JP2015003129A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の筐体内の設計自由度を向上させる。
【解決手段】同軸上に複数並んで配置されたリール15(15L、15M、15R)の各々が、径方向内側に延びる腕部26、56を介してステッピングモータ40(40L、40M、40R)に連結されて、独立に回転駆動される遊技機において、軸方向で隣接する中リール15Mと右リール15Rのうちの中リール15Mでは、腕部56が、右リール15R側の一端から他端側にオフセットした位置を通って延びており、右リール15Rでは、腕部26が、中リール15M側の一端から他端側にオフセットした位置を通って延びており、中リール15Mと右リール15Rの径方向内側には、腕部56と腕部26とで囲まれた空間Sp2が形成されており、空間Sp2内に配置される機器320の支持部材であるモータプレート30Mが、中リール15Mと右リール15Rの間に挿入されて設けられている構成とした。
【選択図】図31

Description

本発明は、スロットマシンその他の遊技機に関する。
特許文献1には、外周に複数の図柄が描かれた円筒形状のリールを複数備えるスロットマシンが開示されている。
スロットマシンのようなリールを備える遊技機では、リールの各々が回転するようになっており、例えばスロットマシンの場合、遊技者がメダルを投入してスタートレバーを操作することでリールを回転させ、その後、総てのリールが回転を停止した時点の図柄の組み合わせに応じて、所定枚数のメダルが払い出されるようになっている。
特開2007−319329号公報
特許文献1に開示されたような従来の遊技機のスロットマシンでは、筐体が、正面側に開口部をもつ箱形状の筐体本体と、その開口部を閉じる前面扉と、を備えている。
前面扉は、表側が、表示窓、演出表示面、操作レバーなどを備える遊技面となっており、前面扉の表示窓からは、筐体本体内に設置されたリールが視認可能とされている。筐体本体内には、リールの他に、リールの駆動機構や電源、さらに遊技内容や演出処理を電子的に制御する制御基板などが設置されている。
近年では、リールの他に液晶表示器や可動役物などが搭載された遊技機もあり、これら液晶表示器や可動役物の制御基板のように、筐体内に配置する部品や機器が増加する傾向がある。
しかし、遊技機の筐体内の空間は限られており、遊技に必要となる機器などの配置に関する設計自由度が小さいので、設計自由度を向上させることが求められていた。
本発明は、同軸上に複数並んで配置された円筒状のリールの各々が、径方向内側に延びる連結部を介してモータに連結されて、独立に回転駆動される遊技機において、軸方向で隣接する第1のリールと第2のリールのうちの第1のリールでは、連結部が、第2のリール側の一端とは反対の他端側から径方向内側に延びており、第2のリールを挟んで第1のリールの反対側に位置する第3のリールでは、連結部が、第2のリール側の一端とは反対の他端側から径方向内側に延びており、第2のリールの第3のリール側の一端側には、第3のリールの径方向内側を軸方向に延びる円筒状の延出部が一体に形成されており、延出部は、その先端が第3のリールの連結部の近傍に及ぶ軸方向の長さで形成されており、第2のリールの連結部は、延出部の先端側から径方向内側に延びており、第1のリールと第2のリールと第3のリールの径方向内側では、第2のリールの連結部から第1の連結部までの範囲に、空間が形成されており、空間内に配置される機器の支持部材が、第1のリールと第2のリールの間に挿入されて設けられているとともに、第1のリールの第2のリール側の一端と、第2のリールの第1のリール側の一端との間には、固定側部材に支持されたガイドが、回転軸周りの周方向の全周に亘って設けられており、第1のリールと第2のリールとが回転する際の、第1のリールと第2のリールの径方向の振動を前記ガイドにより抑えるようにしたことを特徴とする遊技機とした。
本発明によれば、第1のリールと第2のリールの径方向内側に、リールの回転時に連結部の回転軌跡が干渉することのない空間であって、リールの軸方向幅よりも大きい空間が確保される。よって、この空間内に遊技に必要となる機器などを配置できるので、設計の自由度が向上する。
本発明が適用されるスロットマシンの全体斜視図である。 前面扉を取外して示すスロットマシン内部の正面図である。 リールユニットの正面図である。 リールユニットの右側側面図である。 リールユニットの分解斜視図である。 左リールの分解斜視図である。 左リールの骨格部材を説明する図である。 左リールの骨格部材の要部を説明する図である。 左リールの骨格部材のボス部を、中リール側から見た平面図である。 左リールの骨格部材のボス部を、中リールとは反対側から見た平面図である。 左リールの径方向内側に形成される空間を説明する図である。 連結部材を説明する図である。 連結部材を説明する図である。 ステッピングモータを説明する図である。 左リールのモータプレートの要部拡大図である。 左リールのセンサカット板と回転センサの取付位置を説明する図である。 右リールの分解斜視図である。 右リールの径方向内側に形成される空間を説明する図である。 中リールの分解斜視図である。 中リールの骨格部材を説明する図である。 中リールの骨格部材の要部を説明する図である。 中リールと左リールの間のガイドを説明する図である。 中リールの骨格部材のボス部を、左リール側から見た平面図である。 中リールの骨格部材のボス部を、右リール側から見た平面図である。 中リールの径方向内側に形成される空間を説明する図である。 中リールと左リールの径方向内側に形成される空間を説明する図である。 中リールのモータプレートを、右リール側から見た側面図である。 中リールと右リールの間のガイドを説明する図である。 中リールのモータプレートの正面図である。 バックライトを説明する図である。 リールユニットの内部に形成される空間を説明する図である。 第1の変形例のリールユニットの内部に形成される空間を説明する図である。 第1の変形例のリールユニットの要部の分解斜視図である。 第1の変形例のリールユニットの中リールの骨格部材を説明する図である。 第1の変形例の中リールの骨格部材の要部を説明する図である。 第1の変形例の中リールの骨格部材の断面図である。 第1の変形例の中リールの径方向内側に形成される空間を説明する図である。 第1の変形例のリールユニットの右リールの骨格部材を説明する図である。 第1の変形例の右リールの骨格部材の要部を説明する図である。 第1の変形例の右リールの骨格部材の断面図である。 第1の変形例の右リールの径方向内側に形成される空間を説明する図である。 第1の変形例の中リールおよび右リールとステッピングモータとの連結を説明する図である。 第1の変形例の中リールおよび右リールの内部に形成される空間を説明する図である。 第2の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。 第3の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。 第4の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。 第5の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。 第6の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。 第7の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。 第8の変形例のリールユニットにおけるリールの組み合わせを説明する図である。
本発明をスロットマシンに適用した実施の形態について説明する。
図1はスロットマシンの全体斜視図であり、図2は前面扉を取外して示す内部の正面図である。
図1に示すように、スロットマシン1の筐体は、正面側が開口する箱形状の筐体本体2と、その開口部を閉じる前面扉3とから構成される。
前面扉3は、左端側の上下複数カ所がヒンジによって筐体本体2に取り付けられ、ヒンジを軸として水平に揺動し、筐体本体2の開口部を開閉可能となっている。
図1に示すように、前面扉3の右端部には、筐体本体2側と協働して前面扉3を閉鎖し施錠状態とする施錠機構4が設けられている。
前面扉3の表側は、複数の表示窓6(6L、6M、6R)を備える遊技パネル5、コイン投入口7、各種の操作レバーやボタン、スイッチ類を備える操作部8、コイン受け皿9、その他の演出表示部10などが設けられた公知の遊技面となっている。これらの詳細は、例えば特開2008−61739号公報に示される。
図2に示すように、筐体本体2は、天板2a、底板2b、背板2c、左側板2d、右側板2eから構成され、筐体本体2の内部は、仕切板2fによって上下に2分割されている。
仕切板2fの下部には、コインを貯留する貯留タンクと、コインを前面扉3のコイン受け皿9へ払い出す払出装置とを備えたホッパ装置11や、電源ボックス12が配置されている。
前面扉3のコイン投入口7から投入されたコインは、ホッパ装置11に供給され、貯留タンクに貯留されるか、あるいはコイン受け皿9へ排出されるようになっている。
仕切板2fの上部には、前面扉3の各表示窓6(6L、6M、6R)に対して1対1で対応させて横に並べたリール15(15L、15M、15R)を同一軸線上で回転可能に支持したリールユニット14が取り付けられている。
さらに、リールユニット14の上方には、スロットマシンの制御を行う主基板ユニット17が背板2cに取付けて設置されている。
以下、リールユニット14の構成を詳細に説明する。
なお、以下の説明において、特に指定しない限り、リールユニット14の図2の状態を基準として図中の右側をリールユニット14の右側、図中の左側をリールユニット14の左側とし、図中の上側をリールユニット14の上側、図中の下側をリールユニット14の下側とし、図中の手前側をリールユニット14の前側、図中の奥側をリールユニット14の後側として説明する。
図3は、リールユニット14の正面図であり、図4は、リールユニット14の右側側面図であり、図5は、リールユニット14の分解斜視図であって、リール15(15L、15M、15R)の外周のベルトV(VL、VM、VR)の図示を省略した図である。
図3示すように、リールユニット14は、外周に図柄(図示省略)が描かれたベルトV(VL、VM、VR)が設けられた円筒形状のリール15(左リール15L、中リール15M、右リール15R)と、これらリール15(15L、15M、15R)を共通の回転軸X周りに回転可能に支持するモータプレート30(30L、30M、30R)と、モータプレート30(30L、30M、30R)が固定されるリールカバー16と、を備えて構成される。
図4に示すように、リールカバー16は、リール15(15L、15M、15R)の上側に位置する天井部16aと、下側に位置する底部16bと、後側に位置する後壁部16cとを備えている。
リールカバー16は、リール15(15L、15M、15R)の前面扉3側の前面を露出した状態で取り囲むように設けられており、天井部16aと底部16bと後壁部16cとで囲まれた内側にリール15が配置されるようになっている。
天井部16aと底部16bとは、互いに平行に配置されており、これらはリール15(15L、15M、15R)の回転軸Xを挟んで、その上下方向で対称に位置している。
後壁部16cは、天井部16aと底部16bの後側を接続して設けられており、上下方向における中央部分は、リール15(15L、15M、15R)との干渉を避けるために、後側に膨出している。
図5に示すように、モータプレート30(30L、30M、30R)には、リール15(15L、15M、15R)を回転駆動するステッピングモータ40(40L、40M、40R)が、それぞれ取り付けられている。
リール15(15L、15M、15R)は、それぞれ対応するステッピングモータ40(40L、40M、40R)に連結されており、それぞれ共通の軸線X上で回転するように同軸に設けられている。
また、この状態において、各リール15(15L、15M、15R)は、前面扉3の表示窓6(6L、6M、6R)(図1参照)に1対1で対応する位置に配置されるようになっており、外周のベルト(図示省略)に描かれた図柄の一部が、それぞれ対応する表示窓6(6L、6M、6R)から視認可能とされている。
なお、リール15(15L、15M、15R)は、ステッピングモータ40(40L、40M、40R)により、それぞれ独立して回転駆動されるようになっており、リール15(15L、15M、15R)が正回転をすると、表示窓6(6L、6M、6R)から視認可能なリール15(15L、15M、15R)の図柄が、上から下へ向かって移動するように視認される。
以下、リール15(左リール15L、中リール15M、右リール15R)の構成を詳細に説明する。
