JP3420734B2 - 管渠内面画像の処理方法 - Google Patents
管渠内面画像の処理方法Info
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Description
管、鉄道、車道、歩道などの交通用トンネル、ケーブル
埋設管などの管渠内壁面を撮影したビデオデータから管
渠の状態を表示したり、長手方向展開図を作成したりす
るための管渠内面画像の処理方法に関するものである。
渠内を人間が徒歩で巡回しながら目視により変状を描画
し、これをもとに展開図を作成する作業が中心であっ
た。この方法では、検査の対象が大型構造物で、また、
長大な管渠が多いため、多くの人手と時間を要するだけ
でなく、すべての変状を正確にとらえるのが困難であっ
た。また、上下水道用等の口径が小さくて人間が入れな
いような管渠壁面の検査は、ビデオカメラ等を移動させ
て行うが、やはり正確な検査ができなかった。
画像の処理装置として、図17、図18、図19に示す
ような方法が開発され、報告されている。図17に示す
装置は、(a)に示すように、検査しようとする管渠1
0の略中心部に、4台のラインセンサカメラ12a、1
2b、12c、12dをセットする。それぞれのライン
センサカメラ12a、12b、12c、12dは、異な
る方向に向けてセットされ、かつ、映写角度θa、θ
b、θc、θdをもっており、壁面11の全周を4つに
分割して撮影する。このとき、(b)に示すように、4
枚の壁面画像13a、13b、13c、13dは、円周
方向に互いにわずかな重合部15を有するように設定さ
れる。4台のラインセンサカメラ12a、12b、12
c、12dで全周を撮影したら、管渠10の長さ方向に
一定距離だけ移動して同様に全周を撮影する。このとき
も、長さ方向に一部重合部15を有するように撮影され
る。このようにして順次撮影された壁面画像13a、1
3b、13c、13dから、画像処理装置により壁面1
1の変状として、クラック14、その他、漏水、剥離、
目地切れなどを抽出して表示する。
高価なカメラを必要とすること、カメラの位置、カメラ
の方向、カメラの移動速度など4台のカメラの撮影条件
全てを一定に設定するのがきわめて面倒であること、壁
面11からカメラの位置までの距離が短すぎた場合、広
角度レンズを必要とし、画像に歪みが生じてうまくつな
がらないこと、壁面11からカメラの位置までの距離を
長くすると、広角度レンズは必要なくなるが、対向する
カメラが撮影画像の邪魔をすること、などの問題を有し
ていた。
に、検査しようとする管渠10の略中心部に、レール1
8に乗って移動する台車上に回転式パノラマカメラ17
がセットされている。レール18が単線のときは、レー
ル18の上方であって、かつ、管渠10の略中心部に位
置するようにセットされ、レール18が複線のときは、
複線のレール18、18の中間の上方であって、かつ、
管渠10の略中央にセットされる。このような構成にお
いて、(b)のフローチャートに示すように、まず、3
60度回転式の回転式パノラマカメラ17により、1回
の撮影で全周を所定角度ずつ分割して壁面11を連続的
に写真撮影する。1回撮影したら数m移動して同様に順
次撮影する。つぎに、光ディスクにより壁面写真が記録
される。記録された壁面写真に基づき、コンピュータに
より展開写真、展開図を作成、管理する。このとき、展
開写真、展開図は単につなげるだけで、加工を施すこと
はない。つぎに、展開写真、展開図、属性データなどを
検索し、かつ出力する。このようにして得られた展開写
真、展開図からから、壁面11の変状として、クラック
14、その他、漏水、剥離、目地切れなどを抽出する。
で、1回の撮影で全周を所定角度ずつ分割して壁面11
を連続的に写真撮影することのできる特殊で、高価なカ
メラを必要とすること、多数枚の写真を加工せずにつな
げるだけでは、正確なクラック14の位置が分かりにく
いこと、などの問題を有していた。
に、検査しようとするボーリング孔(管渠)21の略中
心部に、ウインチユニットにて上下動自在にプローブ2
2が吊り下げられ、このプローブ22には、CCDカメ
ラ23、コーンミラー24、内部制御ユニット25がセ
ットされる。このような構成において、ボーリング孔
(管渠)21の壁面11から入射した光線がコーンミラ
ー24で反射屈折してCCDカメラ23に入力する。こ
のCCDカメラ23の画像は、プローブ22の降下に伴
って円環中心軸に向かって収束するように働く。全周画
