JPH119784A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH119784A
JPH119784A JP9187867A JP18786797A JPH119784A JP H119784 A JPH119784 A JP H119784A JP 9187867 A JP9187867 A JP 9187867A JP 18786797 A JP18786797 A JP 18786797A JP H119784 A JPH119784 A JP H119784A
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示窓側で発光表示によりゲーム状況に応じ
た演出ができると共に、構造が簡単で容易且つ安価に実
施できる遊技機を提供する。 【解決手段】 表示窓21内に上下左右に複数個の表示部
16a 〜18a が配列された変動図柄表示手段11を備え、こ
の変動図柄表示手段11の各表示部16a 〜18a の内、所要
方向の複数個の表示部16a 〜18a に所定の図柄が表示さ
れた時に利益状態を発生させる。変動図柄表示手段11の
表示部16a 〜18a の前側に、光源からの光を受光して発
光する発光部26a 〜30a を設け、前記光源を前記表示窓
21の外部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機、回胴式遊技機、その他の
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機には、例えば
回転ドラム式の変動図柄表示手段を備え、変動図柄表示
手段の横方向又は斜め方向の複数個の表示部に所定の図
柄が表示された時に、遊技者に有利な利益状態が発生す
るようにしたものがある。この変動図柄表示手段は、外
周面に一定角度毎に多数の表示部が設けられた回転ドラ
ムを横方向に3個配置し、この3個の回転ドラムの上下
方向の3個の表示部を表示窓に対応させて、各回転ドラ
ムが停止した時にその表示窓内に上下及び左右方向に3
個の表示部が位置するように構成し、始動手段に遊技球
が入賞した時に各回転ドラムが回転した後、各回転ドラ
ムが順次停止するようになっている。そして、変動図柄
表示手段の変動動作後に、上、中、下の何れかの横一列
の表示部の表示図柄が所定図柄となるか、又は斜め一列
の表示部の表示図柄が所定図柄となった時を大当たりと
し、その大当たりの発生によって大入賞手段を所定回数
間欠的に開閉させる等の利益状態を発生させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機で
は、一列に配列された3個の表示部の表示図柄の内、2
個の表示部の表示図柄が所定図柄となるリーチ状態が発
生し、そのリーチ状態を経て大当たりとなる。このた
め、ゲーム中にリーチ状態が発生した時に、そのリーチ
状態を遊技者が容易且つ確実に把握できるような演出が
できれば、遊技者の大当たり発生に対する期待感が著し
く増大し、遊技者のゲームに対する興趣が向上する。し
かし、従来の弾球遊技機では、表示窓側で特別な演出を
行うような構成になっておらず、変動図柄表示手段の形
式によっては演出効果、表示効果に欠ける欠点がある。
【0004】即ち、変動図柄表示手段に液晶式表示装置
を利用した場合には、ゲームの進行に応じて画像を変化
させる等の方法で適宜演出が可能である。しかし、回転
ドラム式の変動図柄表示手段を採用した場合には、回転
ドラムの内部に発光ダイオード等を組み込んで、その発
光ダイオードにより表示部を内側から照明する等の方法
によって、表示部自体を発光させて演出するようなこと
は、構造的に非常に複雑になり困難である。
【0005】従って、回転ドラム式では、遊技者の中に
は、リーチ状態が発生しても知らずにゲームを行う者が
あり、リーチ発生時の演出効果が乏しく、ゲームに対す
る期待感、高揚感、緊迫感に欠ける欠点がある。本発明
は、かかる従来の課題に鑑み、表示窓側で発光表示によ
りゲーム状況に応じた演出ができると共に、構造が簡単
で容易且つ安価に実施でき、しかも光源等による視野の
制限を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、表示窓21内に上下左右に複数個の表示部16a 〜18a
が配列された変動図柄表示手段11を備え、この変動図柄
表示手段11の各表示部16a 〜18a の内、所要方向の複数
個の表示部16a 〜18a に所定の図柄が表示された時に利
益状態が発生するようにした遊技機において、変動図柄
表示手段11の表示部16a 〜18a の前側に、光源31〜35か
らの光を受光して発光する発光部26a 〜30a を設け、前
記光源31〜35を前記表示窓21の外部に配置したものであ
る。請求項2に記載の本発明は、表示窓21内に上下左右
に複数個の表示部16a 〜18a が配列された変動図柄表示
手段11を備え、この変動図柄表示手段11の各表示部16a
