JP2003033508A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003033508A
JP2003033508A JP2001224489A JP2001224489A JP2003033508A JP 2003033508 A JP2003033508 A JP 2003033508A JP 2001224489 A JP2001224489 A JP 2001224489A JP 2001224489 A JP2001224489 A JP 2001224489A JP 2003033508 A JP2003033508 A JP 2003033508A
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JP2001224489A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Kenichi Yagi
健一 八木
Keiichi Yamamoto
圭一 山本
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な方法で擬似的に図柄の立体表示を可能
とした遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機は、表示制御手段が生成する図柄
データに基づいて図柄表示装置22に図柄が表示され
る。そして、図柄は第1の図柄(76、77、78)と
第2の図柄(72、73、74、79)から成り、第1
の図柄(76、77、78)は第2の図柄(72、7
3、74、79)の前面側に所定距離離れているように
仮想的に表示され、第1の図柄(76、77、78)と
第2の図柄(72、73、74、79)は同期して変動
する。このように表示が行われると、その視覚効果によ
り第1の図柄(76、77、78)は奥行きがあるよう
に立体表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、遊技機に関する
ものである。特に、遊技機の図柄表示装置に図柄を表示
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 遊技機の一種であるパチンコ機を例と
して説明する。パチンコ機では、所定の領域にパチンコ
球が入る、あるいは通過すると、図柄表示装置に表示さ
れた図柄が変動を開始する。そして、図柄が所定の組合
せで停止したときに、特定の入賞口が所定時間開放され
る等が行われ、特典としてのパチンコ球が払い出され
る。図柄表示装置に表示される図柄は、例えば図1に示
されているようなものであり、横に並んだ複数の円筒状
のリール(372、373、374)と、これらのリー
ルの表面上に種々の図柄377が貼り付けられているよ
うに表示される。図柄が変動する際には、リール(37
2、373、374)とともに図柄377も縦方向に回
転する。図柄表示装置に表示される図柄は、上述したよ
うに、その停止組合せが特典付与に直接結びつくので遊
技者の注目度が高く、その演出には種々の工夫がこらさ
れてきている。このような演出として、図柄を立体表示
(いわゆる「3D」)したり、立体表示された図柄を動
かすことが行われている。図柄の立体表示は、表示制御
手段が生成した図柄データに基づいて、図柄表示装置が
ポリゴンを表示することによって行われている。ポリゴ
ンは、多数の平面が集まった多角形を表示することによ
り図柄を立体表示する技術であり、例えば、特開平10
―43387号公報で公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、ポリ
ゴンによって図柄を立体表示したり、動かしたりするた
めには図柄データを生成する表示制御手段に高い能力が
要求される。このため高機能の表示制御手段を用いなけ
ればならず、遊技機のコストが高くなってしまってい
た。
【0004】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、簡易な方法で擬似的に図柄の立体表
示を可能とすることにより、コストが安い遊技機を提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用と効果】 請求
項1に記載の遊技機は、表示制御手段が生成する図柄デ
ータに基づいて図柄表示装置に図柄が表示される。そし
て、図柄は第1の図柄と第2の図柄から成り、第1の図
柄は第2の図柄の前面側に所定距離離れているように仮
想的に表示され、第1の図柄と第2の図柄は同期して変
動する。上記の遊技機は、第1の図柄は、第2の図柄の
前面側に所定距離離れているように仮想的に表示され、
第1の図柄と第2の図柄は同期して変動する。このよう
に表示が行われると、その視覚効果により第1の図柄は
奥行きがあるように視認される。このため、ポリゴンを
用いなくても第1の図柄を立体表示することができる。
ポリゴンを用いなくても第1の図柄を立体表示すること