図6は、左リール15Lの分解斜視図であって、図柄が描かれたベルトの図示を省略した図である。図7の(a)は、左リール15Lの骨格部材20を、中リール15M側から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図8の(a)は、図7の(b)における符号Bで囲った領域を拡大して示す図であって、枠体21、22の断面を示しており、(b)は、図7の(b)における符号Cで囲った領域を拡大して示す図であって、枠体21と枠体22とが接続梁23で接続された部分の断面を示しており、(c)は、図7の(b)におけるD−D矢視図であって、枠体21と枠体22とが接続梁23で接続された部分を径方向外側から見た状態を、模式的に示した図である。
図6および図7に示すように、左リール15Lは、円筒状のかごを形成する骨格部材20の外周面に、図柄が描かれた図示しない帯状のベルト(図示せず)を無端状に巻き付けて形成され、モータプレート30Lで支持されたステッピングモータ40Lにより、回転軸X周りに回転駆動される。
骨格部材20は、回転軸Xの軸方向(以下、軸方向と標記する)において所定間隔で配置された枠体21、22と、枠体21、22を互いに接続する接続梁23と、枠体22の径方向内側のボス部24と、ボス部24と枠体21とを接続する腕部26と、を有している。
骨格部材20は、光透過性の透明な樹脂材料から一体に形成されており、枠体21と枠体22との間の領域の外周に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示省略)が設けられるようになっている。
ここで、ベルトは、識別情報としての図柄が等間隔で多数描かれた帯状のベルトであり、ベルトに描かれた図柄の詳細は、例えば特開2007−319329号公報に具体的に記載されている。
接続梁23は、回転軸Xに対して平行に設けられており、回転軸X周りの複数箇所で、軸方向から見て円環形状の枠体21、22を接続している。
腕部26は、ボス部24の外周縁から回転軸Xに沿って枠体21側に等幅で延びる軸方向腕部26aと、軸方向腕部26aの枠体21側の端部から径方向外側に延出して、枠体21に径方向内側から接続する径方向腕部26bとを備えている。
図8の(a)に示すように、枠体21は、軸方向に所定幅を有する筒状部21aと、筒状部21aの左側(モータプレート30L側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部21bを有しており、フランジ部21bは、筒状部21aの全周に亘って、同じ延出高さh1で形成されている。
図中右側に位置する枠体22は、軸方向に所定幅を有する筒状部22aと、筒状部22aの右側(中リール15M側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部22bと、左側(モータプレート30L側)の端部から径方向内側に延出するフランジ部22cと、を有しており、フランジ部22b、22cは、筒状部22aの全周に亘って、それぞれ延出高さh1、h2で形成されている。
実施の形態では、枠体21、22の筒状部21a、22aは、同一径で形成されており、枠体21と枠体22とを接続する接続梁23は、図8の(b)に示すように、枠体21、22の筒状部21a、22aと同じ径方向厚みh3で形成されている。
図8の(c)に示すように、骨格部材20の周方向から見て、接続梁23は、枠体21側の端部23aと枠体22側の端部23bを除いた長手方向の略全域が同じ幅W1で形成されている。
接続梁23の端部23a、23b側は、枠体21、22に近づくにつれて拡幅して、端部23a、23bと枠体21、22との接続部の近傍領域にRが設けられている。
図8の(a)、(b)に示すように、接続梁23の外周面23sと、筒状部21a、22aの外周面21s、22sとは、図柄が描かれたベルトの貼り付け面となっている。
図7に示すように、軸方向から見て骨格部材20の中央部には、ステッピングモータ40L(図6参照)との連結部となる有底円筒形状のボス部24が位置している。
ボス部24は、枠体22の径方向内側で底部24aを枠体21側に向けた状態で設けられており、底部24aを囲む周壁24bは、底部24aから離れるにつれて開口径φが広がるように形成されている。
図7の(a)に示すように、ボス部24の枠体22側の端部には、径方向外側に延出するフランジ部24cが全周に亘って設けられている。
図7の(b)に示すように、フランジ部24cと、枠体22のフランジ部22bは、回転軸Xに直交する仮想線Y1上にそれぞれ位置しており、断面視において略面一になるように設けられている。
図9の(a)は、ボス部24を、中リール15M側(図7の(b)において右側)から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図であり、(c)は、(a)におけるB−B断面図である。
図10の(a)は、ボス部24を枠体21側(図7の(b)において左側)から見た図であって、ステッピングモータ40Lとの連結面を示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図であり、(c)は、(a)におけるB−B断面図である。
図10の(b)、(c)に示すように、フランジ部24cでは、回転軸Xの径方向から見た断面が略コ字形状の膨出部24dが、回転軸X周りの周方向において5カ所、枠体21側に膨出して設けられている。
図10の(a)、(b)に示すように、フランジ部24cにおける膨出部24dの近傍領域は、膨出部24dと共に径方向外側に突出して、軸方向腕部26aに接続している。
図10の(b)に示すように、膨出部24dには、側面視において略三角形形状のリブ24eが、周壁24bと膨出部24dと軸方向腕部26aとに接した状態で設けられている。
また、膨出部24dの回転軸X側の一端24d1は、周壁24bの外周に接続し、他端24d2は、軸方向腕部26aに接続しており、軸方向腕部26aの先端26a1(図10の(c)参照)側は、フランジ部24cだけでなく、膨出部24dの他端24d2、およびリブ24eの端面24e1とも接続している。
図7の(b)に示すように、ボス部24は、断面視においてL形状の腕部26を介して枠体21に接続されており、腕部26の径方向腕部26bと、枠体21のフランジ部21bは、回転軸Xに直交する仮想線Y2上に位置して、断面視においてほぼ面一になるように設けられている。
図7の(a)に示すように、径方向腕部26bは、軸方向から見て回転軸X周りで放射状に配置されており、回転軸Xから離れて径方向外側の枠体21に近づくにつれて幅が狭くなる形状を有している。
実施の形態では、回転軸X周りに所定間隔で5カ所設けられた腕部26のうちの一つにおいて、モータプレート30Lとの対向面に、後記するセンサカット板27が設けられている。
図11は、左リール15Lの構成部材と、左リール15Lの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、左リール15Lを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面を模式的に示した図である。
図11に示すように、骨格部材20では、図中右側の枠体22の径方向内側にボス部24が位置しており、ボス部24は、断面視においてL形状の腕部26を介して、図中左側の枠体21に接続している。
そのため、左リール15Lでは、軸方向腕部26aの径方向内側と外側に、左リール15Lの回転時に腕部26(26a、26b)などの回転体が通過することのない空間S1、S2が確保されている。
空間S1は、軸方向腕部26aで囲まれた筒状の空間であり、図中左側に開口している。空間S2は、軸方向腕部26aとベルトVLで囲まれたリング状の空間であり、図中右側(中リール15M側)に開口している。
そのため、実施の形態では、骨格部材20の左側にモータプレート30Lが設けられて、ステッピングモータ40Lは空間S1内でボス部24に連結されている。
図9の(a)、(b)に示すように、ボス部24の底部24aの中央には、ステッピングモータ40Lの回転軸42(図6参照)を挿通させる挿通孔24fが、底部24aを厚み方向に貫通して設けられている。そして、底部24aにおけるステッピングモータ40Lとは反対側の面には、挿通孔24fを囲む筒状壁24gが設けられている。筒状壁24gには、挿通孔24fから見て径方向外側に延びるリブ24hが接続しており、リブ24hは、筒状壁24gと同じ高さで、ほぼ放射状に設けられている。
また、挿通孔24fから径方向外側に所定距離離間した位置には、挿通孔24f周りに120度間隔で、底部24aを厚み方向に貫通するネジ孔24iが設けられている。
底部24aのリブ24h側の面(ステッピングモータ40Lとは反対側の面)と、ステッピングモータ40L側の面には、ネジ孔24iを囲む周壁24j、24kが形成されている。
さらに、底部24aには、周壁24j、24kの外周から所定間隔をおいた位置を、周壁24j、24kの外周に沿って延びる貫通溝24mが、所定長さで4つ、底部24aを厚み方向に貫通して設けられている。
実施の形態では、ネジ孔24iに螺入したネジN1(図6参照)により、後記する連結部材45(図6参照)が、骨格部材20の底部24aに取り付けられるようになっている。
ここで、ネジ孔24iを囲むように貫通溝24mが設けられていると、ボス部24と連結部材45がネジN1により連結された状態のままで骨格部材20を引っ張ると、貫通溝24mの内側がボス部24の底部24aから分離される。よって、骨格部材20と連結部材45とを簡単に分離できるので、リールユニット14を分解する際の作業効率が向上する。
さらに、図10に示すように、底部24aのステッピングモータ40L側の面には、軸方向に突出する円筒形状の突起24nが設けられている。突起24nは、挿通孔24fの中心を通る回転軸Xを中心として、ネジ孔24iを結んで形成される仮想線IM上に位置している。突起24nは、仮想線IM上で隣接するネジ孔24i、24iの略中間に位置しており、底部24aに連結部材45を取り付ける際の位置決めに用いられる。
図12の(a)は、連結部材45をステッピングモータ40L側から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図であり、図13は、連結部材45をボス部24側から見た平面図である。
図14は、ステッピングモータ40Lを説明する図であって、(a)は、ステッピングモータ40Lと、連結部材45およびモータプレート30Lとの連結を説明する側面図であって、連結部材45との接続部分を断面で示した図であり、(b)は、ステッピングモータ40Lをモータプレート30L側から見た平面図である。
図6に示すように、実施の形態では、骨格部材20のボス部24には、連結部材45を介してステッピングモータ40Lの回転軸42が連結されるようになっており、ステッピングモータ40Lの回転軸42が回転すると、骨格部材20が、回転軸42を通る軸線X周りに自転するようになっている。
図12に示すように、連結部材45の中心には、ステッピングモータ40Lの回転軸42を挿通させる挿通孔45aが、厚み方向に貫通して形成されており、挿通孔45aから径方向外側に所定距離離間した位置にも、ネジ孔45bが厚み方向に貫通して設けられている。ネジ孔45bは、挿通孔45a周りの120度間隔で、それぞれ骨格部材20のボス部24のネジ孔24i(図10参照)に対応する位置に設けられている。
図13に示すように、連結部材45のボス部24との対向面には、軸方向から見て円形形状の凹部45cが挿通孔45aを囲むように設けられており、ネジ孔45b、45bの間には、径方向に延びる所定幅の溝45d、45eが形成されている。
溝45dの幅W2は、ボス部24の底部24aから突出する突起24n(図10参照)の外径R1と略整合する幅寸法で形成されており、連結部材45とボス部24とが連結された際に、突起24nが溝45d内に位置して、位置決めが、短時間で精度良く行われるようになっている。
溝45eの幅W3は、溝45dの幅W2よりも幅広で形成されており(W3>W2)、溝45eの外周側には切欠き45fが設けられている。
図12に示すように、連結部材45のステッピングモータ40Lとの対向面には、挿通孔45aを囲むボス部45gがステッピングモータ40L側に突出して形成されており、ボス部45gには、ボス部45gを厚み方向(回転軸Xから見て径方向)に貫通するネジ孔45h、45hが設けられている。
図6に示すように、ステッピングモータ40Lは、軸方向から見て略矩形形状の本体部41を有しており、本体部41の連結部材45との対向面の中央には、連結部材45側に突出して回転軸42が設けられている。
図14の(a)に示すように、回転軸42の本体部41側には縮径部42aが設けられている。この縮径部42aには、回転軸42が連結部材45の挿通孔45aに挿入された状態で、ボス部45gのネジ孔45h、45hに螺入したネジN2、N2が当接するようになっており、縮径部42aに当接したネジN2により、連結部材45と回転軸42とが一体回転可能に連結されると共に、連結部材45の回転軸42からの脱落が防止されるようになっている。
図14の(a)、(b)に示すように、本体部41のモータプレート30L側の面には、四隅にネジ孔43aが形成されたプレート43が取り付けられており、プレート43のモータプレート30L側の面には、軸方向から見てリング形状の嵌合部43bが形成されている。
