JP2002035281A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002035281A
JP2002035281A JP2000227709A JP2000227709A JP2002035281A JP 2002035281 A JP2002035281 A JP 2002035281A JP 2000227709 A JP2000227709 A JP 2000227709A JP 2000227709 A JP2000227709 A JP 2000227709A JP 2002035281 A JP2002035281 A JP 2002035281A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的構成を基本としながら、図柄の画一的
な変動表示を防止でき、図柄の変動表示の演出性が向上
する遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技に必要な複数種類の第1図柄が表わ
された複数個の回胴体19〜21と、この各回胴体19〜21を
別々に駆動する駆動手段22〜24と、複数個の回胴体19〜
21の内部に配置され且つ回胴体19〜21に対応して第2図
柄を変動表示可能な表示手段25,25B,25Cとを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の遊技機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機、スロットマ
シンには、複数個の遊技図柄を変動表示可能な変動図柄
表示装置を備えたものがある。この種の遊技機に使用す
る変動図柄表示装置は、従来、外周側に周方向に複数種
類の図柄が表示された回転ドラムを図柄表示領域に対応
させて左右方向に複数個配置した機械的構成のものが一
般的である。
【0003】これは、遊技球の検出又は遊技者の操作等
により変動要求手段からの変動要求があった場合に、各
回転ドラムが回転して図柄表示領域に図柄を変動表示
し、変動開始から所定時間経過したときに自動的に、又
は遊技者の停止操作により、各回転ドラムが所定の順序
で停止し、その各回転ドラムの図柄表示領域に対応する
図柄が特定態様(特定の組み合わせ)となった場合に、
遊技者に対して所定のコイン等の遊技媒体を払い出し、
又は遊技者に有利な利益状態を発生させるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の変動図柄表示装
置は、回転ドラムの外周に複数種類の図柄を固定的に表
示しておき、図柄表示領域に対応する図柄を回転ドラム
の回転によって変動させるだけであるため、回転ドラム
の回転方向が一方向で画一的な変動表示になり易く、図
柄の変動表示による演出効果が低く、遊技者の遊技に対
する興趣を低下させる欠点がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、機械的構成を基本としながら、図柄の画一的な変動
表示を防止でき、図柄の変動表示の演出性が向上する遊
技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技に必要な
複数種類の第1図柄43〜45が表わされた複数個の回胴体
19〜21と、該各回胴体19〜21を別々に駆動する駆動手段
22〜24と、複数個の前記回胴体19〜21の内部に配置され
且つ該回胴体19〜21に対応して第2図柄46,47,66B,66C
を変動表示可能な表示手段25,25B,25Cとを備えたもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図7は本発明の第1の実施形
態を例示する。図1において、1 は遊技機本体で、開閉
自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤
3 が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側
にガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されてい
る。前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が
装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する
下皿7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けら
れている。
【0008】遊技盤3 には、ガイドレール10が環状に装
着されると共に、そのガイドレール10の内側の遊技領域
11に第1変動図柄表示手段12、第2変動図柄表示手段1
3、第1変動要求手段14、第2変動要求手段15、可変入
賞手段16、普通入賞手段17等の遊技部品が配置されてい
る。
【0009】第1変動図柄表示手段12は、第1変動要求
手段14が遊技球を検出したときの変動要求により、乱数
制御によって後述の第1図柄及び第2図柄を変動させ
て、所定時間の変動後に停止表示させるためのもので、
図2〜図5に示すように構成されている。即ち、この第
1変動図柄表示手段12は、表示ケース18内に、左右方向
に配置された複数個(例えば3個)の回転ドラム19〜21
と、この各回転ドラム19〜21を別々に駆動する駆動モー
タ(駆動手段)22〜24と、隣り合う複数個、例えば2個
の回転ドラム20,21 に跨がってその内部に配置された液
晶表示手段25とを備え、少なくとも左右方向に複数個、
例えば3個の図柄を変動表示可能である。
【0010】表示ケース18は、遊技盤3 の前面側に着脱
自在に装着された前飾りケース26と、前飾りケース26の
裏側に着脱自在に装着された矩形状、その他の収納ケー