〜18a の内、所要方向の複数個の表示部16a 〜18a に所
定の図柄が表示された時に利益状態が発生するようにし
た遊技機において、変動図柄表示手段11の表示部16a 〜
18a の前側に、光源31〜35からの光を受光して発光する
発光部26a 〜30a を前記所要方向の複数個の表示部16a
〜18a に対応させて設け、前記光源31〜35を前記表示窓
21の外部に配置したものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、表示部16a 〜18a の前側に、
各表示部16a 〜18a の図柄を透視可能な複数枚の透明板
26〜30を重合させて配置し、この各透明板26〜30の端縁
に前記所要方向の複数個の表示部16a 〜18a に対応させ
て発光部26a 〜30a を設け、各透明板26〜30の他端側
に、この各透明板26〜30に光を照射するように光源31〜
35を設けたものである。請求項4に記載の本発明は、請
求項1乃至3の何れかに記載の発明において、外周面に
周方向に複数個の表示部16a 〜18a が設けられた回転ド
ラム16〜18を横方向に複数個備え、各回転ドラム16〜18
の周方向に複数個の表示部16a 〜18a が対応するように
表示窓21を設け、この表示窓21の内側に前記複数枚の透
明板26〜30を配置したものである。
【0008】請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至
4の何れかに記載の発明において、幅の狭い透明板26〜
30を、その発光部26a 〜30a が内側に位置するように上
下に配置し、この各透明板26〜30に対応する光源31〜35
を、その各発光部26a 〜30aと反対側に位置するように
上下に配置したものである。請求項6に記載の本発明
は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、上
下及び左右方向に3個以上の表示部16a 〜18a を配置
し、前記所要方向の複数個の表示部16a 〜18a の内、そ
の1個の表示部16a 〜18a を除いて各発光部26a〜30a
が所定の図柄となった時に、その複数個の表示部16a 〜
18a に対応する発光部26a 〜30a が発光するように光源
31〜35を制御する制御手段44を設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1はパチンコ機等の弾球遊技機
を示し、1 は前枠で、外枠を含む弾球遊技機本体2 の前
側に上下一対のヒンジを介して開閉自在に枢着されてい
る。3 はガラス扉、4 は前セット板で、これらは前枠1
の窓孔に対応して上下に配置されている。5 は遊技盤
で、前枠1 の窓孔に対応するように、前枠1 に裏側から
着脱自在に装着されている。6 は発射用の遊技球を貯留
する上皿ユニットで、前セット板4 の前側に装着されて
いる。7 は下皿ユニットで、上皿ユニット6 から溢流し
又は抜き取った遊技球を受けるように、前セット板4 の
下側で前枠1 の前面に装着されている。
【0010】8 は発射手段で、発射ハンドル9 、打撃槌
等を備え、発射ハンドル9 を操作した時に、打撃槌が作
動して発射レール上の遊技球を打撃し、遊技球を1個づ
つ遊技盤5 のガイドレール10側に発射させるようになっ
ている。遊技盤5 には、図2に示すように、ガイドレー
ル10が装着されると共に、このガイドレール10の内側の
遊技領域に変動図柄表示手段11、入賞手段12、始動手段
13、開閉入賞手段14、大入賞手段15等が配置されてい
る。始動手段13は、遊技盤5 に沿って落下する遊技球が
入賞した時に変動図柄表示手段11を始動させるためのも
のであり、この始動手段13からの信号によって変動図柄
表示手段11が所定時間変動動作を行うようになってい
る。
【0011】変動図柄表示手段11は、図3及び図4に示
すように、横方向に3個の回転ドラム16〜18を備えた回
転ドラム式であって、始動手段13に遊技球が入賞した時
に各回転ドラム16〜18が所定時間回転して左側から順次
停止し、その変動後の表示図柄が所定の大当たり図柄と
なった時に、大入賞手段15の開閉板15a を所定回数だけ
間欠的に開閉させる等、遊技者に有利な利益状態を発生
させるようになっている。即ち、変動図柄表示手段11
は、図3及び図4に示すように、遊技盤5 に装着された
表示本体ケース19と、この表示本体ケース19の上部に設
けられた庇部20と、表示本体ケース19に形成された表示
窓21と、表示窓21の背後に配置された横方向に3個の回
転ドラム16〜18と、3個の回転ドラム16〜18の前側が表
示窓21に対応して装着された発光表示手段22とを備えて
いる。
【0012】表示本体ケース19は、遊技盤5 の装着孔23
に前側から嵌合して装着されている。庇部20は表示窓21
を上側から覆うもので、この庇部20の上側には入賞口24
が設けられている。表示窓21には透明な窓板25が装着さ
れており、その窓板25の裏側に発光表示手段22が配置さ
