JP2004160033A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004160033A
JP2004160033A JP2002331425A JP2002331425A JP2004160033A JP 2004160033 A JP2004160033 A JP 2004160033A JP 2002331425 A JP2002331425 A JP 2002331425A JP 2002331425 A JP2002331425 A JP 2002331425A JP 2004160033 A JP2004160033 A JP 2004160033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
game
board
game board
game machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002331425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3944064B2 (ja
Inventor
Kazuo Okada
和生 岡田
Atsushi Fujimoto
淳 富士本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2002331425A priority Critical patent/JP3944064B2/ja
Publication of JP2004160033A publication Critical patent/JP2004160033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3944064B2 publication Critical patent/JP3944064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】容易に遊技機の面換えを行うことができ、遊技者が退屈することがなく長期間にわたって遊技を楽しむことが可能となり、また、その構成部材の多くを再利用可能とすることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技盤と表示部とを備えた遊技機であって、上記遊技盤は、ほぼ透明な表基板と、当該表基板の裏側に設けられたほぼ透明な裏基板とからなり、上記表基板は、当該遊技機の本体枠又は前記裏基板と着脱可能であり、上記遊技盤には、絵柄の描かれた絵柄フィルムが上記絵柄を前方より視認し得るように配設されていることを特徴とする遊技機。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技装置等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、遊技盤上に遊技球を打ち出して遊技を行う弾球遊技機として、パチンコ遊技装置が知られている。このようなパチンコ遊技装置では、発射ハンドルが操作されることにより遊技球が遊技盤上に打ち出され、遊技球が遊技盤上に植設された障害釘に衝突しながら落下する。そして、この遊技球が上記遊技盤に設けられた入賞口に入ると、予め定められた数の遊技球が払い出される。
【0003】
また、遊技球が遊技盤に設けられた始動口に入ると、表示装置で表示されていた固定画面を、一定の物語性を有する動画等が表示される通常画面へと切り替え、いわゆる可変表示ゲームを開始する。この可変表示ゲームは、スロットマシンにおいてなされる遊技を模したゲームであり、複数の変動図柄を当該表示装置に表示し、その各々を変動表示させた後、所定のタイミングでこれらの図柄が順次停止するように表示し、全ての図柄の停止表示が確定したときの図柄の組み合わせが大当たりとなる図柄の組み合わせとなったときに、大当たり状態が発生したとして、例えば、所定の数の遊技球を払い出す等、遊技者に所定の利益及び/又は有利な状態を提供するゲームである。
【0004】
最近では、可変表示ゲームを盛り上げる演出を行ったり、大当たり状態が発生したことを強く印象付けて興奮を高めたりするため、表示装置に表示される演出画像に、例えば、劇画の主人公やそれに関係する人物を登場させたり、プロレスや相撲の人物を登場させる等、この表示装置内で展開される物語やキャラクタ等も様々なものが出現している。また、臨場感のある大胆な演出を行うため、演出画像の表示領域を大きくしたり、演出画像が表示される表示装置自体を大きくしたりするということも行われており、演出画像の重要性は益々高まっているといえる。
【0005】
しかし、上述したように、表示装置で展開される演出画像が大胆で、臨場感があるものであるため、遊技盤の表示装置以外の部分に絵柄等が描かれていても、遊技者の注意はその部分には向けられず、表示装置のみに集中する傾向が強くなり、長時間遊技を行うと、遊技者が退屈してしまうという問題があった。
【0006】
このような問題を解消するためのパチンコ遊技装置として、遊技盤が透明基板によって形成されたパチンコ遊技装置であって、上記遊技盤の裏面に、絵柄が形成された演出シートが設けられているパチンコ遊技装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、遊技盤が透明基板によって形成されたパチンコ遊技装置であって、遊技者が上記遊技盤の背面側を視認可能とるように構成された領域と、遊技者が上記遊技盤の背面側を視認不可能とするように構成された領域とを設けることによって、遊技者がパチンコ遊技装置の遊技盤の裏面に配置された機構部材の一部を視認可能とすることができるパチンコ遊技装置もある(例えば、特許文献2参照)。特許文献1に記載のパチンコ遊技装置では、遊技者は、透明基板からなる遊技盤を介して、上記遊技盤の裏面に設けられた演出シートを見ることができ、また、特許文献2に記載のパチンコ遊技装置では、遊技者が遊技盤の裏面に配置された機構部材の一部を見ることができるため、従来にはない新しい遊技盤の見え方とすることができる。
【特許文献1】
特開2000−61047(第1−6頁)
【特許文献2】
特開2000−51464(第1−13頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、遊技盤の裏面に絵柄が形成された演出シートが設けられているパチンコ遊技装置や、遊技盤の裏面に配置された機構部材の一部を視認可能とすることによって、新しい遊技盤の見え方としたパチンコ遊技装置であっても、長時間遊技を行うと、遊技盤に描かれている絵柄等に飽きてしまい、また、遊技盤に植設された障害釘に衝突しながら落下する遊技球の動きにも慣れてしまい、遊技者が退屈してしまう問題があった。そのため、多数のパチンコ遊技装置が設置されている遊技店(所謂、パチンコホール)においては、遊技者を退屈させないように、頻繁に新しいパチンコ遊技装置の入れ替え(機種変更)を行う必要があった。
【0008】
しかしながら、従来のパチンコ遊技装置では、機種変更の際、表示装置と遊技盤とを併せて交換したり、更には、パチンコ遊技装置の筐体ごと交換したりするということも行われており、多大な費用がかかるという問題があるとともに、交換する必要のないパチンコ遊技装置の構成部材等までもが一緒に交換され、再利用される機会もなく廃棄されるということも行われており、リサイクルの観点からも大きな問題となっている。
なお、液晶パネル等からなる可変表示部を備えた上記表示装置はコストが高く、弾球遊技機に設けられた他の部材と比べて劣化し難いことから、再利用の要望が強いものの一つとなっている。
【0009】
ところで、従来のパチンコ遊技装置では、遊技盤に液晶パネル等からなる可変表示部を備えた表示装置が遊技盤に設けられるとともに、当該表示装置から多くの配線が導出されているため、表示装置を残した状態で遊技盤のみを交換するということは困難である。そのため、遊技盤に描かれた絵柄の変更や、遊技盤に植設された障害釘の数及び位置の変更(所謂面換え)等の比較的軽微な変更を行う場合であっても、上記表示装置が設けられた遊技盤から、当該遊技装置を取り外して遊技盤の交換を行う必要があるため、上記面換えに係る作業が非常に手間のかかるものになってしまうという問題があった。
