40)の表示画面を横方向に複数分割して成る複
数の表示要素を表示し、あるいは、縦横のマトリックス
状に並べられた最上段から最下段までのうちいずれか一
つの段を構成する複数の表示要素のみを表示することを
特徴とする[1]または[2]に記載の遊技機。
【0011】次に前記各項に記載された発明の作用につ
いて説明する。本発明の一の構成によれば、特賞状態が
発生するまでの過程を2通り設け、各過程において、可
変表示部(40)で行う絵柄遊技の表示態様を変えて、
絵柄遊技に多様性をもたせている。
【0012】すなわち、一の過程は、一次入賞装置(1
12)に遊技球が入賞すると、可変表示部(40)で絵
柄遊技が開始される。このとき、可変表示部(40)
は、複数の表示要素を縦横のマトリックス状に並べて表
示する。絵柄遊技においては、例えば、各表示要素が可
変表示し、上段側から下段側の方向(縦方向)に表示が
停止していく。そして、縦横または斜め方向で特賞図柄
が揃うと、特賞状態が発生する。
【0013】他の過程は、一次入賞装置(112)に遊
技球が所定数入賞すると、二次入賞装置(212)が入
賞不能状態から入賞可能状態に変位する。二次入賞装置
(212)に遊技球が入賞すると、可変表示部(40)
で絵柄遊技が開始される。このとき、可変表示部(4
0)は、複数の表示要素を横方向に並べて表示する。す
なわち、可変表示部(40)の表示要素が集約されて表
示される。絵柄遊技においては、例えば、各表示要素が
可変表示し、横方向に表示が停止していく。そして、特
賞図柄が揃うと、特賞状態が発生する。
【0014】このように、遊技球が一次入賞装置(11
2)に入賞した場合と、二次入賞装置(212)に入賞
した場合とで、可変表示部(40)の表示態様が異なる
ようにして、絵柄遊技が変化に富んで、遊技者の興趣を
高めることができる。
【0015】また、本発明の別の構成によれば、遊技球
が一次入賞装置(112)に入賞した場合と、二次入賞
装置(212)に入賞した場合とで、絵柄遊技において
特賞状態の発生する確率を異ならせて、一次入賞装置
(112)に入賞した場合より、二次入賞装置(21
2)に入賞した場合の方が、特賞状態の発生する確率を
遊技者に有利に設定することができるものである。
【0016】すなわち、一次入賞装置(112)に遊技
球が入賞すると、一次乱数生成部(32)が生成する乱
数に基づいて絵柄遊技が行われ、可変表示部(40)が
複数の表示要素を縦横のマトリックス状に並べて表示
し、各表示要素が可変表示し、表示が停止して、縦横ま
たは斜め方向で特賞図柄が揃うと、特賞状態が発生す
る。
【0017】二次入賞装置(212)に遊技球が入賞す
ると、二次乱数生成部(33)が生成する乱数に基づい
て絵柄遊技が行われ、可変表示部(40)が複数の表示
要素を横方向に並べて表示し、各表示部が可変表示し、
表示が停止して、特賞図柄が揃うと、特賞状態が発生す
る。
【0018】二次入賞装置(212)に遊技球が入賞す
ることで行われる絵柄遊技において、特賞状態の発生す
る確率を高めに設定しておけば、二種類の絵柄遊技が形
式的な表示の違いの他に、実質的な違いを有し、遊技の
興趣を高めることができる。
【0019】さらに、本発明の別の構成によれば、一次
入賞装置(112)の一対の可動大片(113)は、遊
技球が入賞し難い閉じ状態と、遊技球が入賞し易い開き
状態とに変位する。一対の可動大片(113)の開き状
態は、一次入賞装置(112)へ所定数の遊技球が比較
的短時間に入賞する状態であり、その後の二次入賞装置
(212)の入賞に始まる別種の絵柄遊技へ比較的短時
間に移行することができ、遊技者にとって有利な状態と
もなり、一対の可変大片の変化が面白く、遊技者の射幸
心を煽ることができる。
【0020】さらに、本発明の別の構成によれば、遊技
球が一次入賞装置(112)に入賞した場合と、二次入
賞装置(212)に入賞した場合とで、可変表示部(4
0)の表示態様を異ならせている。
【0021】すなわち、二次入賞装置(212)に遊技
球が入賞すると、該可変表示部(40)の表示画面を横
方向に複数分割して成る複数の表示要素を表示する。あ
るいは、縦横のマトリックス状に並べられた最上段から
最下段までのうちいずれか一つの段を構成する複数の表
示要素のみを表示する。可変表示部(40)の表示形式
が大幅に変化することにより、実質的な価値、例えば、
特賞状態の発生確率が変わったことを遊技者が確実に認
識することができ、遊技の興趣を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施形態を説明する。図1および図2に示すよ