像をA/D変換して(b)に示すようなフレームメモリ
29に展開して、画素毎に画像を取り扱う。すなわち、
フレームメモリ29中の円周Rに対応する画素群をスキ
ャン円周R上の一定位置Pを起点とし、1画素毎に
(c)に示すようにフレームメモリ30に直線上に再配
置し、円周Rに対応する壁面11の微小区間の画素配列
を得る。プローブ22の降下により、上記動作を繰り返
してフレームメモリ30に連続した展開画像を得る。
心部に、ウインチユニットにて上下動自在にプローブ2
2が吊り下げるための機構であり、使用方法が限定され
ていること、プローブ22には、CCDカメラ23、コ
ーンミラー24、内部制御ユニット25などの特殊な部
品を必要とし、高価で、操作の面倒な装置になること、
などの問題があった。
展開図を単に連結したり、特殊な装置を用いて展開画像
とするものであり、装置が複雑で、高価になるという問
題があった。
うな問題点を解決するものとして、図20(a)(b)
(c)に示すような管渠内面展開図化方法を既に提案し
た。この方法によれば、標準レンズタイプのビデオカメ
ラ35を使用し、このビデオカメラ35を管渠10の内
部中央で、かつ、中心線Sに向けてセットする。ここ
で、管渠10の壁面11位置と展開図の座標データとの
対応が図20(a)(b)(c)に示される。すなわ
ち、(a)における管渠10の壁面11のL1間の実画
像は、(b)に示すようにビデオカメラ35で映したま
まの1フレームの画像となり、この画像を、管渠10の
長さ方向に展開した展開図が(c)に示すようになる。
この発明では、(b)に示す実画像データ上の座標点
(x,y)に対応する展開図上の座標点(m,n)を展
開処理によって求め、求めた座標データから展開図を作
成するものである。なお、図20(a)(b)(c)に
おいて、14aは、管渠10の実際のクラックを示し、
14bは、ビデオカメラ35で映した画像のクラックを
示し、14cは、展開図のクラックを示している。
レンズの垂直画角は、一般に22.60度である。管渠
10の内径が250mmとすると、内壁面11の観察可
能な範囲は、ビデオカメラ35の前方L0=約1m先と
なる。そのため、管渠10の壁面11を斜視して撮影す
ることとなって、特に円周方向の亀裂などの欠陥を検出
しにくいという問題があった。また、ビデオカメラ35
からの映像を(b)のような画像データとして取り込んだ
とき、一般に、水平方向640画素、垂直方向480画
素で表示されるが、内径250mmの管渠10の壁面1
1を撮影したときの1画素当りで表示される壁面11の
長さをd、カメラ画角の半角をα、1画素当りの角度を
β、管渠10の内半径をRとすると、 α=22.60/2=11.30 β=α/240 d={R/tan(α−β)}−{R/tan(α)} =2.6375 となる。このように、1画素当りの撮影面積が極めて大
きくなるので、分解能が落ちるとともに、管渠10の壁
面11に凹凸があったり、亀裂が細過ぎたりすると、特
に円周方向の亀裂が画面上に表示されないという若干の
問題があった。
3次元空間を分解能よく検出して特に円周方向の亀裂な
どの欠陥を明白に表示できる方法を得ることを目的とす
るものである。
61の中心線Zと管渠10の中心線が略一致した状態に
セットしたときの画像データに基づき展開図を作成する
方法において、前記2葉双曲面鏡61は、垂直画角が1
80度前後の可視範囲を有するものが用いられ、展開図
座標(m,n)と実管渠の特定位置(Z,β)との対応
を求める工程と、この対応を求める工程により求められ
た実管渠の位置(Z,β)から、2葉双曲面鏡61の中
心線Zが管渠中心と一致した状態時の2葉双曲面鏡61
の焦点Omに対しての入射角度(α1,β1)を求める
管渠深さ方向の補正工程と、この入射角度(α1,β
1)から2葉双曲面鏡61の中心線Zが管渠中心と平行
で、(Δx,Δy)だけずれた状態時の2葉双曲面鏡6
1の焦点Omに対しての入射角度(α2,β2)を求め
る中心点の補正工程と、補正後の入射角度(α2,β
2)から2葉双曲面鏡61の中心線Zが管渠中心線と
(θα,θβ)だけ傾いた状態時の2葉双曲面鏡61の
焦点Omに対しての入射角度(α5,β5)を求める傾
き補正工程と、この入射角度(α5,β5)から画像の
画面座標(x,y)を求める工程とを具備し、これらの
工程を繰り返して展開図を作成するようにしたことを特
徴とする管渠内面画像の処理方法である。
入射角度(α5,β5)に基づき画像の画面座標(x,