【0010】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に弾球遊技機の面換えを行うことができ、遊技者が退屈することがなく長期間にわたって遊技を楽しむことが可能となり、また、その構成部材の多くを再利用可能とすることができる弾球遊技機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明は、遊技盤と可変表示部とを備えた弾球遊技機であって、上記遊技盤は、透過性の表基板と、当該表基板の裏側に設けられた透過性の裏基板とからなり、上記表基板は、当該弾球遊技機の本体枠又は上記裏基板と着脱可能であり、上記遊技盤には、絵柄の描かれた絵柄フィルムが配設されていることを特徴とする弾球遊技機を提供する。
【0012】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)1以上の入賞口が設けられた遊技盤と、複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部とを有し、
該可変表示部における変動表示結果が、予め定められた特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能な弾球遊技機であって、
上記遊技盤は、透過性の表基板と、当該表基板の裏側に設けられた透過性の裏基板とからなり、
上記表基板は、当該弾球遊技機の本体枠又は上記裏基板と着脱可能であり、
上記遊技盤には、絵柄の描かれた絵柄フィルムが配設されていることを特徴とする。
【0013】
(1)の発明によれば、遊技盤は、透過性の表基板と、当該表基板の裏側に設けられた透過性の裏基板とからなり、上記表基板は、当該弾球遊技機の本体枠又は上記裏基板と着脱可能であるため、面換えを行う際、絵柄フィルムが配設されるとともに障害釘が植設された表基板のみを取り外して交換すればよく、遊技盤の裏側に表示装置を設けておけば、従来の弾球遊技機のように、遊技盤から当該表示装置を取り外す必要がない。その結果、面換えに係る作業を簡略化することができ、面換えを容易に行うことができるようになるため、遊技盤に描かれた絵柄を頻繁に変更したり、遊技盤に植設された障害釘の位置を頻繁に変更して、落下する遊技球の動きに多様性を持たせたりすることが可能であり、遊技者は長期間にわたって飽きを感じることなく遊技を楽しむことができるようになる。
さらに、例えば、遊技に必要なプログラム等が格納された制御基板等と上記表基板とのみを交換するだけで機種変更を行うことができるため、機種変更の際に表示装置を含む構成部材の多くを再利用可能とすることができるとともに、機種変更に係るコストを抑制することができる。
【0014】
なお、上記弾球遊技機において、上記遊技盤には、絵柄の描かれた絵柄フィルムが、上記絵柄が前方より視認し得るように配設されていることが望ましい。上述した効果をより顕著に得ることができるからである。
【0015】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2)上記(1)に記載の弾球遊技機であって、上記表基板は、軟質材からなることを特徴とする。
【0016】
(2)の発明によれば、表基板は、軟質材からなるため、障害釘の植設を容易に行うことが可能となり、また、遊技球が表基板に植設された障害釘に衝突して上記表基板が割れることを防止することもできる。
【0017】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3)上記(1)又は(2)に記載の弾球遊技機であって、上記裏基板は、硬質材からなることを特徴とする。
【0018】
(3)の発明によれば、裏基板は硬質材からなるため、弾球遊技機の作動中に遊技盤に設けられた表示装置等から熱が発生しても、裏基板に反りが発生することを防止することができる。さらに、表基板が熱により反りが発生し易い軟質材からなる場合であっても、当該表基板の裏側にある裏基板に支持されることにより、上記表基板に反りが発生することを防止することができる。
【0019】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の弾球遊技機であって、上記絵柄フィルムは、表基板と裏基板との間に配設されていることを特徴とする。
【0020】
(4)の発明によれば、絵柄フィルムが遊技球と接触することがないため、絵柄フィルムに傷や汚れが生じることを防止することができる。また、例えば、遊技球との接触により表基板に傷や汚れが生じたときや、障害釘の位置を変更するとき等、絵柄フィルムを交換する必要がないときには、絵柄フィルムを存置したまま、表基板のみを交換することにより、対応することが可能である。その結果、絵柄フィルムを長期間にわたって使用可能とすることができる。
また、表基板と裏基板との間に絵柄フィルムを挟んでおけば、両者の間に絵柄フィルムを配設することができるため、表基板を脱着するだけで、比較的容易に絵柄フィルムのみを交換することも可能である。
さらに、表基板の裏面には、その表面と異なり、障害釘等が設けられることがないので、該障害釘に対応する孔を絵柄フィルムに形成する必要もなく、また、絵柄フィルムの交換を容易に行うことができる。
【0021】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1に記載の弾球遊技機であって、上記表基板は、上記裏基板に嵌め込まれていることを特徴とする。
【0022】
(5)の発明によれば、表基板は裏基板に嵌め込まれているため、上記裏基板を本体枠から取り外さずに、上記表基板の取り付け及び取り外しができ、また、表基板の取り付けを行うためのねじやクランプ等の固定部材等も必要がないため、表基板の交換をより容易に行うことができる。
また、裏基板に、表基板を嵌め込むための凹部等を形成しておけば、交換される表基板には特別な形状を有する樹脂板等を用いる必要がなく、市販の樹脂板等により表基板とすることも可能であるため、表基板の交換に係るコストの低減を図ることも可能である。
さらにまた、表基板が裏基板に嵌め込まれるため、着脱可能な表基板を、裏基板に密着させて固定させることができ、表基板ががたついてしまうことを防止することができる。また、表基板ががたついてしまうことを防止することができるため、表基板と裏基板との間に絵柄フィルムが配設される場合には、絵柄フィルムにズレ等が生じることもない。
【0023】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1に記載の弾球遊技機であって、上記遊技盤の側部から光源が設けられていることを特徴とする。
【0024】
(6)の発明によれば、遊技盤の側部から当該遊技盤の中央部に向けて光を照射する光源が設けられているため、遊技盤正面から見ると、遊技盤に配設された絵柄フィルムの一部又は全部が光って見える。その結果、例えば、複数の着色光を照射可能な光源を用いることにより、遊技盤全体を用いた大胆で、多様性を持った演出を行うことができるため、遊技者の注意を遊技盤全体に向けることができ、遊技者を楽しませることができる。
なお、上記光源は、上記遊技盤の側部から遊技盤の中央部分へ向けて光を照射するように構成されていることが望ましい。上述したような効果をより顕著に得ることができるからである。
【0025】
[用語の定義等]
「識別情報」とは、文字、記号、絵柄又は模様(図柄)等の視覚によって識別可能な情報をいい、後述する可変表示部に表示される。また、識別情報には後述する変動図柄が含まれる。なお、変動図柄とは、変動表示され得る図柄をいう。
「変動表示」とは、識別情報が順次変化する場合、例えば、1つの識別情報である図柄「7」から他の識別情報である図柄「8」へ変化する場合や、図柄「9」から他の図柄「☆」へ変化する場合のほか、識別情報を表示し得る表示領域において1つの識別情報が表示されたままその識別情報が移動して表示されるような場合、例えば、1つの図柄「7」が表示領域内において表示されつつ移動する場合等を含む概念である。
