JP2008000519A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技領域を確保しつつ、その視認性をも損なうことのない図柄表示装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技盤に透明部を設け、透明部の前方に液晶パネル、後方に平面光源を配置する。平面光源より出射された光は該透明部を透過して液晶パネルに到達する。
【選択図】図6

Description

本発明はパチンコ機等の弾球遊技機に関し、特に図柄表示装置に関する。
パチンコ機等の遊技機において遊技盤の略中央部に液晶パネル等の図柄表示装置を備えたものが広く知られている。図柄表示装置の表示画面には例えばアニメーションや、数字、記号、模様等を描いた3つのリールが回転、停止しているように見える図柄が表示されようになっている。そして、遊技領域に設けられた始動入賞口に遊技球が入球すると、遊技機は、乱数抽選による大当たり抽選を行うとともに図柄表示装置の図柄を変動表示させる。大当たり抽選の結果、大当たりが確定すると、図柄表示装置の図柄は、例えば「777」等の所定の態様で停止表示され、遊技者に大当たりが確定したことを報知する。また、遊技状態がいわゆるリーチ状態となったとき、通常時とは異なる図柄やアニメーション等を表示することにより遊技者に大当たりの確定を期待させるいわゆるリーチアクションと称される演出表示を行うものも知られている。
かかる図柄表示装置を遊技機に備えることにより、遊技と連動したアニメーションの表示を行ったり、遊技にストーリ性を持たせることができるため、図柄表示装置は遊技の演出効果を増大させる手段として現在多くの遊技機に採用されている。
特許文献1には、周縁部に発光素子を配置した光透過性の導光板と、該導光板後方の遊技盤に埋設された複数のLEDを備えた補助光源によってバックライトを構成することにより、液晶パネルの明度を向上させたパチンコ機が開示されている。
また、特許文献2には、透明部材からなる遊技盤の後方に液晶等の表示装置を配置したパチンコ機が開示されている。
特開2006−000164号公報 特開2004−305705号公報
従来のパチンコ機の多くは、遊技盤に図柄表示装置を設ける構成としており、近年においては演出効果を更に向上させるために大型の図柄表示装置が用いられている。しかしながら、遊技盤に大型の図柄表示装置を設けると、遊技領域が縮小され、遊技球の流下経路が制限されることとなり、パチンコ機本来の遊技球の動きによってもたらされる興趣を損なうこととなる。特許文献1に記載されたパチンコ機は、液晶パネルを遊技盤と隔離して遊技盤の前方に配置することにより液晶パネルの大型化を実現するようにしたものであるが、遊技盤に補助光源を設ける構成としているため、該補助光源によって遊技領域が縮小され、上記した如き課題を完全に解決することができない。また、特許文献2に記載されたパチンコ機においては、遊技盤の後方に図柄表示装置を配置する構成であるため、上記した如き課題が解消されるものの、遊技盤を介して表示画面を視認するようになっており、遊技盤上に障害釘や風車等を設けると、表示画面が見づらくなってしまうという問題があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、遊技領域を確保しつつ、その視認性をも損なうことのない図柄表示装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、透明部を有する遊技盤と、前記透明部の後方に配置された平面光源と、前記透明部の前方に配置された液晶パネルと、を含むことを特徴としている。
また本発明に遊技機は、透明部を有する遊技盤と、前記透明部の周縁部に配置された光源と、前記透明部の前方に配置された液晶パネルと、を含むことを特徴としている。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ説明する。以下において説明する図において、実質的に同一又は等価な構成要素、部分には同一の参照符を付している。
図1は本発明を適用したパチンコ機10の概略正面図である。パチンコ機10には、前面枠11と、前面枠11の後方に2枚のガラス板20aおよび20bからなる複層ガラス20が設けられており、遊技者はこの複層ガラス20を介して遊技盤12を視認することができるようになっている。
遊技盤12の下方には、遊技盤上に発射されるべき遊技球を一時貯留する受皿13が設けられている。受皿13の下方には、払出口14が設けられ、ここから受皿13で貯留された遊技球が排出されるようになっている。受皿13の右側には操作ハンドル15が取り付けられており、遊技者が、操作ハンドル15に手を添えて右に回すことにより発射装置が稼動し、受皿13に貯留された遊技球が、受皿13の右側に配列されながら発射装置に導かれ1球ずつ発射される。