y)を求める工程を第1番目とし、以下、実管渠の特定
位置(Z,β)と展開図座標(m,n)との対応を求め
る工程と、この対応を求める工程により求められた実管
渠の位置(Z,β)から、2葉双曲面鏡61の中心線Z
が管渠中心と一致した状態時の2葉双曲面鏡61の焦点
Omに対しての入射角度(α1,β1)を求める管渠深
さ方向の補正工程と、この入射角度(α1,β1)から
2葉双曲面鏡61の中心線Zが管渠中心と平行で、(Δ
x,Δy)だけずれた状態時の2葉双曲面鏡61の焦点
Omに対しての入射角度(α2,β2)を求める中心点
の補正工程と、補正後の入射角度(α2,β2)から2
葉双曲面鏡61の中心線Zが管渠中心線と(θα,θ
β)だけ傾いた状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに
対しての入射角度(α5,β5)を求める傾き補正工程
との順序とすることができる。
角(垂直画角)が180度前後の2葉双曲面鏡61が用
いられる。この2葉双曲面鏡61の2葉双曲面とは、図
1に示すように、双曲線をZ軸周りに回転させることで
得られる曲面である。そして、以下の双曲線が持ってい
る特徴も双曲面において保持される。この2葉双曲面鏡
61は、一方の焦点Om(0,0,+c)とカメラの焦
点でもある他方の焦点Oc(0,0,−c)の2つの焦
点を持っている。即ち、このとき、2葉双曲線は、次式
で表される。 T2/a2−Z2/b2=−1 数式(1) 2葉双曲面における2葉双曲面鏡61の原理は、図1に
おいて、壁面11のある点P(x,y,z)から2葉双
曲面鏡61の一方の焦点Omに角度α5で入射した光線
が双曲面鏡61でビデオカメラ35の焦点でもある他方
の焦点Ocに向けて角度α6で反射し、途中のイメージ
センサなどの画像面63上の点P’で結像する。図2に
おいて、3次元の点Q(x,y,z)を2次元のx,y
面に投影した点をQ’(x,y,0)とすると、Q’=
x/sinβとなる。
35は、図8に示すように、2葉双曲面鏡61と、CC
Dなどのイメージセンサー63とを主体として構成され
たものが用いられ、外周には、管渠10の壁面11を照
射する環状の照明灯64が設けられている。なお、図1
では、ビデオカメラ35の一方の焦点Omに向けて角度
α5で入射し、他方の焦点Ocに向けて角度α6で反射
し、画像面63で結像するようにしたが、図8(a)に
示すように、光軸Zに平行に反射屈折した光線を、2葉
双曲面鏡61とイメージセンサー63の間に設けられ正
しい位置に結像させるためのリレーレンズ62を介在す
るようにしてもよい。この2葉双曲面鏡61は、その背
面が基端部取付け板76に固着され、この基端部取付け
板76から先端部に向かって透明カバー77で被覆さ
れ、この透明カバー77の先端部には、先端部取付け枠
78を介してビデオカメラ本体79が設けられている。
80は、センターニードルである。この図8のように構
成された2葉双曲面鏡61は、例えば、ビデオカメラ3
5の光軸Zに対して最大撮影角α1が140度、最小撮
影角α2が87度までが可視範囲であるとする。
した状態にセットしたときの画像データに基づき展開図
を作成するには、図3に示すようなフローチャートに従
い、以下の順序で行われる。 展開図と実管渠の対応(図4):展開図座標(m,
n)と実管渠の位置(Z,β)との対応を求める。 管渠深さ方向の補正(図5):実管渠の位置(Z,
β)から、カメラ軸が管渠中心と一致した状態時のレン
ズの焦点Omに対しての入射角度(α1,β1)を求め
る。 中心点の補正(図6):入射角度(α1,β1)から
カメラ軸が管渠中心と平行で、(Δx,Δy)だけずれ
た状態時のレンズの焦点Omに対しての入射角度(α
2,β2)を求める。 傾き補正(図7):入射角度(α2,β2)からカメ
ラ軸が管渠中心線と(θα,θβ)だけ傾いた状態時の
2葉双曲面鏡61の焦点Omに対しての入射角度(α
5,β5)を求める。 2葉双曲面鏡61の投影関係(図1):入射角度(α
5,β5)から画像の画面座標(x,y)を求める。 以上の工程は、mが0からMまで、また、nが0からN
まで1画素ずつ順次繰り返して行われる。
n)から実管渠の位置(Z,β)を求める。 図4において、展開図座標点Q(m,n)を、2葉双曲
面鏡61の焦点Omが原点0からZだけ移動したときの
壁面11の円周上の点Q’(Z,β)に対応させる。 ここで、Z=B×m β=n×360度/N N:展開図の縦幅 B:管渠深さ方向についての単位展開ドット当りの長さ