「変動表示結果」とは、上述したように識別情報が変動表示された後、停止表示されたものをいい、この変動表示結果が、特定表示態様となった場合、所定の遊技価値が付与されることになる。また、遊技価値としては、例えば、遊技球を挙げることができるが、上記遊技価値は、例えば、遊技球の数と等価なデータが制御部のRAM(Random Access Memory)等に記憶されることにより付与されることとしてもよい。
「特定表示態様」とは、予め定められた変動表示結果をいい、上記特定表示態様としては、例えば「7」−「7」−「7」等を挙げることができる。変動表示結果が特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与されることになる。
【0026】
「可変表示部」とは、複数種類の識別情報を変動表示可能なものをいう。可変表示部における変動表示結果が、予め定められた特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与される。
具体的に、上記可変表示部には、少なくとも複数の変動図柄の変動表示が開始されてから、複数の変動図柄が停止表示されるまでを1回のゲームとする可変表示ゲームを示す画面画像が表示される。また、上記画面画像には、可変表示ゲームを示す画像以外に、静画像や動画像等からなる演出画像が表示されることとしてもよい。上記可変表示部としては、特に限定されるものではないが、例えば、プラスチック液晶や液晶パネル等からなるものを挙げることができる。
【0027】
「液晶パネル」とは、液晶層、その両面に設けられた配向膜、透明電極、カラーフィルタ等(以下、液晶層等ともいう)が2枚のガラス基板により挟持されるとともに、2枚のガラス基板の外面に偏光板等が設けられたものであって、画像を表示することが可能であるものをいう。
本発明の弾球遊技機において用いられる液晶パネルとしては、特に限定されるものではなく、従来公知の液晶パネルを用いることが可能である。
【0028】
また、「プラスチック液晶」とは、上述した液晶パネルにおいて、液晶層等がガラス基板ではなく、プラスチック基板により挟持されたものをいう。
本発明の弾球遊技機において用いられるプラスチック液晶としては、特に限定されるものではなく、従来公知のプラスチック液晶を用いることが可能である。
なお、本発明において、液晶パネル及びプラスチック液晶のうち、どちらを用いるかについては、特に限定されるものではなく、例えば、製造コスト、耐衝撃性等を考慮して、適宜選択することが可能である。
なお、以下においては、可変表示部として、液晶パネル又はプラスチック液晶が設けられている場合について説明することとする。また、本発明では、液晶パネルとプラスチック液晶とを併せて、液晶パネル等ともいうこととする。
【0029】
本発明の弾球遊技機に設けられる液晶パネル等の大きさは、遊技者が液晶パネル等に表示される画像を視認することができる範囲であれば、特に限定されるものではない。また、液晶パネル等が設けられる位置については、特に限定されるものではなく、裏基板の裏面に設けられていてもよく、裏基板に嵌め込まれていてもよい。液晶パネル等の位置及び大きさについては、例えば、演出画像や可変表示ゲームを示す画面画像の大きさや、製造コスト等を考慮して、適宜設定することが可能である。また、本発明の弾球遊技機に設けられる液晶パネル等の数は、必ずしも1枚である必要はなく、複数枚の液晶パネル等が設けられることとしてもよい。
本発明に係る液晶パネル等の駆動方式としては、特に限定されるものではなく、例えば、アクティブマトリックス駆動方式、パッシブマトリックス駆動方式、ダイナミック駆動方式等、従来公知の種々の駆動方式を用いることができる。
また、本発明に係る液晶パネル等に光を照射するバックライトは、特に限定されるものではなく、その方式としては、例えば、反射板方式、導光体方式、面状光源方式等、従来公知の方式のバックライトを用いることができる。
【0030】
本明細書において「透過性」とは、可変表示部に表示される画像を、上記表基板と上記裏基板とからなる遊技盤を介してはっきりと視認することが可能な程度に、上記表基板及び上記裏基板が透明であることをいい、上記表基板及び上記裏基板の可視光線透過率が共に30%以上であることが望ましく、共に50%以上であることがより望ましい。
【0031】
「着脱可能」とは、表基板の弾球遊技機の本体枠又は裏基板からの取り外し及び取り付けが可能であることをいう。
上記表基板を上記弾球遊技機の本体枠又は裏基板に取り付ける方法としては、上記表基板を上記弾球遊技機の本体枠又は上記裏基板に取り付けた後に、取り外すことが可能であれば特に限定されるものではなく、例えば、図1(a)〜(d)及び図2(a)〜(d)に示す方法を挙げることができる。
【0032】
まず、図1について説明する。
図1(a)では、裏基板118は、弾球遊技機の本体枠112に形成された凹部112cに嵌め込まれて、本体枠112に着脱不可能に固定されている。本体枠112に形成された凹部112cの前側には、さらに凹部112aが形成されており、この凹部112aには表基板113が嵌めこまれるとともに凹部112aの前側に形成された爪部112bにより掛止されることにより固定されて裏基板118に固定されている。また、表基板113の表面には、絵柄フィルム15が張付されている。なお、表基板113の、本体部112の凹部112aに嵌め込まれる部分は、表基板113の取り外しが可能となるように面取りが施されている。
なお、絵柄フィルム15の前面には、樹脂製の透明な保護フィルム(図示せず)が設けられており、遊技球の衝突や、遊技球との摩擦による絵柄フィルム15の劣化を防止することができる。
【0033】
また、図1(b)では、裏基板218は、弾球遊技機の本体枠212に形成された凹部212aに嵌め込まれて、本体枠212に着脱不可能に固定されており、また、表基板213は、裏基板218の前面に位置するように、本体枠212にねじ214により固定されて取り付けられている。また、絵柄フィルム15は、表基板113の表面に張付されており、さらに、その前面には、上述したような保護フィルム(図示せず)が張付されている。
【0034】
さらに、図1(c)では、裏基板318は、弾球遊技機の本体枠312に形成された凹部312aに嵌め込まれて、本体枠312に着脱不可能に固定されており、また、表基板313は、裏基板318の前面に位置するように、裏基板318にクランプ314により固定されて取り付けられている。また、絵柄フィルム15は、表基板313の表面に張付されており、さらに、その前面には、上述したような保護フィルム(図示せず)が張付されている。
【0035】
さらにまた、図1(d)では、裏基板418は、弾球遊技機の本体枠412に形成された凹部412aに嵌め込まれて、本体枠412に着脱不可能に固定されている。裏基板418の前面の周縁部分には、その先端に爪部418bを有する嵌合部が形成され、爪部418bと裏基板418との間には凹部が形成されている。表基板413は、凹部418aに嵌め込まれるとともに、爪部418bに掛止されることにより固定されて裏基板418に取り付けられている。また、絵柄フィルム15は、表基板413の表面に張付されており、さらに、その前面には、上述したような保護フィルム(図示せず)が張付されている。なお、表基板413の、裏基板418の凹部418aに嵌め込まれる部分は、表基板413の取り外しが可能となるように面取りが施されている。
【0036】
次に、図2について説明する。なお、図2(a)〜(d)においては、上述した図1(a)〜(d)に示した構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付した。
【0037】