ができると、図柄データを生成する表示制御手段は高い
能力を要求されない。このため、遊技機のコストを安く
することができる。
【0006】請求項1に記載の遊技機において、第2の
図柄は略円筒状、略円盤状、略帯状の内のいずれかの立
体形状の表面に配されているように表示されることが好
ましい(請求項2)。上記の遊技機の第2の図柄は、略
円筒状、略円盤状、略帯状の内のいずれかの立体形状の
表面に配されているように表示される。このため、第2
の図柄が配された略円筒状、略円盤状、略帯状の内のい
ずれかの立体形状が回転等の動作を行うと、第2の図柄
の動きによって仮想的な立体形状が認識され、遊技者は
その表示態様を楽しみながら遊技を行うことができる。
【0007】請求項3に記載の遊技機は、表示制御手段
が生成する図柄データに基づいて図柄表示装置に図柄が
表示される。そして、図柄は第1の図柄と第2の図柄か
ら成り、第1の図柄と第2の図柄は仮想的な面である第
1の面と第2の面の面上に配されているようにそれぞれ
表示され、第1の面は仮想的に第2の面の前面側に所定
距離離れており、第1の図柄と第2の図柄は同期して変
動する。上記の遊技機は、第1の図柄と第2の図柄はそ
れぞれ仮想的な面である第1の面と第2の面の面上に配
されているように表示され、第1の面は仮想的に第2の
面の前面側に所定距離離れており、第1の図柄と第2の
図柄は同期して変動する。このように表示が行われる
と、その視覚効果により第1の図柄は奥行きがあるよう
に視認され、ポリゴンを用いなくても第1の図柄を立体
表示することができる。ポリゴンを用いなくても第1の
図柄を立体表示することができると、図柄データを生成
する表示制御手段は高い能力を要求されない。このた
め、遊技機のコストを安くすることができる。
【0008】請求項3に記載の遊技機において、第2の
面は略円筒状、略円盤状、略帯状の内のいずれかの立体
形状の表面であることが好ましい(請求項4)。上記の
遊技機においては、第2の面は、略円筒状、略円盤状、
略帯状の内のいずれかの立体形状の表面である。このた
め、第2の図柄が配された略円筒状、略円盤状、略帯状
の内のいずれかの立体形状が回転等の変動を行うと、第
2の図柄の動きによって仮想的な立体形状が認識され、
遊技者はその表示態様を楽しみながら遊技を行うことが
できる。なお、略円筒状、略円盤状、略帯状は、奥行き
方向に変動されることが好ましい。略円筒状、略円盤
状、略帯状が奥行き方向に変動されると、その視覚効果
により、第1の図柄はより立体的に表示される。
【0009】請求項3または4に記載の遊技機におい
て、第2の面は色彩が施されていることが好ましい(請
求項5)。上記の遊技機によれば、第2の面を明確に視
認することができ、その表示態様が遊技者を楽しませ
る。
【0010】請求項3または4または5に記載の遊技機
において、第1の面と第2の面は相似形状であるととも
にその間の仮想的距離は一定であることが好ましい(請
求項6)。上記の遊技機は、第1の面と第2の面は相似
形状であるとともにその間の仮想的距離は一定である。
このように相似形状であるとともにその間の仮想的距離
が一定な第1の面と第2の面にそれぞれ第1の図柄と第
2の図柄が配されると、その視覚的効果により、第1の
図柄はより奥行きがあるように立体表示される。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明を遊技機の一種であるパ
チンコ機に適用した実施の形態を、図2〜図4を参照し
ながら説明する。まず最初に、パチンコ機10の構成と
動作について簡単に説明する。パチンコ機10の下部に
は、図2に示されているように、遊技者が操作して遊技
盤面12にパチンコ球を打ち出すハンドル38が設けら
れている。遊技盤面12には、その下部から上方に向か
って円弧状に延びるレール44、表示器14、第1種始
動口30、大入賞口34、下部第1種始動口35等が装
着されている。また、多数の釘(図示省略)が、遊技盤
面12に打ち付けられている。表示器14は、液晶ディ
スプレーである図柄表示装置22と、その下方に横に並
んで配置されている4個の保留球ランプ23を備えてい
る。保留球ランプ23は、LED(発光ダイオード)が
発光する報知ランプである。表示器14の右側には、2
個のLEDを備えた普通図柄表示装置24が設けられて
いる。
【0012】第1種始動口30の内部には、パチンコ球
の入賞を検知する始動口センサ56が設けられている。
大入賞口34は、下辺を軸として前方に開く矩形板状の
開閉扉36を有しているとともに、その内部には特別入
賞区域であるVゾーン(図示省略)が設けられている。
開閉扉36は、遊技盤面12の裏側に装着されているソ
レノイド50に連結され、ソレノイド50に駆動されて
開閉される。大入賞口34の上部には、中ゲート32が
配置されており、その内部にはパチンコ球の通過を検知
するゲートセンサ54が装着されている。大入賞口34
の下方に配置されている下部第1種始動口35は、ソレ
ノイド(図示省略)に連結されて開閉される。遊技盤面