である。
た場合、正確に展開図を作成するため、管渠深さ方向
の補正、中心点の補正、傾き補正が必要となる。以
下に詳細に説明する。
位置(Z,β)から、カメラ軸(2葉双曲面鏡61の
軸)が管渠中心と一致した状態時の2葉双曲面鏡61の
焦点Omに対しての入射角度(α1,β1)を求める。
図5において、画像角度αが管渠10の軸方向Zとは、
線形の関係ではない。補正後画像(α1,β1)データ
と実管渠10の位置(Z,β)に以下の関係がある。 β1=β ここで、Z0は、2葉双曲面鏡61の焦点Omの位置 Rは、管渠半径である。
1,β1)からカメラ軸(2葉双曲面鏡61の軸)が管
渠中心と平行で、(Δx,Δy)だけずれた状態時の2
葉双曲面鏡61の焦点Omに対しての入射角度(α2,
β2)を求める。図6(a)(b)(c)に示すように、
ビデオカメラ35の中心点が管渠10の中心からx軸方
向にΔx、y軸方向にΔyだけずれたものとする。補正
後の角度データ(α2,β2)と補正前の角度データ(α
1,β1)との関係は、管渠10の内半径をR、2葉双
曲面鏡61の中心と展開箇所間距離をdとすると、以下
の関係がある。
2)からカメラ軸(2葉双曲面鏡61の軸)が管渠中心
線と(θα,θβ)だけ傾いた状態時のカメラ(2葉双
曲面鏡61)の焦点Omに対しての入射角度(α5,β
5)を求める。図7(a)に示すように、管渠10内の段
差や異物の乗り越えなどにより、ビデオカメラ35が傾
いた場合、展開処理図化時に管渠10の壁面11と平行
な視点に補正する。以下に説明する。 ・座標系Z軸を、θβ回転し、カメラ軸(2葉双曲面鏡
61の軸)が管渠中心線と傾きを(θα,0)にする。 座標系Z軸のθβ回転により次式を満足する。 α3=α2 β3=β2−θβ ・座標系X軸を、θα回転し、カメラ軸(2葉双曲面鏡
61の軸)が管渠中心線と傾きを一致する。 座標系X軸のθα回転により次式を満足する。 α4=α3−θα ・座標系Z軸を−θα回転する。 α5=α4 β5=β4+θβ
入射角度(α5,β5)から画像の画面座標(x,y)
を求める。図1において、 x=t×sin(β5)=f×tan(α6)×sin(β5) y=t×cos(β5)=f×tan(α6)×cos(β5) ビデオカメラ35(2葉双曲面鏡61)で映した1フレ
ームの画像は、図8(b)及び図9(a)に示すよう
に、外周がドーナツ状の壁面画像75で、中心部が非映
写部73となる。このうち壁面画像75における実画像
データ上の座標点(x,y)に対応する展開図上の座標
点(m,n)を展開処理によって求め、求めた座標デー
タから展開図を作成すると、図4の右側及び図9(b)
に示すように、管渠10の長さ方向に展開した展開図と
なる。なお、図9(a)(b)において、光軸方向と円
周方向の模様は、実画像と展開図の模式的なクラックを
示しているものとする。
開図と実管渠の対応、管渠深さ方向の補正、中心点
の補正、傾き補正、2葉双曲面鏡61の投影関係と
したが、このうち、展開図と実管渠の対応を第1番目に
行うことで、図12に基づき後述する画像の重なりの際
に、最も歪みの少ないきれいな画像部分のみを取り込
み、それ以外の不要部分を取り込まないようにするため
である。この方法によれば、メモリの容量を最小限に
し、かつ、展開図の作成時間が大幅に短縮できる。
例を図10により説明図する。本発明装置は、ビデオデ
ータ入力装置36と、展開図処理装置37と、音声処理
装置38と、展開図出力装置39との4つの部分から構
成されている。
デッキ40とビデオキャプチャボード41からなり、管
渠10の壁面11の状況を示す画像データの他に、劣化
状況その他の壁面11の状況を説明するオペレータの音
声データを取り込み、画像データを補っている。前記展
開図処理装置37は、前記ビデオデータ入力装置36か
らの画像データを記憶する画像データ記憶部42と、こ
の画像データ記憶部42の画像データから文字を認識
し、展開図への文字情報を出力する文字認識処理部56
と、記憶されたデータにおけるビデオデータ入力装置3
6のビデオカメラ35に2葉双曲面鏡61(又は後述す
る魚眼レンズ等)を使用したり、ビデオカメラ35が傾
いたり、光軸ずれを起こしたりするなどによる歪を補正
するとともに、記憶された補正後のデータから1フレー
ム毎に展開図の作成処理を行う2葉双曲面鏡である全方
位センサー用展開補正処理部44と、この展開図データ
を記憶する展開データ記憶部45と、各1フレーム毎の