遊技盤12には操作ハンドル15の操作によって発射された遊技球を遊技盤12に誘導するガイドレール16が植立されており、ガイドレール16に沿った遊技球の通過経路の途中には、通過センサ(検知手段)410が設けられている。遊技球が通過センサ(検知手段)410を横切ると、通過センサ(検知手段)410は検出信号生成し、遊技球が遊技領域に打ち出されたことを後述する主制御装置500に通知する。
図柄表示装置としての液晶パネル30は、複層ガラス20のガラス板20aおよび20bによって挟持されている。液晶表示パネル30は、その表示画面に数字、記号、模様等を描いた3つのリールが回転、停止しているように見える図柄やアニメーション等を表示して、大当たり抽選の結果を遊技者に報知したり、いわゆるリーチアクション等の演出表示を行う。
液晶パネル30の下方には始動入賞口17が設けられており、ここに遊技球が入賞すると、始動口センサ400(図2参照)によって入球が検出され、液晶パネル30に表示される図柄が変動を開始するとともに、抽選装置(主制御装置500)による大当たり抽選が実行される。始動入賞口17の下方にはアタッカ18が設けられている。アタッカ18は、通常は開閉部材により閉鎖され入球しないようになっている。抽選装置(主制御装置500)による抽選の結果、大当たりが確定すると、液晶パネル30には、例えば「777」等の大当たりとなったことを示す所定の図柄が停止表示され、アタッカ18の開閉部材が一定期間開き、遊技球が入賞できるようになっている。この期間にアタッカ18へ入賞した球数に応じて賞球が払い出される。いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球はアウト口19に没収される。また、パチンコ機10には、図示しない電飾装置、スピーカが設けられており、遊技の進行に応じて、音や光によって様々な演出を行っている。また、遊技盤12には図示しない多数の障害釘や、風車等も設けられている。
次にパチンコ機10を制御する各種制御装置について図2の機能ブロック図を参照しつつ説明する。以下に説明する各制御装置は、1つまたは複数の基板上に実装され、遊技盤12の裏面に取り付けられている。
主制御装置500は、遊技における主たる制御、すなわち基本プログラムを実行する装置であり、CPU500aと、CPU500aにて処理する各種プログラムを記憶したROM500bと、CPU500aの処理事項を一次記憶するRAM500cとを備えている。ROM500bに記憶されているプログラムとしては、例えば乱数抽選によって大当たり抽選を行う大当たり抽選制御プログラム、抽選結果に基づいて液晶パネル30に表示すべき図柄を決定する図柄決定プログラム等が挙げられる。主制御装置500は、図柄制御装置600、発光制御装置610、音声制御装置620、払出制御装置630等の各副制御装置と通信可能に接続し、遊技状態に応じて生成した各種コマンドを各副制御装置に出力する。
図柄制御装置600は、主制御装置500からの制御コマンドに基づき図柄の表示処理を行う装置であり、画像処理プログラムを記憶するROM600bと、ROM600bに記憶された画像処理プログラムを主制御装置500から受信した制御コマンドに基づき処理するCPU600aと、CPU600aでの処理事項を一次記憶するRAM600c等が設けられている。図柄表示装置600の処理結果はビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP)660に供給され、VDP660は、映像信号を生成し、液晶パネル30の液晶駆動回路40にこれを供給する。
発光制御装置610は、主制御装置500からの制御コマンドに基づき、バックライトユニット50を構成する発光素子510の発光制御を行う装置であり、発光制御プログラムを記憶するROM610bと、ROM610bに記憶された発光制御プログラムを主制御装置500から受信した制御コマンドに基づき処理するCPU610aと、CPU610aでの処理事項を一次記憶するRAM610c等が設けられている。CPU610aは、上記処理により光源制御信号を生成し、後段の光源駆動回路50aにこれを供給する。
音声制御装置620は、主制御装置500からの制御コマンドに基づき、スピーカ(図示せず)から出力される音楽や効果音等の音声を制御するための装置であり、音声制御プログラムを記憶するROM620bと、ROM620bに記憶された音声制御プログラムを主制御装置500から受信した制御コマンドに基づき処理するCPU620aと、CPU610aでの処理事項を一次記憶するRAM620c等が設けられている。
払出制御装置630は、始動口センサ400をはじめ各種入賞口に設けられたセンサによって遊技球が入賞したことを検出した場合に、賞球数の払出制御を行う装置であり、入賞口の種類および入賞した遊技球の数に応じて、賞球数を決定する賞球制御プログラムを記憶するROM630bと、ROM630bに記憶された賞球制御プログラムを主制御装置500から受信した制御コマンドに基づき処理するCPU630aと、CPU630aでの処理事項を一次記憶するRAM630c等が設けられている。払出制御装置630の処理結果は遊技球払出装置680に供給され、遊技球払出装置680はこれに基づき遊技球の払い出しを行う。