ス27とを備え、その収納ケース27は遊技盤3 の取り付け
孔28に嵌合して後方に突出している。前飾りケース26
は、正面側に開口状に設けられた図柄表示窓29と、この
図柄表示窓29の上側に設けられ且つ前方に突出する庇部
30とを備え、その庇部30の左右方向の略中央に第2変動
図柄表示手段13が設けられている。
【0011】図柄表示窓29は、回転ドラム19〜21の第1
図柄を表示可能な左右幅と、回転ドラム19〜21が停止状
態のときに1コマ又は複数コマ、例えば上下方向に3コ
マの第1図柄を表示可能な上下幅とを有する大きさであ
って、矩形状、その他の適宜形状に構成されており、こ
の図柄表示窓29の内部が図柄表示領域31となっている。
図柄表示窓29は、回転ドラム19〜21の前側に配置された
カバー32により閉塞されている。
【0012】カバー32は、回転ドラム19〜21側を前から
視認可能であって、透明な合成樹脂材料等により回転ド
ラム19〜21の外周に沿って円弧状に湾曲させて構成さ
れ、表示ケース18に着脱自在に装着されている。カバー
32は上下両端に係合爪33を備え、その係合爪33が収納ケ
ース27の上下両側の壁34に形成された係合部35に係脱自
在に係合している。なお、カバー32には、図柄表示領域
31に対応する部分に3本の左右方向、2本の斜め方向の
入賞ライン36が表示されている。但し、この入賞ライン
36は、必ずしも必要ではない。
【0013】回転ドラム19〜21は、収納ケース27内に左
右方向に所定間隔で近接させて配置され、収納ケース27
内に着脱自在に固定された支持板37,38 により横軸心廻
りに回転自在に支持されている。支持板37,38 は各回転
ドラム19〜21間に配置され、その一方の支持板37に一端
側の回転ドラム19に対応する駆動モータ22が着脱自在に
装着され、また他方の支持板38の両側に、各回転ドラム
20,21 に対応する駆動モータ24,25 が着脱自在に装着さ
れている。
【0014】各駆動モータ22〜24は回転ドラム19〜21内
に嵌合して支持板37,38 に固定されると共に、支持板3
7,38 と反対側に駆動軸40〜42を備え、その駆動軸40〜4
2に回転ドラム19〜21側のハブ部19a 〜21a が着脱自在
に固定されている。ハブ部19a〜21a は支持板37,38 と
反対側で回転ドラム19〜21に設けられたホーク部19b 〜
21b に固定されている。従って、各回転ドラム19〜21
は、駆動モータ22〜24の駆動軸40〜42により回転自在に
支持されている。
【0015】なお、支持板37,38 は、必ずしも隣り合う
回転ドラム19〜21間に設ける必要はなく、駆動モータ22
〜24を介して回転ドラム19〜21を支持でき、またその一
方の支持板38で液晶表示手段25を支持できる構造であれ
ば十分である。但し、隣り合う回転ドラム19〜21間に支
持板37,38 を配置した場合には、その数を少なくでき
る。
【0016】回転ドラム19〜21の胴部19c 〜21c は、内
部を視認不能な合成樹脂材料等によりその全体が構成さ
れている。しかし、液晶表示手段25が内部に配置された
回転ドラム20,21 には、図7(A)に示すように、その
胴部20c,21c の一部に、液晶表示手段25に対応可能に周
方向に複数コマ分の視認部20d,21d が1個設けられ、そ
の視認部20d,21d は、回転ドラムが図柄表示領域31に対
応して停止したときに、液晶表示手段25側の複数コマの
第2図柄を視認可能な大きさになっている。従って、回
転ドラム20,21 の胴部20c,21c は、内部の液晶表示手段
25側を視認可能な視認部20d,21d と、視認不能な遮蔽部
20e,21e とを周方向に備えている。
【0017】なお、視認部20d,21d は、回転ドラム20,2
1 の胴部20c,21c に形成された切り欠き部又は開口部に
より構成されているが、液晶表示手段25側を視認可能な
透明板、拡大用の凸レンズ等により塞いでも良い。また
視認部20d,21d は、第2図柄の1コマ、2コマ若しくは
3コマ以上のコマ数に対応する大きさでも良いし、回転
ドラム20,21 の周方向に所定の間隔をおいて複数個設け
ても良い。その場合、複数個の視認部20d,21d の内、そ
の一部又は全部の視認部20d,21d は、第2図柄を視認で
きるコマ数が異なるように、周方向の大きさを変えても
良い。
【0018】各回転ドラム19〜21の胴部19c 〜21c の外
周面には、図7(A)に示すように、遊技に必要な複数
種類の第1図柄43〜45が周方向に略等間隔をおいて設け
られている。第1図柄43〜45は、回転ドラム19〜21が停
止したときに、その周方向に隣り合う複数コマ、例えば
3コマ分が図柄表示領域31に対応する間隔になってい
る。回転ドラム20,21 側の第1図柄44,45 は、その視認
部20d,21d を基準に略等間隔に配置されている。
【0019】なお、第1図柄43〜45には、ベル、BA
R、JAK、7、プラム、チェリー、その他の適宜図柄
が使用されており、同種図柄と異種図柄とを適宜組み合
わせた複数コマを第1図柄群として、その第1図柄43〜
45が回転ドラム19〜21の外周面に周方向に複数コマ分表
示されている。
【0020】液晶表示手段25は前側の表示画面25a が平
坦状に構成されると共に、図柄表示領域31の上下幅に対
応させて回転ドラム20,21 の内周近傍に前向きに配置さ
れ、支持板38に適宜取り付け手段を介して着脱自在に装
着されている。液晶表示手段25は遊技に必要な複数種類
の第2図柄46,47 を変動表示可能であって、所定順序で
順次表示される複数種類の第2図柄46,47 を回転ドラム
19〜21の回転方向と同一又は逆方向に沿って所定の変動
パターンで変動表示させた後、その隣り合う第2図柄4
6,47 の内、少なくとも視認部20d,21d に対応して1コ