画像データ間の歪調整のためのデータマッチングを行う
データマッチング部46と、前記文字認識処理部56か
らの文字情報と後述する損傷判定部51からの文字情報
とを付加して前記データマッチング部46からの歪調整
後の複数フレーム分の画像データの合成により展開図を
作成する展開図作成部47と、この展開図作成部47で
作成された展開図を記憶する展開図記憶部48とからな
る。
力装置36の音声データを記憶する音声データ記憶部4
9と、この音声データから音声を認識し処理する音声認
識処理部50と、認識された音声データに基づき管渠壁
面11の損傷の有無を判定する損傷判定部51と、この
損傷判定部51の音声情報から文字情報に変換し出力す
る音声記録文字変換部52とからなる。前記展開図出力
装置39は、展開図出力部53と、モニター54と、プ
リンタ55とからなる。
1のフローチャートと図12の説明図により説明する。 (1)処理を開始する。 (2)ビデオデータ入力装置36のビデオデッキ40
に、管渠10の壁面11の画像信号を1フレーム毎に入
力するとともに、その都度、クラック、取付け管飛び出
し、継ぎ目ずれ、汚れなどの画像データを補うためのオ
ペレータの音声信号を入力する。このとき、全枚数に対
する一定枚数を入力する。例えば、取り込む全枚数を1
00枚とすると、一定枚数として10枚を入力する。 (3)画像データは、展開図処理装置37の画像データ
記憶部42に、音声データは、音声処理装置38の音声
データ記憶部49にそれぞれ保存される。
に基づき音声認識処理部50にて音声認識処理をする。 (5)損傷判定部51で損傷判断をする。その結果、異
常ありのときは、損傷情報の記録をしてつぎへ移り、異
常なしのときはそのままつぎへ移る。 (6)画像データ記憶部42の画像データに基づき文字
認識処理部56にて、移動距離、ビデオカメラ35の回
転角度など、画面上の文字情報の認識処理をする。
用画像として使用をするとき(yesのとき)は、つぎ
の展開図作成へ進み、取り込まないとき(noのとき)
は、後述のビデオデータ終了判断へ進む。 (8)展開図用画像として使用をするとき(yesのと
き)は、2葉双曲面鏡用展開補正処理部44で補正処理
を行った後、前述の展開処理方法に基づき、画像データ
の展開処理を行う。本発明では、2葉双曲面鏡として2
葉双曲面鏡61を用いて管渠10の壁面11を撮影した
ので、正確に展開図を作成するため、展開補正処理部4
4で、図5に示す管渠深さ方向の補正、図6に示す中心
点の補正、図7に示す傾き補正の各処理をする。画像デ
ータの展開処理は、図12(a)のように、1フレーム
毎に行うので、展開処理後の画像が管渠の奥になればな
るほど情報が不足し歪んだ画像となる。この図12
(a)に示す展開図おいて、57は継ぎ目、58はクラ
ック、59は水面、60は汚れである。1フレーム毎の
展開画像データは、展開データ記憶部45に記憶され
る。
めに、図12(b)に示すように、複数フレーム分の展
開画像の合成を行う。合成の際、管渠10の中心点が画
像毎に異なることがあるので、データマッチング部46
にてデータマッチングを行う。なお、前述のように、展
開図と実管渠の対応を第1番目に行うことで、合成の際
に最も歪みの少ないきれいな画像部分のみを取り込んで
重ね合わせるようにし、重ね合わせで必要のない画像
は、展開図として変換しないようにする。これにより、
メモリ容量の節約と作業性の向上が図られる。 (10)展開図作成部47では、図12(c)に示すよ
うに、合成された画像に、文字認識処理部56から得た
管渠内位置などの文字情報や音声処理装置38の音声か
ら得た損傷情報などを再入力する。 (11)このようにして得られた展開図情報は、展開図
記憶部48に記憶される。
展開図情報は、展開図出力装置39の展開図出力部53
を介してモニター54にて表示され、かつ、プリンタ5
5でプリントアウトされる。プリントアウトする場合、
特につぎの点に留意する。 1)1/1000〜2/1000の縮尺でA3用紙やロ
ール紙上に、管渠10の長さを例えば20m置き毎に、
ビデオデータからの展開画像を出力し、管内の全体的な
状況の把握を容易にしている。この長さは、細かな画像
とするときには短く設定し、細かな画像を必要としない
ときには長く設定するなど、適宜設定できる。 2)同一紙上に、画像データおよび音声データより得ら
れる劣化状況に関するイベント情報(クラック、取付け
管飛び出し部、継ぎ目ずれなど)を展開図化する。 3)Aランクと認識される劣化度の部位については、そ