図2(a)では、裏基板118は、弾球遊技機の本体枠112に形成された凹部112cに嵌め込まれて、本体枠112に着脱不可能に固定されている。本体枠112に形成された凹部112cの前側には、さらに凹部112aが形成されており、この凹部112aには表基板113が嵌めこまれるとともに凹部112aの前側に形成された爪部112bにより掛止されることにより固定されて裏基板118に固定されている。また、表基板113と裏基板118との間には、絵柄フィルム15が配設されている。なお、表基板113の、本体部112の凹部112aに嵌め込まれる部分は、表基板113の取り外しが可能となるように面取りが施されている。
【0038】
また、図2(b)では、裏基板218は、弾球遊技機の本体枠212に形成された凹部212aに嵌め込まれて、本体枠212に着脱不可能に固定されており、また、表基板213は、裏基板218の前面に位置するように、本体枠212にねじ214により固定されて取り付けられている。また、絵柄フィルム15は、表基板213と裏基板218との間に配設されている。
【0039】
さらに、図2(c)では、裏基板318は、弾球遊技機の本体枠312に形成された凹部312aに嵌め込まれて、本体枠312に着脱不可能に固定されており、また、表基板313は、裏基板318の前面に位置するように、裏基板318にクランプ314により固定されて取り付けられている。また、絵柄フィルム15は、表基板313と裏基板318との間に配設されている。
【0040】
さらにまた、図2(d)では、裏基板418は、弾球遊技機の本体枠412に形成された凹部412aに嵌め込まれて、本体枠412に着脱不可能に固定されている。裏基板418の前面の周縁部分には、その先端に爪部418bを有する嵌合部が形成され、爪部418bと裏基板418との間には凹部が形成されている。表基板413は、凹部418aに嵌め込まれるとともに、爪部418bに掛止されることにより固定されて裏基板418に取り付けられている。また、絵柄フィルム15は、表基板413と裏基板418との間に配設されている。なお、表基板413の、裏基板418の凹部418aに嵌め込まれる部分は、表基板413の取り外しが可能となるように面取りが施されている。
【0041】
なお、上述した上記表基板を上記弾球遊技機の本体枠又は裏基板に取り付ける方法としては、図1(d)や図2(d)に示したように、表基板を裏基板に嵌め込んで取り付ける方法が望ましい。裏基板を本体枠から取り外さずに上記表基板の取り外し及び取り付けを容易に行うことができ、また、表基板の取り付けを行うためのねじやクランプ等の固定部材も必要がないため、表基板の交換をより容易に行うことができるからである。
また、裏基板に、表基板を嵌め込むための凹部等を形成しておけば、交換される表基板には特別な形状を有する樹脂板等を用いる必要がなく、市販の樹脂板等により表基板とすることも可能であるため、表基板の交換に係るコストの低減を図ることも可能であり、さらにまた、表基板が裏基板に嵌め込まれるため、着脱可能な表基板を、裏基板に密着させて固定させることができ、表基板ががたついてしまうことを防止することができる。また、表基板ががたついてしまうことを防止することができるため、表基板と裏基板との間に絵柄フィルムが配設される場合には、絵柄フィルムにズレ等が生じることもない。
【0042】
なお、本発明の弾球遊技機は、表基板を弾球遊技機の本体枠又は裏基板に取り付ける取付手段を備えており、上記取付手段としては、例えば、上述した、表基板と本体枠とを固定するためのねじや、表基板と裏基板とを固定して取り付けるためのクランプを挙げることができる。
【0043】
本明細書において、「絵柄」とは、模様と色彩との結合をいい、「絵柄フィルム」とは、その表面及び/又は裏面に上記絵柄が描かれたフィルムをいう。
なお、上記絵柄フィルムには、上記模様のみが描かれていてもよいし、上記色彩のみが描かれていてもよい。また、上記絵柄フィルムには、文字、数字、記号等が描かれていてもよい。さらに、絵柄フィルムに描かれた絵柄は、光を一部透過してもよく、光を全て遮断してもよい。
本発明において、絵柄フィルムに絵柄を形成する方法としては、特に限定されず、グラビア印刷等により透明なフィルムに印刷層を形成してもよいし、上記絵柄の描かれたシール等をフィルムに張付してもよい。
【0044】
また、上記絵柄フィルムが配設される位置としては、特に限定されるものではないが、例えば、上記表基板の表面に設けられていることが望ましく、また、上記表基板と上記裏基板との間に配設されていることも望ましい。
上記表基板の表面に設けられることとした場合、当該遊技盤の側方や裏面から光を供給することにより、絵柄フィルムに描かれた絵柄を鮮明に表すことができるからである。
また、上記表基板と上記裏基板との間に配設されることとした場合、上記表基板に植設された複数の障害釘が絵柄フィルムを貫通していないため、絵柄フィルムの取り外しを容易に行うことができ、また、絵柄フィルムを表基板に植設された複数の障害釘に挿通せずに取り付けることができるため、絵柄フィルムの取り付けも容易に行うことができるからである。遊技盤に描かれた絵柄の変更を行う際、上記絵柄フィルムのみを交換すればよく、遊技盤に描かれた絵柄の変更を容易に行うことができるからである。
【0045】
また、上記絵柄フィルムを配設する方法としては、特に限定されるものではなく、上記表基板又は上記裏基板に張付してもよく、上記表基板と上記裏基板との間に挟んで配設してもよいが、表基板と裏基板との間に挟む方法が望ましい。上記絵柄フィルムを、表基板と裏基板との間に挟むことは、比較的容易に行うことができるとともに、表基板と裏基板との間に挟まれた絵柄フィルムを取り外して交換することも比較的容易に行うことができるからである。
【0046】
また、絵柄フィルムが表基板の表面に設けられる場合には、さらに絵柄フィルムの前面に、透明な保護フィルムが設けられることが望ましい。遊技球の衝突や、遊技球との摩擦による絵柄フィルムの劣化を防止することができるからである。
【0047】
また、本発明において、上記絵柄フィルムは、可変表示部の前方に位置する部分が、絵柄の描かれていない略透明状の非絵柄描画領域であることが望ましい。遊技者が、可変表示部に表示される演出画像等をはっきりと視認することができるからである。ここで、上記略透明状とは、遊技盤の裏面に設けられた可変表示部に表示される画像を、遊技盤を介してはっきりと視認することが可能な程度に、上記非絵柄描画領域が透明であることをいい、可視光線透過率が30%以上であることが望ましく、50%以上であることがより望ましい。
【0048】
また、本発明において、上記絵柄フィルムは、可変表示部の前方に位置する部分に開口部が形成されていることも望ましい。遊技者が、可変表示部に表示される演出画像等をはっきりと視認することができるからである。
【0049】
上記表基板を構成する材料としては、特に限定されるものではないが、上記表基板は、軟質材から構成されていることが望ましい。障害釘の植設を容易に行うことが可能となり、また、遊技球が表基板に植設された障害釘に衝突して上記表基板が割れることを防止することもできるからである。
また、上記表基板を構成する軟質材としては、ほぼ透明であれば特に限定されるものではなく、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、ポリウレタンゴム等の透明ゴムや、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等の軟質樹脂を挙げることができる。
また、上記表基板の厚さは、2〜4mmが望ましい。2mm未満では薄すぎて障害釘が上記表基板を貫通してしまうおそれがあり、4mmを超えると、障害釘を植設するために必要な表基板の厚さに比べて厚すぎて、経済性に劣るものとなる。上記表基板の厚さは3.5mmがより望ましい。
なお、上記障害釘を植設する際、上記障害釘の上記表基板の内部に埋設された部分の長さを2〜4mmとすることが望ましい。2mm未満では、遊技球との衝突に起因して植設された障害釘の角度が変化してしまうおそれがあり、4mmを超えると、深すぎて上記表基板に割れが発生するおそれがあるからである。上記障害釘の上記表基板の内部に埋設された部分の長さは、3mmがより望ましい。
【0050】