マ、2コマ又は3コマ分の第2図柄46,47 を択一的に選
択して停止表示させるようになっている。なお、液晶表
示手段25は、停止状態では各回転ドラム20,21 の視認部
20d,21d に対応して、例えば上下方向に最大3コマの第
2図柄46,47 を表示可能な大きさである。
【0021】液晶表示手段25に表示される複数種類の第
2図柄46,47 は、少なくとも一部が回転ドラム19〜21側
の第1図柄43〜45と同種であって、図7(B)に示すよ
うに、第1図柄43〜45と同様にベル、BAR、JAK、
7、プラム、チェリー、その他の適宜図柄が使用されて
おり、同種図柄と異種図柄とを適宜組み合わせた複数コ
マを第2図柄群としている。
【0022】また第2図柄46,47 は、液晶表示手段25に
停止表示される第2図柄46,47 が入賞ライン36上に対応
して停止する他の回転ドラム19側の第1図柄43と同種図
柄となった場合を特定態様とする等、少なくとも一部
(その全部又は一部)が各回転ドラム19〜21の第1図柄
43〜45と同等の価値を持っている。
【0023】第2変動図柄表示手段13は1個又は複数
個、例えば1個の図柄を変動表示可能であって、第2変
動要求手段15が遊技球を検出したときの変動要求によ
り、乱数制御によってその図柄を変動させて、所定時間
の変動後に停止させるようになっている。なお、第2変
動図柄表示手段13の図柄には0〜9までの10種類の数
字図柄が使用されている。
【0024】第1変動要求手段14は、遊技者に不利な第
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪14a を備
え、電動チューリップ等が使用されている。なお、第1
変動要求手段14は、第2変動図柄表示手段13の変動後の
図柄が予め定められた所定態様の場合に、開閉爪14a が
所定時間開放するようになっている。第2変動要求手段
15は、通過ゲート等によって構成されている。
【0025】可変入賞手段16は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換可能
であって、下部側の横軸により開閉自在に枢支された開
閉板48を備え、第1変動図柄表示手段12の変動後に各入
賞ライン36に対応する停止図柄が特定態様(例えば「7
・7・7」等のように、予め定められた特定図柄又は特
定図柄の組み合わせ)となった場合に、開閉板48が前側
に開放して遊技者に有利な遊技状態に移行するようにな
っている。
【0026】可変入賞手段16にはその内部に特定領域49
が設けられており、この特定領域49を遊技球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段16は、開放後に所定時間(例えば3
0秒間)が経過した場合、又は所定数(例えば10個)
の遊技球が入賞した場合の何れか早い方の成立を条件に
開閉板48を閉じ、また遊技球が特定領域49を通過するこ
とを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動
作を繰り返すようになっている。
【0027】図6は制御系を例示するブロック図であ
る。図6において、50は遊技制御基板で、遊技盤3 の裏
側の裏カバー等、遊技機本体1 の裏側の所定箇所に着脱
自在に装着されている。51は表示制御基板で、第1変動
図柄表示手段12の裏側等、遊技機本体1 の裏側の所定箇
所に着脱自在に装着されている。なお、遊技制御基板5
0、表示制御基板51は別々の基板により構成され、同一
又は別々の基板ケースに収納されている。
【0028】遊技制御基板50には、主として遊技盤3 側
の遊技動作を制御する遊技制御手段52が装着されてい
る。遊技制御手段52は、第1遊技抽選手段53、第1遊技
判定手段54、第1利益状態発生手段55、第2遊技抽選手
段56、第2遊技判定手段57、第2利益状態発生手段58、
指令情報送信手段59等を備え、CPU、ROM、RAM
等により構成されている。
【0029】表示制御基板51には、主として第1変動図
柄表示手段12側の表示制御を行う第1変動表示制御手段
60と、第2変動図柄表示手段13側の表示制御を行う第2
変動表示制御手段61とが装着されている。第1変動表示
制御手段60は、指令情報解析手段62、第1図柄制御手段
63、第2図柄制御手段64等を備え、CPU、ROM、R
AM等により構成されている。
【0030】第2遊技抽選手段56は、例えば所定態様の
発生確率が1/10の場合に0〜9までの10個の乱数
値を発生させる等、所定数の第2遊技決定用乱数を順次
発生させておき、第2変動要求手段15の変動要求を条件
に、その第2遊技決定用乱数の何れかの乱数値を抽選す
るためのものである。第2遊技判定手段57は、第2遊技
抽選手段56の抽選乱数値に基づいて第2遊技状態を発生
させるか否かを判定するためのもので、第2遊技抽選手
段56での抽選乱数値が第2遊技判定値の場合に第2遊技
と判定するようになっている。
【0031】第2利益状態発生手段58は、第2遊技判定
手段57が第2遊技と判定して、第2変動図柄表示手段13
の変動後の図柄が所定態様で確定することを条件に第2
利益状態を発生させて、第1変動要求手段14の開閉爪14
a を所定時間(例えば0.5秒間程度)開放させるため
のものである。
【0032】第1遊技抽選手段53は、例えば特定態様の
発生確率が1/350の場合に0〜349までの350
個の乱数値を発生させる等、所定数の第1遊技決定用乱
数を順次発生させておき、第1変動要求手段14の変動要
求を条件に、その第1遊技決定用乱数の何れかの乱数値
を抽選するためのものである。
【0033】第1遊技判定手段54は、第1遊技抽選手段
53の抽選乱数値に基づいて第1遊技状態を発生させるか
否かを判定するためのもので、第1遊技抽選手段53での
抽選乱数値が第1遊技判定値(例えば、乱数値「7」)