の拡大画像を同一紙上に1ないし複数個所を出力表示
し、管渠内の重要な情報の把握を容易にする。
する。取り込む全枚数が100枚に達しない場合(no
の場合)、前記(2)に戻って、(2)〜(12)を繰
り返す。取り込む全枚数が100枚に達した場合(ye
sの場合)、処理を終了する。前記(7)において、展
開図用画像の判定をし、展開図用画像として使用しない
とき(noのとき)は、ビデオデータ終了判断しても、
取り込む全枚数が100枚に達しない場合(noの場
合)に相当するから、前記(2)に戻って、(2)〜
(12)を繰り返す。
展開図と実管渠の対応、管渠深さ方向の補正、中心
点の補正、傾き補正、2葉双曲面鏡61の投影関係
とした。しかし、この順序に限定されるものではなく、
2葉双曲面鏡61の投影関係を求め、次いで、管渠
深さ方向の補正をする、中心点の補正をする、傾き
補正をする、の各種の補正を行い、最後に展開図と実
管渠の対応を求める、という順序であってもよい。
葉双曲面鏡を用いて管渠10の略直交する壁面11のみ
を撮影して表示するようにした。しかるに、2葉双曲面
鏡61は、略中央部分が反射鏡としてほとんど利用され
ない領域である。そこで、図16(a)又は(b)に示
すように、反射面65の中央部分を除去して透過部70
を形成する。すると、管渠10の前方からの直線的な映
像信号eを取り込むことができ、この映像信号eを、本
来、中心部分の非映写部73であった個所に、画像fと
して映し出すことができる。従って、管渠10の前方監
視画像74として利用できる。なお、図8において、2
葉双曲面鏡61は、これに限られるものではなく、2葉
双曲面鏡を含む円、楕円、放物面、円錐などのn次曲線
面(nは、1以上の正の整数)からなる鏡又はレンズで
あってもよい。
だけ拡大して監視画像74を映し出すことが望ましい。
そのためには、リレーレンズ62とイメージセンサ63
との間に、ズームレンズ71を介在する。すると、図1
6(a)(d)に示すように、映像信号eが画像Fのように
拡大されて映し出される。また、前方監視のための映像
信号eの領域が狭すぎる場合には、2葉双曲面鏡61の
前方に広角レンズ72を介在することにより、図16
(e)のように映像信号eは、拡大されないが監視領域が
広げられる。もちろん、ズームレンズ71と広角レンズ
72の両方を設けることもできる。また、2葉双曲面鏡
61として、図8に示すような2葉双曲面鏡を用いて1
回の反射光を結像させてもよいし、内部での2回の反射
光を結像させてもよく、反射回数は限定されない。さら
に、図16(b)において、図中左側に反射鏡を設置
し、この反射鏡により2葉双曲面鏡61での反射光を反
射させ、透過部70を通って図中右側に結像させてもよ
い。
葉双曲面鏡61は、垂直画角が180度前後の可視範囲
を有するものが用いられ、展開図の作成順序を、展開図
座標(m,n)と実管渠の特定位置(Z,β)との対応
を求める工程、管渠深さ方向の補正工程、中心点の補正
工程、傾き補正工程、画像の画面座標(x,y)を求め
る工程とした。すなわち、展開図と実管渠の対応を第1
番目に行うことで、画像の重なりの際に、最も歪みの少
ないきれいな画像部分のみを取り込み、それ以外の不要
部分を取り込まないようにすることができる。従来の標
準タイプのビデオカメラに比較して、1画素当りの撮影
面積が小さくなって、分解能が高くなり、特に円周方向
の亀裂などの欠陥を明白に表示できる。また、この方法
によれば、メモリの容量を最小限にし、かつ、展開図の
作成時間が大幅に短縮できる。
双曲面鏡61は、垂直画角が180度前後の可視範囲を
有するものが用いられ、まず第1に実管渠の特定位置
(Z,β)からの入射角度(α5,β5)に基づき画像
の画面座標(x,y)を求める工程とし、次いで、実管
渠の特定位置(Z,β)と展開図座標(m,n)との対
応を求める工程、管渠深さ方向の補正工程、中心点の補
正工程、傾き補正工程、という順序とすることもでき
る。
渠の特定位置(Z,β)と展開図座標(m,n)との対
応を求める工程は、Z=B×m β=n×360度/Nを演算することで求めることができる。
深さ方向の補正後の画像位置(α1,β1)は、 β1=βの演算を行うことで求めることができる。
点の補正後の角度(α2,β2)は、の演算を行うことで
求めることができる。
補正工程は、 α3=α2 β3=β2−θβ α4=α3−θα α5=α4 β5=β4+θβの演算を行うことで求めることができる。