れている。各回転ドラム16〜18は、外周に一定角度毎に
表示部16a 〜18a が設けられ、その各表示部16a 〜18a
に例えば1〜0までの数字とA〜Fまでのアルファベッ
トとが所定の順序で表示されている。各回転ドラム16〜
18は、始動手段13が遊技球を検出した時に図外のモータ
により横軸廻りに回転駆動され、所定時間だけ回転した
後に左側から順次停止するようになっている。
【0013】表示窓21には、横方向に3個の回転ドラム
16〜18に対応する横幅と、各回転ドラム16〜18の周方向
の3個の表示部16a 〜18a に対応する上下幅とを有する
矩形状であって、この表示窓21内に横方向及び上下方向
に3個の表示部16a 〜18a が対応するようになってい
る。そして、変動図柄表示手段11は、上、中、下の横一
列の表示部16a 〜18a の表示図柄が一致した時、及び右
上がり、右下がりの斜め一列の表示部16a 〜18a の表示
図柄が一致した時に夫々大当たりとなるように設定され
ている。
【0014】発光表示手段22は、図5及び図6に示す如
く、回転ドラム16〜18側の表示部16a 〜18a の表示図柄
を前側から透視できるように5枚の透明板26〜30を前後
方向に積層してなり、その各透明板26〜30の上端縁に発
光部26a 〜30a が、下端縁に光源としての発光ダイオー
ドアレー31〜35が夫々設けられている。各透明板26〜30
はアクリル等の合成樹脂板から成り、その下端縁は略同
一高さであって、その下側に各透明板26〜30側に光を照
射するように、透明板26〜30の下端縁に沿って発光ダイ
オードアレー31〜35が夫々配置されている。
【0015】一方、透明板26には右下がりの斜め一列に
対応する発光部26a が、透明板27には上の横一列に対応
する発光部27a が、透明板28には中の横一列に対応する
発光部28a が、透明板29には下の横一列に対応する発光
部29a が、透明板30には右上がりの斜め一列に対応する
発光部30a が夫々設けられている。各発光部26a 〜30a
は、図7に示す如く各発光ダイオードアレー31〜35から
透明板26〜30内に照射された光を前方側へと略直角に反
射するように、透明板26〜30の上端縁側に形成された約
45°の傾斜面により構成されており、窓板25側から見
た時に、各発光部26a 〜30a が発光ダイオードアレー31
〜35からの光を反射して帯状に発光すべく構成されてい
る。
【0016】発光ダイオードアレー31〜35は、前方から
見た時に見えないように、表示窓21の下端縁よりも下側
でその下端縁に沿って配置されている。図8は制御系を
例示し、42は変動制御手段で、始動手段13が遊技球を検
出した時に各回転ドラム16〜18を所定時間回転させるよ
うに、変動図柄表示手段11を乱数処理等により制御すべ
く構成されている。43は判別手段で、変動制御手段42か
らの信号により変動図柄表示手段11の変動後の図柄がリ
ーチ状態及び大当たり状態であるか否かを判別するよう
になっている。
【0017】44は発光表示制御手段で、変動図柄表示手
段11の変動後の図柄がリーチ状態の時に、そのリーチ状
態になった列に対応する発光部26a 〜30a が発光し、ま
た大当たりが発生した時に、その大当たり状態になった
列に対応する発光部26a 〜30a が発光するように、所定
の発光ダイオードアレー31〜35を夫々点灯させるべく構
成されている。なお、この時の発光部26a 〜30a の発光
は、連続発光又は点滅発光の何れでも良い。
【0018】上記構成の弾球遊技機において、ゲーム中
に始動手段13に遊技球が入賞すると、変動制御手段42を
介して変動図柄表示手段11が作動し、その各回転ドラム
16〜18が横軸廻りに回転して変動動作を開始する。そし
て、各回転ドラム16〜18が所定時間回転すると、各回転
ドラム16〜18が左、中、右の順番で順次停止する。この
停止に際して、左の回転ドラム16と中の回転ドラム17が
図4に示す状態で停止すると、表示窓21の左上及び中央
の表示部16a,17a の表示図柄が「7」を表示し、また左
下及び中央下の表示部16a,17a の表示図柄が「A」を表
示するので、右下がりの斜め一列が「7」のリーチ状態
となり、下の横一列が「A」のリーチ状態となる。
【0019】一方、変動制御手段42が働いて変動図柄表
示手段11が作動すると、判別手段43が乱数等を判別して
変動図柄表示手段11の停止図柄がリーチ状態又は大当た
り状態であるか否かを判別する。この時には、図4に示
すように右下がりの斜め一列が「7」のリーチ状態とな
り、下の横一列が「A」のリーチ状態となるため、2つ
のリーチ状態を判別する。そして、変動図柄表示手段11
の左側の2個の回転ドラム16,17 が停止してリーチ状態
が発生すると、発光表示制御手段44が働いて発光表示手
段22の発光ダイオードアレー31,34 を連続又は点滅発光
させる。
【0020】発光ダイオードアレー31,34 が連続又は点
滅発光すると、その光が透明板26,29 に下端側から入射