の場合に第1遊技と判定するようになっている。
【0034】第1利益状態発生手段55は、第1遊技判定
手段54で第1遊技判定があり、第1変動図柄表示手段12
の入賞ライン36上の第1図柄43〜45と第2図柄46,47 と
の停止図柄が特定態様となった後に、遊技者に有利な第
1利益状態を発生させるためのものである。この第1利
益状態発生手段55は、例えば可変入賞手段16の開閉板48
を開放し、その開放後に所定時間(例えば30秒間)が
経過した場合、又は所定数(例えば10個)の遊技球が
入賞した場合の何れか早い方の成立で開閉板48を閉じ、
遊技球が特定領域49を通過することを条件に、最大所定
回数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるように
なっている。
【0035】指令情報送信手段59は、第1変動要求手段
14の変動要求に基づいて第1遊技判定手段54から判定結
果がある毎に、その第1遊技又は非第1遊技の判定結果
と、そのときの第1変動図柄表示手段12側の第1図柄43
〜45、第2図柄46,47 等の変動時間とに関する所定の指
令情報を、表示制御基板51の第1変動表示制御手段60へ
と一方向通信により送信するようになっている。なお、
変動時間は、各回転ドラム19〜21の回転時間と液晶表示
手段25の変動表示時間でも良いし、第1変動図柄表示手
段12側の変動開始から停止までの時間でも良い。
【0036】第2変動表示制御手段61は、第2遊技判定
手段57の判定結果に基づいて第2変動図柄表示手段13の
図柄を所定時間変動させると共に、第2遊技判定の場合
に変動後に所定態様で、非第2遊技判定の場合に変動後
に非所定態様で夫々停止するように、その図柄を判定結
果に応じて停止させるべく第2変動図柄表示手段13を変
動制御するようになっている。
【0037】第1図柄制御手段63は、各回転ドラム19〜
21の回転、停止による第1図柄43〜45の変動、停止を制
御するためのもので、指令情報解析手段62で解析された
第1遊技判定、非第1遊技判定の判定結果及び変動時間
の指令情報に従って駆動モータ22〜24により回転ドラム
19〜21を所定時間回転させて、各回転ドラム19〜21を
左、右、中等のように所定の順序で停止させるようにな
っている。
【0038】また第1図柄制御手段63は、第1遊技判定
手段54の判定結果が第1遊技判定の場合に、回転ドラム
19の入賞ライン36上の第1図柄43が特定図柄となり、回
転ドラム20,21 の視認部20d,21d が入賞ライン36上で液
晶表示手段25に対応するように各回転ドラム19〜21を停
止させ、非第1遊技判定の場合に、回転ドラム19の入賞
ライン36上の第1図柄43が非特定図柄(特定図柄と同種
又は異種図柄を含む)となり、回転ドラム20,21 の視認
部20d,21d が入賞ライン36上で液晶表示手段25に対応す
るか、又は視認部20d,21d が図柄表示領域31から外れる
ように各回転ドラム19〜21を停止させるようになってい
る。
【0039】第2図柄制御手段64は、第1図柄44,45 を
目視により識別可能な速度まで回転ドラム19〜21の回転
速度が低下した場合に、その第1図柄44,45 の変動表示
に同期して第2図柄46,47 の変動を開始させる等、少な
くとも回転ドラム20,21 の停止後に、複数種類の第2図
柄46,47 を所定の配列順序に従って回転ドラム20,21の
回転方向と同一又は逆方向等に所定の変動パターンで変
動表示させて、3コマ分の所定の第2図柄46,47 を停止
表示させるためのものである。
【0040】第2図柄制御手段64は、第1遊技判定手段
54の判定結果が第1遊技判定の場合に回転ドラム19の入
賞ライン36上の第1図柄43と同種図柄となり、非第1遊
技判定の場合に一方が回転ドラム19の入賞ライン36上の
第1図柄43と異種図柄となるように、第2図柄46,47 を
夫々停止させるようになっている。液晶表示手段25の各
回転ドラム20,21 に対応する第2図柄46,47 は、回転ド
ラム20,21 の停止順序に従って順次停止するようになっ
ている。なお、第2図柄制御手段64は、回転ドラム20,2
1 の回転中にも液晶表示手段25の第2図柄46,47 を変動
表示させるようにしても良い。
【0041】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段17等に入賞する
か、第2変動要求手段15を通過しながら下方へと落下す
る。
【0042】第2変動要求手段15が遊技球を検出する
と、その変動要求により第2遊技抽選手段56がその時点
の発生乱数値を抽選して、第2遊技判定手段57がその抽
選乱数値から第2遊技状態にするか否かを判定し、その
判定結果により第2変動表示制御手段61が第2変動図柄
表示手段13の図柄を変動させる。
【0043】そして、第2遊技判定手段57の判定結果が
第2遊技判定の場合には、第2変動図柄表示手段13の変
動後の停止図柄が例えば「7」等の所定態様になり、第
2利益状態発生手段58による第2利益状態が発生して第
1変動要求手段14の開閉爪14a が所定時間開放し、この
第1変動要求手段14に遊技球が入賞し易くなる。
【0044】第1変動要求手段14が遊技球を検出する
と、その変動要求に基づいて第1遊技抽選手段53が発生
乱数値を抽選して、第1遊技判定手段54がその抽選乱数
値から第1遊技状態を発生させるか否かを判定し、その
判定結果に従って指令情報送信手段59が所定の指令情報
を表示制御基板51へと送信する。
【0045】即ち、指令情報送信手段59は、第1遊技判
定手段54の判定結果が第1遊技判定の場合に、その第1
遊技判定と変動時間とを含む指令情報を、第1遊技判定
手段54の判定結果が非第1遊技判定の場合に、その非第
1遊技判定と変動時間とを含む指令情報を夫々表示制御