角度(α5,β5)に基づき画像の画面座標(x,y)
を求める工程は、 x=f×tan(α6)×sin(β5) y=f×tan(α6)×cos(β5)を演算して求めることができる。
影関係を説明するための説明図である。
る。
ローチャートである。
β)との対応を求めるための説明図である。
の位置(Z,β)から、カメラ軸(2葉双曲面鏡61の
軸)が管渠中心と一致した状態時の2葉双曲面鏡61の
焦点Omに対しての入射角度(α1,β1)を求めるた
めの説明図である。
デオカメラ35の光軸ずれ状態の説明図、(b)は、光
軸と直交する方向から見たビデオカメラ35の光軸ずれ
状態の説明図、(c)は、光軸と平行する方向から見た
ビデオカメラ35の光軸ずれ状態の説明図である。
カメラ35の傾き状態の説明図、(b)は、ビデオカメ
ラ35と、管渠10と、3次元軸との関係を示す説明
図、(c)は、ビデオカメラ35の傾き補正を説明する
ための説明図である。
施例を説明するためのもので、(a)は、ビデオカメラ
35の先端に2葉双曲面鏡61を取り付けた状態と、最
大撮影角α1と最小撮影角α2とによる可視範囲を説明
するための説明図、(b)は、ビデオカメラ35に映し
出された画像の投影図である。
る実画像図、(b)は、その展開図である。
施例を示すブロック図である。
ある。
で、(a)は、1フレーム分の展開図、(b)は、複数
フレーム分の展開図、(c)は、損傷情報付加後の展開
図である。
実施例を説明するためのもので、(a)は、ビデオカメ
ラ35の先端に魚眼レンズ61を取り付けた状態の説明
図、(b)は、最大撮影角αmaxと、最小撮影角αm
inと、可視範囲の説明図、(c)は、ビデオカメラ3
5に映し出された画像の投影図である。
管渠10にセットした状態の斜視図である。
タ図、(b)は、展開後の展開図である。
実施例を示すもので、(a)は、魚眼レンズの場合の前
方監視画像を映し出すための説明図、(b)は、2葉双
曲面鏡の場合の前方監視画像を映し出すための説明図、
(c)は、表示画面69に壁面画像75と前方監視画像
74を映し出した状態の説明図、(d)は、前方監視画
像74を拡大して映し出した説明図、(e)は、前方監
視画像74の領域を広げて映し出した説明図である。
すもので、(a)は、壁面11撮影時の説明図、(b)
は、その展開図である。
すもので、(a)は、壁面11撮影時の説明図、(b)
は、その作業工程を示すフローチャートである。
すもので、(a)は、ボーリング孔(管渠)21撮影時
の説明図、(b)は、結像面図、(c)は、その展開図
である。
渠内面画像の処理装置の原理を説明するためのもので、
(a)は、管渠10の壁面11をビデオカメラ35で撮
影している状態の斜視図、(b)は、ビデオカメラ35
に映し出された画像の投影図、(c)は、展開図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 2葉双曲面鏡61の中心線Zと管渠10
の中心線が略一致した状態にセットしたときの画像デー
タに基づき展開図を作成する方法において、前記2葉双
曲面鏡61は、垂直画角が180度前後の可視範囲を有
するものが用いられ、展開図座標(m,n)と実管渠の
特定位置(Z,β)との対応を求める工程と、この対応
を求める工程により求められた実管渠の位置(Z,β)
から、2葉双曲面鏡61の中心線Zが管渠中心と一致し
た状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに対しての入射
角度(α1,β1)を求める管渠深さ方向の補正工程
と、この入射角度(α1,β1)から2葉双曲面鏡61
の中心線Zが管渠中心と平行で、(Δx,Δy)だけず
れた状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに対しての入
射角度(α2,β2)を求める中心点の補正工程と、補
正後の入射角度(α2,β2)から2葉双曲面鏡61の
中心線Zが管渠中心線と(θα,θβ)だけ傾いた状態
時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに対しての入射角度
(α5,β5)を求める傾き補正工程と、この入射角度
(α5,β5)から画像の画面座標(x,y)を求める
工程とを具備し、これらの工程を繰り返して展開図を作
成するようにしたことを特徴とする管渠内面画像の処理
方法。 - 【請求項2】 2葉双曲面鏡61の中心線Zと管渠10
の中心線が略一致した状態にセットしたときの画像デー