して発光部26a,29a で前方へと反射されるので、各透明
板26,29 の発光部26a,29a が帯状に発光して右下がりの
斜め一列と下の横一列とがリーチ状態であることを表示
する。従って、遊技者は、表示窓21内の各表示部16a〜1
8a の表示状態を見ながらゲームを行っていれば、発光
部26a,29a の発光によってリーチ状態の発生を容易且つ
確実に把握し認識できるので、右側の回転ドラム18の停
止如何によっては大当たりが発生する可能性があり、遊
技者のゲームに対する興趣が一段と向上する。
【0021】右下の表示部18a の表示図柄が「7」又は
「A」となるように右側の回転ドラム18が停止すれば、
大当たりが発生し、この大当たりの発生による利益状態
が終了するまで発光部26a,29a が点滅発光等を繰り返
す。また右下の表示部18a の表示図柄が「7」又は
「A」以外の場合には外れであり、利益状態は発生しな
い。図9は本発明の第2の実施形態を例示し、発光部26
a 〜30a を凹面上に形成したものである。このように発
光部26a 〜30a は、凹面上に形成した場合でも、第1の
実施形態と同様に実施できる。
【0022】図10は本発明の第3の実施形態を例示
し、各透明板26〜30の下側の長さを変えると共に、その
下端部に反射面26b 〜30b を形成し、この反射面26b 〜
30b で発光ダイオードアレー31〜35からの光を発光部26
a 〜30a 側へと直角に反射させるように、各透明板26〜
30の下端部の側方に発光ダイオードアレー31〜35と集光
レンズ36〜40とを配置したものである。この場合には、
各発光ダイオードアレー31〜35間の間隔を自在に決定で
きるので、発光ダイオードアレー31〜35の配置が容易で
あり、また発光ダイオードアレー31〜35からの光を集光
レンズ36〜40を介して各透明板26〜30に確実に入射せる
ことができる。
【0023】図11乃至図13は本発明の第4の実施形
態を例示し、2枚の透明板26,30 間に3枚の透明板27,2
8,29を上下逆向きに配置し、下向きの透明板27,29 に対
応する発光ダイオードアレー32,34 を、その各発光部27
a,29a と反対側に位置するように上側に配置したもので
ある。即ち、斜め方向の発光部26a,30a を有する直角三
角形の二枚の透明板26,30 が前後に配置され、その両透
明板26,30 間に、上一列用の発光部27a を有する幅の狭
い透明板27と下一列用の発光部28a を有する幅の狭い透
明板28とが、その発光部27a,28a が内側となるように上
下逆向きに配置され、また上一列用の透明板27と透明板
30との間に、中一列用の発光部29a を有する透明板29が
配置されている。そして、各発光部26a 〜30a と反対側
に位置するように、発光ダイオードアレー31〜35が各透
明板26〜30に対応して上下に配置されている。
【0024】このような構成にすれば、図13に数字で
各部の積層枚数を示すように、透明板26〜30の最大の積
層枚数が3枚となり、殆どの部分を2枚以下の積層枚数
にできるので、発光表示手段22の全体を薄く構成でき
る。また発光ダイオードアレー31〜35が上下に分かれる
ので、各発光ダイオードアレー31〜35の配置が容易であ
ると共に、各発光ダイオードアレー31〜35から透明板26
〜30へと光を容易に入射できる利点がある。
【0025】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、透明板26〜30の端縁の発光部26a 〜30a は、後方の
回転ドラム16〜18の表示部16a 〜18a の表示図柄の透視
を著しく制限しない程度の帯状又は線状の場合には、細
かい凹凸状の粗面にして高輝度で発光するようにしても
良い。また発光部26a 〜30a が外部の光源からの光で発
光する構造であれば、必ずしも透明板26〜30を使用する
必要はない。
【0026】更に発光表示手段22の裏側には、その透明
板26〜30を裏側から保護するように透明保護板41を設け
ても良い。表示窓21内の表示部16a 〜18a の個数は、実
施形態では上下及び横方向に3個づつの合計9個として
いるが、上下及び横方向に4個づつ配置しても良い。光
源には発光ダイオードアレー31〜35以外のものを使用し
ても良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジボ
ール機等の弾球遊技機は勿論のこと、弾球遊技機以外の
回胴式遊技機でも同様に実施可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、表示
窓21内に上下左右に複数個の表示部16a 〜18a が配列さ
れた変動図柄表示手段11を備え、この変動図柄表示手段
11の各表示部16a 〜18a の内、所要方向の複数個の表示
部16a 〜18a に所定の図柄が表示された時に利益状態が
発生するようにした遊技機において、変動図柄表示手段
11の表示部16a 〜18a の前側に、光源31〜35からの光を