基板51へと送信する。
【0046】表示制御基板51では、指令情報送信手段59
からの指令情報を指令情報解析手段62が受信して、第1
遊技判定手段54の判定結果が第1遊技判定の場合に指令
情報から第1遊技判定及び変動時間を、非第1遊技判定
の場合に指令情報から非第1遊技判定及び変動時間を夫
々解析する。
【0047】そして、第1遊技判定手段54の判定結果が
第1遊技判定の場合には、第1図柄制御手段63が指令情
報に基づいて駆動モータ22〜24により回転ドラム19〜21
を所定方向に回転させ、この回転ドラム19〜21の回転に
よって図柄表示領域31に対応する第1図柄43〜45を変動
表示させる。そして、各回転ドラム19〜21は所定時間回
転した後に、回転ドラム19〜21が左、右、中の順序で停
止し、また回転ドラム20,21 の視認部20d,21d が図柄表
示領域31に対応する。
【0048】一方、第1図柄44,45 を目視により識別可
能な速度まで回転ドラム20,21 の回転速度が低下したと
きに、第2図柄制御手段64が第1図柄44,45 の変動表示
に同期して液晶表示手段25の第2図柄46,47 の変動を開
始させる。そして、視認部20d,21d が図柄表示領域31に
対応するように回転ドラム20,21 が停止すると、回転ド
ラム20,21 の回転による第1図柄44,45 の変動表示から
液晶表示手段25の第2図柄46,47 による変動表示に切り
替わり、第2図柄46,47 が所定の変動パターンで動画
的、その他の適宜表示形態で変動する。
【0049】例えば、中央の左右方向の入賞ライン36に
対応して回転ドラム19の第1図柄43が「7」で停止した
場合には、回転ドラム21の停止後に液晶表示手段25の第
2図柄47がその入賞ライン36上で「7」を表示するよう
に停止し、次いで回転ドラム20の停止後に液晶表示手段
25の第2図柄46が入賞ライン36上で「7」を表示するよ
うに停止する。これによって中央の入賞ライン36上の停
止図柄が全て同種図柄の「7」を表示する特定態様とな
る。
【0050】第1変動図柄表示手段12の変動後の停止図
柄が特定態様となると、その後に第1利益状態発生手段
55が働いて遊技者に有利な第1利益状態が発生し、可変
入賞手段16が前側に開放して遊技球が入賞し易くなり、
遊技者は多大な利益を享受できる。なお、可変入賞手段
16は、その開閉板48の開放から所定時間が経過するか、
又は所定数の遊技球が入賞すると、開閉板48を閉じる。
また可変入賞手段16の開放中に遊技球が特定領域49を通
過すれば、可変入賞手段16が再度開放し、以下、同様の
開閉動作を最大16回まで繰り返す。
【0051】このように回転ドラム19〜21の回転による
第1図柄43〜45の変動表示と、液晶表示手段25による第
2図柄46,47 の変動表示とを組み合わせることによっ
て、従来の回転ドラム19〜21のみによる変動表示に比較
して、機械的構成を基本としながらも図柄の画一的な変
動表示を防止でき、図柄の変動表示の演出性を向上させ
ることができる。
【0052】また2個の回転ドラム20,21 内に液晶表示
手段25を設け、その回転ドラム20,21 の停止後に、この
液晶表示手段25の第2図柄46,47 の何れかを最後に停止
させるようにすれば、その液晶表示手段25の第2図柄4
6,47 によりリーチ演出の演出効果を向上させることが
でき、しかも第2図柄46,47 の細かい演出表示も可能で
ある。
【0053】更に液晶表示手段25に代えて他の画像表示
手段等の電気的な表示手段を使用することも可能である
が、液晶表示手段25を使用することにより、他の表示手
段を使用する場合に較べて、液晶表示手段25を回転ドラ
ム20,21 の内部に容易に配置できる。特に隣り合う回転
ドラム20,21 に跨がって液晶表示手段25を設けているた
め、各回転ドラム20,21 内に液晶表示手段25を別々に設
ける場合に比較して、構造を簡単にできると共に、制御
等も容易にできる。
【0054】図8及び図9は本発明の第2の実施形態を
例示し、この実施形態では図柄表示領域31内の左右両側
部分に回転ドラム19,21 が夫々配置され、この回転ドラ
ム19,21 間の中間に中間液晶表示手段(中間表示手段)
25A が、各回転ドラム19,21の内部に側部液晶表示手段2
5B,25C が夫々配置されたものである。
【0055】中間液晶表示手段25A は、図柄表示領域31
の上下幅に応じて複数コマ、例えば3コマ分の中間第2
図柄66A を変動、停止表示可能であり、また側部液晶表
示手段25B,25C は図柄表示領域31の上下方向の略中央で
中間液晶表示手段25A の左右両側に配置され、1コマ分
の側部第2図柄66B,66C を変動、停止表示可能である。
中間液晶表示手段25A と側部液晶表示手段25B,25C は、
十字状に一体に構成されているが、中間液晶表示手段25
A の上下幅で全体を矩形状に構成しても良い。なお、中
間第2図柄66A 、側部第2図柄66B,66C は、第1の実施
形態と同様の第2図柄群により構成されている。
【0056】各回転ドラム19,21 には、側部液晶表示手
段25B,25C の側部第2図柄66B,66Cを視認可能な1コマ
分の視認部19d,21d と、その視認部19d,21d 以外の遮蔽
部19e,21e とが設けられている。他の構成は、第1の実
施形態と同様である。
【0057】この場合、第1変動図柄表示手段12の図柄
変動に際しては、例えば第1図柄制御手段63の制御によ
り回転ドラム19,21 が回転すると共に、中間液晶表示手
段25A の中間第2図柄66A が変動する。その後、左の回
転ドラム19が停止して側部液晶表示手段25B の側部第2
図柄66B が変動し、次いで右の回転ドラム21が停止して
側部液晶表示手段25C の側部第2図柄66C が変動する。
そして、各液晶表示手段25A,25B,25C の第2図柄66A 〜