発射制御装置650は、遊技者による操作ハンドル15の回動量に応じて遊技球の発射力を制御する装置である。発射駆動装置700は、発射制御装置650による発射力の制御に応じて遊技球の打ち出し駆動部を作動させて遊技球を遊技盤12の遊技領域へと打ち出す装置である。
次にパチンコ機10の液晶パネル周辺の構成および配置等について詳細に説明する。液晶パネル30は例えばTFTを用いたアクティブマトリックス駆動の液晶パネルであり、フルカラーの動画表示が可能な図柄表示装置である。図3は液晶パネル30の断面構造図である。液晶材料31は、例えばTN(twist nematic)型液晶素子であり、一対の透明電極33a、33bおよび透明電極の内側に形成された1対の配向膜32a、32bに挟まれ、シール部材37により密封されている。配向膜32a、32bは、液晶分子を一定方向に並べるための、互いに直交する複数の溝が設けられたポリイミド膜により形成される。透明電極33a、33bは例えば、インジウムスズ酸化物等の透明材料により形成され、液晶材料31に電圧を印加して、液晶分子の配向を制御する。また、一方の透明電極33bには画素毎にTFT等のアクティブ素子が形成されており、個々の画素を個別に駆動できるようになっている。カラーフィルタ34は、表示側の透明電極32aの前面に設けられ、画素に対応させて赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を透過させる着色層を配置したフィルタである。カラーフィルタ34は、各画素の通過光をR、G、Bに着色することによりカラー表示が実現する。上記した液晶パネル30の構成要素は、一対の透明なガラス基板35a、35bにより挟持される。偏光板36a、36bは、それぞれ互いに偏光方向が直交するように配置された偏光フィルタであり、ガラス基板35aおよび35bの外側に当接される。図3において、バックライトは、偏光板36b側から照射され、偏光板36a側から画像が表示される。
図4は、液晶パネル30が複層ガラス20内に設置された状態を示す斜視図である。複層ガラス20のガラス板20aおよび20bは、図4に示す如く、その一端部が前面枠11に軸支された状態で前面枠11から開閉自在に設けられている。また、ガラス板20a、20bはそれぞれ分離可能となっており、液晶パネル30はガラス板20aと20bによって挟持されている。液晶パネル30の上部には液晶駆動回路40が設けられている。液晶駆動回路40は、上記したビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP)660から供給される映像信号に基づいて、液晶パネル30の透明電極32a、32bおよび画素毎に対応して形成されたTFTに供給する駆動電圧の印加制御を行う。
図5は、図4同様、液晶表示パネル30が複層ガラス20内に設置された状態を示す斜視図であり、複層ガラス20が前面枠11に装着された状態を示している。図5に示す如く、液晶パネル30はガラス板20aおよび20b内に設けられたゴム状部材21により、複層ガラス内において固定される。また、液晶駆動回路40は、この状態において前面枠11の上部に形成された凹状空間11a内に収納される。
図6は、パチンコ10における液晶パネル30による画像表示に係る構成部分の構造を示す斜視図であり、図7は図1における7−7線断面図である。
図6および図7に示す如く、液晶パネル30が取り付けられた前面枠11の後方には遊技盤12が取り付けられる。遊技盤12は複数の合板材からなる基材と、セルロイド等の合成樹脂にキャラクタや図柄等が印刷された装飾シートとが貼り合わされて構成される。遊技盤12上には複数の障害釘や風車等の障害物、入賞口およびアタッカ等が設けられ、遊技領域が形成される。
遊技盤12には、その同一平面内に透明部12aが形成されている。透明部12aは、その前方に配置する液晶パネル30と略同一範囲において延在する例えばアクリル樹脂やガラス等の光透過性を有する材料により構成され、その後方に設けられたバックライトユニット50から照射される照射光aを透過させる。つまり、バックライトユニット50から照射される照射光aは、透明部12aを介して液晶パネル30に到達できるようになっている。また、透明部12a上にも障害釘や風車等の障害物が設けられている。すなわち、透明部12aは、その前面に設けられた液晶パネル30に向けて照射される照射光の光路を形成するとともに、遊技盤内に打ち出された遊技球を流下せしめる遊技領域をも形成する。尚、透明部12aは、遊技盤12上の液晶パネル30に対応する領域に限らず、遊技盤12全体を透明部としてもよい。
この透明部12aを有する遊技盤12は、周縁部12bの所定箇所においてネジ等の固定部材により、前面枠11に固定される。この際、前面枠11に設けられた複層ガラス20bと遊技盤12および透明部12aとの間には、遊技球が通過するのに十分な空間が確保されるようになっている。