うに、本実施の形態にかかるパチンコ機である遊技機1
0は、遊技盤面11のほぼ中央には、可変表示部40が
設けられ、可変表示部40の下方に大口入賞口が開設さ
れている。
【0023】可変表示部40と大口入賞口との間にチャ
ッカである一次入賞装置112および、二次入賞装置2
12が設けられている。
【0024】一次入賞装置112は、一対の可動大片1
13を有し、二次入賞装置212は、一対の可動小片2
13を有している。一対の可動大片113の間の隙間に
二次入賞装置212が配設されている。
【0025】一次入賞装置112の一対の可動大片11
3は、入賞がし難い閉じ状態と、入賞がし易い開き状態
とに揺動する。一次入賞装置112に遊技球が所定数
(例えば5個)入賞すると、二次入賞装置212の一対
の可動小片213が閉じた入賞不能状態から開いた入賞
可能状態に変位する。
【0026】遊技球が一次入賞装置112に入賞する
と、一次乱数生成部32が乱数を生成(抽出)し、生成
された乱数に係る図柄情報を表示処理部34が可変表示
部40に送り、可変表示部40が図柄情報に係る図柄を
表示する。
【0027】遊技球が二次入賞装置212に入賞する
と、二次乱数生成部33が乱数を生成(抽出)し、生成
された乱数に係る図柄情報を表示処理部34が可変表示
部40に送り、可変表示部40が図柄情報に係る図柄を
表示する。
【0028】可変表示部40は、液晶パネルであり、T
FT型液晶またはDSTN型液晶により構成されてい
る。
【0029】可変表示部40の稼動中に、一次入賞装置
112および二次入賞装置212に入賞した遊技球はそ
れぞれ保留玉として処理され、一次乱数生成部32およ
び、二次乱数生成部33が生成(抽出)した乱数は一時
的に保存される。
【0030】可変表示部40の始動は、一次入賞装置1
12あるいは二次入賞装置212への遊技球の入賞を条
件として、行われる。一次入賞装置112および、二次
入賞装置212への入賞をそれぞれ検出すべく、光電セ
ンサ(または近接スイッチ)が設けられている。
【0031】遊技球が一次入賞装置112に入賞して、
一次乱数生成部32が特賞乱数を生成する場合と、二次
入賞装置212に入賞して、二次乱数生成部33が特賞
乱数を生成する場合とで、その確率が異なる。一次乱数
生成部32が特賞乱数を生成する確率は、例えば1/5
00であり、二次乱数生成部33が特賞乱数を生成する
確率は、例えば1/50である。
【0032】また、遊技球が一次入賞装置112に入賞
した場合と、二次入賞装置212に入賞した場合とで、
可変表示部40の表示形式が異なる。遊技球が一次入賞
装置112に入賞した場合には、可変表示部40は、3
個の表示要素を縦横のマトリックス状に並べて表示し、
絵柄遊技において各表示要素が可変表示し、上段、中段
および下段の順に表示停止する。
【0033】遊技球が二次入賞装置212に入賞した場
合には、可変表示部40は、3個の表示要素を横方向に
並べて表示し、絵柄遊技において各表示要素が可変表示
し、右側、中側および左側の表示要素の順に表示停止す
る。
【0034】各表示要素は、それぞれ0〜9までの1桁
の数字を可変表示するものであるが、可変表示する図柄
は、数字に限らないことはいうまでもない。
【0035】遊技球が一次入賞装置112に入賞して、
一次乱数生成部32が特賞乱数を生成した場合に、可変
表示部40で行う絵柄遊技においては、縦横あるいは斜
めの方向のいずれかの表示要素が「3,3,3」あるい
は、「7,7,7」の如く、同一数字を表示する。
【0036】遊技球が二次入賞装置212に入賞して、
二次乱数生成部33が特賞乱数を生成した場合に、可変
表示部40で行う絵柄遊技においては、横方向に並んだ
表示要素が「3,3,3」あるいは、「7,7,7」の
如く、同一数字を表示する。
【0037】可変表示部40で行われる絵柄遊技で特賞
図柄が表示されると、大口入賞口の可動板21が開き、
入賞の容易な特賞状態が発生する。大口入賞口は、遊技
球が所定数(例えば10個)入賞すると、可動板21が
閉じるように構成されている。可動板21の開閉動作は
ソレノイド22が行う。入賞球の計数は、入賞計数機2
3および、入賞検知スイッチ24が行う。
【0038】また、大口入賞口は所定回数開閉を繰り返
す。大口入賞口が開閉を繰り返す所定回数は、遊技球が
一次入賞装置112に入賞して、一次乱数生成部32が
特賞乱数を生成した場合には、例えば10回(K1=1
0)である。一方、大口入賞口が開閉を繰り返す所定回