タに基づき展開図を作成する方法において、前記2葉双
曲面鏡61は、垂直画角が180度前後の可視範囲を有
するものが用いられ、実管渠の特定位置(Z,β)から
の入射角度(α5,β5)に基づき画像の画面座標
(x,y)を求める工程と、実管渠の特定位置(Z,
β)と展開図座標(m,n)との対応を求める工程と、
この対応を求める工程により求められた実管渠の位置
(Z,β)から、2葉双曲面鏡61の中心線Zが管渠中
心と一致した状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに対
しての入射角度(α1,β1)を求める管渠深さ方向の
補正工程と、この入射角度(α1,β1)から2葉双曲
面鏡61の中心線Zが管渠中心と平行で、(Δx,Δ
y)だけずれた状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに
対しての入射角度(α2,β2)を求める中心点の補正
工程と、補正後の入射角度(α2,β2)から2葉双曲
面鏡61の中心線Zが管渠中心線と(θα,θβ)だけ
傾いた状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Omに対しての
入射角度(α5,β5)を求める傾き補正工程とを具備
し、これらの工程を繰り返して展開図を作成するように
したことを特徴とする管渠内面画像の処理方法。 - 【請求項3】 実管渠の特定位置(Z,β)と展開図座
標(m,n)との対応を求める工程は、展開図の縦幅を
N、管渠深さ方向についての単位展開ドット当りの長さ
をBとしたとき、 Z=B×m β=n×360度/N を演算することで、展開図座標点Q(m,n)を、2葉
双曲面鏡61の焦点Omが原点0からZだけ移動したと
きの管渠壁面11の円周上の点Q’(Z,β)に対応さ
せるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
管渠内面画像の処理方法。 - 【請求項4】 管渠深さ方向の補正工程は、画像角度を
α、管渠の軸方向距離をZ、2葉双曲面鏡61の焦点の
位置をZ0、管渠半径をR、実管渠の位置を(Z,β)
としたとき、補正後の画像位置(α1,β1)は、 β1=β の演算を行うことで管渠深さ方向の補正を行うようにし
たことを特徴とする請求項1又は2記載の管渠内面画像
の処理方法。 - 【請求項5】 中心点の補正工程は、2葉双曲面鏡61
の中心点の管渠中心からx軸方向へのずれをΔx、y軸
方向へのずれをΔy、補正前の角度を(α1,β1)、管
渠の内半径をR、2葉双曲面鏡61の中心と展開箇所間
距離をdとしたとき、補正後の角度(α2,β2)は、 の演算を行うことで中心点の補正を行うようにしたこと
を特徴とする請求項1又は2記載の管渠内面画像の処理
方法。 - 【請求項6】 傾き補正工程は、入射角度(α2,β
2)から2葉双曲面鏡61の軸が管渠中心線と(θα,
θβ)だけ傾いた状態時の2葉双曲面鏡61の焦点Om
に対しての入射角度(α5,β5)を、座標系Z軸をθ
β回転し、2葉双曲面鏡61の軸が管渠中心線と傾きを
(θα,0)にするための次式の演算 α3=α2 β3=β2−θβと、座標系X軸を、θα回転し、2葉双曲面鏡61の軸
が管渠中心線と傾きを一致するための次式の演算 α4=α3−θα と、座標系Z軸を−θα回転するための次式の演算 α5=α4 β5=β4+θβ とを行うことで2葉双曲面鏡61の軸の傾きの補正を行
うようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の管
渠内面画像の処理方法。 - 【請求項7】 入射角度(α5,β5)に基づき画像の
画面座標(x,y)を求める工程は、2葉双曲線からな
る2葉双曲面鏡61は、一方の焦点(0,0,+c)と
他方の(0,0,−c)の2つの焦点を持ち、 T2/a2−Z2/b2=−1 なる関係を有し、2葉双曲面鏡61 の一方の焦点Omへの入射角度をα
5、2葉双曲面鏡61から他方の焦点であるカメラ35
の焦点Ocに向けた反射角度をα6、2葉双曲面鏡61
のの焦点距離をfとしたとき、 x=f×tan(α6)×sin(β5) y=f×tan(α6)×cos(β5) を演算して画像の画面座標(x,y)を求めるようにし
たことを特徴とする請求項1又は2記載の管渠内面画像
の処理方法。
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