嵌合部43bは、モータプレート30L側に突出しており、その延出高さh4は、モータプレート30Lのモータ取付部33の厚みと略同じ高さ寸法に設定されている。
図15の(a)は、モータプレート30Lをリールユニット14の左側から見た側面の部分拡大図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図6および図15に示すように、モータプレート30Lの本体部31は、回転軸Xに直交するように配置された板状部材であり、上下方向における略中央部には、ステッピングモータ40Lの取付部(モータ取付部)33が設けられている。
モータ取付部33は、軸方向から見て略矩形形状を有しており、中リール15M側に膨出して設けられている。
モータ取付部33の中央には、ステッピングモータ40Lの嵌合部43bが嵌合する嵌合穴33aが形成されている。この嵌合穴33aの周囲には、ネジN3が挿通されるネジ孔33bが、ステッピングモータ40Lのネジ孔43a(図14参照)に対応する位置に形成されている。
図14の(a)および図15の(a)に示すように、モータ取付部33においてステッピングモータ40Lは、嵌合部43bをモータ取付部33の嵌合穴33aに嵌入した状態で、ネジN3によりモータ取付部33に固定される。
本体部31には、本体部31の上部側からモータ取付部33までの範囲に、モータプレート30Lを厚み方向に貫通する開口31aが、上下方向に沿って略等幅で形成されている。
開口31aは、モータ取付部33内に及んで設けられており、開口31aの下側は、モータ取付部33内の所定位置から下方に向かうにつれて縮幅したのち、嵌合穴33aに接続している。
図15の(b)に示すように、開口31aの上端には、断面視においてL字形状を有するセンサ支持部34が、本体部31と一体に設けられている。
センサ支持部34は、本体部31から図中左側(左リール15Lとは反対側)にオフセットした位置を平行に延びる取付部34aを有しており、回転センサ38は、取付部34aの中央の開口34bに係止爪38aを係止させて設けられている。
図16は、左リール15Lを中リール15M側から見た側面の部分拡大図である。
回転センサ38では、モータプレート30Lの上下方向で、発光素子38bと受光素子38cとが、所定間隔で並ぶように設けられている。
回転センサ38は、左リール15Lの回転時に径方向腕部26bのモータプレート30Lとの対向面に設けられたセンサカット板27の通過を検出し、検出結果を示すパルス信号を図示しない制御装置に出力するようになっている。
図6に示すように、本体部31の上端には、ネジ孔36aを有する上側取付部36が、中リール15M側に延出して2カ所設けられており、モータプレート30Lの上端は、リールカバー16(図5参照)の天井部16aにネジ止めにより、固定されるようになっている。
本体部31の下端には、中リール15M側に延出して下側取付部32が設けられており、モータプレート30Lの下端は、リールカバー16(図5参照)の底部16bに設けられた係止爪などに係止されて固定されるようになっている。
図17は、右リール15Rの分解斜視図であって、図柄が描かれたベルトの図示を省略した図である。図18は、右リール15Rの構成部材と、右リール15Rの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、右リール15Rを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面を模式的に示した図である。
図17に示すように、右リール15Rは、円筒状のかごを形成する骨格部材20’の外周面に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示せず)を無端状に巻き付けて形成され、モータプレート30Rで支持されたステッピングモータ40Rにより、回転軸X周りに回転駆動される。
骨格部材20’は、前記した左リール15Lの骨格部材20と同一の構成を有しており、回転軸Xの軸方向において所定間隔で配置された枠体21、22と、枠体21、22を接続する接続梁23と、枠体22の径方向内側のボス部24と、ボス部24と枠体21とを接続する腕部26と、を備えている。
骨格部材20’は、光透過性の透明な樹脂材料から一体に形成されており、枠体21と枠体22との間の領域の外周に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示省略)が設けられるようになっている。
図5に示すように、右リール15Rは、中リール15Mを挟んで、左リール15Lの反対側に設けられている。
そのため、右リール15Rの骨格部材20’と左リール15Lの骨格部材20とは、回転軸X上で対称に配置されており、ステッピングモータ40Rとの連結部となるボス部24は、図18の(a)に示すように、図中左側の枠体22の径方向内側に位置している。
そして、ボス部24は、断面視においてL形状の腕部26(軸方向腕部26a、径方向腕部26b)を介して、図中右側の枠体21に、径方向内側から接続している。
よって、右リール15Rでは、軸方向腕部26aの径方向内側と外側に、左リール15Lの回転時に腕部26(26a、26b)などの回転体が通過することのない空間S1、S2が確保されている。
空間S1は、軸方向腕部26aで囲まれた筒状の空間であり、図中右側に開口している。空間S2は、軸方向腕部26aとベルトVRで囲まれたリング状の空間であり、図中左側(中リール15M側)に開口している。
そのため、実施の形態では、枠体21の右側にモータプレート30Rが設けられて、ステッピングモータ40Rは空間S1内でボス部24に連結されている。
なお、右リール15Rにおける他の部分の詳細構成は、前記した左リール15Lと同じであるので、ここでは、その具体的な説明を省略する。
また、ステッピングモータ40Rおよびモータプレート30Rは、左リール15Lのステッピングモータ40Lおよびモータプレート30Lと対称となる配置で、かつ対称となる形状であるという点を除いて、詳細構成は同じであるので、ここでは、その説明を省略する。
次に、中リール15Mを説明する。
図19は、中リール15Mの分解斜視図であって、図柄が描かれたベルトの図示を省略した図である。図20の(a)は、中リール15Mの骨格部材50を、右リール15R側から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。図21は、骨格部材50の要部の構成を説明する図であって、(a)は、図20の(b)における符号Bで囲った領域における枠体51、52の断面を拡大して示す図であり、(b)は、図20における符号Cで囲った領域における枠体51、52と接続梁53の断面を拡大して示す図であり、(c)は、図20の(b)におけるD−D矢視図であって、接続梁53の部分を径方向外側から見た平面図を、模式的に示した図である。
図19および図20に示すように、中リール15Mは、円筒状のかごを形成する骨格部材50の外周に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示せず)を無端状に巻き付けて形成され、モータプレート30Mで支持されたステッピングモータ40Mにより、回転軸X周りに回転駆動される。
骨格部材50は、回転軸Xの軸方向において所定間隔で配置された枠体51、52と、枠体51、52を互いに接続する接続梁53と、枠体51の径方向内側から枠体52とは反対の方向に延びる筒状部58と、枠体51の径方向内側のボス部54と、筒状部58とボス部54とを接続する腕部56と、を有している。
骨格部材50は、光透過性の透明な樹脂材料から一体に形成されており、枠体51と枠体52との間の領域の外周に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示省略)が設けられるようになっている。
接続梁53は、回転軸Xに対して平行に設けられており、回転軸X周りの複数箇所で、軸方向から見て円環形状の枠体51、52を接続している。
腕部56は、ボス部54の外周縁から回転軸Xに沿って左側(枠体52とは反対の方向側)に等幅で延びる軸方向腕部56aと、軸方向腕部56aの端部から径方向外側に延出して、筒状部58の先端58aに径方向内側から接続する径方向腕部56bとを備えている。
図21の(a)に示すように、枠体51は、軸方向に所定幅を有する筒状部51aと、筒状部51aの左側(左リール15L側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部51bと、筒状部51aの右側(枠体52側)の端部から径方向内側に延出するフランジ部51cと、を有しており、フランジ部51cの内径側の先端には、筒状部58の基端が接続している。
フランジ部51b、51cは、筒状部51aの全周に亘って、それぞれ延出高さh1、h4で形成されており、延出高さh4は、隣接する骨格部材20の枠体22のフランジ部22cの延出高さh2よりも高くなる長さ寸法に設定されている(h4>h2)。
リールユニット14(図3参照)が組み付けられた状態において、筒状部58と骨格部材20の枠体22との干渉を避けつつ、筒状部58を、骨格部材20の径方向内側に位置させるためである(図20参照)。
枠体52は、軸方向に所定幅を有する筒状部52aと、筒状部52aの右側(モータプレート30M側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部52bを有しており、フランジ部52bは、筒状部52aの全周に亘って、同じ延出高さh1で形成されている。
実施の形態では、枠体51、52の筒状部51a、52aは、同一径で形成されており、枠体51の筒状部51aと枠体52の筒状部52aとを接続する接続梁53は、図21の(b)に示すように、筒状部51a、52aと同じ径方向厚みh3で形成されている。
図21の(c)に示すように、骨格部材50の周方向から見て、接続梁53は、枠体51側の端部53aと枠体52側の端部53bを除いた長手方向の略全域が同じ幅W1で形成されている。そして、端部53a、53bと枠体51、52との接続部の近傍領域には、前記した骨格部材20の接続梁23(図8参照)と同様に、Rが設けられている。
図21の(a)、(b)に示すように、接続梁53の外周面53sと、枠体51、52の筒状部51a、52aの外周面51s、52sは、図柄が描かれたベルトの貼付面となっている。
図19および図20に示すように、筒状部58は、枠体51のフランジ部51cの内径側の先端から、左リール15L側に突出して設けられており、円筒形状を有している。
筒状部58は、長手方向の全長に亘って同一径で形成されていると共に、回転軸X周りの全周に亘って均一な厚みで形成されている。
実施の形態では、ボス部54と枠体51は、左リール15Lの骨格部材20の径方向内側に位置する腕部56と筒状部58とを介して接続されている。これら腕部56と筒状部58は、左リール15L側を大きく迂回しているので、筒状部58には、中リール15Mが回転する際に歪み応力が作用する。そのため、実施の形態では、筒状部58を、外周に肉抜き穴のない筒状に形成して剛性を高めることで、回転時における中リール15Mの歪みや振動を抑えて、リールの外周の図柄の視認性を低下させないようにしている。
図20の(b)に示すように、筒状部58の軸方向長さL1は、リールユニット14(図3参照)が組み付けられた状態で、筒状部58の先端58aが、左リール15Lの枠体21の径方向内側に達する長さに設定されており、左リール15Lの径方向内側で、腕部56(径方向腕部56b)と筒状部58とが連結されるようになっている。
さらに、図21の(a)に示すように、この状態において、左リール15Lのフランジ部22bと、中リール15Mのフランジ部51bとが、回転軸Xの軸方向で所定距離L2離間して配置されて、両フランジ部22b、51bの間に、ガイド60が配置されるようになっている。
図22は、左リール15Lの枠体22と、中リール15Mの枠体51との間に位置するガイド60を説明する図であり、(a)は、図3における符号Aで囲んだ領域を拡大して示す図であって、図柄が描かれたベルトVの図示を省略した図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図3に示すように、リールユニット14が組み付けられた状態において、左リール15Lと中リール15Mとの間には、リールカバー16に支持されたガイド60が設けられている。
ガイド60は、上側取付部63と下側取付部64とを備えており、下側取付部64をリールカバー16の底部16bの挿通孔(図示せず)に挿入した状態で、上側取付部63が、リールカバー16の天井部16aにネジN4で固定されている(図22の(a)参照)。
図22(b)に示すように、ガイド60は、断面視において略H形状を有しており、互いに平行な外側規制部61aおよび内側規制部61bと、これらを接続する接続部61cとから構成される。