66C は、左、右、中の順序で停止する。
【0058】このように図柄表示領域31内に左右方向に
複数個の図柄を表示する場合には、両側に回転ドラム1
9,21 を配置して、その中間に中間液晶表示手段25A を
配置する等、一部の図柄を液晶表示手段25により変動表
示させるように構成しても良い。また中間液晶表示手段
25A の両側に、各回転ドラム19,21 の内部に配置される
側部液晶表示手段25B,25C を設ける場合には、その中間
液晶表示手段25A と側部液晶表示手段25B,25C とを一体
に構成することより、構造的、制御的にも簡素化でき
る。
【0059】図柄表示領域31が上下方向に複数コマ分の
図柄を表示可能な大きさの場合、側部液晶表示手段25B,
25C に例示するように、回転ドラム19,21 内に配置され
る液晶表示手段25B,25C は、その1コマ又は2コマのよ
うに一部のコマの図柄を表示可能な大きさにしても良
い。
【0060】図10は本発明の第3の実施形態を例示
し、この実施形態では、回転ドラム19〜21の周方向に複
数コマ分の第2図柄46,47 を変動表示させる液晶表示手
段25が、回転ドラム19〜21の周面に沿って各コマ毎に屈
曲状に構成されている。図柄表示領域31内に上下方向に
複数コマ分の第2図柄46,47 を液晶表示手段25により変
動表示させる場合には、このように液晶表示手段25を屈
曲状に構成しても良い。
【0061】図11は本発明の第4の実施形態を例示
し、この実施形態では、回転ドラム19〜21の周方向に複
数コマ分の第2図柄46,47 を変動表示させる液晶表示手
段25が、回転ドラム19〜21の周面に沿って円弧状に構成
されている。図柄表示領域31内に上下方向に複数コマ分
の第2図柄46,47 を液晶表示手段25により変動表示させ
る場合には、このように液晶表示手段25を円弧状に湾曲
させて設けても良い。
【0062】図12は本発明の第5の実施形態を例示
し、この実施形態では、回転ドラム19〜21の内部に、そ
の周方向の各コマ毎に複数個の液晶表示手段25が設けら
れ、その各液晶表示手段25が回転ドラム19〜21の内周面
に沿って前後方向に階段状に配置されている。このよう
に液晶表示手段25により回転ドラム19〜21の周方向に複
数コマ分の第2図柄46を表示させる場合には、各コマ単
位の液晶表示手段25を階段状に配置して、その各液晶表
示手段25に跨がって連続的に変動するように第2図柄46
を表示させるように構成しても良い。
【0063】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は、各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、3個の回転ドラム19〜21を
備えた第1変動図柄表示手段12を例示しているが、回転
ドラム19〜21の数は2個又は4個以上でも良い。また複
数個の回転ドラム19〜21を使用する場合、その各回転ド
ラム19〜21は、駆動モータ22〜24の駆動軸40〜42、その
他により個々に支持する他、複数個の回転ドラム19〜21
に貫通する1本の軸を設け、その軸により各回転ドラム
19〜21を支持するようにしても良い。駆動手段には、駆
動モータ22〜24以外のものを使用しても良い。また複数
個の回転ドラム19〜21は、1個の駆動手段によりクラッ
チ等を介して個々に駆動、停止できるようにしても良
い。
【0064】回胴体には、実施形態に例示の回転ドラム
19〜21が最も適当であるが、回転ドラム19〜21以外のも
の、例えば所定の形状、構造の回転リールを使用しても
良いし、他の回動ベルトを使用して、その回動ベルトを
図柄表示領域31に対応するように複数個の案内ローラ等
に跨がって巻き掛けても良い。
【0065】回転ドラム19〜21の円筒状の胴部19c 〜21
c 、取り分け内部に液晶表示手段25が配置された回転ド
ラム20,21 の胴部20c,21c は、その全体を視認可能に透
明状に構成して良い。その場合には、視認部20d,21d 以
外の位置が液晶表示手段25に対応しても、回転ドラム2
0,21 側の第1図柄44,45 の背景を液晶表示手段25の表
示で演出することが可能である。
【0066】液晶表示手段25は、図柄表示領域31に対応
させて配置すれば良く、実施形態に例示のように図柄表
示領域31に上下方向に複数コマの図柄を表示可能な場合
には、必ずしも図柄表示領域31の上下方向の略中央に配
置する必要はなく、上側又は下側に偏位させて配置する
ことも可能である。従って、液晶表示手段25は、入賞ラ
イン36以外の位置に対応させて配置することも可能であ
る。しかし、液晶表示手段25による演出効果の向上を図
るには、入賞ライン36上に位置するように液晶表示手段
25を配置することが望ましい。
【0067】第1の実施形態では、1個の回転ドラム19
の第1図柄43と液晶表示手段25の2個の第2図柄46,47
との停止図柄の組み合わせで特定態様のひとつを表示す
るように構成し、また第2の実施形態では、3個の液晶
表示手段25A,25B,25C の第2図柄66A 〜66C の停止図柄
の組み合わせで特定態様のひとつを表示するように構成
しているが、入賞ライン36以外の位置に液晶表示手段25
を配置した場合には、回転ドラム19〜21側の第1図柄43
〜45の停止図柄の組み合わせで特定態様を表示すること
になる。また第2の実施形態のように入賞ライン36上の
複数個の全ての図柄66A 〜66C を液晶表示手段25A,25B,
25C により表示させる場合には、変動停止後の第2図柄
66A 〜66C の組み合わせのみで特定態様を表示すること
も可能である。
【0068】回転ドラム19〜21、液晶表示手段25の制御
に当たっては、視認部20d,21d が液晶表示手段25に対応