12の裏側には、スピーカ26が装着されている。ま
た、内蔵した電球やLEDによって発光するランプ27
が、遊技盤面12の各所やその周囲に配置されている。
遊技盤面12の下方には、払い出されたパチンコ球(賞
球)の受け皿である上皿46、賞球や貸し球を一時的に
貯めておく下皿40、灰皿42が設けられている。な
お、図2においては図示を省略しているが、遊技機10
の裏側には、遊技機10を制御するメイン制御部100
と図柄表示装置22に表示する図柄データを生成する表
示制御部200が装着されている(メイン制御部10
0、表示制御部200については、後述にて詳細に説明
する)。
【0013】遊技者がハンドル38を操作してパチンコ
球を打ち出すと、パチンコ球はレール44に沿って移動
して遊技盤面12の上部に達し、遊技盤面12に打ち付
けられている多数の釘と衝突して頻繁にその方向を変化
させながら落下する。第1種始動口30にパチンコ球が
入賞して始動口センサ56がこれを検知すると、5個の
賞球が払い出されるとともに、図柄表示装置22に表示
される3つの図柄が変動した後に停止する。そして、停
止した図柄の組合せが所定の大当たり図柄の場合には、
パチンコ機10は大当たり遊技状態に移行する。大当た
り図柄の組合せとは、例えば、「7・7・7」や「3・
3・3」である。パチンコ機10が大当たり遊技状態に
移行すると、通常は閉じられている大入賞口34の開閉
扉36が開放される。開放された開閉扉36は、開放さ
れてからパチンコ球が10個入賞するか、開放されてか
ら30秒を経過するかのいずれかが成立した場合に閉じ
られる。開閉扉36が開放されている間に、大入賞口3
4内のVゾーンをパチンコ球が通過した場合には、開閉
扉36は閉じられた後に再び開放される。この開閉扉3
6の開閉は最大16回繰り返され、開閉扉36が開放さ
れたときに入賞したパチンコ球1個に対して15個の賞
球が払い出される。このため、大当たりになると、遊技
者は2000個以上の賞球を獲得することができる。
【0014】中ゲート32をパチンコ球が通過し、これ
をゲートセンサ54が検知すると、普通図柄表示装置2
4のLEDが点滅する。そして、このLEDの点滅が所
定の組合せとなった場合に下部第1種始動口35が1秒
間開放される。下部第1種始動口35にパチンコ球が入
賞すると、第1種始動口30に入賞した場合と同様に、
5個の賞球が払い出されるとともに、図柄表示装置22
で3つの図柄が変動する。図柄表示装置22において図
柄が変動している間に第1種始動口30にパチンコ球が
入賞すると、その入賞したパチンコ球数分の保留球ラン
プ23が点灯して保留球数を報知する。また、遊技中に
は、スピーカ26やランプ27が種々の音を出したり、
発光したりして遊技者を楽しませる。
【0015】以上、パチンコ機10の構成と動作を簡単
に説明した。続いて、パチンコ機10を制御するメイン
制御部100と表示制御部200の構成と動作について
図3を参照しながら説明する。メイン制御部100は、
CPU102(中央演算装置)、このCPU102にB
US114(情報伝達回路)を介して接続されるROM
104(読み出し専用メモリ)、RAM106(読み書
き可能メモリ)、入力処理回路108、出力処理回路1
10、通信制御回路112等から構成されている。
【0016】CPU102は、ROM104に格納され
ている遊技制御プログラムを実行することによりパチン
コ機10の各種遊技の制御を行う。ROM104には、
表示制御部200に送信するコマンドデータの生成や、
このコマンドデータの送信を行うための制御プログラム
が格納されている。RAM106には、メイン制御部1
00で実行される処理にともなって生成される各種デー
タ、入力信号等の情報が一時的に保存される。入力処理
回路108は、始動口センサ56やゲートセンサ54等
から出力された信号を受信し、その信号をメイン制御部
100内で処理可能なデータ形式に変換する。通信制御
回路112は、表示制御部200にコマンドデータを送
信する。
【0017】出力処理回路110は、CPU102から
BUS114を介して送信されてきた駆動データを受信
して、ソレノイド50等へ駆動信号を出力する。なお、
入力処理回路108と出力処理回路110には、各種の
センサや駆動装置等が接続されているが、図3において
は、ゲートセンサ54、始動口センサ56、ソレノイド
56を代表として図示し、これら以外については省略し
ている。また、メイン制御部100からは、音制御回
路、ランプ制御回路にコマンド信号が送信され、各制御
回路を介してスピーカ26から音を出させたり、ランプ
27を点灯させたりするが、これらの図示も省略してい
る。
【0018】表示制御部200は、メイン制御部100
から送信されてきたコマンドデータを受け、このコマン
ドデータを処理して図柄表示装置22に表示される図柄
を制御する。表示制御部200は、CPU202、RO
M204、RAM206、VDP205、通信制御回路
208、表示制御回路210等から構成されており、こ