ガイド60は、リールユニット14が組み付けられた状態において、左リール15Lの枠体22と中リール15Mの枠体51の間に位置している。この状態においてガイド60の外側規制部61aと内側規制部61bは、枠体22、51のフランジ部22b、51bの径方向外側と、内側にそれぞれ位置しており、左リール15Lと中リール15Mとが回転軸X周りに回転する際の、枠体22、51の径方向の移動範囲を規制している。
回転時における左リール15Lと中リール15Mの径方向の振動を抑えて、外周に描かれた図柄の視認性を低下させないようにするためである。
実施の形態のリールユニット14では、左リール15Lと中リール15Mとの間にモータプレートが位置しておらず、ガイド60と干渉するものがないので、ガイド60は軸方向から見てリング状に形成されており、枠体22と枠体51は、周方向の全周に亘って径方向の振動が抑えられるようになっている。
図20に示すように、軸方向から見て骨格部材50の中央部には、ステッピングモータ40Mとの連結部となる有底円筒形状のボス部54が位置している。
ボス部54は、前記した骨格部材20のボス部24(図7参照)とほぼ同じ形状を有しており、枠体51の径方向内側で、底部54aを枠体52側に向けた状態で設けられている。
図20の(a)に示すように、ボス部54の枠体51側の端部には、径方向外側に延出するフランジ部54cが全周に亘って設けられている。
図20の(b)に示すように、ボス部54のフランジ部54cと、枠体51のフランジ部51bは、回転軸Xに直交する仮想線Y3上にそれぞれ位置しており、断面視において略面一になるように設けられている。
図23の(a)は、ボス部54を左リール15L側(図20の(b)において左側)から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図24は、ボス部54を右リール15R(図20の(b)において右側)から見た図であって、ステッピングモータ40Mとの連結面を示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図であり、(c)は、(a)におけるB−B断面図である。
図24に示すように、フランジ部54cでは、回転軸Xの径方向から見た断面が略コ字形状の膨出部54dが、回転軸X周りの周方向において5カ所、枠体52側に膨出して設けられている。
フランジ部54cにおける膨出部54dの近傍領域は、膨出部54dと共に径方向外側に延出して、腕部56の軸方向腕部56aに接続している。
ここで、回転軸Xから膨出部54dの先端までの半径r3は、前記したボス部24における回転軸Xから膨出部24dの先端までの半径r1(図10参照)よりも大きい長さ寸法となっている。
図20の(b)に示すように、ボス部54は、筒状部58と、断面視においてL形状の腕部56と、を介して枠体51に接続されている。
ここで、筒状部58は、軸方向腕部56aと平行かつ略同じ長さ寸法L1で形成されているので、ボス部54は、腕部56と筒状部58とからなる断面視においてコ字形状の接続部材を介して枠体51に接続されている。
実施の形態では、リールユニット14(図3参照)が組み付けられた状態において、径方向腕部56bと、図中仮想線で示す骨格部材20の枠体21とは、回転軸Xに直交する仮想線Y4上に位置している。
図24の(b)、(c)に示すように、軸方向腕部56aの先端56a1は、フランジ部54cよりも底部54a側に位置しており、軸方向腕部56aが、フランジ部54cの端面だけでなく、膨出部54dとも接続するようになっている。
実施の形態では、図20に示すように、ボス部54は、図中左側の左リール15Lの骨格部材20の径方向内側を大きく迂回して、骨格部材50の枠体51に接続しているので、軸方向腕部56aとボス部54との接続部分には、骨格部材50を回転させる際に大きな応力が集中する。そのため、軸方向腕部56aとボス部54との接続部分に、断面が略コ字形状の膨出部54dやリブ54eなどを設けて(図24の(b)、(c)参照)、接続部分の形状を複雑にすることで、軸方向腕部56aとボス部54との接続部分の耐久性を向上させている。
なお、軸方向腕部56aとボス部54との接続部分の形状は、耐久性を向上できる形状であれば、特に限定されるものではなく、例えば接続部分にさらに別のリブなどを設けて耐久性を向上させるようにしても良い。
なお、図23に示すように、底部54aにおける、挿通孔54f、挿通孔54fを囲む筒状壁54g、筒状壁54gから径方向に延びるリブ54h、挿通孔54fから径方向外側に所定距離離間した位置のネジ孔54i、ネジ孔54iを囲む周壁54j、54k(図24参照)、貫通溝54mなどは、前記した左リール15Lにおける挿通孔24f、筒状壁24g、リブ24h、ネジ孔24i、周壁24j、24k、貫通溝24mと同一の構成を有しているので、ここではその説明を省略する。
図25は、中リール15Mの構成要素と、中リール15Mの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、中リール15Mを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図を模式的に示した図である。
図26は、中リール15Mと左リール15Lとが組み付けられた状態における、中リール15Mおよび左リール15Lの構成要素と、中リール15Mおよび左リール15Lの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、中リール15Mと左リール15Lとを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図を模式的に示した図である。
図25に示すように、実施の形態において骨格部材50では、枠体51の径方向内側にボス部54が位置しており、ボス部54は、腕部56と筒状部58とからなる断面視においてコ字形状の連結部材を介して、枠体51に接続されている。
そのため、中リール15Mでは、軸方向腕部56aの径方向内側と外側に、中リール15Mの回転時に腕部56(56a、56b)や筒状部58などの回転体が通過することのない空間S3、S4が、確保されている。
空間S3は、軸方向腕部56aで囲まれた筒状の空間であり、図中左側(左リール15L側)に開口している。空間S4は、軸方向腕部56aと筒状部58で囲まれたリング状の空間であり、図中右側(右リール15R側)に開口している。
実施の形態では、骨格部材50において、回転軸Xから軸方向腕部56aまでの半径r3は、左リール15Lの軸方向腕部26aまでの半径r1(図11参照)よりも大きい長さ寸法で形成されている(r3>r1)。また、回転軸Xから筒状部58までの半径r4は、左リール15LのベルトVLまでの半径r2(図11参照)よりも、小さい長さ寸法で形成されている(r4<r2)。
よって、図26の(a)に示すように、左リール15Lと中リール15Mとが組み付けられた状態において、中リール15Mにおける空間S3内に、左リール15Lのボス部24と軸方向腕部26aとステッピングモータ40Lとが配置される。
そして、枠体52の右側にモータプレート30Mが設けられて、ステッピングモータ40Mは、枠体51と枠体52の間の径方向内側で、ボス部54に連結される。
また、中リール15Mの腕部56と筒状部58とからなる接続部材が、左リール15Lの空間S2内に位置しているので、左リール15Lと中リール15Mの径方向内側には、回転軸Xの軸方向において、径方向腕部56bからモータプレート30Mの近傍までの範囲に、左リール15Lや中リール15Mの回転時に回転体が通過することのない空間Spが、回転軸X周りに確保されている。
そのため、この空間Spには、中リール15Mの回転を検出するための回転センサ38(図26の(b)参照)や、左リール15Lと中リール15Mの外周に設けられたベルトVL、VMを内側から照明するバックライト100L、100Mなどが配置されており、実施形態では、これら回転センサ38やバックライト100L、100Mの配置に関与しない残りの空間Spa(図26の(b)参照)が、液晶表示器や可動役物の制御基板などを配置する空間として、利用可能となっている。
図19に示すように、骨格部材50のボス部54には、連結部材45を介して、ステッピングモータ40Mが連結されており、ステッピングモータ40Mは、モータプレート30Mのモータ取付部33にネジN3で固定されている。
ここで、連結部材45を介した骨格部材50とステッピングモータ40Mとの連結と、ステッピングモータ40Mのモータプレート30Mへの取り付けは、前記した左リール15Lの場合と同じであるので、その説明を省略する。
以下、モータプレート30Mにおける左リール15Lとの相違部分を説明する。
図27は、モータプレート30Mを、右リール15R側から見た側面図であり、図28の(a)は、図3における符号Bで囲んだ領域を拡大して示す図であって、図柄が描かれたベルトの図示を省略した図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図29の(a)は、モータプレート30Mを前面扉3側から見た図であって、制御基板323が載置された板状部材320のモータプレート30Mへの取り付けを説明する図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図であり、(c)は、(a)におけるB−B断面図である。
図19に示すように、モータプレート30Mの本体部31の上端には、ネジ孔36aを有する上側取付部36が、左リール15L側に延出して設けられており、図27に示すように、モータプレート30Mの上端は、リールカバー16の天井部16aに、ネジN5で固定される。
図27において図中左側(前扉側)のネジN5は、ガイド65のリールカバー16への取り付けにも用いられている。
ガイド65は、回転時における中リール15Mと右リール15Rの径方向の振動を抑えるために設けられており、側面視において円弧形状を有している(図5参照)。
図27および図28に示すように、ガイド65は、モータプレート30Mの前面扉3側の側面301を厚み方向に跨ぐように設けられており、上側取付部67と下側取付部68とを備えている。
上側取付部67は、ガイド65の上端側に設けられており、モータプレート30Mの中リール15M側(左側)をガイド65の延長上に延びる延長部671と、延長部671の先端からモータプレート30Mの天井部16a側に延びる円筒部672と、とを備える。
図27に示すように、下側取付部68は、ガイド65の下端側に設けられており、円筒形状を有している。
実施の形態では、ガイド65は、下側取付部68を底部16bの挿通孔(図示せず)に挿入した状態で、上側取付部67の円筒部672が、リールカバー16の天井部16aにネジ止めされるようになっている。
図28の(b)に示すように、ガイド65は、前記したガイド60と同様に、断面視において略H形状を有しており、互いに平行な外側規制部66aおよび内側規制部66bと、これらを接続する接続部66cとから構成される。
リールユニット14が組み付けられた状態において、外側規制部66aと内側規制部66bは、中リール15Mのフランジ部52bと右リール15Rのフランジ部22bの径方向外側と、内側にそれぞれ位置しており、中リール15Mと右リール15Rとが回転軸X周りに回転する際の、枠体52、22の径方向の移動範囲を規制している。回転時における中リール15Mと右リール15Rの径方向の振動を抑えて、外周に描かれた図柄の視認性を低下させないようにするためである。
図27に示すように、モータプレート30Mの前面扉3側の側面301には、バックライト取付部37が、軸方向から見て弧を描くように突出して設けられており、反対側の側面302には、制御基板などの筐体内に配置する部品や機器の取付部35が設けられている。
モータプレート30Mの側面302の大部分は、回転軸Xから後側に所定距離離間した位置を鉛直方向(底部16bに直交する方向)に延びる仮想線Y5に沿って略直線状に形成されており、取付部35は、本体部31の上下方向の中央部分から、仮想線Y5よりも後側に突出して設けられている。
図29に示すように、取付部35の上下方向の中央部分では、先端に係合凹部352を有する板状の支持部351が、図中左側(左リール15L側)に突出して設けられている。また取付部35の支持部351を挟んで上下方向の両側には、係合孔354を有する係止部353が、図中右側(右リール15R側)に突出して設けられている。
実施の形態では、制御基板323が載置された板状部材320が、この取付部35に取り付けられるようになっている。
なお、板状部材320は、取付部35との対向面に設けられた係合爪321を、係止部353の係合孔354にそれぞれ係合したのち、板状部材320を図中右側(右リール15R側)にスライドさせ、この状態で、取付ネジ322を締め付けて、板状部材320を支持部351に固定することで、モータプレート30Mに取り付けられるようになっている。
図29に示すように、モータプレート30Mのモータ取付部33の上端側には、断面視においてL字形状を有するセンサ支持部34が、本体部31と一体に設けられている。
