JP3415339B2 - バッテリケース - Google Patents

バッテリケース

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JP3415339B2
JP3415339B2 JP22557595A JP22557595A JP3415339B2 JP 3415339 B2 JP3415339 B2 JP 3415339B2 JP 22557595 A JP22557595 A JP 22557595A JP 22557595 A JP22557595 A JP 22557595A JP 3415339 B2 JP3415339 B2 JP 3415339B2
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JP
Japan
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housing
hook button
battery case
case
hook
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善一 小田
克美 戸沢
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Makita Corp
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Makita Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄電池を内蔵し、
電動工具のハンドル等へ着脱自在に装着されるバッテリ
ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバッテリケースとして実公平3−
21906号公報に開示のものを挙げる。これは、複数
の蓄電池を収納するケースの上方に、電動工具のハンド
ルへの装着時にハンドル内の端子金具に把持されて電気
的接続される電極端子板を備える一方、側方に、電動工
具のハウジングへ設けた係止部に係止するフックボタン
を、スプリングによって外方へ付勢させて設けたもの
で、前記フックボタンをスプリングの付勢に抗して内方
へ押込操作することで、フックと係止部とを離脱させ
て、バッテリケースをハウジングから取り外し可能とし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のバ
ッテリケースにおいては、装着時のフックボタンはハウ
ジングと略同一面となる姿勢で係止しているから、取り
外し操作時にはフックボタンをハウジングより内方に押
込まなければ、フックを係止部から離脱させることがで
きない構造となる。よってフックボタンの押込操作に
は、指先をフックボタンへ確実に当てて、比較的大きな
力で押し込む作業が必要となり、操作性が良くなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ハウジ
ングからの取り外しが良好な操作性で行えるバッテリケ
ースを提供するもので、その構成は、前記フックボタン
を、前記ハウジングの係止部への係止状態では、前記ハ
ウジング側へ近づくに従って前記ケースから遠ざかる傾
斜姿勢になるように設けたことを特徴とするものであ
る。又前記付勢手段を、スリットによって分離させた一
端部を互い違いに折曲して弾性を付与され、他端部を前
記ハウジングへの装着方向と逆方向へ向けて前記フック
ボタンと前記ケースに設けた内壁との間に介在される板
バネとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、バッテリケース1
は、下カバー2の帯状部2aの内周に上カバー3の凸条
部3aを嵌め込み、両カバー間を超音波で溶着して一体
化される合成樹脂製品で、内部には複数の蓄電池1a,
1a・・が内蔵されている。又上カバー3の上方には、
蓄電池1つ分の突出部4が形成されており、その突出部
4の上端に、正負の電極端子板5,6と、サーモスタッ
トへ接続されるサーモ端子板7とが備えられ、電動工具
のハンドルハウジングへの装着時には、電極端子板5,
6が後述するハンドルハウジング内の端子金具に夫々把
持されて電気的接続がされるようになっている。一方下
カバー2の左右には、内壁8と、U字状で外方に突出す
る枠部9が設けられている。この枠部9は、上方へ行く
に従って外方へ突出する傾斜状に形成される円弧状部1
0と、その円弧状部10と連なり、内壁8から最も離れ
て突出する垂直部11とからなり、この突出する枠部9
と内壁8との間の空間にフックボタン12が収納され
る。フックボタン12は、図2にも示す如く、円弧状部
10の傾斜に略合致する指当て部13と、その指当て部
13の両側にあって、枠部9の裏側へ当接してフックボ
タン12の外方へのストッパとなる側縁部14,14
と、指当て部13の上部内方よりで垂直に立設される上
端部15とからなり、前記側縁部14,14は夫々下方
へ伸長してフックボタン12のセット時の揺動支点とな
る支持脚16,16を、上端部15は、外方側にフック
17を夫々形成している。特にこの支持脚16,16
は、図3(A)(B)のように枠部9の裏面でU字状の
内縁に沿って設けられた段部9aへ、前記側縁部14,
14と共に嵌合する形態であるから、枠部9と内壁8と
の間へフックボタン12を差し込むだけで、段部9aに
支持脚16,16が載置してフックボタン12が揺動可
能となる簡易な構成が採用されている。又前記指当て部
13は、やや凹面状に形成されて、フックボタン12の
押込み操作時のフィーリングの向上を図っている。更に
フックボタン12と内壁8との間には、板バネ18が介
在されている。この板バネ18は、長方形の金属板の一
端側を切込んで3分割し、中央の短い当接片19と、左
右両側の折曲片20,20とで弾性を付与されるもの
で、切込のない他端部18a側を下にして枠部9と内壁
8との間へ差し込み、当接片19側を内壁8に、折曲片
20,20をフックボタン12の指当て部13の裏面に