上記障害釘を表基板に植設する方法としては特に限定されるものではなく、釘打ち機等を用いて表基板に直接障害釘を打ち込む方法でもよく、後述する図3に示すような方法でもよい。なお、障害釘を表基板に直接打ち込む場合、障害釘を打ち込む位置に予め障害釘を嵌め込むことができる有底孔を形成し、障害釘を当該有底孔に嵌め込むことが望ましい。上記有底孔が形成されていない表基板に直接釘を打ち込むと、表基板にひびや割れ等が発生するおそれがあるからである。
【0051】
図3(a)は、障害釘が植設された表基板を模式的に示す正面図であり、(b)は、(a)に示した表基板の拡大側面断面図である。
図3(a)及び(b)に示すように障害釘66は、軟質樹脂等からなる釘ベース67に植設されているとともに、障害釘66が植設された釘ベース67が表基板64に嵌め込まれて固定されている。このようにすることにより、表基板64にひびや割れが発生することをより確実に防止することができる。
また、図3(a)に示すように、複数の障害釘66を近接して植設する場合は、集合釘ベース65の所定の位置に複数の障害釘66を植設するとともに、障害釘66が複数植設された集合釘ベース65を表基板64に嵌め込んで固定することにより、障害釘66を表基板64に植設することができる。
【0052】
上記裏基板を構成する材料としては、特に限定されるものではないが、上記表基板は、硬質材から構成されていることが望ましい。弾球遊技機の作動中に遊技盤に設けられた表示装置等から熱が発生しても、裏基板に反りが発生することを防止することができるからである。さらに、表基板が熱により反りが発生し易い軟質材からなる場合であっても、当該表基板の裏側にある裏基板に支持されることにより、上記表基板に反りが発生することを防止することができる。
上記裏基板を構成する硬質材としては、ほぼ透明であれば特に限定されるものではなく、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、ポリカーボネート樹脂等の硬質樹脂の他、シリカ、アルミナ等のガラス等を挙げることができる。
また、上記裏基板の厚さは、1〜3mmが望ましい。1mm未満では、表基板を支持するために必要な強度を得ることができる厚さに比べて薄すぎて、弾球遊技機の作動中に熱が発生すると、表基板と裏基板とが共に反ってしまうおそれがあり、3mmを超えると、表基板を支持するために必要な強度を得ることができる裏基板の厚さに比べて厚すぎて、経済性に劣るものとなる。上記裏基板の厚さは1.5mmがより望ましい。
【0053】
本発明では、遊技盤の側部から当該遊技盤の中央部に向けて光を照射する光源が設けられていることが望ましい。効率よく光を遊技盤内に入射させることができるため、絵柄フィルムをより明るく見せることができるからである。
なお、「光源」とは、光を発するもととなるものをいい、例えば、冷陰極蛍光管、熱陰極蛍光管、エレクトロルミネセンス(EL)、発光ダイオード(以下、LEDという)等を挙げることができる。この場合、上記光源の数としては、特に限定されるものではない。
【0054】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図4は、本発明の弾球遊技機を模式的に示す正面図であり、図6は、図4に示した弾球遊技機を構成する遊技盤の側面断面図である。
なお、以下において説明する実施例においては、本発明の弾球遊技機の好適な実施例として、本発明をパチンコ遊技装置に適用した場合を示す。
【0055】
図4に示すように、パチンコ遊技装置10には、本体枠12と、本体枠12に組み込まれた遊技盤14と、遊技盤14の前面に設けられた本体枠12の窓枠16と、窓枠16の下側で本体枠12の前面に設けられた上皿20及び下皿22と、下皿22の右側に設けられた発射ハンドル26とが配置されている。
また、本体枠12は木材等からなる前方部12aと、アクリル樹脂等の透明な樹脂からなる透明部12bとから構成されている。
【0056】
図6に示すように、遊技盤14は、ポリ塩化ビニル樹脂等の透明な軟質樹脂からなる表基板13と、アクリル樹脂等の透明な硬質樹脂からなる裏基板18とからなり、裏基板18は、本体枠12に形成された凹部12cに着脱不可能に固定されている。表基板13は、裏基板18に形成された凹部18aに嵌め込まれるとともに、裏基板18の爪部18bに掛止されることにより固定されている。なお、表基板13の、裏基板18の凹部18aに嵌め込まれる部分には面取りが施されており、これにより、表基板13を裏基板18から取り外すことが可能となる。また、表基板13の表面には、絵柄フィルム15が張付されており、絵柄フィルム15は、絵柄の描かれていない非絵柄描画領域15aと、絵柄の描かれた絵柄描画領域15bとからなる。従って、全体として、絵柄フィルム15を含む遊技盤14は、液晶パネル32の前方部分が透明となっている。ここで、裏基板18の厚さとは、裏基板18の前面、すなわち、表基板13の裏面と接する面から、裏基板18の液晶パネル32が設けられている面までの距離のことをいう。
なお、絵柄フィルム15は、非絵柄描画領域15aに相当する部分が、刳り抜かれて開口部となっていてもよい。
【0057】
絵柄フィルム15を含む遊技盤14の透明である部分(透明部14a)の裏面には、アクティブマトリックス駆動方式の液晶パネル32と、液晶パネル32に対して光を照射するバックライト80(図示せず)とを備えた表示装置(図示せず)が設けられている。
なお、この液晶パネル32が、少なくとも複数の変動図柄の変動表示が開始されてから、複数の変動図柄が停止表示されるまでを1回のゲームとする可変表示ゲームを示す画面画像が表示される可変表示部である。
【0058】
上述したように、遊技盤14は表基板13と裏基板18とからなるため、裏基板18の裏面に設けられた、液晶パネル32とバックライト80とを備えた表示装置を、裏基板18から取り外すことなく表基板13を交換して面換えを行うことができる。
【0059】
本体枠12の透明部12bの上部と下部には、冷陰極蛍光管からなる光源34a及び34bがそれぞれ設けられており、光源34a及び34bから遊技盤14の中央部に向かって光が照射される。このようにすることにより、遊技盤を正面から見ると、遊技盤に描かれた絵柄等が光って見えるため、遊技盤全体を用いた大胆な演出を行うことができる。
【0060】
遊技盤14を構成する表基板13の前面には、複数の障害釘が、表基板13の前方向に突出するように植設されている。なお、本明細書において、パチンコ遊技装置10とは、パチコン機をも含む概念である。
さらに、発射ハンドル26は本体枠12に対して回動自在に設けられており、遊技者は発射ハンドル26を操作することによりパチンコ遊技を進めることができるのである。発射ハンドル26の裏側には、発射モータ28が設けられている。発射ハンドル26が遊技者によって時計回り方向へ回動操作されたときには、発射モータ28に電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射される。
【0061】
発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30に案内されて遊技盤14の上部に移動し、その後、上述した複数の障害釘との衝突によりその進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって落下する。
【0062】
なお、上述したように、本発明に係るパチンコ遊技装置10では、絵柄フィルム15を含む遊技盤14の中央部分が透明部14aであり、その裏面に液晶パネル32が設けられるとともに、その表面には、複数の障害釘が設けられているため、遊技球が落下する経路を広く確保することができ、遊技球の落下方向に多様性を持たせることができる。その結果、より面白みのあるパチンコ遊技を提供することができる。
【0063】
図5は、遊技盤14を模式的に示す拡大正面図である。なお、上述した図4に示した構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付した。また、図5は、上述した障害釘について省略したものを示した。
【0064】