バックライトユニット50は、液晶パネル30に画像を表示するためのバックライトを構成するものであり、透明部12aの後方に配置される。バックライトユニット50は、例えば互いに並置された複数の冷陰極管等の発光素子51を含み、発光素子51より放射された光は遊技盤12に形成された透明部12aを透過して液晶パネル30に到達し、液晶パネル30に画像が表示される。尚、バックライトユニット50に用いられる発光素子としては、冷陰極管に限らず、LEDや有機EL、ハロゲンランプ等の他の発光素子を使用することも可能である。
光源駆動回路50aは、バックライトユニット50の後方に一体形成され、上記した発光制御装置610から供給される光源制御信号に基づいて、発光素子51から放射される光の発光輝度や発光領域を制御する。
また、発光素子として、冷陰極管等の線状光源やLED等の点状光源を使用した場合には、透明部12aとバックライトユニット50の間に光学特性に優れるPET(ポリエチレンテレフタレート)を使用した拡散シートを設けるとよい。これにより、これらの光源から照射させる光は、拡散シート52を通過することにより拡散され、拡散シート52の全面に亘って発光強度がほぼ均一となる。従って、照射光を液晶パネル30に均一に伝えることができ、液晶パネル30は、輝度ムラのない画像を表示することができる。すなわち、液晶パネル30のバックライトとしては発光強度が均一な平面光源が好ましく、冷陰極管等の発光素子と拡散シート52によって発光強度が均一な平面光源が形成される。また、拡散シート52と併せてプリズムシートを設けることよりバックライトユニット50から照射される光は前方に向かう方向に集光され、より高い輝度の光を液晶パネル30に照射することができる。
上記した構成により、本発明のパチンコ機10は、透明部12aがバックライトユニット50から放射される光の光路を形成するとともに、遊技球が通過可能な遊技領域をも形成することができるため、遊技領域を確保しつつ液晶パネル30の大型化をはかることが可能となる。
次に、上記した構成のパチンコ機10が遊技状態に応じて、バックライトユニット50から照射される光の発光領域を制御する動作について説明する。
本実施例においては、遊技球が遊技領域に向けて打ち出され、かつリーチアクション等の演出表示を行わない通常遊技状態においては、バックライトユニット50の発行素子51の一部のみを発光させる。そして液晶パネル30においてこの発光領域に対応する部分にのみ画像を表示させる。
具体的には、操作ハンドル15の操作により発射された遊技球は、ガイドレール16に沿って遊技領域へと打ち出される。ガイドレール16に沿った遊技球の通過経路の途中には通過センサ410が設けられており、遊技球が通過センサ410を横切ると、通過センサ410は、検出信号を生成し、遊技球が遊技領域に打ち出されたことが主制御装置500に通知される。主制御装置500はこの検出信号を受信すると、発光制御装置610に遊技球が遊技領域に打ち出されたことを示す制御コマンドを送信する。これを受信した発光制御装置610は、発光制御プログラムに従って、光源駆動信号を生成し、これを光源駆動回路50aに供給する。光源駆動回路50aは光源駆動信号に基づいて発光素子51を駆動する。すなわち、発光制御装置610はバックライトユニット50に設けられた複数の冷陰極管のうちの所定部分のみを発光せしめるべく発光制御する。
また、液晶パネル30は、主制御装置500からの制御コマンドに基づき供給されるビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP)660からの映像信号に従って、バックライトユニット50の部分的な発光に対応した領域において画像を表示する。つまり、遊技球が遊技領域に打ち出されかつ演出表示等が行われない通常遊技状態においては、バックライトユニット50の一部の発光素子のみが発光し、これが液晶パネル30に照射される。液晶パネル30においては、この発光領域に対応した部分において画像が表示される。
一方、リーチアクション等の演出表示を行う場合や、大当たり期間中等の特別遊技状態においては、光源駆動装置610は、主制御装置500からの制御コマンドに基づいて、発光制御プログラムに従って、全ての発光素子51を点灯するべく光源駆動信号を生成し、これを光源駆動回路50aに供給する。これにより、バックライトユニット50の全ての発光素子51が点灯され、液晶パネル30の全面に亘って光が照射される。そして、液晶パネル30は、主制御装置500からの制御コマンドに基づき供給されるビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP)660からの映像信号に従って、画像表示領域の全面に亘って画像を表示する。
このように、通常遊技状態と特別遊技状態におけるバックライトの発光領域および液晶パネル30の画像表示領域を差別化することにより、より演出効果を高めることができるのである。
第2実施例
次に本発明の第2実施例のパチンコ機について説明する。本実施例は、バックライトユニットに替えて透明部12aの周縁部に光源を設け、周縁部より入射された光を透明部12aの主面から液晶パネル30に向けて出射するようにしたものである。すなわち、透明部12aは導光板としての機能を有する。