受光して発光する発光部26a 〜30a を設け、前記光源31
〜35を前記表示窓21の外部に配置しているので、表示窓
21側での発光部26a 〜30a による発光表示によりゲーム
状況に応じた演出ができると共に、構造が簡単で容易且
つ安価に実施でき、しかも光源31〜35等により表示窓21
側の視野が制限されることもない。請求項2に記載の本
発明によれば、表示窓21内に上下左右に複数個の表示部
16a 〜18a が配列された変動図柄表示手段11を備え、こ
の変動図柄表示手段11の各表示部16a 〜18a の内、所要
方向の複数個の表示部16a 〜18a に所定の図柄が表示さ
れた時に利益状態が発生するようにした遊技機におい
て、変動図柄表示手段11の表示部16a 〜18a の前側に、
光源31〜35からの光を受光して発光する発光部26a 〜30
a を前記所要方向の複数個の表示部16a 〜18a に対応さ
せて設け、前記光源31〜35を前記表示窓21の外部に配置
しているので、前記所要方向の複数個の表示部16a 〜18
a の表示状態に応じて発光部26a 〜30a を発光させて演
出できると共に、構造が簡単で容易且つ安価に実施で
き、しかも光源31〜35等により表示窓21側の視野が制限
されることもない。
【0028】請求項3に記載の本発明によれば、表示部
16a 〜18a の前側に、各表示部16a〜18a の図柄を透視
可能な複数枚の透明板26〜30を重合させて配置し、この
各透明板26〜30の端縁に前記所要方向の複数個の表示部
16a 〜18a に対応させて発光部26a 〜30a を設け、各透
明板26〜30の他端側に、この各透明板26〜30に光を照射
するように光源31〜35を設けているので、構造が簡単で
あり、容易且つ安価に実施できる。請求項4に記載の本
発明によれば、外周面に周方向に複数個の表示部16a 〜
18a が設けられた回転ドラム16〜18を横方向に複数個備
え、各回転ドラム16〜18の周方向に複数個の表示部16a
〜18a が対応するように表示窓21を設け、この表示窓21
の内側に前記複数枚の透明板26〜30を配置しているの
で、回転ドラム16〜18式の変動図柄表示手段11であるに
も拘わらず、簡単な構造で発光による演出を行うことが
できる。
【0029】請求項5に記載の本発明によれば、幅の狭
い透明板26〜30を、その発光部26a〜30a が内側に位置
するように上下に配置し、この各透明板26〜30に対応す
る光源31〜35を、その各発光部26a 〜30a と反対側に位
置するように上下に配置しているので、透明板26〜30の
前後方向の積層枚数を少なくできる。請求項6に記載の
本発明によれば、上下及び左右方向に3個以上の表示部
16a〜18a を配置し、前記所要方向の複数個の表示部16a
〜18a の内、その1個の表示部16a 〜18a を除いて各
発光部26a 〜30a が所定の図柄となった時に、その複数
個の表示部16a 〜18a に対応する発光部26a 〜30a が発
光するように光源31〜35を制御する制御手段44を設けて
いるので、所要方向の複数個の表示部16a 〜18a のリー
チ状態を発光部26a 〜30a の発光により表示でき、遊技
者のゲームに対する興趣が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す弾球遊技機の正面
図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す遊技盤の斜視図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例を示す変動図柄表示手段
の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す変動図柄表示手段
の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す発光表示手段の断
面図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す発光表示手段の斜
視図である。
【図7】本発明の第1の実施例を示す透明板の説明図で
ある。
【図8】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例を示す透明板の説明図で
ある。
【図10】本発明の第3の実施例を示す発光表示手段の
断面図である。
【図11】本発明の第4の実施例を示す発光表示手段の
断面図である。
【図12】本発明の第4の実施例を示す発光表示手段の
斜視図である。
【図13】本発明の第4の実施例を示す発光表示手段の
説明図である。
【符合の説明】
11 変動図柄表示手段 16〜18 回転ドラム 16a 〜18a 表示部 21 表示窓 26〜30 透明板 26a 〜30a 発光部 31〜35 発光ダイオードアレー(光源) 44 発光表示制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示窓(21)内に上下左右に複数個の表示