数は、遊技球が二次入賞装置212に入賞して、二次乱
数生成部33が特賞乱数を生成した場合には、例えば2
0回(K2=20)である。
【0039】遊技機の制御部は、遊技処理部31、一次
乱数生成部32、二次乱数生成部33、表示処理部3
4、ROM(read only memory)および、RAM(rand
om access memory)を有している。
【0040】制御部には主記憶部としてROMが接続さ
れ、ROMには、絵柄遊技プログラム、および図柄の表
示データが記録されている。ROMは遊技機ごとに、あ
るいは同一機であっても時間帯ごとに異なり、適宜書き
換えられる。また、絵柄遊技を実行する際に各種データ
を随時書込むためのRAMが接続されている。
【0041】遊技球の払出は、賞球払出手段(無限カウ
ンタ)で行う。賞球払出手段は、賞球払出計数機26、
払出設定手段27および、演算手段28から成る。
【0042】遊技盤面11の下方には払い出された遊技
球を貯留し、球発射装置(図示せず)へ遊技球を送るた
めの上皿13が設けられている。上皿13に貯留された
遊技球を球発射装置の動作を調節して遊技盤面内に打ち
出すためのハンドル15が遊技機の右下部に設けられて
いる。
【0043】ハンドル15の横には、上皿13に遊技球
が満杯になったときに遊技球を流して貯留したり、ゲー
ムを止めるときに上皿13内に残っている遊技球をおろ
すための下皿14が設けられている。
【0044】次に本実施の形態の作用を図3に基づいて
説明する。図3は、絵柄遊技のフロー図である。
【0045】遊技者はハンドル11を回転操作すること
により遊技盤面11上に遊技球を打ち出し、一次入賞装
置112あるいは、二次入賞装置への入賞を目指す。
【0046】図3に示すように、一次入賞装置112に
遊技球が入賞しない場合に(ステップS301:N)、
二次入賞装置212に遊技球が入賞したかを判断する
(ステップS302)。二次入賞装置212に遊技球が
入賞した場合に(ステップS302:Y)、二次乱数生
成部33が乱数を生成(抽出)し(ステップS30
3)、可変表示部40が可変表示する(ステップS30
4)。二次入賞装置212に遊技球が入賞しない場合に
(ステップS302:N)、一次入賞装置に入賞したか
の判断(ステップS301)に戻る。
【0047】可変表示部40の3つの表示要素が「3,
3,3」の如く特賞図柄で揃った場合、すなわち、二次
乱数生成部33が特賞乱数を生成した場合に(ステップ
S305:Y)、特賞状態が発生する。
【0048】可変表示部40の3つの表示要素が特賞図
柄で揃わない場合、すなわち、二次乱数生成部33が特
賞乱数を生成しない場合に(ステップS305:N)、
一次入賞装置112に遊技球が入賞したかの判断(ステ
ップS301)に戻る。
【0049】特賞状態が発生すると、可動片21が開
き、大口入賞口が閉鎖した入賞不能状態から開放した入
賞可能状態に変位する(ステップS306)。
【0050】大口入賞口に遊技球が所定数(10箇)入
賞したかを繰り返し判断し(ステップS307)、大口
入賞口に遊技球が所定数入賞した場合に(ステップS3
07:Y)、大口入賞口が閉鎖して入賞不能状態になり
(ステップS308)、大口入賞口が所定回数(例えば
K2=20)開閉を繰り返したかを判断する(k>=K
2)(ステップS309)。
【0051】大口入賞口が所定回数開閉を繰り返してい
ない場合に(ステップS309:N)、大口入賞口が再
び開放され、入賞可能状態に変位し、特賞状態が繰り返
される。
【0052】大口入賞口が所定回数開閉を繰り返してい
る場合に(ステップS309:Y)、大口入賞口は再び
開放することがなく、特賞状態は終了する(エンド)。
【0053】遊技盤面11上に打ち出された遊技球が一
次入賞装置112に入賞した場合に(ステップS30
1:Y)、一次入賞装置112の一対の可動大片113
が閉じ状態であれば、開き状態になり、入賞し易くなる
とともに、一次入賞装置112に遊技球が所定数入賞し
たかを判断する(ステップS311)。
【0054】一次入賞装置112に遊技球が所定数入賞
した場合に(ステップS311:Y)、二次入賞装置2
12の一対の可動小片213が入賞不能状態から入賞可
能状態に変位し(ステップS310)、一次乱数生成部
32が乱数を生成し(ステップS312)、可変表示部
40が可変表示する(ステップS313)。
【0055】一次入賞装置112に遊技球が所定数入賞
していない場合に(ステップS311:N)、一次乱数
生成部32が乱数を生成し(ステップS312)、可変
