JP2525183B2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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JP2525183B2
JP2525183B2 JP62127573A JP12757387A JP2525183B2 JP 2525183 B2 JP2525183 B2 JP 2525183B2 JP 62127573 A JP62127573 A JP 62127573A JP 12757387 A JP12757387 A JP 12757387A JP 2525183 B2 JP2525183 B2 JP 2525183B2
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case
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leaf springs
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啓好 高木
憲治 荻路
明猷 寺田
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Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリール押え板ばねを備えたテープカートリッ
ジに係り,この板ばねの取付位置に改良を加えたもので
ある。
〔従来の技術〕
本発明において,上ケース1aと下ケース1bとを蓋合わ
せ状にねじ等で締結してなる本体ケース1の内部左右
に,一組のテープリール7・7を可回転にかつ上下動自
在に収納配置し,かつ上ケース1aの上壁内面に各テープ
リール7・7の回転中心を上方から押圧付勢する左右一
対の板ばね10・10を片持ち状に固定することは、例えば
実開昭58−144675号公報等に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来一般には,上ケース1aの内面の中央部分に1枚の
板ばねの中央部を固定し,該板ばねの左右の両自由端部
が各テープリール7・7に弾圧する形態を採っている。
かかる汎用形態に比べて,上記のように上ケース1aの
内面に一対の板ばね10・10を分割配置することは,テー
プリールに対する板ばねの押圧力が上ケース1aの1個所
に集中せず二分されるため,高温雰囲気に置かれたとき
の上ケース1aの変形防止に有効である。
しかし,一対の板ばね10・10を分割配置する従来形態
の実際は,第4図に示すごとく各板ばね10の基端部10a
を上ケース1aの内面の左右端近い前後の中間部に位置さ
せて固定している。確かに上ケース1aの上壁9には第3
図に示すごとく左右端に横側壁11が直交状に連設されて
いるので,上壁9の前記板ばね固定部分は中央部分に比
べて強度を有するが,強度的にはなお不十分である。
更に,前述の板ばね10の反力は下ケース1bに対して上
ケース1aを離反させるように働く。しかるに,上下ケー
ス1a・1bは一般に四隅部近くでねじ等により締結される
ものであり,その左右横側壁の前後中間部ねじ締結箇所
が設定されていない。従って,従来形態では過酷な高温
雰囲気に長時間置かれたとき,依然として上下ケース1a
・1bの横側壁が前後中間部で浮き離れ状態になり,外観
を損なうばかりか,よって生じる遊隙を介してケース内
に塵埃の浸入を許すおそれがあった。
本発明は,かかる観点から上ケース1aの上壁内面に左
右一対のリール押え板ばね10・10の基端部10a・10aを分
割して支持固定する形態において,板ばね10の反力で上
ケース1aに変形が及ぶことを更に確実に防止することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上ケース1aの上壁9に注目すると,第3図に示すごと
く左右の各横側壁11と背面壁12とが三次元的につながる
左右の背面側隅部において強度が最も確保されている。
しかも,上ケース1aの左右の背面側隅部は,下ケース1b
とねじや超音波溶着などで締結される箇所でもあって,
上下ケース1a・1bが最も離反し難い部位のひとつであ
る。
そこで,本発明では第1図に示すごとく一対の各板ば
ね10の基端部10aが,上ケース1aの上壁内面の背面側左
右隅部であって下ケース1bとの締結箇所Pの直近位置に
それぞれ片持ち状にかしめ手段により固定されており,
各板ばね10の自由端部10bで各テープリール7を押圧付
勢するようしたものである。
〔発明の効果〕
上ケース1aの上壁9は背面側左右隅部が最も強度を有
し,かつ下ケース1bと締結される部位である。したがっ
て,各リール押え板ばね10の基端部10aを該上壁内面の
背面側左右隅部であって下ケース1bとの締結箇所Pの直
近に位置させて固定した本発明によれば,過酷な高温雰
囲気に置かれてもケース変形を生じ難く,締結後の上下
ケース1a・1b間の周側壁に隙間を生じるといった不具合
を確実に防止できる。しかも,各板ばね10のスパンを最
大限に稼げるので,デッキに装填されてテープリール7