センサ支持部34は、本体部31に直交する方向に延びる支持部341と、支持部341の先端側を本体部31に対して平行となるように折り曲げられた取付部342と、を有しており、取付部342には、回転センサ38が取り付けられている。
図19に示すように、支持部341は、骨格部材50の径方向内側を回転軸Xに沿って延びており、骨格部材50がモータプレート30Mのステッピングモータ40Mに連結された状態において、先端に取り付けられた回転センサ38が、径方向腕部26bの近傍に位置する長さを有している(図20の(b)参照)。
この状態において、回転センサ38は、骨格部材50の径方向腕部56bのうちの少なくとも一つに設けられたセンサカット板27の通過を検出し、検出結果を示すパルス信号を図示しない制御装置に出力するようになっている。
図19に示すように、バックライト取付部37には、バックライト100L、100M、100Rが取り付けられている。
バックライト100L、100M、100Rの基本構成を、バックライト100Mの場合を例に挙げて説明する。
図30の(a)は、バックライト100Mの正面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図30に示すように、バックライト100Mは、光源102(102a〜102c)が表面に設けられたプリント基板101と、光源102から照射された光をベルトの裏面に導くためのベース103とを備えて構成され、ベース103は、爪部104a、104bをプリント基板101に係止させて取り付けられている。
平面視において矩形形状のプリント基板では、表示窓6M(図1参照)内で上段に位置するベルトの図柄を照明するための上段照明用の光源102aと、中段に位置するベルトの図柄を照明するための中段照明用の光源102bと、下段に位置するベルトの図柄を照明するための下段照明用の光源102cとが、それぞれ二つずつ設けられている。
各光源102a、102b、102cは、それぞれ回転軸Xに対して平行な仮想線Ima、Imb、Imc上に位置しており、幅方向で所定間隔を開けて設けられている。
ベース103は、プリント基板101の外周を囲むように設けられた筒状の周壁部103aと、周壁部103aで囲まれた空間内を3つに区画する仕切壁103bとを備えて構成され、これらは一体に形成されている。
実施の形態では、周壁部103aと仕切壁103bで、光源102(102a〜102c)から照射された光を、ベルトの所定範囲に導くための筒状壁を形成しており、この筒状壁の開口径φ2は、プリント基板101から離れるにつれて大きくなるように、周壁部103aと仕切壁103bのプリント基板101に対する傾斜角が設定されている。
図31は、リールユニット14の構成部材と、リールユニット14の径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、リールユニット14を上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面を模式的に示した図である。
実施の形態では、図31に示すように、モータプレート30Mの左リール15L側の面に、バックライト100L、100Mが、右リール15R側の面に、バックライト100Rが取り付けられている。
バックライト100Mは、モータプレート30Mに取り付けられた状態において、中リール15Mの枠体51、52の間の径方向内側に位置しており、枠体51、52の外周に貼り付けられたベルトVMを径方向内側から照明するようになっている。
また、バックライト100Lは、モータプレート30Mに取り付けられた状態において、筒状部58の径方向内側に位置しており、光透過性の透明な樹脂材料からなる筒状部58を透過した光で、左リール15Lの枠体21、22の外周に貼り付けられたベルトVLを径方向内側から照明するようになっている。
さらに、バックライト100Rは、右リール15Rの枠体21、22の間の径方向内側に位置して、枠体21、22の外周に貼り付けられたベルトVRを径方向内側から照明するようになっている。
実施の形態にかかるリールユニット14では、図31の(a)、(b)に示すように、モータプレート30Mの後側が、鉛直方向に延びる仮想線Y5に沿って略直線状に形成されており、さらに、左リール15Lと中リール15Mの径方向内側に形成される空間Spと、右リール15Rの径方向内側に形成される空間S1とが連絡している。
よって、リールユニット14では、回転軸Xの軸方向において、左リール15Lの径方向内側から、右リール15Rの径方向内側までの範囲に、リール15(左リール15L、中リール15M、右リール15R)の回転時に回転体が通過することのない連続する空間Sp2が、モータプレート30Mよりも後側に確保されている。
これにより、各リール15(左リール15L、中リール15M、右リール15R)の軸方向幅よりも大きい部材、例えば制御基板323が載置された板状部材320を配置することができる。
特に、スロットマシンの制御基板をこの空間Sp2内に配置することで、外部からの制御基板への不正なアクセスをより好適に防止できるようになる。
また、リールカバー16(図5参照)で支持されたモータプレート30Mが、中リール15Mと右リール15Rとの間に挿入されて、空間Sp2内の中央寄りの位置に配置されているので、モータプレート30Mの両側に、ベルトV(VL、VM、VR)を照明するバックライト100(100L、100M、100R)などの機器を取り付けて、空間Sp2内に配置させることができる。
よって、バックライト100L、100M、100Rが、共通のモータプレート30Mに設けられているので、モータプレート30L、30M、30Rの各々にバックライト100L、100M、100Rを設ける場合に比べて、リールユニット14の組み立てと、バックライト100の取り付け角度の調整が簡単になり、作業コストの低減が可能になる。
さらに、制御基板323が載置された板状部材320を、モータプレート30Mの後側に取り付けることで、制御基板323を、空間Sp2内に簡単に配置することができると共に、モータプレート30Mの両側に亘って配置することができる。
また、リールユニット14のベルトV(VL、VM、VR)を照明するためのバックライト100(100L、100M、100R)と、制御基板323とが、共通のモータプレート30Mに取り付けられているので、バックライト100から延びる配線と、制御基板から延びる配線とを、モータプレート30Mに沿わせて、リールユニット14の外部に引き出すことができると共に、これら配線を集約して管理できる。
以上の通り、実施の形態では、同軸上に複数並んで配置された円筒状のリール15(15L、15M、15R)の各々が、径方向内側に延びる腕部26、56(連結部)を介して、ステッピングモータ40(40L、40M、40R)が連結されるボス部24、54に接続されて、リール15の各々がステッピングモータ40により回転軸X周りで独立に回転駆動される遊技機において、軸方向で隣接する中リール15Mと右リール15Rのうちの中リール15Mでは、腕部56(連結部)が、右リール15R側の一端(枠体52)から他端側にオフセットした位置を通って延びており、右リール15Rでは、腕部26(連結部)が、中リール15M側の一端(枠体22)から他端側にオフセットした位置を通って延びており、中リール15Mと右リール15Rの径方向内側には、中リール15Mの腕部56と右リール15Rの腕部26と、で囲まれた空間Sp2が、リール15の回転軸Xの軸方向に沿って形成されており、空間Sp2内に配置される機器(制御基板323、バックライト100)を支持する板状のモータプレート30Mが、中リール15Mと右リール15Rの間に挿入されて、回転軸Xに直交して設けられている構成とした(図31参照)。
このように構成すると、中リール15Mと右リール15Rとの間に挿入されたモータプレート30Mが、空間Sp2内の中央寄りの位置に配置されるので、モータプレート30の両側に機器を取り付けて、空間Sp2内に配置できる。よって、リールユニット14内に形成された空間Sp2を、機器の配置に活用できるので、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
さらに、中リール15Mを挟んで右リール15Rの反対側に位置する左リール15Lでは、腕部26(連結部)が、中リール15M側の一端(枠体22)から他端側にオフセットした位置を通って延びており、中リール15Mは、回転軸Xの軸方向に沿って、左リール15Lの径方向内側に向けて延びる筒状部58を有しており、中リール15Mの腕部56は、左リール15Lの径方向内側で、筒状部58の枠体21側の端部から、径方向内側に延びている構成とした。
このように構成すると、中リール15Mが、左リール15Lの径方向内側を迂回する筒状部58と腕部26とを介してモータに連結されているので、回転軸Xの軸方向で隣接した左リール15Lと中リール15Mと右リール15Rの径方向内側には、中リール15Mの腕部56から右リール15Rの腕部26までの範囲に、リール15の回転時に回転体と干渉しない空間Sp2が確保される。
よって、各リール15(左リール15L、中リール15M、右リール15R)の軸方向幅よりも大きい部材、例えば制御基板323が載置された板状部材320を、モータプレート30Mに取り付けて配置することができる。
さらに、ベルトV(VL、VM、VR)を照明するためのバックライト100(100L、100M、100R)を、モータプレート30Mの両側に取り付けて、空間Sp2内に配置させることができる。
これにより、空間Sp2を、機器(制御基板323、バックライト100など)の配置に利用できるので、遊技機の筐体内の空間を有効に活用でき、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
さらに、リールユニット14のベルトV(VL、VM、VR)を照明するためのバックライト100と、制御基板323とが、共通のモータプレート30Mに取り付けられているので、バックライト100から延びる配線と、制御基板から延びる配線とを、モータプレート30Mに沿わせて、リールユニット14の外部に引き出すことができると共に、これら配線を集約して管理できる。
なお、上記の実施の形態では、図31に示すように、中リール15Mの筒状部58が、左リール15Lの径方向内側を、左リール15Lの腕部26に向けて延びる場合を例示した。
ここで、操作部8(図1参照)のボタンを操作してリール15(15L、15M、15R)の回転を停止させる場合、左リール15L、中リール15M、右リール15Rの順番で停止させるボタン操作(順押し)が一般的に行われるので、筒状部は、右リール15Rの径方向内側を、右リール15Rの腕部26に向けて延びるように設けられていても良い。
かかる場合、ボタンの順押しで右リール15Rを最後に停止させる際には、中リール15Mが既に停止しており、右リール15Rの径方向内側で、バックライト100Rと右リール15RのベルトVRとの間に位置する中リール15Mの筒状部58もまた、停止していることになる。そうすると、バックライト100Rから照射された光が筒状部58を透過する際に乱反射される割合が、筒状部58が回転している場合よりも停止している場合の方が小さくなるので、ベルトVRに描かれた図柄の視認性が向上する。
さらに、当選図柄の種類やベルトにおける図柄の並びによっては、当選しているにもかかわらず、操作部8のボタンを所定のタイミングで押下してリール15を停止させなければ、当選図柄が有効ラインに達しないという、いわゆる取りこぼし役と呼ばれるものがある。
例えば、一つのリールで構成される役として、「チェリー・ANY・ANY」というように、左リール15Lにのみ当選図柄(チェリー)が決められていて、中リール15Mと右リール15Rの図柄がどのような図柄でも良い(ANY)という役がある。
かかる場合に、中リール15Mの筒状部58が、左リール15Lの径方向内側でなく、右リール15Rの径方向内側に位置していると、左リール15Lの視認性は低下することがないので、視認性に起因する取りこぼし役の発生を好適に防止できる。
なお、複数のリールに当選図柄が決められている場合、例えば左リール15Lと右リール15Rに当選図柄が決められている場合には、取りこぼし役となるボタンの押下位置(タイミング)が少ない方のリール側に、筒状部が位置するようにすれば良い。
以下、第1の変形例にかかるリールユニット14Aを説明する。
図32は、第1の変形例にかかるリールユニット14Aの構成部材と、リールユニット14Aの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、リールユニット14Aを前面扉3側(前側)から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、リールユニット14Aを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図である。