れらはBUS212を介して接続されている。通信制御
回路208は、メイン制御部100の通信制御回路11
2から送信されてきたコマンドデータを受信し、これを
BUS212を経由してCPU202に送信する。CP
U202は、ROM204に格納されている表示制御プ
ログラムに従って、メイン制御部100から送信されて
きたコマンドデータを処理する。RAM206には、表
示制御の処理過程で生成される各種データや入出力信号
等の情報が一時的に保存される。VDP205は、CP
U202から送信されてきたコマンドデータを処理し、
ROM204に格納されている表示データから図柄デー
タを生成する機能を有している(VDP:Video Displa
y Processor)。VDP205で生成された図柄データ
は、BUS212と表示制御回路210を経由して図柄
表示装置22に送信され、これによって図柄表示装置2
2に図柄が表示される。
【0019】図柄表示装置22に表示される図柄につい
て説明する。図4は、図柄表示装置22に図柄が停止表
示されている状態を図示している。これらの図柄は、左
リール72、中リール73、右リール74、上段と中段
と下段にそれぞれ表示されている特別図柄(76、7
7、78)、特別図柄(76、77)との間と特別図柄
(77、78)との間にそれぞれ表示されている小図柄
79である。これらの図柄は、図5に示されている構成
を矢印81の方向から視認したように図柄表示装置22
に表示される(このような構成が存在するかのように図
柄表示装置22に仮想的表示が行われるのであり、実際
に存在するわけではない)。左リール72、中リール7
3、右リール74は円筒状に表示され、その表面に小図
柄79が配されている。特別図柄(76、77、78)
は、リール(72、73、74)に対して同心であると
ともに、その径が僅かに大きい円筒75の表面に配され
るように表示される。すなわち、特別図柄(76、7
7、78)は、リール(72、73、74)の前面側に
一定距離離れた透明な円筒の表面に貼り付けられている
ように表示される。なお、特別図柄(76、77、7
8)が請求項に記載の第1の図柄、リール(72、7
3、74)が第2の図柄あるいは第2の面に相当する。
また、小図柄79が請求項に記載の第2の図柄に相当す
る。
【0020】このように表示されると、特別図柄(7
6、77、78)が面状に表示されていても、特別図柄
(76、77、78)がリール(72、73、74)と
小図柄79に対して前面側に離れて表示されていること
の視覚効果により、特別図柄(76、77、78)は深
い奥行きがあるように立体的に視認される。リール(7
2、73、74)と小図柄79が下方向に回転するよう
に変動表示されると、同期して特別図柄(76、77、
78)も下方向に回転するように変動表示される。この
ように、リール(72、73、74)、小図柄79、特
別図柄(76、77、78)が下方向に回転するように
変動表示されると、上段から中段に回転する過程でリー
ル(72、73、74)と小図柄79と特別図柄(7
6、77、78)は後側から前側に移動するように表示
され、中段から下段に回転する過程では、前側から後側
に移動するように表示される。リール(72、73、7
4)と小図柄79と特別図柄(76、77、78)が前
後方向に移動する表示は、リール(72、73、74)
と図柄79に対して特別図柄(76、77、78)が一
定距離離れている表示とともに行われるので、この視覚
効果として、変動中の特別図柄(76、77、78)は
より立体的に視認される。以上説明したような視覚効果
により、図柄が立体的に視認されると、ポリゴンを用い
なくても図柄を立体表示することができる。ポリゴンを
用いなくても図柄を立体表示することができると、表示
制御部200の図柄データの生成に高い能力が要求され
ない。このため、遊技機10のコストを安くすることが
できる。
【0021】以上、本発明の具体例を詳細に説明した
が、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定する
ものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上
に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれ
る。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、
単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性
を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組み合わ
せに限定されるものではない。また、本明細書または図
面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであ
り、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的