が突き上がられた状態でも,板ばね10のばね圧すなわち
反力が上ケース1aに過大に作用することを可及的に防止
できることになり,この点でもケース変形の防止に有効
である。とくに、板ばね10の基板部10aは締結箇所Pに
あらず、該締結箇所Pの直近にかしめ手段により固定し
た。従って、締結箇所Pを利用して板ばね10の基端部10
aを固定する従来例(特開昭60−202584号公報)に比較
して組み立てに際し、上ケース1aに板ばね10をかしめ固
定した後、この上ケース1aを下ケース1bに被せるときに
板ばね10が上ケース1aから離脱するような不具合はなく
て組み立てをスムーズに進めることができる。しかも組
み立て後、仮に締結箇所Pが少しでもゆるむようなこと
が生じても、板ばね10はそれに影響されることなくテー
プリール7を押圧付勢する機能を発揮できて有利であ
る。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本発明に係るテープカートリッ
ジの実施例としてビデオ用を例示している。
図において,1は本体ケースであり,ほぼ半割りの上ケ
ース1aと下ケース1bとを蓋合わせ状にねじ結合してな
る。
第1図において,符号Pは上下ケース1a・1bを結合す
るねじ締結箇所を示しており,図では本体ケース1の背
面側の左右隅部を含む6点に設定されている。
第2図は各ねじ締結箇所Pの構造を示しており,下ケ
ース1bはねじ挿通孔2を有するボス3を,上ケース1aに
ねじ下孔4を有するボス5をそれぞれ対向状に設けてあ
り,ケース下方からタッピングねじ6を挿通孔2を介し
て挿通し,ねじ下孔4にねじ込んである。
本体ケース1の内部左右にテープ8が巻かれる一組の
テープリール7・7の可回転に収納配置してあり,テー
プ8は一方のリール7からケース前方の導出されて他方
のリール7に巻き取られる。
本体ケース1の内天面,すなわち上ケース1aの上壁9
の内面に左右一対の板ばね10・10が取り付けてあり,こ
の各板ばね10で左右の各テープリール7が下向きに押圧
付勢されている。
ここで注目すべきは,上ケース1aの上壁9の内面にお
いて,左右の横側壁11と背面壁12とがつながる背面側の
左右各隅部に,前記板ばね10の基端部10aが該当隅部に
設定せる前記ねじ締結箇所Pに可及的に近接する状態で
持ち状にそれぞれ固定されている点である。かくして,
各板ばね10の自由端部10bが左右の対応する各テープリ
ール7の回転中心に弾接している。
上ケース1aの上壁9の内面に対する各板ばね10の基端
部10aの固定手段は、該基端部10aに透孔を明ける一方、
前記上壁9の内面に突起を突設し、前記透孔に前記突起
を嵌合して該突起の突出頭部を超音波溶接でかしめたも
のとなっている。
しかるときは,各板ばね10の基端部10aが支持される
上ケース1aの左右の各背面側隅部に,板ばね10の反力に
よる変形が生じ難い。変形が生じたとしても極めて僅か
であり,上下ケース1a・1b間に遊隙が生じるまでには至
らず,機能上重要なケース前面側にまで変形が及ばな
い。
図示例の全容は以上のようになっているが,細部の構
造は適宜変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係るテープカートリッジ
の実施例を示しており, 第1図は概略平面図, 第2図は第1図のA−A線に沿う断面図, 第3図は要部の斜視図である。 第4図は従来例を示す概略平面図である。 1……本体ケース, 1a……上ケース, 1b……下ケース, 6……ねじ, 7……テープリール, 9……上ケースの上壁, 10……板ばね, 10a……板ばねの基端部, 10b……板ばねの自由端部, 11……上ケースの横側壁, 12……上ケースの背面壁, P……締結箇所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 明猷 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−202584(JP,A) 特開 昭61−192086(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケース1aと下ケース1bとを蓋合わせ状に
    ねじ等で締結してなる本体ケース1内に、左右一組のテ
    ープリール7・7と、これら各テープリール7・7を上
    方から押圧付勢する左右一対の板ばね10・10とをそれぞ
    れ備えているテープカートリッジにおいて、 各板ばね10・10の基端部10a・10aが、上ケース1aの上壁
    内面の背面側左右隅部における下ケース1bとの締結箇所
    P・Pの直近にそれぞれ片持ち状にかしめ手段により固
    定され、各板ばね10・10の自由端部10b・10bで各テープ
    リール7・7を押圧付勢するようにしたことを特徴とす
    るテープカートリッジ。
JP62127573A 1987-05-25 1987-05-25 テ−プカ−トリツジ Expired - Fee Related JP2525183B2 (ja)

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