図33は、リールユニット14Aにおける、左リール15Lを除いた部分の分解斜視図であって、中リール15Ma、右リール15Raの外周のベルトV(VM、VR)の図示を省略した図である。図34の(a)は、中リール15Maの骨格部材150を、左リール15L側から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図35は、骨格部材50の要部の構成を説明する図であって、(a)は、図34の(b)における符号Bで囲った領域における枠体151、152の断面を拡大して示す図であり、(b)は、図34の(b)における符号Cで囲った領域における枠体151、152と接続梁153の断面を拡大して示す図である。図36の(a)は、図34の(b)におけるD−D断面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図32の(a)に示すように、変形例にかかるリールユニット14Aでは、中リール15Maを回転駆動するためのステッピングモータ40Mと、右リール15Raを回転駆動するためのステッピングモータ40Rとが、モータプレート30Raに取り付けられている。
そのため、中リール15Maと右リール15Raの構成が、前記したリールユニット14の中リール15M、右リール15R(図31参照)と異なっており、左リール15Lの構成は、リールユニット14のものと同じである。
よって、以下の説明においては、前記したリールユニット14と異なる部分を説明し、同一構成の部分は、その説明を省略する。
図33および図34に示すように、中リール15Maの骨格部材150は、回転軸Xの軸方向において所定間隔で配置された円環形状の枠体151、152と、枠体151と枠体152とを接続する接続梁153と、枠体152の径方向内側に位置する連結部154と、連結部154の外周から径方向外側に延びる腕部155と、腕部155と枠体152とを連結する連結部材156と、を有している。
骨格部材150は、光透過性の透明な樹脂材料から一体に形成されており、枠体151と枠体152との間の領域の外周に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示省略)が設けられるようになっている。
接続梁153は、回転軸Xに対して平行に設けられており、回転軸X周りの複数箇所で、軸方向から見て円環形状の枠体151、152を接続している。
図34の(b)に示すように、連結部材156は、枠体152の径方向内側から枠体151とは反対側に延びる外側筒状部156aと、外側筒状部156aよりも径方向内側で外側筒状部156aに対して平行に配置された内側筒状部156bと、外側筒状部156aと内側筒状部156bの端部同士を接続する接続部156cと、を有している。
図35の(a)に示すように、枠体151は、軸方向に所定幅を有する筒状部151aと、筒状部151aの左側(左リール側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部151bを有しており、フランジ部151bは、筒状部151aの全周に亘って、同じ延出高さh1で形成されている。
枠体152は、軸方向に所定幅を有する筒状部152aと、筒状部152aの右側(右リール15Ra側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部152bと、筒状部152aの左側(左リール15L側)の端部から径方向内側に延出するフランジ部152cと、を有しており、これらフランジ部152b、152cは、筒状部152aの全周に亘って、それぞれ延出高さh1、h4で形成されている。
フランジ部152cの内径側の先端には、外側筒状部156aの基端156a1が接続している。
実施の形態では、枠体151、152の筒状部151a、152aは、同一径で形成されており、筒状部151aと筒状部152aとを接続する接続梁153は、図35の(b)に示すように、筒状部151a、152aと同じ径方向厚みh3で形成されている。
接続梁153の外周面153sと、枠体151、152の筒状部151a、152aの外周面151s、152sとは、図柄が描かれたベルトの貼り付け面となっている。
図34に示すように、軸方向から見て骨格部材150の中央部には、ステッピングモータ40Mとの連結部となる円盤形状の連結部154が位置している。
連結部154は、枠体152の径方向内側で回転軸Xに直交するように設けられている。この連結部154では、ネジN1が挿通されるネジ孔154a(図34の(a)参照が、回転軸X周りにおいて120度間隔で設けられている。
実施の形態では、連結部154の右リール15Ra側の面(図34の(b)において右側の面)に、ステッピングモータ40Mの回転軸42に連結された連結部材45が、ネジN1により固定されるようになっている。
連結部154では、回転軸X周りの5カ所において、径方向外側に延びる腕部155が、等間隔で設けられている。
腕部155の先端は、内側筒状部156bの枠体152側の端部156b1に、径方向内側から接続している。
図36に示すように、腕部155では、回転軸Xの径方向から見た断面が略コ字形状の膨出部155aが、回転中心Xを通る直線αに沿って設けられている。膨出部155aは、枠体151側(図34の(b)において左側)に膨出しており、腕部155の右リール15Raとの対向面には、腕部155の全長に亘って凹溝155bが露出している。
実施の形態では、この膨出部155aと凹溝155bにより、腕部155の強度が高められて、中リール15Maの回転時における骨格部材150の歪みが抑えられるようになっている。
図34に示すように、外側筒状部156aおよび内側筒状部156bは、回転軸Xの軸方向の全長に亘って均一な厚みで形成された筒状部材である。内側筒状部156bの枠体152から離れる方向に位置する端部156b2は、軸方向から見てリング状の接続部156cを介して、外側筒状部156aに連結している。
実施の形態では、軸方向から見て有底リング形状の連結部材156が、外側筒状部156aと、接続部156cと、内側筒状部156bとから構成されて、腕部155と枠体152とが、この連結部材156を介して互いに連結されている。
図37は、中リール15Maの構成部材と、中リール15Maの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、中リール15Maを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面を模式的に示す図である。
実施の形態において中リール15Maの骨格部材150では、枠体152の径方向内側に連結部154が位置しており、連結部154は、連結部154から径方向外側に延びる腕部155と、断面視においてコ形状の連結部材156を介して、連結部154の径方向外側の位置で枠体152に接続している。
そのため、中リール15Maでは、内側筒状部156bの径方向内側と外側に、中リール15Maの回転時に腕部155や連結部材156などの回転体が通過することのない空間S5、S6が確保されている。
空間S5は、内側筒状部156bで囲まれた筒状の空間であり、図中右側(右リール15Ra側)に開口している。空間S6は、内側筒状部156bと外側筒状部156aで囲まれたリング状の空間であり、図中左側(左リール15L側)に開口している。
図38の(a)は、右リール15Raの骨格部材250を、中リール15Ma側から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図39は、骨格部材250の要部の構成を説明する図であって、(a)は、図38の(b)における符号Bで囲った領域における枠体251、252の断面を拡大して示す図であり、(b)は、図34の(b)における符号Cで囲った領域における枠体251、252と接続梁253の断面を拡大して示す図である。図40は、図38の(b)におけるD−D断面図である。
図33および図38に示すように、右リール15Raの骨格部材250は、回転軸Xの軸方向において所定間隔で設けられた円環形状の枠体251、252と、枠体251、252とを接続する接続梁253と、枠体251と枠体252との間の径方向内側でステッピングモータ40Rに連結する円盤状の連結部254と、連結部254と枠体252とを接続する連結部材255と、を有している。
骨格部材250は、光透過性の透明な樹脂材料から一体に形成されており、枠体251と枠体252との間の領域の外周に、図柄が描かれた帯状のベルト(図示省略)が設けられるようになっている。
接続梁253は、回転軸Xに対して平行に設けられており、回転軸X周りの複数箇所で枠体251と枠体252とを接続している。
図38の(b)に示すように、連結部材255は、連結部254の外周から回転軸Xに沿って枠体252側に延びる円筒部255aと、円筒部255aの枠体252側の端部から径方向外側に延出する円盤部255bと、を有している。
円筒部255aは、長手方向の全長に亘って同一径で形成されていると共に、回転軸X周りの全周に亘って均一な厚みで形成されており、枠体251側の一端は、連結部254の外周に全周に亘って接続している。
円盤部255bは、枠体252の筒状部252a(図39の(a)参照)に、径方向内側から全周に亘って接続している。
図39の(a)に示すように、枠体251は、軸方向に所定幅を有する筒状部251aと、筒状部251aの左側(中リール15Ma側)の端部から径方向外側に延出するフランジ部251bと、右側の端部から径方向内側に延出するフランジ部251cと、を有しており、フランジ部251b、251cは、筒状部251aの全周に亘って、それぞれ延出高さh1、h2で形成されている。
枠体252は、軸方向に所定幅を有する筒状部252aと、筒状部252aの右側の端部から径方向外側に延出するフランジ部252bとを有しており、フランジ部252bは、筒状部252aの全周に亘って、同じ延出高さh1で形成されている。
実施の形態では、枠体251、252の筒状部251a、252aは、同一径で形成されており、筒状部251aと筒状部252aとを接続する接続梁253は、図39の(b)に示すように、筒状部251a、252aと同じ径方向厚みh3で形成されている。
また、接続梁253の外周面253sと、筒状部251a、252aの外周面251s、252sは、図柄が描かれたベルトの貼り付け面となっている。
また、フランジ部251cの延出高さh2は、隣接する骨格部材150の枠体152のフランジ部152cの延出高さh4(図35の(a)参照)よりも低くなる長さ寸法に設定されている(h4>h2)。
リールユニット14Aが組み付けられた状態において、骨格部材150の連結部材156と、枠体251との干渉を避けつつ、連結部材156を、骨格部材250の径方向内側に位置させるためである。
図38に示すように、軸方向から見て骨格部材250の中央部には、円盤形状の連結部254が回転軸Xに直交するように設けられている。
連結部254の中央部には、後記するベアリング46(図42参照)を挿通する挿通穴254aが、厚み方向に貫通して設けられている。
図38の(b)および図40に示すように、連結部254の図中右側(枠体252側)の面には、挿通穴254aを囲むリング状の歯車部256が、一体に設けられている。
実施の形態では、リールユニット14Aが組み付けられた状態において、ステッピングモータ40Rの回転軸42Rに取り付けられた歯車48(図33参照)が、歯車部256に噛合して設けられるようになっており、歯車48を介して入力される回転により、骨格部材250(右リール15Ra)が、回転軸X周りで回転駆動されるようになっている。
図41は、右リール15Raの構成要素と、右リール15Raの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、右リール15Raを前面扉3側(前側)から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面を模式的に示す図である。
実施の形態において骨格部材250では、枠体251側の径方向内側に位置する連結部254が、断面視においてL字形状の連結部材255を介して、枠体252に接続されている。
そのため、右リール15Raでは、円筒部255aの径方向内側と外側に、右リール15Raの回転時に連結部254や連結部材255(円筒部255a、円盤部255b)などの回転体が通過することのない空間S7、S8が、確保されている。
空間S7は、円筒部255aで囲まれた有底筒状の空間であり、図中右側に開口している。空間S8は、円筒部255aとベルトVRで囲まれた有底リング状の空間であり、図中左側(中リール15Ma側)に開口している。
そのため、実施の形態では、枠体252の右側にモータプレート30Raが設けられて、ステッピングモータ40M、40Rが、空間S7内に配置されるようになっている。
図42は、ステッピングモータ40M、40Rと、中リール15Ma、右リール15Raとの連結を説明する図である。
モータプレート30Raの中央部から下部の近傍までの範囲には、モータ取付部33’が、図中左側(中リール15Ma側)に突出して設けられている。中リール15Maを回転駆動するためのステッピングモータ40Mは、回転軸42Mを軸線Xに一致させた状態で設けられており、右リール15Raを回転駆動するためのステッピングモータ40Rは、ステッピングモータ40Mの下側に設けられている。