有用性を持つものである。従って、以下に記載するよう
に構成することもできる。
【0022】(1)例えば、図柄が配されるのは円筒状
のリールに限られるものではなく、略円盤状や略帯状の
立体形状の表面に図柄が配されてもよい。これらの立体
形状が図柄とともに回転したり移動したりすると、遊技
者はその変動表示を楽しむことができる。
【0023】(2)上記の実施の形態では、特別図柄
(76、77、78)は面状に表示されるが、これらを
ポリゴン数が少ない低ポリゴンで表示するようにしても
よい。低ポリゴンの表示であれば、表示制御部200に
高い処理能力を必要とせずにより立体的な表示が可能と
なる。また、低ポリゴンであれば、図柄の動きをスムー
ズに表示することもできる。
【0024】(3)前面側の図柄(例えば、特別図柄
(76、77、78))の裏面側の図柄(例えば、リー
ル(72、73、74))に、前面側の図柄と重ね合わ
せて別の図柄(例えば、前面側の図柄の影)を表示する
ようにしてもよい。このように表示が行われると、その
視覚効果により、前面側の図柄はより立体的に視認され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術の図柄表示
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技機の、正面図
【図3】本発明の実施の形態に係るメイン制御部と表示
制御部の系統図
【図4】本発明の実施の形態に係る図柄表示装置に表示
される図柄
【図5】本発明の実施の形態に係る図柄表示装置に表示
される図柄の仮想的な断面図
【符号の説明】
10:パチンコ機 12:遊技盤面 14:表示器 22:図柄表示装置 23:保留球ランプ 24:普通図柄表示装置 26:スピーカ 27:ランプ 30:第1種始動口 32:中ゲート 34:大入賞口 35:下部第1種始動口 36:開閉扉 38:ハンドル 40:下皿 42:灰皿 44:レール 46:上皿 50:ソレノイド 54:ゲートセンサ 56:始動口センサ 72:左リール 73:中リール 74:右リール 75:円筒 76、77、78、79:図柄 81:視認方向を示す矢印 100:メイン制御部 102:CPU 104:ROM 106:RAM 108:入力処理回路 110:出力処理回路 112:通信制御回路 114:BUS 200:表示制御部 202:CPU 204:ROM 205:VDP 206:RAM 208:通信制御回路 210:表示制御回路 212:BUS 372、373、374:リール 377:図柄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 圭一 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 AA17 AA34 AA42 BA09 BC15 BC25 EB15 EB28 EB48 EB56 EB58

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示制御手段が生成する図柄データに基
    づいて図柄表示装置に図柄が表示される遊技機であり、 図柄は第1の図柄と第2の図柄から成り、第1の図柄は
    第2の図柄の前面側に所定距離離れているように仮想的
    に表示され、第1の図柄と第2の図柄は同期して変動す
    ることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 第2の図柄は略円筒状、略円盤状、略帯
    状の内のいずれかの立体形状の表面に配されているよう
    に表示されることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 表示制御手段が生成する図柄データに基
    づいて図柄表示装置に図柄が表示される遊技機であり、 図柄は第1の図柄と第2の図柄から成り、第1の図柄と
    第2の図柄はそれぞれ仮想的な面である第1の面と第2
    の面の面上に配されているように表示され、第1の面は
    仮想的に第2の面の前面側に所定距離離れており、第1
    の図柄と第2の図柄は同期して変動することを特徴とす
    る遊技機。
  4. 【請求項4】 第2の面は略円筒状、略円盤状、略帯状
    の内のいずれかの立体形状の表面であることを特徴とす
    る請求項3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 第2の面は色彩が施されていることを特
    徴とする請求項3または4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 第1の面と第2の面は相似形状であると
    ともにその間の仮想的距離は一定であることを特徴とす
    る請求項3または4または5に記載の遊技機。
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