    部(16a) 〜(18a) が配列された変動図柄表示手段(11)を
    備え、この変動図柄表示手段(11)の各表示部(16a) 〜(1
    8a) の内、所要方向の複数個の表示部(16a) 〜(18a) に
    所定の図柄が表示された時に利益状態が発生するように
    した遊技機において、変動図柄表示手段(11)の表示部(1
    6a) 〜(18a) の前側に、光源(31)〜(35)からの光を受光
    して発光する発光部(26a) 〜(30a) を設け、前記光源(3
    1)〜(35)を前記表示窓(21)の外部に配置したことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 表示窓(21)内に上下左右に複数個の表示
    部(16a) 〜(18a) が配列された変動図柄表示手段(11)を
    備え、この変動図柄表示手段(11)の各表示部(16a) 〜(1
    8a) の内、所要方向の複数個の表示部(16a) 〜(18a) に
    所定の図柄が表示された時に利益状態が発生するように
    した遊技機において、変動図柄表示手段(11)の表示部(1
    6a) 〜(18a) の前側に、光源(31)〜(35)からの光を受光
    して発光する発光部(26a) 〜(30a) を前記所要方向の複
    数個の表示部(16a) 〜(18a) に対応させて設け、前記光
    源(31)〜(35)を前記表示窓(21)の外部に配置したことを
    特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 表示部(16a) 〜(18a) の前側に、各表示
    部(16a) 〜(18a) の図柄を透視可能な複数枚の透明板(2
    6)〜(30)を重合させて配置し、この各透明板(26)〜(30)
    の端縁に前記所要方向の複数個の表示部(16a) 〜(18a)
    に対応させて発光部(26a) 〜(30a) を設け、各透明板(2
    6)〜(30)の他端側に、この各透明板(26)〜(30)に光を照
    射するように光源(31)〜(35)を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 外周面に周方向に複数個の表示部(16a)
    〜(18a) が設けられた回転ドラム(16)〜(18)を横方向に
    複数個備え、各回転ドラム(16)〜(18)の周方向に複数個
    の表示部(16a) 〜(18a) が対応するように表示窓(21)を
    設け、この表示窓(21)の内側に前記複数枚の透明板(26)
    〜(30)を配置したことを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 幅の狭い透明板(26)〜(30)を、その発光
    部(26a) 〜(30a) が内側に位置するように上下に配置
    し、この各透明板(26)〜(30)に対応する光源(31)〜(35)
    を、その各発光部(26a) 〜(30a) と反対側に位置するよ
    うに上下に配置したことを特徴とする請求項1乃至4の
    何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 上下及び左右方向に3個以上の表示部(1
    6a) 〜(18a) を配置し、前記所要方向の複数個の表示部
    (16a) 〜(18a) の内、その1個の表示部(16a) 〜(18a)
    を除いて各発光部(26a) 〜(30a) が所定の図柄となった
    時に、その複数個の表示部(16a) 〜(18a) に対応する発
    光部(26a) 〜(30a) が発光するように光源(31)〜(35)を
    制御する制御手段(44)を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至5の何れかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000271267A (ja) * 1999-03-26 2000-10-03 Takasago Electric Ind Co Ltd シンボル可変表示遊技機
JP2002078844A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Samii Kk リール装置及びリール装置を用いた遊技機
JP2008086701A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Moriso:Kk 遊技機の発光装置
JP2016077315A (ja) * 2014-10-09 2016-05-16 株式会社北電子 遊技機
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