夫々当接させて、フックボタン12を外方、即ち枠部9
への押し付け状態に付勢するものである。尚3b,3b
は、上カバー3の左右両側に突設され、下カバー2への
嵌着と共に枠部9の上方へ嵌り込んでフックボタン12
の上方へのストッパとなる抜け止め部である。
【0006】このように構成されたバッテリケース1
は、電動工具へ装着する際、上カバー3の部分をハンド
ルハウジング21内へ挿入すると、ハンドルハウジング
21の左右下端へ互いに向き合って設けられた係止部2
2,22へバッテリーケース1側のフック17,17が
当接し、そのまま更に押し込むと、両者の接触部へ形成
したテーパによってフックボタン12が、板バネ18の
付勢に抗して支持脚16,16を支点にして夫々内方へ
揺動し、その後フック17が係止部21へ夫々係止す
る。よってバッテリケース1はハンドルハウジング21
へ装着されると共に、突出部4へ設けた電極端子板5,
6が端子金具23,23に把持されて電気的接続がなさ
れる(図2,4)。そしてバッテリケース1の取り外し
時には、図5のようにフックボタン12,12の指当て
部13,13に夫々指を当てて内方へ押し込めば、上記
装着時と逆にフック17,17と係止部21,21との
係止が外れてハンドルハウジング21からの取り外しが
可能となるが、ハンドルハウジング21への装着時のフ
ックボタン12,12は、指当て部13,13がハンド
ルハウジング21側へ近づくに従って下カバー2から遠
ざかる傾斜姿勢にあり、この角度を付与された指当て部
13を下カバー2の下側から把持して押し込む操作とな
るから、フックボタン12の指当て部13,13へ力を
加えやすく、小さな力でも簡単にフック17の取り外し
が行えることになる。言い換えれば、指当て部13,1
3へ確実に指先を当てる必要がなく、指の腹を添えるよ
うにしても押込み操作が簡単に行えることにもなるので
ある。更にここでは付勢手段として上記板バネ18の採
用により、簡単な折曲加工で外方への付勢力を容易に得
ることができ、その装着も切込のない他端部18aを枠
部9へ差し込むだけでがたつきなく行われるから、構成
を簡略化してコストを抑えることができる上、従来のよ
うに差し込み部分の下端を長くして折曲成形する等、板
バネを下カバーにがたつきなく保持させるための工夫が
不要になる。よって他端部18aを極力短くすることが
できることとなって弾性を得る折曲片20の位置を下カ
バー2の比較的下方側へ設定可能となり、フックボタン
12の位置、即ち指当て部13の位置を低くして、押込
み操作の操作性をより良好にすることができる。又特に
当接片19と折曲片20との2つの切片で弾性を得る構
成であるから、通常の1枚の板バネに比べて同じ外力で
倍の変位量が得られることになる。つまり小さくても必
要な付勢力が得られる構造であるから、板バネをコンパ
クトに成形でき、前述のフックボタン12の位置を低く
する意図により沿うものとなっているのである。
【0007】尚上記フックボタンの形状や外方への傾斜
角度は上記実施例に限定するものではなく、付勢手段も
板バネ以外にもコイルスプリング等他の手段を採用する
こともできる。
【0008】
【発明の効果】以上本発明によれば、フックボタンを傾
斜姿勢で設けたことで、その押込みが容易となり、バッ
テリケースの取り外し操作が良好な操作性で行える。又
付勢手段を前記板バネとすると、構成が簡単且つ低コス
トになる上、弾性を得る位置をバッテリケースの比較的
下方へ設定可能となってコンパクト化にも繋がる。よっ
てフックボタンの位置も低く設定でき、押込み操作がよ
り容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリケースの分解斜視図である。
【図2】バッテリケースのハンドルハウジングへの装着
状態を示す説明図である。
【図3】(A)下カバーへのフックボタンの装着状態を
示す説明図である。 (B)フックボタンを装着した枠部を裏側から見た説明
図である。
【図4】バッテリケースのハンドルハウジングへの装着
状態を示す説明図である。
【図5】バッテリケースをハンドルハウジングから取り
外す状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・バッテリケース、2・・下カバー、3・・上カバ
ー、8・・内壁、9・・枠部、10・・円弧状部、11
・・垂直部、12・・フックボタン、13・・指当て
部、14・・側縁部、15・・上端部、16・・支持
脚、17・・フック、18・・板バネ、21・・ハンド
ルハウジング、22・・係止部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−111853(JP,A) 特開 平4−363860(JP,A) 実開 平5−48214(JP,U) 実開 平4−29161(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池を内蔵したケースに、付勢手段に
    よって外方へ付勢され、電動工具のハウジングへの装着
    時には、前記ハウジングへ設けた係止部と係止してケー
    スとハウジングとを一体化させ、ハウジングからの取り
    外しの際には、押込み操作によって前記係止部から離脱
    するフックボタンを備えたバッテリケースであって、 前記フックボタンを、前記ハウジングの係止部への係止
    状態では、前記ハウジング側へ近づくに従って前記ケー
    スから遠ざかる傾斜姿勢となるように設けたことを特徴
    とするバッテリケース。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段を、スリットによって分離
    させた一端部を互い違いに折曲して弾性を付与され、他
    端部を前記ハウジングへの装着方向と逆方向へ向けて前
    記フックボタンと前記ケースに設けた内壁との間に介在
    される板バネとした請求項1に記載のバッテリケース。
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