図8は、かかる第2実施例の遊技盤12および透明部12aの正面図であり、図9は、図8における9−9線断面図である。第1実施例と同様に遊技盤12には、その前面に配置される液晶パネルの領域に対応させた透明部12aが設けられている。透明部12aの周縁部には光源60が配置され、光源60から出射される光は、透明部12a内部に向けて投射される。図9に示す如く、光源60は、例えば冷陰極管或いはLED等の発光素子60bと、その内部が反射部材からなり、発光素子60bを覆う蛍光管カバー60aによって構成される。光源60から透明部12a内に導かれた光は、透明部12a内で全反射され、その内部へと導かれ、透明部12aに設けられた図示しない反射ドットに当たった光がその進路を変え、全反射角よりも小さい角度になった光が透明部12aの主面から出射されるようになっている。透明部12aの前面に拡散シート70が、背面に反射シート71が被着されており、透明板12aより出射された出射光bは、高輝度な均一発光となる。透明部12aより出射された出射光bは液晶パネル30に照射される。尚、透明部12および12aには障害釘や風車等の障害物が設けられる。
このように、本実施例においては、透明部12aはその前面から光を出射して、液晶パネル30の表示画面に画像を表示せしめる導光板として機能するとともに、遊技球が流下可能な遊技領域をも形成するのである。これにより、実施例1の場合と同様、遊技領域を確保しつつ液晶パネルの大型化をはかることが可能となる。
以上のように、本発明のパチンコ機は、遊技盤よりも前方の複層ガラス内に液晶パネルが設置され、液晶パネルの表示画面に画像を表示せしめる照射光を出射するバックライトユニットは、遊技盤の後方に配置される。遊技盤には透明部が形成されており、バックライトユニットから照射される光はこの透明部を透過して液晶パネルに到達する。遊技盤の 透明部には、障害釘や風車等の障害物が設けられている。すなわち、透明部はバックライトの光路を形成するとともに、遊技球を流下せしめる遊技領域をも形成している。かかる構成とすることにより、遊技領域の縮小を伴うことなく液晶パネルを大型化することができ、液晶パネルを使用したこれまで以上に迫力のある演出表示等を行うことが可能となる。さらに、本発明のパチンコ機は従来遊技領域を形成することができなかった液晶パネルの表示領域内においても、遊技球の通過可能領域を形成することができる。これにより、遊技盤全面に亘って遊技領域を形成することができ、多彩な遊技球の流下経路を形成することが可能となる。また、液晶パネルは遊技盤よりも前方の複層ガラス内に設けられているためその表示画面を遮るものがなく視認性に優れる。
本発明の実施例であるパチンコ機の概略正面図である。 本発明の実施例であるパチンコ機の制御回路の機能ブロック図である。 本発明の実施例であるパチンコ機の液晶パネルの断面構造図である。 液晶パネルを取り付けた本発明のパチンコ機の前面枠および複層ガラスを含む部分の斜視図である。 液晶パネルを取り付けた本発明のパチンコ機の前面枠および複層ガラスを含む部分の斜視図である。 本発明の実施例であるパチンコ機の画像表示に係る構成部分の構造を示す斜視図である。 図1における7−7線断面図である。 本発明の他の実施例であるパチンコ機の遊技盤の正面図である。 図8における9−9線断面図である。
符号の説明
10 パチンコ機
11 前面枠
12 遊技盤
12a 透明部
20 複層ガラス
30 液晶パネル
40 液晶駆動回路
50 バックライトユニット
51 発光素子
50a 光源駆動回路
60 光源
60a 蛍光管カバー
60b 発光素子
410 通過センサ
500 主制御装置
600 図柄制御装置
610 発光制御装置

Claims (6)

  1. 透明部を有する遊技盤と、前記透明部の後方に配置された平面光源と、前記透明部の前方に配置された液晶パネルと、を含むことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤内に遊技球が投入されたことを検知して検知信号を生成する検知手段と、前記検知信号に応答して前記平面光源の少なくとも1部のみを発光せしめる発光制御部と、を更に有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技機の制御動作状態に応じて前記平面光源の少なくとも1部のみを発光制御する発光制御部を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記平面光源は、互いに並置された複数の蛍光灯と、前記蛍光灯の前方に配置された光拡散手段と、からなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  5. 前記透明部の表面に遊技球の障害物が植設されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  6. 透明部を有する遊技盤と、前記透明部の周縁部に配置された光源と、前記透明部の前方に配置された液晶パネルと、を含むことを特徴とする遊技機。
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