ステッピングモータ40Mの回転軸42Mには、軸方向から見てリング状のベアリング46が、軽圧入により取り付けられている。
ベアリング46は、ステッピングモータ40M側の外周を、モータ取付部33’から延びるベアリング保持部47の保持穴(図示せず)に挿入した状態で、ベアリング保持部47で回転可能に支持されており、ステッピングモータ40Mの駆動時における回転軸42Mの軸ブレが防止されるようになっている。
ベアリング46の先端側は、リールユニット14Aが組み付けられた状態において、右リール15Raの連結部254の挿通穴254aを貫通している。この状態において右リール15Raは、ベアリング46を介して回転軸X周りに回転可能に支持されており、中リール15Maと右リール15Raとが、回転軸X周りに互いに相対回転可能とされている。
ステッピングモータ40Mの回転軸42Mは、連結部材45を介して中リール15Maの連結部154に連結しており、中リール15Maは、ステッピングモータ40Mにより回転駆動されるようになっている。
ステッピングモータ40Rの回転軸42Rは、回転軸Xに対して平行に配置されており、先端に歯車48が取り付けられている。
歯車48は、リールユニット14Aが組み付けられた状態において、右リール15Raの連結部254と一体に形成された歯車部256に噛合しており、ステッピングモータ40Rの回転が歯車48と歯車部256とを介して右リール15Raに伝達されて、右リール15Raが回転駆動されるようになっている。
図41および図37に示すように、実施の形態では、右リール15Raの骨格部材250の回転軸Xから円筒部255aまでの半径r7は、中リール15Maの骨格部材150の回転軸Xから内側筒状部156bまでの半径r5よりも小さい長さ寸法で形成されている(r7<r5)。
また、骨格部材250における回転軸XからベルトVRまでの半径r8は、中リール15Maの外側筒状部156aまでの半径r6(図11参照)よりも、大きい長さ寸法で形成されている(r8>r6)。
よって、図43に示すように、中リール15Maと右リール15Raとが組み付けられた状態において、中リール15Maにおける空間S5内に、右リール15Raの連結部254と円筒部255aとが配置され、右リール15Raにおける空間S8内に、中リール15Maの連結部材156が配置されるようになっている。
よって、第1の変形例にかかるリールユニット14Aでは、中リール15Maや右リール15Raの回転時に回転体が通過することのない空間Sp3が、回転軸X周りに確保されている。そして、この空間Sp3は、中リール15Maと右リール15Raの径方向内側で、回転軸Xの軸方向に沿って、連結部材156から枠体151の近傍までの範囲に形成されている。
そのため、この空間Sp3には、回転センサや、中リール15Maと右リール15Raの外周に設けられたベルトVM、VRを内側から照明する光源などが配置されるようになっており、これらの配置に関与しない残りの空間が、液晶表示器や可動役物の制御基板などを配置する空間として、利用可能となっている。
図32に示すように、これら中リール15Maと右リール15Raと組み合わせる左リールとして、前記した左リール15Lを採用すると、リールユニット14Aの両側に、ステッピングモータの取り付けに関与するモータプレート(モータプレート30L、30Ra)が配置されることになる。
そうすると、リールユニット14Aの内部には、回転軸Xの軸方向において、左リール15Lの径方向内側から、右リール15Raの径方向内側までの範囲に、リール15(左リール15L、中リール15Ma、右リール15Ra)の回転時に回転体が通過することのない連続する空間Sp5aが確保される。
よって、各リール15(左リール15L、中リール15M、右リール15R)の軸方向幅よりも大きい部材、例えばスロットマシンの制御基板を、この空間Sp5a内に配置することができる。
さらに、各リール15(左リール15L、中リール15Ma、右リール15Ra)の間には、ステッピングモータが設けられていないので、例えば図32の場合には、中リール15Maの径方向内側の空間Sp4のほぼ総てを、遊技に必要となる機器の配置に利用できる。
また、図32において仮想線で示すように、左リール15Lと中リール15Maの間に、図示しないリールカバー16で支持されたモータプレート30M’を挿入すると、モータプレート30M’が、空間Sp3内の中央寄りの位置に配置されるので、モータプレート30M’の両側に、例えばバックライト100(100L、100M、100R)を取り付けて、空間Sp3内に配置させることができる。よって、前記した実施の形態および変形例の場合と同様効果が奏される。すなわち、遊技機の筐体内の空間を有効に活用でき、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
図44は、第2の変形例にかかるリールユニット14Bの構成部材と、リールユニット14Bの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、リールユニット14Bを前面扉3側(前側)から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、リールユニット14Bを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図である。
第2の変形例に係るリールユニット14Bでは、中リール15Mbと左リール15Lbとの間のモータプレート30Mbで、中リール15Mbと右リール15Rbを回転駆動するステッピングモータ40M、40Rが支持されている。
そのため、中リール15Mbの径方向内側に、ステッピングモータ40M、40Rが配置されている。そして、リールユニット14Bが組み付けられた状態において、ステッピングモータ40Mの回転軸42Mに取り付けられた歯車48が、中リール15Mbの連結部157と一体に形成された歯車部158に噛合して設けられるようになっており、中リール15Mbが、歯車48と歯車部158を介して入力される回転により回転軸X周りで回転駆動されるようになっている。
このリールユニット14Bでは、中リール15Mbの径方向内側にステッピングモータ40M、40Rが位置しており、右リール15Rbの径方向内側にステッピングモータの直径3つ分の径の空間を確保する必要がない。よって、右リール15Rbにおける円筒形状の空間の径D2を、リールユニット14Aの右リール15Raにおける円筒形状の空間の径D1(図32の(b)参照)よりも小さくすることができる。
また、軸方向から見てリング状の空間Sp5bの径方向厚みを、リールユニット14Aの空間Sp5a(図32参照)よりも大きく確保でき、この空間Sp5b内に、遊技に必要となる機器などをより多く配置できるので、前記した実施の形態および変形例の場合と同様に、遊技機の筐体内の空間を有効に活用でき、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
図45は、第3の変形例にかかるリールユニット14Cの構成部材と、リールユニット14Cの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、リールユニット14Cを前面扉3側(前側)から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、リールユニット14Cを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図である。
第3の変形例にかかるリールユニット14Cでは、ステッピングモータ40(40L、40M、40R)と、バックライト100(100L、100M、100R)が、共通のモータプレート30Mcで支持されており、左リール15Lcの径方向内側から、右リール15Rcの径方向内側の連結部材156までの範囲に、連続する空間Sp5cが確保されている。
このように構成すると、モータプレートの数が一つで済むので、部品点数の減少によるコストダウンが可能となる。さらに、前記実施の形態の場合と同様に、組み立て時の作業効率が向上する。
さらに、各リール15(左リール15Lc、中リール15Mc、右リール15Rc)の軸方向幅よりも大きい部材、例えば制御基板323が載置された板状部材320(図31参照)を、モータプレート30Mcに取り付けると共に、ベルトV(VL、VM、VR)を照明するバックライト100(100L、100M、100R)を、モータプレート30Mcの両側に取り付けることで、空間Sp5cを、機器の配置に利用できる。
よって、前記した実施の形態および変形例の場合と同様に、遊技機の筐体内の空間を有効に活用でき、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
図46は、第4の変形例にかかるリールユニット14Dの構成部材と、リールユニット14Dの径方向内側に形成される空間との位置関係を説明する図であり、(a)は、リールユニット14Dを前面扉3側(前側)から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図であり、(b)は、リールユニット14Dを上側から見た場合における各構成部材と、各空間の位置関係を模式的に示す図である。
前記実施の形態および第1から第3の変形例では、回転軸Xの軸方向で3つのリールが並べられたリールユニットの場合を例示したが、リールの数は、3つに限定されるものではなく、例えば図46に示すリールユニット14Dのように、4つであっても良い。
かかる場合、リールユニット14Dの径方向内側に、軸方向に沿って連続する空間Sp5dが確保される。よって、回転軸Xの軸方向で隣接する中リール15Md、15Mdの間に挿入したモータプレート30Mdに、制御基板323が載置された板状部材320(図31参照)や、バックライト100(100L、100M、100M、100R)を取り付けて、空間Sp5d内に配置できる。これにより、前記した実施の形態および変形例の場合と同様に、遊技機の筐体内の空間を有効に活用でき、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
また、リール15(15Ld、15Md、15Rd)を回転駆動するステッピングモータ40L、40M、40M、40Rが、共通のモータプレート30Mdに取り付けられるので、モータプレートの数が一つで済み、部品点数の減少によるコストダウンが可能となる。さらに、前記実施の形態の場合と同様に、組み立て時の作業効率が向上する。
また、図43に示したリールの組み合わせを対称に並べた図47のリールユニット14Eとすることや、図26に示したリールの組み合わせを対称に並べた図48のリールユニット14Fとすることによっても、リールユニット14E、14Fの径方向内側に、それぞれ軸方向で連続する空間Sp5e、Sp5fが確保されるので、前記実施の形態および変形例の場合と同様の作用効果が奏されることになる。
さらに、リールユニットにおけるリールの数は、図49、図50に示すように、2つであっても良い。
例えば、図49に示すリールユニット14Gの場合、左リール15Lgでは、右リール15Rg側の一端(枠体22)から他端側にオフセットした位置にある枠体21から腕部26(連結部)が延びており、右リール15Rgでは、左リール15Lg側の一端(枠体22)から他端側にオフセットした位置にある枠体21から腕部26(連結部)が延びている。そして、左リール15Lgを回転駆動するステッピングモータ40Lと、右リール15Rgを回転駆動するステッピングモータ40Rとが、左リール15Lgと右リール15Rgとの間に挿入された共通のモータプレート30Mgで支持されている。
さらに、図50に示すリールユニット14Hの場合、左リール15Lhでは、右リール15Rh側の一端(枠体22)から他端側にオフセットした位置にある枠体21から腕部26(連結部)が延びており、右リール15Rhでは、左リール15Lh側の一端(枠体22)から他端側にオフセットした位置にある枠体21から腕部26(連結部)が延びている。そして、左リール15Lhを回転駆動するステッピングモータ40Lと、右リール15Rhを回転駆動するステッピングモータ40Rとが、それぞれ、リールユニット14Hの側方に配置されたモータプレート30Lh、30Rhで支持されていると共に、左リール15Lhと右リール15Rhの間に、モータプレート30Mhが挿入されている。
よって、これらリールユニット14G、14Hの場合に、各リール15(左リール15Lg、15Lh、右リール15Rg、15Rh)の軸方向幅よりも大きい部材(例えば制御基板が載置された板状部材)を、モータプレート30Mg、30Mhに取り付けて、空間Sp5g、Sp5h内に配置することができる。
さらに、モータプレート30Mg、30Mhの両側に、ベルトV(VL、VR)を照明するバックライト100(100L、100R)を取り付けて、空間Sp5g、Sp5h内に配置させることができる。