遊技盤14の裏基板18の略中央の裏側には、液晶パネル32が設けられている。この液晶パネル32には、遊技盤に相当する画像や、演出画像や、可変表示ゲームを示す変動図柄等の画像等が表示されることになる。また、例えば、所謂サブデジタルにおいて表示される識別情報画像(例えば、数字や記号を示す画像)や、保留された可変表示ゲームの回数を示す画像等も、液晶パネル32に表示される。
【0065】
なお、図中では、液晶パネル32に、遊技盤14と同じ地模様からなる背景画像と、4匹の豚を示すキャラクタ画像と、「7」−「6」−「7」の3つの変動図柄画像と、保留された可変表示ゲームの回数に対応した4つのハートを示す画像とが表示されている様子が示されている。
このように、本発明では、透明部14a以外の箇所に描かれた地模様と同じ地模様を、液晶パネルに表示することが可能であり、このようにすることにより、遊技盤と可変表示部に表示される画像との融合を図ることが可能である。その結果、遊技盤を広く見せることができるとともに、遊技盤と一体化した演出を行うことができる。
【0066】
また、遊技盤14の下部には、大入賞口38を含むアタッカ50が設けられている。このアタッカ50には、シャッタ40が開閉自在に設けられており、シャッタ40が開くと、大入賞口38は開放状態となり、遊技球が入ることができるようになる。さらに、アタッカ50の下側には、アウト口(図示せず)が設けられており、入賞口等に入らなかった遊技球は、アウト口から排出されることになる。
【0067】
透明部14aの左右の両側には一般入賞口54a及び54bが設けられている。さらに、透明部14a下部の左右の両側には一般入賞口54c及び54dが設けられている。また、遊技盤14の左右の端部には、特別入賞口56a及び56bが設けられ、大入賞口38の左右の両側には、特別入賞口56c及び56dが設けられている。
なお、上述した一般入賞口54a〜54d、並びに、特別入賞口56a〜56dは、略透明な樹脂製の部材を含んで構成されており、上述した光源34a及び34bから光が照射されると、一般入賞口54a〜54d、並びに、特別入賞口56a〜56dは、それぞれ光って見えるため、遊技者がその位置をはっきりと視認することができる。
【0068】
また、透明部14aの下方には、可変表示ゲームが開始されて、液晶パネル32に表示される複数、例えば、3つの識別情報である変動図柄を変動表示状態に移行する契機となる球検知センサ42を有する始動口44が設けられている。
遊技球が通過したことを球検知センサ42が検知したときには、所定数の遊技球が払い出されるとともに、液晶パネル32においては、複数の変動図柄が変動表示されて、可変表示ゲームが開始される。
【0069】
これらの大入賞口38、始動口44、一般入賞口54a〜54d、並びに、特別入賞口56a〜56dのいずれか1に遊技球が入ったときには、予め設定されている数の遊技球が下皿22に払い出されるようになっている。
また、一般入賞口54a〜54d及び特別入賞口56a〜56dのうち、特定の入賞口に遊技球が入ったときには、所謂サブデジタルにおいて表示される識別情報画像(例えば、数字や記号を示す画像)が、液晶パネル32において変動表示され、当該識別情報画像が所定の画像で停止表示されたときには、始動口44の左右の両側に設けられた可動片58a及び58bが動作して、始動口44が所定の期間、開放状態となり、始動口44に遊技球が入りやすくなる。
【0070】
さらに、大入賞口38、始動口44、一般入賞口54a〜54d、並びに、特別入賞口56a〜56dのいずれか1に入った遊技球は、遊技盤14の内部を通って遊技盤14の裏面に設けられた開口から落下する。このとき、これらの遊技球は、遊技球が通過した際、赤外線等の光線が遮断されたり、光線の反射状態が異なること等を利用して遊技球の通過を検出する光電式センサ等を設けておくことにより、検出することが可能である。
なお、遊技盤14の裏面下部には、上記開口から遊技球が落下した衝撃を吸収するための弾性シート等を配設しておくことが望ましい。
【0071】
また、表示装置32の左右の両側には、遊技球の経路を所定の方向に誘導するための転動誘導部材60a及び60bを設けられている。また、遊技盤14の外側の上左側と上右側とには装飾ランプ36a及び36bが設けられている。
【0072】
また、本発明に係る遊技盤は、必ずしも、図6に示すように、表基板13の前面に絵柄フィルム15が張付されている必要はなく、例えば、図7に示すように、表基板13と裏基板18との間に配設されることとしてもよい。このようにすることにより、上述したように、絵柄フィルム15のみを容易に交換したり、表基板13のみを容易に交換したりすることが可能になる。
【0073】
なお、図7は、本発明に係る遊技盤の他の一例を模式的に示す側面断面図であり、図7においては、上述した図6に示した構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付している。また、図7に示す遊技盤は、上述したように、表基板13と裏基板18との間に絵柄フィルム15が配設されている点を除いて、図6に示す遊技盤と同様であり、既に説明済であるので、ここでの説明は省略する。
【0074】
次に、アタッカ50について図面を用いて説明する。
図8(a)は、本発明に係るパチンコ遊技装置を構成するアタッカ50のシャッタ40の開放状態を模式的に示す平面図であり、(b)は、(a)に示したアタッカ50の正面図である。
上述したように、アタッカ50に設けられたシャッタ40が開くことにより、大入賞口38が開放状態となり、遊技球が大入賞口38に入ることができるようになる。このシャッタ40は、大当たり状態が発生したときには、断続的に開放状態となるようにソレノイド48により駆動される。
【0075】
開放状態となった大入賞口38から、アタッカ50の内部に入った遊技球は、誘導ソレノイド49により、特定領域43に誘導される。特定領域43に誘導された遊技球が、特定領域43に設けられたカウントスイッチ(図示せず)を通過すると、球検知センサ(図示せず)により検知され、所定数の遊技球が払い出される。
【0076】
また、アタッカ50のシャッタ40が開放状態となったときに、遊技盤14の正面から視認することができる位置に、アタッカ50の内部にLEDランプ41が設けられている。大当たり状態が発生して、アタッカ50のシャッタ40が開放状態となると、主基板(図示せず)からLEDランプ制御基板(図示せず)へ、LEDランプ41の動作を決定するランプ制御信号が送信され、上記ランプ制御信号を受信したLEDランプ制御基板からLEDランプ41へ、LEDランプ41を点灯又は点滅させるための点灯信号が送信されることにより、LEDランプ41を点滅又は点灯させることができる。LEDランプ41が点滅又は点灯することにより、遊技者は、LEDランプ41が点灯又は点滅していることを視認することができ、大入賞口が開放状態であることを容易に認識することができる。
【0077】
次に、液晶パネル32について図面を用いて説明する。
図9は、液晶パネル32と、絵柄フィルム15を含む遊技盤14の透明部14aとを模式的に示す斜視図である。
上述したように、遊技盤14の表基板12の前面には、その前面に複数の有底孔91が設けられており、これらの有底孔91には障害釘90が嵌合され、全体として、遊技盤14は、その前面に障害釘90が植設されているように構成されている。
【0078】
遊技盤14の裏面に設けられた液晶パネル32は、図9に示すように、液晶73とスペーサ74とからなる液晶層75が中央部分に備え、その前面には、鉛直方向に多数の溝を有する配向膜72aと、透明電極77と、赤色、緑色及び青色(RGB)の3色のカラーフィルタ78a〜78cと、ガラス基板70aと、偏光板71aとが順に積層されている。この偏光板71aの前面が、遊技盤14の裏基板18に接着されている。
一方、液晶層75の背面には、水平方向に多数の溝を有する配向膜72bと、透明画素電極76とスイッチング素子79とを備えた層と、ガラス基板70bと、偏光板71bとが順に積層されている。
図中には示していないが、液晶層75の周面には、液晶73及びスペーサ74を、配向膜72aと72bとの間に保持するように、シール剤と封止剤とが設けられている。
【0079】