表示部40が可変表示する(ステップS313)。
【0056】可変表示部40の3つの表示要素が「3,
3,3」の如く特賞図柄で揃った場合、すなわち、一次
乱数生成部32が特賞乱数を生成した場合に(ステップ
S314:Y)、特賞状態が発生する。
【0057】可変表示部40の3つの表示要素が特賞図
柄で揃わない場合、すなわち、二次乱数生成部33が特
賞乱数を生成しない場合に(ステップS314:N)、
一次入賞装置112に遊技球が入賞したかの判断(ステ
ップS301)に戻る。
【0058】特賞状態が発生すると、可動片21が開
き、大口入賞口が閉鎖した入賞不能状態から開放した入
賞可能状態に変位する(ステップS315)。
【0059】大口入賞口に遊技球が所定数(10箇)入
賞したかを繰り返し判断し(ステップS316)、大口
入賞口に遊技球が所定数入賞した場合に(ステップS3
16:Y)、大口入賞口が閉鎖して入賞不能状態になり
(ステップS317)、大口入賞口が所定回数(例えば
K1=10)開閉を繰り返したかを判断する(k>=K
1)(ステップS318)。
【0060】大口入賞口が所定回数開閉を繰り返してい
ない場合に(ステップS318:N)、大口入賞口が再
び開放され、入賞可能状態に変位し、特賞状態が繰り返
される。
【0061】大口入賞口が所定回数開閉を繰り返してい
る場合に(ステップS318:Y)、大口入賞口は再び
開放することがなく、特賞状態は終了する(エンド)。
【0062】以上のように、一次入賞装置112に入賞
して行われる絵柄遊技において特賞状態が発生する場合
と、二次入賞装置212に入賞して行われる絵柄遊技に
おいて特賞状態が発生する場合とで、大口入賞口が開閉
を繰り返す所定回数が異なる(K1=10,K2=2
0)ものを示したが、図4の絵柄遊技のフロー図に示す
ように、前記二つの場合で前記所定回数を異ならせず
に、大口入賞口が所定回数(例えば、K1=10)開閉
を繰り返したかを判断する(ステップS409)ように
してもよい。
【0063】なお、前記実施の形態においては、一次入
賞装置112の一対の可動大片113を閉じ状態と開き
状態とに可変可能に構成したが、閉じ状態または開き状
態のいずれか一方の状態に固定して可変不能に構成して
もよい。
【0064】また、一次入賞装置112に入賞して行わ
れる絵柄遊技において特賞状態が発生する確率と、二次
入賞装置212に入賞して行われる絵柄遊技において特
賞状態が発生する確率とが異なる(1/500,1/5
0)ものを示したが、前記二つの場合で前記特賞状態の
発生確率を異ならせずに、例えば1/250で統一して
もよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一の構成
によれば、遊技球が一次入賞装置に入賞した場合と、二
次入賞装置に入賞した場合とで、可変表示部の表示態様
が異なるようにしたので、絵柄遊技が変化に富んで、遊
技者の興趣を高めることができる。
【0066】また、本発明の別の構成によれば、遊技球
が一次入賞装置に入賞した場合と、二次入賞装置に入賞
した場合とで、絵柄遊技において特賞状態の発生する確
率を異ならせて、一次入賞装置に入賞した場合より、二
次入賞装置に入賞した場合の方が、特賞状態の発生する
確率を遊技者に有利に設定可能にしたので、二種類の絵
柄遊技が形式的な表示の違いの他に、実質的な違いを有
し、遊技の興趣を高めることができる。
【0067】さらに、本発明の別の構成によれば、一次
入賞装置の一対の可動大片は、遊技球が入賞し難い閉じ
状態と、遊技球が入賞し易い開き状態とに変位するの
で、一対の可動大片の開き状態は、一次入賞装置へ所定
数の遊技球が比較的短時間に入賞する状態であり、その
後の二次入賞装置の入賞に始まる別種の絵柄遊技へ比較
的短時間に移行することができ、遊技者にとって有利な
状態となり、一対の可変大片の変化が面白く、遊技者の
射幸心を煽ることができる。
【0068】さらに、本発明の別の構成によれば、遊技
球が一次入賞装置に入賞する場合と、二次入賞装置に入
賞する場合とで、可変表示部の表示形式が大幅に変化す
るようにしたので、表示形式の変化によって、実質的な
価値、例えば、特賞状態の発生確率が変わったことを遊
技者が確実に認識することができ、遊技の興趣を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機の機能ブロ
ック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る絵柄遊技のフロー