これにより、空間Sp5g、Sp5hを、機器の配置に利用できるので、前記した実施の形態および変形例の場合と同様に、遊技機の筐体内の空間を有効に活用でき、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
以下、上述した実施の形態および変形例から抽出される発明の特長を、必要に応じて効果等とともに示す。
実施の形態では、中リール15Mの筒状部58が、少なくとも光透過性の透明な樹脂材料から円筒状に形成されており、筒状部58は、周方向の全周に亘って、つなぎ目無く形成されている構成とした。
これにより、径方向内側のバックライト100Lから照射された光が、筒状部58で遮蔽されずに透過して、径方向外側に位置するベルトVLを照明するので、ベルトVLの外周に描かれた図柄の視認性が低下することがない(図31参照)。
また、筒状部58は、全周に亘ってつなぎ目無く形成されており、光が乱反射する原因となる端面が存在しないので、リールの回転時にベルトを照明する光にチラツキが生じない。よって、ベルトの外周に描かれた図柄の視認性が低下することがない。
なお、変形例にかかる中リール15Maの連結部材156(外側筒状部156a)についても、光透過性の透明な樹脂材料から、つなぎ目なく円筒状に形成されているので、同様の効果が奏されることになる(図32、図34参照)。
実施の形態では、回転軸Xの軸方向で隣接するリールの間に、リール15(15L、15M、15R)の径方向の振動(回転軌道のブレ)を規制する手段として、ガイド60、65(図3参照)を設けると共に、ガイド60、65が、リール15の径方向外側に位置してリール15の径方向外側の移動範囲を規制する外側規制部61a、66aと、径方向内側に位置して径方向内側の移動範囲を規制する内側規制部61b、66bのうちの少なくもと一方を備える構成とした(図22、図28参照)。
これにより、外側規制部61a、66aと、内側規制部61b、66bのうちの少なくとも一方により、リール15(15L、15M、15R)の骨格部材20、20’、50の径方向の振動を確実に抑えることができ、枠体の外周のベルトV(VL、VM、VR)に描かれた図柄の視認性の低下を防止できる。
さらに、ガイド60、65は、外側規制部61a、66aおよび内側規制部61b、66bと、これらを接続する接続部61c、66cとから、断面視においてH形状に形成されており、外側規制部61a、66aおよび内側規制部61b、66bが、リール15の幅方向(回転軸Xの方向)に沿って配置されている構成とした。
これにより、回転軸Xの軸方向で隣接する二つのリールの径方向の振動を、一つのガイド60、65で確実に抑えることができる。
また、ガイド60、65は、少なくともリール15の前面扉3側の所定範囲に設けられて、少なくとも前面扉3の表示窓6(図1参照)から視認可能な範囲にあるリール15の振動を抑えるようにしたので、遊技者によるリールの視認性を向上させることができる。
特に、リールの間にモータプレート30が位置していない部分では、リング形状のガイド60とし、枠体の全周に亘って振動を抑えるようにしたので、リールの振動がより確実に抑えられて、ベルトに描かれた図柄の視認性が向上する。
また、ガイド60、65は、リールカバー16で支持されて、リール15との接触を避けて設けられている構成としたので、ガイド60、65が、リール15の回転を阻害することがない。また、ガイド60、65とリール15との接触に起因するリール15の摩耗を防止できる。
また、実施の形態では、骨格部材20、20’、50のボス部24、54には、ネジ孔24i、54iが設けられており、ステッピングモータの回転軸に取り付けられた連結部材45が、ネジ孔24i、54iに螺入したネジN1により、骨格部材20、20’、50の底部24a、54aに取り付けられる構成とし(図6、図17、図19参照)、さらにボス部24、54には、ネジ孔24i、54iを囲むように貫通溝24m、54mが設けられている構成としたので(図10、図23参照)、ボス部24、54と連結部材45がネジN1で連結された状態のままで骨格部材20、20’、50を引っ張ると、貫通溝24m、54mの内側がボス部24、54の底部24a、54aから分離される。
よって、骨格部材20、20’、50と連結部材45とを簡単に分離できるので、リール15(15L、15M、15R)を分解する際の作業効率が向上する。
特に、実施の形態では、リール15(15L、15M、15R)の径方向内側に液晶表示器や可動役物の制御基板などが配置されるようになっており、工具を用いてネジN1を外す場合には、これら配置したものがネジN1の取り外しの邪魔になる。実施の形態では、かかるネジN1の取り外しを必要とせずに、骨格部材20、20’、50と、ステッピングモータ40(40L、40M、40R)とを簡単に分離できる。
よって、内部に配置されたものが液表表示器などの電子機器である場合には、これらを破損することなくリール15を分解でき、電子機器のリサイクル率が向上する。
実施の形態では、リール15(15L、15M、15R)の外周に設けられたベルトVL、VM、VRを内側から照明するバックライト100L、100M、100Rが、共通のモータプレート30Mに取り付けられているので(図19、図31参照)、モータプレート30Mに取り付けられたバックライト100L、100M、100Rの向きの調整を一括して行うことができる。
また、個々のモータプレートにバックライトが設けられている場合に比べ、バックライトの取り付け工程がひとつに集約されるので、このことによっても、組み立て時の作業効率が向上する。
また、リールユニット14の内側に形成された空間Sp2(図31参照)内にスロットマシンの制御基板を配置すると、リールユニット14を分解しない限り制御基板にアクセスができないので、制御基板への外部からの不正なアクセスをより好適に防止できるようになる。
さらに、従来はデッドスペースとなっていたリールユニット14の内側の空間Sp2を有効に活用できるので、各リール15(15L、15M、15R)の大型化にも対応できる。
また、図27に示すように、モータプレート30Mの側面302は、回転軸Xから後側に所定距離離間した位置を鉛直方向(リールカバー16の底部16bに直交する方向)に延びる仮想線Y5に沿って略直線状に形成されて、モータプレート30Mの後側に取付部35が設けられているので、制御基板323が載置された板状部材320を、この取付部35に取り付けることで、制御基板323を、空間Sp2(図31参照)内に簡単に配置することができる。
さらに、制御基板323を、モータプレート30Mの両側に亘って配置することができるので、空間Sp2内を有効に活用できる。
また、第1の変形例にかかるリールユニット14Aにおいては、軸方向で隣接するリール(中リール15Ma、右リール15Ra)のうちの一方のリール(右リール15Ra)の側方にのみモータプレート30Raを設けて、リール(中リール15Ma、右リール15Ra)を回転駆動するステッピングモータ40M、40Rを、モータプレート30Raで支持する構成とした(図32参照)。
これにより、モータプレート30Raから遠い方に位置するリール(中リール15Ma)では、径方向内側にステッピングモータなどが配置されないので、中リール15Maの径方向内側の空間Sp4の総てを、液晶表示器や可動役物の制御基板などを配置する空間として、利用可能できるようになる。
よって、この空間Sp4内にもまた、遊技に必要となる機器などを配置できるので、遊技機の筐体内の設計の自由度が向上する。
さらに、右リール15Raは、ステッピングモータ40Mの回転軸42Mに軽圧入されたベアリング46で回転可能に支持されているので、回転時における右リール15Raの軸ブレを好適に抑えることができる。
特にベアリング46が、回転軸Xの軸方向で所定長さを有しており、ベアリング46が位置する領域の径方向外側で、右リール15Raの歯車部256と、ステッピングモータ40Rの歯車48とが噛合するようにしたので、回転時における右リール15Raの軸ブレを、より好適に抑えることができる。
実施の形態およびその変形例では、一軸回りで回転可能なリール15が、スロットマシンの筐体の接地面に対して水平な方向に設定された回転軸Xに沿って複数並べられたスロットマシン(リールが横方向に並べられたスロットマシン)の場合を例に挙げて、本発明を説明した。
本発明は、この態様に限定されるものではなく、例えば、接地面に対して垂直な方向に設定された回転軸に沿ってリールが複数並べられたスロットマシン(リールが縦方向に並べられたスロットマシン)や、接地面に対して所定角度傾斜した方向に設定された回転軸に沿ってリールが複数並べられたスロットマシン(リールが斜め方向に並べられたスロットマシン)であってもよい。
実施の形態およびその変形例では、リールユニットの径方向内側に形成される空間内に、ベルトを照明するためのバックライトが配置されているスロットマシンの場合を例に挙げて説明をしたが、バックライトの代わりに液晶装置が配置されているスロットマシンであっても良い。
実施の形態およびその変形例では、遊技機としてスロットマシンに適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、異なるタイプの遊技機、具体的には遊技媒体として遊技球を用いる弾球式の遊技機に適用してもよい。
また、弾球式でない遊技機、例えば、外枠に開閉可能に支持された遊技機本体に貯留部および取込装置を備え、貯留部に貯留されている所定数の遊技球が取込装置により取り込まれた後にスタートレバーが操作されることによりリールの回転を開始する、パチンコ機とスロットマシンとが融合された遊技機として実施するようにしてもよい。
1 スロットマシン
2 筐体本体
3 前面扉
4 施錠機構
5 遊技パネル
6(6L、6M、6R) 表示窓
7 コイン投入口
8 操作部
9 皿
10 演出表示部
11 ホッパ装置
12 電源ボックス
14、14A〜14H リールユニット
15 リール
15L、15Lb〜15Lh 左リール
15M、15Ma〜15Mf 中リール
15R、15Ra〜15Rh 右リール
16 リールカバー
17 主基板ユニット
20、20’、50 骨格部材
21、22、51、52 枠体
23、53 接続梁
24、54 ボス部
26、56 腕部
26a、56a 軸方向腕部
26b、56b 径方向腕部
27 センサカット板
30(30L、30Le、30Lh、30M、30Mb〜30Me、30Mg、30Mh、30R、30Ra、30R’、30Rh) モータプレート
31 本体部
33、33’ モータ取付部
34 センサ支持部
35 取付部
37 バックライト取付部
38 回転センサ
40(40L、40M、40R) ステッピングモータ
45 連結部材
46 ベアリング
47 ベアリング保持部
48 歯車
58 筒状部
60、65 ガイド
100(100L、100M、100R) バックライト
150、250 骨格部材
151、152、251、252 枠体
153、253 接続梁
154、157、254 連結部
155 腕部
156 連結部材
158、256 歯車部
255 連結部材
320 板状部材
321 係合爪
322 取付ネジ
323 制御基板
N1〜N5 ネジ
V(VL、VR、VM) ベルト

Claims (1)

  1. 同軸上に複数並んで配置された円筒状のリールの各々が、径方向内側に延びる連結部を介してモータに連結されて、独立に回転駆動される遊技機において、
    軸方向で隣接する第1のリールと第2のリールのうちの前記第1のリールでは、前記連結部が、前記第2のリール側の一端とは反対の他端側から前記径方向内側に延びており、
    前記第2のリールを挟んで前記第1のリールの反対側に位置する第3のリールでは、前記連結部が、前記第2のリール側の一端とは反対の他端側から前記径方向内側に延びており、
    前記第2のリールの前記第3のリール側の一端側には、前記第3のリールの径方向内側を前記軸方向に延びる円筒状の延出部が一体に形成されており、前記延出部は、その先端が前記第3のリールの前記連結部の近傍に及ぶ前記軸方向の長さで形成されており、
    前記第2のリールの連結部は、前記延出部の先端側から前記径方向内側に延びており、
    前記第1のリールと前記第2のリールと前記第3のリールの径方向内側では、前記第2のリールの連結部から前記第1の連結部までの範囲に、空間が形成されており、
    前記空間内に配置される機器の支持部材が、前記第1のリールと前記第2のリールの間
    に挿入されて設けられているとともに、
    前記第1のリールの前記第2のリール側の一端と、前記第2のリールの前記第1のリール側の一端との間には、固定側部材に支持されたガイドが、回転軸周りの周方向の全周に亘って設けられており、
    前記第1のリールと前記第2のリールとが回転する際の、前記第1のリールと前記第2のリールの径方向の振動を前記ガイドにより抑えるようにしたことを特徴とする遊技機。
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