また、上述した透明電極77、透明画素電極76及びスイッチング素子79は、パチンコ遊技装置10内に設けられた表示装置(図示せず)と接続されており、該表示装置は、同じくパチンコ遊技装置10内に設けられた制御回路(図示せず)と接続されている。上記表示装置は、制御回路からの命令信号に基づいて動作し、透明電極77、透明画素電極76及びスイッチング素子79に対して電力を供給する。
【0080】
また、偏光板71bの背面と所定の間隔をあけた状態で、偏光板71bと対向するように、バックライト80が設けられている。
このバックライト80は、その前面に拡散シート83が設けられるとともに、その背面に反射シート82が設けられた導光体81と、白色光を導光体81に対して照射し得る2つの冷陰極蛍光管84a及び84bとからなるものである。
冷陰極蛍光管84a及び84bから、導光体81の側面へ入射された白色光は、導光体81の表面に設けられた反射シート82と拡散シート83とにより、均一な面状の光となって、液晶パネル32へ供給される。
なお、図中、冷陰極蛍光管84a及び84bから照射される光は、破線の矢印により示した。
【0081】
このように、透明電極77、透明画素電極76及びスイッチング素子79に対して電力が供給されるとともに、バックライト80から均一な面状の白色光が供給されることにより、液晶パネル32には、図4に示したような画像が表示されることになるのである。
【0082】
なお、上述した例では、遊技盤14の裏基板18の略中央の裏側に、液晶パネル32が設けられている場合について説明したが、本発明では、例えば、液晶パネル32が、遊技盤14の裏基板18の略中央の裏側に嵌め込まれて設けられることとしてもよい。
【0083】
【発明の効果】
本発明の弾球遊技機によれば、遊技盤は、透過性の表基板と、当該表基板の裏側に設けられた透過性の裏基板とからなり、上記表基板は、当該弾球遊技機の本体枠又は上記裏基板と着脱可能であるため、面換えを行う際、絵柄フィルムが配設されるとともに障害釘が植設された表基板のみを取り外して交換すればよく、遊技盤の裏側に表示装置を設けておけば、従来の弾球遊技機のように、遊技盤から当該表示装置を取り外す必要がない。その結果、面換えに係る作業を簡略化することができ、面換えを容易に行うことができるようになるため、遊技盤に描かれた絵柄を頻繁に変更したり、遊技盤に植設された障害釘の位置を頻繁に変更して、落下する遊技球の動きに多様性を持たせたりすることが可能であり、遊技者は長期間にわたって飽きを感じることなく遊技を楽しむことができるようになる。さらに、例えば、遊技に必要なプログラム等が格納された制御基板等と上記表基板とのみを交換するだけで機種変更を行うことができるため、機種変更の際に表示装置を含む構成部材の多くを再利用可能とすることができるとともに、機種変更に係るコストを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、本発明の弾球遊技機の本体枠又は裏基板と表基板とが取り付けられた状態を示す側面断面図である。
【図2】(a)〜(d)は、本発明の弾球遊技機の本体枠又は裏基板と表基板とが取り付けられた状態を示す側面断面図である。
【図3】(a)は、本発明の弾球遊技機の表基板に障害釘が植設された状態を示す拡大正面図であり、(b)は、(a)に示した表基板の側面断面図である。
【図4】本発明に係るパチンコ遊技装置を模式的に示す正面図である。
【図5】本発明に係るパチンコ遊技装置の遊技盤面を模式的に示す拡大正面図である。
【図6】本発明に係る遊技盤の一例を模式的に示す側面断面図である。
【図7】本発明に係る遊技盤の他の一例を模式的に示す側面断面図である。
【図8】(a)は、本発明に係るアタッカを模式的に示す平面図であり、(b)は、(a)に示したアタッカの正面図である。
【図9】本発明に係る遊技盤の透明部と、液晶パネルとを模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技装置
13、113、213、313、413 表基板
14 遊技盤
14a 透明部
15 絵柄フィルム
15a 非絵柄描画領域
15b 絵柄描画領域
18、64、118、218、318、418 裏基板
18a 凹部
18b 爪部
32 液晶パネル(可変表示部)
50 アタッカ
54a〜54d 一般入賞口
56a〜56d 特別入賞口
65 釘ベース
66、90 植設釘
67 集合釘ベース
70a、70b ガラス基板
71a、71b 偏光板
72a、72b 配向膜
73 液晶
74 スペーサ
75 液晶層
80 バックライト
81 導光体
82 反射シート
83 拡散シート
91 有底孔

Claims (6)

  1. 1以上の入賞口が設けられた遊技盤と、複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部とを有し、
    該可変表示部における変動表示結果が、予め定められた特定表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能な弾球遊技機であって、
    前記遊技盤は、透過性の表基板と、当該表基板の裏側に設けられた透過性の裏基板とからなり、
    前記表基板は、当該弾球遊技機の本体枠又は前記裏基板と着脱可能であり、
    前記遊技盤には、絵柄の描かれた絵柄フィルムが配設されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記表基板は、軟質材からなる請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記裏基板は、硬質材からなる請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記絵柄フィルムは、表基板と裏基板との間に配設されている請求項1〜3のいずれか1に記載の弾球遊技機。
  5. 前記表基板は、前記裏基板に嵌め込まれている請求項1〜4のいずれか1に記載の弾球遊技機。
  6. 前記遊技盤の側部から光を照射する光源が設けられている請求項1〜5のいずれか1に記載の弾球遊技機。
JP2002331425A 2002-11-14 2002-11-14 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP3944064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002331425A JP3944064B2 (ja) 2002-11-14 2002-11-14 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002331425A JP3944064B2 (ja) 2002-11-14 2002-11-14 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004160033A true JP2004160033A (ja) 2004-06-10
JP3944064B2 JP3944064B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=32808783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002331425A Expired - Fee Related JP3944064B2 (ja) 2002-11-14 2002-11-14 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3944064B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020940A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2006020924A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2006204448A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Aiwa Raito:Kk 遊技盤