図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る絵柄遊技のフロ
ー図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 11a…入口 21…可動板 22…ソレノイド 23…入賞計数機 24…入賞検知スイッチ 26…賞球払出計数機 27…払出設定手段 28…演算手段 31…遊技処理部 32…一次乱数生成部 33…二次乱数生成部 34…表示処理部 40…可変表示部 112…一次入賞装置 113…可動大片 212…二次入賞装置 213…可動小片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面へ打ち出された遊技球が始動入賞
    口に入賞すると、前記遊技盤面に設けられた可変表示部
    で絵柄遊技を行い、絵柄遊技で特賞図柄が揃うと、特賞
    状態が発生するようにした遊技機であり、遊技盤面に一
    次入賞装置および、二次入賞装置を設けたものにおい
    て、 前記一次入賞装置は、前記二次入賞装置を内蔵して成
    り、 前記二次入賞装置は、一対の可動小片が開放する入賞可
    能状態と一対の可動小片が閉鎖する入賞不能状態とに変
    位可能に構成して成り、前記一次入賞装置に遊技球が所
    定数入賞すると、前記入賞不能状態から前記入賞可能状
    態に変位し、 前記可変表示部は、前記一次入賞装置に遊技球が入賞す
    ると、複数の表示要素を縦横のマトリックス状に並べて
    表示し、絵柄遊技において縦横または斜め方向で特賞図
    柄が揃うと、特賞状態が発生し、かつ、前記二次入賞装
    置に遊技球が入賞すると、複数の表示要素を横方向に並
    べて表示し、絵柄遊技において特賞図柄が揃うと、特賞
    状態が発生するようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技盤面へ打ち出された遊技球が始動入賞
    口に入賞すると、前記遊技盤面に設けられた可変表示部
    で絵柄遊技を行い、絵柄遊技で特賞図柄が揃うと、特賞
    状態が発生するようにした遊技機であり、遊技盤面に一
    次入賞装置、二次入賞装置、一次乱数生成部および、二
    次乱数生成部を設けたものにおいて、 前記一次入賞装置は、前記二次入賞装置を内蔵して成
    り、 前記二次入賞装置は、一対の可動小片が開放する入賞可
    能状態と一対の可動小片が閉鎖する入賞不能状態とに変
    位可能に構成して成り、前記一次入賞装置に遊技球が所
    定数入賞すると、前記入賞不能状態から前記入賞可能状
    態に変位し、 前記可変表示部は、前記一次入賞装置に遊技球が入賞す
    ると、複数の表示要素を縦横のマトリックス状に並べて
    表示し、前記一次乱数生成部が生成する乱数に基づいて
    行う絵柄遊技において縦横または斜め方向で特賞図柄が
    揃うと、特賞状態が発生し、かつ、前記二次入賞装置に
    遊技球が入賞すると、複数の表示要素を横方向に並べて
    表示し、前記二次乱数生成部が生成する乱数に基づいて
    行う絵柄遊技において特賞図柄が揃うと、特賞状態が発
    生するようにしたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記一次入賞装置は、一対の可動大片を有
    しており、該一対の可動大片は、遊技球が入賞し難い閉
    じ状態と、遊技球が入賞し易い開き状態とに変位可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記可変表示部は、前記二次入賞装置に遊
    技球が入賞すると、該可変表示部の表示画面を横方向に
    複数分割して成る複数の表示要素を表示し、あるいは、
    縦横のマトリックス状に並べられた最上段から最下段ま
    でのうちいずれか一つの段を構成する複数の表示要素の
    みを表示することを特徴とする請求項1または2に記載
    の遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071207A (ja) * 2012-01-20 2012-04-12 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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