するように回転ドラム19〜21を停止させた状態で、液晶
表示手段25により第2図柄46,47 の変動表示を行い、そ
の後に回転ドラム19〜21を回転させて停止させるように
しても良い。この場合には、回転ドラム19〜21を最終的
に停止させるときに、必ずしも視認部20d,21d が液晶表
示手段25に対応するように停止させる必要はない。特定
態様か否かを判定する入賞ライン36は、実施形態のよう
に5本設定する他、横方向の3本でも良いし、1本又は
2本でも良い。
【0069】第1図柄制御手段63は、視認部20d,21d が
液晶表示手段25に対応する状態と、回転ドラム20,21 の
遮蔽部20e,21e が液晶表示手段25の前側を遮蔽する状態
との何れかを選択して停止制御可能に構成し、遊技判定
結果、その他の所定条件の成立によって、必要に応じて
その何れかで回転ドラム20,21 を停止させるようにして
も良い。
【0070】この場合、視認部20d,21d を液晶表示手段
25に対応させることにより、その第2図柄46,47 を特定
態様、非特定態様の表示用に利用でき、また遮蔽部20e,
21eを液晶表示手段25に対応させることにより、回転ド
ラム19〜21の第1図柄43〜45のみを特定態様、非特定態
様の表示用に利用できる。但し、視認部20d,21d が図柄
表示領域31に位置しないように回転ドラム20,21 を停止
させる必要がある。また回転ドラム20,21 は、その遮蔽
部20e,21e が液晶表示手段25の複数コマ分の第2図柄4
6,47 の内、その一部コマの第2図柄46,47 を遮蔽する
ように停止させても良い。
【0071】表示手段には、液晶表示手段25以外にドッ
ト式表示手段、7セグメント式表示手段等の各種のもの
を使用することが可能であるが、電気的に第2図柄46,4
7 を制御できる表示手段を採用することが望ましい。ま
た実施形態では、第1変動図柄表示手段12について例示
しているが、第2変動図柄表示手段13でも同様に実施可
能である。勿論、第2変動図柄表示手段13のない遊技機
でも実施できる。
【0072】パチンコ機以外のアレンジボール機、雀球
遊技機等の弾球遊技機、或いはスロットマシン等の各種
の遊技機においても同様に実施可能である。スロットマ
シンに採用する場合には、各回転ドラム19〜21の回転、
表示手段の第2図柄46,47 の変動等は、遊技者の停止要
求に応じて適宜停止するように構成すれば良い。
【0073】表示手段には、1コマに複数個の第2図柄
46,47,66B,66C を停止表示するように構成し、その複数
個の第2図柄46,47,66B,66C によって複数種類の価値が
生じるようにしても良い。また各回転ドラム19〜21は、
横軸廻りに回転させる他、縦軸廻り、又は斜め軸廻りに
回転するようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、遊技に必要な複数種類
の第1図柄43〜45が表わされた複数個の回胴体19〜21
と、該各回胴体19〜21を別々に駆動する駆動手段22〜24
と、複数個の回胴体19〜21の内部に配置され且つ該回胴
体19〜21に対応して第2図柄46,47,66B,66C を変動表示
可能な表示手段25,25B,25Cとを備えているので、機械的
構成を基本としながら、図柄の画一的な変動表示を防止
でき、図柄の変動表示の演出性を向上させることができ
る。
【0075】また第2図柄46,47,66B,66C を変動させて
複数種類の第2図柄46,47,66B,66Cの中から所定図柄を
選択して停止表示させる第2図柄制御手段64を備えてい
るので、第2図柄46,47,66B,66C の変動表示により演出
性を向上させることができる。
【0076】しかも第2図柄46,47,66B,66C の少なくと
も一部は、第1図柄43〜4543〜45と同等の価値であるの
で、この第2図柄46,47,66B,66C を加味して利益状態を
発生させることができ、遊技者の興趣を更に向上させる
ことができる。表示手段25,25B,25Cを隣り合う複数個の
回胴体19〜21に跨がって配置しているので、構造的に簡
単にでき、制御も容易にできる。
【0077】更に複数個の回胴体19,21 間に、表示手段
25B,25C と同種の中間表示手段25Aを配置し、該中間表
示手段25A の両側に各回胴体19,21 の内部側の各表示手
段25B,25C を一体に設けているため、複数個の回胴体1
9,21 、中間表示手段25A 及び回胴体19,21 内の表示手
段25B,25C により図柄変動を演出できると共に、構造
的、制御的にも簡単にできる。
【0078】また表示手段25,25B,25Cが内部に配置され
た回胴体19〜21は、表示手段25,25B,25C側を視認可能な
視認部19d 〜21d を備え、回動後に視認部19d 〜21d が
表示手段25,25B,25Cに対応して停止するように、回胴体
19〜21を回動させて第1図柄43〜45を変動させる第1図
柄制御手段63を備えているので、回胴体19〜21を停止さ
せた状態で表示手段25,25B,25Cの第2図柄46,47,66A,66
B により演出できる。
【0079】更に表示手段25,25B,25Cが内部に配置され
た回胴体19〜21は、表示手段25,25B,25C側を視認可能な
視認部19d 〜21d と視認不能な遮蔽部19e 〜21e とを周
方向に備え、回動後に視認部19d 〜21d と遮蔽部19e 〜
21e とが選択的に表示手段25,25B,25Cに対応して停止す
るように、回胴体19〜21を回動させて第1図柄43〜45を
変動させる第1図柄制御手段63を備えているので、表示
手段25,25B,25Cの第2図柄46,47,66A,66B による演出
と、第2図柄46,47,66A,66B を使用しない演出とを必要
に応じて選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す第1変動図柄表
示手段の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す第1変動図柄表
示手段の側面断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す第1変動図柄表
示手段の正面断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す第1変動図柄表
示手段の平面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す第1図柄及び第
2図柄の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す第1変動図柄表
示手段の正面断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す第1変動図柄表
示手段の平面断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示す第1変動図柄
表示手段の側面断面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す第1変動図柄
表示手段の側面断面図である。
【図12】本発明の第5の実施形態を示す第1変動図柄
表示手段の側面断面図である。
【符号の説明】
19〜21 回転ドラム(回胴体) 19d 〜21d 視認部 19e 〜21e 遮蔽部 22〜24 駆動モータ(駆動手段) 25 液晶表示手段 25A 中間液晶表示手段 25B,25C 側部液晶表示手段 43〜45 第1図柄 46〜47 第2図柄 55 第1利益状態発生手段 63 第1図柄制御手段 64 第2図柄制御手段 66A 中間第2図柄 66B,66C 側部第2図柄

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技に必要な複数種類の第1図柄(43)〜
    (45)が表わされた複数個の回胴体(19)〜(21)と、該各回
    胴体(19)〜(21)を別々に駆動する駆動手段(22)〜(24)
    と、複数個の前記回胴体(19)〜(21)の内部に配置され且
    つ該回胴体(19)〜(21)に対応して第2図柄(46)(47)(66
    B)(66C)を変動表示可能な表示手段(25)(25B)(25C)とを
    備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第1図柄(43)〜(45)及び/又は第2
    図柄(46)(47)(66B)(66C)の組み合わせによって遊技者に
    利益状態を発生させる利益状態発生手段(55)と備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第2図柄(46)(47)(66B)(66C)を変動
    させて複数種類の前記第2図柄(46)(47)(66B)(66C)の中
    から所定図柄を選択して停止表示させる第2図柄制御手
    段(64)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記第2図柄(46)(47)(66B)(66C)の少な
    くとも一部は、前記第1図柄(43)〜(45)と同等の価値で
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段(25)(25B)(25C)を隣り合う
    複数個の前記回胴体(19)〜(21)に跨がって配置したこと
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 複数個の前記回胴体(19)(21)間に、前記
    表示手段(25B)(25C)と同種の中間表示手段(25A) を配置
    し、該中間表示手段(25A) の両側に前記各回胴体(19)(2
    1)の内部側の前記各表示手段(25B)(25C)を一体に設けた
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技
    機。
  7. 【請求項7】 前記表示手段(25)(25B)(25C)が内部に配
    置された前記回胴体(19)〜(21)は、前記表示手段(25)(2
    5B)(25C)側を視認可能な視認部(19d) 〜(21d) を備え、
    回動後に前記視認部(19d) 〜(21d) が前記表示手段(25)
    (25B)(25C)に対応して停止するように、前記回胴体(19)
    〜(21)を回動させて前記第1図柄(43)〜(45)を変動させ
    る第1図柄制御手段(63)を備えたことを特徴とする請求
    項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記表示手段(25)(25B)(25C)が内部に配
    置された前記回胴体(19)〜(21)は、前記表示手段(25)(2
    5B)(25C)側を視認可能な視認部(19d) 〜(21d) と視認不
    能な遮蔽部(19e) 〜(21e) とを周方向に備え、回動後に
    前記視認部(19d) 〜(21d) と前記遮蔽部(19e) 〜(21e)
    とが選択的に前記表示手段(25)(25B)(25C)に対応して停
    止するように、前記回胴体(19)〜(21)を回動させて前記
    第1図柄(43)〜(45)を変動させる第1図柄制御手段(63)
    を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
    の遊技機。
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