JP2008018144A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Olympia:Kk 遊技機の遊技盤
JP2008029656A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2008035936A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Olympia:Kk 遊技機
JP2008067894A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2008295802A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2009034339A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2009165692A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010188161A (ja) * 2010-04-28 2010-09-02 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2013176454A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Sammy Corp パチンコ機
JP2014221209A (ja) * 2014-06-04 2014-11-27 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016127928A (ja) * 2016-01-22 2016-07-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2016135399A (ja) * 2016-04-28 2016-07-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017192827A (ja) * 2017-08-02 2017-10-26 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020940A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2006020924A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP4590507B2 (ja) * 2004-07-09 2010-12-01 株式会社高尾 弾球遊技機
JP4584640B2 (ja) * 2004-07-09 2010-11-24 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP2006204448A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Aiwa Raito:Kk 遊技盤
JP2008018144A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Olympia:Kk 遊技機の遊技盤
JP2008029656A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP4631079B2 (ja) * 2006-07-31 2011-02-16 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP2008035936A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Olympia:Kk 遊技機
JP2008067894A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP4677591B2 (ja) * 2006-09-14 2011-04-27 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP2008295802A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2009034339A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2009165692A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010188161A (ja) * 2010-04-28 2010-09-02 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2013176454A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Sammy Corp パチンコ機
JP2014221209A (ja) * 2014-06-04 2014-11-27 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016127928A (ja) * 2016-01-22 2016-07-14 株式会社大一商会 遊技機
JP2016135399A (ja) * 2016-04-28 2016-07-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017192827A (ja) * 2017-08-02 2017-10-26 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3944064B2 (ja) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004160033A (ja) 弾球遊技機
JP3944061B2 (ja) 弾球遊技機
JP6233956B2 (ja) 遊技機
JPH10216305A (ja) 弾球遊技機
JP3765363B2 (ja) 遊技機
EP1413339A1 (en) Gaming machine e.g. pachinko machine, comprising a display unit on the reverse side of the gaming board
JP3944063B2 (ja) 弾球遊技機
JP2008000519A (ja) 遊技機
JP2004160031A (ja) 弾球遊技機
JP2008006168A (ja) 遊技機
JP2004337398A (ja) 遊技機
JP2007267891A (ja) 遊技機用の電飾装置
JP2004024402A (ja) 遊技機
JP4300018B2 (ja) 弾球遊技機
JP2006223902A (ja) 弾球遊技機
JP4466901B2 (ja) 弾球遊技機
JP2004141262A (ja) 遊技機
JP3868890B2 (ja) 弾球遊技機
JP2017000779A5 (ja)
JP4322895B2 (ja) 弾球遊技機
JPH119784A (ja) 遊技機
JP5527496B2 (ja) 遊技機
JP3970744B2 (ja) 遊技機
JP4255962B2 (ja) 弾球遊技機
JP4014039B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040611

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040616

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060519

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees